JPH09123054A - ブレーキ付回転式研削工具 - Google Patents
ブレーキ付回転式研削工具Info
- Publication number
- JPH09123054A JPH09123054A JP28565895A JP28565895A JPH09123054A JP H09123054 A JPH09123054 A JP H09123054A JP 28565895 A JP28565895 A JP 28565895A JP 28565895 A JP28565895 A JP 28565895A JP H09123054 A JPH09123054 A JP H09123054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular pad
- main body
- grinding tool
- work
- force generated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、研削開始時に生じるぶれを
和らげ、美しい仕上がり面を得られるようにすると共
に、スイッチを切ってから円形パッド５が停止する時間
を短くすることである。 【解決手段】 円形パッド５上部に回転力によって本体
と接触する複数個の弾性部材４を設けた。
和らげ、美しい仕上がり面を得られるようにすると共
に、スイッチを切ってから円形パッド５が停止する時間
を短くすることである。 【解決手段】 円形パッド５上部に回転力によって本体
と接触する複数個の弾性部材４を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は円形パッドを有する
回転式研削工具に関するものである。
回転式研削工具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７に従来の回転式研削工具の一例を示
す。従来の回転式研削工具は、図に示すようにモータ軸
１の回転運動がモータ軸１に対して偏心して形成された
偏心軸２に伝達され、ボールベアリング３を介して下部
に研摩紙１１を保持する円形パッド５が、偏心軸２の公
転運動により発生する慣性力のみで回転し、円形パッド
５を図示していない被削材に押し当てることによって研
摩紙１１が研削作業を行うものであった。
す。従来の回転式研削工具は、図に示すようにモータ軸
１の回転運動がモータ軸１に対して偏心して形成された
偏心軸２に伝達され、ボールベアリング３を介して下部
に研摩紙１１を保持する円形パッド５が、偏心軸２の公
転運動により発生する慣性力のみで回転し、円形パッド
５を図示していない被削材に押し当てることによって研
摩紙１１が研削作業を行うものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
回転式研削工具では、円形パッド５は偏心軸２の公転運
動により発生する慣性力のみで回転するので、円形パッ
ド５が被削材に接触した瞬間に被削材との摩擦抵抗によ
り円形パッド５の回転数は急激に低下し、円形パッド５
と被削材の間にぶれが生じ、被削材を局部的に研削して
しまい仕上がり面に傷を残してしまう等の欠点があっ
た。また、研削作業後にスイッチ７を切っても円形パッ
ド５の回転を停止させようとする力はボールベアリング
３の粘性抵抗のみであるので、慣性力によって長時間円
形パッド５が回転し続けてしまい、円形パッド５が停止
するまで工具を保持したままでいなければならないので
作業効率が悪いといった欠点があった。本発明の目的
は、上記した欠点を解決し、美しい仕上がり面を得ら
れ、作業効率の良いブレーキ付回転式研削工具を提供す
ることである。
回転式研削工具では、円形パッド５は偏心軸２の公転運
動により発生する慣性力のみで回転するので、円形パッ
ド５が被削材に接触した瞬間に被削材との摩擦抵抗によ
り円形パッド５の回転数は急激に低下し、円形パッド５
と被削材の間にぶれが生じ、被削材を局部的に研削して
しまい仕上がり面に傷を残してしまう等の欠点があっ
た。また、研削作業後にスイッチ７を切っても円形パッ
ド５の回転を停止させようとする力はボールベアリング
３の粘性抵抗のみであるので、慣性力によって長時間円
形パッド５が回転し続けてしまい、円形パッド５が停止
するまで工具を保持したままでいなければならないので
作業効率が悪いといった欠点があった。本発明の目的
は、上記した欠点を解決し、美しい仕上がり面を得ら
れ、作業効率の良いブレーキ付回転式研削工具を提供す
ることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は円形パッド上
部に回転力によって本体と接触する複数個の弾性部材を
設けることにより達成される。
部に回転力によって本体と接触する複数個の弾性部材を
設けることにより達成される。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明ブレーキ付回転式研
削工具の一実施例を示す断面図である。図に示す研削工
具は、モータ軸１の回転運動がモータ軸１に対して偏心
して形成された軸２に伝達され、ボールベアリング３を
介して円形パッド５が偏心軸２の公転運動により発生し
た慣性力によって回転するものである。なお、図１及び
図２に示すように円形パッド５上部に形成され、スプリ
ング８を備えた固定具６により、弾性部材４が円形パッ
ド５上部に保持されている。
削工具の一実施例を示す断面図である。図に示す研削工
具は、モータ軸１の回転運動がモータ軸１に対して偏心
して形成された軸２に伝達され、ボールベアリング３を
介して円形パッド５が偏心軸２の公転運動により発生し
た慣性力によって回転するものである。なお、図１及び
図２に示すように円形パッド５上部に形成され、スプリ
