JPH09126681A - 熱交換器のタンク構造 - Google Patents
熱交換器のタンク構造Info
- Publication number
- JPH09126681A JPH09126681A JP30357695A JP30357695A JPH09126681A JP H09126681 A JPH09126681 A JP H09126681A JP 30357695 A JP30357695 A JP 30357695A JP 30357695 A JP30357695 A JP 30357695A JP H09126681 A JPH09126681 A JP H09126681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube plate
- annular groove
- heat exchanger
- reinforcing body
- tank structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0219—Arrangements for sealing end plates into casing or header box; Header box sub-elements
- F28F9/0224—Header boxes formed by sealing end plates into covers
- F28F9/0226—Header boxes formed by sealing end plates into covers with resilient gaskets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2225/00—Reinforcing means
- F28F2225/08—Reinforcing means for header boxes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2275/00—Fastening; Joining
- F28F2275/12—Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements
- F28F2275/122—Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements by crimping, caulking or clinching
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換器のアルミニューム製または合成樹脂
製のタンクに内圧が加わったとき、そのタンク本体の開
口にカシメられたチューブプレートに変形が生じるのを
防止すること。 【解決手段】 チューブプレート２の幅方向両端部の環
状溝３間を補強体６で架橋する。
製のタンクに内圧が加わったとき、そのタンク本体の開
口にカシメられたチューブプレートに変形が生じるのを
防止すること。 【解決手段】 チューブプレート２の幅方向両端部の環
状溝３間を補強体６で架橋する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車用
各種熱交換器に用いられるアルミニューム製または合成
樹脂製のタンクに係り、特に内圧によりアルミニューム
製または合成樹脂製のタンクの開口部にカシメられたチ
ューブプレートが変形するのを防ぐものに関する。
各種熱交換器に用いられるアルミニューム製または合成
樹脂製のタンクに係り、特に内圧によりアルミニューム
製または合成樹脂製のタンクの開口部にカシメられたチ
ューブプレートが変形するのを防ぐものに関する。
【０００２】
【従来の技術】インタークーラ等の熱交換器のアルミニ
ューム製または合成樹脂製のタンク本体５は、図２１に
示す如く一端が開口した細長い箱状に形成され、その開
口縁部に小フランジ部５ａが設けられている。そして、
多数の並列した偏平チューブ１の両端部が（下端部省
略、以下同じ）チューブプレート２に挿通され、その挿
通部が液密にろう付け固定されている。チューブプレー
ト２の周縁には環状溝３が偏平チューブ１の中心側に突
出して形成され、その環状溝３にＯリング４を介してタ
ンク本体５の小フランジ部５ａが嵌着する。そして、環
状溝３の外側壁３ａの縁部を折り曲げてカシメ部３ｂを
形成するものである。なお、並列した多数の偏平チュー
ブ１の間には図２１に示されていないコルゲートフィン
が介装される。そして、上方のタンク本体５の内部に高
温のチャージエア等の熱交換媒体が流入し、夫々の偏平
チューブ１の内部を通って下方のタンクに導かれ、それ
が偏平チューブ１内を通る間に、その偏平チューブ１外
周側に冷却用送風が行われて冷却されるものである。
ューム製または合成樹脂製のタンク本体５は、図２１に
示す如く一端が開口した細長い箱状に形成され、その開
口縁部に小フランジ部５ａが設けられている。そして、
多数の並列した偏平チューブ１の両端部が（下端部省
略、以下同じ）チューブプレート２に挿通され、その挿
通部が液密にろう付け固定されている。チューブプレー
ト２の周縁には環状溝３が偏平チューブ１の中心側に突
出して形成され、その環状溝３にＯリング４を介してタ
ンク本体５の小フランジ部５ａが嵌着する。そして、環
