JPH09131353A - 歯科治療用ハンドピース - Google Patents

歯科治療用ハンドピース

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Publication number
JPH09131353A
JPH09131353A JP29319695A JP29319695A JPH09131353A JP H09131353 A JPH09131353 A JP H09131353A JP 29319695 A JP29319695 A JP 29319695A JP 29319695 A JP29319695 A JP 29319695A JP H09131353 A JPH09131353 A JP H09131353A
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JP
Japan
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handpiece
lamp
electrode
dental
dental treatment
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Application number
JP29319695A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sudo
博 須藤
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
Original Assignee
Morita Tokyo Manufacturing Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オートクレーブ処理に対し耐久性のある照明用
ランプユニットと、交換を容易に行うことができる電極
リング及び嵌合筒等を装着した照明付き歯科治療用ハン
ドピースの提供。 【解決手段】ハンドピースの先端から照明光が照射され
る照明付き歯科治療用ハンドピースにおいて、先端に照
明口を有するハンドピースの上部とハンドピースの下部
との間に、前記ハンドピースの上部と下部とを嵌合連結
するための嵌合筒と、その嵌合筒の基部に装着された照
明用ランプに給電するための電極用リングと、その電極
用リングの外周に装着された照明用ランプユニットを備
えたランプホルダーとを装着させてなり、かつ前記嵌合
筒、電極用リング及び照明用ランプユニットを備えたラ
ンプホルダーを、歯科用オートクレーブ処理の繰り返し
に対し耐久性を有するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯科治療用ハンドピ
ースに係わり、特に歯科用オートクレーブ処理に対し耐
久性を有し、かつメンテナンスが容易である照明付きハ
ンドピースに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
歯科治療用の照明付きのハンドピースにおいては、施術
後オートクレーブ処理による滅菌消毒を行うことが望ま
しいが、前記ハンドピースに装着される照明用のランプ
がオートクレーブ処理に対し耐久性を有していないため
実施されなかった。また、消耗品である電極用リングは
通常モーター側に固定されており分解交換が困難であっ
た。さらにランプホルダー、嵌合筒の分解も困難であっ
た。従って本発明は、上記の課題を、オートクレーブ処
理に対し耐久性のある照明用ランプユニットと、交換を
容易に行うことができる電極リング及び嵌合筒等を装着
した照明付きハンドピースを開発することにより解決し
ようとするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
(1)ハンドピースの先端から照明光が照射される照明
付き歯科治療用ハンドピースにおいて、先端に照明口を
有するハンドピースの上部とハンドピースの下部との間
に、前記ハンドピースの上部と下部とを嵌合連結するた
めの嵌合筒と、その嵌合筒の基部に装着された照明用ラ
ンプに給電するための電極用リングと、その電極用リン
グの外周に装着された照明用ランプユニットを備えたラ
ンプホルダーとを装着させてなり、かつ前記嵌合筒、電
極用リング及び照明用ランプユニットを備えたランプホ
ルダーを、歯科用オートクレーブ処理の繰り返しに対し
耐久性を有するものとしたことを特徴とする歯科治療用
ハンドピース。 (2)ハンドピースのモーターが電気式であることを特
徴とする1項に記載の歯科治療用ハンドピース。 (3)ハンドピースの先端に、水の噴出口を備えてなる
ことを特徴とする1項及び2に記載の歯科治療用ハンド
ピース。 (4)ハンドピースの先端に、水の噴出口及び空気の噴
出口を備えてなることを特徴とする1項及び2に記載の
歯科治療用ハンドピース。 (5)電極用リングが、嵌合筒に対して着脱可能である
ことを特徴とする1項ないし4のいずれかに記載の歯科
治療用ハンドピース。 (6)嵌合筒が、ハンドピースの下部に対し着脱可能で
あることを特徴とする1項ないし5のいずれかに記載の
歯科治療用ハンドピース。 (7)ランプホルダーが、嵌合筒に対し着脱可能である
ことを特徴とする1項ないし6のいずれかに記載の歯科
治療用ハンドピース。 (8)ランプホルダーが、耐熱性合成樹脂製のものであ
り、着脱可能な照明用ランプユニットと、ランプの電極
に接触しかつ電極用リングに摺動する板バネ摺動子と、
ランプの冷却とランプユニットの押さえを兼用するリン
グ状の金属帯とを備えてなり、歯科用オートクレーブ処
理の繰り返しに対し耐久性を有することを特徴とする7
項に記載の歯科治療用ハンドピース。 (9)照明用ランプユニットが、円筒形のケースの中に
ランプを先端の照光部分が露出するようして収納し、前
記ケースとランプ及び導線の間隙に耐熱性、耐水性の充
填材を緻密に充填してなり、歯科用オートクレーブ処理
の繰り返しに対し耐久性を有することを特徴とする8項
に記載の歯科治療用ハンドピース。 (10)照明用ランプユニットが、円筒形ケースの後端
に、電極ピンの貫通孔を有する絶縁薄肉蓋が設けられ、
その電極ピンはランプ導線後部が金属管の中に挿通さ
れ、かつその前端及び後端又は全体がハンダ付けあるい
は溶接等により封止されたものであることを特徴とする
8項に記載の歯科治療用ハンドピース。 (11)充填材が、絶縁性無機材料であることを特徴と
する9項に記載の歯科治療用ハンドピース。 (12)充填材が、絶縁性合成樹脂であることを特徴と
する9項に記載の歯科治療用ハンドピース。 (13)充填材が11項に記載の絶縁性無機材料及び1
2項に記載の絶縁性合成樹脂の混合体であることを特徴
とする9項に記載の歯科治療用ハンドピース。
【0004】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は、歯科治療用マイクロモータ
ーハンドピースを切り離した状態の外観図で(イ)図は
ハンドピースの下部と、そのハンドピースの下部に嵌着
した嵌合筒と、嵌合筒基部に嵌合わせたランプホルダー
を示し、(ロ)図は嵌合筒が嵌入されるハンドピースの
上部を示し(ハ)図はランプホルダー部分のケースを示
す。図1において、1はハンドピースの上部、2はハン
ドピースの下部、3は嵌合筒、6はランプホルダー、7
はランプユニット、8は電極ピン、9は板バネ摺動子、
10は金属帯、12はケース、13は照明口、15は押
圧凸部、18は通風間隙、40は水噴出口、41は空気
噴出口を示す。図2はハンドピースの下部及び嵌合筒
と、ランプホルダーの切り離し図である。図2におい
て、4はガイド筒、5は電極用リングを示す。図3は、
ハンドピースの下部と、嵌合筒と、電極リングの切り離
し図で、また、(A)図はハンドピースの下部2のA方
向一部断面平面図、(B)図は嵌合筒の嵌着部14のB
−B′方向一部断面平面図、(C)図は電極リング5の
C方向平面図である。図3において、14は嵌着部、1
6はモーター側の電極断面、33はOリング、36はモ
ーター側電極絶縁カラーの断面である。また、42は電
極リング止めネジ孔、42′は電極リングの嵌着部止め
孔、43は嵌着部止めネジ孔、43′は嵌着部の下部止
め孔で、50は空気用パイプ断面、54は水用パイプの
断面、65は電極を示す。図4は、図1(イ)図の上面
図及び側面図で、図4ー1は図1(イ)図の上面図、図
4−2は図4ー1の側面図である。図4−2においてO
は、嵌合筒3の中心線を示す。20はシートリング、7
3は着脱ドライバー挿入孔蓋、81は嵌合凹部、91は
上部抜け止リングである。図5は、図4−2図のXーX
方向断面図で、図5において、18は通風間隙、21は
モーターシャフト、22はクラッチ、23はスプリング
ピン、24はマグネット、25はフィールドコア、26
はコイル、27は軸受けスリーブ、28はバランスウエ
イト、29は駆動用マグネット、30は軸側スリーブ、
31はワッシャー、32はバッファー材、33はOリン
グ、35は下部ケースネジ部、71は送風路、72は着
脱ドライバー挿入孔、73は前記着脱ドライバー挿入孔
蓋、90はシュリンクリングを示す。図6は、図4ー2
のO−V方向断面図で、図5のランプユニットの電極ピ
ンと電極リングの電極とに接触する板バネ摺動子9の取
り付け構造を示す。図6において67は板バネ止め、6
8は止めネジを示す。図7は、図4ー2のO−W方向断
面図で、図5における電極リング側の接続ピンとモータ
ー側電極との接続の構造を示す。図7において16はモ
ーター側電極、17は電極リング接続ピン、19は螺旋
バネ、36はモーター側電極絶縁カラー、37はモータ
ー側リード線、60は嵌合筒側電極絶縁カラー、61は
嵌合筒側リード線、65は電極、66は電極ハンダ付け
を示す。図8は、図4−1におけるランプホルダーの構
造図で、図において、8−1は左側面図、図8−2は上
面図、図8−3は右側面図である。また、80はシート
リング取り付け孔、81は嵌合凹部を示す。図9は、図
3に示す電極リングの構造図で、図9−1は正面図、図
9−2は平面図、図9−3は底面図で、図9−4は図9
−2をZ−Z方向に見た電極部分の断面図である。図1
0は、図4−2のY−Y方向の断面図でランプホルダー
6を前後させて、電極に電源をON、OFFさせるシー
トリング機構を示す。図10において20はシートリン
グ、70はシートリング螺旋バネを示す。図11は、ハ
ンドピースの先端から噴出される専用の空気路、水路の
配置図で、図11−1は平面図、図11−2は図11−
1をM−0−M方向に見た断面図である。図において、
50は空気用パイプ、51は空気用管路、52は空気吐
出口、53は空気パイプ保護チューブ、54は水用パイ
プ、55はパイプ用Oリング、56は盲部、57は水用
管路、58は水吐出口、59は水パイプ保護チューブで
ある。図12は、本発明のランプユニット底面図とその
断面図で図13は、従来のランプユニットの底面図とそ
の断面図である。図12において、121はガラス球照
光部分、122はガラス球、123はランプケース、1
24は充填材、125及び126は導線、127及び1
28は電極管、129は絶縁薄肉蓋、130はフィラメ
ント、131は封入ガス、132はハンダ付、、133
は電極ピン、134は溶接、135はランプ本体を示
し、図13において、101はガラス球照光部分、10
2はガラス球、103はランプケース、104は接着
剤、105および106は導線、107は絶縁スリー
ブ、108は電極ピン、109はフィラメント、110
は封入ガス、111はランプ本体を示す。
【0005】以下図に基づき構造と作用を詳述する。図
1は、歯科治療用マイクロモーターハンドピースの各部
を切り離した状態の外観図で(イ)図に示すハンドピー
スの下部2と、そのハンドピースの下部に嵌着した嵌合
筒3と、嵌合筒基部に嵌合わせたランプホルダー6と、
(ロ)図に示す先端に照明口13と水噴出口40及び空
気噴出口41を有し、嵌合筒3が嵌入されるハンドピー
スの上部1と、(ハ)図に示すランプホルダー6の部分
のケース12とは、それぞれ切り離すことができる。先
ず、ハンドピースの上部1とハンドピース下部2とを嵌
め合わせるには、前記嵌合筒3を、ハンドピースの上部
1に対し回動させながら押圧し、ハンドピース下部2に
嵌着されているランプホルダー6のハンドピースの上部
でランプユニット7の背面側にある嵌合凹部81に、ハ
ンドピースの上部1の押圧凸部15を一致させると、ハ
ンドピース下部2の方向に押されて移動し、後述するシ
ートリング20のシートリングバネ70ガ圧縮された状
態で嵌合わされる。上記の移動によってランプユニット
7の電極ピン8の接触子と摺動子が一体になった板バネ
摺動子9も移動し、図2及び図3に示す電極用リング5
に設けられている電極65に接触しランプユニット7が
点灯する。また、前記のハンドピースの上部1とハンド
ピース下部2とが嵌合されると、ハンドピースの上部1
及びランプホルダー6はハンドピース下部2に対して回
動する。なお、上記嵌め合わせの際、回動押圧しても、
