JPH09130381A - 無線lanシステム - Google Patents
無線lanシステムInfo
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- JPH09130381A JPH09130381A JP28312795A JP28312795A JPH09130381A JP H09130381 A JPH09130381 A JP H09130381A JP 28312795 A JP28312795 A JP 28312795A JP 28312795 A JP28312795 A JP 28312795A JP H09130381 A JPH09130381 A JP H09130381A
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- communication
- shield
- wireless
- lan system
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミリ波を使用した無線LANシステムにおい
て、通信不通の原因が、遮蔽物によるものか否かを判断
し、遮蔽物による不通の場合でも故障管理のできる無線
LANシステムの提供。 【解決手段】 無線アダプタ内のキャリア検出回路13
は受信キャリアがなくなったことによりミリ波信号が不
通になったことを検出し、赤外線送受信部14,15を
用いて遮断物を検知する補助的な通信を試み、補助通信
が成功した場合は、無線アダプタ間に遮蔽物は存在しな
いので無線アダプタやATM機器の故障と判断し、補助
通信が失敗した場合は、遮蔽物による電波の遮断と判断
することで障害の原因を絞り込むことができる。そし
て、遮蔽物による不通の場合、不通区間の両無線アダプ
タでセル制御部によりOAMセルを生成、認識等して疑
似的に接続性を保ちOAMによる管理を行う。
て、通信不通の原因が、遮蔽物によるものか否かを判断
し、遮蔽物による不通の場合でも故障管理のできる無線
LANシステムの提供。 【解決手段】 無線アダプタ内のキャリア検出回路13
は受信キャリアがなくなったことによりミリ波信号が不
通になったことを検出し、赤外線送受信部14,15を
用いて遮断物を検知する補助的な通信を試み、補助通信
が成功した場合は、無線アダプタ間に遮蔽物は存在しな
いので無線アダプタやATM機器の故障と判断し、補助
通信が失敗した場合は、遮蔽物による電波の遮断と判断
することで障害の原因を絞り込むことができる。そし
て、遮蔽物による不通の場合、不通区間の両無線アダプ
タでセル制御部によりOAMセルを生成、認識等して疑
似的に接続性を保ちOAMによる管理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LANシステ
ムに関し、より詳細には、ミリ波を利用した無線LAN
システムに関する。
ムに関し、より詳細には、ミリ波を利用した無線LAN
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Transfer Mode)
は、光ファイバやUTP(UnshildedTwisted Peir)な
どを用いた高速通信のための伝送技術である。現在、A
TMでポピュラーになりつつある伝送方式は、155M
bpsの伝送速度を持つSDH(Synchronous Digital Hie
rarchy)/SONET(Synchronous Optical NETwor
k)などである。従って、ATM上で無線を用いてAT
Mセルを高速に伝送する場合、帯域を大きく取ることが
必要になる。このような理由により、ATMを使った無
線LANシステムの無線周波数として広い帯域が確保で
きるミリ波が注目されている。
は、光ファイバやUTP(UnshildedTwisted Peir)な
どを用いた高速通信のための伝送技術である。現在、A
TMでポピュラーになりつつある伝送方式は、155M
bpsの伝送速度を持つSDH(Synchronous Digital Hie
rarchy)/SONET(Synchronous Optical NETwor
k)などである。従って、ATM上で無線を用いてAT
Mセルを高速に伝送する場合、帯域を大きく取ることが
必要になる。このような理由により、ATMを使った無
線LANシステムの無線周波数として広い帯域が確保で
きるミリ波が注目されている。
【0003】また、ATMに用意されている運用保守の
ためのメカニズムとしてはOAM(Operation Administ
ration&Maintenance)機能が有る。これは、例えば、あ
るコネクションの接続点で故障が検出された場合、その
コネクションの上流側で発生した故障を下流に伝えるた
めに、下流方向に対してAIS(Alarm Indication Sig
