JPH09127498A - カラー液晶表示素子 - Google Patents

カラー液晶表示素子

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JPH09127498A
JPH09127498A JP30231295A JP30231295A JPH09127498A JP H09127498 A JPH09127498 A JP H09127498A JP 30231295 A JP30231295 A JP 30231295A JP 30231295 A JP30231295 A JP 30231295A JP H09127498 A JPH09127498 A JP H09127498A
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JP
Japan
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liquid crystal
substrate
crystal display
color
black mask
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Application number
JP30231295A
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English (en)
Inventor
Hisashi Aoki
久 青木
Tetsushi Yoshida
哲志 吉田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明るい画像を表示できる複屈折制御型のカラ
ー液晶表示素子を提供することを目的とする。 【解決手段】 TFT基板11上に画素電極15とTF
T14とをマトリクス状に配置する。対向基板12側に
共通電極17とブラックマスクBMを形成する。ブラッ
クマスクBMはこのカラー液晶表示素子の非表示領域部
分よりも小さく形成する。TFT基板11と対向基板1
2と位置合わせして貼り合わせる。ブラックマスクBM
が非表示領域よりも狭く形成されているので、位置ずれ
が発生しても、ブラックマスクBMが表示領域にかかる
ことが無く、開口率が小さくなることがない。続いて、
液晶13を注入する。さらに、液晶13の配向状態の変
化に応じて所望の色に発色するように一対の偏光板2
3、24を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フルカラー表示
が可能な液晶表示素子に関し、特に、複屈折制御型のフ
ルカラー液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を表示できるカラー液晶表示
素子としては、カラーフィルタ型、複屈折制御型等が知
られている。広く使用されているカラーフィルタ型は、
カラーフィルタにより特定波長領域の光を吸収すること
により透過光を着色してカラー画像を表示するものであ
り、表示が暗く、反射型のカラー液晶表示素子として不
適当である。
【0003】一方、複屈折制御(ECB:electrically
controlled birefringence)型の液晶表示素子は、
液晶に電界を印加することにより液晶の分子配列を変え
させて、液晶層の複屈折効果を変化させ、この複屈折効
果の変化により一対の偏光板を透過する光のスペクトル
分布を変えて、所望の色を表示させるものである。この
方式のカラー液晶表示素子は表示が明るく、反射型のカ
ラー液晶表示素子として優れている。
【0004】複屈折制御型液晶表示素子においては、電
極間に電圧を印加した場合に、電極の対向部分の液晶に
は所望の電圧が印加されて所望の色を表示できるが、そ
の周辺部は、印加電圧に応じて発色する部分とは異なっ
た電気光学応答を示す。このため、表示色が表示領域と
は異なり、表示画像全体として表示色の純度の低下やコ
ントラストの低下などを招く。この問題は特に、高品質
の画像を表示することができるアクティブマトリクス型
の複屈折制御型液晶表示素子の場合に顕著になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するた
め、非表示領域に遮光性の材料からなる遮光膜を配置
し、非表示領域の表示を外部にもらさない、即ち、シー
ルドすることが行われている。しかし、アクティブマト
リクス液晶表示素子の共通電極側にブラックマスクを形
成した場合、上下の基板の位置合わせずれのために、ブ
ラックマスクが画素部を覆ってしまう。
【0006】この場合、各画素の有効な表示面積が減少
し、表示画像の明るさが低下するという問題がある。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、明るい画像を表示できる複屈折制御型のカラー液