ング８を備えた固定具６により、弾性部材４が円形パッ
ド５上部に保持されている。
【０００６】図３及び図４に示すように円形パッド５上
部に保持された弾性部材４は、回転時に発生する遠心力
の作用によってスプリング８が延ばされることにより半
径方向へ移動し、本体７と接触する。このとき発生する
摩擦力によって、円形パッド５の回転数は低下され、被
削材との接触前に円形パッド５の回転数を落として被削
材接触時のぶれを和らげ、被削材に傷が残ることを防ぐ
ことが可能となる。また、スイッチ９を切った後も、従
来のようにボールベアリング３の粘性抵抗のみで円形パ
ッド５を停止させるのではなく、円形パッド５上部に設
けた弾性部材４と本体７の間に生ずる摩擦力も加わるた
め、短時間で円形パッド５を停止させることが可能とな
る。
部に保持された弾性部材４は、回転時に発生する遠心力
の作用によってスプリング８が延ばされることにより半
径方向へ移動し、本体７と接触する。このとき発生する
摩擦力によって、円形パッド５の回転数は低下され、被
削材との接触前に円形パッド５の回転数を落として被削
材接触時のぶれを和らげ、被削材に傷が残ることを防ぐ
ことが可能となる。また、スイッチ９を切った後も、従
来のようにボールベアリング３の粘性抵抗のみで円形パ
ッド５を停止させるのではなく、円形パッド５上部に設
けた弾性部材４と本体７の間に生ずる摩擦力も加わるた
め、短時間で円形パッド５を停止させることが可能とな
る。
【０００７】なお、図５及び図６に示す本発明ブレーキ
付回転式研削工具の他の実施例のように弾性部材４を形
成したとしても、弾性部材４のＣ部が上記実施例のスプ
リング８と同様の作用を行うので、上記実施例と同様の
効果を有することができる。
付回転式研削工具の他の実施例のように弾性部材４を形
成したとしても、弾性部材４のＣ部が上記実施例のスプ
リング８と同様の作用を行うので、上記実施例と同様の
効果を有することができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、円形パッド上部に回転
力によって本体と接触する複数個の弾性部材を設け、弾
性部材と本体とが接触するときに生じる摩擦力によって
円形パッドの回転数が低下するようにしたので、研削開
始時に生じるぶれを和らげることができ、傷等のない美
しい仕上がり面を得ることができるようになると共に、
スイッチを切った後の円形パッドの停止時間も短くな
り、作業効率を良くすることができる。
力によって本体と接触する複数個の弾性部材を設け、弾
性部材と本体とが接触するときに生じる摩擦力によって
円形パッドの回転数が低下するようにしたので、研削開
始時に生じるぶれを和らげることができ、傷等のない美
しい仕上がり面を得ることができるようになると共に、
スイッチを切った後の円形パッドの停止時間も短くな
り、作業効率を良くすることができる。
【図１】 本発明ブレーキ付回転式研削工具の一実施例
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図２】 図１に示す円形パッド部を示す上面図。
【図３】 研削工具を動作せたときの円形パッド部を示
す上面図。
す上面図。
【図４】 図３のＡ−Ａ線断面図。
【図５】 本発明ブレーキ付回転式研削工具の他の実施
例を構成する弾性部材を示す上面図。
例を構成する弾性部材を示す上面図。
【図６】 図５に示すＢ−Ｂ線断面図。
【図７】 従来の回転式研削工具を示す縦断面図。
４は弾性部材、５は円形パッド、６は固定具、７は本
体、８はスプリングである。
体、８はスプリングである。
Claims (1)
- 【請求項１】 モータ軸の回転運動がモータ軸に対して
偏心して形成された軸に伝達され、ボールベアリングを
介して円形パッドが偏心軸の公転運動により発生する慣
性力のみで回転し、円形パッド下部に保持された研摩紙
により研削作業を行う回転式研削工具において、 前記円形パッド上部に回転力によって本体と接触する複
数個の弾性部材を設けたことを特徴とする回転式研削工
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28565895A JPH09123054A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | ブレーキ付回転式研削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28565895A JPH09123054A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | ブレーキ付回転式研削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09123054A true JPH09123054A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17694392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28565895A Withdrawn JPH09123054A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | ブレーキ付回転式研削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09123054A (ja) |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28565895A patent/JPH09123054A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |