JPH09130248A - A/d変換器 - Google Patents

A/d変換器

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JPH09130248A
JPH09130248A JP28293195A JP28293195A JPH09130248A JP H09130248 A JPH09130248 A JP H09130248A JP 28293195 A JP28293195 A JP 28293195A JP 28293195 A JP28293195 A JP 28293195A JP H09130248 A JPH09130248 A JP H09130248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サンプリング,ホールド各期間の状態遷移時に
電源回路に流れるスパイク電流を分散し電源電圧の過渡
的変動を除去しA/D変換精度を向上させる。 【解決手段】タイミング制御回路5が、サンプルホール
ド周期対応のビット変換部1の動作用のサンプルホール
ド信号SH1を発生するクロック発生回路51と、信号
SH1を半周期分遅延してビット変換部2の動作用のサ
ンプルホールド信号SH2を発生する遅延回路52と、
信号SH1を一定時間t遅延しビット変換部3の動作用
の信号SH3を発生する遅延回路53と、信号SH2を
一定時間t遅延しビット変換部4の動作用の信号SH4
を発生する遅延回路54とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はA/D変換器に関
し、特にパイプライン型のA/D変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換器としては、積分型や逐次比較型などの各
種のA/D変換器が実用されている。積分型A/D変換
器は、積分コンデンサのキャパシタンスや比較器のオフ
セット電圧が誤差要因とならず直線性が良いが、変換動
作が遅いという欠点を有している。一方、逐次型A/D
変換器は、比較的高速変換可能であるが、その本質的な
動作は、まずアナログ信号のサンプルホールド後、最上
位ビット(MSB)から最下位ビット(LSB)までの
変換動作を時系列的に直列処理しているため、各構成要
素の動作効率が低くさらなる高速化は困難である。
【0003】このA/D変換器のさらなる高速化の方法
として、例えば、特開昭62−36922号公報(文献
1)記載のパイプライン型のA/D変換器が提案されて
いる。
【0004】文献1記載の従来のA/D変換器をブロッ
クで示す図5を参照すると、この従来のA/D変換器
は、4ビットのA/D変換器であり、アナログの入力信
号電圧VINの供給を受け基準電圧VR1と比較して1
ビットのディジタルコードDO1に変換・出力するとと
もに信号電圧VINと基準電圧VR1との差のアナログ
電圧VO1を出力する1段目のビット変換部101と、
アナログ電圧VO1の供給を受け基準電圧VR2と比較
して1ビットのディジタルコードDO2に変換・出力す
るとともに信号電圧VO1と基準電圧VR2との差のア
ナログ電圧VO2を出力する2段目のビット変換部10
2と、アナログ電圧VO2の供給を受け基準電圧VR3
と比較して1ビットのディジタルコードDO3に変換・
出力するとともに信号電圧VO2と基準電圧VR3との
差のアナログ電圧VO3を出力する3段目のビット変換
部103と、アナログ電圧VO3の供給を受け基準電圧
VR4と比較して1ビットのディジタルコードDO4に
変換・出力する4段目のビット変換部104と、全段の
ビット変換部101〜104の動作を制御するサンプル
ホールド信号SHとクロック信号CKとを供給するタイ
ミング制御回路105と、基準電圧VR1〜VR4とを
供給する基準電圧発生回路106とを備える。
【0005】説明の便宜上の代表として2段目のビット
変換部102の構成をブロックで示す図6を参照する
と、サンプルホールド信号SHの供給に応答して信号V
01をホールドしホールド信号VAを出力するサンプル
ホールド回路21と、ホールド信号VAと基準電圧VR
2とを比較し差電圧VBを出力するアナログ減算器22
と、差信号VBの値に応答してVDの値を’1’,’
