JPH09124923A - 車両用外装部品 - Google Patents
車両用外装部品Info
- Publication number
- JPH09124923A JPH09124923A JP28582395A JP28582395A JPH09124923A JP H09124923 A JPH09124923 A JP H09124923A JP 28582395 A JP28582395 A JP 28582395A JP 28582395 A JP28582395 A JP 28582395A JP H09124923 A JPH09124923 A JP H09124923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- resin
- coating
- parts
- nylon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
優れた塗装外観をもった車両用外装部品を提供する。 【解決手段】 ポリフェニレンエーテル樹脂10〜50
重量%、ポリアミド樹脂30〜70重量%、ポリスチレ
ン系樹脂5〜30重量%及び相溶化剤からなる樹脂組成
物100重量部に、5〜45重量部のガラス繊維を含有
させたガラス繊維強化樹脂組成物の成形品に表面塗装を
施した車両用外装部品。
Description
ウトサイドドアハンドル、ルーフレールレッグ及びオー
トバイのカウル等の車両用外装部品に関するものであ
る。
ル、ルーフレールレッグ及びオートバイのカウル等の車
両用外装部品においては、高強度、軽量及び良好な塗装
外観が必要とされ、使用する材料としては高剛性、耐衝
撃性、低比重、良好な表面外観及び塗装性、更に高温焼
き付け塗装(150℃程度)に耐える耐熱性ということ
が要求されている。
脂、ボリブチレンテレフタレート樹脂及びポリカーボネ
ート樹脂/ポリエチレンテレフタレート樹脂のアロイを
ガラス繊維等の無機フィラーによって強化した材料が主
に使用されているが、ポリアミド樹脂は、塗料密着性が
充分ではなく、吸水による物性低下や寸法変化が大きい
という問題点を有している。
おいては、塗料密着性や加水分解の問題があり、更にポ
リカーボネート樹脂/ポリエチレンテレフタレート樹脂
のアロイは、耐熱性が低く高温での焼き付け塗装には耐
えられないという問題が存在している。このように、現
在使用されている材料の中には、前記した要求をすべて
満足するような材料はなく、車両用外装部品のデザイ
ン、塗装などの面において様々な制約を受けているのが
現状である。
かつ剛性、耐衝撃性に優れており、更に非常に良好な塗
装外観をもった車両用外装部品を提供しようとすること
にある。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂、ポリアミド樹脂及びポリスチレン系樹
脂を特定の割合に配合した樹脂組成物を特定量のガラス
繊維にて強化した組成物を材料として用いた場合に前記
課題を解決できることを見い出し本発明を完成した。
テル樹脂10〜50重量%、ポリアミド樹脂30〜70
重量%、ポリスチレン系樹脂5〜30重量%及び相溶化
剤からなる樹脂組成物100重量部に5〜45重量部の
ガラス繊維を含有させたガラス繊維強化樹脂組成物を材
料とする成形品であって、該成形品が表面塗装されてい
ることを特徴とする車両用外装部品である。
て用いられる第一の成分であるポリフェニレンエーテル
樹脂は、下記一般式(I)、
体、前記一般式(I)で示される繰り返し単位と下記一
般式(II)、
体,並びにこれらの単独重合体や共重合体にスチレンを
グラフト重合させたグラフト共重合体などをいう。ポリ
フェニレンエーテルの単独重合体の代表例としては、ポ
リ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテ
ル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2,6−ジエチル−1,4−フェ
ニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−n−プロピ
ル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジ
−n−プロピル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ
(2−メチル−6−n−ブチル−1,4−フェニレン)
