JPH09130978A - 非常用電源装置 - Google Patents
非常用電源装置Info
- Publication number
- JPH09130978A JPH09130978A JP7281215A JP28121595A JPH09130978A JP H09130978 A JPH09130978 A JP H09130978A JP 7281215 A JP7281215 A JP 7281215A JP 28121595 A JP28121595 A JP 28121595A JP H09130978 A JPH09130978 A JP H09130978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power
- emergency power
- emergency
- synchronization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非常用発電装置は、送電系統や所内系統の事
故で停電した場合、始動指令を与えてから電圧確立まで
の時間を消防法で４０秒以内と規定されている。非常用
負荷容量が大きいと、１台の大容量の発電装置で供給す
ると始動時間が遅れるので、小又は中容量の発電装置を
複数台設置して、短時間で始動することが行われる。こ
の場合、同期時間をいかに短縮するかが課題となってい
る。 【解決手段】 同期化装置を各発電装置に設け、基準機
を基準に同期操作を行い、基準機との電圧差△Ｖ，周波
数差△ｆ，位相差△φを検出し、設定電圧差ＳV，設定
周波数差Ｓf，設定位相差Ｓφとを同時に比較し、夫々
設定された差内になったとき、同期投入指令部５から遮
断器の投入指令を出す。
故で停電した場合、始動指令を与えてから電圧確立まで
の時間を消防法で４０秒以内と規定されている。非常用
負荷容量が大きいと、１台の大容量の発電装置で供給す
ると始動時間が遅れるので、小又は中容量の発電装置を
複数台設置して、短時間で始動することが行われる。こ
の場合、同期時間をいかに短縮するかが課題となってい
る。 【解決手段】 同期化装置を各発電装置に設け、基準機
を基準に同期操作を行い、基準機との電圧差△Ｖ，周波
数差△ｆ，位相差△φを検出し、設定電圧差ＳV，設定
周波数差Ｓf，設定位相差Ｓφとを同時に比較し、夫々
設定された差内になったとき、同期投入指令部５から遮
断器の投入指令を出す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は非常用電源装置に関
し、特に、非常時に複数台の発電装置を短時間で並列運
転して大容量負荷に電力を供給する電源装置に関する。
し、特に、非常時に複数台の発電装置を短時間で並列運
転して大容量負荷に電力を供給する電源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ビル施設用等の非常用電源装置で、大容
量の発電装置を設置する場合、ガスタービンは汽力装置
に比べて構造が簡単で重量が軽く、冷却装置等の補機が
少なく、また、始動，停止が容易なため自動化に適し、
更に、建設期間も短い等の理由により、非常用発電装置
の原動機として多く使用されている。
量の発電装置を設置する場合、ガスタービンは汽力装置
に比べて構造が簡単で重量が軽く、冷却装置等の補機が
少なく、また、始動，停止が容易なため自動化に適し、
更に、建設期間も短い等の理由により、非常用発電装置
の原動機として多く使用されている。
【０００３】一方、防災用負荷に使用する非常用発電装
置は、始動指令を与えてから電圧確立までの時間が消防
法によって４０秒以内と規定されているが、ガスタービ
ン発電機の場合、大容量となると時間がかかり、始動指
令から電圧確立までに４０秒で可能な容量は５０００〜
６０００ＫＶＡが限界である。
置は、始動指令を与えてから電圧確立までの時間が消防
法によって４０秒以内と規定されているが、ガスタービ
ン発電機の場合、大容量となると時間がかかり、始動指
令から電圧確立までに４０秒で可能な容量は５０００〜
６０００ＫＶＡが限界である。
【０００４】近年、計算センターなどのコンピュータ用
の電力容量は増大し、大きな非常用電力を必要とするよ
うになってきたが、始動時間がネックとなり単機の発電
装置によって供給することはできない。そこで、複数台
の小又は中容量の発電装置を並列運転して負荷容量をカ
バーする必要が生じてきた。
の電力容量は増大し、大きな非常用電力を必要とするよ
うになってきたが、始動時間がネックとなり単機の発電
装置によって供給することはできない。そこで、複数台
の小又は中容量の発電装置を並列運転して負荷容量をカ
