JPH09128845A - テープレコーダのテープ損傷防止装置 - Google Patents

テープレコーダのテープ損傷防止装置

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JPH09128845A
JPH09128845A JP7305099A JP30509995A JPH09128845A JP H09128845 A JPH09128845 A JP H09128845A JP 7305099 A JP7305099 A JP 7305099A JP 30509995 A JP30509995 A JP 30509995A JP H09128845 A JPH09128845 A JP H09128845A
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JP
Japan
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tape
cassette
mounting plate
head mounting
head
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Withdrawn
Application number
JP7305099A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yoshimura
利夫 吉村
Sumioki Hashimoto
澄興 橋本
Hiroshi Kakigahara
寛 垣ケ原
Yoshihisa Nishiguchi
義久 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用等のテープレコーダにおいて、テープ
カセットを保持可能なカセットホルダのローディング動
作に応答して磁気ヘッドを再生位置に移動させて再生動
作を遂行させる場合に、カセット内のテープが,磁気ヘ
ッド側面のテープガイドが急激に突き当ることにより損
傷する問題を解消すること。 【解決手段】 磁気ヘッド(8)を載置したヘッド取付
板(7)とシャーシ(1)との間にテープ損傷防止装置
(10)が設置される。カセットローディングに際し
て、ヘッド取付板がバネ(11)の付勢力により再生位
置方向(B)に移動するとき、このヘッド取付板に連結
されたピストン(16)がシリンダ(15)内で移動
し、シリンダ内の容積を変化させるが、弾性弁部材(1
9)で空気孔(20,21)を塞いでシリンダ内外間の
空気の流動抵抗を増加させ、ピストンの移動速度を抑制
する。この結果、ヘッド取付板(7)の急速移動が漸次
減速される。これにより、カセット(5)内のテープ
(13)に対してテープガイド(12)が急激に突き当
ることがなく、テープの損傷を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカセットを
保持したカセットホルダのローディング位置への移動に
応答して磁気ヘッドを再生位置に移動させて再生動作を
遂行させる車載用等のテープレコーダに係り、特に磁気
ヘッドがテープに当る際にテープが損傷を受けないよう
にしたテープ損傷防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープレコーダにあっては、磁
気ヘッドが待機位置から再生位置へと移動してカセット
内に部分的に進入し、カセット内のテープと接触する。
該ヘッドはヘッド取付板上に載置され、カセットホルダ
のローディング位置への移動に応答して該ヘッド取付板
が再生位置方向に付勢しているバネによって移動し、ヘ
ッドを再生位置に位置付ける構成である。このような構
成のテープレコーダは、例えば、実公平5−4126号
により公知である。
【0003】又、ヘッド取付板の移動を、カセットホル
ダと関連して動作するイジェクト部材に連動させた構成
のテープレコーダも公知である。この構成においては、
カセットホルダのローディング位置からアンローディン
グ位置への移動をイジェクト部材によって行わせる。該
イジェクト部材は、又、ヘッド取付板に作動連結されて
いる。イジェクト部材は、カセットホルダのローディン
グ位置への移動に応答してバネにより初期位置へ移動す
る。そして、テープカセットを取り出す場合には、該イ
ジェクト部材を手動操作等によりイジェクト位置へバネ
付勢に抗して移動させることにより、これに連動して、
ヘッド取付板が待機位置に復帰し、又、カセットホルダ
がアンローディング位置に復帰する構成である。
【0004】いずれにおいても、この種のテープレコー
ダでは、カセットローディング動作において、ヘッド取
付板の再生位置への移動は、ヘッド取付板、イジェクト
部材に取着させたバネの付勢力によって遂行される構成
となっている。そして、テープカセットはローディング
に際して挿入方向に移動した後にバネ付勢によって急激
に下降してローディング位置で止められ、又、ヘッド取
付板はバネ付勢によって待機位置から急速移動して再生
位置で止められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、カセッ
トローディング動作においては、ヘッド取付板がバネ手
段によって再生位置に急速移動するために、停止時には
衝撃が発生する。このとき、テープカセット内のテープ
ヘッドと接触する部分のテープの位置が大きくずれてい
ると、これに磁気ヘッドが当る際、テープガイドの先端
がテープに激しく突き当ってテープを損傷させる問題が
ある。テープガイドは、その先端部が丸くあるいはテー
パ状となったガイド縁となっているので、テープが通常
の中心位置より若干ずれた状態でも、そのテープをスム
ーズに正常位置へ案内する。しかし、テープ位置が大き
くずれた状態では、テープガイドはもはやテープを正常
位置に案内するいとまもなく、いきおいテープに突き当
ってしまい、テープの損傷やねじれ等を引起こす恐れが
あったのである。又、ローディング動作時の衝撃音の発
生や衝撃による部品の耐久性の低下等の問題もあった。
【0006】本発明は上述した諸問題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、カセットローディング動作にお
いて、磁気ヘッド側面のテープガイドによるテープ損傷
を解消するとともに軽快なローディング動作を遂行し
得、耐久性にも優れたテープレコーダのテープ損傷防止
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、側面にテープガイドを備えた磁気ヘッド
を載置して、該ヘッドをテープカセットから離反させる
待機位置と該ヘッドを該カセット内のテープに接触させ
る再生位置との間において往復動自在なヘッド取付板
と、該ヘッド取付板を常時、再生位置に向けて付勢する
バネ手段と、カセットを保持可能で、該カセットを情報
再生可能な位置に位置付けるローディング位置とカセッ
ト着脱を可能とするアンローディング位置との間におい
て往復動自在なカセットホルダとを備え、該カセットホ
ルダがアンローディング位置にあるとき前記ヘッド取付
板の待機位置から再生位置への移動を禁止し、カセット
ホルダのローディング位置への移動に応答して前記ヘッ
ド取付板の待機位置から再生位置への移動を可能にする
構成のテープレコーダを前提として、前記ヘッド取付板
の待機位置から再生位置への移動時に、その移動の速度
増加に伴い流動抵抗を増大させてヘッド取付板の移動範
囲の少なくとも一部における移動速度を漸次減速させる
緩衝手段を設けた構成を特徴とするテープレコーダのテ
ープ損傷防止装置を提案するものである。
【0008】上記構成において、ヘッド取付板は、緩衝
手段によって、バネ手段による再生位置方向への移動が
緩慢となるために、磁気ヘッドがテープカセット内に急
激に進入する動作が抑制される。従って、テープガイド
がカセット内のテープに対して急激に当接することがな
いので、たとえカセット内のテープ位置が大きくずれた
状態でも該テープを損傷することなく、正常位置に案内
することができる。
【0009】又、本発明は、上記目的を達成するため
に、側面にテープガイドを備えた磁気ヘッドを載置し
て、該ヘッドをテープカセットから離反させる待機位置
と該ヘッドを該カセット内のテープに接触させる再生位
置との間において往復動自在なヘッド取付板と、カセッ
トを保持可能で、該カセットを情報再生可能な位置に位
置付けるローディング位置とカセット着脱を可能とする
アンローディング位置との間において往復動自在なカセ
ットホルダと、該カセットホルダと連動関係を有して該
カセットホルダがローディング位置にあるとき初期位置
にあり該カセットホルダがアンローディング位置にある
ときイジェクト位置をとるとともに、前記ヘッド取付板
とも連動関係を有してイジェクト位置においては該ヘッ
ド取付板の待機位置から再生位置への移動を禁止し初期
位置においては該ヘッド取付板の待機位置から再生位置
への移動を許容するイジェクト部材と、該イジェクト部
材を前記初期位置方向に付勢するバネ手段とを具備した
構成のテープレコーダを前提として、前記イジェクト部
材のイジェクト位置から初期位置への移動時に、その移
動の速度増加に伴い流動抵抗を増大させてイジェクト部
材の移動範囲の少なくとも一部における移動速度を漸次
減速させる緩衝手段を設けた構成を特徴とするテープレ
コーダのテープ損傷防止装置を提供するものである。
【0010】上記構成において、イジェクト部材がバネ
手段によって初期位置方向へ移動する際に緩衝手段が作