エーテル、ポリ(2−エチル−6−イソプロピル−1,
4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ク
ロロ−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチ
ル−6−ヒドロキシエチル−1,4−フェニレン)エー
テル、ポリ(2−メチル−6−クロロエチル−1,4−
フェニレン)エーテルなどのホモポリマーが挙げられ
る。
6−ジメチルフェノールと、o−クレゾール又は、下記
一般式(III)、
ールなどのアルキル基置換フェノールと共重合して得ら
れるポリフェニレンエーテル共重合体を包含する。第二
の成分であるポリアミド樹脂としては、ナイロン4、ナ
イロン6、ナイロン8、ナイロン9、ナイロン10、ナ
イロン11、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン6
6、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン63
6、ナイロン1212などの脂肪族ポリアミド樹脂、ナ
イロン4T(T:テレフタル酸を示す。以下同じ)、ナ
イロン4I(I:イソフタル酸)、ナイロン6T、ナイ
ロン6I、ナイロン12T、ナイロン12Iなどの芳香
族ポリアミド樹脂、及びこれらの共重合体、ブレンドな
どを例示することができる。
は、ビニル芳香族重合体、ゴム変性芳香族重合体のこと
をいう。ビニル芳香族重合体としては、スチレンの他、
o−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、2,4−ジメチルスチレン、エチルスチレ
ン、p−tert−ブチルスチレンなどの核アルキル置
換スチレン、α−メチルスチレン、α−メチル−p−メ
チルスチレンなどのα−アルキル置換スチレン等の重合
体、及びこれら1種類以上と他のビニル化合物の少なく
とも1種類以上との共重合体、もしくはこれら2種類以
上の共重合体が挙げられる。ビニル芳香族化合物と共重
合可能な化合物としては、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレートなどのメタクリル酸エステル類、アク
リロニトリル、メタクリロニトリルなどの不飽和ニトリ
ル化合物類、無水マレイン酸等の酸無水物などが挙げら
れる。
は、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合
体(AS樹脂)であり、最も好ましいのはポリスチレン
である。また、ゴム変性ビニル芳香族重合体に用いられ
るゴムとしては、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、ブタジエン−イソプレン共重合体、エチレ
ン−プロピレン共重合体が好ましく、ゴム変性ビニル芳
香族重合体としては、ゴム変性ポリスチレン(HIP
S)、ゴム変性スチレン−アクリロニトリル共重合体
(ABS樹脂)が好ましく、特にゴム変性ポリスチレン
が好ましい。
組成物における各成分の配合割合は、ポリフェニレンエ
ーテル樹脂10〜50重量%、ポリアミド樹脂30〜7
0重量%、ポリスチレン系樹脂5〜30重量%である。
さらに、ポリフェニレンエーテル樹脂20〜30重量
%、ポリアミド樹脂40〜60重量%、ポリスチレン系
樹脂15〜25重量%であることが特に好ましい。
より少ない場合は、熱時剛性が落ちてしまい、逆に50
重量%より多い場合には流動性が著しく低下し、得られ
る成形品の外観が悪くなってしまい好ましくない。ま
た、ポリアミド樹脂量が30重量%未満では、耐薬品性
が悪く、70重量%を越えると吸水による物性低下や寸
法変化が顕著となり好ましくない。更に、ポリスチレン
系樹脂量については、ポリスチレン系樹脂量が5重量%
未満では、成形品外観改良の効果はほとんど表れず、3
0重量%を越えると耐熱性が低下してしまい好ましくな
い。
子内にカルボン酸基、酸無水物基、エポキシ基、アミノ
基または水酸基を有する化合物であることが好ましく、
マレイン酸、フマル酸、クロロマレイン酸、シス−4−
シクロヘキセン−1、2−ジカルボン酸及びこれらの酸
無水物、エステル、半アルキルエステル、アミド、イミ
ドなどが挙げられるが、特にα,β−不飽和ジカルボン
酸及びその誘導体、具体的には、フマル酸、マレイン酸
及び無水マレイン酸が好適で、無水マレイン酸が最も好
ましい。不飽和ジカルボン酸は及びその誘導体は、それ
