JPH09119884A - 試験用回転式液槽装置およびその調整方法 - Google Patents

試験用回転式液槽装置およびその調整方法

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JPH09119884A
JPH09119884A JP30056595A JP30056595A JPH09119884A JP H09119884 A JPH09119884 A JP H09119884A JP 30056595 A JP30056595 A JP 30056595A JP 30056595 A JP30056595 A JP 30056595A JP H09119884 A JPH09119884 A JP H09119884A
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JP
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liquid tank
liquid
rail
tank
test
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JP30056595A
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Hidemi Niinai
英見 二井内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、試験水槽を回転させるようにし
て、地球の自転に伴うコリオリ力の影響を受ける流れの
研究調査を行なうための装置に関し、特に試験水槽の支
持手段を改良したものである。 【解決手段】 第1液槽1の内部に試験水槽としての第
2液槽1aが回転および浮上可能に設置され、同液槽1
aの底部から下方へ突設された軸受12付き軸5が、第1
液槽1の底部上のボス13のボス穴に嵌合している。第1
液槽1への液体供給により浮上する第2液槽1aは、そ
の上部のリング状レール3の上面を固定側の複数のロー
ラ16で受け止められ、同ローラ16の1つをモータ10で駆
動することにより、レール3を介して第2液槽1aを回
転させることができる。レール3はローラ16に当接する
直前に調整ネジで水平に調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地球の自転を表現
して、コリオリ力の影響を受ける流れの研究調査に適用
される、試験用回転式液槽装置およびその調整方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の試験用回転式液槽装置としては、
図7に示すようなものがあり、円形のテーブル32上に液
槽33が固定され、テーブル32は架台34に設けられた4個
のローラ35で支持されている。そして、テーブル軸36は
架台34に設けられた軸受37で保持される。可変速モータ
39の軸に取付けられた小径のプーリ40がベルト41でプー
リ38に連結されて、液槽33を円形テーブル32と共に回転
させる構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な従来の試験用回転式液槽装置では、以下の問題点があ
る。 (1) 液槽33が架台34における回転可能の円形テーブル32
に搭載されるため、同液槽33は小規模なものとなり、同
液槽33内に幾何学的な縮尺による地形模型や流れ発生装
置等を設けることは困難になる。 (2) 上記液槽33を大きくするためには、上記テーブル32
を大きくする必要があり、さらには同テーブル32の支持
用架台34や動力およびトルクの大きい可変速モータ等の
装置も大掛かりとなって、コストも高くなる。本発明
は、上述のような問題点の解消をはかろうとするもの
で、試験用に回転する液槽の支持手段を改良することに
より、同液槽の大型化を低コストで実現できるようにし
た試験用回転式液槽装置およびその調整方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の試験用回転式液槽装置は、液体の注排可能
な第1液槽と、同第1液槽の内部に収容されて同槽内の
液体により浮力を受ける試験用第2液槽と、同第2液槽
を鉛直の回転軸線まわりに回転可能に保持する第2液槽
保持手段と、同第2液槽の回転駆動手段とをそなえたこ
とを特徴としている。これにより、試験用第2液槽は、
同液槽を収容する第1液槽の内部の液体を排除した分だ
けアルキメデスの原理により重量を軽減されるので、上
記第2液槽の支持手段も簡易化されるようになり低コス
トで上記第2液槽の大型化が可能になる。そして、第2
液槽の保持手段と回転駆動手段とにより同第2液槽を定
位置で適切に回転させることができる。
【0005】また、本発明の試験用回転式液槽装置は、
上記第2液槽保持手段が、上記第1液槽の槽底上に設置
されたボスと、同ボスのボス穴に上方から昇降可能に嵌
