JPH09127099A - 水質監視装置 - Google Patents

水質監視装置

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JPH09127099A
JPH09127099A JP7287576A JP28757695A JPH09127099A JP H09127099 A JPH09127099 A JP H09127099A JP 7287576 A JP7287576 A JP 7287576A JP 28757695 A JP28757695 A JP 28757695A JP H09127099 A JPH09127099 A JP H09127099A
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JP
Japan
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water
monitoring
tank
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source water
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JP7287576A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yamamoto
隆洋 山本
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ANIMA DENSHI KK
Original Assignee
ANIMA DENSHI KK
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Publication date
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Priority to CN96112046.0A priority patent/CN1157923A/zh
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/18Water
    • G01N33/186Water using one or more living organisms, e.g. a fish

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でメンテナス性の良い水質監視装置を提
供すること。 【解決手段】 ラック1の下段に監視魚を飼育する監視
水槽5を具備した源水給排水装置7を収脱自在に設ける
と共に、監視水槽5に対向してビデオカメラ8を設け、
上段にビデオカメラ8からの映像に基づいて監視魚の行
動パターン等を検出する魚感知センサー10と、検出結
果に基づいて水質の異常を検出するコンピュータ11を
設けることにより水質検査装置を構成する。 【効果】 源水給排水装置7内の水槽の清掃時等に際し
ては同装置7をラック1下段から引き出すことができ、
メンテナス性を向上させることができ、また装置全体を
小型に形成し得て設置スペースを縮小することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飼育水槽に源水を
導入し同水槽中を泳ぐ監視用の魚をビデオカメラ等で撮
影し画像解析することにより、監視魚の行動等に基づい
て源水の水質を監視する水質監視装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、源水を給水した水槽中を泳ぐ
監視用の魚をビデオカメラで撮影し、源水中に毒物等が
混入したときの魚の行動パターン等を画像解析すること
により、源水の水質を監視する装置が存在する(例えば
特公平6−16034号公報、特公平6−68489号
公報等)。
【0003】このような、従来の装置は源水の濾過槽、
飼育水槽等を各別に並設して各槽を給水管により接続
し、飼育水槽の上側から源水を供給し、飼育水槽の前面
に対向してビデオカメラを設置し、画像処理装置及びコ
ンピュータを上記カメラに並設して各別に設け、これら
各構成装置を各別に適宜配置、接続することで、全体と
して1つの水質監視装置を構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
装置において、水槽内には藻等の水性植物が発生し易い
が、成長した藻が水槽におけるカメラの撮影区域内の壁
面に付着し、かかる藻の映像によって監視魚の位置の検
出動作に誤動作を生じることがあった。さらに上記撮影
区域内に付着又は蓄積するゴミ等によっても誤動作を生
じることもあり、藻、ゴミ等が付着しない飼育水槽の実
現が望まれていた。
【0005】また、水質の異常を魚類の行動解析によっ
て判断するためには、魚類を健康に飼育する必要がある
が、従来の水槽が自然の川等の水流に近い設計になって
いない不都合から、魚がストレスを起こして異常行動を
したり死亡していたため、水質の異常と間違う場合が生
じていた。
【0006】さらに、上記従来の装置では複数の水槽及
び複数の電子機器を個別に配置するものであるため、大
きな設置スペースを必要とし、また一度設置してしまう
と、設置場所を変えることは容易ではなく、さらに水槽
は定期的に清掃する必要があるが、上述のように固定式
であると清掃のため水槽を別の場所に移動させる場合
等、各水槽、配管等の取り外し作業等が極めて面倒であ
るとの欠点があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、魚の自然に近い飼育を実現し得て、
ゴミ等の付着、藻の発生等を抑制し得る監視水槽を提供
すると共に、水質監視装置全体を1つの筺体内に収納
し、かつ清掃等の必要な源水の給排水装置を単一のユニ
ットとして上記筺体内に収脱自在に構成し、メンテメン
ス性の極めて良好な水質監視装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、監視水槽に源水の流入口と流出口
を設けて同槽内に上記流入口から流出口に至る流水経路
を形成し、該槽内に監視魚を飼育し、同監視魚を同槽の
前面側からビデオカメラで撮影してその画像を解析する
ことにより源水の水質を監視する水質監視装置におい
て、上記監視水槽は、上記流入口を同槽の一側面に設け
て同流入口から対向する他側面に向けての第1の流水経
路を形成し、かかる監視水槽の流水経路の途中に板面に
複数の透孔を有する整流板を上記第1の流水経路方向の
水流と直交して設け、かつ上記整流板に隣接して板面に
複数の透孔を有する多孔板を上記水流に平行に設けて同
多孔板上方に監視魚を飼育する監視部を形成し、かつ上
記多孔板下方に上記第1の流水経路に連続する第2の流
水経路を形成し、同第2の流水経路に沿う上記監視水槽
の側面に上記流出口を設けたものであることを特徴とす
る水質監視装置、第2に、源水を濾過槽に供給し、濾過
された源水を監視水槽に供給し同監視水槽から上記源水
を排水する流水経路を形成することにより源水給排水手
段を構成し、上記監視水槽内で飼育する監視魚をビデオ
カメラで撮影してその画像を解析することにより源水の
水質を監視する水質監視装置であって、機枠内に上記濾
過槽及び監視水槽を設置することにより上記源水給排水
手段を形成し、かつ上記手段に上記濾過槽に源水を供給
する源水給水部と、上記濾過槽で濾過された源水を上記
監視水槽に導く源水導入部と、上記監視水槽から源水を
排出する源水排出部とを設け、さらに上記機枠下部に車
輪を設けたことを特徴とする水質監視装置、第3に、上
記機枠に受水槽を設け、濾過された源水を上記受水槽に
流入し、同受水槽に流入した源水を上記源水導入部によ
り上記監視水槽に導入する構成とし、かつ上記受水槽と
上記濾過槽とを仕切板を介して一体的に設けたことを特
徴とする上記第1の発明に記載の水質監視装置、第4
に、筺体を上段と下段に分割し、下段に上記源水給排水
手段の収納部を形成し、上記下段内に収納された同手段
内の監視水槽に対向して同槽内の監視魚を撮影し得るビ
デオカメラを上記筺体内適所に設け、さらに上記筺体側
面に上記源水給排水手段の源水給水部及び源水排出部に
連結し得る給水口及び排水口を設け、上記筺体の上段に
上記カメラからの映像を映し出すモニターテレビと、上
記カメラからの映像信号に基づいて画像を解析する画像