状溝３の外側壁３ａの縁部を折り曲げてカシメ部３ｂを
形成するものである。なお、並列した多数の偏平チュー
ブ１の間には図２１に示されていないコルゲートフィン
が介装される。そして、上方のタンク本体５の内部に高
温のチャージエア等の熱交換媒体が流入し、夫々の偏平
チューブ１の内部を通って下方のタンクに導かれ、それ
が偏平チューブ１内を通る間に、その偏平チューブ１外
周側に冷却用送風が行われて冷却されるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
アルミニューム製または合成樹脂製の熱交換器のタンク
において、タンク本体５内に圧力が高まると、タンク本
体５に周縁をカシメにより取付たチューブプレートが押
し拡げられ、そのチューブプレート２の環状溝３の内壁
側が図２２及び図２３の如く変形する。即ち、チューブ
プレート２の環状溝３が押し拡げられるように変形し、
その結果、チューブプレート２と偏平チューブ１の付根
部に亀裂１ａが生じる場合がある。その場合には、そこ
から熱交換媒体が漏れでるおそれも考えられる。そこで
本発明は、このようなチューブプレート２の変形を防止
して、偏平チューブ１の付根部に亀裂が生じないタンク
構造を提供することを目的とし、その目的達成のために
次の構成をとる。
アルミニューム製または合成樹脂製の熱交換器のタンク
において、タンク本体５内に圧力が高まると、タンク本
体５に周縁をカシメにより取付たチューブプレートが押
し拡げられ、そのチューブプレート２の環状溝３の内壁
側が図２２及び図２３の如く変形する。即ち、チューブ
プレート２の環状溝３が押し拡げられるように変形し、
その結果、チューブプレート２と偏平チューブ１の付根
部に亀裂１ａが生じる場合がある。その場合には、そこ
から熱交換媒体が漏れでるおそれも考えられる。そこで
本発明は、このようなチューブプレート２の変形を防止
して、偏平チューブ１の付根部に亀裂が生じないタンク
構造を提供することを目的とし、その目的達成のために
次の構成をとる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器のタン
ク構造は、並列する多数の偏平チューブ１の端部が夫々
液密または気密に貫通固定されたチューブプレート２を
有し、そのチューブプレート２の周縁が前記偏平チュー
ブ１の長手方向中心側に環状溝３として曲折形成され、
その環状溝３内にＯリング４を介してアルミニューム製
または合成樹脂製のタンク本体５の開口端が嵌着し、そ
の環状溝３の側壁縁部がタンク本体５の前記開口端縁部
に突設された小フランジ部５ａにカシメ固定された熱交
換器のタンク構造において、隣り合う前記偏平チューブ
１の間で、チューブプレート２の幅方向両端部の前記環
状溝３間を架橋する補強体６を接続したことを特徴とす
るものである。次に、本発明の具体的な実施形態の一つ
は、前記補強体６と前記環状溝３の外周との間をろう付
け固定したものである。さらには、前記補強体６の両端
部が前記環状溝３の外側の側壁に沿って立ち上げられ、
その立ち上げ部６ａの縁が外側壁３ａの上縁に係止され
たものである。また、前記補強体６はその長手方向の中
央が凸となる山形に形成され、その頂部６ｈが前記チュ
ーブプレート２の外面にろう付け固定されたものであ
る。
ク構造は、並列する多数の偏平チューブ１の端部が夫々
液密または気密に貫通固定されたチューブプレート２を
有し、そのチューブプレート２の周縁が前記偏平チュー
ブ１の長手方向中心側に環状溝３として曲折形成され、
その環状溝３内にＯリング４を介してアルミニューム製
または合成樹脂製のタンク本体５の開口端が嵌着し、そ
の環状溝３の側壁縁部がタンク本体５の前記開口端縁部
に突設された小フランジ部５ａにカシメ固定された熱交
換器のタンク構造において、隣り合う前記偏平チューブ
１の間で、チューブプレート２の幅方向両端部の前記環
状溝３間を架橋する補強体６を接続したことを特徴とす
るものである。次に、本発明の具体的な実施形態の一つ
は、前記補強体６と前記環状溝３の外周との間をろう付
け固定したものである。さらには、前記補強体６の両端
部が前記環状溝３の外側の側壁に沿って立ち上げられ、
その立ち上げ部６ａの縁が外側壁３ａの上縁に係止され
たものである。また、前記補強体６はその長手方向の中
央が凸となる山形に形成され、その頂部６ｈが前記チュ
ーブプレート２の外面にろう付け固定されたものであ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の各
実施の形態につき説明する。図１はインタークーラとし
て用いる本発明の第１の実施の形態の分解説明図であ
り、図２はそのタンクの縦断面図である。なお、従来の
熱交換器のタンクと共通部品は同一符号で示してある。
（以下、同じ）チューブプレート２の環状溝３の外側壁
３ａ上端にはカシメ用の爪部が多数並列されると共に、
複数の係合部３ｃが設けられている。この係合部３ｃ
は、補強体６の係止部６ｂと係合するものである。補強
体６は帯状板からなり、その両端部が逆Ｌ字状に曲折形
成されると共に、その立ち上げ部６ａが内面側に突出し
て係止部６ｂを構成している。そしてこの係止部６ｂが
前記係合部３ｃに係止されると共に、補強体６のＬ字状
部が環状溝３の外周を抱持する。その状態で高温の炉内
に挿入され、何れか一方の部品に設けられたろう材を溶
融させて互いに一体的にろう付け固定する。係合部３ｃ