晶表示素子を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のカラー液晶表示素子は、画素電極と該画
素電極に接続されたアクティブ素子とがマトリクス状に
配置された第1の基板と、前記第1の基板に対向して配
置され、前記画素電極に対向して配置された共通電極が
形成された第2の基板と、前記第1の基板と第2の基板
の間に配置され、前記画素電極と前記共通電極の間に印
加される電圧に応じて配向状態が変化する液晶と、前記
第1の基板と第2の基板とを挟んで配置され、前記液晶
の配向状態の変化に応じた色を表示するように配置され
た一対の偏光板と、前記画素電極の間に対応する非表示
領域部分に、該非表示領域よりも小さく形成された光非
透過性のブラックマスクと、を備えることを特徴とす
る。
【0009】このような構成によれば、ブラックマスク
が非表示領域より小さく形成されているので、第1の基
板と第2の基板の位置合わせがずれた場合でも、ブラッ
クマスクが表示領域にかかることが無い。従って、開口
率を設計値に維持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる複屈折制御型液晶表示素子を図面を参照して説明す
る。
【0011】(第1の実施の形態)図1に断面図で示す
ように、複屈折制御型液晶表示素子1は、概略的には、
一対の透明基板11、12と、一対の透明基板11、1
2間にシール材SCにより封止された液晶13と、基板
12の外側に配置された2枚の位相板21、22と、一
対の透明基板11、12及び2枚の位相板21、22を
挟んで配置された一対の偏光板23、24と、偏光板2
3の外側に配置された反射板25と、から構成される。
【0012】一対の透明基板11、12は、ガラス、透
明樹脂等から構成される。下側の透明基板(TFT基
板)11には、図2に示すように、TFT14と、画素
電極15とがマトリクス状に配置され、さらに複数の画
素電極15に対向し、補助容量を形成する補助容量線C
Sが配置されている。
【0013】TFT14のゲート電極14Gは対応する
ゲートラインGLに接続され、ソース電極14Sは対応
する画素電極15に接続され、ドレイン電極14Dはデ
ータラインDLに接続されている。
【0014】図3にTFT基板11の1画素分の平面構
成を拡大して示し、そのA−A線、B−B線、C−C線
での断面を図4〜図6にそれぞれ示す。各TFT14
は、図4に示すように、TFT基板11上に形成された
ゲート電極14Gと、ゲート電極14Gの表面を陽極酸
化して形成されたゲート酸化膜31と、SiN等からな
る絶縁膜32と、絶縁膜32の上に形成された真性半導
体層33と、真性半導体層33の上にチャネル領域を保
護して形成されたブロッキング層34と、真性半導体層
33に接続されたn型半導体層35S,35Dと、n型
半導体層の上に配置されたクロム層36S,36Dと、
クロム層36S,36Dの上に形成されたアルミニウム
チタン(AlTi)層37S,37Dとより構成され
る。画素電極15は、絶縁膜32の上に形成され、対応
するTFT14のソース電極14S(n型半導体層35
Sとクロム層36S)に接続されている。
【0015】TFT34と画素電極15の端部の上に
は、SiN等からなるオーバーコート層(保護層)38
が形成されている。
【0016】ゲートラインGLは、図5に拡大して示す
ように、TFT基板11上にアルミニウムチタンの膜等
から形成され、その表面は陽極酸化されて絶縁層41を
構成している。ゲートラインGLの上にはTFT14の
ゲート絶縁膜として機能する前述の絶縁膜32が形成さ
れている。ゲートラインGL上には、オーバーコート層
38が形成されている。オーバーコート層38はゲート
ラインGLを保護してストライプ状に延存している。
【0017】補助容量線CSは、図5に拡大して示すよ
うに、TFT基板11上に形成されたアルミニウムチタ
ンの膜等から形成され、その表面は陽極酸化されて絶縁
層42を構成し、絶縁膜32を介して画素電極15に対
向する。
【0018】データラインDLは、図6に拡大して示す
ように、TFT基板11全面上に形成された絶縁膜32
の上に形成されたクロム膜43とアルミニウムチタン膜
44の積層構造から形成される。データラインDLに
は、TFT14のドレイン電極14Dが接続されてい
る。データラインDL上には、オーバーコート層38が
形成されている。オーバーコート層38はデータライン
DLを保護してストライプ状に延存している。
【0019】画素電極15及びオーバーコート層38の
上の全面に配向膜16が配置されている。配向膜16の
表面には、図7(D)に示すように、右下45゜の方向
16aに、ラビング等の配向処理が施されている。
【0020】一方、上側の透明基板(対向基板)12に