押圧凸部15とランプホルダー6の前記嵌合凹部81が
一致しなければ、ハンドピースの下部2とハンドピース
の上部1は緩く一体にはなるが、ランプホルダー6はハ
ンドピースの下部2の方向に移動せず、板バネ摺動子9
は電極用リング5の電極65中間に位置し電極に接触し
ない。また、この状態ではランプユニット7は点灯しな
いので、施術者がハンドピースの使用を一時中止する際
にも使用される。
【0006】図2はハンドピースの下部2と、嵌合筒3
と、ランプホルダー6の関連を示し、図3はハンドピー
スの下部2と、嵌合筒3と、電極用リング5の関連を示
す。まず、図3において、嵌合筒3を電極リング5に挿
通した後、図2のように嵌着部14にネジ止めされる。
この作用を以下に詳述する。図3の(A)図はハンドピ
ースの下部2のA方向一部断面平面図、(B)図は嵌合
筒の嵌着部14のB−B′方向一部断面平面図、(C)
図は電極リング5のC方向平面図である。、図において
(C)図の電極リング止めネジ孔42と、(B)図の嵌
着部ハンドピース下部止めネジ42′を合わせてネジ止
めする。次に嵌着部14をハンドピ−スの下部2に挿通
し(B)図の嵌着部止めネジ孔43と、(A)図の嵌着
部ハンドピース下部止め孔43′とを合わせてネジで止
めて嵌着する。この状態を前記図1の(イ)図に示す。
また、嵌着した後、後述する図5に示すごとくランプホ
ルダー6はシュリンクリング90により嵌合筒3より抜
け止めされる。上記の構造によって、電極用リング5の
電極65が摩耗したときは容易に切り離し交換すること
ができ、また、ランプホルダー6も容易に着脱すること
ができる。図4は図1(イ)図の構造外観図で、図4ー
1は図1(イ)図の上面図、図4ー2は図4−1の側面
図である。なお、図4−2において、Oは、嵌合筒3の
中心線を示し、後述するX,Y,V,Wの各方向断面切
り口の矢視線が記入されている。図5は前記図4ー2に
おけるX−X方向の断面図で、ランプホルダー6及びハ
ンドピースの下部2内のマイクロモーター先端部の構造
を示す。図において、マイクロモーター及びシャフトを
浮かすための加圧された空気は、ハンドピースの下部2
の後端より送られる。この送風の一部を使用したランプ
ユニット7を空冷する風は、送風路71を通り通風間隙
18から送出され、空冷用の金属帯10を介してランプ
ユニット7を空冷する。図5下方の72及び73は、嵌
合筒3を前記ハンドピース下部2に嵌着した後止めるネ
ジを、付け外しするための着脱ドライバー挿入孔であ
る。また、モーター部分は、モーターシャフト21の先
端部に同クラッチ22、同スプリングピン23と、シャ
フト21の後部に、マグネット24、フィールドコア2
5、コイル26、軸受スリーブ27、バランスウエイト
28、駆動用マグネット29、軸側スリーブ30、ワッ
シャー31、バッフアー材32等により構成されてい
る。そして、前記図1に示したケース12をねじって止
めるハンドピース下部ケースネジ部35があり、91は
ハンドピースの上部1の抜け止リングである。図6は、
前記図4−2の側面図のO−V方向の矢視断面図を示
し、前記図5上方のランプユニット7の板バネ摺動子9
周辺の構造図である。図6において、板バネ摺動子9
は、板バネ止め67とバネの止めネジ68をによってラ
ンプホルダー6に止められている。図視の状態は、板バ
ネ摺動子9は電極65の中間に位置しており、ランプが
点灯しない場合である。図7は、前記前記図4−2のO
−W方向断面図で、電極65にハンダ付66されたリー
ド線61が、電極リング接続ピン17の中に接続された
後、さらに、同ピン17が絶縁カラー60に挿着された
状態で、電極リング5の半鍔状の部分の挿入孔に装着さ
れている状態を示し、また、電極リング接続ピン17
は、モーター側電極16に固着された螺旋バネ19の内
側に挿入されることにより、螺旋バネ19を介してモー
ター側電極16に接続される。さらに、モーター側電極
16は、モーター側電極絶縁カラー36に挿着された状
態でモーター側に装着され、モーター側リード線37を
介してランプの電源に接続されている。従って、上記螺
旋バネ19の挿入部分で、ランプホルダー6を装着した
嵌合筒6とモーターを内蔵するハンドピースの下部2と
を、切り離し着脱することができる。図8は、ランプホ
ルダー6の構造図である。図において装着されているラ
ンプユニット7は、後述するように歯科用オートクレー