解析手段を設け、上記源水給排水手段を上記筺体下段収
納部内に収脱可能に構成したものであることを特徴とす
る上記第2又は3の発明に記載の水質監視装置、第5
に、上記画像解析手段の解析に基づく水質異常の検出に
基づいて警報を発する警報手段を上記筺体に設け、さら
に同筺体前面に上記モニターテレビ画面に対応する窓を
設けて同窓を介して外部より上記モニターテレビ画面を
確認し得るように構成したことを特徴とする上記第5の
発明記載の水質監視装置、第6に、上記筺体に換気装置
及び換気口を設け、同換気装置により筺体内の空気の換
気を可能としたことを特徴とする上記第4又は5の発明
記載の水質監視装置、第7に、上記源水給排水手段にお
ける監視水槽は、上記源水導入部からの源水の流入口を
同槽の一側面に設けて同流入口から対向する他側面に向
けての第1の流水経路を形成し、かかる監視水槽の流水
経路の途中に板面に複数の透孔を有する整流板を上記第
1の流水経路方向の水流と直交して設け、かつ上記整流
板に隣接して板面に複数の透孔を有する多孔板を上記水
流に平行に設けて同多孔板上方に監視魚を飼育する監視
部を形成し、かつ上記多孔板下方に上記第1の流水経路
に連続する第2の流水経路を形成し、同第2の流水経路
に沿う監視水槽の側面に上記源水排出部に至る源水の流
出口を設けたものであることを特徴とする上記第2又は
4の発明記載の水質監視装置、第8に、上記監視水槽の
外部に上面開口したオーバーフロー筒を設けて同筒の上
端位置を上記監視水槽の上端より少許下方位置に設定
し、さらに同筒内と上記監視水槽とを上記流出口で連通
し、かつ上記オーバーフロー筒の外側に排水槽を設けて
上記オーバーフロー筒上面開口からオーバーフローした
源水を上記排水槽を介して排水するように構成したもの
であることを特徴とする上記第1又は7の発明記載の水
質監視装置、第9に、上記監視水槽に同監視水槽内の源
水の満水及び減水を検知する検知手段を設け、かつ同手
段の満水又は減水検知に基づいて警報を行う警報手段を
設けたことを特徴とする上記第1、2、4又は7の発明
記載の水質監視装置、第10に、画像解析手段が水質異
常を検出したときの映像信号を通信回線に送出する画像
伝送手段を設けたことを特徴とする上記第1、2、4又
は7の発明記載の水質検査装置、により構成されるもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】第1の発明 監視水槽の側面の流
入口から槽内に流入した源水は、整流板を通って他方の
側面方向に流れ、監視部において整流された第1の流水
経路方向に沿う水流を形成する。従って監視部内におい
て自然の川等の水流に近い環境を作ることができ、監視
魚にストレスを与えることもなく、監視魚を健康に飼育
することができる。また複数の透孔を有する多孔板を上
記水流に平行に設け、同多孔板の上方に監視部を設けて
いるので、監視部の水流は監視水槽の下流側の側面近傍
から上記多孔板下面を通って上記流出口に至る第2の流
水経路が形成される。上記監視部内のゴミや藻等は、上
記監視部を下降して上記多孔板上面に至り、同板に設け
られた複数の透孔から同多孔板下方に落下する。上記多
孔板下側には第2の流水経路が形成されているため、同
板下側に落下したゴミ等は上記監視部内に逆流すること
はなく、上記監視部の前面部を水が流れることで同監視
部を常に清潔に保つことができ、藻の発生をも抑制する
ことができる。
【0010】第2の発明 源水を源水給排水手段の源水
給水部に供給すると、源水は源水給水部より同機枠に設
置された濾過槽内に供給され、同濾過槽で濾過された
後、源水導入部によって上記機枠に設置された監視水槽
内に流入し、同監視水槽を通った後源水排出部から外部
に排出され、上記濾過層への流入から排水までの一連の
流水経路を形成する。従って上記監視水槽内に監視魚を
飼育し、同監視魚をビデオカメラ等で撮影しその画像を
解析することにより、源水の水質を監視することができ
る。上記源水給排水手段の各構成は機枠内にまとまて設
けられているため、全体が小型であり、さらに同機枠の
下部には車輪が設けられているため、同手段を機枠ごと
自由に移動することができ、水槽の清掃時等において他
の場所に移動したり、設置場所を変更する時等、極めて
便利である。
【0011】第3の発明 濾過された源水は一旦受水槽
に流入し、同槽から例えばポンプ等の源水導入部によっ
て監視水槽に流入する。上記受水槽には、上記ポンプの
他、例えば水温を一定にする水温計等も設置することが
できるが、同槽は上記機枠内において仕切板を介して濾
過槽と一体的に設けられているため、両槽を小型化する
ことができ、上記源水給排水手段全体を小型化すること
ができる。
【0012】第4の発明 源水は筺体側面の給水口から
筺体内下段に収納設置された源水給排水手段の濾過槽内
に源水給水部を通って流入し、源水導入部を介して監視
水槽内に流入し、その後源水排出部を介して筺体の排水
口から外部に排出される。上記筺体内のビデオカメラは
上記監視水槽を撮影しており、その映像は上記筺体上段
に設置されたモニターテレビに映されると共に、映像信
号は上記筺体上段に設置された画像解析手段に入力す
る。そして同手段が例えば監視魚の位置等に基づいてそ
の行動パターンを解析し、同パターンに基づいて水質に
異常があるか否かを判断する。上記源水給排出手段、モ
ニターテレビ及び画像解析手段は単一の筺体内に設けら
れているため、装置全体を小型化することができ、設置
スペースを縮小することができる。また、上記源水給排
水手段は上記筺体下段の収納部に収脱自在であるため、
例えば、水槽の清掃等に際して源水給排水手段ごと上記
筺体下段内から容易に取り出して、他の場所に移動して
清掃等を行うことができ、またその間は別の源水給排水
手段を上記筺体下段に収納設置して水質監視動作を続行
することができる。
【0013】第5の発明 筺体前面に設けられた窓から
モニターテレビの映像を確認することができ、外部から
監視水槽の様子を容易に確認することができる。また、
画像解析手段により水質の異常が検出されたときは、警
報手段(例えば、警報ブザー、警報ランプ等)が警報を
発するため、装置の管理者等に水質の異常を報知するこ
とができる。
【0014】第6の発明 換気装置を動作させることに
よって筺体内の空気を換気することができる。これによ
り例えば筺体内に発生する水蒸気による映像機器等の腐
食による故障を防止することができる。
【0015】第7の発明 筺体の側面の給水口から下段
の源水給排水手段の濾過槽に流入した源水は、源水導入
部により監視水槽内に流入する。監視水槽の側面の流入
口から槽内に流入した源水は、整流板を通って他方の側
面方向に流れ、監視部において整流された第1の流水経
路方向に沿う水流を形成する。従って、監視部内におい
て自然の川等の水流に近い環境を作ることができ、監視
魚にストレスを与えることもなく、監視魚を健康に飼育
することができる。また複数の透孔を有する多孔板を上
記水流に平行に設け、同多孔板の上方に監視部を設けて
いるので、監視部の水流は監視水槽の下流側の側面近傍
から上記多孔板下面を通って上記流出口に至る第2の流
水経路が形成される。上記監視部内のゴミや藻等は、上
記監視部を下降して上記多孔板上面に至り、同板に設け
られた複数の透孔から同多孔板下方に落下する。上記多
孔板下側には第2の流水経路が形成されているため、同
板下側に落下したゴミ等は上方の上記監視部内に逆流す
ることはなく、上記監視部の前面部を水が流れることに
より同監視部を常に清潔に保つことができ、藻の発生を
も抑制することができる。
【0016】第8の発明 監視部を通った源水は、流出
口からオーバーフロー筒に流入し、同筒の上面からオー
バーフローして排水槽に流入する。上記オーバーフロー
筒の上端位置は上記監視水槽の上面より低い位置に設定
してあるため、監視水槽内の水位は上記オーバーフロー
筒の上端位置と略々同一高さの水位を維持することがで
きる。何らかの理由で上記流入口からの源水の流入が停
止すると、監視水槽内の水位が低下するが、同水位は上
記オーバーフロー筒の上端位置より低下した後は、側面
の流入口を逆流する等して多少低下するが、上記流入口
より下位に水位が低下することはない。従って水位低下
等の不測の事態においても監視魚が死んでしまうことは
なく、その後装置の故障箇所の修理等に専念することが
でき、水位が回復した後は速やかに監視動作を続行する
ことができる。また、監視水槽から流出口を通って流出
したゴミ等は、オーバーフロー筒を通って排水槽に流出
