JP7318625B2 - 移植機 - Google Patents

移植機 Download PDF

Info

Publication number
JP7318625B2
JP7318625B2 JP2020192341A JP2020192341A JP7318625B2 JP 7318625 B2 JP7318625 B2 JP 7318625B2 JP 2020192341 A JP2020192341 A JP 2020192341A JP 2020192341 A JP2020192341 A JP 2020192341A JP 7318625 B2 JP7318625 B2 JP 7318625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ridge
imaging
vehicle body
imaging device
deviation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020192341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022081049A (ja
Inventor
昌実 村並
嘉彦 大久保
暢宏 山根
幸太 東
昭雄 田▲崎▼
弘喜 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2020192341A priority Critical patent/JP7318625B2/ja
Publication of JP2022081049A publication Critical patent/JP2022081049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7318625B2 publication Critical patent/JP7318625B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Description

本発明は、たまねぎ苗移植機などのような移植機に関する。
走行装置で走行しながら畝へ移植物を植付ける、たまねぎ苗移植機などのような移植機が、知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。
特開2013-5782号公報 特開2009-178049号公報
しかしながら、上述された従来の移植機については、走行装置で直進しながら畝へ移植物を植付けることが必ずしも容易ではない。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、走行装置で容易に直進しながら畝へ移植物を植付けることができる移植機を提供することを目的とする。
第1の本発明は、ハンドル(110)を備える、走行装置(200)で走行しながら植付けホッパー(320)で畝(2000)へ移植物(1000)を植付ける移植機であって、
前記畝(2000)の撮像を行う畝撮像装置(500)と、
前記畝撮像装置(500)により前記行われた撮像に基づき、前記畝(2000)の畝長手方向を検出し、車体前後方向を基準とした前記畝長手方向のズレが小さくなるように前記走行装置(200)の制御を行うコントローラー(700)と、
前記植付けられた移植物(1000)の撮像を行う移植物撮像装置(600)を備え、
前記コントローラー(700)は、前記移植物撮像装置(600)により前記行われた撮像に基づき、前記車体前後方向において隣接する前記移植物(1000)の間の株間距離(d)を検出し、前記株間距離(d)のズレが許容範囲にない場合において、アラートのための制御を行い、
前記ハンドル(110)の前方に車体(100)の左右方向外側に向かって延びるパイプ(151)を設け、
前記パイプ(151)の外側両端部は前記ハンドル(110)より左右外側に突出すると共に、前記パイプ(151)の前記外側両端部は、それぞれ、前記ハンドル(110)に向かって後方に屈曲する延長部位を形成し、左右の前記延長部位それぞれに下向きに撮像する前記畝撮像装置(500)を取付け可能に構成し、
前記植付けホッパー(320)の上方位置の前記パイプ(151)に下向きに撮像する前記移植物撮像装置(600)を設け、
前記移植物撮像装置(600)は、前記パイプ(151)に対して車体左右方向に調節可能な移植物撮像装置取付けプレート(650)に取付けることを特徴とする移植機である。
第2の本発明は、前記畝(2000)には、マルチング資材(2200)が敷設されており、
前記畝長手方向は、画像処理を利用して検出される、前記畝(2000)の畝溝(2100)と前記マルチング資材(2200)との間の境界線(2300)の方向であることを特徴とする第1の本発明の移植機である。
第3の本発明は、前記撮像で得られた画像の縦座標軸(Y)の方向は、前記車体前後方向と一致しており、
前記車体前後方向を前記基準とした前記畝長手方向の前記ズレは、前記縦座標軸(Y)の前記方向を基準とした前記境界線(2300)の前記方向のズレ(θ)であり、
前記コントローラー(700)は、さらに、前記縦座標軸(Y)と直交する横座標軸(X)についての前記境界線(2300)の横ズレ(α)が小さくなるように前記走行装置(200)の制御を行うことを特徴とする第2の本発明の移植機である。
第4の本発明は、土を鎮圧する鎮圧輪(410)を設け、
前記畝撮像装置(500)は前記鎮圧輪(410)の上方に位置することを特徴とする第1から第3のいずれかの本発明の移植機である。
第5の本発明は、前記移植物撮像装置(600)の隣接位置に畝の高さを検出するレーザーセンサー(620)を設けることを特徴とする第1から第4のいずれかの本発明の移植機である。
