JPH09130661A - 合焦状態検出装置及び光学装置 - Google Patents

合焦状態検出装置及び光学装置

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JPH09130661A
JPH09130661A JP7302326A JP30232695A JPH09130661A JP H09130661 A JPH09130661 A JP H09130661A JP 7302326 A JP7302326 A JP 7302326A JP 30232695 A JP30232695 A JP 30232695A JP H09130661 A JPH09130661 A JP H09130661A
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solid
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Naoki Iketeru
直樹 池照
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 該装置の組み立て工数や部品点数を減らし、
小型軽量化,コスト低減化を図ると共に、安定した光学
性能を得る。 【解決手段】 固体撮像素子25に、画像の1フレーム
を形成する各フィールドの前記結像光学系からの光路長
を所定量だけ変える手段、つまり少なくとも一列おきに
光電変換素子上に透明体層25aを形成し、該透明体層
の作用により、あたかも光学系の一部あるいは固体撮像
素子をウォブリングさせたと同様の効果を得るようにす
る事で、ウォブリングに必要となる鏡筒やステッピング
モータ等の駆動手段を不要にすると共に、ウォブリング
による光学系,固体撮像素子面の平行偏心,倒れ偏心等
を無くすようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD等の固体撮
像素子の出力に基づいて合焦状態を検出するビデオカメ
ラ等に配置される合焦状態検出装置及び該装置を具備し
た光学装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ,レンズ等の撮影装置の高
性能化に伴い、撮影する被写体の細部がより忠実に表現
できるようになってきている。しかしながら、ビューフ
ァインダ等の電子表示器の画面上の画像再生が十分に鮮
鋭でないことなどから、結像光学系である対物レンズを
最適に合焦させることがしばしば困難になり、合焦状態
を表示したり自動的に合焦させる必要性が唱えられてい
た。
【0003】従来より、ビデオカメラのオートフォーカ
ス方式としては、いわゆる、山登り方式がよく知られて
いて、その有用性からこの山登り方式に関し数多くの報
告がなされてきた。
【0004】この方式は、結像光学系によって固定撮像
素子等に結像された画像をフィールド毎に映像信号と輝
度信号に分け、このうちの輝度信号の中高周波成分を検
波し、所定のエリアに関して積分を行うことによって焦
点評価値を得た後、あるフィールドの焦点評価値と一つ
前のフィールドの焦点評価値の差分値を所定の量より小
さくするようにフォーカスユニットを光軸に沿って前後
に制御することにより合焦を得ている。
【0005】動画撮影においては撮像光学系と被写体の
距離は常に変化している。つまり、ビデオカメラのオー
トフォーカスにおいては、フォーカスユニットの位置を
被写体の動きに応じて常に制御していく必要がある。そ
こで、光学系の一部をウォブリングさせることによって
レンズ系による結像面を意図的に所定量だけずらした
り、固体撮像素子をウォブリングさせることによっての
結像光学系からの相対的な位置を変えることによって被
写体の動きに追従させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光学系
の一部をウォブリングするためには、ウォブリングユニ
ットを保持し、更にメカニカルに光軸に沿って移動可能
な鏡筒を用いることが必要となる。又、ウォブリングの
ためのステッピングモータもぼけの量に応じて、比較的
大きな振幅から焦点深度ぎりぎりの微小振幅まで精密に