するため、一旦排水槽へ流出したゴミ、藻等が監視水槽
に逆流することはなく、監視水槽内部を常時清潔に保つ
ことができる。
【0017】第9の発明 上記監視水槽に源水の満水、
減水を検知する検知手段を設けたので、例えばポンプ等
の故障により監視水槽に満水又は異常減水が発生したと
きこれを検知することができ、その検知信号に基づいて
警報等を発して、装置の管理者等に知らせることができ
る。
【0018】第10の発明 画像解析手段が水質異常を
検出したときの映像信号を画像伝送手段により伝送し得
るように構成したので、例えばかかるが映像信号を通信
回線(公衆回線又は専用回線)を通じて別の場所の監視
センターに送り、同センターのモニターテレビで異常時
の監視魚の動きを解析することができる。また、監視セ
ンターでの解析結果に基づいて水質監視装置の設置場所
の管理者等に各種指示を与えることができる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例
を詳細に説明する。図1乃至図3は本発明に係る水質監
視装置の斜視図及び背面図であり、まずこれらの図に基
づいて本装置の全体構成を説明する。1は本装置の外形
を成す本体ラック(筺体)であり、同ラック1は下段の
魚監視部分2と、上段の画像解析部分3に区分されてい
る。下段の上記魚監視部分2には濾過受水槽4、魚を飼
育する監視水槽5、吸水ポンプ36等をユニット化した
源水給排水装置(源水給排水手段)7が同ラック1下段
に収脱自在に収納されており、同給排水装置7の監視水
槽5に対向してビデオカメラ8がラック内下段上面に設
置されている。上記ラック1の魚監視部分2下端部に
は、スロープ板6a,6bが脱着自在又は収脱自在に設
けられており、さらに上記源水給排水装置7の機枠下面
にはキャスター26が設けられており、同装置7を上記
スロープ板6a,6bを介して上記ラック下段から容易
に同ラック1外部に引き出すことができ、また外部より
上記ラック下段内に容易に収納設置し得るように成って
る。
【0020】一方、上段の画像解析部分3には、上記ビ
デオカメラ8からの映像を映し出すモニタテレビ9、上
記カメラ8からの映像信号に基づいて魚の位置を検出す
ると共に同位置をモニタテレビ上にセンサーポイントと
して表示させる魚感知センサー10、同センサー10か
らの信号に基づいて魚の移動軌跡及び移動速度等を解析
し、魚の行動パターンから水質異常であるか否かを判断
し、水質異常である場合にアラーム信号を発生し警報ラ
ンプ15の点灯、警報ブザー16の駆動を行うコンピュ
ータ11、さらに魚感知センサー10からの映像信号に
基づいてモニターテレビ9の画像情報及びコンピュータ
11からの位置情報を通信回線(公衆回線又は専用回
線)、例えばINSネット64を通して伝送するための
画像伝送装置12が各段に収納されている(図12のブ
ロック図参照)。尚、本実施例では、魚感知センサー1
0及びコンピュータ11で画像解析手段を構成してい
る。
【0021】上記画像伝送装置12は図12に示すよう
に、本実施例ではISNネット64の回線を通して監視
センターの受信機62に接続されており、通常はアラー
ム信号が発生したときの魚の位置情報を含む画像情報を
監視センターに伝送して、同センター内のコンピュータ
のモニターテレビ63にその映像を映し、水質異常が発
生したときの映像及び魚の行動を監視センター内で確認
し得るように構成している。また、必要なときは監視セ
ンター側から顧客監視サイトの画像情報を上記回線を通
して取り込んで、必要に応じて顧客監視サイトの監視水
槽の映像を確認できるように構成している。尚、画像伝
送装置12と監視センター間の画像伝送が必要なけれ
ば、伝送に関する構成(画像伝送装置12)は必ずしも
必要としない。
【0022】13は上記画像解析部分3を閉成する上段
ドア、14は魚監視部分2を閉成する下段ドアであり、
上記上段ドア13には上記モニタテレビ9の画面に対応
する位置に窓13aが形成され、図1のドア閉成状態で
もモニタテレビ9の画面が確認可能となっている。ま
た、上段ドア13前面側には上記コンピュータ11から
のアラーム信号に基づいて発光する上記警告ランプ1
5、同アラーム信号に基づいてアラーム音を発生する上
記警報ブザー16が設けられており、下段ドア14前面
側には、後述するフロートスイッチ55,59からのオ
ーバーフロー(満水)又は異常減水の検出に基づいて発
光する警報ランプ17が設けられている。尚、本実施例
では、警報ランプ15及び警報ブザー16により水質異
常を報知する警報手段を、警報ランプ17により満水又
は減水を報知する警報手段を構成している。
【0023】18は上記ラック1下段側面に設けられた
給水口、19は同給水口18に隣接して設けられた排水
口、20,20’は上記ラック1内部背面の左右壁面に
上下方向に設けられた換気ダクト(図3参照)、21,
21’は上記ラック1の背面板の上下段に設けられた換
気口、22乃至24は上記ラック1天面に設けられた換
気用ファンであり、同ファンにより上記換気口21,2
1’から吸引した外気を上記換気ダクト20,20’を
介して天面より排出することで、監視水槽5前面板42
c(図6参照)の曇りを防止すると共にラック1内の換
気を行って湿気、水蒸気等による映像機器、コンピュー
タの腐食等による故障を防止している。
【0024】次に、上記源水給排水装置(源水給排水手
段)7の構成を図4に基づいて詳細に説明する。同図に
おいて25は上段25a、下段25bからなる上下2段
に構成された機枠であり、下段25bに上記濾過受水槽
4が、上段25aに上記監視水槽5が設置されており、
さらに同機枠25下面には4個のキャスター(車輪)2
6が設けられており、同機枠25を上記本体ラック1の
下段から取り出した状態において容易に移動できるよう
になっている。
【0025】27は上記ラック1の給水口18に接続さ
れ、源水が供給される給水管であり、給水された源水を
濾過受水槽4の濾過槽4aに導く源水供給管27aと、
スリースバルブ28を介して後述する排水槽54に導く
排水管27bとに分岐している。上記源水供給管27a
の先端部には水量調節弁29が設けられており、該弁2
9は濾過槽4a内の水面上に浮かび水位h1に応じて上
下するボールタップ30に接続されている。従って、上
記弁29は該ボールタップ30の上下位置に応じてその
開度が開閉制御されるものである。かかる弁29の開度
は水位h1において上記濾過槽4aに常時一定量の源水
(通常は、毎分2リットル〜3リットル程度)が供給さ
れるように予め調整されている。
【0026】上記スリースバルブ28は給水管27内に
流入される源水の水量を調節するためのもので、同バル
ブ28を開閉することにより給水管27に供給される水
量を増減することができる。これによって、例えば水源
が遠い場合は上記バルブ28を通常より開いて給水管2
7への源水供給水量を増加させることにより、水源にて
源水を採取してから本装置に流入するまでの時間を短縮
して源水採取から検出までのタイムラグを減少させるこ
とができる。尚、上記濾過受水槽4に供給される源水は
上記弁29の作用により上記バルブ28による供給水量
に拘わらず上記一定量に保たれるので、濾過受水槽4側
に流入しない余分な源水は上記排水管27bにより後述
する排水槽54に導かれ、排出口31a、排水管31を
通じて排水される。尚本実施例では、給水管27、源水
供給管27a、水量調節弁29により源水給水部を構成
している。
【0027】上記濾過受水槽4は、図5に示すように源
水に含まれるゴミ等を除去した後源水を上段の監視水槽
5に供給するものであり、仕切板32により上記濾過槽
4aと受水槽4bとに仕切られているが、上記仕切板3
2下端には上記両槽4a,4bを連通するための間隙3
2aが設けられており、上記濾過槽4a内の源水は上記
間隙32aを介して受水槽4bに流入する構成となって
いる。上記濾過槽4aにおいて、33は上記濾過槽4a
の下面直上に設けられ板面に複数の透孔33aの穿設さ
れた底板、34は上記底板33上に充填にされた繊維状
濾過材(例えば綿等)、35は上記繊維状濾過材34上
に充填された川砂であり、源水はこれらの濾過材により
濾過された後上記受水槽4bに流入することになる。
【0028】36は上記受水槽4b上部に設置された吸
水ポンプ、37は吸水管であり、同吸水管37の下端に
設けられた吸水口37aより受水槽4b内の源水を吸水
して連結管38を通じて上方の監視水槽5に給水するも
のである。上記連結管38の線路途中には供給水量調節
用のスリースバルブ39が設けられており、同バルブ3
9を調節することで監視水槽5に流入させる水量を調節
可能となっている。かかる監視水槽5への供給水量は、
通常、上記濾過受水槽4への供給水量と同一水量(毎分
2リットル〜3リットル)に設定される。尚、上記吸水
ポンプ36の吸水量がバルブ39による上記監視水槽5
への流入水量より多い場合は、同ポンプ36の排水口3
6aより余分な源水が排出されるようになっている。
【0029】40は受水槽4b内に挿入されたヒータで
あり、濾過受水槽4内適所に設置された水温センサー
(図示せず)で検知した水温に基づいて同ヒータ40の
温度をサーモスタット41により調節し、源水の温度を
常時一定となるように制御するものである。尚本実施例
では吸水ポンプ36、吸水管37、連結管38等により
源水導入部を、排出口31a(図6参照)、排水管31
により源水排出部を構成している。
【0030】次に監視水槽5の構成を図6乃至図11に
基づいて説明する。該監視水槽5は全ての部材が透明の
合成樹脂板で形成されており、監視魚F,F’を飼育す
るための直方体形状の監視槽42と、該監視槽42の前
面側に設けられた排水槽54とから成っている。上記監
視槽42において、43は上記連結管38に接続された
源水の流入口であり、同槽42の左側側面板42aの中
央部より若干上方位置に設けられている。上記源水は、
かかる流入口43より監視槽42内に流入し、所定の水
位h2を保持した状態(図7参照)で左側から右側(矢
印A方向)への第1の流水経路を形成する。
【0031】44は上記監視槽42内の左側面板42a
の下方位置に固設された水流分離板であり、上記源水は
上記A方向の水流を形成した後、右側側面板42b近傍
で下方向き(矢印B方向)の水流を形成し、さらに後述
する傾斜板50,51の下側を右側から左側への逆方向
(矢印C方向)の第2の流水経路を形成するので、上記
A方向とC方向の流水経路を分離して源水の流れを整流
すると共に、流入口43に流入した源水が後述する流出
口52に直接流出するのを防止する機能を有している
(矢印G参照)。
【0032】45,46及び47は上記監視槽42の第
1の流水経路に直交するように左右方向に順次取り付け
られ同監視槽42を4つの槽に分割する整流板であり、
中央の2つの部分を監視魚F,F’を飼育する監視部4
8,49として使用する。各整流板45,46及び47
はその板面に縦方向の複数の細長いスリット(透孔)S
が穿設されており、上記監視部48,49の矢印A方向
の水流を整流して、源水に含まれる毒物等が均等に上記
監視部48,49を流れるように構成している。尚上記
スリットSの幅は監視魚F,F’が通り抜けられない程
度の幅とする。また、上記各監視部48,49は何れも
上下左右方向の幅よりも前後方向の幅が狭く成るように
形成されており、監視魚F,F’は監視部48,49内
で上下左右方向に自由に泳げ、前後方向には泳げるか或
いはUターンできる程度の幅とし、幅の狭い前後方向よ
りも上下左右方向への移動の自由度をより大きくしてカ
メラ8によって監視魚F,F’の動きをより明確に検出
できるように構成している。
【0033】50、51は上記整流板45,46の間及
び46,47の間の下方位置において、前方に所定角度
傾斜させかつ上記第1の流水経路に沿う水流に平行に固
設されたゴミ等の除去用の傾斜板(多孔板)であり、そ
の板面には前後方向に複数の細長い縦スリット(透孔)
S’が穿設されると共に、最前部側に左右方向に1本の
横スリット(透孔)S”が穿設されている。従って、上
記監視部48,49は、上記整流板45乃至47と傾斜
板50,51により左右側と下側を囲まれた空間内に形
成されている。上記監視部48,49内は上記矢印A方
向の水流と共に下方向きの水流Dも生じるが、上記傾斜
板50,51は、監視部48,49内の下方向きの水流
或いは自重によって上方から下方に落下するゴミや藻等
を上記板面のスリットS’から下方に落下させ又は、上
面の傾斜面で下方に滑らせて上記スリットS”から下方
に落下させる機能を有しており(図9の矢印参照)、ま
た一旦同傾斜板50,51の下方に落下したゴミ、藻等
が上記監視部48,49へ逆流するのを防止して、上記
監視部48,49内部にごみや藻が滞留、蓄積しないよ
うにして、同監視部内を常に清潔に保つものである。
【0034】52は上記監視水槽42の前面板42cの
左下側で上記第2の流水経路の下流側に唯一形成された
流出口、53は同流出口52にその下端部を連通させて
上記前面板42cの外部前面側に設けられたオーバーフ
ロー筒、54は上記監視槽42の前面側下部に上記前面
板42cを隔てて設けられた排水槽であり、同槽54の
上面左側には上記オーバーフロー筒53の周囲をカバー
する排水筒54aが設けられている。上記オーバーフロ
ー筒53は上述のようにその下端部が上記流出口52に
連通すると共にその上面は開口しており、その上端位置
が上記監視槽42の上端位置より少許低い位置となるよ
うに形成されている。従って、上記監視槽42内の第2
の流水経路を矢印C方向に流れて来た源水は、上記流出
口52より流出してオーバーフロー筒53内に流入し、
同筒53内を上昇して(矢印E参照)その上面開口部か
らオーバーフローして上記排水筒54a内を下降し(矢
印F参照)、上記排水槽54内に流入するように構成さ
れている。上記排水槽54内に流入した源水は排水口3
1a及び上記排水管31を通って外部に排出され、その
後処理槽(図示せず)等に流入する。従って、上述の濾
過槽4aから排水管31に至る流水経路においては、上
記濾過槽4aに供給された一定水量と同一水量が監視水
槽5に供給され、かかる供給水量と同一水量が上記排水
管31から排水されていく構成となっている。尚上記ス
リースバルブ28を開いたときは、上記排水管27bか
ら排水槽54に流入する余分な源水も、同排水槽54内
を通って上記排水管31に排出される。
【0035】55は上記監視槽42の流入口43の上部
に設けられたフロートスイッチ(検知手段)であって
(図7乃至図11参照)、軸56にオーバフロー検出用
フロート57及び減水検出用フロート58が挿通支持さ
れており、上記減水検出用フロート58は通常は水中に
あって所定の位置に浮遊しており、上記オーバフロー検
出用フロート57は水面上にあって所定位置に浮遊して
いる。そして、ポンプ等の故障により水位が下がって減
水検出用フロート58が水面上に露出して軸56に沿っ
て所定位置まで下降したとき、又は水位が上昇して上記
オーバフロー検出用フロート57が水中に没して軸56
に沿って所定の位置まで上昇したとき、減水又はオーバ
フローを検出してアラーム信号を発生し、同アラーム信
号に基づいてラック1の下段ドアの警報ランプ17を発
光させるようになっている。
【0036】59は排水槽54の上部に設けられたフロ
ートスイッチ(検知手段)であり、軸60にオーバフロ
ー検出用フロート61が挿通支持されており、通常は同
フロート61は水上にあって軸60の下限位置に位置し
ている。そして、排水槽54の水位が上昇して上記フロ
ート61が水中に没して軸60に沿って浮上したとき、
これを検出して信号を発生し、同信号に基づいてラック
1の下段ドアの警報ランプ17を発光させて排水槽54
の水位が異常に上昇したことを警告し得るように構成し
ている。尚図4中65は監視水槽5を背面から照明する
蛍光灯、66は上記機枠25の背面板である。
【0037】本発明は、上述のように構成されるもので
あり、次に本発明の動作について説明する。池、川等の
水源から取水管(図示せず)等によって採取された源水
は、ラック1の給水口18を介して給水管27内に流入
し、源水供給管27a、水量調節弁29を介して濾過受
水槽4の濾過槽4a内に流入する。そして濾過槽4a内
の水位が所定の水位h1に達したときボールタップ30
の位置に基づく水量調節弁29の開度により、流入する
水量は毎分2リートル乃至3リットル程度の一定水量に
制限される。濾過槽4a内に流入した源水は、川砂35
及び繊維状濾過材34によって濾過された後、間隙32
aを介して受水槽4bに流入し、同槽4b内において所
定の水位に達すると共に、吸水ポンプ36によって吸水
口37aより吸水され、同源水は吸水管37、連結管3
8、スリースバルブ39を介して上段の監視水槽5の監
視槽42に流入口43より流入する。このとき、上記ス
リースバルブ39により監視槽42に流入する水量は上
記濾過槽4aに流入する水量と同一の水量に設定されて
いるため、上記監視槽42に流入する水量は、上記濾過
槽4aに流入する水量と同一水量となる。
【0038】上記監視槽42に流入した源水は、同監視
槽42内で次第に水位を上昇して行くと共に前面板42
cの流出口52よりオーバーフロー筒53内にも流入し
て(矢印C,E)オーバーフロー筒53の水位も上昇
し、上記オーバーフロー筒53上端位置とほぼ一致する
水位h2に達したとき、同筒53からオーバーフローし
て排水槽54内に流入する(矢印F参照)。従って、監
視槽42内の水位は上記オーバーフロー筒53の上端位
置とほぼ同一水位h2に維持される。上記排水槽54内
に流入した源水は、所定の水位を維持しつつ排水管31
から排出される。従って、源水は上記監視槽42の上記
水位h2を維持した状態で、濾過槽4a、受水槽4b、
監視槽42、排水槽54に至る経路を順に流れ、同排水
槽54の排水管31から排出されるという一連の流水経
路を形成する。またかかる流水経路が形成された状態に
おいて、上記監視槽42内では流入口43から流出口5
2に至る矢印A、B、C方向の水流が形成されると共
に、各監視部48,49において下方向きの矢印D方向
の水流も形成される。
【0039】水源が遠い場合は、スリースバルブ28を
通常よりもより開いて給水管27に流入する水量を増加
させれば良い。すると給水管27に供給される源水の水
量を増加させることができ、水源で採取された源水が本
装置に流入されるまでの時間を短縮することができ、取
水してから本装置で監視が行われるまでのタイムラグを
短くすることができる。
【0040】上述のような源水の供給、排水が持続的に
行われている状態において、監視水槽42内の監視部4
8及び49にめだか等の監視魚F,F’を入れて飼育
し、同監視槽42の前面板42cに対向する位置に設置
されたビデオカメラ8により監視魚F,F’の動きを撮
影する。このとき上記監視部48,49内では矢印A方
向の第1の流水経路に沿う水流が形成されているため、
自然の川等の流れに近い環境を作ることができ、監視魚
F,F’にストレスを与えることなく、同監視魚F,
F’を長期間健康に飼育することができる。
【0041】また監視槽42内のゴミや発生した藻、或
いはA又はD方向の水流により監視部内面より除去され
たごみ等は上記監視部48,49において下向きの矢印
D方向の水流或いは自重により、同槽42下側に移行
し、さらに傾斜板50,51の縦スリットS’を介して
同傾斜板50,51下方に落下する。また傾斜板50,
51の傾斜面上に落下したゴミ等は同傾斜面に沿って前
方に転がり、前方の横スリットS”から傾斜板下方に落
下する。そして、一旦傾斜板50,51の下方に落下し
たゴミは、水流Cにより左方に流され、上記傾斜板5
0,51に遮られて上方の監視部48,49内へ逆流す
ることがない。また、監視部48,49の前面板42c
の内面側は常時水流が生じているため、監視部前面側を
含む内面にゴミ等が付着するのを防止することができ、
監視部48,49内を常時清潔に保持することができ、
同監視部48,49内における藻等の発生をも抑制する
ことができる。
【0042】さらに上記傾斜板50,51下方に落下し
たゴミ、藻等、及び上記矢印A,B,C方向の水流に沿
って上記傾斜板50,51下方に流れてきたゴミ、藻等
は、さらに矢印C方向の水流により流出口52から流出
し、矢印E,F方向の水流に沿ってオーバーフロー筒5
3を上昇し、同筒53上面から下降して排水槽54に流
入し、排出管31から排出される。このように上記監視
槽42と排水槽54は上記オーバーフロー筒53のみに
よって連通しているため、一旦排水槽54内に流入した
ゴミ、藻等は、監視槽42内に逆流することはなく、こ
れにより監視槽42内にゴミ、藻等が滞留、蓄積するこ
とを防止することができる。
【0043】一方、吸水ポンプ36の故障等により、監
視水槽5への源水の供給がストップしたときは、水位が
低下していき、同水位がオーバーフロー筒53の上端位
置より下方に低下した後は、連結管38を逆流する等し
て流入口43の下限位置h3(図示7参照)まで低下す
るが、その後は、同位置の水位を維持する。従って、ポ
ンプの故障等で監視槽42への給水が停止した状態にお
いても、監視槽42の水位を上記位置h3に維持するこ
とができ、監視魚F,F’を保護することができる。ま
た、水位が低下したとき、フロートスイッチ55が減水
検出用フロート58により減水を検出し、ラック1の下
段ドアの警報ランプ17が点灯する。従って、装置の管
理者等は監視槽42内の水位が異常に減少したことを容
易に知ることができる。
【0044】逆に、スリースバルブ39等の調節不良等
で監視槽42内の水位が上昇したときは、フロートスイ
ッチ55のオーバーフロー検出用フロート57が上昇し
てオーバーフローを検出し、ラック1の下段の警報ラン
プ17が点灯する。従って、管理者等は監視槽42内に
オーバーフローが発生したことを容易に知ることができ
る。
【0045】上述のように上記監視水槽5は藻等が極力
付着しない構成としているが、長期間使用するとやはり
ゴミや藻が付着してくるため、定期的に(例えば2〜3
か月に1回程度)監視水槽5や濾過受水槽4の洗浄や、
濾材を取り替える必要が生じる。このような場合、ラッ
ク1の下段ドア14を開けて、スロープ板6a,6bを
設置し、下段内から源水給排水装置7をスロープ板を介
して取り出して(図2参照)、同装置7を他の場所に容
易に移動して、洗浄等を行うことができる。またかかる
洗浄等を行っている間は、別の源水給排水装置7を上記
ラック1の下段2に収納設置して引き続き水質監視動作
を続行することができる。
【0046】ビデオカメラ8からの映像信号は、魚感知
センサー10内に入力し、同センサー10内で映像信号
を画像処理して監視魚F,F’の位置等を継続的に検出
して同位置に対応する位置信号をコンピュータ11に送
出し、同コンピュータ11が同信号に基づいて魚の行動
パターンを認識する。その後、かかる行動パターンを予
め記憶していた魚の異常行動パターンと比較して異常で
あるか否かを判断し、同行動パターンが異常であると判
断した場合は、水質が異常であると認識してアラーム信
号を発生し、同アラーム信号に基づいて、警報ブザー1
6、警報ランプ15を駆動して水質異常であることを報
知することができる。
【0047】画像情報を伝送する場合は、コンピュータ
11からのアラーム信号の発生に基づいて上記魚感知セ
ンサー10からの画像情報及びコンピュータ11からの
位置信号(監視魚の位置を示す信号)が画像伝送装置1
2に送られ、同装置12の送信機からINSネット64
の1回線に送信され、同回線を介して監視センターに送
信される。監視センターでは送信されてきた画像情報を
受信機62で受信した後、モニターテレビ63で再生す
ることができる。従って、監視センターにおいてアラー
ム発生時の画像をモニターテレビ63で確認することが
でき、また画像情報を画像記録装置64に記録すること
ができる。同監視センターでは、上記モニターテレビ6
3の画像に基づいて水質監視装置の設置されている顧客
監視サイトに水質の汚染の状況を連絡することができ、
また記録した画像情報に基づいて長期データ等を顧客に
提供することができる。尚、必要な場合は、上記アラー
ム信号の発生に拘わらず、監視センター側から顧客監視
サイトの画像情報を取り込んで、必要に応じて上記顧客
の監視水槽の映像を確認することができる。
【0048】尚上記実施例において、監視槽42に監視
部を2カ所(48,49)設け、監視魚を各々1匹づつ
飼育しているのは、これら2カ所の監視魚の行動を同時
に解析して2匹の監視魚各々に水質異常時の行動パター
ンが現れたときに初めて水質異常と判断することによ
り、より確実な監視動作を行うためである。このような
動作を行う必要のない場合は、監視槽42内に監視部を
1カ所設け、監視魚も1匹で良い。
【0049】以上のように、本発明の水質監視装置によ
れば、監視部48,49において整流された水流を形成
し得て監視部48,49内において自然の川等の水流に
近い環境を作ることができ、監視魚F,F’にストレス
を与えることなく健康に長期間飼育することができるの
で、源水に対する監視魚の敏感な反応を維持することが
でき、より確実な水質監視を行うことができる。また、
監視部48,49内で発生したゴミや藻等、或いは監視
部48,49内の水流により前面より除去されたゴミや
