JPH09120806A - アルカリ電池 - Google Patents
アルカリ電池Info
- Publication number
- JPH09120806A JPH09120806A JP7278741A JP27874195A JPH09120806A JP H09120806 A JPH09120806 A JP H09120806A JP 7278741 A JP7278741 A JP 7278741A JP 27874195 A JP27874195 A JP 27874195A JP H09120806 A JPH09120806 A JP H09120806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- metal
- heat
- packaging material
- alkaline battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱収縮性外装材で外装したアルカリ電池におい
て、外装材の損傷により生ずる外部ショートを防止し、
安全性の高いアルカリ電池を提供すること。 【解決手段】金属製電池缶１の開口部に電気絶縁性ガス
ケット６および金属封口板８を配置して封口し、外側を
熱収縮性外装材１０で外装したアルカリ電池において、
金属製電池缶１の開口部の端面およびその周縁部にホッ
トメルト樹脂をコーティングして熱収縮性外装材１０と
の間に電気絶縁被膜９を形成させ、熱収縮性外装材１０
が損傷しても外部ショートを生じさせないようにしたこ
とを特徴とする。
て、外装材の損傷により生ずる外部ショートを防止し、
安全性の高いアルカリ電池を提供すること。 【解決手段】金属製電池缶１の開口部に電気絶縁性ガス
ケット６および金属封口板８を配置して封口し、外側を
熱収縮性外装材１０で外装したアルカリ電池において、
金属製電池缶１の開口部の端面およびその周縁部にホッ
トメルト樹脂をコーティングして熱収縮性外装材１０と
の間に電気絶縁被膜９を形成させ、熱収縮性外装材１０
が損傷しても外部ショートを生じさせないようにしたこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はアルカリ電池に関
し、さらに詳しくは熱収縮性外装材で被包したアルカリ
電池の開口部の改良に関する。
し、さらに詳しくは熱収縮性外装材で被包したアルカリ
電池の開口部の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】発電要素を金属製電池缶に収容してなる
アルカリ電池では、その外周を金属製外装缶にて外装し
ていたが、近年、放電容量の高容量化のために素電池寸
法を大きくして、シュリンクラベルやシュリンクチュー
ブ等の熱収縮性外装材で素電池を被覆絶縁する構成をと
ることが多く、金属製外装缶を使う場合よりも簡素な外
装構造となっている。
アルカリ電池では、その外周を金属製外装缶にて外装し
ていたが、近年、放電容量の高容量化のために素電池寸
法を大きくして、シュリンクラベルやシュリンクチュー
ブ等の熱収縮性外装材で素電池を被覆絶縁する構成をと
ることが多く、金属製外装缶を使う場合よりも簡素な外
装構造となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
熱収縮性外装材は金属製外装缶よりも強度が弱く、電池
を使用する機器の電池収納ケースや端子形状によって
は、無理な力がかかることによりシュリンクラベルやシ
ュリンクチューブ等の熱収縮性外装材が損傷して、電池
が外部ショートを起こすことがある。
熱収縮性外装材は金属製外装缶よりも強度が弱く、電池
を使用する機器の電池収納ケースや端子形状によって
は、無理な力がかかることによりシュリンクラベルやシ
ュリンクチューブ等の熱収縮性外装材が損傷して、電池
が外部ショートを起こすことがある。
【０００４】このような外部ショートを防ぐための絶縁
被覆材料として、紫外線硬化樹脂を使用する例があるが
（特公平５−６３９０１）、紫外線は人体に有害である
ので、製造環境としてこれを使用することは好ましくな
く、また、一般に紫外線照射装置は大ががりで高価であ
り、コスト面でも好ましくない。
被覆材料として、紫外線硬化樹脂を使用する例があるが
（特公平５−６３９０１）、紫外線は人体に有害である
ので、製造環境としてこれを使用することは好ましくな
く、また、一般に紫外線照射装置は大ががりで高価であ
り、コスト面でも好ましくない。
【０００５】本発明はかかる問題に対処してなされたも
ので、熱収縮性外装材で外装したアルカリ電池におい
て、外装材の損傷による外部ショートを防止して安全性
の高いアルカリ電池を提供することを目的とするの
ので、熱収縮性外装材で外装したアルカリ電池におい
て、外装材の損傷による外部ショートを防止して安全性
の高いアルカリ電池を提供することを目的とするの
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、発
電要素を収納した金属製電池缶の開口部に電気絶縁性ガ
スケットおよび金属封口板を配置して封口し、金属製電
池缶外周面を熱収縮性外装材で被包したアルカリ電池に
おいて、金属製電池缶の開口部端面およびその周縁部に
ホットメルト樹脂をコーティングして熱収縮性外装材と
の間に電気絶縁被膜を形成させたことを特徴とする。
電要素を収納した金属製電池缶の開口部に電気絶縁性ガ
スケットおよび金属封口板を配置して封口し、金属製電