用するので、この移動が緩慢になり、カセットホルダの
ローディング位置への移動が緩衝され、更には、このイ
ジェクト部材に連動するヘッド取付板の再生位置方向へ
の移動も緩衝されるので、カセット内でのテープのずれ
も極力抑えられる。従って、カセット内への急激なヘッ
ド進入動作も抑制されることと相まって、テープガイド
の当接によるテープ損傷の恐れが、より積極的に解消さ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態を説明する。まず、図1ないし図3に
示す第1の実施の形態においては、本発明に係るテープ
レコーダのテープ損傷防止装置をヘッド取付板に設けた
構成である。
【0012】すなわち、図1に示すテープレコーダにお
いて、1はテープレコーダの機構部分のシャーシで、こ
のシャーシ1上にはキャプスタン2、リール軸3と、こ
れらキャプスタン2及びリール軸3を回転駆動するモー
タ4等が設けられ、更に、図において2点鎖線で示すテ
ープカセット5を矢印A方向に挿入させるカセットホル
ダ6が設けられている。
【0013】7はシャーシ1の下面に取着されたヘッド
取付板、8はこのヘッド取付板7上に載置されてシャー
シ1の上面側に位置する磁気ヘッド、9はヘッド取付板
7上に取着されてシャーシ1の上面側に位置するピンチ
ローラである。
【0014】10は本発明に係るテープ損傷防止装置
で、その一端部がヘッド取付板7に連結されるとともに
本体部分は図2及び図3に示すようにシャーシ1上に取
付けられている。この動作については後述する。
【0015】ヘッド取付板7は図1において実線で示す
テープカセット5から離反した待機位置よりヘッド8及
びピンチローラ9を2点鎖線の位置に位置させる再生位
置まで矢印B方向(再生位置方向)に、又、その逆方向
に移動可能にシャーシ1の下面に取着されている。
【0016】図2において11はバネ手段を構成する引
張りバネで、その一端がヘッド取付板に懸架されるとと
もに他端がシャーシ1のバネ掛け部1aに懸架され、ヘ
ッド取付板7を常時、再生位置方向に付勢している。ヘ
ッド取付板7は、カセットホルダ6がカセット5を着脱
し得るアンローディング位置にあるときは、初期位置か
らイジェクト位置に押込まれたイジェクト部材14によ
ってバネ11に抗して図1に実線で示す待機位置に保持
されている。そして、該カセットホルダ6がローディン
グ位置に移動すると、イジェクト部材14はイジェクト
位置における保持を解かれてバネ25により矢印C方向
に沿って初期位置へ移動する。これにより、ヘッド取付
板7は待機位置における保持状態が解除され、バネ11
の付勢力により再生位置に急速に移動して、ヘッド8及
びピンチローラ9を図1に2点鎖線で示す位置に移動さ
せる。このヘッド取付板7の移動構成は例えば前述の実
公平5−4126号に開示の構成と同様である。
【0017】ヘッド取付板7が再生位置にあるとき、ヘ
ッド8はず1に2点鎖線で示すように、ローディング位
置にあるテープカセット5内に部分的に進入してテープ
に接触する。このとき、ヘッド側面に固定されたテープ
ガイド12がカセット5内のテープ13の上下に位置
し、テープの幅方向の位置ずれを防止する。これと同時
にピンチローラ9がキャプスタン2にテープ13を挟ん
で圧接し、キャプスタン2の回転によって、テープ送り
状態となり、テープに記録された情報の再生動作が遂行
される。
【0018】上記のように、カセットローディング動作
に当っては、カセットホルダ6のローディング位置への
移動に応答して、バネ11の付勢力によってヘッド取付
板7が待機位置より再生位置まで移動し、この再生位置
で停止する。ここで仮に、ヘッド取付板7の移動が急速
であると、カセット5内のテープ13の位置が大きくず
れている場合には、ヘッド8がカセット5内に進入した
際、テープガイド12の先端がテープ13に急速に突き
当ってしまい、該テープ13を正常位置に案内する暇も
なく損傷させる恐れがある。
【0019】本発明は、このようなテープの損傷を防止
するために、テープ損傷防止装置10を設けたものであ
る。該装置10は、ヘッド取付板7がバネ11の付勢力
に従って再生位置方向Bに急激に移動するのを緩和し
て、ヘッド8ならびにテープガイド12のカセット5内
への急激な進入を抑制する作用を果す。従って、テープ
13自体が正常位置から大きくずれた状態にあってもテ
ープガイド12が緩やかにテープに接近して該テープを
正常位置に案内することができ、テープを損傷する恐れ
がない。
【0020】図3に示すように、テープ損傷防止装置1
0は、シャーシ1に固着されたシリンダ15、このシリ
ンダ15内に配置されたピストン16、このピストン1
6に一端が取着されるとともにシリンダ15より突出し