本発明に関連する第1の明は、走行装置(200)で走行しながら畝(2000)へ移植物(1000)を植付ける移植機であって、
前記畝(2000)の撮像を行う畝撮像装置(500)と、
前記畝撮像装置(500)により前記行われた撮像に基づき、前記畝(2000)の畝長手方向を検出し、車体前後方向を基準とした前記畝長手方向のズレが小さくなるように前記走行装置(200)の制御を行うコントローラー(700)と、
を備えたことを特徴とする移植機である。
本発明に関連する第2の明は、前記畝(2000)には、マルチング資材(2200)が敷設されており、
前記畝長手方向は、画像処理を利用して検出される、前記畝(2000)の畝溝(2100)と前記マルチング資材(2200)との間の境界線(2300)の方向であることを特徴とする本発明に関連する第1の明の移植機である。
本発明に関連する第3の明は、前記撮像で得られた画像の縦座標軸(Y)の方向は、前記車体前後方向と一致しており、
前記車体前後方向を前記基準とした前記畝長手方向の前記ズレは、前記縦座標軸(Y)の前記方向を基準とした前記境界線(2300)の前記方向のズレ(θ)であることを特徴とする本発明に関連する第2の明の移植機である。
本発明に関連する第4の明は、前記コントローラー(700)は、さらに、前記縦座標軸(Y)と直交する横座標軸(X)についての前記境界線(2300)の横ズレ(α)が小さくなるように前記走行装置(200)の制御を行うことを特徴とする本発明に関連する第3の明の移植機である。
本発明に関連する第5の明は、前記植付けられた移植物(1000)の撮像を行う移植物撮像装置(600)を備え、
前記コントローラー(700)は、前記移植物撮像装置(600)により前記行われた撮像に基づき、前記車体前後方向において隣接する前記移植物(1000)の間の株間距離(d)を検出し、前記株間距離(d)のズレが許容範囲にない場合において、アラートのための制御を行うことを特徴とする本発明に関連する第1の明の移植機である。
本発明に関連する第6の明は、前記コントローラー(700)は、前記移植物撮像装置(600)により前記行われた撮像に基づき、車体左右方向において隣接する前記移植物(1000)の間の条間距離(D)を検出し、前記条間距離(D)のズレが許容範囲にない場合において、アラートのための制御を行うことを特徴とする本発明に関連する第5の明の移植機である。
本発明に関連する第7の明は、前記コントローラー(700)は、前記車体前後方向を前記基準とした前記畝長手方向の前記ズレが許容範囲にない場合において、アラートのための制御を行うことを特徴とする本発明に関連する第1から第6のいずれかの明の移植機である。
本発明により、走行装置(200)で容易に直進しながら畝(2000)へ移植物(1000)を植付けることが可能である。
本発明に関連する第1の明により、走行装置(200)で容易に直進しながら畝(2000)へ移植物(1000)を植付けることが可能である。
本発明に関連する第2の明により、本発明に関連する第1の明の効果に加えて、畝(2000)の畝溝(2100)とマルチング資材(2200)との間の境界線(2300)の方向のズレが小さくなるように直進制御を行うことが可能である。
本発明に関連する第3の明により、本発明に関連する第2の明の効果に加えて、直進制御を正確に行うことが可能である。
本発明に関連する第4の明により、本発明に関連する第3の明の効果に加えて、直進制御をより正確に行うことが可能である。
本発明に関連する第5の明により、本発明に関連する第1の明の効果に加えて、株間距離(d)のズレが許容範囲にない場合において、アラートを行うことが可能である。
本発明に関連する第6の明により、本発明に関連する第5の明の効果に加えて、条間距離(D)のズレが許容範囲にない場合において、アラートを行うことが可能である。
本発明に関連する第7の明により、本発明に関連する第1から第6のいずれかの明の効果に加えて、畝長手方向のズレが許容範囲にない場合において、アラートを行うことが可能である。
本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の左側面図 本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置近傍の模式的な部分平面図 本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の制御系のブロック図 本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の検出により得られる境界線の方向のズレの説明図 本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置近傍の模式的な部分平面図(その一) 本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置近傍の模式的な部分平面図(その二) 本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置近傍の模式的な部分平面図(その三) 本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置近傍の模式的な部分平面図(その四) 本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置近傍の模式的な部分平面図(その五) 本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の検出により得られる境界線の横ズレの説明図 本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置およびたまねぎ苗撮像装置近傍の模式的な部分平面図 本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の制御系のブロック図 本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の検出により得られるたまねぎ苗の間の株間距離および条間距離の説明図