及び係止部６ｂは、ろう付けの際に、補強体６をチュー
ブプレート２に保持させるためのものである。
実施の形態につき説明する。図１はインタークーラとし
て用いる本発明の第１の実施の形態の分解説明図であ
り、図２はそのタンクの縦断面図である。なお、従来の
熱交換器のタンクと共通部品は同一符号で示してある。
（以下、同じ）チューブプレート２の環状溝３の外側壁
３ａ上端にはカシメ用の爪部が多数並列されると共に、
複数の係合部３ｃが設けられている。この係合部３ｃ
は、補強体６の係止部６ｂと係合するものである。補強
体６は帯状板からなり、その両端部が逆Ｌ字状に曲折形
成されると共に、その立ち上げ部６ａが内面側に突出し
て係止部６ｂを構成している。そしてこの係止部６ｂが
前記係合部３ｃに係止されると共に、補強体６のＬ字状
部が環状溝３の外周を抱持する。その状態で高温の炉内
に挿入され、何れか一方の部品に設けられたろう材を溶
融させて互いに一体的にろう付け固定する。係合部３ｃ
及び係止部６ｂは、ろう付けの際に、補強体６をチュー
ブプレート２に保持させるためのものである。
【０００６】このような補強体６は、チューブプレート
２の長手方向に互いに離間して図２０の如く複数配置さ
れる。そしてろう付けの後には、チューブプレート２の
環状溝３にＯリング４（図２）を介してタンク本体５の
小フランジ部５ａが嵌着し、その環状溝３の外側壁３ａ
の縁部が折り曲げられてカシメ部３ｂを形成するもので
ある。このようなしてなるタンクのチューブプレートは
それに内圧が加わっても、補強体６の存在により外側に
拡がるおそれがない。
２の長手方向に互いに離間して図２０の如く複数配置さ
れる。そしてろう付けの後には、チューブプレート２の
環状溝３にＯリング４（図２）を介してタンク本体５の
小フランジ部５ａが嵌着し、その環状溝３の外側壁３ａ
の縁部が折り曲げられてカシメ部３ｂを形成するもので
ある。このようなしてなるタンクのチューブプレートは
それに内圧が加わっても、補強体６の存在により外側に
拡がるおそれがない。
【０００７】次に、図３は補強体６の係止部６ｂを同図
（ａ）（ｂ）の如く切り起こして形成した例である。こ
れにより、環状溝３の係合部３ｃに補強体６の係止部６
ｂが、より確固に保持される。また、図４はその係止部
６ｂを半円弧状に切り起こした例である。なお、図５は
このような係止部６ｂを設けることなく、補強体６をチ
ューブプレート２に適宜な治具で保持させた状態でろう
付け固定したものである。そして図６は図５のＡ−Ａ矢
視図である。次に、図７の例では補強体６の中央部分に
リブ６ｃを設け、補強体６の剛性を高めたものである。
そして図８及び図９の如く、そのリブ６ｃが偏平チュー
ブ１の平坦な側面にろう付けされるものである。
（ａ）（ｂ）の如く切り起こして形成した例である。こ
れにより、環状溝３の係合部３ｃに補強体６の係止部６
ｂが、より確固に保持される。また、図４はその係止部
６ｂを半円弧状に切り起こした例である。なお、図５は
このような係止部６ｂを設けることなく、補強体６をチ
ューブプレート２に適宜な治具で保持させた状態でろう
付け固定したものである。そして図６は図５のＡ−Ａ矢
視図である。次に、図７の例では補強体６の中央部分に
リブ６ｃを設け、補強体６の剛性を高めたものである。
そして図８及び図９の如く、そのリブ６ｃが偏平チュー
ブ１の平坦な側面にろう付けされるものである。
【０００８】次に、図１０及び図１１は本発明の他の実
施の形態であり、この例ではリブ６ｃの両端部に突出部
が形成され、その突出端が図１１の如くチューブプレー
ト２に当接してろう付けされるものである。次に、図１
２は他の実施の形態であり、この例の補強体６は中央部
が凸となる山形に変形されて頂部６ｈを形成し、その変
形された頂部６ｈがチューブプレート２に接合されてい
る。そのため、チューブプレート２の環状溝３は補強体
６により筋交い状に補強され、タンク本体５の内圧によ
るその環状溝３の変形を有効に防止できるものである。
施の形態であり、この例ではリブ６ｃの両端部に突出部
が形成され、その突出端が図１１の如くチューブプレー
ト２に当接してろう付けされるものである。次に、図１
２は他の実施の形態であり、この例の補強体６は中央部
が凸となる山形に変形されて頂部６ｈを形成し、その変
形された頂部６ｈがチューブプレート２に接合されてい
る。そのため、チューブプレート２の環状溝３は補強体
６により筋交い状に補強され、タンク本体５の内圧によ
るその環状溝３の変形を有効に防止できるものである。
【０００９】さらに図１３及び図１４は他の実施の形態
であり、この例ではリブ６ｃの端面が折り曲げられて溝
壁接合面６ｄを構成し、その溝壁接合面６ｄが環状溝３
の側壁部に接合されるものである。なお、図９，図１４
において符号７はコルゲートフィンである。次に図１５
及び図１６は本発明の他の実施の形態であり、この例で
は補強体６の長さがチューブプレート２の幅方向におけ
る環状溝３，３の内側壁間距離に等しく形成され、補強
体６の両端が環状溝３，３の内側壁に一体的にろう付け
固定されたものである。次に図１７は本発明のさらに他
の実施の形態であり、この例が図１５のそれと異なる点
は、チューブプレート２に孔２ｂを設けると共に補強体
６の中央部にそれに整合する凸部６ｇを設け、その凸部
６ｇを孔２ｂに嵌着し、そこがカシメられてチューブプ
レート２に補強体６が保持された状態で、全体的にろう
付け固定されたことである。次に図１８はさらに他の例
