JPH09128648A - 商品取出装置 - Google Patents

商品取出装置

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JPH09128648A
JPH09128648A JP27929595A JP27929595A JPH09128648A JP H09128648 A JPH09128648 A JP H09128648A JP 27929595 A JP27929595 A JP 27929595A JP 27929595 A JP27929595 A JP 27929595A JP H09128648 A JPH09128648 A JP H09128648A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客によるセルフスキャニングでバーコード
スキャナのメモリに蓄積されるバーコード情報と実際の
商品との対応が取れ、セキュリティ性の高いセルフスキ
ャニング方式の商品販売形態を実現するための商品取出
装置を提供する。 【解決手段】 商品は商品収納部2に扉6付きでロック
機構より閉塞状態にロックした取り出し不能な状態で用
意しておくものとし、商品自体に代えて扉6毎に割り付
けた商品内容を示すバーコード11の情報をバーコード
スキャナ15で読み取ったら直後にバーコードスキャナ
15側の読取確認発光部19が発光しこの光を読取確認
受光部20が受光することで対応する商品取出口5の扉
6のロック機構のロックを解除してその商品を取り出せ
るようにすることで、読み取ったバーコード情報と取り
出した商品とが正しく対応するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルフスキャニン
グ方式の商品販売形態に適した商品取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スーパーマーケットなどの店舗
では、購入しようとする商品を顧客が精算所に持ち寄
り、キャッシャ等に手渡してバーコードスキャナによる
バーコード読取等の処理を経て商品の登録を受け、金銭
授受の後、商品を顧客に渡すようにしている。
【0003】このような商品販売形態による場合、一般
に、精算所に複数のECR(電子式キャッシュレジス
タ)及びキャッシャを配置する必要がある等の理由から
大規模化しやすい上に、精算所でバーコードスキャナに
よるバーコード読取を集中的に行うため精算所が混雑し
やすい。
【0004】このようなことから、コンビニエンススト
アなどの比較的小規模な店舗向けの商品販売形態とし
て、顧客自身がバーコードスキャナによるバーコード読
取を行うセルフスキャニング方式が考えられる。このセ
ルフスキャニング方式では、入店した顧客が、メモリ付
きのバーコードスキャナを個々に携帯しながら購入しよ
うとする商品に付されているバーコードの読取を行い、
そのバーコードの情報をメモリに蓄積させるとともに、
その商品を買物カゴやカートなどに入れて持ち歩き、最
後に、これらの商品をバーコードスキャナとともに精算
所に持ち寄り、そのバーコードスキャナのメモリに蓄積
されている商品情報を精算所のECRに送信し本来の商
品の登録処理が実行されるように構成されている。よっ
て、個々の顧客が携帯するための複数のバーコードスキ
ャナを用意しなければならないものの、精算所でのキャ
ッシャによる商品の登録処理を迅速・簡略化させること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
セルフスキャニング方式の商品販売形態による場合、顧
客は任意の商品を自由に手にすることができるため、不
正が行われてしまう可能性がある。例えば、バーコード
スキャナでバーコードを読み取ってない商品を不正に買
物カゴやカートに入れてしまうことがあり、精算所での
本来の登録処理に際して登録漏れを生ずることがある。
この点、精算所において商品点数をチェックすることに
より登録漏れを生ずるような不正をある程度防止できる
が、商品点数をチェックしても、安価な商品に付いてい
るバーコードについてバーコードスキャナによる読取を
行ってその商品情報をメモリに蓄積させ、買物カゴやカ
ートには別の高価な商品を入れて精算所に持ち寄ったよ
うな場合には、商品すり替えなる不正に気付かないケー
スを生じてしまう。
【0006】そこで、本発明は、顧客によるセルフスキ