は、各画素電極15に対向する共通電極17が配置され
ている。共通電極17には、共通電圧(コモン電圧)が
印加される。
【0021】共通電極17上の、各画素電極15の間に
対応する非表示領域の部分には、図1及び図4、図5、
図6に示すように、ブラックマスクBMが形成されてい
る。この非表示領域には、オーバーコート層38が形成
され、他の部分よりも、液晶13の層厚が薄く、同一の
電圧を印加した場合でも他とは発色の異なる領域であ
る。また、表示用の電圧が印加されることがなく、ゲー
ト信号(ゲートラインGLの電圧)やデータ信号(デー
タラインDLの電圧)が印加されるため、本来表示した
い画像とは異なる画像が表示される領域でもある。そこ
で、これらの非表示領域での発色が表示面に表れるのを
防止するため、ブラックマスクBMが配置されている。
但し、ブラックマスクBMは、図4、図5、図6に示す
ように、オーバーコート層38の幅(サイズ)よりも小
さく形成されている。
【0022】共通電極17及びブラックマスクBM上に
は、全面に配向膜18が配置されている。配向膜18に
は、図7(D)に示す18aの方向(配向膜16の配向
処理の方向16aに対して反時計方向に90゜の方向)
に、ラビング等の配向処理が施されている。
【0023】液晶13は、カイラル材が添加されたネマ
ティック液晶から構成され、配向膜16、18に施され
た配向処理に従って、図7(D)に示すようにTFT基
板11から対向基板12に向かって90゜ツイストして
配向している。
【0024】反射板25には、図7(F)に示す25a
の方向に、ヘアライン処理が施されている。位相板21
は、図7(C)に示すように、平面上で屈折率が最も大
きい軸(延伸軸)21aが基板の一辺と平行な水平方向
Hに対し反時計方向に113゜で交差するように配置さ
れている。位相板22は、図7(B)に示すように、平
面上で屈折率が最も大きい軸(延伸軸)22aが水平方
向Hに対し反時計方向に20゜で交差するように配置さ
れている。偏光板23の透過軸23aは、図7(E)に
示すように、水平方向Hに対し90゜で交差している。
偏光板24の透過軸24aは、図7(A)に示すよう
に、水平方向Hに対し反時計方向に72゜で交差してい
る。
【0025】このような構成の液晶表示素子において、
画素電極15と共通電極17間に電圧(電界)を印加す
ると、この電圧に応じて液晶分子の配列(チルト角)が
変化し、液晶13の層の複屈折性が変化する。このた
め、上側の偏光板24を通過した直線偏光は、位相板2
2、21と液晶13により、波長毎に異なる複屈折作用
を受け、液晶13の層を通過する間に互いに異なった偏
光状態(楕円偏光)となる。
【0026】液晶13の層を通過した各波長の光のう
ち、偏光板23の透過軸23aと平行な偏光成分が反射
板25により反射されて、再び液晶13の層に入射し、
液晶13の層を通過する間に再び波長毎に異なった複屈
折作用を受け、さらに、位相板21、22による複屈折
作用を受ける。従って、液晶13から出射した各波長の
光の偏光状態はそれぞれ異なったものとなる。各波長の
光のうち、透過軸24aに平行な偏光成分の光のみが偏
光板24を出射する。このため、偏光板24を出射する
光は、波長毎に異なった強度となり、その強度分布は印
加電圧に応じて変化する。従って、印加電圧に応じて表
示色を変化させることができる。
【0027】図7に示すように光軸を設定し、位相板の
リタデーションを590nmとし、液晶13の層のΔn
・d(屈折率異方性と層の厚さdの積)を0.99に設
定した場合のCIE色度図を図8に示す。
【0028】画素電極15と共通電極17が対向してい
る部分については、図8に示すように、印加電圧に応じ
た純度の高い色が表示される。しかし、各画素電極の間
に対応するオーバーコート層38が形成された部分は、
他の部分よりも液晶13の層が薄く、画素領域(表示領
域)とは異なる光学特性を示し、同一の電圧を印加した
場合でも他とは発色の異なる領域である。また、ゲート
信号やデータ信号等が印加される等、本来表示したい色
とは異なる色に発色する領域である。このような非表示
領域の発色がそのまま外部に表示されると、カラー液晶
表示素子1全体として表示色の純度の低下やコントラス
トの低下を招く。
【0029】このような事態を防止するため、上述のよ
うに、ブラックマスクBMが配置されている。しかも、
ブラックマスクBMが非表示領域のサイズ(幅、面積)
よりも小さく形成されているので、TFT基板11と対
向基板12を位置合わせしてシール材SCを介して貼り
合わせる際に若干位置ずれが起きたとしても、ブラック
マスクBMが画素部(表示部)を覆うことがない。従っ
て、画素部の開口面積が減少し、明るさの低下を招く事
態を防止できる。
【0030】次に、上記構成のカラー液晶表示素子1の
製造方法について説明する。先ず、TFT基板11の上