nal)が送出され、コネクションの終端点がAISを受
信すると、今度は対向する上流終端点に向かってFER
F(Far-End-Recieve-Failure)を返送するようにして
故障管理をするものである。
ためのメカニズムとしてはOAM(Operation Administ
ration&Maintenance)機能が有る。これは、例えば、あ
るコネクションの接続点で故障が検出された場合、その
コネクションの上流側で発生した故障を下流に伝えるた
めに、下流方向に対してAIS(Alarm Indication Sig
nal)が送出され、コネクションの終端点がAISを受
信すると、今度は対向する上流終端点に向かってFER
F(Far-End-Recieve-Failure)を返送するようにして
故障管理をするものである。
【0004】しかしながら、前述したように、ミリ波
は、大きな帯域を確保できるというメリットが有るが、
かなり光に近い性質を持つため直進性が強い。このた
め、無線通信を行う無線アダプタ間に何かの遮蔽物が有
ると通信ができなくなる。この場合、前述のOAM機能
だとAISが下流に向けて送出されるが、これを受けた
終端点がFERFを逆方向に送出しても、無線による通
信路が不通となっているので、これを上流方向に向かわ
せることができず、故障管理ができない。
は、大きな帯域を確保できるというメリットが有るが、
かなり光に近い性質を持つため直進性が強い。このた
め、無線通信を行う無線アダプタ間に何かの遮蔽物が有
ると通信ができなくなる。この場合、前述のOAM機能
だとAISが下流に向けて送出されるが、これを受けた
終端点がFERFを逆方向に送出しても、無線による通
信路が不通となっているので、これを上流方向に向かわ
せることができず、故障管理ができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたもので、ミリ波を使用した無線
LANシステムにおいて、通信不通の原因が、遮蔽物に
よるものか否かを判断し、遮蔽物による不通の場合で
も、故障管理のできる無線LANシステムを提供するこ
とをその課題とする。
き実情に鑑みてなされたもので、ミリ波を使用した無線
LANシステムにおいて、通信不通の原因が、遮蔽物に
よるものか否かを判断し、遮蔽物による不通の場合で
も、故障管理のできる無線LANシステムを提供するこ
とをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、少な
くとも1台のATM交換機と、複数台のATM端末と、
通信経路として光ファイバまたはUTPなどを有するL
ANシステムにおいて、前記通信経路の一部を無線にす
るため前記光ファイバまたはUTPなどの有線信号から
ミリ波を使用した無線信号へ、またはその逆の変換を行
う無線アダプタを設け、該無線アダプタが前記ミリ波信
号の不通時に遮蔽物の有無を検知する補助通信を行うた
めの赤外線の発光部及び受光部と、前記補助通信の検知
結果に応じて前記不通の原因が遮蔽物によるものかそれ
以外の障害によるものかを判断する機能を具備し、通信
不通の障害の原因を絞り込めるようにしたものである。
くとも1台のATM交換機と、複数台のATM端末と、
通信経路として光ファイバまたはUTPなどを有するL
ANシステムにおいて、前記通信経路の一部を無線にす
るため前記光ファイバまたはUTPなどの有線信号から
ミリ波を使用した無線信号へ、またはその逆の変換を行
う無線アダプタを設け、該無線アダプタが前記ミリ波信
号の不通時に遮蔽物の有無を検知する補助通信を行うた
めの赤外線の発光部及び受光部と、前記補助通信の検知
結果に応じて前記不通の原因が遮蔽物によるものかそれ
以外の障害によるものかを判断する機能を具備し、通信
不通の障害の原因を絞り込めるようにしたものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、前
記無線アダプタは、不通の原因を遮蔽物によるものと判
断した場合、該判断結果の情報をユーザに伝える監視機
能を具備し、通信不通の原因をユーザにわかりやすくし
たものである。
記無線アダプタは、不通の原因を遮蔽物によるものと判
断した場合、該判断結果の情報をユーザに伝える監視機
能を具備し、通信不通の原因をユーザにわかりやすくし
たものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、前記無線アダプタ内にセル生成部とセル認識部を
具備し、遮蔽物による不通の場合でも故障管理ができる
ようにしたものである。
いて、前記無線アダプタ内にセル生成部とセル認識部を
具備し、遮蔽物による不通の場合でも故障管理ができる
ようにしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項3において、前
記無線アダプタは、前記セル生成部によってOAMセル