た他端がヘッド取付板7に連結されたロッド17該ロッ
ド17を貫通させてシリンダ15の開口部を閉塞するキ
ャップ18、及び該キャップ18とピストン16との間
に、ロッド17を貫通させて軸方向移動可能に配置され
た、ゴム材等で形成された弾性弁部材19を有する。
【0021】図3において実線は、ヘッド取付板7が、
待機位置から再生位置に向う途中の状態を示し、このと
き、ピストン16はシリンダ15内のY位置にある。
尚、ヘッド取付板7が待機位置にあるときはピストン1
6がシリンダ15内のX位置にあり、ヘッド取付板7が
再生位置に移動するに伴いピストン16はシリンダ15
内のZ位置まで移動する。
【0022】又、ヘッド取付板7の再生位置から待機位
置への移動に伴い、弾性弁部材19はロッド17との接
触摩擦によりキャップ18内における実線で示す閉位置
から2点鎖線で示す開位置に移動する。キャップ19の
周壁には空気孔20が形成されていて、弁部材19は閉
位置において該空気孔20とシリンダ15の内部空間と
を遮断し、開位置においては該空気孔20とシリンダ1
5のピストン16より右側の室15aとを連通させる。
又、シリンダ15の開口端縁15cから周壁外部にかけ
て極小の空気孔21が形成されていて、該空気孔21に
より、前記右側の室15aをシリンダ15外部の空間に
常時連通させている。他方、シリンダ15外周壁のY位
置とZ位置との間にも空気孔22が形成され、シリンダ
15の閉鎖端部は大径の空気孔23が形成されている。
【0023】前述のように、カセットホルダ6のカセッ
トローディング位置への移動に応答してヘッド取付板7
が待機位置から再生位置方向Bにバネ11の付勢力によ
って移動を開始すると、弾性弁部材19が2点鎖線で示
す開位置からロッド17との接触摩擦により実線で示す
閉位置に移動し、空気孔20と右側の室15aとの間を
遮断する。従って、極小の空気孔21のみが右側の室1
5aと外部空間とを連通するため、ピストン16が左方
へ移動するにつれて拡大する右側の室15a内への外部
からの空気流入が制約を受けることとなる。そして、空
気の流動抵抗により右側の室15a内の空気圧が変化
(低下)するために、ピストン16の急速移動に対し、
緩衝効果が働き、この急速移動が抑制される。すなわ
ち、これによって、ロッド17を介して、ヘッド取付板
7が再生位置方向Bへ急速に移動しようとすると、その
速度増加に伴って空気の流動抵抗が増大するので、ヘッ
ド取付板7の移動速度が漸次減速させられる。従って、
ヘッド8ならびにテープガイド12のカセット5内への
急速な進入が防止されるので、テープ損傷を積極的に防
止できる。
【0024】ヘッド取付板7の再生位置方向Bへの移動
の際、ピストン16が空気孔22を通過した後は、該空
気孔22より空気が流入するために、ピストン16の移
動の緩衝が解消し、これによって、ヘッド取付板7は再
生位置に達する直前において移動速度を回復して再生位
置に確実に到達する。このように構成したのは、テープ
損傷の危険の最も高いのが、ヘッド8ならびにテープガ
イド12がカセット5内に進入した直後であり、この際
に移動速度が緩和されていれば、テープガイド12が、
テープ13にゆっくりと当接してテープを正常位置に案
内するからであり、案内完了後、再生位置までの間は、
むしろ緩衝作用を解消した方が、ヘッドを再生位置にス
ムーズにかつ確実に位置付ける上で望ましい。すなわ
ち、再生位置方向へ移動ストロークの途中において、一
度急速移動を減速して緩衝すれば、テープ損傷の危険性
は大幅に解消する。尚、シリンダ15とピストン16と
の動作関係における実際の設計においては、ヘッド取付
板7の速度や移動範囲等の設定条件如何ではヘッド取付
板7が再生位置方向Bへ移動する全移動範囲について緩
衝作用をもたせるのが望ましい場合も生じる。この場合
には、シリンダ15に設けた空気孔22は必要とされな
い。
【0025】他方、ヘッド取付板7が再生位置より待機
位置へ復帰する場合には、シリンダ15内のピストン1
6が、ヘッド取付板7に追随して移動する。この移動過
程において、弾性弁部材19がロッド17との接触摩擦
により閉位置から開位置へ移動するので、空気孔20が
右側の室15aに連通し、又、左側の室15bは空気孔
22及び23に連通しているので、ここでは当該装置1
0による緩衝作用は殆ど生じない。
【0026】すなわち、本発明のテープ損傷防止装置1
0の緩衝効果は、ヘッド取付板7が再生位置方向Bへ移
動するときは大きく、復帰時には小さくなるので、ヘッ
ド取付板7の復帰速度がみだりに低下するなどの支障を
与えない。
【0027】次に、図4ないし図9を参照して本発明に
係る第2の実施の形態を説明する。図中の各部材におい
て第1の実施の形態と対応する共通構成部分には同一の
参照番号を付してその詳細説明を省略する。