ャニングでメモリに蓄積されるバーコード情報と実際の
商品との対応が取れ、セキュリティ性の高いセルフスキ
ャニング方式の商品販売形態を実現するための商品取出
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、バーコードを読み取り読み取ったバーコード情報を
蓄積するメモリを有するバーコードスキャナと、商品を
収納する商品収納部とを備え、前記バーコードスキャナ
に読取確認発光部を設け、前記商品収納部に、商品を取
り出す商品取出口と、この商品取出口を開閉自在に覆う
扉を閉塞状態にロックするロック機構と、前記商品取出
口に対応して設けられ前記商品取出口内に存在する商品
に関する商品情報を記録したバーコードと、このバーコ
ードの近傍に位置させた読取確認受光部とを設け、前記
バーコードスキャナは前記バーコードを読み取った直後
にそのバーコード情報を前記メモリに蓄積するとともに
前記読取確認発光部を発光し、前記読取確認受光部は前
記読取確認発光部からの光を受光したらその読取確認受
光部に対応する前記商品取出口の扉の前記ロック機構の
ロックを解除させるようにした。
【0008】請求項2記載の発明では、バーコードを読
み取り読み取ったバーコード情報を蓄積するメモリを有
するバーコードスキャナと、商品を収納する商品収納部
とを備え、前記バーコードスキャナに、読取確認発光部
と、バーコードを読み取ったことを条件に読取直後にこ
の読取確認発光部を発光させる発光手段とを備え、前記
商品収納部に、商品を取り出す商品取出口と、この商品
取出口を開閉自在に覆う扉を閉塞状態にロックするロッ
ク機構と、前記商品取出口に対応して設けられ前記商品
取出口内に存在する商品に関する商品情報を記録したバ
ーコードと、このバーコードの近傍に設けられた読取確
認受光部と、この読取確認受光部が前記読取確認発光部
からの光を受光したことを条件にその読取確認受光部に
対応する前記商品取出口の扉の前記ロック機構のロック
を解除する解除手段とを備えた。
【0009】即ち、商品は商品収納部に扉付きで用意
し、扉を開放させて商品取出口から商品を取り出す方式
であって、常時は、この扉をロック機構により閉塞状態
にロックして商品を取り出せないようにしておき、その
商品に関する商品情報を記録したバーコードは商品取出
口に対応付けて読取確認受光部とともに商品収納部に設
けておく。そこで、バーコードスキャナで所望のバーコ
ードを読み取ると読取直後にそのバーコード情報がメモ
リに蓄積されるとともに、バーコードスキャナの読取確
認発光部が発光してその光を読取確認受光部が受光す
る。読取確認受光部が受光すると、その読取確認受光部
に対応する商品取出口の扉のロック機構のロックが解除
され、扉を開放させることにより商品の取り出しが可能
となる。従って、バーコードスキャナにより読み取られ
てメモリに蓄積されたバーコード情報を持つ商品のみが
商品取出口から取り出し可能となり、メモリに蓄積され
ているバーコード情報と実際の商品とが対応することに
なる。
【0010】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の商品取出装置において、解除手段が、ロック機構
を解除した扉の開閉を検知する検知手段と、この検知手
段が所定時間以上扉が開放状態であるときその旨を報知
する報知手段とを備えている。従って、商品を取り出す
ために一旦開放された扉がそのまま開放状態で放置され
ることがなく、セルフスキャニング方式の商品販売形態
を適正に運用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。本発明の商品取出装置は、その実施の
一形態として、例えば、セルフスキャニング方式の商品
販売形態を採るコンビニエンスストア等の店舗1に適用
される。図2にこのような店舗1のレイアウトを略図的
に示す。
【0012】図2において、店舗1内には商品収納部と
なる複数の商品棚2が配置され、出入口1a付近にはE
CR3が設置された精算所4が配置されている。前記商
品棚2においては、図1(a)に示すように、中の商品
(図示せず)を取り出す商品取出口5が1種・1品目毎
に設けられている(なお、商品取出口5は多数設けられ
ているが、説明を簡略化させるため、以下では1つの商
品取出口5のみに着目して説明するものとする)。前記
商品棚2にはこの商品取出口5を開閉自在に覆う扉6が
設けられている。この扉6には、前記商品取出口5内の