図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
以下同様であるが、いくつかの構成要素は図面において示されていないこともあるし透視的にまたは省略的に示されていることもある。
本実施の形態のたまねぎ苗移植機は本発明における移植機の例であり、たまねぎ苗撮像装置600は本発明における移植物撮像装置の例であり、たまねぎ苗1000は本発明における移植物の例である。
はじめに、図1から4を主として参照しながら、本実施の形態のたまねぎ苗移植機の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の左側面図であり、図2は本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置500近傍の模式的な部分平面図であり、図3は本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の制御系のブロック図であり、図4は本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の検出により得られる境界線2300の方向のズレθの説明図である。
本実施の形態のたまねぎ苗移植機は、走行装置200で走行しながら畝2000へたまねぎ苗1000を植付ける移植機である。
本実施の形態のたまねぎ苗移植機の動作について説明しながら、本発明に関連した発明の移植機動作制御方法についても説明する。
畝撮像装置500は、畝2000の撮像を行う装置である。
コントローラー700は、畝撮像装置500により行われた撮像に基づき、畝2000の畝長手方向を検出し、車体前後方向を基準とした畝長手方向のズレが小さくなるように走行装置200の制御を行う。
走行装置200との接触に起因する畝2000の崩れ、および畝2000との接触に起因する走行装置200の破損は走行装置200の直進制御により発生しにくくなり、畝2000に敷設されている、マルチフィルムまたはマルチシートなどのようなマルチング資材2200の破損も発生しにくくなる。畝撮像装置500はGPS(Global Positioning System)装置と比べて廉価であるので、構成簡素化のみならずコスト削減も期待される。
畝2000には、マルチング資材2200が敷設されている。
走行装置200との接触に起因するマルチング資材2200の破損は発生しにくくなるので、マルチング資材2200による保温効果および防草効果が低下する現象は抑制される。マルチング資材2200との接触に起因する、マルチフィルム巻込みまたはマルチシート巻込みなどのようなマルチング資材2200の巻込みは発生しにくくなるので、走行装置200が破損する現象も抑制される。
畝長手方向は、画像処理を利用して検出される、畝2000の畝溝2100とマルチング資材2200との間の境界線2300の方向である。
鎮圧輪410の上方で外側へ延長されたパイプ151の端部はハンドル110へ向かって後方へ曲げられ、たとえば、畝撮像カメラ510の畝撮像カメラ取付けプレート550を鎮圧輪410の上方でパイプ151へ取付けるためのボルトなどが挿入される、プレート取付け孔551がパイプ151の後端部に穿孔される。畝撮像カメラ510は、畝2000に敷設されたマルチング資材2200と畝溝2100との間の境界線2300が撮像可能である位置へ取り付けられる。畝撮像カメラ510の取付け向きは、下向きである。
撮像で得られた画像の縦座標軸Yの方向は、車体前後方向と一致している。
車体前後方向を基準とした畝長手方向のズレは、縦座標軸Yの方向を基準とした境界線2300の方向のズレθである。
境界線2300の縦座標軸Yからの傾き角度[deg]である、ズレθの角度がゼロになるように、たとえば、走行装置200のサイドクラッチ機構220のクラッチオンオフがモーターを利用することによりコントローラー700の制御系プログラムにより行われる。
車体100の進行方向を基準とした車体左右方向における軌道位置ズレ角度であると解釈される、ズレθはリアルタイムで測定されるので、直進制御が正確に行われるように、走行装置200の前輪211および後輪212による畝溝2100への正確なタイヤ追従が自動的に実現される。
畝撮像カメラ取付けプレート550は、車体平面視においてI型である、I型プレートであり、畝撮像カメラ510は車体外側へ向かって車体100の側面へ取付けられる。
本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置500近傍の模式的な部分平面図(その一)である図5に示されているように、畝撮像カメラ取付けプレート550は、車体平面視においてI型である、I型プレートであり、畝撮像カメラ510は車体内側へ向かって車体100の側面へ取付けられてもよい。車体100の外側近傍における作業者および障害物などは車体内側へ向かって取付けられた畝撮像カメラ510へ直接的にぶつかりにくいので、外的な衝撃に起因する畝撮像カメラ510の破損などは発生しにくい。
畝撮像カメラ510および畝撮像カメラ取付けプレート550を車体内側へ向かって取付けることにより、畝撮像カメラ510の破損のみならず、畝撮像カメラ510などとの作業者の接触も抑制することができる。