ぞれ単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて
用いてもよい。
エーテル樹脂、ポリアミド樹脂及びポリスチレン系樹脂
の3成分合計量100重量部に対して、0.05〜3重
量部が好ましく、さらに好ましくは0.1〜1重量部で
ある。また、本発明の車両用外装部品における樹脂組成
物は、上記成分の他に熱可塑性エラストマーを配合させ
ることも可能であり、更に必要に応じて通常の熱可塑性
樹脂に添加される添加剤、例えば安定剤、紫外線吸収
剤、滑剤、染料、顔料などを配合することも特に制限さ
れるものではない。
例えばポリブタジエンやポリイソプレンなどのジエン系
ホモ重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体又
は、この水添ブロック共重合体などが挙げられるが、こ
れらの中で水添したスチレン−ブタジエンブロック共重
合体が特に好適である。これら熱可塑性エラストマー
は、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリアミド樹脂及び
ポリスチレン系樹脂の3成分の合計量100重量部に対
して、1〜20重量部とすることが好ましく、最も好ま
しいのは4〜10重量部である。
脂組成物がガラス繊維にて強化されていることが必要で
ある。本発明に用いるガラス繊維は、通常の熱可塑性樹
脂に配合されるガラス繊維で、好ましくはEガラス繊維
であり、繊維径が9〜15μm、長さが1.5〜5mm
であることが好ましく、従来公知のカップリング剤、収
束剤等で処理されていることが特に好ましい。
量が上記成分の樹脂組成物100重量部に対して5〜4
5重量部である。さらに、具体的に好適なガラス繊維配
合量の範囲は、物性、比重及び成形性を考慮して、それ
ぞれの車両用外装部品の用途により要求される剛性によ
って決定されるが、常温において材料の曲げ弾性率が2
0000kgf/cm2 以上を必要とされる場合には、
上記成分の樹脂組成物100重量部にして5〜10重量
部であることが好ましく、また、曲げ弾性率30000
kgf/cm2 以上を必要とされ場合には8〜20重量
部であることが好ましく、さらに曲げ弾性率40000
kgf/cm2 以上を必要される場合には11〜25重
量部であることが好ましく、更にそれ以上大きな曲げ弾
性率が必要とされる場合には25〜45重量部であるこ
とが好ましい。
ニーダー、バンバリーミキサー、押出機などの従来公知
の技術によって達成されるが、特に好適なのは押出機で
ある。本発明の車両用外装部品は、上記ガラス繊維強化
組成物を材料とし、一般的な射出成形または、ガスイン
ジェクション成形を行うことによって得られた成形品に
表面塗装を施すことにより得られる。
て特に制限はなく、スプレー塗装法、静電塗装法、金型
内塗装など公知のあらゆる塗装方法を採用することがで
きる。特に静電塗装法の場合には、導電プライマー塗布
等あらかじめ静電塗装が可能となるように前処理された
後に静電塗装されることが好ましい。本発明に用いられ
る塗料は、一般に樹脂の塗装用に用いられている塗料
で、種類については、ラッカー系塗料、ウレタン系塗
料、アクリル系塗料、アルキッド系塗料、エポキシ系塗
料などを例示することができる。
塗料の乾燥温度120℃以下の仕様の塗料が使用される
ことが多いが、本発明においては、材料として用いる樹
脂組成物の耐熱性が高く、150℃程度の高温下におい
ても変形を起こさないために、高温焼付け塗装も可能で
ある。このことより、例えば自動車外板塗装に使用され
ているアクリルアルキッド樹脂塗料、アミノアルキッド
樹脂塗料、ポリエステル樹脂塗料を使った自動車ボディ
ーとの一体塗装(オンライン塗装)による焼付け塗装が
可能となり、塗装品質の向上が計れるために車両用外装
部品への塗装としては、好適である。
ものではないが、一般的には5〜150μmの範囲であ
ることが好ましく、さらに好ましくは10μm〜100
μmである。最も好ましくは15〜80μmである。5
μm以下では隠蔽性の問題があり、また150μm以上
では、塗膜表面にゆず肌等が発生し易くなり好ましくな
い。
は、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リスチレン系樹脂及び相溶化剤からなる樹脂組成物にガ
ラス繊維を含有させたガラス繊維強化組成物を材料とし
表面塗装が施されたものである。
施例及び比較例において使用した成分は以下のものであ
る。 1)ポリフェニレンエーテル樹脂 固有粘度が0.50(30℃、クロロホルム中)である
ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテ
ル 2)ナイロン6樹脂 ηr=2.45(25℃、95.5%硫酸) 3)ナイロン66樹脂 ηr=2.01(25℃、95.5%硫酸) 4)ポリスチレン樹脂 還元粘度ηsp/cが0.91dl/g(30℃、トル
エン中) 5)相溶化剤 無水マレイン酸 6)水添スチレン−ブタジエンブロック共重合体 結合スチレン30%(密度0.91g/cm3 ) 7)ガラス繊維 繊維径13μm、長さ3mmのアミノシランで表面処理
されたEガラス繊維 なお、物性評価項目及び評価基準は下記の通りである。 (1)材料物性 1)比重(ASTM D−792に準じて測定) 2)曲げ弾性率(ASTM D−790に準じて測定) 3)熱変形温度(ASTM D−648に準じて測定、
荷重4.6kg/cm2 ) (2)成形品表面外観 75×75×3mm平板にて評価(表面光沢:60度反
射変角光度計、スガ試験機(株)製) (3)塗装状態 1)表面外観(目視) ◎:塗装表面非常に良好 ○:塗装表面良好 △:塗装表面に若干凹凸が確認できる ×:塗装表面に凹凸が確認できる 2)外表面のヒケ ○:塗装表面部にほとんどヒケなし △:塗装表面に若干のヒケが確認できる ×:塗装表面部に明らかにヒケあり 3)焼付けによる熱変形(ソリ及びうねり) ○:塗装表面部にソリ、うねりなし △:塗装表面部に若干のソリ、うねりあり ×:塗装表面部に明らかにソリ、うねりあり 4)塗料密着性:2次密着試験・40℃×240時間温
水浸漬後 ○:碁盤目塗装剥離試験による塗膜剥離なし ×:碁盤目塗装剥離試験による塗膜剥離あり ((表1中の)数値=塗料剥離しなかった目数/塗装剥
離試験を行った全目数) (4)ハンドル部強度(−40、23、及び80℃) 1)ハンドル部をエスカッションにセットした状態に
て、ハンドル部を上方に引張り上げ、ハンドル部もしく
はエスカッション部が破壊に至るまでの最大荷重を測定 2)落錘衝撃強度(−30及び80℃) ハンドル部中央に半径25mmの球面頭部を持つ重量
0.30kg(−30℃の場合)又は、0.50kg
(80℃の場合)の鋼製の重りを1mの高さから落下さ
せ、表面割れの有無により評価を行う。
衡吸水時の寸法変化 ○:成形品に大きな寸法変化なし ×:成形品に大きな寸法変化あり
%、ナイロン6樹脂50.0重量%、ポリスチレン樹脂
24.8重量%及び相溶化剤0.2重量%からなる樹脂
組成物100重量部に対して、ガラス繊維25重量部を
含有させた組成物を用いて射出成形を行った自動車用ア
ウトサイドドアハンドル(ハンドル部・エスカッション
部)に、導電プライマー(日本油脂(株)製)塗布後、
静電塗装にてポリエステル系樹脂塗料(日本油脂(株)
製)中塗り、アミノアルキッド樹脂塗料(日本油脂
(株)製)上塗り(150℃×30分焼付け)を行った
ものについてアウトサイドドアハンドル実用特性の評価
を実施した。
マー5μm、中塗り35μm、上塗り35μm、合わせ
て75μmとした。その結果を表1に示す。
%、ナイロン6樹脂60.0重量%、ポリスチレン樹脂
19.8重量%及び相溶化剤0.2重量%からなる樹脂
組成物100重量部に対して、ガラス繊維34重量部を
含有させた組成物を自動車用アウトサイドドアハンドル
(ハンドル部・エスカッション部)材料として使用し、
実施例1と同様に成形、塗装し、実用特性の評価を実施
した。その結果を表1に示す。
%、ナイロン6樹脂50.0重量%、ポリスチレン樹脂
19.8重量%、水添スチレン−ブタジエンブロック共
重合体5.0重量%、及び相溶化剤0.2重量%からな
る樹脂組成物100重量部に対して、ガラス繊維11重
量部を含有させた組成物を自動車用アウトサイドドアハ
ンドル(ハンドル部・エスカッション部)材料として使
用し、実施例1と同様に成形、塗装し、実用特性の評価
を実施した。その結果を表1に示す。
%、ナイロン6樹脂50.0重量%、ポリスチレン樹脂
19.8重量%、水添スチレン−ブタジエンブロック共
重合体5.0重量%、及び相溶化剤0.2重量%からな
る樹脂組成物100重量部に対して、ガラス繊維22重
量部、着色剤として酸化チタンを3重量部、カーボンブ
ラックを0.05重量部含有させた組成物を自動車用ア
ウトサイドドアハンドル(ハンドル部・エスカッション
部)材料として使用し、実施例1と同様に成形し、塗装
し、実用特性の評価を実施した。その結果を表1に示
す。
%、ナイロン6樹脂50.0重量%、及び相溶化剤0.
