JPH09122902A - 耐火性成形部品を誘導加熱する方法及び装置 - Google Patents

耐火性成形部品を誘導加熱する方法及び装置

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JPH09122902A
JPH09122902A JP8211825A JP21182596A JPH09122902A JP H09122902 A JPH09122902 A JP H09122902A JP 8211825 A JP8211825 A JP 8211825A JP 21182596 A JP21182596 A JP 21182596A JP H09122902 A JPH09122902 A JP H09122902A
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JP
Japan
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molded part
inner inductor
internal space
insulating
inductor
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JP8211825A
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Raimund Brueckner
ライムント・ブリユツクネル
Ruediger Grau
リユーデイゲル・グラウ
Daniel Grimm
ダニエル・グリム
Steve Lee
ステイーブ・リー
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Didier Werke AG
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Didier Werke AG
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22—CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/005—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like with heating or cooling means
    • B22D41/01—Heating means
    • B22D41/015—Heating means with external heating, i.e. the heat source not being a part of the ladle
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22—CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10—Supplying or treating molten metal
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22—CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/50—Pouring-nozzles
    • B22D41/60—Pouring-nozzles with heating or cooling means
    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B6/02—Induction heating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐火性成形部品の迅速かつ均一な加熱を可能
にする。 【解決手段】 大体において四角形の横断面を有する通
路状の内部空間を有する耐火性成形部品を誘導加熱する
方法において、内部空間（２）内に内側誘導子（４）が
挿入され、内側誘導子（４）によって成形部品（１）が
加熱され、かつその後、内側誘導子（４）が、内部空間
（２）から取出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通路状の内部空間
を有する耐火性成形部品を誘導加熱する方法に関する。
さらに本発明は、この方法を実施する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような成形部品は、とくに冶金学的
な容器における溶融物注ぎ出し装置又は溶融物引渡し装
置の部品である。これらは、流通する溶融物の不所望な
冷却、とくにその凍結を避けるため、あらかじめ加熱さ
れる。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許出願公開第３８４２
６９０号明細書において、連続鋳造装置のための耐火性
注ぎ口が示されている。注ぎ口通路は、外側を誘導コイ
ルによって囲まれており、この誘導コイルによって内側
外壁が、制御されて誘導加熱することができる。コイル
は、注ぎ口部品の構成要素である。それによりこの構成
要素は、手間がかかりかつ高価であり、このことは、こ
のような耐火性注ぎ口成形部品が消耗部品なので、とく
に重要である。
【０００４】通常耐火性注ぎ口成形部品は、ガスバーナ
によって加熱される。このことは、その際に、成形部品
の材料成分である炭素の燃焼を引起こすことがあるとい
う欠点を有する。その際さらに、加熱の際に成形部品内
に不均一な温度分布を引起こすことは、望ましくない。
例えばほぼ４００Ｋの温度差が観察された。その上さら
に、加熱は、かなりの時間を必要とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、耐火
性成形部品の迅速かつ均一な加熱を可能にすることにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記の
課題は、初めに述べたような方法において、次のように
して解決される。すなわち耐火性成形部品の内部空間内
に内側誘導子が挿入され、内側誘導子によって成形部品