ブ処理の繰り返しに対し耐久性を有している。このラン
プユニット7は、図8−2及び図8−3に示すように耐
熱性合成樹脂のランプホルダー6と板バネ摺動子9との
間に、ランプ本体31の電極ピン8を横にして嵌込むよ
うになっており、着脱自在である。そして、前記板バネ
摺動子9の後端は前記電極用リング5に摺動するように
なっている。また、上記ランプユニット7は、通風隙間
18からの送風による冷却と押さえ兼用の金属帯10
(図4−1に示す)によって、通常ランプホルダー6に
固定されている。この金属帯10は、リング状の一部を
カットしたバネ材で作られておりかつ、ランプホルダー
6に対し回動するので、ランプユニット7を交換すると
きは、金属帯10を回動させて、上記のリング状の一部
がカットされた間隙からあるいは、金属帯10を取り外
して、容易に交換することができる。そして、ランプホ
ルダー6内に使用されているバネその他の金属には防食
メッキが施されており、蒸気滅菌に対して耐久性を有し
ている。なお、図8は金属帯10を取り外した状態を示
す。図9は、図7によって前述した電極リング5の構造
図で、図において、図9−4は図9−2をZ−Z−方向
に見た電極部分の断面図である。図10は、図4−2の
Y−Y方向の断面図でランプホルダー6を前後させて、
電極に電源をON、OFFさせるシートリング機構を示
す。ハンドピースの下部2に装着されたランプホルダー
6をハンドピースの上部1により押圧すると、図におい
てシートリング螺旋バネ70は、ハンドピース下部2側
に押され圧縮されながらシートリング20を押して、ラ
ンプホルダー6の後端はハンドピース下部2に達して止
まる。この状態はハンドピースの上部1とハンドピース
下部2が嵌合されたランプONの状態であるが、上記の
シートリング螺旋バネ70の復元力が働いているので、
前述したように施術者がランプを消灯すべくハンドピー
スの上部1を少しハンドピースの下部2に対し引っ張っ
て、ランプホルダー6上端の嵌合凹部81とハンドピー
スの上部1の押圧凸部15との嵌合わせを解除すると、
ランプホルダー6はハンドピースの上部1側に移動し、
電極に対し摺動子の位置が変わってランプは0FFにな
る。図11は、ハンドピース先端より噴出される専用の
空気路、水路の配置図で、平面図11−1及び図11−
1をM−0−M方向に見た断面図を図11−2に示す。
図において、空気は、ハンドピースの下部2内の空気用
パイプ50と空気用管路51を通り空気吐出口52より
吐出され、ハンドピースの上部1の空気路(図示せず)
を通って先端の空気噴出口41から噴出される。そして
水は、水用パイプ54と水用管路57を通り水吐出口5
8より吐出され、ハンドピースの上部1の水路(図示せ
ず)を通って先端の水噴出口40から噴出される。な
お、空気パイプ保護チューブ53、パイプ用Oリング5
5、盲部56、水パイプ保護チューブ59を周辺に有す
る。
【0007】次に、図13に基づいて前記ランプユニッ
トにおける従来のランプの構造例を詳述する。図におい
て、ガラス球照光部分101、ガラス球102、導線1
05、106、フィラメント109、及び封入ガス11
0、から構成されるランプ本体111が、金属成型の底
面付き円筒形のランプケース103の中に、ガラス球照
光部分101が露出するようにして収納されている。前
記ランプケース103の底面の肉厚部分中央の嵌挿孔に
は、絶縁スリーブ107が挿着されており、その絶縁ス
リーブ107の内側に導設された導線106と、絶縁ス
リーブ107の外側に導設された他の一本の導線105
が、前記スリーブ107の中に圧入された一本のT字型
をした太いピン状の電極ピン108によって、導線10
6は電極ピン108と接触しており、他の導線105は
ランプケース103に接触している。また、ガラス球照
光部分101はランプケース103の外に露出してお
り、その露出部分がランプケース103と接する周縁部
分は単にランプ本体111を固定する目的で少量の接着
剤104で止めてある。しかし、上記のような構造であ
るため、施術後歯科ハンドピースをオートクレーブ処理
により滅菌消毒を行う際に、周知のようにオートクレー
ブ処理は、例えば高気圧:2気圧、高温度:132°
C、高湿度:水蒸気100%、長時間:5分以上の条件
の下で実施されるので、水蒸気が、前記ランプユニット
111の電極ピン108と絶縁スリーブ107の隙間ま