駆動できる必要があり、これらは、レンズの小型化に大
きな障害となる上、システムが複雑になり、組み立て工
数の増加等からコスト面で大きなデメリットとなる。
【0007】また、光学的に見れば光学系の一部がウォ
ブリングの際に常に微小な倒れを持つと考えられ、光軸
ずれ、中心の流れ、片ぼけ等の画像の劣化を招く原因に
もなる。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、該装置の
組み立て工数や部品点数を減らし、小型軽量化,コスト
低減化を図り、かつ、安定した光学性能を得ることので
きる合焦状態検出装置及び光学装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、結像光学系によって形成される画像を取
り込む為の、多数の光電変換素子から成る固体撮像素子
と、該固体撮像素子によって得られた画像の高周波成分
レベルを検出し、評価値を検出する評価値検出手段と、
前記固体撮像素子の各フィールド同士の前記評価値の差
分値を求める差分値検出手段とを有し、前記差分値に応
じて合焦位置を検出する合焦状態検出装置において、前
記固体撮像素子に、画像の1フレームを形成する各フィ
ールドの前記結像光学系からの光路長を所定量だけ変え
る手段、つまり少なくとも一列おきに光電変換素子上に
透明体層を形成し、該透明体層の作用により、あたかも
光学系の一部あるいは固体撮像素子をウォブリングさせ
たと同様の効果を得るようにする事で、ウォブリングに
必要となる鏡筒やステッピングモータ等の駆動手段を不
要にすると共に、ウォブリングによる光学系,固体撮像
素子面の平行偏心,倒れ偏心等を無くすようにしてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は本発明をビデオカメラのオートフォ
ーカスシステムに適用した場合の実施の一形態を示す構
成図である。
【0012】図1において、結像光学系は、物体側から
順に各々、複数のレンズ群から構成されている移動可能
なフォーカスユニット21,リレーユニット(結像系)
22を配置して構成されている。フォーカスユニット2
1は駆動手段22(フォーカス駆動モータ)により制御
されており、この駆動手段22は駆動制御回路23より
モータドライバ24に送られる情報に従って駆動され
る。
【0013】上記の結像光学系によって結像された光束
は、CCD等の固体撮像素子25によって光電変換さ
れ、カメラ信号処理回路31に入力される。前記固体撮
像素子25は、画像の1フレームを形成する各フレーム
のうちの奇数フィールドの光電変換素子上に屈折率N,
厚さdの透明体層を有し、上記結像光学系からの光路長
を偶数フィールドのそれと差異をつけている(詳細は後
述する)。
【0014】図2はカメラ信号処理回路31からの信号
より奇数フィールド,偶数フィールドの焦点評価値(M
TF)を検出する焦点評価値検出回路32の構成(及び
処理の流れ)や前記焦点評価値(MTF)の差分値を求
める差分値検出回路33の構成(及び処理の流れ)を示
すブロック図である。
【0015】奇数フィールド時に固体撮像素子25に結
像した光束は、該固体撮像素子25によって光電変換さ
れ、カメラ信号処理回路31に入力される。そして、こ
のカメラ信号処理回路31によって映像信号(A)と輝
度信号(B)に振り分けられる。
【0016】このうち輝度信号成分(B)は焦点評価値
検出回路32に送られ、該焦点評価値検出回路32に含
まれるハイパスフィルタ32aによって所定の高域周波
数成分のみが抽出される。この高域周波数成分は増幅器
32bで増幅された後、ローパスフィルタ32cで帯域
制限をかけられ、更に検波器32dによって検波された
後、A/Dコンバータ32eによってディジタル値に変
換される。これを加算器32fで所定の領域において積
分した値が奇数フィールドの焦点の評価値(MTF)と
して出力される。
【0017】ここで、一般に固体撮影像素子25によっ
て画像を取り込む際の走査方法としては、順次走査法と
飛び越し走査法が挙げられる。前者は、横(X)一列に
並んだ画素を縦(Y)方向に1列ずつ走査していく方法