0’のいずれか一方の値に設定するとともにスイッチ2
6の制御信号VCを出力する制御回路23と、パイプラ
イン動作を行うためのレジスタとして機能するためクロ
ックCKに同期して信号DO1,VDをそれぞれラッチ
し信号DO1,DO2をそれぞれ出力するDフリップフ
ロップ(以下FF)24,25と、信号VCの制御に応
答して信号VA,VBのいずれか一方を信号VO2とし
て出力するスイッチ26とを備える。
【0006】1,3,4各段目のビット変換部101,
103,104は構成要素の符号がそれぞれ10番台,
30番台,40番台となる他はビット変換部102と基
本的には同様の構成であるが、ビット変換部101は初
段であり当然前段からのデータビットはないのでFF2
4対応のFF14を含まず、ビット変換部103,10
4はデータビット数の増加に対応して対応のFFをそれ
ぞれFF34A,34Bの2個,FF44A,44B,
44Cの3個含む。またビット変換部104はスイッチ
26対応のスイッチ16を備えない。
【0007】次に、図5,図6および動作タイムチャー
トを示す図7を参照して、従来のA/D変換器の動作に
ついて説明すると、まず、クロックCKとサンプルホー
ルド信号SHとは同一タイミングで相互に同期がとれて
いるものとする。第1段のビット変換部101のサンプ
ルホールド回路11は任意の時刻T0のサンプルホール
ド信号SHの立上りエッジに応答して入力信号VINを
サンプルホールドし、アナログ減算器12はこのホール
ド信号VAと基準電圧VR1と比較する。比較結果、信
号VAが電圧VR1より大きい場合は制御回路13は信
号VDを’1’にするとともに信号VCによりスイッチ
26を2側に接続し差信号VBをVO1として出力す
る。また次の時刻T1のクロックCKの立上りエッジに
応答してFF15の値’1’を信号DO1として出力す
る。上記比較結果、信号VAが電圧VR1より小きい場
合は制御回路13は信号VDを’0’にするとともに信
号VCによりスイッチ26を1側に接続しホールド信号
VBをVO1として出力する。また次の時刻T1のクロ
ックCKの立上りエッジに応答してFF15の値’0’
を信号DO1として出力する。第2段のビット変換部1
02も同様の動作を行い次の時刻T2のクロックに同期
して信号VO2,DO2を出力すると同時に信号DO1
を時刻T2のクロックに同期して出力する。以下同様に
ビット変換部103は時刻T3で信号VO3,DO3,
DO2,DO1を出力する。ビット変換部104は時刻
T4で信号DO4,DO3,DO2,DO1すなわち全
ビットの値を出力する。このように各段をパイプライン
的に処理することにより、高速性と高精度とを両立する
ことができる。
【0008】しかし、この従来のパイプライン型のA/
D変換器は、図5に示すように、クロックCKおよびサ
ンプルホールド信号SHは各段のビット変換部101〜
104に並列に供給されるので、これらビット変換部1
01〜104のサンプルホールド動作は全部同一タイミ
ングで行われる。したがって、これら各段のビット変換
部101〜104のサンプル期間とホールド期間の状態
遷移時においては4段分のビット変換部101〜104
の動作電流が同時に流れ、電源(図示省略)はこれら動
作電流をパルス状のスパイク電流IPとして供給する。
また、同一タイミングで基準電圧発生回路106も基準
電圧VR1〜VR4を同時にスパイク電流として供給す
る。このスパイク電流IPと配線インピーダンスによる
過渡応答により過渡的な電源電圧および基準電圧の変動
が生ずる。これら電源電圧および基準電圧の変動により
変換精度が低下する。このスパイク電流IPの値が電源
許容電流値IAを超えると電源が正常動作状態に復帰す
るための時間が必要となり、したがって過渡応答の収束
時間が長くなり変換精度がさらに低下する。また、基準
電圧発生回路においても同様である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のA/D
変換器は、全段のビット変換部のサンプル期間とホール
ド期間の動作状態遷移が同時に起こるため、この状態遷
移時に瞬間的に1段あたりの動作電流の段数倍のスパイ
ク電流が電源および基準電圧発生回路に流れ、このスパ
イク電流と配線インピーダンスによって生じる過渡応答
により、電源電圧および基準電圧の過渡的変動が生じ変