を生成して有線側に流し、また通信終端点から送られて
くるOAMセルを前記セル認識部によって受信して遮蔽
物による不通の場合でもATMに用意されたOAM機能
を利用し、システムの利用機器に障害の原因を伝えるよ
うにし、疑似的に接続正常性確認を行えるようにしたも
のである。
記無線アダプタは、前記セル生成部によってOAMセル
を生成して有線側に流し、また通信終端点から送られて
くるOAMセルを前記セル認識部によって受信して遮蔽
物による不通の場合でもATMに用意されたOAM機能
を利用し、システムの利用機器に障害の原因を伝えるよ
うにし、疑似的に接続正常性確認を行えるようにしたも
のである。
【0010】請求項5の発明は、請求項4において、前
記無線アダプタは、不通の原因を遮蔽物によるものと判
断した場合、ミリ波による通信を一時中断し、赤外線に
よる遮蔽物を検知する補助通信を試みて遮蔽物が無くな
ったときにシステムの利用機器に障害回復を伝えて、ミ
リ波による通信を再開させる機能を具備し、ミリ波によ
る通信は障害が回復するまで行わないようにしたもので
ある。
記無線アダプタは、不通の原因を遮蔽物によるものと判
断した場合、ミリ波による通信を一時中断し、赤外線に
よる遮蔽物を検知する補助通信を試みて遮蔽物が無くな
ったときにシステムの利用機器に障害回復を伝えて、ミ
リ波による通信を再開させる機能を具備し、ミリ波によ
る通信は障害が回復するまで行わないようにしたもので
ある。
【0011】請求項6の発明は、請求項4において、前
記無線アダプタは、前記赤外線による補助通信を試みる
回数または時間に上限を設け、該上限を越えても通信が
できない場合、通信不能をシステムの利用機器に通知す
る機能を具備するようにしたものである。
記無線アダプタは、前記赤外線による補助通信を試みる
回数または時間に上限を設け、該上限を越えても通信が
できない場合、通信不能をシステムの利用機器に通知す
る機能を具備するようにしたものである。
【0012】請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れ
かにおいて、前記赤外線の代わりに超音波による補助通
信手段を具備するようにしたものである。
かにおいて、前記赤外線の代わりに超音波による補助通
信手段を具備するようにしたものである。
【0013】
[請求項1の発明の実施の形態]図1は、本発明が適用
され得る無線LANシステムの概略構成図で、同図中、
1a,1bは、ATM端末、2a,2b及び3a,3b
は、無線アダプタ、4は、ATM交換機である。図1に
おいて、ATM端末1aから送出される信号は、光ファ
イバまたはUTPなどを通って無線アダプタ2aに送ら
れ、ここでミリ波に変調されてアンテナよりATM交換
機4側の無線アダプタ3aに送られる。ATM交換機4
側の無線アダプタ3aでは、受信したミリ波を復調し、
光ファイバまたはUTPなどの有線を通してATM交換
機4の入力ポートip1に送る。ATM交換機4内部で
は、入力ポートip1から入ってきた情報を出力ポート
op2に送るような設定がなされている。出力ポートo
p2から送出される信号は、入ってきたのと逆の経路手
順で無線アダプタ3b及び2bを通って最終的にATM
端末1bに送られる。各無線アダプタ2a,3a,3b
及び2bは、送信部と受信部を持ち、ATM端末1bか
らATM端末1aに送信するときもやり方は同じであ
る。
され得る無線LANシステムの概略構成図で、同図中、
1a,1bは、ATM端末、2a,2b及び3a,3b
は、無線アダプタ、4は、ATM交換機である。図1に
おいて、ATM端末1aから送出される信号は、光ファ
イバまたはUTPなどを通って無線アダプタ2aに送ら
れ、ここでミリ波に変調されてアンテナよりATM交換
機4側の無線アダプタ3aに送られる。ATM交換機4
側の無線アダプタ3aでは、受信したミリ波を復調し、
光ファイバまたはUTPなどの有線を通してATM交換
機4の入力ポートip1に送る。ATM交換機4内部で
は、入力ポートip1から入ってきた情報を出力ポート
op2に送るような設定がなされている。出力ポートo
p2から送出される信号は、入ってきたのと逆の経路手
順で無線アダプタ3b及び2bを通って最終的にATM
端末1bに送られる。各無線アダプタ2a,3a,3b
及び2bは、送信部と受信部を持ち、ATM端末1bか
らATM端末1aに送信するときもやり方は同じであ
る。
【0014】図2は、本発明が適用されたシステムの要
素としての無線アダプタの概略構成図で、同図中、11
は、変調回路、12は、復調回路、13は、キャリア検
出回路、14は、赤外線送信部、15は、赤外線受信部
である。また、ここで使用するミリ波は、直進性が強い
のでアンテナも指向性の強いものを使う必要が有る。そ
して、本発明の無線アダプタは、アンテナと同じ方向に
指向性を持たせた赤外線による送受信装置を持つことを