【0028】図示のテープレコーダにおいて、シャーシ
1にはホルダ支持板50が上下回動自在に支持され、こ
のホルダ支持板50の回動端にカセットホルダ51の上
板部分が枢支されている。カセットホルダ6には、テー
プカセット5が矢印Aで示す水平方向に挿入される。5
1はホルダ支持板50上に回動自在に支持された回動レ
バーである。シャーシ一の側板部にはイジェクト部材1
4が前後方向進退可能に支持されており、このイジェク
ト部材14と前記回動レバー51との間にトグルバネ5
3が掛け渡されている。54は回動レバー51の先端部
に連結されるとともにホルダ6内に挿入されたカセット
5と係合するスライダでカセット5のホルダ6内への引
込みならびにホルダ6からの押出し動作を果す。
【0029】すなわち、カセット5が矢印A方向に挿入
されると、スライダ54がカセット5のリール軸孔に係
合し、且つ該カセット5に押されるので、回動レバー5
1が矢印D方向に回動する。そして、カセット5の挿入
が所定量進むと、トグルバネ53が死点を越えて反転し
て回動レバー51を介してスライダ54をカセット引込
み方向に移動させるので、カセット5がホルダ6の内奥
端にまで引き込まれる。
【0030】55は一端がシャーシ1のバネ掛け部1b
に懸架されるとともに他端がイジェクト部材14のバネ
掛け部14bに懸架された引張りバネで、イジェクト部
材14を常時、矢印C方向(初期位置方向)に付勢して
いる。カセット5が挿入されない状態では、回動レバー
51のストッパ部51aがバネ55の付勢に抗してイジ
ェクト部材14を図4に示すイジェクト位置に保持して
いる。カセット5が挿入されて前述のようにホルダ6の
内奥端まで引き込まれると、回動レバー51の回動によ
りストッパ部51aがイジェクト部材14より外れるの
で、該イジェクト部材14はバネ55の付勢力により初
期位置に復帰する。前記トグルバネ53の一端はイジェ
クト部材14に連結されているので、イジェクト部材1
4の初期位置方向への移動には引張りバネ55が主とし
て働いているが、これのみならずトグルバネ53も寄与
しており、両バネ53,55が該イジェクト部材を初期
位置方向に付勢するバネ手段を構成している。
【0031】図5には、カセット5を矢印A方向に挿入
する途中の状態が示されており、イジェクト部材14は
イジェクト位置に保持されている。図6には、カセット
5がホルダ6の内奥端に達してイジェクト部材14が初
期位置に復帰した状態が示されており、該部材14はシ
ャーシ1の側板部の一部に当接して初期位置にバネ付勢
に抗して止められる。これと同時に、カセットホルダ6
はイジェクト部材14に形成したカム溝14aに案内さ
れて、ホルダ支持板50を伴い矢印Eで示すように下降
して再生動作可能なローディング位置に移動する。すな
わち、カセット5はホルダ6内に挿入後、当初は水平な
矢印A方向に移動し、次いでホルダ6とともに、バネ手
段(引張りバネ55,トグルバネ53)によるイジェク
ト部材十四の初期位置への復帰動作に連動してローディ
ング位置に移動し、底板をシャーシ1上面に当接させ
る。図6はこの状態を示す。
【0032】前記イジェクト部材14は図1のように押
圧ピン14cを有する。そこで、再生動作を終了してカ
セット5を取り出すために、イジェクト部材14を初期
位置からイジェクト位置へ押込んでいくと、カセットホ
ルダ6がカム溝14aに案内されてローディング位置か
らアンローディング位置まで上昇し、更にイジェクト部
材14を押し進めていくと押圧ピン14cが前記回動レ
バー51の一部を押すようになる。これによって回動レ
バー51は矢印Dと反対の方向へ回動してイジェクト部
材14の初期位置への復帰を禁止し、続いてトグルバネ
53を反転動作させる。その結果、スライダ54はトグ
ルバネ53により矢印Aと反対の方向へ移動してカセッ
トホルダ6内のカセット5を押し戻すようになる。
【0033】ところで、カセット5を保持したカセット
ホルダ6がアンローディング位置からローディング位置
に移動する際に、仮にその移動が急速であると、カセッ
トホルダ8の底板がシャーシ1の上面に衝突することに
よって該カセット5に相当の衝撃が加わり、テープ位置
が大きくずれてしまう恐れがあるが、本発明に係るこの
第2の実施の形態では、この衝撃を緩和してカセット5
内のテープの大きなずれを防止解消するために、イジェ
クト部材14とシャーシ1との間にテープ損傷防止装置
100を設置したものである。
【0034】図7で示すように、このテープ損傷防止装
置100は、イジェクト部材14にネジ止め固定された
シリンダ60と、このシリンダ60内に配置されたピス
トン61と、このピストン61に連結されるとともにシ
リンダ60より延出した端部がシャーシ1に固定された
ロッド62を有している。そして、シリンダ60の閉鎖