たは、ランプケース103と絶縁スリーブ107の隙
間、あるいはランプ本体111の先端の照光部分101
がランプケース103と接着剤104を介して接する周
縁接着部分よりランプユニット内に侵入し、ランプのガ
ラス球102との境界にある導線105の付根の部分を
主として導線105が腐蝕され、その結果、ガラス球1
02の内部にも水蒸気が侵入してランプ本体111が次
第に白濁状を呈し、終いにはフィラメント109が変色
し断線するに至り、ランプ本体111の寿命を短くして
いた。また、ランプユニットの大きさについては、例で
は、電極が、絶縁スリーブ107と電極ピン108の間
及び絶縁スリーブ107とランプケース103の間にそ
れぞれランプの導線105を挟み込んでなる構造であ
り、導線105を接触通電させるための絶対長を必要と
し、その部分が長くなっていた。従って、ランプユニッ
トの小形化は困難であり、ランプを装着したハンドピー
ス自体の小型化を図ることの障害となっていた。
【0008】続いて、図12に基づいて本発明のランプ
ユニットの構造を詳述する。ガラス球照光部分121、
ガラス球122、導線125、126、フィラメント1
30、及び封入ガス131から構成されるランプ本体1
35が、金属製円筒型のランプケース123の中に、ラ
ンプ本体135のガラス球照光部分121が露出するよ
うにして収納されており、前記ランプケース123とラ
ンプ本体135との間隙には充填材124が充填されて
いる。さらに、円筒形のランプケース123の後端にラ
ンプ導線貫通孔を有する絶縁薄肉蓋129が設けられて
おり、電極用の金属管127及び128の中に導線12
5及び126がそれぞれ挿通されかつその前端及び後端
又は全体がハンダ付け132あるいは溶接134等によ
り封止されてなる電極ピン133が、前記絶縁薄肉蓋1
29の導線貫通孔に挿着されている。そして、前記絶縁
薄肉蓋129によりランプケース123の底面を閉じる
ことにより、電極ピン133の付根及びランプ本体13
5は前記充填材124によって全体に封止され、外気
と、ランプケース123内のガラス球122の照光部分
111を除いたランプ本体135とは遮断されている。
従って、前記オートクレーブ処理を繰り返しても蒸気が
ランプ内に侵入することを防止でき、耐久性を有してい
る。また、電極ピン133は、絶縁薄肉蓋129の導線
貫通孔への挿着と充填材により固定されるため、特に電
極ピン133を圧入するための受けの部分、即ちランプ
ケース123の底面に従来例(図12)のごときランプ
ケース底部の肉厚部分等を必要とせず、その分ランプ全
体の長さが縮小されている。なお、上記従来及び本発明
のランプ本体111及びランプ本体135は同一構造の
ものとする。また、電極用の金属管127及び128は
後端鍔付き状のものでもよい。なお、ランプは通常ハロ
ゲンランプ等が採用される。さらに、前述した充填材1
24としては下記のごときものが挙げられる。絶縁性無
機材料としては、アルミナゲル、シリカゲル等の無機材
料を乾燥硬化して得られた固体状の乾燥ゲル、アルミナ
微粉末、シリカ微粉末、ジルコニア微粉末、窒化アルミ
ニウム微粉末等のセラミック微粉末、ガラス粉末等があ
り、絶縁性合成樹脂としては、耐熱性のポリカーボネー
ト、フッソ系樹脂等がある。また、これら絶縁性無機材
料及び絶縁性合成樹脂を混合して用いる事もできる。な
お、充填剤は、ガラス球122とランプケース123と
の空隙部に流動性の充填材料を充填した後、乾燥、重合
等により硬化して緻密な充填剤とすることが好ましい。
また、各種微粉末に接着剤を添加混合したものを充填し
た後、接着剤を硬化させることにより充填剤を緻密に固
化させることも好ましい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明の歯科治療用
ハンドピースによれば下記の効果が発揮される。 1、ランプユニットが、歯科用オートクレーブ処理の繰
り返しに対し耐久性を有し、オートクレーブ処理が可能
となった。即ち、ランプ及びランプの導線が、充填材に
よって外気から遮断される構造としたことによって、本
発明の歯科ハンドピース用ランプユニットを滅菌消毒の
ために歯科オートクレーブ処理を行う場合その処理の繰
り返しに対し、優れた耐久性を有し、ランプの寿命を大
幅に長くすることができた。また、ランプユニットが、