特徴とする。この赤外線送受信装置は、ミリ波と同じ空
間(伝送路)を使い補助的な通信を行うものである。
素としての無線アダプタの概略構成図で、同図中、11
は、変調回路、12は、復調回路、13は、キャリア検
出回路、14は、赤外線送信部、15は、赤外線受信部
である。また、ここで使用するミリ波は、直進性が強い
のでアンテナも指向性の強いものを使う必要が有る。そ
して、本発明の無線アダプタは、アンテナと同じ方向に
指向性を持たせた赤外線による送受信装置を持つことを
特徴とする。この赤外線送受信装置は、ミリ波と同じ空
間(伝送路)を使い補助的な通信を行うものである。
【0015】ここで、直進性の強いミリ波を用いた無線
アダプタ間に何か遮蔽物が置かれた場合、通信ができな
くなることが有る。それは、無線アダプタ内でキャリア
検出回路13が受信キャリアがなくなったことを検出す
ることによる。キャリア検出回路13において、ミリ波
信号が不通になったことを検出した場合、赤外線送信部
14,赤外線受信部15を用いて遮蔽物を検知する補助
的な通信を試みて、補助通信が成功した場合は、無線ア
ダプタ間に遮蔽物が存在しないので、無線アダプタやA
TM機器の故障と判断し、また、補助通信が失敗した場
合は、遮蔽物による電波の遮断と判断することで、障害
の原因を絞り込むことができる。
アダプタ間に何か遮蔽物が置かれた場合、通信ができな
くなることが有る。それは、無線アダプタ内でキャリア
検出回路13が受信キャリアがなくなったことを検出す
ることによる。キャリア検出回路13において、ミリ波
信号が不通になったことを検出した場合、赤外線送信部
14,赤外線受信部15を用いて遮蔽物を検知する補助
的な通信を試みて、補助通信が成功した場合は、無線ア
ダプタ間に遮蔽物が存在しないので、無線アダプタやA
TM機器の故障と判断し、また、補助通信が失敗した場
合は、遮蔽物による電波の遮断と判断することで、障害
の原因を絞り込むことができる。
【0016】[請求項2の発明の実施の形態]請求項1
の発明の実施の形態によって、両無線アダプタ間の通信
が何かで遮断された場合それを検出することができる。
この情報を何らかの手段でユーザに知らせ、可能であれ
ば遮蔽物を取り除くなどの処理を行うようにする。この
監視機能として、例えば、無線アダプタ自身にLEDや
警報ブザーを付加する方法が考えられる。
の発明の実施の形態によって、両無線アダプタ間の通信
が何かで遮断された場合それを検出することができる。
この情報を何らかの手段でユーザに知らせ、可能であれ
ば遮蔽物を取り除くなどの処理を行うようにする。この
監視機能として、例えば、無線アダプタ自身にLEDや
警報ブザーを付加する方法が考えられる。
【0017】[請求項3の発明の実施の形態]図3は、
本発明が適用されたシステムの要素としての他の無線ア
ダプタの概略構成図で、同図中、16は、セル認識部、
17は、セル生成部、18は、セル制御部で、図2に示
した無線アダプタ内にセル生成部17および受け取った
セルを識別する認識部16とこれらを制御する制御部1
8を設けたものに相当するものである。セル生成部17
及びセル認識部16では、主として管理保守用のOAM
セルを取り扱う。
本発明が適用されたシステムの要素としての他の無線ア
ダプタの概略構成図で、同図中、16は、セル認識部、
17は、セル生成部、18は、セル制御部で、図2に示
した無線アダプタ内にセル生成部17および受け取った
セルを識別する認識部16とこれらを制御する制御部1
8を設けたものに相当するものである。セル生成部17
及びセル認識部16では、主として管理保守用のOAM
セルを取り扱う。
【0018】OAMセル以外のセルとしては、次のよう
なセルの生成が有効である。請求項2の発明の実施の形
態で述べた監視機能の他の実現方法として、障害を監視
するプログラムをそれぞれのATM端末で走らせておく
やり方が考えられる。この方法では、遮蔽物による障害
が生じると、このプログラムを通じてコンソールにメッ
セージを出すことで、ユーザに障害を伝えることができ
る。例えば、UNIXでは、このプログラムは、特定の
ポート番号から入ってくるパケットを監視するプロセス
である。つまり、無線アダプタで上記障害を検出する
と、監視プロセスを宛先ポートとするようなユーザパケ
ットから生成されるセルを送出し、ATM端末は、AT
M I/Fからこの情報を受け取って監視プロセスに渡
すようにすることで、ユーザに通知することができる。
なセルの生成が有効である。請求項2の発明の実施の形
態で述べた監視機能の他の実現方法として、障害を監視
するプログラムをそれぞれのATM端末で走らせておく
やり方が考えられる。この方法では、遮蔽物による障害
が生じると、このプログラムを通じてコンソールにメッ
セージを出すことで、ユーザに障害を伝えることができ
る。例えば、UNIXでは、このプログラムは、特定の
ポート番号から入ってくるパケットを監視するプロセス