であり、補強体６が線材からなる。
であり、この例ではリブ６ｃの端面が折り曲げられて溝
壁接合面６ｄを構成し、その溝壁接合面６ｄが環状溝３
の側壁部に接合されるものである。なお、図９，図１４
において符号７はコルゲートフィンである。次に図１５
及び図１６は本発明の他の実施の形態であり、この例で
は補強体６の長さがチューブプレート２の幅方向におけ
る環状溝３，３の内側壁間距離に等しく形成され、補強
体６の両端が環状溝３，３の内側壁に一体的にろう付け
固定されたものである。次に図１７は本発明のさらに他
の実施の形態であり、この例が図１５のそれと異なる点
は、チューブプレート２に孔２ｂを設けると共に補強体
６の中央部にそれに整合する凸部６ｇを設け、その凸部
６ｇを孔２ｂに嵌着し、そこがカシメられてチューブプ
レート２に補強体６が保持された状態で、全体的にろう
付け固定されたことである。次に図１８はさらに他の例
であり、補強体６が線材からなる。
【００１０】次に図１９は他の実施の形態であり、これ
は補強体６がチューブプレート２の幅に略等しい板材か
らなり、夫々の偏平チューブ１に整合する位置にチュー
ブ挿通孔６ｆが設けられたものである。そして、その補
強体６が実線の状態から鎖線の状態に位置されて、チュ
ーブプレート２と補強体６との間及び補強体６のチュー
ブ挿通孔６ｆと偏平チューブ１外周との間が一体的にろ
う付け固定されるものである。なお、図２０は前述の如
く図２に設けた実施の形態の熱交換器の全体的正面図で
ある。この例では、補強体６がタンク本体５の長手方向
に互いに離間して３つ配置されている。
は補強体６がチューブプレート２の幅に略等しい板材か
らなり、夫々の偏平チューブ１に整合する位置にチュー
ブ挿通孔６ｆが設けられたものである。そして、その補
強体６が実線の状態から鎖線の状態に位置されて、チュ
ーブプレート２と補強体６との間及び補強体６のチュー
ブ挿通孔６ｆと偏平チューブ１外周との間が一体的にろ
う付け固定されるものである。なお、図２０は前述の如
く図２に設けた実施の形態の熱交換器の全体的正面図で
ある。この例では、補強体６がタンク本体５の長手方向
に互いに離間して３つ配置されている。
【００１１】
【発明の作用・効果】本発明の熱交換器のタンク構造
は、チューブプレート２の幅方向両端部の環状溝３間を
補強体６により架橋するように構成したから、タンク内
の圧力が高まっても、チューブプレート２のカシメ部が
変形することがない。それによりチューブプレート２と
偏平チューブ１との付根部に亀裂が生じることを防止
し、信頼性の高いものを提供できる。
は、チューブプレート２の幅方向両端部の環状溝３間を
補強体６により架橋するように構成したから、タンク内
の圧力が高まっても、チューブプレート２のカシメ部が
変形することがない。それによりチューブプレート２と
偏平チューブ１との付根部に亀裂が生じることを防止
し、信頼性の高いものを提供できる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の分解説明図。
【図２】同実施の形態の縦断面図。
【図３】同第２の実施の形態の補強体６の斜視図及びそ
の要部縦断面図。
の要部縦断面図。
【図４】同補強体６の他の実施の形態の例及びその要部
縦断面図。
縦断面図。
【図５】同他の実施の形態のタンク構造の縦断面図。
【図６】図５のＡ−Ａ矢視図。
【図７】同他の補強体６の斜視図。
【図８】同補強体６を用いたタンク構造の縦断面図。
【図９】図８のＢ−Ｂ矢視断面略図。
【図１０】本発明のタンク構造の他の補強体６の斜視略
図。
図。
【図１１】同補強体６を用いたタンク構造の縦断面図。
【図１２】さらに他の補強体６を用いたタンク構造の縦
断面図。
断面図。
【図１３】さらに他の補強体６を用いた斜視図。
【図１４】同補強体６の接合状態を示す要部縦断面図。
【図１５】本タンク構造の他の実施の形態の縦断面略
図。
図。
【図１６】図１５のＡ−Ａ矢視図。
【図１７】さらに他の補強体６を用いた本タンク構造の
説明図。
説明図。
【図１８】さらに他の実施の形態の補強体６を用いたタ
ンク構造の説明図。
ンク構造の説明図。
【図１９】さらに他の実施の形態の補強体６を用いた本
タンク構造の説明図。
タンク構造の説明図。
【図２０】本タンク構造を有する熱交換器の正面図であ
って、図２の例を示す。
って、図２の例を示す。
【図２１】従来型熱交換器のタンク構造の縦断面図図。
【図２２】同タンクに内圧が加わった状態の説明図。
【図２３】図２２のＣ部拡大図。
１ 偏平チューブ １ａ 亀裂 ２ チューブプレート ２ａ 変形部 ２ｂ 孔 ３ 環状溝 ３ａ 外側壁 ３ｂ カシメ部 ３ｃ 係合部 ４ Ｏリング ５ タンク本体 ５ａ 小フランジ部 ６ 補強体 ６ａ 立ち上げ部 ６ｂ 係止部 ６ｃ リブ ６ｄ 溝壁接合面 ６ｅ ろう材 ６ｆ チューブ挿通孔 ６ｇ 凸部 ６ｈ 頂部 ７ コルゲートフィン
Claims (4)
- 【請求項１】 並列する多数の偏平チューブ１の端部が
夫々液密または気密に貫通固定されたチューブプレート
２を有し、そのチューブプレート２の周縁が前記偏平チ
ューブ１の長手方向中心側に環状溝３として曲折形成さ
れ、その環状溝３内にＯリング４を介してアルミニュー
ム製または合成樹脂製のタンク本体５の開口端が嵌着
し、その環状溝３の側壁縁部がタンク本体５の前記開口
端縁部に突設された小フランジ部５ａにカシメ固定され
