JPH09121625A - 移植機の欠株検出装置 - Google Patents

移植機の欠株検出装置

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JPH09121625A
JPH09121625A JP28945295A JP28945295A JPH09121625A JP H09121625 A JPH09121625 A JP H09121625A JP 28945295 A JP28945295 A JP 28945295A JP 28945295 A JP28945295 A JP 28945295A JP H09121625 A JPH09121625 A JP H09121625A
Authority
JP
Japan
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laser displacement
seedlings
absence
seedling
planted
Prior art date
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Pending
Application number
JP28945295A
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English (en)
Inventor
Masanori Fujiwara
正徳 藤原
Fumio Togashi
文雄 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植付苗の有無の検出を天候等の条件とは無関
係に、又検出センサに圃場面からの泥等が付くようなこ
とを抑制できる状態で良好に行える移植機の欠株検出装
置を提供する。 【解決手段】 苗植付装置8を備えた走行機体に、苗植
付後の圃場面との相対上下間隔を検出するレーザ変位計
10を圃場面より上方に離れて位置する状態で配設する
とともに、レーザ変位計10で検出された距離情報に基
づいて、圃場面における植付苗の有無を判別する欠株判
別手段14を備えてある移植機の欠株検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移植機による苗株
の植付において、植付不良や苗供給不良等により欠株と
なっているか否か検出することのできる移植機の欠株検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移植機の欠株検出装置に
あっては、例えば実公平3‐24003号公報に開示さ
れているように、植付苗が圃場に植付がなされた状態で
在るか否かを検出するために、その植付後の箇所を撮像
手段によって撮像し、その撮像結果に基づいてその苗の
有無を検出するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造にあっては、その撮像結果から苗に相当する映像
を抽出するのに、苗の色に対応した色識別するように撮
像情報の信号処理を行うようにしていたので、天候等の
撮像状況によって、予め設定された苗の色と実際の検出
苗の色情報とが一致しなくなって苗の存在を検出できな
い場合があったり、逆に圃場上のわらくずや車輪跡を苗
と誤検出する場合があったりして、確実な苗存否検出を
行い難いという不具合があった。その上、そのような不
具合を解消するために、天候等の状況に合わせて苗の色
に対応する基準となる色調の調整を行うことは実際のオ
ペレータにおいて行うことは難しいものであるととも
に、色調が前記状況に応じて変動するものであるため、
尚一層調整しにくいものである。このような難点を解消
するものとして、フォトインタラプタ型のセンサによっ
て苗の存否の検出を行うもの、すなわち発光器と受光器
とを対向配置し、発光器と受光器との間に苗が在る場合
には発光器からの検出光が苗によって遮られ、苗が無い
と検出光が受光器に受光されることによって苗の存否の
検出を行うものが提案されている。しかしながら、この
構造のものでは、地面近くにそのセンサを配設して苗の
存否検出しなければならないため、機体走行や苗植付等
に伴い飛散する泥土等が受光器や発光器がわに付着する
虞れが高く、その付着等が生じた場合、センサとしての
機能を失ってしまうという不具合があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、植付苗の有無の検出を天候等の条件とは無関
係に、又検出センサに圃場からの泥等が付くようなこと
を抑制できる状態で良好に行える移植機の欠株検出装置
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる移植機の欠株検出
装置は、苗植付装置を備えた走行機体に、苗植付後の圃
場面との相対上下間隔を検出するレーザ変位計を前記圃
場面より上方に離れて位置する状態で配設するととも
に、前記レーザ変位計で検出された距離情報に基づい
て、前記圃場面における植付苗の有無を判別する欠株判
別手段を備えてあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の上記請求項1にかかる
構成によれば、対地的に上方に離れた箇所において植付
苗の存否を検出できるから、その検出するレーザ変位計
に泥土等が付着する等の虞れは抑制できるとともに、レ
ーザ変位計では単に圃場面との間の上下方向での距離検
出を行って、苗があれば検出距離も短いものとして判断
できるので、天候等の条件に関係なく確実性の高い苗の
有無の検出が行える。
【0007】(効果) 従って、本発明の上記請求項1
にかかる構成によれば、撮像等の手段よりも構造簡単で
苗存否の判断手段も簡易に構成できるレーザ変位計を利
用して植付苗の有無を検出できるものだから、安価にで
きるとともに、圃場からの泥土の影響や天候等の条件に
関係なく良好かつ確実性高く植付苗の存否を検出できる
ので、欠株が生じてもその欠株の発生を正確・迅速に作
業者に報知させることができ、不当に欠株状態のまま植
付作業が続けられてしまうような不具合を解消できて、