である。つまり、無線アダプタで上記障害を検出する
と、監視プロセスを宛先ポートとするようなユーザパケ
ットから生成されるセルを送出し、ATM端末は、AT
M I/Fからこの情報を受け取って監視プロセスに渡
すようにすることで、ユーザに通知することができる。
【0019】[請求項4の発明の実施の形態]請求項2
および3の発明の実施の形態で述べた方法により、遮蔽
物による障害をユーザに伝える方法を提供することがで
きるが、しかし、ATMネットワークから見ると、依然
原因不明の障害が起きたままであり、障害回避策を決定
することもできない。通常、ATMネットワークで通信
路に障害が起きた場合、従来技術で述べたように、OA
M機能のAISとFERFのやりとりによって障害を両
終端点に通知することで、システムの全ての利用機器に
障害を知らせている。しかし、遮蔽物による通信障害の
場合は、通信路そのものが絶たれているので従来の方法
は使えない。
および3の発明の実施の形態で述べた方法により、遮蔽
物による障害をユーザに伝える方法を提供することがで
きるが、しかし、ATMネットワークから見ると、依然
原因不明の障害が起きたままであり、障害回避策を決定
することもできない。通常、ATMネットワークで通信
路に障害が起きた場合、従来技術で述べたように、OA
M機能のAISとFERFのやりとりによって障害を両
終端点に通知することで、システムの全ての利用機器に
障害を知らせている。しかし、遮蔽物による通信障害の
場合は、通信路そのものが絶たれているので従来の方法
は使えない。
【0020】そこで、障害が起きて、請求項1の発明の
実施の形態で説明した方法により無線アダプタ内の制御
部18が遮蔽物による障害であると判断すると、遮断区
間の下流方向に有る無線アダプタではセル生成部17が
AISセルを生成し、下流終端点に送る。これを受け取
った終端点からFERFセルが返ってくると、無線アダ
プタ内のセル認識部16が制御部18に知らせ、障害が
回復するまでAISセルを一定間隔で送出しつづける。
また、遮断区間の上流に有る無線アダプタでも同様に遮
蔽物による障害を検出すると上流方向にFERFセルを
送出し、障害を上流終端点に通知する。従って、疑似的
にATMネットワークの接続正常性確認を行うことがで
き、ATMネットワーク全ての利用機器に障害を通知す
ることができる。
実施の形態で説明した方法により無線アダプタ内の制御
部18が遮蔽物による障害であると判断すると、遮断区
間の下流方向に有る無線アダプタではセル生成部17が
AISセルを生成し、下流終端点に送る。これを受け取
った終端点からFERFセルが返ってくると、無線アダ
プタ内のセル認識部16が制御部18に知らせ、障害が
回復するまでAISセルを一定間隔で送出しつづける。
また、遮断区間の上流に有る無線アダプタでも同様に遮
蔽物による障害を検出すると上流方向にFERFセルを
送出し、障害を上流終端点に通知する。従って、疑似的
にATMネットワークの接続正常性確認を行うことがで
き、ATMネットワーク全ての利用機器に障害を通知す
ることができる。
【0021】[請求項5の発明の実施の形態]請求項4
の発明の実施の形態によれば、遮蔽物による障害を検出
したときも、ATMネットワークの全ての利用機器に障
害を通知することができるが、本実施の形態は、この障
害から回復する手段をさらに設けてなる発明についての
ものである。遮蔽物による障害が起きると赤外線による
補助通信を試みる。そして、遮蔽物が取り除かれて赤外
線による補助通信が成功した場合、下流方向の無線アダ
プタは、AISセルの送出を、上流方向の無線アダプタ
は、FERFセルの送出をやめることで、障害回復をネ
ットワーク全ての機器に通知する。
の発明の実施の形態によれば、遮蔽物による障害を検出
したときも、ATMネットワークの全ての利用機器に障
害を通知することができるが、本実施の形態は、この障
害から回復する手段をさらに設けてなる発明についての
ものである。遮蔽物による障害が起きると赤外線による
補助通信を試みる。そして、遮蔽物が取り除かれて赤外
線による補助通信が成功した場合、下流方向の無線アダ
プタは、AISセルの送出を、上流方向の無線アダプタ
は、FERFセルの送出をやめることで、障害回復をネ
ットワーク全ての機器に通知する。
【0022】[請求項6の発明の実施の形態]また、例
えば、無線アダプタ自身に障害が発生し、更に赤外線受
信装置にも障害が有るような場合には前記請求項4の実
施の形態のような疑似的な接続正常性を提供するのでは
なく、断線などの障害として扱うようにしなければなら
ない。このための手段として、無線アダプタ内の制御部
で現在の状態を監視し、ある一定回数(または一定時
間)補助通信を試みて通信ができない場合は断線と判断
して、上流下流双方向にコネクション開放などの処理を
通知するということを行うようにする。
えば、無線アダプタ自身に障害が発生し、更に赤外線受