端部側の周壁には空気孔64が形成され、この空気孔6
4を、ゴム等の弾性材料よりなる弁手段を構成する筒状
の弾性弁部材63で塞ぐようにしている。
【0035】イジェクト部材14が図4及び図5に示す
イジェクト位置にあるときは、シリンダ60内のピスト
ン61は図7において実線で示すX位置にあり、イジェ
クト部材14が、図6に示す初期位置に復帰すると、鎖
線で示すZ位置まで移動するが、両位置間における。Z
位置近傍のシリンダ60周壁には別の空気孔65が設け
られている。
【0036】そこで、イジェクト部材14が初期位置へ
バネ手段の付勢力によって復帰する際、シリンダ60は
イジェクト部材14と一体にC方向に移動するのが、ピ
ストン61はロッド62を介してシャーシ1に固定され
ているので、イジェクト部材14の移動は緩慢になる。
すなわち、イジェクト部材14の移動に伴いシリンダ6
0内のピストン61より右側の室60aにはシリンダ6
0内周面とピストン61との間の僅かな間隙を通して外
部の空気が流入する。ピストン61より右側の室60b
はシリンダ60の開口端を通じて外部と連通している
が、シリンダ60内周面とピストン61との間の隙間を
通して外部の空気が流通し難いため、イジェクト部材1
4の移動に対する空気の流動抵抗は、イジェクト部材1
4の移動速度の増加に伴い増大し、イジェクト部材14
の移動を斬次緩慢にするのである。ところがピストン6
1がZ位置に達する直前には空気孔65が右側室60a
と連通状態となるため、流動抵抗が急激に減少し、イジ
ェクト部材14の移動速度がこれに応じて高められ、初
期位置へスムーズかつ確実に移動することとなる。尚、
シリンダ60とピストン61との動作関係における実際
の設計においては、第1の実施の形態で説明したシリン
ダ15とピストン16の構成関係と同様に、イジェクト
部材14が初期位置へ向う移動の全範囲について緩衝作
用をもたせる構成とする場合には、シリンダ60に設け
た空気孔65は必要とされない。
【0037】他方、イジェクト部材14を初期位置より
イジェクト位置へ押込んでカセット5を外部へ取り出そ
うとするときは、ピストン61がシリンダ60内で右方
向に相対移動して右側の室60aを挟めるようになる
が、この場合に右側の室60a内の空気は弾性弁部材6
3を押上げて空気孔64を通して外方へ流出でき、大き
な流動抵抗は生じない。従って、イジェクト操作時は、
このテープ損傷防止装置100がイジェクト部材14の
操作を重くするなどの支障を及ぼすことがない。
【0038】このようにして、イジェクト部材14がバ
ネ手段により初期位置方向へ復帰する際に、テープ損傷
防止装置100によってその移動速度が緩慢になるの
で、イジェクト部材14と連動関係にあるカセットホル
ダ6の、ローディング位置への移動速度も緩慢になり、
ローディング位置到達時にカセットに衝撃を与えず、従
って、テープの大きな位置ずれを生じさせない。
【0039】この第2の実施の形態においては、図8及
び図9に示すように、イジェクト部材14がヘッド取付
板7と連動手段を構成するレバー機構70によって連結
された構成となっている。すなわち、シャーシ1上の支
軸71に回動自在に支持されるとともにピン72と長孔
73の係合関係によりヘッド取付板7に連結された回動
部材74と、この部材74に嵌め込まれるとともにイジ
ェクト部材14に突設した係合片75と相互係合関係に
ある作動部材76と、該部材76にヘッド取付板7が再
生位置に達した状態で当接するようにイジェクト部材1
4に突設した係合脚77を備えた構成である。従って、
イジェクト部材14が初期位置に達する動作タイミング
に連動してヘッド取付板7が図9に矢印Bで示すように
再生位置方向に移動してカセット5内に磁気ヘッド8及
びテープガイド12を進入させてテープ13に接触させ
る。
【0040】従って、ヘッド取付板7は、図8に示す待
機位置より図9に示す再生位置までの移動ストロークに
おいて、このイジェクト部材14を介してバネ手段(引
張りバネ56,トグルバネ53)の付勢力により移動さ
せられることになるが、ヘッド取付板7にもイジェクト
部材14を介して前記テープ損傷防止装置100による
緩衝作用が及ぶので、ヘッド8ならびにテープガイド1
2がローディング位置にあるカセット5内に進入する際
の移動速度が緩慢になる。従って、カセットホルダ6の
アンローディング位置からのローディング位置への移動
が緩慢に行なわれてテープの大きな位置ずれを防止でき
ることと相まって、テープ損傷防止効果が一層高められ
る。
【0041】なお、前述したように、テープ損傷防止装
置100は、カセットホルダ6がローディング位置に達
する直前に、シリンダ60の空気孔65をシリンダの右
側室60aに連通させて緩衝作用を解消する構成として
