JPH09121509A - ウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置 - Google Patents
ウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置Info
- Publication number
- JPH09121509A JPH09121509A JP27742995A JP27742995A JPH09121509A JP H09121509 A JPH09121509 A JP H09121509A JP 27742995 A JP27742995 A JP 27742995A JP 27742995 A JP27742995 A JP 27742995A JP H09121509 A JPH09121509 A JP H09121509A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- cover
- case
- gear cover
- worm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/031—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by covers or lids for gearboxes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小形軽量を損なうことなく製造効率を向上で
きるウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置を提供
する。 【解決手段】 ギヤケース6の外周に設けた凹部62に
ギヤカバー7の外周に形成された筒部72を嵌合するこ
とで、ギヤケース6の応力変形を防げ、シール材塗布の
効率を高めることができる。
きるウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置を提供
する。 【解決手段】 ギヤケース6の外周に設けた凹部62に
ギヤカバー7の外周に形成された筒部72を嵌合するこ
とで、ギヤケース6の応力変形を防げ、シール材塗布の
効率を高めることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用に使用され
るウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置に関する
ものである。
るウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ウォームギヤ付モータは小形軽量
化のための材料置き換え、部品点数の削減,加工・組立
工程の削減の取組みが推進されている。
化のための材料置き換え、部品点数の削減,加工・組立
工程の削減の取組みが推進されている。
【0003】以下に従来のウォームギヤ付モータのギヤ
カバー支持構造について、図3を参照しながら説明す
る。
カバー支持構造について、図3を参照しながら説明す
る。
【0004】図3に示すように電機子軸に配置されたウ
ォームギヤ1と噛み合うウォームホイール2からダンパ
ー3を介してトルク伝達板4に回転トルクが伝達され
る。出力軸5はギヤケース6の穴に挿入されトルク伝達
板4と係合する軸部51とこの軸部51より外径が大き
い頭部52がギヤケース6より露出し、相手機器と係合
してモータの回転トルクが伝達されることになる。
ォームギヤ1と噛み合うウォームホイール2からダンパ
ー3を介してトルク伝達板4に回転トルクが伝達され
る。出力軸5はギヤケース6の穴に挿入されトルク伝達
板4と係合する軸部51とこの軸部51より外径が大き
い頭部52がギヤケース6より露出し、相手機器と係合
してモータの回転トルクが伝達されることになる。
【0005】ギヤカバー7は、中心に凹部を設け出力軸
5を支持し、外周に筒部を設けギヤケース6の外周を挿
入することで出力軸5の芯出し、回転方向に位置ずれを
防止し、また、数ヶ所の爪部71を設けギヤケース6に
は爪部71に対応する凸部61を設け、ギヤカバー7の
爪部71をカシメることでギヤカバー7をギヤケース6
へ固定する。ギヤケース6とギヤカバー7の間にシール
材8を配置することで防水性を確保する。
5を支持し、外周に筒部を設けギヤケース6の外周を挿
入することで出力軸5の芯出し、回転方向に位置ずれを
防止し、また、数ヶ所の爪部71を設けギヤケース6に
は爪部71に対応する凸部61を設け、ギヤカバー7の
爪部71をカシメることでギヤカバー7をギヤケース6
へ固定する。ギヤケース6とギヤカバー7の間にシール
材8を配置することで防水性を確保する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のモー
タのギヤカバー支持構造は、小形軽量化の中での材料置
き換えでギヤケースがアルミダイカストより樹脂へ移行
し、ギヤカバーをギヤケースへカシメにて固定する時の
応力が経時変化および熱の付加によりギヤケースを変形
させ防水性に悪影響を与える。また、ギヤケース,ギヤ
カバー間の防水性を確保するためのシール材が組立後ギ
ヤケースの外側へはみ出て周囲の物へ付着し作業性が悪
く、乾燥時間を要するため物作りの効率が悪いという問
題点を有している。
タのギヤカバー支持構造は、小形軽量化の中での材料置
き換えでギヤケースがアルミダイカストより樹脂へ移行
し、ギヤカバーをギヤケースへカシメにて固定する時の
応力が経時変化および熱の付加によりギヤケースを変形
させ防水性に悪影響を与える。また、ギヤケース,ギヤ
カバー間の防水性を確保するためのシール材が組立後ギ
ヤケースの外側へはみ出て周囲の物へ付着し作業性が悪
く、乾燥時間を要するため物作りの効率が悪いという問
題点を有している。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、小形,軽量化を損なうことなく防水性を確保でき、
製造効率を高めることができるウォームギヤ付モータの
ギヤカバー支持装置を提供することを目的としている。
で、小形,軽量化を損なうことなく防水性を確保でき、
製造効率を高めることができるウォームギヤ付モータの
ギヤカバー支持装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のウォームギヤ付
モータのギヤカバー支持装置は上記目的を達成するため
に、ギヤカバーと係合するギヤケースの外周部に凹部を
設け、その凹部にギヤカバーの外周に形成された筒部を
嵌合してなるものである。
モータのギヤカバー支持装置は上記目的を達成するため
に、ギヤカバーと係合するギヤケースの外周部に凹部を
設け、その凹部にギヤカバーの外周に形成された筒部を
嵌合してなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1および図2を参照しながら説明する。