た熱交換器のタンク構造において、 隣り合う前記偏平チューブ１の間で、チューブプレート
２の幅方向両端部の前記環状溝３間を架橋する補強体６
を接続したことを特徴とする熱交換器のタンク構造。 - 【請求項２】 請求項１において、前記補強体６と前記
環状溝３の外周との間をろう付け固定した熱交換器のタ
ンク構造。 - 【請求項３】 請求項２において、前記補強体６の両端
部が前記環状溝３の外側の側壁に沿って立ち上げられ、
その立ち上げ部６ａの縁が外側壁３ａの上縁に係止され
た熱交換器のタンク構造。 - 【請求項４】 請求項１において、前記補強体６はその
長手方向の中央が凸となる山形に形成され、その頂部６
ｈが前記チューブプレート２の外面にろう付け固定され
た熱交換器のタンク構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30357695A JPH09126681A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 熱交換器のタンク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30357695A JPH09126681A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 熱交換器のタンク構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09126681A true JPH09126681A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17922671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30357695A Pending JPH09126681A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 熱交換器のタンク構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09126681A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283689A (ja) * | 1999-03-30 | 2000-10-13 | Denso Corp | 熱交換器 |
| WO2004090454A1 (de) * | 2003-04-10 | 2004-10-21 | Behr Gmbh & Co. Kg | Wärmeübertrager, insbesondere ladeluftkühler für kraftfahrzeuge |
| JP2006162194A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Denso Corp | 熱交換器 |
| JP2008506089A (ja) * | 2004-07-12 | 2008-02-28 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 熱交換器、特に給気冷却器 |
| WO2009088516A1 (en) * | 2008-01-10 | 2009-07-16 | Modine Manufacturing Company | Heat exchanger |
| WO2015197596A1 (en) | 2014-06-27 | 2015-12-30 | Titanx Engine Cooling Holding Ab | Heat exchanger with reinforced header plate |
| CN108267041A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-07-10 | 浙江银轮机械股份有限公司 | 一种高强度的散热器 |
| FR3062473A1 (fr) * | 2017-01-31 | 2018-08-03 | Valeo Systemes Thermiques | Collecteur pour echangeur de chaleur. |
| CN110392816A (zh) * | 2016-12-19 | 2019-10-29 | 法雷奥热系统公司 | 带有加强板的热交换器 |
| US11073345B2 (en) | 2018-10-31 | 2021-07-27 | Hanon Systems | Heat exchanger header with stiffening element |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP30357695A patent/JPH09126681A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283689A (ja) * | 1999-03-30 | 2000-10-13 | Denso Corp | 熱交換器 |
| WO2004090454A1 (de) * | 2003-04-10 | 2004-10-21 | Behr Gmbh & Co. Kg | Wärmeübertrager, insbesondere ladeluftkühler für kraftfahrzeuge |