換精度が低下するという欠点があった。
【0010】さらに、上記各スパイク電流の値が電源お
よび基準電圧発生回路のそれぞれ許容電流値を超えた場
合は、これら電源および基準電圧発生回路が正常な動作
状態への復帰所要時間のため過渡応答収束時間が長くな
り、変換精度がさらに低下するという欠点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のA/D変換器
は、サンプルホールド信号の供給に応答して前段のビッ
ト変換部の第1のアナログ出力信号をホールドしホール
ド信号を出力するサンプルホールド回路と、前記ホール
ド信号と基準電圧とを比較し差電圧信号を出力する減算
回路と、前記差電圧信号の値の正負に応答して前記ホー
ルド信号と前記差電圧信号とのいずれか一方を選択して
この段のビット変換部の第2のアナログ出力信号として
出力する選択回路と、前記正負に応答して論理レベル1
および論理レベル0のいずれか一方をこの段の第2の出
力ビットの論理値として出力するアナログ論理変換回路
と、前記サンプルホールド信号に同期して前記前段のビ
ット変換部の第1の出力ビットをラッチし次の周期のサ
ンプルホールド信号に同期してこのラッチした第2の出
力ビットおよび前記第1の出力ビットをそれぞれ出力す
るレジスタ回路とを備える複数段のビット変換部を直列
接続して成る変換部と、前記サンプルホールド信号を供
給するタイミング制御部と、前記基準電圧信号を供給す
る基準電圧発生部とを備えるA/D変換器において、前
記タイミング制御部が、第1のビット変換部の動作用の
サンプルホールド周期の予め定めた第1のタイミングの
第1のサンプルホールド信号を発生する第1のサンプル
ホールド信号発生回路と、第2のビット変換部の動作用
の前記第1のタイミングと異なる少なくとも1つの第2
のタイミングの第2のサンプルホールド信号を発生する
第2のサンプルホールド信号発生回路とを備えて構成さ
れている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態をブロ
ックで示す図1を参照すると、この図に示す本実施の形
態のA/D変換器は、説明の便宜上従来と同様の4ビッ
トのA/D変換器であり、アナログの入力信号電圧VI
Nの供給を受け基準電圧VRと比較して1ビットのディ
ジタルコードDO1に変換・出力するとともに信号電圧
VINと基準電圧VRとの差電圧の2倍のアナログ電圧
VO1を出力する1段目のビット変換部1と、アナログ
電圧VO1の供給を受け基準電圧VRと比較して1ビッ
トのディジタルコードDO2に変換・出力するとともに
信号電圧VO1と基準電圧VRとの差電圧(または電圧
VO1、以下説明の便宜上省略)の2倍のアナログ電圧
VO2を出力する2段目のビット変換部2と、アナログ
電圧VO2の供給を受け基準電圧VRと比較して1ビッ
トのディジタルコードDO3に変換・出力するとともに
信号電圧VO2と基準電圧VRとの差電圧の2倍のアナ
ログ電圧VO3を出力する3段目のビット変換部3と、
アナログ電圧VO3の供給を受け基準電圧VRと比較し
て1ビットのディジタルコードDO4に変換・出力する
4段目のビット変換部4と、ビット変換部1〜4の動作
をそれぞれ制御するサンプルホールド信号SH1〜SH
4を供給するタイミング制御回路5と、基準電圧VRを
供給する基準電圧発生回路6とを備える。
【0013】タイミング制御回路5は、クロック信号C
Kとサンプルホールド信号SH1を発生するクロック信
号発生部51と、サンプルホールド信号SH1をサンプ
ルホールド周期の半周期分遅延してサンプルホールド信
号SH2を発生する遅延回路52と、サンプルホールド
信号SH1を一定時間tだけ遅延してサンプルホールド
信号SH3を発生する遅延回路53と、サンプルホール
ド信号SH2を一定時間tだけ遅延してサンプルホール
ド信号SH4を発生する遅延回路54とを備える。
【0014】ビット変換部1〜4は基本的には従来のビ
ット変換部101〜104と同様の構成であるが、全段
が1つの基準電圧VRで動作するように、ビット変換部
1〜3は基準電圧VRと各々の入力電圧VIN,VO
1,VO2との差電圧(または選択した各々の入力電
圧)をそれぞれ2倍して出力するアナログ掛算器17,
27,37をそれぞれ備える。