導線の後部において金属管の中に導線を挿入しそれらの
間をハンダ付または溶接によって封止した電極ピンを備
えたものにあっては、導線の外気との遮断がより完全に
行われ、上記歯科オートクレーブ処理を行う場合その処
理の繰り返しに対し、優れた耐久性を有し、ランプの寿
命を上記よりさらに長くすることができた。 2、上記によって、歯科治療用照明付きハンドピース全
体をオートクレーブ処理することが可能となり、歯科医
療の現場において、患者の口腔内に生息する細菌、ウィ
ルス等が医療器具を介して他の患者に感染するというよ
うな事態を未然に防止することができる。 3、前記のランプユニットにおいて、外部電源との接触
部を、ランプケースの絶縁薄肉蓋と充填材により固定し
た2本の電極ピンとしたものにあっては、ランプケース
の長さを大幅に短縮、例えば、従来比30%短縮でき、
小形化することができた。その結果ランプを装着するラ
ンプホルダー及びそのランプホルダーを装着した歯科ハ
ンドピース自体の小形化を図ることが可能となった。 4、歯科治療用ハンドピースにおいて、消耗品である電
極リングを着脱可能にしたため、新品との交換を短時間
で行うことができ、メンテナンスを容易に行うことがで
きる。 5、嵌合筒を、ハンドピースの下部に対し着脱可能とし
たため、その内側に装着されている電極リングの交換及
び嵌合筒自体の保守交換を容易に行うことができる。 6、ランプホルダーを、嵌合筒に対し着脱可能としたた
め、ランプホルダーの保守交換を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】歯科治療用マイクロモーターハンドピースを切
り離した外観図
【図2】ハンドピースの下部及び嵌合筒と、ランプホル
ダーを切り離した外観図
【図3】ハンドピースの下部と、嵌合筒と、電極リング
をそれぞれ切り離した構造図
【図4】図1(イ)図の上面図と側面図
【図5】図4−2のX−X方向断面図でランプホルダ
ー、マイクロモーター先端部の構造図
【図6】図4−2のO−V方向断面図で、ランプユニッ
ト用板バネ摺動子構造図
【図7】図4−2のO−W方向断面図で、電極間接続図
【図8】ランプホルダー構造図
【図9】電極リング構造図
【図10】図4−2のY−Y方向断面図でシートリング
機構図
【図11】ハンドピース先端噴出専用の空気路、水路の
配置図
【図12】本発明のランプユニット底面図とその断面図
【図13】従来のランプユニットの底面図とその断面図
【符号の説明】
1:ハンドピースの上部 2:ハンド
ピースの下部 3:嵌合筒 4:ガイド
筒 5:電極用リング 6:ランプ
ホルダー 7:ランプユニット 8:電極ピ
ン 9:板バネ摺動子 10:金属帯 12:ケース 13:照明口 14:嵌着部 15:押圧凸
部 16:モーター側電極 17:電極リ
ング接続ピン 18:通風間隙 19:螺旋バ
ネ 20:シートリング 21:モータ
ーシャフト 22:クラッチ 23:スプリ
ングピン 24:マグネット 25:フィー
ルドコア 26:コイル 27:軸受け
スリーブ 28:バランスウエイト 29:駆動用
マグネット 30:軸側スリーブ 31:ワッシ
ャー 32:バッフアー材 33:Oリン
グ 35:ハンドピース下部ケースネジ部 36:モータ
ー側電極絶縁カラー 37:モーター側リード線 40:水噴出
口 41:空気噴出口 42:電極リ
ング止めネジ孔 42′:電極リングの嵌着部止孔 43:嵌着部
止めネジ孔 43′:嵌合部のハンドピース下部止め孔50:空気用
パイプ 51:空気用管路 52:空気吐
出口 53:空気パイプ保護チューブ 54:水用パ
イプ 55:パイプ用Oリング 56:盲部 57:水用管路 58:水吐出
口 59:水パイプ保護チューブ 60:嵌合側
電極絶縁カラー 61:リード線 65:電極 66:電極ハンダ付け 67:板バネ
止 68:止めネジ 70:シート
リング螺旋バネ 71:送風路 72:着脱ド
ライバー挿入孔 73:着脱ドライバー挿入孔蓋 80:シート
リング取り付け孔 81:嵌合凹部 90:シュリ
ンクリング 91:ハンドピースの上部抜け止めリング101:ガラ
ス球照光部分 102:ガラス球 103:ラン
プケース 104:接着剤 105:導線 106:導線 107:絶縁
スリーブ 108:電極ピン 109:フィ
ラメント 110:封入ガス 111:ラン
プ本体 121:ガラス球照光部分 122:ガラ