あるので、第1の実施の形態において説明したと同様
に、ヘッド取付板7は、ヘッド8及びテープガイド12
がカセット5内に進入してテープ13を確実に案内した
後は移動速度を速めて再生位置までスムーズかつ確実に
移動することとなる。
【0042】図10は本発明に係る第3の実施の形態を
示すもので、ここに示したテープレコーダはテープ損傷
防止装置を除いて、第2の実施の形態に示したものと同
様であるので、対応部分に同一の参照番号を付して、そ
の詳細説明を省略する。
【0043】ここに示されたテープ損傷防止装置150
は、第2の実施の形態で開示したテープ損傷防止装置1
00に代えて同じ部位に設置可能な構成である。すなわ
ち、同装置150は、イジェクト部材14の側面にその
移動方向に沿って固定したラック80と、シャーシ1上
に固定されるとともにラック80と噛合可能なピニオン
81を備えた粘性回転抵抗器82とよりなる。その粘性
回転抵抗器82は内部に流動抵抗を生じさせる油等の粘
性体が充填され、これによってピニオン81の回転に対
して常時、回転方向の抵抗負荷を付与する構造で、これ
に類するものは市販品として入手可能である。尚、ラッ
ク80とピニオン81とはイジェクト部材14の移動範
囲全域に亘って噛合する関係ではなく、イジェクト部材
14が第1の位置附近にあるときは両者は離れるように
設定されている。
【0044】従って、イジェクト部材14が矢印Cで示
す初期位置方向にバネ手段の付勢力によって移動する際
に、イジェクト部材14には、ラック80とピニオン8
1との噛合関係を介して、粘性回転抵抗器82内の粘性
体の流動抵抗が作用する。この流動抵抗は、イジェクト
部材の移動速度の増加に伴い増大する傾向があるので、
該イジェクト部材14の移動速度が漸次減速することと
なる。これによって、カセットホルダがローディング位
置に到達した際のカセット5に対する衝撃を解消すると
ともにヘッド取付板の再生方向への急速移動を緩衝し、
テープ損傷の防止効果を奏する。
【0045】以上、本発明に係る実施の形態を説明した
が、本発明は、以上説明した構成に限定されず、種々の
変形例をも含み得るものである。例えば、緩衝手段を構
成するテープ損傷防止装置を上記の説明ではヘッド取付
板又はイジェクト部材とシャーシとの間に設置した構成
を開示したが、要は、ヘッド取付板やイジェクト部材に
たいして流動抵抗を作用させるような設置がなされれば
よいのであって、設置場所は限定されない。又、上記第
1の実施の形態において説明したテープ損傷防止装置1
0を構成するシリンダ15及びピストン16ならびにロ
ッド17の取付位置について、この実施の形態とは逆に
シリンダ15をヘッド取付板7に固定するとともにピス
トン16を取着したロッド17をシャーシ1に連結する
構成も可能であり、この構成においても同様の緩衝効果
を奏することができる。これと同様に、上記第2の実施
の形態において説明したテープ損傷防止装置100にお
いても、シリンダ60をシャーシ1に固定するとともに
ピストン61を取着したロド62をイジェクト部材14
に連結する逆構成も可能である。更には、第3の実施の
形態において説明したテープ損傷防止装置150のラッ
ク80をシャーシ1に固定するとともにピニオン81を
備えた粘性回転抵抗器82をイジェクト部材14上に設
ける逆構成も可能であり、いずれも本発明に含まれるも
のである。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ヘッド
取付板に対して流動抵抗を作用させる緩衝手段を設けた
ので、バネ手段によるヘッド取付板の再生位置方向への
急激な移動速度が緩和され、テープガイドがテープに接
触する際にテープが損傷を受けることを防止できる。ま
た、カセットホルダ及びヘッド取付板と連動関係を有す
るイジェクト部材に対して流動抵抗を作用させる緩衝手
段を設けることにより、テープカセットを保持したカセ
ットホルダがローディング位置へ移動する際、その急激
な移動が緩和され、移動停止時の衝撃によるカセット内
のテープのずれが防止されるとともにカセット内に進入
するテープガイドの移動速度が緩和され、テープ損傷防
止効果が一層高められる。又、ローディング動作時の機
械的衝撃も緩和されるので、カセットローディング動作
が軽快に行なわれ、テープレコーダの耐久性も向上する
等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るテープ損傷防
止装置を備えたテープレコーダの機構部分を取り出して
示す平面図である。
【図2】図1に示すテープレコーダの底面図である。
【図3】図1及び図2に示すテープレコーダに設置した
テープ損傷防止装置の部分の要部破断拡大説明図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るテープ損傷防