本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置500近傍の模式的な部分平面図(その二から五)である図6から9に示されているように、畝撮像カメラ取付けプレート550は、車体平面視または車体側面視においてL型である、L型プレートであり、畝撮像カメラ510は車体100の後面へ取付けられてもよい。
たとえば、カメラ画像における境界線2300の位置が、車体左右方向における畝撮像カメラ510のプレート組付き位置の調節により、容易に調節可能であるように、畝撮像カメラ510を畝撮像カメラ取付けプレート550へ取付けるためのボルトなどが挿入される、カメラ取付け孔511は長孔であってもよい。
カメラ取付け孔511の個数およびプレート取付け孔551の個数は、2またはそれを超える複数であってもよいし、単数であってもよい。
プレート取付け孔551の穿孔向きが、パイプ151へ取付けられる植付けホッパー棒部材などのための他の既存部材取付け孔552の穿孔向きと一致する、上方からの向きである場合において、加工コストが削減されることは言うまでもない。
つぎに、図4および10を主として参照しながら、本実施の形態のたまねぎ苗移植機の構成および動作についてより具体的に説明する。
ここに、図10は、本発明における実施の形態のたまねぎ苗移植機の検出により得られる境界線2300の横ズレαの説明図である。
たとえば、畝撮像カメラ510で撮像されたカメラ画像は、グレースケールで画像処理された後、設定された閾値で二値化され、はっきりした境界部でない飛び飛びの領域のような不要な部分はマスキングなどで除去されて、境界点2301、2302、2303、2304のような複数の境界点および境界点を結ぶ曲線を利用することにより、境界線2300が最小二乗法などで直線として算出される。
進行する車体100の代表位置である、座標軸基準点Oはカメラ画像の中央に位置する基準点のような任意の原点(0、0)として設定され、横座標軸Xおよび縦座標軸Yは座標軸基準点Oで直交する座標軸として設定される。
上述されたように、車体左右方向における軌道位置ズレ角度であると解釈される、ズレθは境界線2300の縦座標軸Yからの傾き角度[deg]としてリアルタイムで測定される。
コントローラー700は、さらに、縦座標軸Yと直交する横座標軸Xについての境界線2300の横ズレαが小さくなるように走行装置200の制御を行う。
ズレθの角度はゼロであるとき、すなわち、境界線2300は横座標軸Xと直交して縦座標軸Yと平行であるとき、境界線2300の横ズレαは境界線2300の縦座標軸Yからの離反距離[mm]として測定される。
車体100の進行方向を基準とした車体左右方向における軌道位置ズレ距離であると解釈される、境界線2300の横ズレαはリアルタイムで測定されるので、直進制御がより正確に行われるように、走行装置200の前輪211および後輪212による畝溝2100へのより正確なタイヤ追従が自動的に実現される。
ズレθの向きに関しては、時計回り向きが正の向きとして設定される。
ズレθの角度が正である場合においては、ズレθの角度がゼロになるまでサイドクラッチ機構220の右クラッチオフがコントローラー700の制御により行われる。ズレθの角度が負である場合においては、ズレθの角度がゼロになるまでサイドクラッチ機構220の左クラッチオフがコントローラー700の制御により行われる。
横ズレαの向きに関しては、車体左右方向における右向きが正の向きとして設定される。
横ズレαの距離が正である場合においては、境界線2300が座標軸基準点Oを通るまでサイドクラッチ機構220の右クラッチオフがコントローラー700の制御により行われ、境界線2300が座標軸基準点Oを通ったとき、境界線2300が縦座標軸Yと一致するように、サイドクラッチ機構220の左クラッチオフがコントローラー700の制御により行われる。横ズレαの距離が負である場合においては、境界線2300が座標軸基準点Oを通るまでサイドクラッチ機構220の左クラッチオフがコントローラー700の制御により行われ、境界線2300が座標軸基準点Oを通ったとき、境界線2300が縦座標軸Yと一致するように、サイドクラッチ機構220の右クラッチオフがコントローラー700の制御により行われる。
ズレθの角度のみならず横ズレαの距離もゼロになるまで、上述されたコントローラー700の制御は繰返し行われる。
畝撮像装置500の畝撮像カメラ510をパイプ151へ取付けるために、パイプ151は、車体左右方向における左側および右側の一方へのみ延長されてもよいし、左側および右側の両方へ延長されてもよい。
パイプ151が左側および右側の両方へ延長される場合において、鎮圧輪410の上方で外側へ延長されたパイプ151の両端部はハンドル110へ向かって後方へ曲げられ、左畝撮像カメラとしての畝撮像カメラ510、および右畝撮像カメラとしての畝撮像カメラ510がパイプ151の左後端部および右後端部へそれぞれ取付けられてもよいことは言うまでもない。
たとえば、左右畝撮像カメラとしての2台の畝撮像カメラ510の撮像結果を平均化するための指標値を算出して、ズレθのみならず横ズレαも車体左右方向において均一化することにより、サイドクラッチ機構220の制御系および伝動系を向上された測定精度で動作させることが望ましい。
つぎに、図11から13を主として参照しながら、本実施の形態のたまねぎ苗移植機の構成および動作についてさらにより具体的に説明する。
ここに、図11は本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の畝撮像装置500およびたまねぎ苗撮像装置600近傍の模式的な部分平面図であり、図12は本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の制御系のブロック図であり、図13は本発明における変形例の実施の形態のたまねぎ苗移植機の検出により得られるたまねぎ苗1000の間の株間距離dおよび条間距離Dの説明図である。