に、AlTi膜を形成し、これをパターニングしてゲー
ト電極14G、ゲートラインGL、補助容量ラインCS
を形成する。次に、これらの表面を陽極酸化して絶縁膜
31、41、42を形成する。続いて、CVD法等によ
りSiN膜を基板全面に形成する。
【0031】CVD法等により、アモルファスSi等の
真性半導体を堆積し、これをパターニングして真性半導
体層33を形成する。真性半導体層33のチャネル予定
領域上にSiN等からなるブロッキング層34を形成す
る。続いて、CVD法等により、n型不純物が添加され
たアモルファスシリコン等を堆積し、電極形状にパター
ニングしてn型半導体層35S,35Dを形成する。
【0032】続いて、全面にITO等をスパッタリング
などにより堆積し、これをパターニングして画素電極1
5を形成する。続いて、クロム(Cr)、アルミニウム
チタン(AlTi)層を順次堆積し、これらを同一のマ
スクを用いてパターニングして、ソース電極14S及び
ドレイン電極14Dと、データラインDLとを形成す
る。
【0033】CVD法等により基板全面にSiNなどか
らなる絶縁膜を形成し、TFT14、データラインD
L、ゲートラインGLにそれぞれ対応する形状にパター
ニングすることにより、オーバーコート層38を形成す
る。
【0034】次に、全面にポリイミド膜からなる配向膜
16を形成し、その表面を方向16aにラビングするこ
とにより、配向処理を施す。以上で、TFT基板11側
の工程が終了する。
【0035】一方、対向基板12側については、対向基
板12全面にITO膜を堆積して、これをパターニング
して共通電極17を形成する。次に、対向基板12上に
スパッタリング等によりCr膜を形成し、これを非表示
領域よりも小さくパターニングすることにより、ブラッ
クマスクBMを形成する。なお、黒色染料等を含む樹脂
を基板上に塗布し、これをパターニングすることにより
ブラックマスクBMを形成することも可能である。
【0036】次に、共通電極17とブラックマスクBM
上に配向膜18を形成し、配向処理を施す。以上で、対
向基板12側の工程が終了する。
【0037】以上のようにして形成されたTFT基板1
1と対向基板12の一方に未硬化のシール材を塗布し、
さらに、スペーサを散布する。続いて、TFT基板11
と対向基板12の他方を一方に対し位置合わせしてから
貼り合わせる。この際、若干位置ずれが発生しても、ブ
ラックマスクBMが非表示領域の幅及び面積より小さく
形成されているので、ブラックマスクBMが表示領域を
覆うことはない。
【0038】シール材SCを硬化した後、真空注入法等
を用いて液晶13を両基板11、12とシール材SCで
形成される液晶セル内に充填し、液晶注入口をシールし
た後、位相板21、22、偏光板23、24、反射板2
5を貼り合わせてカラー液晶表示素子1を完成する。
【0039】以上のようにして、両基板11、12の相
対的な位置ずれにかかわらず、適切な開口率を有する複
屈折制御型カラー液晶表示素子1が得られる。
【0040】(第2の実施の形態)第1の実施の形態に
おいては、対向基板12上にブラックマスクBMを配置
したが、TFT基板11上にブラックマスクBMを配置
することも可能である。図9〜図11は、TFT基板1
1側にブラックマスクBMを配置した場合の、図3に示
すA−A線、B−B線、C−C線での断面構造を示す。
【0041】図9〜図11の構成では、ブラックマスク
BMは、オーバーコート層38の上に形成されている。
このような形状のブラックマスクMBは、例えば、オー
バーコート層38形成用のSiN膜を形成した後、ブラ
ックマスクBM形成用の遮光性材料膜を形成し、これら
の膜を共通のパターニングマスクを用いてパーニングす
ることにより形成することができる。従って、フォトリ
ソ処理の工程数を低減することができる。
【0042】なお、この発明は上記第1と第2の実施の
形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、TFTをアクティ
ブ素子とする複屈折制御型液晶表示素子にこの発明を適
用したが、この発明は、MIMをアクティブ素子とする
複屈折制御型液晶表示素子にも適用可能である。また、
アクティブ素子を使用しない、パッシブマトリクス型の
複屈折制御型液晶表示素子にも、適用可能である。
【0043】また、偏光板23、24の透過軸23a,
24a及び位相板21、22の延伸軸21a,22aの
配置は、適宜変更してもよい。また、偏光板23、2
4、及び位相板21、22は、適宜省略してもよい。ま
た、上記実施の形態では、反射型の複屈折制御型カラー
液晶表示素子にこの発明を適用したが、この発明は、透
過型の複屈折制御型カラー液晶表示素子にも適用可能で
ある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アクティブ素子が形成された基板側にブラックマス