藻等は、監視部48,49における下方向きの水流によ
り、又は自重により下降し、傾斜板50,51のスリッ
トS’,S”から同傾斜板下側に落下させることがで
き、また傾斜板下側に落下したゴミ等は監視部48,4
9に逆流することがないため、監視部48,49内のゴ
ミ等を除去し得て、藻の発生等を抑制することができ
る。
【0050】源水給排水装置7は、単一の機枠25内に
まとめて構成されているため、全体を小型に形成するこ
とができ、また同機枠25下部にキャスター26が設け
られているため、同装置自体を容易に移動することがで
き、設置場所を変更したり水槽の清掃時等において極め
て便利である。
【0051】また遠くの水源から源水を引き込む場合
は、スリースバルブ28を通常より開くことにより給水
管27への給水量を増加することができ、水源が遠い場
合でも取水してから本装置で監視するまでのタイムラグ
を減少することができる。
【0052】また吸水ポンプ36、ヒータ40等を設置
する受水槽4bを濾過層4aと一体的に設け、仕切板3
2の間隙32aを介して受水槽4bに源水を供給する構
成としたので、両槽間の接続配管等を必要とせず、源水
給排水装置7を小型化することができる。
【0053】またラック1の上段に映像、電子機器を収
納し、下段に源水給排水装置7を設け、水質検査装置全
体を単一のラック1にまとめて収納しているため、装置
全体を小型化できると共に、過大な設置スペースを必要
とせず、さらに源水給排水装置7はラック下段に収脱自
在であるため、水槽の清掃時等は同給排水装置7をラッ
ク下段2から取り出して容易に移動でき、メンテナス性
の極めて良好な水質監視装置を実現できる。また、同源
水給排水装置7を取り出している間は、別の源水給排水
装置を上記ラック下段に収納して、水質監視動作を続行
することができ、清掃等の度に水質監視動作を中断する
必要なない。
【0054】またラック1の上段ドア13には内部のモ
ニターテレビ9に対応する窓13aが設けられているた
め、ドア13閉成時においても外部から監視魚の様子を
確認することができる。また水質異常が検出されたとき
は、警報ランプ15、警報ブザー16により水質異常で
ある旨を容易に知ることができる。
【0055】また受水槽4b内のヒータ40等によりラ
ック1内に水蒸気が発生しても、換気ファン22乃至2
4によりラック1内の空気を換気することにより、ラッ
ク1内の映像、電子機器の腐食等による故障を防止し得
て、監視槽42の前面板42cの曇り等も防止できる。
【0056】また監視槽42内の水位h2は上記オーバ
ーフロー筒53の上端位置と略々同一高さの一定水位を
維持することができる。また何らかの理由で上記流入口
43からの源水の流入が停止すると、監視槽42内の水
位が低下して上記オーバーフロー筒53の上端位置より
低下した後は、側面の流入口43を逆流する等して多少
低下するが、流入口43より下に水位が低下することは
ない。従って水位低下等の不測の事態においても監視魚
が死んでしまうことはなく、その後装置の故障箇所の修
理等に専念することができ、水位が回復した後は速やか
に監視動作を続行することができる。また流出口52か
らオーバーフロー筒53に流出したゴミ等は排水槽54
に流出し、監視槽42内に逆流することはないため、監
視槽42内にゴミ等が蓄積することなはく、同槽を常時
清潔に保つことができる。
【0057】監視水槽5に源水の満水又は減水を検知す
るフロートスイッチ55,59を設けたので、例えばポ
ンプ36等の故障により源水の満水又は減水が発生した
ときは、同検知に基づいて警報等を発することにより、
満水又は減水を警告することができる。
【0058】コンピュータ11が水質異常を検出したと
きの画像情報を画像伝送装置12により伝送し得るよう
に構成したので、例えばかかる画像情報を通信回線(公
衆回線又は専用回線)を通じて別の場所の監視センター
に送ることができ、同センターのモニターテレビ63で
異常時の監視魚の動きを解析することができる。また監
視センターでの解析結果に基づいて顧客監視サイトに各
種情報、指示を与えることができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明の水質監視装置に
よれば、監視部において整流された水流を形成すること
ができ、監視部内において自然の川等の水流に近い環境
を作ることができ、監視魚にストレスを与えることな
く、健康に飼育することができ、より確実な水質監視動
作を行うことができる。また、監視部において発生した
ゴミや藻等は多孔板の透孔を介して同板下側に除去する
ことができ、同多孔板によりゴミ等の監視部内への逆流
を防止し得て、監視部にけるゴミや藻の発生等を抑制す
ることができる。
【0060】源水給排水装置は、機枠内にまとめて構成
されているため、全体を小型に形成することができ、ま
た同機枠下部に車輪が設けられているため、同装置自体
を容易に移動することができ、設置場所を変更したり、
水槽の清掃時等において極めて便利である。
【0061】また、濾過された源水を受ける受水槽を濾
過層と一体的に設けたので、両槽間の接続配管等を必要
とせず、源水給排水手段を小型化することができる。
【0062】また、筺体の上段に映像、電子機器を収納
し、下段に源水給排水手段を設け、水質監視装置全体を
単一の筺体にまとめて収納しているため、装置全体を小
型化できると共に、過大な設置スペースを必要とせず、
さらに源水給排水手段は筺体下段に収脱自在であるた
め、水槽の清掃時等は同給排水手段を筺体下段から取り
出して容易に移動でき、メンテナス性の極めて良好な水
質監視装置を実現できる。また、同源水給排水手段を取
り出している間は、別の源水給排水手段を上記筺体下段
に収納して、水質監視動作を続行することができ、清掃
等の度に水質監視動作を中断する必要なない。
【0063】また、筺体の上段には内部のモニターテレ
ビに対応する窓が設けられているため、筺体外部から監
視水槽の様子を確認することができ、また、水質異常が
検出されたときは、警報手段の警報により、水質異常で
ある旨を容易に知ることができる。
【0064】また、水槽内の例えばヒータ等により水蒸
気が筺体内に発生しても、換気装置により筺体内の空気
を換気することにより、筺体内の映像、電子機器の腐食
等による故障を防止することができる。
【0065】また、監視水槽内の水位はオーバーフロー
筒の上端位置と略々同一高さの一定水位を維持すること
ができ、また、何らかの理由で上記流入部からの源水の
流入が停止しても、監視水槽内の流入部より下位に水位
が低下することはない。従って水位低下等の不測の事態
においても監視魚が死んでしまうことはなく、その後装
置の故障箇所の修理等に専念することができる。また、
オーバーフロー筒を通って排水槽に流入したゴミ等は監
視水槽内に逆流することはないため、監視水槽内にゴミ
等が蓄積するのを防止することができる。
【0066】監視水槽に源水の満水又は減水を検知する
検知手段を設けたので、例えばポンプ等の故障により源
水の満水又は減水が発生したときは、同検知手段の検知
に基づいて警報等を発することにより、満水又は減水を
警告することができる。
【0067】画像解析手段が水質異常を検出したときの
映像信号を画像伝送手段により伝送し得るように構成し
たので、例えばかかる画像情報を通信回線を通じて別の
場所の監視センターに送ることで同センターのモニター
テレビで異常時の監視魚の動きを解析することができ
る。また、監視センターでの解析結果に基づいて水質監
視装置の設置場所の管理者等に各種指示を与えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水質監視装置の斜視図である。
【図2】同上装置のドアを開けた状態の斜視図である。
【図3】同上装置の背面図である。
【図4】同上装置における源水給排水装置の斜視図であ
る。
【図5】同上装置における濾過受水槽の一部を切欠いた
同槽の斜視図である。
【図6】同上装置における監視水槽の一部を切欠いた同
槽の斜視図である。
【図7】同上監視水槽の正面図である。
【図8】図7のX1−X1’線断面図である。
【図9】図7のX2−X2’線断面図である。
【図10】図8のY1−Y2’線断面図である。
【図11】図8のY2−Y2’線断面図である。
【図12】同上水質監視装置の画像処理に係るブロック
図である。
【符号の説明】
1 ラック 2 魚監視部分 3 画像解析部分 4a 濾過槽 4b 受水槽 5 監視水槽 7 源水給排水装置 8 ビデオカメラ 9 モニターテレビ 10 魚感知センサー 11 コンピュータ 13a 窓 15 警報ランプ 16 警報ブザー 17 警報ランプ 18 給水口 19 排水口 21,21’ 換気口 22乃至24 換気ファン 25 機枠 27 給水管 27a 源水供給管 29 水量調節弁 31 排水管 31a 排出口 32 仕切板 36 吸水ポンプ 37 吸水管 38 連結管 42 監視槽 42a 側面板 42b 側面板 42c 前面板 43 流入口 45乃至47 整流板 48,49 監視部 50,51 傾斜板 52 流出口 53 オーバーフロー筒 54 排水槽 54a 排水筒 S,S’,S” スリット F,F’ 監視魚 55,59 フロートスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、監視水槽に源水の流入口と流出口
を設けて同槽内に上記流入口から流出口に至る流水経路
を形成し、該槽内に監視魚を飼育し、同監視魚を同槽の
前面側からビデオカメラで撮影してその画像を解析する
ことにより源水の水質を監視する水質監視装置におい
て、上記監視水槽は、上記流入口を同槽の一側面に設け
て同流入口から対向する他側面に向けての第1の流水経
路を形成し、かかる監視水槽の流水経路の途中に板面に
複数の透孔を有する整流板を上記第1の流水経路方向の
水流と直交して設け、かつ上記整流板に隣接して板面に
複数の透孔を有する多孔板を上記水流に平行に設けて同
多孔板上方に監視魚を飼育する監視部を形成し、かつ上
記多孔板下方に上記第1の流水経路に連続する第2の流
水経路を形成し、同第2の流水経路に沿う上記監視水槽
の側面に上記流出口を設けたものであることを特徴とす
る水質監視装置、第2に、源水を濾過槽に供給し、濾過
された源水を監視水槽に供給し同監視水槽から上記源水
を排水する流水経路を形成することにより源水給排水手
段を構成し、上記監視水槽内で飼育する監視魚をビデオ
カメラで撮影してその画像を解析することにより源水の
水質を監視する水質監視装置であって、機枠内に上記濾
過槽及び監視水槽を設置することにより上記源水給排水
手段を形成し、かつ上記手段に上記濾過槽に源水を供給
する源水給水部と、上記濾過槽で濾過された源水を上記
監視水槽に導く源水導入部と、上記監視水槽から源水を
排出する源水排出部とを設け、さらに上記機枠下部に車
輪を設けたことを特徴とする水質監視装置、第3に、上
記機枠に受水槽を設け、濾過された源水を上記受水槽に
流入し、同受水槽に流入した源水を上記源水導入部によ
り上記監視水槽に導入する構成とし、かつ上記受水槽と
上記濾過槽とを仕切板を介して一体的に設けたことを特
徴とする上記第の発明に記載の水質監視装置、第4
に、体を上段と下段に分割し、下段に上記源水給排水
手段の収納部を形成し、上記下段内に収納された同手段
内の監視水槽に対向して同槽内の監視魚を撮影し得るビ
デオカメラを上記体内適所に設け、さらに上記体側
面に上記源水給排水手段の源水給水部及び源水排出部に
連結し得る給水口及び排水口を設け、上記体の上段に
上記カメラからの映像を映し出すモニターテレビと、上
記カメラからの映像信号に基づいて画像を解析する画像
解析手段を設け、上記源水給排水手段を上記体下段収
納部内に収脱可能に構成したものであることを特徴とす
る上記第2又は3の発明に記載の水質監視装置、第5
に、上記画像解析手段の解析に基づく水質異常の検出に
基づいて警報を発する警報手段を上記体に設け、さら
に同体前面に上記モニターテレビ画面に対応する窓を
設けて同窓を介して外部より上記モニターテレビ画面を
確認し得るように構成したことを特徴とする上記第
発明記載の水質監視装置、第6に、上記体に換気装置
及び換気口を設け、同換気装置により体内の空気の換
気を可能としたことを特徴とする上記第4又は5の発明
記載の水質監視装置、第7に、上記源水給排水手段にお
ける監視水槽は、上記源水導入部からの源水の流入口を
同槽の一側面に設けて同流入口から対向する他側面に向
けての第1の流水経路を形成し、かかる監視水槽の流水
経路の途中に板面に複数の透孔を有する整流板を上記第
1の流水経路方向の水流と直交して設け、かつ上記整流
板に隣接して板面に複数の透孔を有する多孔板を上記水
流に平行に設けて同多孔板上方に監視魚を飼育する監視
部を形成し、かつ上記多孔板下方に上記第1の流水経路
に連続する第2の流水経路を形成し、同第2の流水経路
に沿う監視水槽の側面に上記源水排出部に至る源水の流
出口を設けたものであることを特徴とする上記第2又は
4の発明記載の水質監視装置、第8に、上記監視水槽の
外部に上面開口したオーバーフロー筒を設けて同筒の上
端位置を上記監視水槽の上端より少許下方位置に設定
し、さらに同筒内と上記監視水槽とを上記流出口で連通
し、かつ上記オーバーフロー筒の外側に排水槽を設けて
上記オーバーフロー筒上面開口からオーバーフローした
源水を上記排水槽を介して排水するように構成したもの
であることを特徴とする上記第1又は7の発明記載の水
質監視装置、第9に、上記監視水槽に同監視水槽内の源
水の満水及び減水を検知する検知手段を設け、かつ同手
段の満水又は減水検知に基づいて警報を行う警報手段を
設けたことを特徴とする上記第1、2、4又は7の発明
記載の水質監視装置、第10に、画像解析手段が水質異
常を検出したときの映像信号を通信回線に送出する画像
伝送手段を設けたことを特徴とする上記第1、2、4又
は7の発明記載の水質監視装置、により構成されるもの
である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】第4の発明 源水は体側面の給水口から
体内下段に収納設置された源水給排水手段の濾過槽内
に源水給水部を通って流入し、源水導入部を介して監視
水槽内に流入し、その後源水排出部を介して体の排水
口から外部に排出される。上記体内のビデオカメラは
上記監視水槽を撮影しており、その映像は上記体上段
に設置されたモニターテレビに映されると共に、映像信
号は上記体上段に設置された画像解析手段に入力す
る。そして同手段が例えば監視魚の位置等に基づいてそ
の行動パターンを解析し、同パターンに基づいて水質に
異常があるか否かを判断する。上記源水給排出手段、モ
ニターテレビ及び画像解析手段は単一の体内に設けら
れているため、装置全体を小型化することができ、設置
スペースを縮小することができる。また、上記源水給排
水手段は上記体下段の収納部に収脱自在であるため、
例えば、水槽の清掃等に際して源水給排水手段ごと上記
体下段内から容易に取り出して、他の場所に移動して
清掃等を行うことができ、またその間は別の源水給排水
手段を上記体下段に収納設置して水質監視動作を続行
することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】第5の発明 体前面に設けられた窓から
モニターテレビの映像を確認することができ、外部から
監視水槽の様子を容易に確認することができる。また、
画像解析手段により水質の異常が検出されたときは、警
報手段(例えば、警報ブザー、警報ランプ等)が警報を
発するため、装置の管理者等に水質の異常を報知するこ
とができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】第6の発明 換気装置を動作させることに
よって体内の空気を換気することができる。これによ
り例えば体内に発生する水蒸気による映像機器等の腐
食による故障を防止することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】第7の発明 体の側面の給水口から下段
の源水給排水手段の濾過槽に流入した源水は、源水導入
部により監視水槽内に流入する。監視水槽の側面の流入
口から槽内に流入した源水は、整流板を通って他方の側
面方向に流れ、監視部において整流された第1の流水経
路方向に沿う水流を形成する。従って、監視部内におい
て自然の川等の水流に近い環境を作ることができ、監視
魚にストレスを与えることもなく、監視魚を健康に飼育
することができる。また複数の透孔を有する多孔板を上
記水流に平行に設け、同多孔板の上方に監視部を設けて
いるので、監視部の水流は監視水槽の下流側の側面近傍
から上記多孔板下面を通って上記流出口に至る第2の流
水経路が形成される。上記監視部内のゴミや藻等は、上
記監視部を下降して上記多孔板上面に至り、同板に設け
られた複数の透孔から同多孔板下方に落下する。上記多