バーする必要が生じてきた。
【０００５】複数台の発電装置を並列運転して負荷容量
をカバーする方式として、従来は複数台の発電装置に対
して自動同期化装置を１台設けて、優先機を基準として
１台づつ同期投入する方式、又は発電装置毎にそれぞれ
同期化装置を設け、優先機を基準として同期操作を行う
方式によって行われていた。
をカバーする方式として、従来は複数台の発電装置に対
して自動同期化装置を１台設けて、優先機を基準として
１台づつ同期投入する方式、又は発電装置毎にそれぞれ
同期化装置を設け、優先機を基準として同期操作を行う
方式によって行われていた。
【０００６】そして、この同期化装置による同期投入
は、一般的に図３に示す同期フローによって行われてい
る。
は、一般的に図３に示す同期フローによって行われてい
る。
【０００７】図３は同期化装置の同期投入指令を発生さ
せる同期フローで、１および２は電圧差検出部および周
波数差検出部で、基準となる発電装置の発電電圧および
周波数と、自発電装置の発電電圧および周波数とを夫々
比較し、その電圧差△Ｖおよぴ周波数差△ｆが、あらか
じめ許容範囲を設定した設定電圧差ＳVおよび設定周波
数差Ｓf以下となったとき出力信号を出す。
せる同期フローで、１および２は電圧差検出部および周
波数差検出部で、基準となる発電装置の発電電圧および
周波数と、自発電装置の発電電圧および周波数とを夫々
比較し、その電圧差△Ｖおよぴ周波数差△ｆが、あらか
じめ許容範囲を設定した設定電圧差ＳVおよび設定周波
数差Ｓf以下となったとき出力信号を出す。
【０００８】３は位相差検出部で、前記同様に基準とな
る発電装置の電圧位相と自発電装置の電圧位相とを比較
し、その位相差△φが設定位相差Ｓφ以下となったとき
出力信号を出す。
る発電装置の電圧位相と自発電装置の電圧位相とを比較
し、その位相差△φが設定位相差Ｓφ以下となったとき
出力信号を出す。
【０００９】４はアンド回路で、電圧差検出部１および
周波数差検出部２の出力信号を入力し、両信号が同時に
入力したとき、位相差検出部３に出力信号を出す。
周波数差検出部２の出力信号を入力し、両信号が同時に
入力したとき、位相差検出部３に出力信号を出す。
【００１０】５は同期投入指令部で、位相差検出部３の
出力信号が投入したとき、遮断器に投入指令を出し、遮
断器を投入して基準機と並列運転を行う。
出力信号が投入したとき、遮断器に投入指令を出し、遮
断器を投入して基準機と並列運転を行う。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】複数台の発電装置を１
台の同期化装置で同期投入するものは、基準となる発電
装置（以下、基準機と略称）に始動指令を出してエンジ
ンを始動し、４０秒以内で電圧を確立して遮断器を投入
し、次に、２台目の発電装置を始動して、１台目の基準
機と電圧、周波数および位相を合わせて２台目を同期投
入して基準機と並列運転を行い、３台目以降も同様の手
順で１台づつ同期投入するので、並列運転台数が多いと
全部を並列運転するまでに相当の時間を要する。
台の同期化装置で同期投入するものは、基準となる発電
装置（以下、基準機と略称）に始動指令を出してエンジ
ンを始動し、４０秒以内で電圧を確立して遮断器を投入
し、次に、２台目の発電装置を始動して、１台目の基準
機と電圧、周波数および位相を合わせて２台目を同期投
入して基準機と並列運転を行い、３台目以降も同様の手
順で１台づつ同期投入するので、並列運転台数が多いと
全部を並列運転するまでに相当の時間を要する。
【００１２】また、各発電装置毎に同期化装置を備えた
ものは、基準機を始動してこれを基準に他の発電装置し
同期操作を行うが、個々の発電装置の同期時間が必要
で、その時間にも差を生じてくる。
ものは、基準機を始動してこれを基準に他の発電装置し
同期操作を行うが、個々の発電装置の同期時間が必要
で、その時間にも差を生じてくる。
【００１３】また、同期操作は、電圧と周波数の両方が
設定値差以内になった後に、位相を調整して同期を取る
ので遮断器投入時間が遅れてしまうという課題があっ
た。
設定値差以内になった後に、位相を調整して同期を取る
ので遮断器投入時間が遅れてしまうという課題があっ
た。
【００１４】更に、従来は、一般的に２台の発電装置を
同期投入して並列運転する場合、同期操作は、非同期の
状態で投入したときに流れる突入電流等の弊害を防ぐこ
とに重点がおかれ、安全性のみを重視し、同期投入を短
時間で行うという考えは少なくなった。
同期投入して並列運転する場合、同期操作は、非同期の
状態で投入したときに流れる突入電流等の弊害を防ぐこ
とに重点がおかれ、安全性のみを重視し、同期投入を短