【0015】次に、図1および動作タイムチャートを示
す図2を参照して本実施の形態の動作について説明する
と、基本的には上述した従来の動作と同様である。従来
との相違点は、各段のビット変換部1〜4はそれぞれタ
イミングが異なるサンプルホールド信号SH1〜SH4
にしたがってサンプルホールド動作を行うことである。
サンプルホールド信号SH1〜SH4の状態遷移点は相
互に異なり一致することはないので、これらビット変換
部1〜4の動作も一致することはない。したがって、上
記状態遷移における最大動作電流すなわちスパイク電流
IPは常にビット変換部1〜4の1段分すなわち従来の
1/4となる。これにより、このスパイク電流IPによ
る過渡的電圧変動は大幅に抑圧され変換精度に対する影
響も大幅に低減される。また、このスパイク電流IPの
値は電源の許容電流値IAを超えることはなく、したが
って、過渡応答の収束時間も極めて小さく抑えられる。
【0016】次に、本発明の第2の実施の形態を図1と
共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様
にブロックで示す図3を参照すると、この実施の形態の
前述の第1の実施の形態との相違点は、タイミング制御
回路5の代りにクロック信号CKとビット変換部1,3
の動作制御用のデューティー比が50%以下のサンプル
ホールド信号SHAとを発生するクロック信号発生部5
1Aと、サンプルホールド信号SHAをサンプルホール
ド周期の半周期分遅延してビット変換部2,4の動作制
御用のサンプルホールド信号SHBを発生する遅延回路
51Aとを有するタイミング制御回路5Aを備えること
である。
【0017】次に、図3および動作タイムチャートを示
す図4を参照して本実施の形態の動作について説明する
と、ビット変換部1,3とビット変換部2,4とのそれ
ぞれの動作制御用のサンプルホールド信号SHA,SH
Bは相互に半周期分ずれているため、サンプル期間とホ
ールド期間の状態遷移点も相互に半周期分ずれている。
したがって、状態遷移にともなうスパイク電流IPは2
段分のビット変換部の同時動作に対応するものとなる。
第1の実施の形態よりはスパイク電流は増加すものの従
来に比較すると半減するため、変換精度に影響する電源
に対する影響は十分抑圧でき、しかも遅延回路を2個省
略できるのでその分回路面積を削減できる。
【0018】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。例えばビット数4の代りに任意のビット数でもよ
く、またビット数が大きくなるほど、スパイク電流抑圧
効果が大きくなる。
【0019】また、全段が1つの基準電圧で動作する代
りに従来と同様に各段独立の基準電圧を用いることも、
本発明の主旨を逸脱しない限り適用できることは勿論で
ある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のA/D変
換器は、タイミング制御部が、第1のビット変換部の動
作用の第1のサンプルホールド信号を発生する第1のサ
ンプルホールド信号発生回路と、第2のビット変換部の
動作用の第1のタイミングと異なる第2のタイミングの
第2のサンプルホールド信号を発生する第2のサンプル
ホールド信号発生回路とを備えるので、サンプルホール
ド回路の状態遷移にともなうスパイク電流値を従来に比
較してビット数分の1に抑圧することににより、変換精
度の低下要因である過渡的電圧変動を大幅に低減でき、
高変換精度が向上するという効果がある。
【0021】また、上記スパイク電流は電源の許容電流
値を超過することはないので、過渡応答の収束時間の延
長要因となる電源回復時間が除去されるという効果があ
る。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のA/D変換器の第1の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】本実施の形態のA/D変換器における動作の一
例を示すタイムチャートである。
【図3】本発明のA/D変換器の第2の実施の形態を示
すブロック図である。
【図4】本実施の形態のA/D変換器における動作の一
例を示すタイムチャートである。
【図5】従来のA/D変換器の一例を示すブロック図で
ある。