2重量%からなる樹脂組成物100重量部に対して、ガ
ラス繊維34重量部を含有させた組成物を自動車用アウ
トサイドドアハンドル(ハンドル部・エスカッション
部)材料として使用し、実施例1と同様に成形し、塗装
し、実用特性の評価を実施した。その結果を表1に示
す。
%、ナイロン6樹脂50.0重量%、ポリスチレン樹脂
44.8重量%及び相溶化剤0.2重量%からなる樹脂
組成物100重量部に対して、ガラス繊維11重量部を
含有させた組成物を自動車用アウトサイドドアハンドル
(ハンドル部・エスカッション部)材料として使用し、
実施例1と同様に成形し、塗装し、実用特性の評価を実
施した。その結果を表1に示す。
20重量%からなる組成物を自動車用アウトサイドドア
ハンドル(ハンドル部・エスカッション部)材料として
使用し、実施例1と同様に成形し、塗装し、実用特性の
評価を実施した。その結果を表1に示す。
に比べて、軽量であり、かつ剛性、耐衝撃性及び塗装外
観に非常に優れるため、車体の軽量化及び車両用外装部
品のデザインの自由度を広げることができる。更に、高
温での焼付け塗装に耐え得る耐熱性を有していることか
ら、車体との一体塗装が可能であり、塗装工程の削減、
及び塗装品質の向上に大きく寄与し、自動車の車両用外
装部品を中心として幅広い利用が可能のものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリフェニレンエーテル樹脂10〜50
重量%、ポリアミド樹脂30〜70重量%、ポリスチレ
ン系樹脂5〜30重量%及び相溶化剤からからなる樹脂
組成物100重量部に5〜45重量部のガラス繊維を含
有させたガラス繊維強化樹脂組成物を材料とする成形品
であって、該成形品が表面塗装されていることを特徴と
する車両用外装部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28582395A JPH09124923A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 車両用外装部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28582395A JPH09124923A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 車両用外装部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09124923A true JPH09124923A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17696553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28582395A Pending JPH09124923A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 車両用外装部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09124923A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003118379A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | 自動車用テールゲート |
WO2007015448A1 (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-08 | Toray Industries, Inc. | 樹脂組成物およびそれからなる成形品 |
JP2017020945A (ja) * | 2015-07-13 | 2017-01-26 | Jfeスチール株式会社 | 自動車用外板パネルの面ヒケ評価方法および面ヒケ評価装置 |
CN110612226A (zh) * | 2017-06-02 | 2019-12-24 | 丰田纺织株式会社 | 车门用装饰板和门饰板 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28582395A patent/JPH09124923A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003118379A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | 自動車用テールゲート |
WO2007015448A1 (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-08 | Toray Industries, Inc. | 樹脂組成物およびそれからなる成形品 |
US7999021B2 (en) | 2005-08-04 | 2011-08-16 | Toray Industries, Inc. | Resin composition and molded article made thereof |
TWI396712B (zh) * | 2005-08-04 | 2013-05-21 | Toray Industries | 樹脂組成物及其成形品 |
US8664334B2 (en) | 2005-08-04 | 2014-03-04 | Toray Industries, Inc. | Resin composition and molded article made thereof |
JP2017020945A (ja) * | 2015-07-13 | 2017-01-26 | Jfeスチール株式会社 | 自動車用外板パネルの面ヒケ評価方法および面ヒケ評価装置 |
CN110612226A (zh) * | 2017-06-02 | 2019-12-24 | 丰田纺织株式会社 | 车门用装饰板和门饰板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6784260B2 (en) | Powder coating of thermosetting resin(s), polyphenylene ether(s) and curing agent(s) | |
US5109069A (en) | Hydrogenated diene copolymer-containing resin composition and process for producing the same | |
KR102217958B1 (ko) | 열가소성 수지 조성물, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 사출 성형품 | |
JP3117030B2 (ja) | 低光沢の熱可塑性樹脂組成物 | |
CA2020440A1 (en) | Thermoplastic resin composition | |
WO2012043790A1 (ja) | 無塗装高鮮映耐衝撃射出成形品とその製造方法 | |
JPH09124923A (ja) | 車両用外装部品 | |
JP2581160B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP5654377B2 (ja) | 高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡 | |
WO1992000351A1 (en) | Thermoplastic resin composition | |
JP2676399B2 (ja) | 耐衝撃性の改良された熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 | |
JPH0794591B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2507925B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2001234055A (ja) | 塗装性に優れた樹脂組成物 | |
JP2001064503A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物、その製造方法及びポンプ部品 | |
JPH06158916A (ja) | 車両用樹脂製アウトサイドドアハンドル | |
JP3513543B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP3483641B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物及びその自動車内装部品 | |
KR100501511B1 (ko) | 폴리아미드 수지 조성물 | |
WO2023068199A1 (ja) | 樹脂組成物、車両用部材および樹脂組成物の製造方法 | |
EP0297142A1 (en) | Thermoplastic polyester resin composition | |
JP2013209513A (ja) | 無塗装高鮮映難燃耐衝撃射出成形品とその製造方法 | |
JP2001139785A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
US5284914A (en) | Thermoplastic polyester resin compound | |
JPH08165390A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040629 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20041130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050111 |