良好な植付作業を行えるに至った。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、移植機の一例としての乗
用型田植機を示している。この乗用型田植機は、左右一
対の前車輪1,1と後車輪2,2とで機体3を走行可能
に支持するとともに、機体3にエンジン4、ミッション
ケース5、搭乗操縦部6等を搭載装備し、機体3の後端
部に、四連リンク機構7を介して苗植付装置8が昇降自
在に連結されている。
【0009】苗植付装置8には、6条分の苗植付機構9
を設けているとともに、各苗植付装置9の後方で上方箇
所には、植付苗の存否を検出するためのレーザ変位計1
0を各条毎に設けている。すなわち、レーザ変位計10
は、苗植付機構9の伝動支持ケース11に設けた支持フ
レーム12に支持されて、苗のせ台13より後方で、か
つ対地的に比較的高い位置に設定した状態で配設されて
いるとともに、各条に対して左右方向に複数個(具体的
には4個〜6個、尚本実施の形態では5個)をアレイ状
にレーザ変位計10を並設して、その一つの条に対して
左右に並んだ状態で複数本のレーザ光(図1及び図3で
破線で示す)を垂直下方に発信するようにしている。従
って、全体としては20数個乃至30数個のレーザ変位
計10が左右に並設されることになる。各レーザ変位計
10の検出情報は、機体3に搭載した制御装置14に入
力される。尚、各レーザ変位計10の1個の左右幅は2
0mm程度に設定しているものであって、例えば本実施
の形態に示すように、1つの条に対して5個のレーザ変
位計10が左右に並設されているものの場合、左右幅が
ほぼ100mmに設定されたレーザ変位計10のユニッ
トで5本の距離情報を得ることができるものとなってい
る。そして、このように独立したレーザ変位計10を複
数個を左右に並設することで、実際には苗があるのに機
体のヨーイング等によりレーザ変位計10の検出可能領
域から検出対象苗が外れることを回避するようにしてい
るのである。
【0010】そして、後車輪2,2の車軸15の回転数
を検出するためのロータリーエンコーダ16を設けてい
るとともに、このロータリーエンコーダ16の検出情報
は前記制御装置14に入力される。制御装置14はロー
タリーエンコーダ16からの検出情報に基づいて、走行
距離並びに車速を検出するものである。
【0011】ここで、制御装置14は欠株判別手段を構
成している。そして、制御装置14は、植付作業中にお
いて、各条毎にレーザ変位計10による地面と該レーザ
変位計10との間の距離の検出情報を所定時間おきに得
るようにしている。予め設定された所定走行距離毎に、
各条に対するレーザ変位計10同士の検出距離の差をみ
て、その差が所定値、例えば20mm以上ある場合に
は、図3に示すように、植付苗Nが通常通りに存在して
いると判断する。つまり、各条毎に左右に並設されたレ
ーザ変位計10において、植付苗が無い場合は圃場面つ
まり地面Dまでの距離が検出されることになるから左右
の各レーザ変位計10で検出される距離は互いに近い値
になるのであり、苗が存在する場合は、その苗があるた
めに検出距離が地面Dに対して距離検出したものよりも
短いものとなることで、苗に対して距離検出していない
他のレーザ変位計10の検出結果との差の比較により、
その差が一定値以上又は一定値より大である場合、植付
苗Nがあると判断し、その差が一定値未満又は以下であ
る場合、植付苗Nが無い欠株状態であると判断するよう
にしているのである。
【0012】以上の構成により、予め設定された植付苗
間の距離を走行する間において、苗検出がなされると、
苗が良好に植え付けられていると判断するとともに、苗
検出がなされない場合には、機体3に備えたブザー等の
警報装置17を警報作動させて、操縦者に欠株が生じて
いることを報知することになる。
【0013】〔別の実施の形態〕 上記実施の形態においては、複数のレーザ変位計を
アレイ状に並設してそのレーザ変位計同士の検出結果の
差を見て所定以上の差があれば苗が存在すると判断する
ものを示したが、間欠的に検出される距離情報を移動平
均計算して、実距離検出を行い、その実距離に対して所
定以上の差を有する値がレーザ変位計で検出された場合
に苗が存在すると判断するようにしても良い。このよう
に検出距離の平均値をとるのは、ある程度圃場面にも凹
凸があるのでその凹凸の影響を極力小さく抑制するため
である。 上記実施の形態においては、複数のレーザ変位計を
アレー状に並設したものを示したが、各条に対して単一
のレーザ変位計を設けるとともに、このレーザ変位計か
らの検出用レーザ光を左右にスキャン(走査)して所定
の左右幅範囲における苗の有無検出を行えるようにして
も良い。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機を示す全体側面図及び制御装置等
を示すブロック図
【図2】苗植付機構及びレーザ変位計等を示す平面図
【図3】レーザ変位計と植付苗を示す正面図
【符号の説明】
8 苗植付装置 10 レーザ変位計 14 欠株判別手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗植付装置(8)を備えた走行機体に、
    苗植付後の圃場面との相対上下間隔を検出するレーザ変
    位計(10)を前記圃場面より上方に離れて位置する状
    態で配設するとともに、前記レーザ変位計(10)で検
    出された距離情報に基づいて、前記圃場面における植付
    苗の有無を判別する欠株判別手段(14)を備えてある
    移植機の欠株検出装置。
JP28945295A 1995-11-08 1995-11-08 移植機の欠株検出装置 Pending JPH09121625A (ja)

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JP28945295A Pending JPH09121625A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 移植機の欠株検出装置

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