たまねぎ苗撮像装置600は、植付けられたたまねぎ苗1000の撮像を行う装置である。
コントローラー700は、たまねぎ苗撮像装置600により行われた撮像に基づき、車体前後方向において隣接するたまねぎ苗1000の間の株間距離dを検出し、株間距離dのズレが許容範囲にない場合において、アラートのための制御を行う。
コントローラー700は、たまねぎ苗撮像装置600により行われた撮像に基づき、車体左右方向において隣接するたまねぎ苗1000の間の条間距離Dを検出し、条間距離Dのズレが許容範囲にない場合において、アラートのための制御を行う。
たとえば、たまねぎ苗撮像カメラ610のたまねぎ苗撮像カメラ取付けプレート650を植付けホッパー320の近傍でまたは植付けホッパー320の上方でパイプ151へ取付けるためのボルトなどが挿入される、プレート取付け孔651が、パイプ151の中間部に穿孔される。たまねぎ苗撮像カメラ610は、植付けられたたまねぎ苗1000が撮像可能である位置へ取り付けられる。たまねぎ苗撮像カメラ610の取付け向きは、下向きである。
プレート取付け孔651は、たとえば、パイプ151へ取付けられる2本の植付けホッパー棒部材などの間の部分の中央部に穿孔される。
たまねぎ苗撮像カメラ取付けプレート650は、車体側面視においてL型である、L型プレートである。
たとえば、カメラ画像におけるたまねぎ苗1000の位置が、車体左右方向におけるたまねぎ苗撮像カメラ610のプレート組付き位置の調節により、容易に調節可能であるように、たまねぎ苗撮像カメラ610を苗撮像カメラ取付けプレート650へ取付けるためのボルトなどが挿入される、カメラ取付け孔611は長孔であってもよい。
カメラ取付け孔611の個数およびプレート取付け孔651の個数は、2またはそれを超える複数であってもよいし、単数であってもよい。
たまねぎ苗1000の色である緑色と、マルチング資材2200の色である白色または黒色と、畝2000の色である土色と、の間のカメラ画像における色識別が、行われる。たまねぎ苗1000のたまねぎ苗撮像領域1001の面積が色識別結果に基づいて求められるので、幾何中心とも呼ばれる面積中心が求められた面積に関して求められ、たまねぎ苗1000の植付け位置が測定される。
レーザーセンサー620は、たまねぎ苗撮像カメラ610の横側へ取付けられる。畝2000の畝面からのたまねぎ苗撮像カメラ610の高さがレーザーセンサー620を利用して測定可能であるので、カメラ画像の1ピクセルに対応する距離[mm]を測定されたたまねぎ苗撮像カメラ610の高さに基づいて求めることができる。
コスト削減を促進するために、たとえば、あらかじめ測定されたたまねぎ苗撮像カメラ610の高さをメモリなどに入力することにより、レーザーセンサー620は省略されてもよい。
車体前後方向において隣接するたまねぎ苗1000の間の株間距離dは、1本の植付け条において整列しているたまねぎ苗1000の面積中心を直線で結んで面積中心の間の距離を計算することによりリアルタイムで求められる。求められた株間距離dが設定された株間距離と一致せず、タイヤスリップが発生したと判断される場合において、株間距離修正を行うために、植付け速度調節または走行速度調節が植付け装置300の電動化にともなって採用されるモーターの制御を利用して行われてもよい。
車体左右方向において隣接するたまねぎ苗1000の間の条間距離Dは、隣接する2本の植付け条にわたって整列しているたまねぎ苗1000の面積中心を直線で結んで面積中心の間の距離を計算することによりリアルタイムで求められる。
1枚のカメラ画像における撮像されたたまねぎ苗1000の株数が3以上である場合において、たまねぎ苗1000の面積中心を結ぶ曲線が最小二乗法などで直線に近似され、最小二乗法における決定係数Rを利用することにより、たとえば、苗転びとも呼ばれる植付けブレが検出されてもよい。
面積中心のズレの発生などに基づいて、植付けブレが発生しやすいと判断されたとき、植付け速度調節または走行速度調節がサイドクラッチ機構220のクラッチオフを利用して行われてもよい。
コントローラー700は、車体前後方向を基準とした畝長手方向のズレが許容範囲にない場合において、アラートのための制御を行う。
たとえば、車体100がマルチング資材2200を基準として左側へズレた場合においては、植付けテーブル310の左側に設けられたアラートランプ710が点灯させられ、車体100がマルチング資材2200を基準として右側へズレた場合においては、植付けテーブル310の右側に設けられたアラートランプ710が点灯させられる仕様が、考えられる。作業者は、点灯させられたアラートランプ710を見て、車体100がマルチング資材2200を基準としてズレている、水平面内の車体左右ズレの向きを容易に知ることができる。
逆に、車体100がマルチング資材2200を基準として左側へズレた場合においては、植付けテーブル310の右側に設けられたアラートランプ710が点灯させられ、車体100がマルチング資材2200を基準として右側へズレた場合においては、植付けテーブル310の左側に設けられたアラートランプ710が点灯させられる仕様が、考えられる。作業者は、点灯させられたアラートランプ710を見て、サイドクラッチ機構220の左右クラッチについて点灯に対応するクラッチオフを行わせることにより、コントローラー700による高級な制御なしに、水平面内の車体左右ズレの向きを手動で修正することができる。
横ズレαのような車体左右方向を基準としたズレが、横座標軸XのX座標および縦座標軸YのY座標を利用して、株間距離dを求めるための1本の植付け条において整列しているたまねぎ苗1000を結ぶ直線と、マルチング資材2200と畝溝2100との間の境界線2300と、の間の車体左右方向における位置関係から測定されてもよい。