時間で行うという考えは少なくなった。
【００１５】しかし、上記のようにガスタービン等によ
る発電装置を複数台並列運転して一刻も早く非常用電力
を供給する要求下にあって高速同期化が必要となってき
た。
る発電装置を複数台並列運転して一刻も早く非常用電力
を供給する要求下にあって高速同期化が必要となってき
た。
【００１６】本発明は、かかる要求に対応するために発
明したもので、複数の発電装置全台数を短時間で並列運
転する非常用電源装置を提供することを目的とするもの
である。
明したもので、複数の発電装置全台数を短時間で並列運
転する非常用電源装置を提供することを目的とするもの
である。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を解決するための手段は、複数台の非常用発電装置を
備えた非常用電源装置において、前記非常用発電装置の
夫々に同期化装置を設け、当該同期化装置は、基準とな
る１台の発電装置と電圧，周波数および位相を比較し、
夫々あらかじめ設定した許容範囲内になったとき出力信
号を出す電圧差検出部，周波数差検出部，位相差検出部
およびこれら各検出部から同時に出力信号が出されたと
きに遮断器に投入指令を出す同期投入指令部を備え、受
変電設備の異常時に前記複数の非常用発電装置を始動
し、前記基準の発電装置の電圧が確立したとき、他の発
電装置は基準となる発電装置と同期操作を行って、電圧
差，周波数差および位相差が許容範囲になったとき遮断
器に同期投入指令を出し、遮断器を投入して基準の発電
装置と並列運転を行い、短時間で非常用負荷電力を供給
する。
題を解決するための手段は、複数台の非常用発電装置を
備えた非常用電源装置において、前記非常用発電装置の
夫々に同期化装置を設け、当該同期化装置は、基準とな
る１台の発電装置と電圧，周波数および位相を比較し、
夫々あらかじめ設定した許容範囲内になったとき出力信
号を出す電圧差検出部，周波数差検出部，位相差検出部
およびこれら各検出部から同時に出力信号が出されたと
きに遮断器に投入指令を出す同期投入指令部を備え、受
変電設備の異常時に前記複数の非常用発電装置を始動
し、前記基準の発電装置の電圧が確立したとき、他の発
電装置は基準となる発電装置と同期操作を行って、電圧
差，周波数差および位相差が許容範囲になったとき遮断
器に同期投入指令を出し、遮断器を投入して基準の発電
装置と並列運転を行い、短時間で非常用負荷電力を供給
する。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて説明する。
形態に基づいて説明する。
【００１９】図１は計算センターのコンピュータ用非常
用電源装置の概略配線図で、複数の発電装置を１組とし
て１つの系統を構成し、非常用負荷電力を供給する。大
容量の非常用電源装置の場合は、同様の構成の複数の系
統により非常用負荷電力が供給される。
用電源装置の概略配線図で、複数の発電装置を１組とし
て１つの系統を構成し、非常用負荷電力を供給する。大
容量の非常用電源装置の場合は、同様の構成の複数の系
統により非常用負荷電力が供給される。
【００２０】図１において、Ｇ1〜Ｇ3およびＧnは非常
用発電装置で、例えばガスタービンＥと発電機Ｇによっ
て構成され、始動指令を与えてから電圧が確立するまで
の時間が４０秒以内を充足する。５２Ｇ1〜５２Ｇ3およ
び５２Ｇｎは、前記各発電装置の遮断器、５２ＧＭは負
荷を接続する遮断器で、コンピュータ負荷や冷凍、その
他無停電電源装置等の負荷が接続される。
用発電装置で、例えばガスタービンＥと発電機Ｇによっ
て構成され、始動指令を与えてから電圧が確立するまで
の時間が４０秒以内を充足する。５２Ｇ1〜５２Ｇ3およ
び５２Ｇｎは、前記各発電装置の遮断器、５２ＧＭは負
荷を接続する遮断器で、コンピュータ負荷や冷凍、その
他無停電電源装置等の負荷が接続される。
【００２１】Ｓｙ1〜Ｓｙ3およびＳｙnは各発電装置Ｇ1
〜Ｇ3およびＧnに夫々設けられた同期化装置で、同期化
条件を作るための自動電圧平衡手段、自動揃速手段およ
び自動同期投入手段を備えている。自動同期投入手段は
図２に示す同期フローにより、遮断器に同期投入指令を
出す。
〜Ｇ3およびＧnに夫々設けられた同期化装置で、同期化
条件を作るための自動電圧平衡手段、自動揃速手段およ
び自動同期投入手段を備えている。自動同期投入手段は
図２に示す同期フローにより、遮断器に同期投入指令を
出す。
【００２２】６は非常用電源装置の制御装置で、常時負
荷に電力を供給している受変電設備（買電系統）に事故
が発生して停電した場合等の異常事態が発生し、異常信
号が入力した場合に必要な複数の発電装置Ｇ1〜Ｇnに始