池缶外周面を熱収縮性外装材で被包したアルカリ電池に
おいて、金属製電池缶の開口部端面およびその周縁部に
ホットメルト樹脂をコーティングして熱収縮性外装材と
の間に電気絶縁被膜を形成させたことを特徴とする。
【０００７】本発明ではホットメルト樹脂の電気絶縁被
膜を熱収縮性外装材と金属製電池缶の開口部端面および
その周縁部との間に形成させたことにより、熱収縮性外
装材が損傷した場合でも外部ショートを防止することが
できる。
膜を熱収縮性外装材と金属製電池缶の開口部端面および
その周縁部との間に形成させたことにより、熱収縮性外
装材が損傷した場合でも外部ショートを防止することが
できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照して
説明する。図１は本発明の一実施例であるアルカリ電池
（ＪＩＳ規格ＬＲ６形（単３形））の断面図であり、図
２は本発明の一実施例であるアルカリ電池の電気絶縁被
膜形成箇所要部の断面図である。これらのアルカリ電池
の構成について以下に説明する。
説明する。図１は本発明の一実施例であるアルカリ電池
（ＪＩＳ規格ＬＲ６形（単３形））の断面図であり、図
２は本発明の一実施例であるアルカリ電池の電気絶縁被
膜形成箇所要部の断面図である。これらのアルカリ電池
の構成について以下に説明する。
【０００９】これらの図において、１は正極端子を兼ね
る有底円筒形の金属缶であり、この金属缶１内には円筒
状に加圧成型した正極合剤２が充填されている。正極合
剤２は、二酸化マンガン粉末とカーボン粉末とを混合
し、これを金属缶１内に収容し、所定の圧力で中空円筒
状に加圧成型したものである。また、正極合剤２の中空
部には、アセタール化ポリビニルアルコール繊維の不織
布からなる有底円筒状のセパレータ３を介してゲル状負
極４が充填されている。ゲル状負極４内には真鍮製の負
極集電棒５が、その上端部をゲル状負極４より突出する
ように挿着されている。
る有底円筒形の金属缶であり、この金属缶１内には円筒
状に加圧成型した正極合剤２が充填されている。正極合
剤２は、二酸化マンガン粉末とカーボン粉末とを混合
し、これを金属缶１内に収容し、所定の圧力で中空円筒
状に加圧成型したものである。また、正極合剤２の中空
部には、アセタール化ポリビニルアルコール繊維の不織
布からなる有底円筒状のセパレータ３を介してゲル状負
極４が充填されている。ゲル状負極４内には真鍮製の負
極集電棒５が、その上端部をゲル状負極４より突出する
ように挿着されている。
【００１０】負極集電棒５の突出部外周面および金属缶
１の上部内周面にはポリアミド樹脂からなる二重環状の
絶縁ガスケット６が配設されている。また、ガスケット
６の二重環状部の間にはリング状の金属板７が配設さ
れ、金属板７には負極端子を兼ねる帽子形の金属封口板
８が集電棒５の頭部に当接するように配設されている。
そして、金属缶１の開口縁を内方に屈曲させることによ
り、ガスケット６および金属封口板８で金属缶１内を密
封口している。
１の上部内周面にはポリアミド樹脂からなる二重環状の
絶縁ガスケット６が配設されている。また、ガスケット
６の二重環状部の間にはリング状の金属板７が配設さ
れ、金属板７には負極端子を兼ねる帽子形の金属封口板
８が集電棒５の頭部に当接するように配設されている。
そして、金属缶１の開口縁を内方に屈曲させることによ
り、ガスケット６および金属封口板８で金属缶１内を密
封口している。
【００１１】この金属缶１の開口部端面およびその周縁
部にホットメルト樹脂をコーティングして電気絶縁被膜
９を形成し、シュリンクラベル１０で外装する。ホット
メルト樹脂としてはエチレン酢酸ビニル共重合体やポリ
アミド樹脂（例えば富士化成工業（株）トーマイド５０
９）等が使用され、またホットメルト樹脂のコーティン
グはガンノズルからの吹きつけやローラー式コーター等
によって行われる。この電気絶縁被膜９の形成により、
熱収縮性外装材１０が損傷した場合でも電池の外部ショ
ートを防ぐことができる。また、これらのホットメルト
樹脂はほぼ瞬時に電気絶縁被膜を形成することができる
ので、量産性にも優れている。
部にホットメルト樹脂をコーティングして電気絶縁被膜
９を形成し、シュリンクラベル１０で外装する。ホット
メルト樹脂としてはエチレン酢酸ビニル共重合体やポリ
アミド樹脂（例えば富士化成工業（株）トーマイド５０
９）等が使用され、またホットメルト樹脂のコーティン
グはガンノズルからの吹きつけやローラー式コーター等
によって行われる。この電気絶縁被膜９の形成により、
熱収縮性外装材１０が損傷した場合でも電池の外部ショ
ートを防ぐことができる。また、これらのホットメルト
樹脂はほぼ瞬時に電気絶縁被膜を形成することができる
ので、量産性にも優れている。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアルカリ
電池は、金属缶の開口部端面およびその周縁部にホット
メルト樹脂をコーティングして熱収縮性外装材と間に電
気絶縁被膜９を形成したことにより、熱収縮性外装材が
損傷した場合でも電池の外部ショートを防ぐことができ
る。
電池は、金属缶の開口部端面およびその周縁部にホット
メルト樹脂をコーティングして熱収縮性外装材と間に電
気絶縁被膜９を形成したことにより、熱収縮性外装材が
損傷した場合でも電池の外部ショートを防ぐことができ
る。
【図１】本発明の一実施例であるアルカリ電池の断面
図。
図。
【図２】本発明の一実施例であるアルカリ電池の電気絶