が加熱され、かつその後、内側誘導子が、内部空間から
取出される。
【０００７】その際、例えば溶融物流出が中断可能かつ
／又は制御可能又は調整可能であるベルト又はツインロ
ーラキャスタのための供給及び計量システムである耐火
性部品の迅速かつ均一な加熱が行なわれる。
【０００８】本発明によれば、凍結の問題が避けられる
ので、増加した装置利用能力が達成されている。方法及
び装置は、鋳造開始の際の加熱に適するだけでなく、成
形部品を適当な温度に維持するために、鋳造の中断の際
の加熱にも適している。
【０００９】この方法を実施する装置は、内側誘導子
が、１つ又は複数の冷却された誘導コイルから形成され
ているという点において優れている。
【００１０】本発明の有利な構成は、特許請求の範囲従
属請求項及び実施例の次の説明から明らかである。
【００１１】
【発明の実施の形態】その形につてそれ自体周知の供給
通路は、炭素を含有するセラミック材料からなる耐火性
成形部品１であり、この成形部品は、結果として加熱を
引起こす交流電界に誘導結合することができる。供給通
路は、四角形横断面を有する通路状の内部空間２を有す
る。供給通路は、外側部分範囲に、いわゆるＥＴＡ交換
器を使用する際にしばしば利用されるような金属製外周
面３を有する。したがって金属製外周面３は、供給通路
に対して電磁界を遮蔽するので、供給通路はは、外側誘
導コイルによって均一に加熱することができない。
【００１２】図に示した状態において、四角形横断面を
有する内部空間２内に内側誘導子４が挿入されている。
その際、内側誘導子４は、その寸法について、とくにそ
の長さについて、できるだけ内部空間２の全長にわたっ
て延びるように、内部空間２に合わされている。さらに
その外側幾何学構造は、内部空間２の寸法に合わされて
いる。
【００１３】内側誘導子４は、複数の冷却された誘導コ
イル５を有し、これら誘導コイルは、発電機６に接続さ
れている。耐火性成形部品１が電圧を通じる部分に接触
せず、かつ／又は局所的な過熱が行なわれないようにす
るため、内部空間２は、層１２、例えばセラミックうわ
ぐすりによって内側誘導子４に対して電気的及び／又は
熱的に絶縁されている。
【００１４】本発明の別の構成において、内側誘導子４
の外面は、絶縁成形部品７によって内部空間２の表面に
対して電気的及び／又は熱的に絶縁されている。
【００１５】内側誘導子４と加熱すべき範囲の表面との
間に種々の距離が存在するように、内側誘導子４を種々
の幾何学構造又は壁厚に合わせることも有利である。こ
の処置によって成形部品１内に種々のエネルギー密度が
発生され、このことは、種々の壁厚における加熱の均一
性を改善する。絶縁成形部品７は、相応して構成され
る。
【００１６】絶縁成形部材７は、内部空間２内における
内側誘導子４の中心配置のためにも使われる。絶縁成形
部品７は、誘導コイル５上に摩擦結合によって被せられ
ているので、必要な場合には交換することができる。絶
縁成形部品７の外側幾何学構造は、内側誘導子４ととも
に容易に内部空間２内に押込むことができ、かつ内部空
間２から引出すことができるように、内部空間２に合わ
されている。しかしながら構成は、まず絶縁成形部品７
が内部空間２内に押込まれ、かつそれから内側誘導子４
が絶縁成形部品７内に押込まれるようにして行なっても
よい。
【００１７】絶縁成形部品７は、押込みを制限するため
に上側にフランジ８を有する。下側は開いている。別の
用途において、例えば側方流出開口を有する供給通路に
おいて、絶縁成形部品７は、底部によって閉じられてい
てもよい。
【００１８】供給通路をその広げられた頭部範囲９にお
いても加熱するため、内側誘導子４は、フランジ８の上
に追加的な巻線１０を有する。
【００１９】絶縁成形部品７は、高耐熱性のセラミック
繊維材料又は発泡材料からなる。
【００２０】絶縁成形部品７は、内側誘導子４の全長に
わたって延びている必要はない。２つ又はそれ以上の絶
縁成形部品を、分散して設けてもよい。
【００２１】１つ又は複数の絶縁成形部品７は、内部空
間２から引出すことができなくともよい。１つ又は複数
の絶縁成形部品７を内部空間２のライニングとして構成
することも可能である。
【００２２】供給通路が、加熱の際に熱を外方へ放射
し、すなわち失うことを避けるため、この供給通路は、
なるべくセラミック繊維材料又はセラミック発泡材料か
らなる外側絶縁部１１を有することができる。このこと
は、供給通路の迅速かつ均一な加熱を改善する。
【００２３】供給通路を加熱しようとするとき、内側誘
導子４は、絶縁成形部品７とともに内部空間２内に挿入
され、かつ発電機６が投入される。それにより供給通路
は、大体においてその全横断面にわたって迅速かつ均一
に誘導加熱される。目標温度に到達した後、内側誘導子
４は供給通路から引出される。この時この供給通路は、
予備加熱されて鋳造動作のために準備されている。内側
誘導子４は、多数の供給通路において多数の加熱過程の
ために利用することができる。それによりその使用能力
は、供給通路の消耗には依存しない。絶縁成形部品７
は、消耗したとき、内側誘導子４から引出され、かつ新
しい絶縁成形部品と置き換えることができる。供給通路
の横断面が相違する場合、相応して異なった寸法を有す
る絶縁成形部品７を準備することができる。それにより
内部空間の幾何学構造が相違する場合にも、内側誘導子
４をそれぞれ中心配置して挿入することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】内側誘導子を挿入したツインロールキャスタの
ための供給通路として耐火性成形部品を示す図である。
【符号の説明】
１ 成形部品 ２ 内部空間 ３ 外周面 ４ 内側誘導子 ５ 誘導コイル ７ 絶縁成形部品 １１ 外側絶縁部 １２ 絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リユーデイゲル・グラウ オーストリア国グラーツ・ルドルフ−ハン ス−バルチユ−シユトラーセ22 (72)発明者 ダニエル・グリム ドイツ連邦共和国バート・シユヴアルバツ ハ・ライトアレー18 (72)発明者 ステイーブ・リー イギリス国スコツトランド・カードロス・ リヴアー・ビユー・クレセント６

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 大体において四角形の横断面を有する通
    路状の内部空間を有する耐火性成形部品を誘導加熱する
    方法において、 内部空間（２）内に内側誘導子（４）が挿入され、内側
    誘導子（４）によって成形部品（１）が加熱され、かつ
    その後、内側誘導子（４）が、内部空間（２）から取出
    されることを特徴とする、耐火性成形部品を誘導加熱す
    る方法。
  2. 【請求項２】 成形部品（１）が、金属溶融物貯蔵容器
    内又は上における液状金属、とくに鋼のための耐火性供
    給通路であることを特徴とする、請求項１記載の方法。
  3. 【請求項３】 成形部品（１）が、少なくとも一部範囲
    において金属製外周面（３）を有することを特徴とす
    る、請求項２記載の方法。
  4. 【請求項４】 内側誘導子（４）が、１つ又は複数の冷
    却された誘導コイル（５）から形成されていることを特
    徴とする、請求項１ないし３の１つに記載の方法を実施
    する装置。
  5. 【請求項５】 内側誘導子（４）の寸法が、耐火性成形
    部品（１）の内部空間（２）の寸法に合わされているこ
    とを特徴とする、請求項４記載の装置。
  6. 【請求項６】 内側誘導子（４）と内部空間（２）との
    間に、電気的及び／又は熱的に絶縁する層（１２）が設
    けられていることを特徴とする、請求項４又は５記載の
    装置。
  7. 【請求項７】 耐火性成形部品（１）の加熱すべき範囲
    の表面から内側誘導子（４）までの距離が、種々のエネ
    ルギー量を伝達可能なように設定されていることを特徴
    とする、請求項４ないし６の１つに記載の装置。
  8. 【請求項８】 内側誘導子（４）が、成形部品（１）の
    内部空間（２）内において中心に配置されていることを
    特徴とする、請求項４ないし７の１つに記載の装置。
  9. 【請求項９】 電気的及び／又は熱的に絶縁する材料か
    らなる絶縁成形部材（７）によって、中心配置／距離が
    設けられていることを特徴とする、請求項７又は８記載
    の装置。
  10. 【請求項１０】 絶縁成形部品（７）が、高耐熱性セラ
    ミック繊維材料又はセラミック発泡材料からなるもので
    あることを特徴とする、請求項７ないし９の１つに記載
    の装置。
  11. 【請求項１１】 絶縁成形部品（７）が、内側誘導子
    （４）上に被せることができることを特徴とする、請求
    項８ないし１０の１つに記載の装置。
  12. 【請求項１２】 内側誘導子（４）における絶縁成形部
    品（７）が交換可能であることを特徴とする、請求項８
    ないし１１の１つに記載の装置。
  13. 【請求項１３】 絶縁成形部品（７）と耐火性成形部品
    （１）又は内側誘導子（４）とが、加熱の後に互いに簡
    単に分離できることを特徴とする、請求項４ないし１２
    の１つに記載の装置。
  14. 【請求項１４】 絶縁成形部品（７）が、成形部品
    （１）の内部空間（２）内に少なくともその部分的なラ
    イニングとして配置されていることを特徴とする、請求
    項８ないし１２の１つに記載の装置。
  15. 【請求項１５】 絶縁成形部品が、加熱の後に分解する
    ことを特徴とする、請求項１４記載の装置。
  16. 【請求項１６】 成形部品（１）が、なるべくセラミッ
    ク繊維材料又はセラミック発泡材料からなる外側絶縁部
    （１１）を有することを特徴とする、請求項３ないし１
    ５の１つに記載の装置。
JP8211825A 1995-07-25 1996-07-09 耐火性成形部品を誘導加熱する方法及び装置 Pending JPH09122902A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19526967.5 1995-07-25
DE19526967A DE19526967A1 (de) 1995-07-25 1995-07-25 Verfahren und Vorrichtung zum induktiven Aufheizen eines feuerfesten Formteils

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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JP8211825A Pending JPH09122902A (ja) 1995-07-25 1996-07-09 耐火性成形部品を誘導加熱する方法及び装置

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EP (1) EP0755740B1 (ja)
JP (1) JPH09122902A (ja)
KR (1) KR970005458A (ja)
CN (1) CN1146938A (ja)
AT (1) ATE213678T1 (ja)
AU (1) AU725323B2 (ja)
DE (2) DE19526967A1 (ja)
ZA (1) ZA966009B (ja)

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KR970005458A (ko) 1997-02-19
DE59608780D1 (de) 2002-04-04
CN1146938A (zh) 1997-04-09
EP0755740A1 (de) 1997-01-29
AU6065096A (en) 1997-01-30
ZA966009B (en) 1997-01-31
ATE213678T1 (de) 2002-03-15
DE19526967A1 (de) 1997-02-13
EP0755740B1 (de) 2002-02-27
AU725323B2 (en) 2000-10-12

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