て、図1および図2を参照しながら説明する。
【0010】図に示すようにギヤケース6のギヤカバー
7との係合部に凹部62を設け、凹部62の中へギヤカ
バー7の外周に形成された筒部72を嵌合する。
7との係合部に凹部62を設け、凹部62の中へギヤカ
バー7の外周に形成された筒部72を嵌合する。
【0011】上記構成において動作を説明すると、ギヤ
ケース6の凹部62の内側の壁は従来通りギヤカバー7
と係合し、ギヤカバー7の位置決めとなる。凹部62の
外側の壁はギヤカバー7をギヤケース6へカシメにて固
定する際の応力による変形を防止する補強のリブとな
る。
ケース6の凹部62の内側の壁は従来通りギヤカバー7
と係合し、ギヤカバー7の位置決めとなる。凹部62の
外側の壁はギヤカバー7をギヤケース6へカシメにて固
定する際の応力による変形を防止する補強のリブとな
る。
【0012】また、凹部62はギヤケース6とギヤカバ
ー7の間の防水性を確保するシール材8のはみ出し分の
収納空間となる。
ー7の間の防水性を確保するシール材8のはみ出し分の
収納空間となる。
【0013】このように本発明の一実施の形態のウォー
ムギヤ付モータのギヤカバー支持装置によれば、ギヤケ
ース6の外周部に凹部62を設けるだけで、ギヤケース
の材料を見直すことなく部品を追加することなく容易に
防水性を確保し、製造効率を高めるギヤカバーの支持が
できる。
ムギヤ付モータのギヤカバー支持装置によれば、ギヤケ
ース6の外周部に凹部62を設けるだけで、ギヤケース
の材料を見直すことなく部品を追加することなく容易に
防水性を確保し、製造効率を高めるギヤカバーの支持が
できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ギヤカバ
ーと係合するギヤケースの外周部に凹部を設け、その凹
部にギヤカバーの外周に形成された筒部を嵌合すること
で、ギヤカバーをギヤケースへカシメる際のギヤケース
の応力変形を防止でき、ギヤケース,ギヤカバー間の防
水性確保のためのシール材はみ出しによる製造効率低下
も防止でき小形軽量で安価なウォームギヤ付モータのギ
ヤカバー支持装置を提供できる。
ーと係合するギヤケースの外周部に凹部を設け、その凹
部にギヤカバーの外周に形成された筒部を嵌合すること
で、ギヤカバーをギヤケースへカシメる際のギヤケース
の応力変形を防止でき、ギヤケース,ギヤカバー間の防
水性確保のためのシール材はみ出しによる製造効率低下
も防止でき小形軽量で安価なウォームギヤ付モータのギ
ヤカバー支持装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施の形態によるウォームギヤ付モ
ータのギヤカバー支持装置を示す断面図
ータのギヤカバー支持装置を示す断面図
【図2】本発明の一実施の形態によるウォームギヤ付モ
ータのギヤカバー支持装置を示す部分拡大断面図
ータのギヤカバー支持装置を示す部分拡大断面図
【図3】従来のウォームギヤ付モータのギヤカバー支持
装置を示す断面図
装置を示す断面図
1 ウォームギヤ 2 ウォームホイール 3 ダンパー 4 トルク伝達板 5 出力軸 6 ギヤケース 7 ギヤカバー 8 シール材 51 出力軸軸部 52 出力軸頭部 61 凸部 62 ギヤケース凹部 71 爪部 72 ギヤカバー筒部
Claims (1)
- 【請求項1】電機子に発生した回転トルクを電機子軸の
先端に配置されたウォームギヤを介して伝達されるウォ
ームホイールと、前記ウォームホイールと同軸上に配置
されるとともに、前記ウォームホイールより直接または
ダンパーを介して回転トルクを出力する出力板もしくは
出力軸を有するウォームギヤ付モータのギヤケースの外
周に、ギヤカバーの外周に形成された筒部と嵌合する凹
部を設けたウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27742995A JPH09121509A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | ウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27742995A JPH09121509A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | ウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09121509A true JPH09121509A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17583444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27742995A Pending JPH09121509A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | ウォームギヤ付モータのギヤカバー支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09121509A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011041341A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Asmo Co Ltd | モータ装置及びモータ装置の組付け方法 |
JP2013188091A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Minebea Co Ltd | 送風機 |
CN110323879A (zh) * | 2018-03-28 | 2019-10-11 | 发那科株式会社 | 旋转电机 |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP27742995A patent/JPH09121509A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011041341A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Asmo Co Ltd | モータ装置及びモータ装置の組付け方法 |
JP2013188091A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Minebea Co Ltd | 送風機 |
CN110323879A (zh) * | 2018-03-28 | 2019-10-11 | 发那科株式会社 | 旋转电机 |
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