縁被膜形成箇所要部の断面図。
縁被膜形成箇所要部の断面図。
１…正極端子を兼ねる金属缶、２…正極合剤、３…セパ
レータ、４…ゲル状負極、５…負極集電棒、６…絶縁ガ
スケット、７…リング金属板、８…負極端子を兼ねる金
属封口板、９…ホットメルト樹脂で形成した電気絶縁被
膜、１０…シュリンクラベル。
レータ、４…ゲル状負極、５…負極集電棒、６…絶縁ガ
スケット、７…リング金属板、８…負極端子を兼ねる金
属封口板、９…ホットメルト樹脂で形成した電気絶縁被
膜、１０…シュリンクラベル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小方 秀之 東京都品川区南品川三丁目４番10号 東芝 電池株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 発電要素を収納した金属製電池缶の開口
部に電気絶縁性ガスケットおよび金属封口板を配置して
封口し、金属製電池缶外周面を熱収縮性外装材で被包し
たアルカリ電池において、金属製電池缶の開口部端面お
よびその周縁部にホットメルト樹脂をコーティングして
熱収縮性外装材との間に電気絶縁被膜を形成させたこと
を特徴とするアルカリ電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7278741A JPH09120806A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | アルカリ電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7278741A JPH09120806A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | アルカリ電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09120806A true JPH09120806A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17601565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7278741A Pending JPH09120806A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | アルカリ電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09120806A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9287534B2 (en) | 2013-01-21 | 2016-03-15 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Rechargeable battery |
| WO2018190530A1 (ko) * | 2017-04-14 | 2018-10-18 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지 및 그 이차전지의 제조방법 |
| US10797274B2 (en) | 2015-10-26 | 2020-10-06 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Secondary battery |
| US11502359B2 (en) | 2017-10-11 | 2022-11-15 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Secondary battery |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP7278741A patent/JPH09120806A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9287534B2 (en) | 2013-01-21 | 2016-03-15 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Rechargeable battery |
| US10797274B2 (en) | 2015-10-26 | 2020-10-06 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Secondary battery |
| WO2018190530A1 (ko) * | 2017-04-14 | 2018-10-18 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지 및 그 이차전지의 제조방법 |
| JP2020514950A (ja) * | 2017-04-14 | 2020-05-21 | エルジー・ケム・リミテッド | 二次電池及びその二次電池の製造方法 |
| US11502359B2 (en) | 2017-10-11 | 2022-11-15 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Secondary battery |
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