たまねぎ苗撮像装置600のたまねぎ苗撮像カメラ610の台数のみならず、たまねぎ苗撮像カメラ610へ取付けられるレーザーセンサー620の個数も、単数であってもよいし、2またはそれを超える複数であってもよい。
左たまねぎ苗撮像カメラとしてのたまねぎ苗撮像カメラ610、および右たまねぎ苗撮像カメラとしてのたまねぎ苗撮像カメラ610へ、畝2000の畝面からのたまねぎ苗撮像カメラ610の高さが検出可能であるように、レーザーセンサー620がそれぞれ取付けられる場合において、鉛直面内の車体左右ズレが、車体左右方向における傾きを表す、畝面からの高さの差として測定されてもよい。
たとえば、左右たまねぎ苗撮像カメラとしての2台のたまねぎ苗撮像カメラ610の撮像結果を平均化するための指標値を算出して、株間距離dのみならず条間距離Dも均一化することにより、サイドクラッチ機構220の制御系および伝動系を向上された測定精度で動作させることが望ましい。
アラートランプ710のようなランプが作業者により容易に認識されるように植付けテーブル310近傍の位置などへ取り付けられ、株間距離dまたは条間距離Dのズレの発生のみならず、欠株または植付けブレなどの発生がユーザーフレンドリーに警告されてもよい。
1枚のカメラ画像における撮像されたたまねぎ苗1000の株数が常に2以上であるように、たまねぎ苗撮像カメラ610の視野などが設定されているにもかかわらず、撮像されたたまねぎ苗1000の株数が1である、または連立するたまねぎ苗1000の間の検出された株間距離dが通常の株間距離の2倍以上である場合において、欠株が発生したと判断される仕様が、考えられる。
欠株が発生したと判断されたとき、作業者に欠株の発生を把握させるために、コントローラー700は、上述されたランプによるアラートのための制御を行ってもよいし、欠株発生の判断処理を行うとともに、車体100へ搭載されたGPS装置を利用して欠株発生GPS位置情報および欠株発生数情報の記録のための制御を行ってもよい。
なお、本発明に関連した発明のプログラムは、上述された本発明に関連した発明の移植機動作制御方法の全部または一部のステップ(または工程、動作および作用など)の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明に関連した発明の記録媒体は、上述された本発明に関連した発明の移植機動作制御方法の全部または一部のステップ(または工程、動作および作用など)の全部または一部の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、読取られたプログラムがコンピュータと協働して利用されるコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
なお、上述された「一部のステップ(または工程、動作および作用など)」は、それらの複数のステップの内の一つまたはいくつかのステップを意味する。
また、上述された「ステップ(または工程、動作および作用など)の動作」は、上述されたステップの全部または一部の動作を意味する。
また、本発明に関連した発明のプログラムの一利用形態は、インターネット、光、電波または音波などのような伝送媒体の中を伝送され、コンピュータにより読取られ、コンピュータと協働して動作するという形態であってもよい。
また、記録媒体としては、ROM(Read Only Memory)などが含まれる。
また、コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)などのような純然たるハードウェアに限らず、ファームウェア、OS(Operating System)、そしてさらに周辺機器を含んでもよい。
なお、上述されたように、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現されてもよいし、ハードウェア的に実現されてもよい。
本発明における移植機は、走行装置で容易に直進しながら畝へ移植物を植付けることができ、たまねぎ苗移植機などのような移植機に利用する目的に有用である。
100 車体
110 ハンドル
151 パイプ
200 走行装置
211 前輪
212 後輪
220 サイドクラッチ機構
300 植付け装置
310 植付けテーブル
320 植付けホッパー
400 鎮圧装置
410 鎮圧輪
500 畝撮像装置
510 畝撮像カメラ
511 カメラ取付け孔
550 畝撮像カメラ取付けプレート
551 プレート取付け孔
552 既存部材取付け孔
600 たまねぎ苗撮像装置
610 たまねぎ苗撮像カメラ
611 カメラ取付け孔
620 レーザーセンサー
650 たまねぎ苗撮像カメラ取付けプレート
651 プレート取付け孔
700 コントローラー
710 アラートランプ
1000 たまねぎ苗
1001 たまねぎ苗撮像領域
2000 畝
2100 畝溝
2200 マルチング資材
2300 境界線
2301、2302、2303、2304 境界点
X 横座標軸
Y 縦座標軸
O 座標軸基準点
θ ズレ
α 横ズレ
d 株間距離
D 条間距離

Claims (5)

  1. ハンドル(110)を備える、走行装置(200)で走行しながら植付けホッパー(320)で畝(2000)へ移植物(1000)を植付ける移植機であって、
    前記畝(2000)の撮像を行う畝撮像装置(500)と、
    前記畝撮像装置(500)により前記行われた撮像に基づき、前記畝(2000)の畝長手方向を検出し、車体前後方向を基準とした前記畝長手方向のズレが小さくなるように前記走行装置(200)の制御を行うコントローラー(700)と、