止装置を備えたテープレコーダの機構部分を取り出して
示す外観斜視図である。
【図5】図4に示すテープレコーダにおいてイジェクト
部材とカセットホルダの動作状態をイジェクト位置にあ
るテープカセットとともに示す側面図である。
【図6】図5の動作状態によりテープカセットがローデ
ィング位置に達した状態を示す側面図である。
【図7】図5,6,7に示すテープレコーダに備えられ
たテープ損傷防止装置の部分の要部破断拡大説明図であ
る。
【図8】図5に示すテープレコーダにおいてイジェクト
部材とヘッド取付板との連動構成を示す要部平面図であ
る。
【図9】図8に示す連動構成の動作を示す要部平面図で
ある。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る異なる構成
のテープ損傷防止装置を備えたテープレコーダの機構部
分を取り出して示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 5 テープカセット 6 カセットホルダ 7 ヘッド取付板 10 テープ損傷防止装置 11 引張りバネ(バネ手段) 14 イジェクト部材 53 トグルバネ(バネ手段) 55 引張りバネ(バネ手段) 100 テープ損傷防止装置 150 テープ損傷防止装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西口 義久 東京都世田谷区深沢8丁目19番20号 タナ シン電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面にテープガイド(12)を備えた磁気
    ヘッド(8)を載置して、該ヘッドをテープカセットか
    ら離反させる待機位置と該ヘッドを該カセット内のテー
    プに接触させる再生位置との間において往復動自在なヘ
    ッド取付板(7)と、該ヘッド取付板を常時、再生位置
    に向けて付勢するバネ手段(11)と、カセットを保持
    可能で、該カセットを情報再生可能な位置に位置付ける
    ローディング位置とカセット着脱を可能とするアンロー
    ディング位置との間において往復動自在なカセットホル
    ダ(6)とを備え、該カセットホルダがアンローディン
    グ位置にあるとき前記ヘッド取付板の待機位置から再生
    位置への移動を禁止し、カセットホルダのローディング
    位置への移動に応答して前記ヘッド取付板の待機位置か
    ら再生位置への移動を可能にするテープレコーダにおい
    て、 前記ヘッド取付板の待機位置から再生位置への移動時
    に、その移動の速度増加に伴い流動抵抗を増大させてヘ
    ッド取付板の移動範囲の少なくとも一部における移動速
    度を漸次減速させる緩衝手段(10)を設けたことを特
    徴とするテープレコーダのテープ損傷防止装置。
  2. 【請求項2】側面にテープガイド(12)を備えた磁気
    ヘッド(8)を載置して、該ヘッドをテープカセットか
    ら離反させる待機位置と該ヘッドを該カセット内のテー
    プに接触させる再生位置との間において往復動自在なヘ
    ッド取付板(7)と、カセットを保持可能で、該カセッ
    トを情報再生可能な位置に位置付けるローディング位置
    とカセット着脱を可能とするアンローディング位置との
    間において往復動自在なカセットホルダ(6)と、該カ
    セットホルダと連動関係を有して該カセットホルダがロ
    ーディング位置にあるとき初期位置にあり該カセットホ
    ルダがアンローディング位置にあるときイジェクト位置
    をとるとともに、前記ヘッド取付板とも連動関係を有し
    てイジェクト位置においては該ヘッド取付板の待機位置
    から再生位置への移動を禁止し初期位置においては該ヘ
    ッド取付板の待機位置から再生位置への移動を許容する
    イジェクト部材(14)と、該イジェクト部材を前記初
    期位置方向に付勢するバネ手段(53,55)を具備し
    たテープレコーダにおいて、 前記イジェクト部材のイジェクト位置から初期位置への
    移動時に、その移動の速度増加に伴い流動抵抗を増大さ
    せてイジェクト部材の移動範囲の少なくとも一部におけ
    る移動速度を漸次減速させる緩衝手段(100,15
    0)を設けたことを特徴とするテープレコーダのテープ
    損傷防止装置。
JP7305099A 1995-10-30 1995-10-30 テープレコーダのテープ損傷防止装置 Withdrawn JPH09128845A (ja)

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