入するように上記第2液槽の底部外面から軸受を介し下
方へ突設された軸とで構成されたことを特徴としてい
る。
【0006】さらに、本発明の試験用回転式液槽装置
は、上記第2液槽保持手段が、上記第1液槽の槽底から
軸受を介し上方へ突設された軸と、該軸に上方からボス
穴を嵌合するように上記第2液槽の底部外面に設けられ
たボスとで構成されたことを特徴としている。上述のよ
うに、第2液槽保持手段が、第1液槽の槽底上および第
2液槽の底部外面の一方と他方とにそれぞれ設けられた
鉛直方向の軸受付き軸と該軸の嵌合するボス穴付きボス
とで構成されることにより、第2液槽の浮力による上昇
を許容しながら、同液槽の水平方向への動きを拘束し、
上記の第1液槽内での第2液槽の保持を適切に行なえる
ようになる。
【0007】また、本発明の試験用回転式液槽装置は、
上記第1液槽の空槽状態で上記第2液槽に浮力が働かな
い時の同第2液槽の底部下面を支持する受台が、上記第
1液槽の底部に設けられたことを特徴としている。この
ように第2液槽に浮力が働かない場合の底部下面を支持
する受台が設けられると、不使用時における第2液槽の
保持が簡便に行なわれるようになる。
【0008】さらに、本発明の試験用回転式液槽装置
は、上記第2液槽の上部に上記鉛直の回転軸線を中心と
するリング状のレールが装着されて、上記第1液槽の内
部で起立する垂直柱の上部に、上記第2液槽の浮上に伴
って上記レールの上面に当接しうる複数のローラが装着
され、上記回転駆動手段が、上記ローラの少なくとも1
つを回転駆動するモータをそなえて構成されたことを特
徴としている。このように第2液槽が十分に浮上して、
そのリング状レールの上面が第1液槽内の垂直柱上部の
複数のローラに当接できるようになっていると、上記第
2液槽の水平保持が容易になり、また上記ローラの少な
くとも1つを回転駆動するモータをそなえた回転駆動手
段で、上記第2液槽の回転駆動が的確に行なえるように
なる。
【0009】また、本発明の試験用回転式液槽装置は、
上記第2液槽が円形底板付き竪形円筒状に形成されて、
同第2液槽の上部周縁に沿って上記リング状のレールが
装着され、同レールの上記第2液槽への取付位置を変化
させることにより同レールの水平調整を可能とする調整
ネジが設けられたことを特徴としている。このように上
記リング状のレールの水平調整を可能とする調整ネジが
設けられていると、同レールが上記ローラに当接する直
前の水平調整が容易になり、上記リングの各ローラへの
当接荷重を均等にして、回転ムラを起こさないようにす
ることができる。
【0010】さらに、本発明の試験用回転式液槽装置の
調整方法は、上記第1液槽に液体を供給することにより
上記第2液槽を浮上させ、上記レールが上記ローラに接
する手前で液体の供給を一旦停止し、バランスウェイト
等により上記第2液槽の水平調整を行なった後、上記調
整ネジを用いて上記レールの水平度を、トランスシフト
等により粗調整してからダイヤルゲージ等により微調整
を行なうことを特徴としている。これにより、上記第2
液槽におけるリング状レールの水平度が著しく精密に設
定されるようになる。
【0011】また、本発明の試験用回転式液槽装置の調
整方法は、上記第1液槽に液体を供給することにより上
記第2液槽を浮上させ、上記レールが上記ローラに接し
たところで上記第1液槽への液体の供給を停止し、上記
回転駆動手段により上記第2液槽を低速で回転させ、上
記第1液槽への液体の供給量を調整することにより、上
記第2液槽がスムーズに回転するよう調整することを特
徴としている。このように上記第1液槽内の液体の量が
適切に調整されて、上記第2液槽におけるリング状レー
ルの各ローラへの圧着強さが適切に保たれると、上記第
2液槽の上記回転駆動手段による回転駆動がムラなく円
滑に行なわれるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面により、本発明の一実施
形態としての試験用回転式液槽装置について説明する
と、図1は同装置の一部を省略して示す平面図、図2は
同装置の縦断面図、図3は同装置における第2液槽の上
部のレール取付け部分を示す部分平面図、図4は図3の
レール取付け部分の縦断面図、図5は図1の装置におけ
る第2液槽の内部に試験用地形模型を設置した状態を示
す平面図、図6は図5に対応させて上記試験用地形模型
についての観察用架台を装備した状態を示す立面図であ
る。
【0013】図1および図2に示すように、液体(水な
ど)の注排可能な第1液槽1の内部に円形底板付き竪形
円筒状の第2液槽1aが設置されており、具体的には第
1液槽1の底部上の支持枠6の中央部に立設されたボス
13のボス穴に、第2液槽1aの底部補強板4で補強され
た底部の外面に固着の軸受12から下方へ突設された軸5
が、上方から昇降可能に嵌入するようになっていて、こ
の第2液槽1aの降下状態では同液槽1aが支持枠6上
の受台15で支持されるようになっている。
【0014】第1液槽1に注水した状態では、第2液槽
1aが受台15から離脱して浮上するが、その際、軸受12
付き軸5とボス13とは第2液槽保持手段として第2液槽
1aの鉛直の回転軸線を中心とする回転は許容しなが
ら、その水平移動を拘束するようになっている。なお、
本実施形態では、第2液槽の底部下面に軸受12付き軸5
が設けられ、第1液槽の底部側に支持枠6を介してボス
穴付きボス13が設置されているが、これとは逆に第2液
槽の底部下面にボス穴付きボスを設け、同ボスのボス穴
が第1液槽の底部側に突設された軸受付き軸に上方から
嵌合するようにして、第2液槽保持手段が構成されても
よい。
【0015】第2液槽1aの上縁には、フランジ2がリ
ング状に形成されていて、図3および図4に示すごと
く、同フランジ2の上に調整ネジ21および固定ネジ22を
介してレール受板17が装着されるとともに、同レール受
板17上に調整ネジ21を介してリング状のレール3が設け
られており、このようにしてリング状レール3は第2液
槽1aの鉛直の回転軸線を中心として装着されている。
なお図2および図4に示すように、第2液槽1aの上縁
でレール3を支持するフランジ2は、フランジ補強板18
で補強されている。
【0016】また、図2に示すように、第2液槽1aの
浮上に伴ってレール3の当接する4個のローラ16が、支
持枠6上から起立する4本の垂直柱14の上部のローラ台
8に装着されており、同ローラ台8は座板7,ボルト19
およびナット20を介して垂直柱14に取付けられている。
そして、ローラ16の少なくとも1つを回転駆動する可変
速モータ10が、第1液槽1の内部に立設されたモータ台
9上に装備されており、同モータ10の回転軸とローラ軸
16aとの間には動力伝達用のチェーン・スプロケット機
構11が介装されている。
【0017】このようにして、第2液槽1aが浮上し、
レール3がローラ16に当接した状態で、第2液槽1aを
回転させるように、回転駆動手段が構成されている。な
お、本実施形態では、第2液槽1aを完全に浮上させロ
ーラ16に当接させた状態で第2液槽1aを回転駆動する
ようになっているが、この第2液槽1aは第1液槽1の
内部の液体を排除した分だけアルキメデスの原理により
重量を軽減されるので、同第2液槽1aを受台15上に簡
易な減摩支持手段(ベアリング)を介し支持した状態
で、その回転駆動を行なうようにしてもよい。
【0018】本実施形態の装置を試験用に使用する際に
は、例えば図5および図6に示すように、第2液槽1a
の内部に、地形模型24をそなえた角形水槽23が搭載さ
れ、ポンプ25および配管28により吐出側母管26から吸込
側母管27へ向かう水流を生じさせて、地形模型24の沿岸
の形状との関連についての調査研究が行なわれるが、そ
のとき第2液槽1aが回転駆動されることにより、地球
の自転に伴うコリオリ力の影響が加味されるようにな
る。
【0019】そこで、第2液槽1aの回転はムラ無く行
なわれる必要があり、そのため、リング状レール3が各
ローラ16に等しい押圧力(数kg/cm2)で接するよう
に、同レール3のローラ16への当接直前に第1液槽1へ
の液体供給を一旦停止し、同レール3の水平度を十分に
確保するようにしなければならない。このようなレール
3の水平度の調整に際しては、まずバランスウェイト29
等により第2液槽の水平を調整した後、前述の調整ネジ
21を用いてトランスシフト等によって調整されるが、こ
のようなトランスシフト等による粗調整の後、さらにダ
イヤルゲージ等により微調整を行なうと、レール3の水
平度が十分に得られるようになる。そして、レール受板
17へのレール3の固定は、固定ネジ22によって行なわれ
る。
【0020】このようにして、レール3の水平調整を行
なった後、第1液槽1への液体供給を再開し、レール3
が各ローラ16に接したところで第1液槽1への液体供給
を停止し、モータ10の作動により第2液槽1aを低速で
回転させて、第1液槽1への液体の供給量を調整するこ
とにより、第2液槽1aがスムーズに回転するように調
整する操作が行なわれる。これにより第2液槽1aはム
ラ無く回転するようになり、前述のコリオリ力の影響調
査が正確に行なわれるようになる。なお、図5および図
6において符号31はキャプタイヤコード(電線ケーブ
ル)を示し、図6において符号30は観察用架台の下部に
設けられた回転式電源ケーブル(オートリール)を示し
ている。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の試験用回
転式液槽装置およびその調整方法によれば、次のような
効果が得られる。 (1) 試験用第2液槽は、同液槽を収容する第1液槽の内
部の液体を排除した分だけアルキメデスの原理により重
量を軽減されるので、上記第2液槽の支持手段も簡易化
されるようになり、低コストで上記第2液槽の大型化が
可能になる。そして、第2液槽の保持手段と回転駆動手
段とにより同第2液槽を定位置で適切に回転させること
ができる。 (2) 第2液槽保持手段が、上記第1液槽の槽底上に設置