    前記植付けられた移植物(1000)の撮像を行う移植物撮像装置(600)を備え
    前記コントローラー(700)は、前記移植物撮像装置(600)により前記行われた撮像に基づき、前記車体前後方向において隣接する前記移植物(1000)の間の株間距離(d)を検出し、前記株間距離(d)のズレが許容範囲にない場合において、アラートのための制御を行い、
    前記ハンドル(110)の前方に車体(100)の左右方向外側に向かって延びるパイプ(151)を設け、
    前記パイプ(151)の外側両端部は前記ハンドル(110)より左右外側に突出すると共に、前記パイプ(151)の前記外側両端部は、それぞれ、前記ハンドル(110)に向かって後方に屈曲する延長部位を形成し、左右の前記延長部位それぞれに下向きに撮像する前記畝撮像装置(500)を取付け可能に構成し、
    前記植付けホッパー(320)の上方位置の前記パイプ(151)に下向きに撮像する前記移植物撮像装置(600)を設け、
    前記移植物撮像装置(600)は、前記パイプ(151)に対して車体左右方向に調節可能な移植物撮像装置取付けプレート(650)に取付けることを特徴とする移植機。
  2. 前記畝(2000)には、マルチング資材(2200)が敷設されており、
    前記畝長手方向は、画像処理を利用して検出される、前記畝(2000)の畝溝(2100)と前記マルチング資材(2200)との間の境界線(2300)の方向であることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  3. 前記撮像で得られた画像の縦座標軸(Y)の方向は、前記車体前後方向と一致しており、
    前記車体前後方向を前記基準とした前記畝長手方向の前記ズレは、前記縦座標軸(Y)の前記方向を基準とした前記境界線(2300)の前記方向のズレ(θ)であり、
    前記コントローラー(700)は、さらに、前記縦座標軸(Y)と直交する横座標軸(X)についての前記境界線(2300)の横ズレ(α)が小さくなるように前記走行装置(200)の制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の移植機。
  4. 土を鎮圧する鎮圧輪(410)を設け、
    前記畝撮像装置(500)は前記鎮圧輪(410)の上方に位置することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の移植機。
  5. 前記移植物撮像装置(600)の隣接位置に畝の高さを検出するレーザーセンサー(620)を設けることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の移植機。
JP2020192341A 2020-11-19 2020-11-19 移植機 Active JP7318625B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020192341A JP7318625B2 (ja) 2020-11-19 2020-11-19 移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020192341A JP7318625B2 (ja) 2020-11-19 2020-11-19 移植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022081049A JP2022081049A (ja) 2022-05-31
JP7318625B2 true JP7318625B2 (ja) 2023-08-01

Family

ID=81796510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020192341A Active JP7318625B2 (ja) 2020-11-19 2020-11-19 移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7318625B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185111A (ja) 2006-01-11 2007-07-26 Mayekawa Mfg Co Ltd 農作業支援機器のための農業用資材と該農業用資材を用いた農地、並びに該農地における農作業支援機器の進行方向認識方法
JP2008131877A (ja) 2006-11-28 2008-06-12 Sasaki Corporation ニンニク等の球根植え付け機
JP2010226982A (ja) 2009-03-26 2010-10-14 Iseki & Co Ltd 乗用苗植機
JP2016208871A (ja) 2015-04-30 2016-12-15 国立大学法人 鹿児島大学 作業機及びその制御方法
US20170006759A1 (en) 2015-07-08 2017-01-12 The Royal Institution For The Advancement Of Learning/Mcgill University Guidance system and steering control device for an agricultural vehicle
JP2017211734A (ja) 2016-05-24 2017-11-30 ヤンマー株式会社 自律走行経路生成システム