で、最もオーソドックスな走査方法であり、後者は、一
列、または複数列おきに捜査を行う方法である。両者に
おいても、走査線数毎秒の像数が同じであれば単位時間
内で伝送される全画素数は同じであるが、飛び越し走査
の画面はちらつきや像の運動に関してはあたかも毎秒像
数が増えたかのような感覚を人間に与えるというメリッ
トがあるため、飛び越し走査法が現在では多く取り入れ
られており、本実施の形態では、この飛び越し走査を行
う場合を想定している。
【0018】また、偶数フィールドの焦点評価値(MT
F)も、上記奇数フィールドの焦点評価値(MTF)を
得るプロセスと同様に得ることができる。
【0019】このようにして得られた二つの異なる結像
面における焦点評価値は差分値検出回路33に入力され
るが、ここでは一方を遅延回路33aを介して減算器3
3bに送ることにより、あるフィールドと、一つ前のフ
ィールドの差分値を求めることができ、この情報を図1
に示した駆動制御回路23に送り、フォーカスユニット
21の光学的な位置を制御することにより、最良な結像
面を得ることができる。
【0020】図3は、図1に示した固体撮像素子25に
ついて説明する為の図である。
【0021】固体撮像素子25上には複数の光電変換素
子が配列されており〔図3(a)参照〕、Y方向の偶数
行目の光電変換素子上には厚さd,屈折率Nの透明体層
25aを有する〔図3(b)参照〕。
【0022】ここで、結像光学系から射出した光線の、
該結像光学系の最終面から固体撮像素子の奇数行目の光
電変換素子までのバックフォーカス量をbk(2l+1)[l
=1,2,3,……]とし、偶数番目の光電変換素子の
空気換算のバックフォーカス量をbk(2l)[l=1,
2,3,……]とすると、これらの関係は以下の様にな
る。
【0023】 bk(2l+1)={(N−1)/N}・d+bk(2l) ……(1) つまり、両者の差分は △=bk(2l+1)−bk(2l) ={(N−1)/N}・d ……(2) で表される。すなわち、奇数行目の光電変換素子と偶数
行目の光電変換素子上では、「{(N−1)/N}・
d」だけ結像面の違う二種類の画像が結像されることに
なる。
【0024】ここで、焦点外れ量として△が生じ、点像
が直径δの円盤状に一様にぼけたとすれば、点像強度分
布関数は以下の式で表される。
【0025】 I(r)=a(2r≦δ) 又は 0(2r≧δ9) ………(3) このフーリエ換算を計算すると となる。但し、Aは定数である。これを「ν=0」で1
になるように正規化すると MTF(ν)={J1 (πδν)}/(πδν} ……(5) で表すことが出来る。以下の図4(a),(b)に、上
記の焦点の評価値MTFとπδνの関係を示す。
【0026】この図4から、MTFが最初にゼロとなる
点は、「πδν=1.22π」である。また、MTFが5%
低下するのは、「πδν=0.225 π」のとき、すなわ
ち、錯乱円の大きさは δ=0.225 /ν であることがわかる。
【0027】ここで、対物レンズのFナンバーをFno
とすると、MTFがr%低下する錯乱円の大きさδ-r
焦点外れ量Δの関係は以下の式で表される。
【0028】 Δ=δ-r・Fno …………(6) 例えば、MTFが5%低下する焦点外れ量Δ-5は Δ-5=(0.225 ・Fno)/ν …………(7) で表される。
【0029】ところで、カメラから得られる映像信号の
最高周波数は、以下の式で与えられる。
【0030】 fmax =(1/2)・K・n2 ・(b/h) ・(y/x)・fp …………(8) n :固体撮像素子の垂直方向のピクセル数(走査線数) fp :毎秒像数 b :固体撮像素子の水平方向の長さ h :固体撮像素子の垂直方向の長さ x :水平走査の有効走査率 y :垂直走査の有効走査率 ここで、Kは定数であり、通常は「K=0.7 」程度と考
えている。また、テレビ解像本数Rは R={(2・h・x)/(n・b・fp )}・fmax ……(9) で与えられ、上記(7)式,(9)式を整理すると、 R=K・n・y …………(10) となり、また、空間周波数νは ν=R/(2・h) …………(11) で与えられることから、上記(10)式,(11)式よ
りRを消去して ν=(n/h)・(K・y)/2 …………(12) が得られる。