ス球 123:ランプケース 124:充填
材 125:導線 126:導線 127:金属管 128:金属
管 129:絶縁薄肉蓋 130:フィ
ラメント 131:封入ガス 132:ハン
ダ付け 133:電極ピン 134:溶接 135:ランプ本体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドピースの先端から照明光が照射され
    る照明付き歯科治療用ハンドピースにおいて、先端に照
    明口を有するハンドピースの上部とハンドピースの下部
    との間に、前記ハンドピースの上部と下部とを嵌合連結
    するための嵌合筒と、その嵌合筒の基部に装着された照
    明用ランプに給電するための電極用リングと、その電極
    用リングの外周に装着された照明用ランプユニットを備
    えたランプホルダーとを装着させてなり、かつ前記嵌合
    筒、電極用リング及び照明用ランプユニットを備えたラ
    ンプホルダーを、歯科用オートクレーブ処理の繰り返し
    に対し耐久性を有するものとしたことを特徴とする歯科
    治療用ハンドピース。
  2. 【請求項2】ハンドピースのモーターが電気式であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の歯科治療用ハンドピー
    ス。
  3. 【請求項3】ハンドピースの先端に、水の噴出口を備え
    てなることを特徴とする請求項1及び2に記載の歯科治
    療用ハンドピース。
  4. 【請求項4】ハンドピースの先端に、水の噴出口及び空
    気の噴出口を備えてなることを特徴とする請求項1及び
    2に記載の歯科治療用ハンドピース。
  5. 【請求項5】電極用リングが、嵌合筒に対して着脱可能
    であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の歯科治療用ハンドピース。
  6. 【請求項6】嵌合筒が、ハンドピースの下部に対し着脱
    可能であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の歯科治療用ハンドピース。
  7. 【請求項7】ランプホルダーが、嵌合筒に対し着脱可能
    であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の歯科治療用ハンドピース。
  8. 【請求項8】ランプホルダーが、耐熱性合成樹脂製のも
    のであり、着脱可能な照明用ランプユニットと、ランプ
    の電極に接触しかつ電極用リングに摺動する板バネ摺動
    子と、ランプの冷却とランプユニットの押さえを兼用す
    るリング状の金属帯とを備えてなり、歯科用オートクレ
    ーブ処理の繰り返しに対し耐久性を有することを特徴と
    する請求項7に記載の歯科治療用ハンドピース。
  9. 【請求項9】照明用ランプユニットが、円筒形のケース
    の中にランプを先端の照光部分が露出するようして収納
    し、前記ケースとランプ及び導線の間隙に耐熱性、耐水
    性の充填材を緻密に充填してなり、歯科用オートクレー
    ブ処理の繰り返しに対し耐久性を有することを特徴とす
    る請求項8に記載の歯科治療用ハンドピース。
  10. 【請求項10】照明用ランプユニットが、円筒形ケース
    の後端に、電極ピンの貫通孔を有する絶縁薄肉蓋が設け
    られ、その電極ピンはランプ導線後部が金属管の中に挿
    通され、かつその前端及び後端又は全体がハンダ付けあ
    るいは溶接等により封止されたものであることを特徴と
    する請求項8に記載の歯科治療用ハンドピース。
  11. 【請求項11】充填材が、絶縁性無機材料であることを
    特徴とする請求項9に記載の歯科治療用ハンドピース。
  12. 【請求項12】充填材が、絶縁性合成樹脂であることを
    特徴とする請求項9に記載の歯科治療用ハンドピース。
  13. 【請求項13】充填材が請求項11に記載の絶縁性無機
    材料及び請求項12に記載の絶縁性合成樹脂の混合体で
    あることを特徴とする請求項9に記載の歯科治療用ハン
    ドピース。
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