信装置にも障害が有るような場合には前記請求項4の実
施の形態のような疑似的な接続正常性を提供するのでは
なく、断線などの障害として扱うようにしなければなら
ない。このための手段として、無線アダプタ内の制御部
で現在の状態を監視し、ある一定回数(または一定時
間)補助通信を試みて通信ができない場合は断線と判断
して、上流下流双方向にコネクション開放などの処理を
通知するということを行うようにする。
【0023】[請求項7の発明の実施の形態]前述の請
求項1乃至6何れかの実施の形態において、赤外線送受
信装置の代わりに超音波送受信装置を用いてもよい、例
えば、超音波を使用することで他に赤外線を使用してい
る環境下でも正常な動作をすることができる無線LAN
システムを提供できる。
求項1乃至6何れかの実施の形態において、赤外線送受
信装置の代わりに超音波送受信装置を用いてもよい、例
えば、超音波を使用することで他に赤外線を使用してい
る環境下でも正常な動作をすることができる無線LAN
システムを提供できる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、ミリ波を使用している無線LANシステムに
おいて、通信不通の原因が、無線アダプタ間に遮蔽物が
ある場合か、それ以外の場合かに絞り込むことができ、
遮蔽物によって通信路が完全に遮断されている場合でも
疑似的にネットワークの接続性を保つことができ、OA
M機能等による故障管理が適用できるようになった。
によると、ミリ波を使用している無線LANシステムに
おいて、通信不通の原因が、無線アダプタ間に遮蔽物が
ある場合か、それ以外の場合かに絞り込むことができ、
遮蔽物によって通信路が完全に遮断されている場合でも
疑似的にネットワークの接続性を保つことができ、OA
M機能等による故障管理が適用できるようになった。
【図1】 本発明が適用され得る無線LANシステムの
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】 本発明が適用されたシステムにおける無線ア
ダプタの概略構成図である。
ダプタの概略構成図である。
【図3】 本発明が適用されたシステムにおける他の無
線アダプタの概略構成図である。
線アダプタの概略構成図である。
1a,1b…ATM端末、2a,2b,3a,3b…無
線アダプタ、4…ATM交換機、11…変調回路、12
…復調回路、13…キャリア検出回路、14…赤外線送
信部、15…赤外線受信部、16…セル認識部、17…
セル生成部、18…セル制御部。
線アダプタ、4…ATM交換機、11…変調回路、12
…復調回路、13…キャリア検出回路、14…赤外線送
信部、15…赤外線受信部、16…セル認識部、17…
セル生成部、18…セル制御部。
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも1台のATM交換機と、複数
台のATM端末と、通信経路として光ファイバまたはU
TPなどを有するLANシステムにおいて、前記通信経
路の一部を無線にするため前記光ファイバまたはUTP
などの有線信号からミリ波を使用した無線信号へ、また
はその逆の変換を行う無線アダプタを設け、該無線アダ
プタが前記ミリ波信号の不通時に遮蔽物の有無を検知す
る補助通信を行うための赤外線の発光部及び受光部と、
前記補助通信の検知結果に応じて前記不通の原因が遮蔽
物によるものかそれ以外の障害によるものかを判断する
機能を具備するようにしたことを特徴とする無線LAN
システム。 - 【請求項2】 前記無線アダプタは、不通の原因を遮蔽
物によるものと判断した場合、該判断結果の情報をユー
ザに伝える監視機能を具備するようにしたことを特徴と
する請求項1に記載の無線LANシステム。 - 【請求項3】 前記無線アダプタ内にセル生成部とセル
認識部を具備し、遮蔽物による不通の場合でも故障管理
ができるようにしたことを特徴とする請求項1または2
に記載の無線LANシステム。 - 【請求項4】 前記無線アダプタは、前記セル生成部に
よってOAMセルを生成して有線側に流し、また通信終
端点から送られてくるOAMセルを前記セル認識部によ
って受信して遮蔽物による不通の場合でもATMに用意
されたOAM機能を利用し、システムの利用機器に障害
の原因を伝えるようにしたことを特徴とする請求項3に
記載の無線LANシステム。 - 【請求項5】 前記無線アダプタは、不通の原因を遮蔽
物によるものと判断した場合、ミリ波による通信を一時
中断し、赤外線による遮蔽物を検知する補助通信を試み
て遮蔽物が無くなったときにシステムの利用機器に障害
回復を伝えて、ミリ波による通信を再開させる機能を具
備するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の無
線LANシステム。 - 【請求項6】 前記無線アダプタは、前記赤外線による