動指令を与え、基準となる優先機を特定し、この基準と
なる発電装置が電圧を確立したときに、その情報を他の
発電装置の同期化装置に与え、各同期化装置は同期操作
を行う。
荷に電力を供給している受変電設備（買電系統）に事故
が発生して停電した場合等の異常事態が発生し、異常信
号が入力した場合に必要な複数の発電装置Ｇ1〜Ｇnに始
動指令を与え、基準となる優先機を特定し、この基準と
なる発電装置が電圧を確立したときに、その情報を他の
発電装置の同期化装置に与え、各同期化装置は同期操作
を行う。
【００２３】図２は本発明の同期化装置Ｓｙ1〜Ｓｙnの
同期フローで、図３と異なる点は、電圧差検出部１，周
波数差検出部２および位相差検出部３の各出力信号をア
ンド回路４に入力し、これら３つの出力信号が同時に入
力されたとき、同期投入指令部５に信号を入力し、同期
投入指令部５から遮断器に投入指令を出すようにした点
である。このようにすることで、同期時間が１０〜２０
秒短縮される。
同期フローで、図３と異なる点は、電圧差検出部１，周
波数差検出部２および位相差検出部３の各出力信号をア
ンド回路４に入力し、これら３つの出力信号が同時に入
力されたとき、同期投入指令部５に信号を入力し、同期
投入指令部５から遮断器に投入指令を出すようにした点
である。このようにすることで、同期時間が１０〜２０
秒短縮される。
【００２４】位相差検出部３の設定位相差Ｓφの設定
は、両発電機の位相差により同期投入したときの軸トル
クに加わる過渡トルクを見極め、投入時の位相差の許容
範囲限界まで広げて（例えば電気角３０゜）設定すれ
ば、始動から同期投入までの時間を更に短縮できる。
は、両発電機の位相差により同期投入したときの軸トル
クに加わる過渡トルクを見極め、投入時の位相差の許容
範囲限界まで広げて（例えば電気角３０゜）設定すれ
ば、始動から同期投入までの時間を更に短縮できる。
【００２５】また、基準機との電圧差△Ｖおよび周波数
差△ｆの検出，調整も、調整幅の違いから、設定範囲に
入るまでの時間（同期時間）が余計にかかる原因となる
が、これについても発電機停止時にシュミレーション回
路を設け、タイマーによって１週間に１度行われる始動
テストの時、設定合わせを行うことで、△Ｖ，ｆ△のず
れがほとんど無い状態に保つことができる。このように
することにより、同期操作は、位相差検出のみに重点を
おけばよいことになり、同期時間は更に短縮される。
差△ｆの検出，調整も、調整幅の違いから、設定範囲に
入るまでの時間（同期時間）が余計にかかる原因となる
が、これについても発電機停止時にシュミレーション回
路を設け、タイマーによって１週間に１度行われる始動
テストの時、設定合わせを行うことで、△Ｖ，ｆ△のず
れがほとんど無い状態に保つことができる。このように
することにより、同期操作は、位相差検出のみに重点を
おけばよいことになり、同期時間は更に短縮される。
【００２６】なお、電圧差△Ｖ，周波数差△ｆのプレセ
ットによる方法で多少の無効横流や有効横流が流れる
が、基本的には問題とはならない。
ットによる方法で多少の無効横流や有効横流が流れる
が、基本的には問題とはならない。
【００２７】
【発明の効果】本発明は以上のように受変電設備の停電
時の異常時に、複数の非常用発電装置全体を始動し、基
準機が電圧を確立すると同時に、各発電装置は電圧、周
波数および位相をこれに合わせて遮断器を同期投入する
ので、短時間で全発電装置の並列運転が可能となる。
時の異常時に、複数の非常用発電装置全体を始動し、基
準機が電圧を確立すると同時に、各発電装置は電圧、周
波数および位相をこれに合わせて遮断器を同期投入する
ので、短時間で全発電装置の並列運転が可能となる。
【００２８】計算センターのコンピュータは、停電の許
容される時間が冷却装置の関係で１分とされている。。
本発明において４０００ＫＶＡ４台の発電装置を全機並
列運転するまで１分以内を実現した。
容される時間が冷却装置の関係で１分とされている。。
本発明において４０００ＫＶＡ４台の発電装置を全機並
列運転するまで１分以内を実現した。
【００２９】また、３００００ＫＶＡ級の非常用電源装
置が必要な場合に、ガスタービン発電装置単機で供給し
ようとすると、ガスタービン機関が大形となり、始動か
ら全負荷運転まで４分程度かかり、計算センターの非常
用発電装置としては適用できなかったが、本発明におい
ては、この容量を複数台の（例えば、６，０００ＫＶＡ
×５台）非常用発電装置を高速同期を行い、１分以内で
すべての発電装置が並列運転完了し、全負荷に電力を供
給することができた。
置が必要な場合に、ガスタービン発電装置単機で供給し
ようとすると、ガスタービン機関が大形となり、始動か
ら全負荷運転まで４分程度かかり、計算センターの非常