商品を外部から視認するための透明な窓6aと、開閉時
に手を掛ける把手6bとが設けられている。また、商品
棚2には前記扉6を閉塞状態にロックするためのロック
機構7が設けられている。このロック機構7は、図3に
示すように、前記扉6の一部に係脱するロータリ式ロッ
ク片8と、このロータリ式ロック片8を回動させるモー
タ9とにより構成されている。さらに、前記扉6の開閉
を検知する開閉センサ10が設けられている。また、前
記扉6の近傍には後述するブザーも設けられている。
【0013】さらに、前記商品棚2において各商品取出
口5毎にすぐ横に位置させて、その商品取出口5内に存
在する商品に関する商品名、単価及びその商品情報を記
録したバーコード11が表記されたバーコード部12が
貼付されている。また、このバーコード部12に連続さ
せて、後述するバーコードスキャナの大きさ・形状に合
わせたスキャナ枠形状13が表記されている。このスキ
ャナ枠形状13は顧客にバーコード11を読み取らせる
際のバーコードスキャナのセット位置を示すもので、
「スキャナを枠に当てて下さい。」「“ピッ”と鳴ると
扉が開けられます」といった操作メッセージ14も表記
されている。
【0014】一方、前記精算所4の出入口1a付近に
は、図1(b)に示すようなバーコードスキャナ15が
複数台用意されている。このバーコードスキャナ15は
スキャナ枠形状13に対応する正面形状を有し、先端部
側は前記バーコード11を読み取るための読取窓16を
有し、この読取窓16内には対物センサ17が配設され
ている。また、このバーコードスキャナ15は後述する
ようにメモリ付きのものであり、このメモリの内容を前
記ECR3側に自動的に読み出させるようにこのECR
3の一部に挿入接続されるコネクタ部が通信部18とし
て設けられている。さらに、前記バーコードスキャナ1
5の前記読取窓16側の一部には、読取確認発光部19
が設けられている。この読取確認発光部19は例えばL
EDにより構成されている。
【0015】前記商品棚2には前記バーコードスキャナ
15を前記スキャナ枠形状13に位置合わせした状態
で、前記読取確認発光部19に対向して光の送受を行え
る読取確認受光部20が設けられている。この読取確認
受光部20は、例えば、フォトトランジスタ等の受光素
子により構成されている。
【0016】次に、電装制御系の構成について説明す
る。電装制御系は、図4に示すバーコードスキャナ15
側の電装制御系と、図5に示す商品棚2側の電装制御系
とに大別される。まず、バーコードスキャナ15側にあ
っては、このバーコードスキャナ15の全般的な制御を
受け持つCPU21と、バーコードスキャナ15側の動
作制御を示すプログラムデータ等の固定的データが格納
されたROM22と、各種データが書換え自在に格納さ
れるRAM23とが設けられている。このRAM23の
一部はメモリとして機能し、読み取られたバーコード情
報を順次蓄積する。また、前記読取窓16からバーコー
ド読取光を発するための読取光発光素子24と、バーコ
ード11からの反射光を前記読取窓16を経て受光する
読取光受光素子25と、この読取光受光素子25で受光
したバーコード情報に関してデコード処理を行うデコー
ド部26とが設けられ、各々、前記CPU21に接続さ
れている。さらに、このバーコードスキャナ15により
バーコード11の読み取りが正常に行われた時に、“ピ
ッ”という読取音を発するブザー27も前記CPU21
に接続されている。
【0017】一方、前記商品棚2側にあっては、読取確
認受光部20の受光状態に応じてモータ9(ロック機構
7)のロックを解除する等の動作制御を受け持つCPU
28が設けられている。また、このCPU28にはタイ
マ29、ブザー30等も接続されている。
【0018】ここに、本実施の形態では、前記CPU2
1による制御の下に、前記バーコードスキャナ15によ
りバーコード11を読み取った直後にそのバーコード情
報を前記RAM23に蓄積させるとともに前記読取確認
発光部19を発光させる発光手段が実行されるととも
に、前記CPU28による制御の下に、前記読取確認受
光部20が受光したとき、その読取確認受光部20に対
応する前記商品取出口5の扉6に対する前記ロック機構
7のロックを解除する解除手段が実行されるように構成
されている。
【0019】次に、店舗1内に入店した顧客が所望の商
品を手にして精算所4で最終的な商品登録処理を受ける