【0031】上記(12)式を上記(7)式に代入する
ことによって、以下の式が求められる。
【0032】 Δ-5=0.225 ・{2/(K・y)}・Fno・(h/n) …………(13) 本実施の形態のシステム構成における各係数は、以下の
通りである。
【0033】Fno=1.7 K=0.7 y=0.95 (h/n)=0.01446 これらより Δ-10 =0.01446 である。すなわち、上記(2)式において {(N−1)/N}・d≧0.01857 …………(14) となるようにNとdを設定することにより、奇数フィー
ルドと偶数フィールドで、MTFの差は高い方が70%
程度のとき(すなわちδν=0.51のとき)、低い方は4
5%程度(δν=0.51+0.225 )と25%の差異をつけ
ることができる。
【0034】また、差分値が最小になる状態で各フィー
ルドとも透明体層の無いときに比べてMTFの低下は3
%程度に抑えることができる。
【0035】また、図4から、最良結像状態からMTF
が20%落ちるときの焦点外れ量Δ-20 は Δ-20 =(0.414 ・Fno)/ν であることから、 Δ-20 =0.02661 である。すなわち、上記(2)式において {(N−1)/N}・d≦0.02661 …………(15) となるようにNとdを設定することにより、奇数フィー
ルドと偶数フィールドで、MTFの差は高い方が70%
程度のとき、低い方は25%程度(δν=0.51+0.414
)と45%の差異をつけることができる。
【0036】また、差分値が最小になる状態で各フィー
ルドとも透明体層の無いときに比べて、MTFの低下は
5%程度に抑えることができる。
【0037】本実施の形態では、「N=1.58」の透明体
層25aを用い、その膜厚を「d=0.0394」とすること
により、奇数フィールドと偶数フィールドで、結像面を
「0.01446 」だけずらしている。
【0038】上記の実施の形態によれば、固体撮像素子
25の少なくとも一列おきの光電変換素子25上に 成る条件を満たす透明体層25aを形成し、画像の1フ
レームを形成する各フィールドの前記結像光学系からの
光路長を所定量だけ変えるようにしているため、結像光
学系の一部、又は固体撮像素子をウォブリングすること
無しに、互いに異なる結像面についての焦点評価値の差
分値を求めることができ、この差分値が一定の範囲内に
なるようにフォーカスユニットに位置を制御することが
できる。
【0039】また、上記式(16)において「(N−
1)/N×d]の値が下限値である「1.15×h/n」を
下回る場合は、フィールド間でのMTFの差異が大きく
なるため、合焦位置近くや、レンズのFno.が大きい
場合には検出能力が著しく低下してしまう。
【0040】逆に、上限値の「2.11×h/n」を上回る
場合には、フィールド間でのMTFの差異が大きくなる
ため合焦状態の検出は容易になるが、フィールド毎にM
TFが大きく変化する為、画面のチラツキを生じたり、
画質が低下してしまう。
【0041】従って、ウォブリングに必要となる鏡筒や
ステッピングモータ等の駆動手段を無くすことによって
組み立て工数や部品点数を減らすことができ、小型軽量
化,コストダウンを図ることができる。
【0042】更に、ウォブリングによる光学系,固体撮
像素子面の平行偏心,倒れ偏心等を減らすことによっ
て、安定した光学性能を得ることが出来る。
【0043】また、ウォブリングを併用する場合でも、
焦点深度ぎりぎりの微小ウォブリングは必要なくなり、
構造を簡素化したり、部品精度を緩めてコスト低減化を
図ることができる。
【0044】(変形例)上記の実施の形態では、固体撮
像素子25を成す二次元に配置された光電変換素子のう
ち、一列おきの光電変換素子上に透明体層を形成する様
にしているが、画像の読み取りの為の飛び越し走査が複
数列おきに行われるものであれば、同様に複数列おきに
透明体層が形成される事になる。
【0045】本発明は、ビデオカメラに適用した場合を
想定しているが、電子スチルカメラ等の映像装置に適用
しても良く、さらにはその他のマイクロフィルムリーダ
ー、静止画入力装置など、固体撮像素子を使用し、合焦