【図6】図5のビット変換部の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】従来のA/D変換器における動作の一例を示す
タイムチャートである。
【符号の説明】
1〜4,101〜104 ビット変換部 5,5A,105 タイミング制御回路 6,106 基準電圧発生回路 17,27,37 アナログ掛算器 21 サンプルホールド回路 22 アナログ減算器 23 制御回路 24,25 FF 51,51A クロック発生回路 52〜54 遅延回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプルホールド信号の供給に応答して
    前段のビット変換部の第1のアナログ出力信号をホール
    ドしホールド信号を出力するサンプルホールド回路と、
    前記ホールド信号と基準電圧とを比較し差電圧信号を出
    力する減算回路と、前記差電圧信号の値の正負に応答し
    て前記ホールド信号と前記差電圧信号とのいずれか一方
    を選択してこの段のビット変換部の第2のアナログ出力
    信号として出力する選択回路と、前記正負に応答して論
    理レベル1および論理レベル0のいずれか一方をこの段
    の第2の出力ビットの論理値として出力するアナログ論
    理変換回路と、前記サンプルホールド信号に同期して前
    記前段のビット変換部の第1の出力ビットをラッチし次
    の周期のサンプルホールド信号に同期してこのラッチし
    た第2の出力ビットおよび前記第1の出力ビットをそれ
    ぞれ出力するレジスタ回路とを備える複数段のビット変
    換部を直列接続して成る変換部と、 前記サンプルホールド信号を供給するタイミング制御部
    と、 前記基準電圧信号を供給する基準電圧発生部とを備える
    A/D変換器において、 前記タイミング制御部が、第1のビット変換部の動作用
    のサンプルホールド周期の予め定めた第1のタイミング
    の第1のサンプルホールド信号を発生する第1のサンプ
    ルホールド信号発生回路と、 第2のビット変換部の動作用の前記第1のタイミングと
    異なる少なくとも1つの第2のタイミングの第2のサン
    プルホールド信号を発生する第2のサンプルホールド信
    号発生回路とを備えることを特徴とするA/D変換器。
  2. 【請求項2】 前記第2のサンプルホールド信号発生回
    路が、前記第1のサンプルホールド信号を前記サンプル
    ホールド周期の半周期分遅延して前記第2のサンプルホ
    ールド信号を発生する第1の遅延回路を備えることを特
    徴とする請求項1記載のA/D変換器。
  3. 【請求項3】 前記変換部が第1〜第4のビット変換部
    を備え、 前記第2のサンプルホールド信号発生回路が、前記第1
    のサンプルホールド信号を前記サンプルホールド周期の
    半周期分遅延して前記第2のビット変換部の動作用の前
    記第2のサンプルホールド信号を発生する第1の遅延回
    路と、 前記第1のサンプルホールド信号を予め定めた一定時間
    遅延して前記第3のビット変換部の動作用の第3のサン
    プルホールド信号を発生する第2の遅延回路と、 前記第2のサンプルホールド信号をさらに前記一定時間
    遅延して前記第4のビット変換部の動作用の第4のサン
    プルホールド信号を発生する第3の遅延回路とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のA/D変換器。
  4. 【請求項4】 前記ビット変換部が、前記選択回路の出
    力電圧値を2倍に増幅して前記第2のアナログ出力信号
    を生成するアナログ掛算器を備えることを特徴とする請
    求項1記載のA/D変換器。
  5. 【請求項5】 前記変換部が第1〜第4のビット変換部
    から成り、前記第1のサンプルホールド信号を前記第
    1,第3のビット変換部に前記第2のサンプルホールド
    信号を前記第2,第4のビット変換部にそれぞれ供給す
    ることを特徴とする請求項2記載のA/D変換器。
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