までの、手順及び制御を、図6及び図7に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0020】まず、店舗1内に入店した顧客は、精算所
4付近にて買物カゴとバーコードスキャナ15とを受け
取り、店舗1内で所望の商品をさがす。所望の商品が収
納されている商品取出口5の前に来たら、その商品取出
口5の横に表記されているスキャナ枠形状13に合わせ
てバーコードスキャナ15を押し当てる。これにより、
読取窓16はバーコード11に対向する位置に位置合わ
せされる。この動作において、対物センサ17がバーコ
ード部12に接近することにより、対象物有りとみなし
(ステップS1のY)、読取光発光素子24を発光させ
る(S2)。この読取光発光素子24の発光に伴い、読
取光受光素子25がバーコード11側からの反射光の読
取動作を行い(S3)、読取結果におけるチェックデジ
ット等の検査によりバーコード11の読取が正しく行え
たか否かをチェックする(S4)。正しく読み取れなか
った場合には(S4のN)、正しく読み取れるまで読取
動作を繰り返す。バーコード11の読取を正しく行えた
場合には(S4のY)、ブザー27を一定時間だけ鳴動
させ(S5)、正しく読取りを行えたことを顧客に知ら
せるとともに、読み取られたバーコード11の情報をR
AM23内に蓄積させ(S6)、さらには、読取確認用
発光部19を一定時間だけ発光させる(S7)。このス
テップS7の動作制御が、バーコードを読み取ったこと
を条件に読取直後に読取確認発光部19を発光させる発
光手段として実行される。
【0021】この時、商品棚2側の読取確認用受光部2
0は待機状態にあり(S11)、読取確認用発光部19
からの発光を受光すると(S11のY)、ロック機構7
のモータ9に対してロック解除信号を送出する(S1
2)。これにより、モータ9はロータリ式ロック片8を
図3(b)に示す状態に回動させ、扉6のロックを解除
する。ステップS11ないしS12の動作制御が、解除
手段として実行される。即ち、読取確認受光部20が読
取確認発光部19からの光を受光したことを条件にその
読取確認受光部20に対応する商品取出口5の扉6のロ
ック機構7のロックを解除する制御が行われる。同時
に、一定時間を計時するタイマ29をリセットさせ(S
13)、タイマ29のカウントアップを開始させる(S
14)。
【0022】このような扉6のロック解除により、顧客
は扉6を開放することにより、商品取出口5から該当す
る商品を取り出せる。即ち、バーコードスキャナ15に
より読み取られてRAM23にバーコード情報が蓄積さ
れたバーコード11に対応する商品のみが取り出し可能
となる。
【0023】このような過程で、CPU28は扉6が開
放されたか否かを開閉センサ10の出力によりチェック
しており(S15)、顧客が扉6を開放させるとタイマ
29をリセットさせ(S16)、タイマ29のカウント
アップを開始させる(S17)。ロック機構7のロック
が解除されても扉6が開放されていなければタイマ29
の計数時間が一定時間を経過するまでチェックを繰り返
し(S18のN)、一定時間を経過しても扉6が開放さ
れていなければ(S18のY)、ブザー30を鳴動させ
る(S19)。このブザー30の鳴動により、当該バー
コード11をスキャニングした顧客に対して扉6の開放
操作を促す。ブザー30の鳴動に伴い、顧客により扉6
が開放された場合には(S20のY)、ブザー30を止
めて(S21)、タイマ29をリセットさせる(S1
6)。
【0024】顧客は、所望の商品がある扉6を開放して
その商品取出口5から商品を取り出した後、扉6を閉じ
ることにより、次に購入したい商品をさがす。このよう
な過程で、CPU28は扉6が閉じられた否かを開閉セ
ンサ10の出力によりチェックしており(S22)、扉
6が閉じられたことを検知すると、モータ9にロック信
号を送出する(S23)。これにより、モータ9はロー
タリ式ロック片8を図3(a)に示す状態に回動させ、
扉6を閉塞状態にロックさせる。扉6が開放された後、
扉6が閉じられていなければタイマ29の計数時間が一
定時間を経過するまでチェックを繰り返し(S24の
N)、一定時間を経過しても扉6が閉じられていなけれ
ば(S24のY)、ブザー30を鳴動させる(S2
5)。このブザー30の鳴動により、当該商品取出口5
から商品を取り出した顧客に対して扉6の閉塞操作を促
す。ステップS15,S20及びS22の各処理が検知
手段として実行され、ステップS25のブザー30の鳴