孔板下側には第2の流水経路が形成されているため、同
板下側に落下したゴミ等は上方の上記監視部内に逆流す
ることはなく、上記監視部の前面部を水が流れることに
より同監視部を常に清潔に保つことができ、藻の発生を
も抑制することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例
を詳細に説明する。図1乃至図3は本発明に係る水質監
視装置の斜視図及び背面図であり、まずこれらの図に基
づいて本装置の全体構成を説明する。1は本装置の外形
を成す本体ラック(体)であり、同ラック1は下段の
魚監視部分2と、上段の画像解析部分3に区分されてい
る。下段の上記魚監視部分2には濾過受水槽4、魚を飼
育する監視水槽5、吸水ポンプ36等をユニット化した
源水給排水装置(源水給排水手段)7が同ラック1下段
に収脱自在に収納されており、同給排水装置7の監視水
槽5に対向してビデオカメラ8がラック内下段上面に設
置されている。上記ラック1の魚監視部分2下端部に
は、スロープ板6a,6bが脱着自在又は収脱自在に設
けられており、さらに上記源水給排水装置7の機枠下面
にはキャスター26が設けられており、同装置7を上記
スロープ板6a,6bを介して上記ラック下段から容易
に同ラック1外部に引き出すことができ、また外部より
上記ラック下段内に容易に収納設置し得るように成って
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】また、体の上段に映像、電子機器を収納
し、下段に源水給排水手段を設け、水質監視装置全体を
単一の体にまとめて収納しているため、装置全体を小
型化できると共に、過大な設置スペースを必要とせず、
さらに源水給排水手段は体下段に収脱自在であるた
め、水槽の清掃時等は同給排水手段を体下段から取り
出して容易に移動でき、メンテナンス性の極めて良好な
水質監視装置を実現できる。また、同源水給排水手段を
取り出している間は、別の源水給排水手段を上記体下
段に収納して、水質監視動作を続行することができ、清
掃等の度に水質監視動作を中断する必要ない。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】また、体の上段には内部のモニターテレ
ビに対応する窓が設けられているため、体外部から監
視水槽の様子を確認することができ、また、水質異常が
検出されたときは、警報手段の警報により、水質異常で
ある旨を容易に知ることができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】また、水槽内の例えばヒータ等により水蒸
気が体内に発生しても、換気装置により体内の空気
を換気することにより、体内の映像、電子機器の腐食
等による故障を防止することができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視水槽に源水の流入口と流出口を設け
    て同槽内に上記流入口から流出口に至る流水経路を形成
    し、該槽内に監視魚を飼育し、同監視魚を同槽の前面側
    からビデオカメラで撮影してその画像を解析することに
    より源水の水質を監視する水質監視装置において、上記
    監視水槽は、上記流入口を同槽の一側面に設けて同流入
    口から対向する他側面に向けての第1の流水経路を形成
    し、かかる監視水槽の流水経路の途中に板面に複数の透
    孔を有する整流板を上記第1の流水経路方向の水流と直
    交して設け、かつ上記整流板に隣接して板面に複数の透
    孔を有する多孔板を上記水流に平行に設けて同多孔板上
    方に監視魚を飼育する監視部を形成し、かつ上記多孔板
    下方に上記第1の流水経路に連続する第2の流水経路を
    形成し、同第2の流水経路に沿う上記監視水槽の側面に
    上記流出口を設けたものであることを特徴とする水質監
    視装置。
  2. 【請求項2】 源水を濾過槽に供給し、濾過された源水
    を監視水槽に供給し同監視水槽から上記源水を排水する
    流水経路を形成することにより源水給排水手段を構成
    し、上記監視水槽内で飼育する監視魚をビデオカメラで
    撮影してその画像を解析することにより源水の水質を監
    視する水質監視装置であって、機枠内に上記濾過槽及び
    監視水槽を設置することにより上記源水給排水手段を形
    成し、かつ上記手段に上記濾過槽に源水を供給する源水
    給水部と、上記濾過槽で濾過された源水を上記監視水槽
    に導く源水導入部と、上記監視水槽から源水を排出する
    源水排出部とを設け、さらに上記機枠下部に車輪を設け
    たことを特徴とする水質監視装置。
  3. 【請求項3】 上記機枠に受水槽を設け、濾過された源
    水を上記受水槽に流入し、同受水槽に流入した源水を上
    記源水導入部により上記監視水槽に導入する構成とし、
    かつ上記受水槽と上記濾過槽とを仕切板を介して一体的
    に設けたことを特徴とする請求項2記載の水質監視装
    置。
  4. 【請求項4】 筺体を上段と下段に分割し、下段に上記
    源水給排水手段の収納部を形成し、上記下段内に収納さ
    れた同手段内の監視水槽に対向して同槽内の監視魚を撮
    影し得るビデオカメラを上記筺体内適所に設け、さらに
    上記筺体側面に上記源水給排水手段の源水給水部及び源
    水排出部に連結し得る給水口及び排水口を設け、上記筺
    体の上段に上記カメラからの映像を映し出すモニターテ
    レビと、上記カメラからの映像信号に基づいて画像を解
    析する画像解析手段を設け、上記源水給排水手段を上記
    筺体下段収納部内に収脱可能に構成したものであること
    を特徴とする請求項2又は3記載の水質監視装置。
  5. 【請求項5】 上記画像解析手段の解析に基づく水質異
    常の検出に基づいて警報を発する警報手段を上記筺体に
    設け、さらに同筺体前面に上記モニターテレビ画面に対
    応する窓を設けて同窓を介して外部より上記モニターテ
    レビ画面を確認し得るように構成したことを特徴とする
    請求項4記載の水質監視装置。
  6. 【請求項6】 上記筺体に換気装置及び換気口を設け、
    同換気装置により筺体内の空気の換気を可能としたこと
    を特徴とする請求項4又は5記載の水質監視装置。
  7. 【請求項7】 上記源水給排水手段における監視水槽
    は、上記源水導入部からの源水の流入口を同槽の一側面
    に設けて同流入口から対向する他側面に向けての第1の
    流水経路を形成し、かかる監視水槽の流水経路の途中に
    板面に複数の透孔を有する整流板を上記第1の流水経路
    方向の水流と直交して設け、かつ上記整流板に隣接して
    板面に複数の透孔を有する多孔板を上記水流に平行に設
    けて同多孔板上方に監視魚を飼育する監視部を形成し、
    かつ上記多孔板下方に上記第1の流水経路に連続する第
    2の流水経路を形成し、同第2の流水経路に沿う監視水
    槽の側面に上記源水排出部に至る源水の流出口を設けた
    ものであることを特徴とする請求項2又は4記載の水質
    監視装置。
  8. 【請求項8】 上記監視水槽の外部に上面開口したオー
    バーフロー筒を設けて同筒の上端位置を上記監視水槽の
    上端より少許下方位置に設定し、さらに同筒内と上記監
    視水槽とを上記流出口で連通し、かつ上記オーバーフロ
    ー筒の外側に排水槽を設けて上記オーバーフロー筒上面
    開口からオーバーフローした源水を上記排水槽を介して
    排水するように構成したものであることを特徴とする請
    求項1又は7に記載の水質監視装置。
  9. 【請求項9】 上記監視水槽に同監視水槽内の源水の満
    水及び減水を検知する検知手段を設け、かつ同検知手段
    の満水又は減水検知に基づいて警報を行う警報手段を設
    けたことを特徴とする請求項1、2、4又は7に記載の
    水質監視装置。
  10. 【請求項10】 画像解析手段が水質異常を検出したと
    きの映像信号を通信回線に送出する画像伝送手段を設け
    たことを特徴とする請求項1、2、4又は7記載の水質
    検査装置。
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