JP2018201373A (ja) 2017-05-31 2018-12-27 井関農機株式会社 移植機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185111A (ja) 2006-01-11 2007-07-26 Mayekawa Mfg Co Ltd 農作業支援機器のための農業用資材と該農業用資材を用いた農地、並びに該農地における農作業支援機器の進行方向認識方法
JP2008131877A (ja) 2006-11-28 2008-06-12 Sasaki Corporation ニンニク等の球根植え付け機
JP2010226982A (ja) 2009-03-26 2010-10-14 Iseki & Co Ltd 乗用苗植機
JP2016208871A (ja) 2015-04-30 2016-12-15 国立大学法人 鹿児島大学 作業機及びその制御方法
US20170006759A1 (en) 2015-07-08 2017-01-12 The Royal Institution For The Advancement Of Learning/Mcgill University Guidance system and steering control device for an agricultural vehicle
JP2017211734A (ja) 2016-05-24 2017-11-30 ヤンマー株式会社 自律走行経路生成システム
JP2018201373A (ja) 2017-05-31 2018-12-27 井関農機株式会社 移植機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022081049A (ja) 2022-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10582185B2 (en) Agricultural working machine
US11730071B2 (en) System and method for automatically estimating and adjusting crop residue parameters as a tillage operation is being performed
US20240268245A1 (en) Method for autonomous detection of crop location based on tool depth and location
US20100063681A1 (en) Method and arrangement for the steering of a vehicle
AU2006202812B2 (en) Method and system for vehicular guidance using a crop image
AU2006202804B2 (en) Method and system for vehicular guidance using a crop image
US20200288625A1 (en) Agricultural utility vehicle
US8060269B2 (en) Swath line creation including slope compensation for an automatic guidance system of a work vehicle
JP6737299B2 (ja) 作業車両
US8204654B2 (en) System and method for generation of an inner boundary of a work area
KR20170091110A (ko) 작업 차량
US20200068804A1 (en) Agricultural work machine
CN112363503B (zh) 一种基于激光雷达的果园车辆自动导航控制系统
JP4739860B2 (ja) 均平作業方法
EP2092273A1 (en) Tracking system configured to determine a parameter for use in guiding an implement attached to a work machine
US11429114B2 (en) Implement control of vehicle and implement combination
JP2016202061A (ja) 作業車両
JP7318625B2 (ja) 移植機
US11007830B2 (en) Method for assisting a hitching operation
CN115868316A (zh) 一种再生稻留茬高度自动调控系统和方法及收割机
US20230225236A1 (en) Agricultural Attachment for Cultivating Row Crops
CN112684483B (zh) 基于卫星和视觉融合的导航偏差感知及其信息获取方法
JP7499107B2 (ja) 農作業車両の自律走行システム
JP2020036569A (ja) 走行車両の走行制御装置
US20220137633A1 (en) Method for an online calibration, and calibration device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230323

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20230323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7318625

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150