補助通信を試みる回数または時間に上限を設け、該上限
を越えても通信ができない場合、通信不能をシステムの
利用機器に通知する機能を具備するようにしたことを特
徴とする請求項4に記載の無線LANシステム。 - 【請求項7】 前記赤外線の代わりに超音波による補助
通信手段を具備するようにしたことを特徴とする請求項
1乃至6の何れかに記載の無線LANシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28312795A JPH09130381A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 無線lanシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28312795A JPH09130381A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 無線lanシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130381A true JPH09130381A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17661586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28312795A Pending JPH09130381A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 無線lanシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09130381A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007082429A1 (fr) * | 2006-01-17 | 2007-07-26 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Procédés et dispositifs de détermination de l'état de connexion d'un pseudo-câble et de notification de l'état de connexion d'un circuit annexe |
JP2016500934A (ja) * | 2012-07-17 | 2016-01-14 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 消費者装置をネットワーク化するためのシステム及び方法 |
US9762437B2 (en) | 2012-07-17 | 2017-09-12 | The Procter & Gamble Company | Systems and methods for networking consumer devices |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP28312795A patent/JPH09130381A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007082429A1 (fr) * | 2006-01-17 | 2007-07-26 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Procédés et dispositifs de détermination de l'état de connexion d'un pseudo-câble et de notification de l'état de connexion d'un circuit annexe |
JP2016500934A (ja) * | 2012-07-17 | 2016-01-14 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 消費者装置をネットワーク化するためのシステム及び方法 |
US9667502B2 (en) | 2012-07-17 | 2017-05-30 | The Procter & Gamble Company | Home network of connected consumer devices |
US9762437B2 (en) | 2012-07-17 | 2017-09-12 | The Procter & Gamble Company | Systems and methods for networking consumer devices |
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