用発電装置としては適用できなかったが、本発明におい
ては、この容量を複数台の（例えば、６，０００ＫＶＡ
×５台）非常用発電装置を高速同期を行い、１分以内で
すべての発電装置が並列運転完了し、全負荷に電力を供
給することができた。
【図１】本発明の概略配線図。
【図２】本発明の同期フロー図。
【図３】従来の同期フロー図。
１…電圧差検出部 ２…周波数差検出部 ３…位相差検出部 ４…アンド回路 ５…同期投入指令部
Claims (1)
- 【請求項１】 複数台の非常用発電装置を備えた非常用
電源装置において、前記非常用発電装置の夫々に同期化
装置を設け、当該同期化装置は、基準となる１台の発電
装置と電圧，周波数および位相を比較し、夫々あらかじ
め設定した許容範囲内になったとき出力信号を出す電圧
差検出部，周波数差検出部，位相差検出部およびこれら
各検出部から同時に出力信号が出されたときに遮断器に
投入指令を出す同期投入指令部を備え、受変電設備の異
常時に前記複数の非常用発電装置を始動し、前記基準の
発電装置の電圧が確立したとき、他の発電装置は基準と
なる発電装置と同期操作を行って、電圧差，周波数差お
よび位相差が許容範囲内になったとき遮断器に同期投入
指令を出すようにしたことを特徴とする非常用電源装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7281215A JPH09130978A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 非常用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7281215A JPH09130978A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 非常用電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09130978A true JPH09130978A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17635974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7281215A Pending JPH09130978A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 非常用電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09130978A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009017695A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 受電設備の電力供給システム |
| EP2157687A1 (en) * | 2008-08-19 | 2010-02-24 | Converteam Technology Ltd | Generators |
| JP5459395B2 (ja) * | 2010-04-30 | 2014-04-02 | 富士通株式会社 | 無停電電源装置とその使用方法、及びサーバシステム |
| CN108494279A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-09-04 | 深圳市海浦蒙特科技有限公司 | 应急电源及其输出电压控制方法及装置 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP7281215A patent/JPH09130978A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009017695A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 受電設備の電力供給システム |
| EP2157687A1 (en) * | 2008-08-19 | 2010-02-24 | Converteam Technology Ltd | Generators |
| JP5459395B2 (ja) * | 2010-04-30 | 2014-04-02 | 富士通株式会社 | 無停電電源装置とその使用方法、及びサーバシステム |