動動作が報知手段として実行される。ブザー30の鳴動
に伴い、顧客により扉6が閉じられた場合には(S26
のY)、ブザー30を止めて(S27)、モータ9にロ
ック信号を送出する(S23)。これにより、モータ9
はロータリ式ロック片8を図3(a)に示す状態に回動
させ、扉6を閉塞状態にロックさせる。よって、扉6が
開放状態(即ち、商品の取り出し自由な状態)でいつま
でも放置されることはない。
【0025】一方、バーコードスキャナ15側において
は、同一商品に関して、或るいは、別の商品に関して、
引き続きバーコード11の読取を行うため、対象物が有
ることが対物センサ17により検知されると(S8の
Y)、ステップS3〜S7の処理を同様に繰り返し、そ
の時のバーコード情報をRAM23に順次蓄積させると
ともに読取確認用発光部19を発光させて、商品棚2側
での対応する扉6の開放を可能とする。
【0026】その後、読み取るべき対象物がなくなると
(S8のN)、読取用発光素子24が消灯して(S
9)、一連のセルフスキャニング処理を終える。
【0027】そこで、顧客はこのバーコードスキャナ1
5を所望の商品取出口5から取り出した商品とともに、
精算所4に持ち寄り、キャッシャによる商品登録処理を
受ける。この場合、キャッシャは顧客から受け取ったバ
ーコードスキャナ15の通信部18をECR3の所定の
コネクタ部に差し込み接続することにより行う。詳細は
図示しないが、バーコードスキャナ15の通信部18を
「登録」モードに設定されているECR3に差し込み接
続すると、ECR3側のCPUの働きによって、バーコ
ードスキャナ15のRAM23内に格納されているバー
コード情報やその他の必要な情報が自動的に読み出され
て、ECR3側のRAMに格納されて本来の商品登録処
理が実行され、さらに、これらのバーコード情報を用い
て合計金額の算出、その表示やレシート/ジャーナル用
紙への印字が行われ、さらに、顧客から代金を受け取っ
た後、締めキーを操作することにより、顧客に渡すレシ
ートが発行される。
【0028】即ち、セルフスキャニング方式の商品販売
形態に適した本実施の形態の商品取出装置によれば、商
品は商品棚2に扉6付きで用意し、扉6を開放させて商
品取出口5から商品を取り出す方式であって、常時は、
この扉6をロック機構7により閉塞状態にロックして商
品を取り出せないようにしておき、その商品に関する商
品情報を示すバーコード11は商品取出口5に対応付け
て読取確認受光部20とともに商品棚2に設けておく。
そこで、バーコードスキャナ15で所望のバーコード1
1を読み取ると読取直後にそのバーコード情報がRAM
23に蓄積されるとともに、バーコードスキャナ15の
読取確認発光部19が発光して読取確認受光部20が受
光する。読取確認受光部20が受光すると、その読取確
認受光部20に対応する商品取出口5の扉6のロック機
構7のロックが解除され、扉6を開放させることにより
商品の取り出しが可能となる。これにより、バーコード
スキャナ15により読み取られてRAM23に蓄積され
たバーコード11の情報を持つ商品のみが商品取出口5
から取り出し可能となり、RAM23に蓄積されている
バーコード情報と実際の商品とが対応することになり、
商品のすり替え等の不正を防止できる。換言すれば、本
実施の形態においては、商品は商品棚2に扉6付きで用
意しておくものとし、商品自体に代えて扉6毎に割り付
けた商品内容を示すバーコード11の情報をバーコード
スキャナ15で正規の位置で読み取ったらその商品を取
り出せるようにすることで、読み取ったバーコード情報
と実際の商品とが正しく対応するように関連付けられて
いる。
【0029】なお、本実施の形態では、商品棚2におい
て各バーコード11及び読取確認受光部20を対応する
商品取出口5に対して物理的にすぐそばの位置に設けた
が、各バーコード11及び読取確認受光部20を対にし
て、商品棚2における操作しやすい個所に一括して設け
るようにしてもよい。要は、バーコード11及び読取確
認受光部20と、商品取出口5とで対応関係が取られて
いればよい。
【0030】また、本実施の形態では、扉6が一定時間
以上開放されている場合には報知手段によってブザー3
0を鳴動させることによりその旨を報知させるようにし
たが、ブザー30に限らず、音声出力する出力器を報知
手段によって動作させることでその旨を報知させるよう
にしてもよい。
【0031】また、バーコードスキャナ15における処