| JP2008506089A (ja) * | 2004-07-12 | 2008-02-28 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 熱交換器、特に給気冷却器 |
| JP2006162194A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Denso Corp | 熱交換器 |
| WO2009088516A1 (en) * | 2008-01-10 | 2009-07-16 | Modine Manufacturing Company | Heat exchanger |
| ES2376681A1 (es) * | 2008-01-10 | 2012-03-16 | Modine Manufacturing Company | Intercambiador de calor. |
| WO2015197596A1 (en) | 2014-06-27 | 2015-12-30 | Titanx Engine Cooling Holding Ab | Heat exchanger with reinforced header plate |
| CN110392816A (zh) * | 2016-12-19 | 2019-10-29 | 法雷奥热系统公司 | 带有加强板的热交换器 |
| FR3062473A1 (fr) * | 2017-01-31 | 2018-08-03 | Valeo Systemes Thermiques | Collecteur pour echangeur de chaleur. |
| WO2018142067A1 (fr) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | Valeo Systemes Thermiques | Collecteur pour échangeur de chaleur |
| CN108267041A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-07-10 | 浙江银轮机械股份有限公司 | 一种高强度的散热器 |
| US11073345B2 (en) | 2018-10-31 | 2021-07-27 | Hanon Systems | Heat exchanger header with stiffening element |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6296051B1 (en) | Heat exchanger with reduced space requirement, in particular for motor vehicle | |
| JP3624486B2 (ja) | 熱交換器およびその製法 | |
| US4651821A (en) | Heat exchanger with tubes and fins and tube-plates | |
| US6523603B2 (en) | Double heat exchanger with condenser and radiator | |
| JP2007147172A (ja) | 熱交換器 | |
| US20070012425A1 (en) | Heat exchanger | |
| JPH09126681A (ja) | 熱交換器のタンク構造 | |
| JPH06229696A (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000213889A (ja) | 熱交換器のチュ―ブプレ―ト | |
| US20020084064A1 (en) | Integrated heat exchanger support and sealing structure | |
| JPH06174391A (ja) | 熱交換器 | |
| KR20120053786A (ko) | 라디에이터 | |
| US20200386494A1 (en) | Heat exchanger | |
| JP2007322109A (ja) | 一体型熱交換器 | |
| JP2002257493A (ja) | アルミニューム製熱交換器の製造方法 | |
| JPH0571892A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH09280774A (ja) | 熱交換器 | |
| WO2021049505A1 (ja) | 熱交換器のタンク構造 | |
| JPH11101594A (ja) | 空調用熱交換器 | |
| JP5225001B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000018873A5 (ja) | ||
| JPH0624706Y2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000220990A (ja) | 熱交換器 | |
| JP2001012891A (ja) | 熱交換器用タンクの製造方法およびそのタンク | |
| JPH11223477A (ja) | 自動車用複合型熱交換器およびその製造方法 |