JPH09125477A

JPH09125477A - シャワーヘッドの上下の傾き角度を調節できる傾き装置

Info

Publication number: JPH09125477A
Application number: JP32348595A
Authority: JP
Inventors: Akira Saeki; 昭佐伯
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-11-06
Filing date: 1995-11-06
Publication date: 1997-05-13

Abstract

(57)【要約】【目的】壁掛け式シャワーヘッドで、左右方向にしか
向きのかえられないシャワーヘッドの向きを上下に動く
ようにした傾き装置に関する物である。【構成】ボルト穴４とネジ穴５のあいた１対のアーム
３を有し、下部に棚などの付属品が取り付けできる穴６
のあいたテーパー金物１と、シャワーヘッド掛け金物２
をシャワーヘッド掛け金物２がシャワーヘッドを差し込
んだ状態で自在に上下に傾くように１体化したシャワー
ヘッド傾き装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、シャワーヘッド本体又
は、シャワーヘッド掛け金具に角度を調節できる機能を
もち、又、棚などの取り付けができる構造をもったもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来のシャワーヘッド掛け金物はシャワ
ーヘッドを左右にしか向きを変えられなかったため、頭
とか、腰の部分に集中してシャワーを浴びようとすれば
身体をシャワーの高さに合わせて移動する必要があっ
た、又アパート、ユニットバス等で浴室内の壁に釘など
が打てず洗面用品など物を置く棚が無いため、洗い場の
床に置くしかないので洗い場が狭くなり又、置いてある
物と物の間に汚れや水が溜まりやすくなり水はけも悪く
なり不便であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする問題点】本案は、その欠点を
除き、洗い場が広く使え、シャワーの向きを上下左右に
調節できるようにしようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いまその解決手段を図面
に追いながら説明すれば、（イ）ボルト穴４とネジ穴５のあいた一対のアーム３
をもち、下部に棚など付属品を取り付けるための穴６を
有するテーパー金物１。（ロ）ボルト穴のあいたアーム７をもつシャワーヘッ
ド掛け金物２（ハ）アーム３のあいだにアーム７を穴の位置を合わ
せて組み込み、ボルト８により適度に締め付ける。（ニ）テーパー金物１の部分を壁に取り付けてあるシ
ャワーヘッド掛け金物に差し込んでおく。（ボ）シャワーヘッド掛け金物２にシャワーヘッド側
のホース接続部のテーパー金物を差し込んで使用する。（ヘ）シャワーヘッドをシャワーヘッド掛け金物２に
差し込んだり抜いたりするときにシャワーヘッドのホー
スがじゃまにならない構造の棚が付属品取り付け穴６に
取り付けられる。

【０００５】

【作用】本案は、以上のような構造であるから、これを
使用するときは、（イ）テーパー金物１の部分を壁に取り付けてあるシ
ャワーヘッド掛け金物に差し込んでおく。（ロ）シャワーヘッドをシャワーヘッド掛け金物２に
差し込みシャワーヘッドを傾ければシャワーヘッド掛け
金物２と一体で上下に動く。（ハ）ボルト８の適度な締め付け圧によりシャワーヘ
ッドの傾き角度は締め付け圧を一々調整しなくともその
角度を維持する事ができシャワーヘッドを上下左右方向
に向けることができる。（ニ）棚、又は物をぶらさげる場所がほしいばあい
は、付属品取り付け穴６に取り付けることができる。

【０００６】

【実施例】なお、本発明の実施にあたって次の如きこと
ができる。（イ）ボルト８は、カシメ用のピンでもよい。（ロ）ボルト８は、蝶ネジにしてもよい。（ハ）アーム３と、アーム７の当たり面にすべりどめ
のための、ぶつぶつ又は、線状のこまかな盛肉加工をし
てもよい。（ニ）自在フレキパイプ１２は、自在に何回でも曲が
りその状態を維持し、水漏れが無く、耐圧、高温に耐え
るゴム、金属、プラスチック等でもよい。（ホ）付属品取り付け穴６はネジ穴でもよい。（ヘ）シャワーヘッドの根元部分のネジにあう雌ネジ
に自在フレキパイプを付けその端にホース取り付け金具
にあう雄ネジを有した自在フキパイプの部分が曲がるア
ダプターをシャワーヘッドに取り付けてもよい。

【０００７】

【発明の効果】したがって、洗い場も広く利用でき、シ
ャワーも自在に向けられて今までのように、シャワーの
向きにあわせて移動しなくてもよくなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図

【図２】本発明の平面図

【図３】本発明の他の実施例を示す正面図

【図４】本発明の他の実施例を示す平面図

【図５】本発明の他の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１はテーパー金物２はシャワーヘッド掛け金物３はアーム４はボルト穴５はネジ穴６は付属品取り付け用の穴７はアーム８はボルト９はプレート１０は壁取り付け用穴１１はシャワーヘッド１２は自在フレキパイプ１３はホース１４はシャワーヘッド側のテーパー金物

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】シャワーヘッドを差し込んだまま、シャワ
ーヘッド掛け金物が上下に動かせて、手を離してもその
位置をそのまま保てるようにした上下の傾き角度の調節
ができるようにしたシャワーヘッド傾き装置
【請求項２】テーパー金物１にシャワーヘッド掛け金物
２を上下の傾き角度の調節ができるように一体化した請
求項１のシャワーヘッド傾き装置
【請求項３】壁取り付け用のプレート９にシャワー掛け
金物２の傾き角度の調節ができるように一体化した請求
項１のシャワーヘッド傾き装置。
【請求項４】シャワーヘッド１１の本体に自在フレキパ
イプ１２を組み込んだ傾き角度を調節できるシャワーヘ
ッド。