| CN108494279A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-09-04 | 深圳市海浦蒙特科技有限公司 | 应急电源及其输出电压控制方法及装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8198753B2 (en) | Power system with method for adding multiple generator sets | |
| US7656060B2 (en) | Power system with method for adding multiple generator sets | |
| US7723863B2 (en) | Power systems and methods using an uniterruptible power supply to transition to generator-powered operation | |
| Adibi et al. | Power system restoration-a task force report | |
| US5450309A (en) | Method and device for switching inverters in parallel | |
| US10935945B2 (en) | Methods and apparatus for power generation and distribution | |
| US6850074B2 (en) | System and method for island detection | |
| EP0275645A2 (en) | Clock control system and method for a parallel variable speed constant frequency power system | |
| JP2018033295A (ja) | マイクログリッドをバルクグリッドに動作可能に結合するシステムおよび方法 | |
| JPH09130978A (ja) | 非常用電源装置 | |
| US5418403A (en) | System for conveniently providing load testing termination of an AC power source having at least one battery | |
| Fahmy et al. | Resynchronization of islanded unbalanced ADNs: Control, synchrocheck and experimental validation | |
| Sekizaki et al. | Experimental study on power system stabilization by pseudo-synchronizing power inverter with multiple synchronous machines | |
| JP2007202372A (ja) | 分散型電源装置 | |
| JP4098198B2 (ja) | 電力系統の同期並列方法及び同期投入装置 | |
| Zhang et al. | Real-time synchronization control for standalone distribution networks in islanded power systems | |
| JPH11103599A (ja) | 発電装置の始動装置 | |
| Dilertea et al. | Transient Response of Synchronous Generator to Faults on the Evacuation Overhead Line | |
| JP3648345B2 (ja) | ターニング二軸同期制御方法および装置 | |
| Abeuov et al. | Synchronous automatic transfer switch by programmed trajectory movement control for distributed generation | |
| JPH0515140B2 (ja) | ||
| Koondhar et al. | Modeling and Simulation of Under-Frequency Relay for Generator Protection | |
| JPS61247235A (ja) | 交流電源切替方法 | |
| JPH04334929A (ja) | 電力系統のアナログシミュレーション装置 | |
| JPH09103097A (ja) | 非常用電力供給設備における発電機の運転方法 |