クを形成する場合には、両基板の位置合わせのずれによ
る開口率の低下を防止できる。また、対向基板側にブラ
ックマスクを形成する場合には、製造工程を簡略化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態にかかる複屈折制
御型カラー液晶表示素子の構成を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる複屈折制御型カラー
液晶表示素子のTFT基板側の構成を示す平面図であ
る。
【図3】第1の実施の形態にかかる複屈折制御型カラー
液晶表示素子のTFT基板側の構成を示す拡大平面図で
ある。
【図4】図3のA−A線での断面図である。
【図5】図3のB−B線での断面図である。
【図6】図3のC−C線での断面図である。
【図7】一対の偏光板の透過軸と、位相板の延伸軸と、
配向処理の方向との関係を示す図である。
【図8】図1〜図7に示す複屈折制御型カラー液晶表示
素子の表示色のCIE色度図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態にかかる液晶表示
素子のA−A線での断面図である。
【図10】この発明の第2の実施の形態にかかる液晶表
示素子のB−B線での断面図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態にかかる液晶表
示素子のC−C線での断面図である。
【符号の説明】
1・・・複屈折制御型液晶表示素子、11・・・TFT基板、
12・・・対向基板、13・・・液晶、14・・・TFT、15・
・・画素電極、16・・・配向膜、17・・・共通電極、18・・
・配向膜、21・・・位相板、22・・・位相板、23・・・偏光
板、24・・・偏光板、25・・・反射板、GL・・・ゲートラ
イン、DL・・・データライン、SC・・・シール材、BM・・
・ブラックマスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素電極と該画素電極に接続されたアクテ
    ィブ素子とがマトリクス状に配置された第1の基板と、 前記第1の基板に対向して配置され、前記画素電極に対
    向して配置された共通電極が形成された第2の基板と、 前記第1の基板と第2の基板の間に配置され、前記画素
    電極と前記共通電極の間に印加される電圧に応じて配向
    状態が変化する液晶と、 前記第1の基板と第2の基板とを挟んで配置され、前記
    液晶の配向状態の変化に応じた色を表示するように配置
    された一対の偏光板と、 前記画素電極の間に対応する非表示領域部分に、該非表
    示領域よりも小さく形成された光非透過性のブラックマ
    スクと、 を備えることを特徴とするカラー液晶表示素子。
  2. 【請求項2】前記非表示領域は、前記画素電極と前記共
    通電極との間に所定の電圧を印加した場合に、所望の色
    を表示できない領域から構成される、ことを特徴とする
    請求項1に記載のカラー液晶表示素子。
  3. 【請求項3】前記ブラックマスクは、共通電極が形成さ
    れた第2の基板上の非表示領域部分に形成された遮光膜
    から構成される、ことを特徴とする請求項1又は2に記
    載のカラー液晶表示素子。
  4. 【請求項4】前記ブラックマスクは、前記第1の基板上
    に前記アクティブ素子をカバーして形成されたオーバー
    コート層と、前記画素電極間の非表示領域よりも小さく
    形成された遮光膜から構成されることを特徴とする請求
    項1、2又は3に記載のカラー液晶表示素子。
JP30231295A 1995-09-01 1995-10-27 カラー液晶表示素子 Pending JPH09127498A (ja)

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JP30231295A JPH09127498A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 カラー液晶表示素子
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170116003A (ko) * 2015-02-09 2017-10-18 도레이 카부시키가이샤 에폭시 수지 조성물, 프리프레그 및 섬유 강화 복합재료

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170116003A (ko) * 2015-02-09 2017-10-18 도레이 카부시키가이샤 에폭시 수지 조성물, 프리프레그 및 섬유 강화 복합재료

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