理として、本実施の形態では、ブザー27を鳴動させた
直後に、情報をRAM23に記憶させ、読取確認用発光
部19を発光させるようにしたが、これらのステップS
5〜S7に示す処理の順序は任意に入れ替えるようにし
てもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、常時はロック機構によ
り閉塞状態にロックされている扉により商品取出口から
取り出し不能な商品に関して、所定位置でバーコードス
キャナにより読み取られてメモリに蓄積されたバーコー
ド情報を持つ商品のみがロック機構の解除に伴い対応す
る商品取出口から取り出し可能となるので、バーコード
スキャナのメモリに蓄積されているバーコード情報と取
り出した実際の商品とを正しく対応付けることができ、
よって、セルフスキャニング方式の商品販売形態におけ
る商品のすり替え等の不正を防止して、正しく運用させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、(a)は商品棚
の概略正面図、(b)はバーコードスキャナの概略側面
図、(c)はバーコードスキャナの正面図である。
【図2】店舗内のレイアウトを示す概略平面図である。
【図3】扉ロック機構を示し、(a)はロック状態の概
略正面図、(b)はロック解除状態の概略正面図であ
る。
【図4】バーコードスキャナの電装制御系を示すブロッ
ク図である。
【図5】商品棚側の電装制御系を示すブロック図であ
る。
【図6】バーコードスキャナ側の処理制御を示すフロー
チャートである。
【図7】商品棚側の処理制御を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 商品収納部 5 商品取出口 6 扉 7 ロック機構 11 バーコード 15 バーコードスキャナ 19 読取確認発光部 20 読取確認受光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードを読み取り読み取ったバーコ
    ード情報を蓄積するメモリを有するバーコードスキャナ
    と、商品を収納する商品収納部とを備え、 前記バーコードスキャナに読取確認発光部を設け、 前記商品収納部に、商品を取り出す商品取出口と、この
    商品取出口を開閉自在に覆う扉を閉塞状態にロックする
    ロック機構と、前記商品取出口に対応して設けられ前記
    商品取出口内に存在する商品に関する商品情報を記録し
    たバーコードと、このバーコードの近傍に位置させた読
    取確認受光部とを設け、 前記バーコードスキャナは前記バーコードを読み取った
    直後にそのバーコード情報を前記メモリに蓄積するとと
    もに前記読取確認発光部を発光し、前記読取確認受光部
    は前記読取確認発光部からの光を受光したらその読取確
    認受光部に対応する前記商品取出口の扉の前記ロック機
    構のロックを解除させるようにしたことを特徴とする商
    品取出装置。
  2. 【請求項2】 バーコードを読み取り読み取ったバーコ
    ード情報を蓄積するメモリを有するバーコードスキャナ
    と、商品を収納する商品収納部とを備え、 前記バーコードスキャナに、読取確認発光部と、バーコ
    ードを読み取ったことを条件に読取直後にこの読取確認
    発光部を発光させる発光手段とを備え、 前記商品収納部に、商品を取り出す商品取出口と、この
    商品取出口を開閉自在に覆う扉を閉塞状態にロックする
    ロック機構と、前記商品取出口に対応して設けられ前記
    商品取出口内に存在する商品に関する商品情報を記録し
    たバーコードと、このバーコードの近傍に設けられた読
    取確認受光部と、この読取確認受光部が前記読取確認発
    光部からの光を受光したことを条件にその読取確認受光
    部に対応する前記商品取出口の扉の前記ロック機構のロ
    ックを解除する解除手段とを備え、たことを特徴とする
    商品取出装置。
  3. 【請求項3】 解除手段が、ロック機構を解除した扉の
    開閉を検知する検知手段と、この検知手段が所定時間以
    上扉が開放状態であるときその旨を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の商品取出装
    置。
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