状態検出の必要な光学装置全般に適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
結像光学系によって形成される画像を取り込む為の、多
数の光電変換素子から成る固体撮像素子と、該固体撮像
素子によって得られた画像の高周波成分レベルを検出
し、評価値を検出する評価値検出手段と、前記固体撮像
素子の各フィールド同士の前記評価値の差分値を求める
差分値検出手段とを有し、前記差分値に応じて合焦位置
を検出する合焦状態検出装置において、前記固体撮像素
子に、画像の1フレームを形成する各フィールドの前記
結像光学系からの光路長を所定量だけ変える手段、つま
り少なくとも一列おきに光電変換素子上に透明体層を形
成し、該透明体層の作用により、あたかも光学系の一部
あるいは固体撮像素子をウォブリングさせたと同様の効
果を得るようにする事で、ウォブリングに必要となる鏡
筒やステッピングモータ等の駆動手段を不要にすると共
に、ウォブリングによる光学系,固体撮像素子面の平行
偏心,倒れ偏心等を無くすようにしている。
【0047】よって、該装置の組み立て工数や部品点数
を減らし、小型軽量化,コスト低減化を図ることがで
き、しかも安定した光学性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をビデオカメラのオートフォーカスシス
テムに適用した場合の実施の一形態を示す構成図であ
る。
【図2】図1のカメラ信号処理回路からの輝度信号が入
力する焦点評価値検出回路及び差分値検出回路での信号
処理について説明するための図である。
【図3】図1に示した固体撮像素子について説明する為
の図である。
【図4】本実施の形態における焦点評価値MTFと錯乱
円の直径、空間周波数の関係を示す図である。
【符号の説明】
21 フォーカスユニット 22 駆動手段 25a 透明体層 25 固体撮像素子 31 カメラ信号処理回路 32 焦点評価値検出回路 33 差分値検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結像光学系によって形成される画像を取
    り込む為の、多数の光電変換素子から成る固体撮像素子
    と、該固体撮像素子によって得られた画像の高周波成分
    レベルを検出し、評価値を検出する評価値検出手段と、
    前記固体撮像素子の各フィールド同士の前記評価値の差
    分値を求める差分値検出手段とを有し、前記差分値に応
    じて合焦位置を検出する合焦状態検出装置において、 前記固体撮像素子は、画像の1フレームを形成する各フ
    ィールドの前記結像光学系からの光路長を所定量だけ変
    える手段を有することを特徴とする合焦状態検出装置。
  2. 【請求項2】 前記固体撮像素子に具備される、画像の
    1フレームを形成する各フィールドの前記結像光学系か
    らの光路長を所定量だけ変える手段は、少なくとも一列
    おきに光電変換素子上に形成される透明体層であること
    を特徴とする請求項1記載の合焦状態検出装置。
  3. 【請求項3】 前記固体撮像素子は、画像の取り込みは
    少なくとも一列おきに飛び越し走査によって行うもので
    あり、前記透明体層を有することによって、あるフィー
    ルドの光電変換素子の結像光学系からの光路長を他のフ
    ィールドのそれと差異をつけることを特徴する請求項2
    記載の合焦状態検出装置。
  4. 【請求項4】 前記透明体層は d:透明体層厚 N:透明体の屈折率 n:固体撮像素子の垂直方向のピクセル数 h:固体撮像素子の垂直方向の長さ を満たすことを特徴とする請求項2又は3記載の合焦状
    態検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4記載の合焦状態
    検出装置を具備したことを特徴とする光学装置。
JP7302326A 1995-10-27 1995-10-27 合焦状態検出装置及び光学装置 Pending JPH09130661A (ja)

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