されたボスと、同ボスのボス穴に上方から昇降可能に嵌
入するように上記第2液槽の底部外面から軸受を介し下
方へ突設された軸とで構成されることにより、第2液槽
の浮力による上昇を許容しながら、同液槽の水平方向へ
の動きを拘束し、上記の第1液槽内での第2液槽の保持
を適切に行なえるようになる。 (3) 上記第2液槽保持手段が、上記第1液槽の槽底から
軸受を介し上方へ突設された軸と、該軸に上方からボス
穴を嵌合するように上記第2液槽の底部外面に設けられ
たボスとで構成された場合も、上記(2)項と同様の作用
効果が得られる。 (4) 上記第2液槽に浮力が働かない場合の底部下面を支
持する受台が第1液槽の内部に設けられると、不使用時
における第2液槽の保持が簡便に行なわれるようにな
る。 (5) 第2液槽が十分に浮上して、そのリング状レールの
上面が第1液槽内の垂直柱上部の複数のローラに当接で
きるようになっていると、上記第2液槽の水平保持が容
易になり、また上記ローラの少なくとも1つを回転駆動
するモータをそなえた回転駆動手段で、上記第2液槽の
回転駆動が的確に行なえるようになる。 (6) 上記リング状のレールの水平調整を可能とする調整
ネジが設けられていると、同レールが上記ローラに当接
する直前の水平調整が容易になり、上記リングの各ロー
ラへの当接荷重を均等にして、回転ムラを起こさないよ
うにすることができる。 (7) 上記第1液槽に液体を供給することにより上記第2
液槽を浮上させ、上記レールが上記ローラに接する手前
で上記液体の供給を一旦停止し、バランスウェイト等に
より上記第2液槽の水平調整を行なった後、上記調整ネ
ジを用いて上記レールの水平度を、トランスシフト等に
より粗調整してからダイヤルゲージ等により微調整を行
なうようにすると、上記第2液槽におけるリング状レー
ルの水平度が著しく精密に設定されるようになる。 (8) 上記第1液槽に液体を供給することにより上記第2
液槽を浮上させ、上記レールが上記ローラに接したとこ
ろで上記第1液槽への液体の供給を停止し、上記回転駆
動手段により上記第2液槽を低速で回転させ、上記第1
液槽への液体の供給量を調整することにより、上記第2
液槽がスムーズに回転するよう調整すると、上記第1液
槽内の液体の量が適切に調整されて、上記第2液槽にお
けるリング状レールの各ローラへの圧着強さが適切に保
たれるようになるので、上記第2液槽の上記回転駆動手
段による回転駆動がムラなく円滑に行なわれるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての試験用回転式液槽
装置について一部を省略して示す平面図である。
【図2】図1の装置の縦断面図である。
【図3】図1の装置における第2液槽のレール取付け部
分を示す部分平面図である。
【図4】図3のレール取付け部分の縦断面図である。
【図5】図1の装置における第2液槽の内部に試験用地
形模型を設置した状態を示す平面図である。
【図6】図5に対応させて試験用模型についての観察用
架台を装備した状態を示す立面図である。
【図7】従来の試験用回転式液槽装置を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 第1液槽 1a 第2液槽 2 フランジ 3 レール 4 補強板 5 軸 6 支持枠 7 座板 8 ローラ台 9 モータ台 10 可変速モータ 11 チェーン・スプロケット機構 12 軸受 13 ボス 14 垂直柱 15 受台 16 ローラ 16a ローラ軸 17 レール受板 18 フランジ補強板 19 ボルト 20 ナット 21 調整ネジ 22 固定ネジ 23 角形水槽 24 地形模型 25 ポンプ 26 吐出側母管 27 吸込側母管 28 配管 29 バランスウェイト 30 回転式電源ケーブル 31 キャプタイヤコード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体の注排可能な第1液槽と、同第1液
    槽の内部に収容されて同槽内の液体により浮力を受ける
    試験用第2液槽と、同第2液槽を鉛直の回転軸線まわり
    に回転可能に保持する第2液槽保持手段と、同第2液槽
    の回転駆動手段とをそなえたことを特徴とする、試験用
    回転式液槽装置。
  2. 【請求項2】 上記第2液槽保持手段が、上記第1液槽
    の槽底上に設置されたボスと、同ボスのボス穴に上方か
    ら昇降可能に嵌入するように上記第2液槽の底部外面か
    ら軸受を介し下方へ突設された軸とで構成されたことを
    特徴とする、請求項1に記載の試験用回転式液槽装置。
  3. 【請求項3】 上記第2液槽保持手段が、上記第1液槽
    の槽底から軸受を介し上方へ突設された軸と、該軸に上
    方からボス穴を嵌合するように上記第2液槽の底部外面
    に設けられたボスとで構成されたことを特徴とする、請
    求項1に記載の試験用回転式液槽装置。
  4. 【請求項4】 上記第1液槽の空槽状態で上記第2液槽
    に浮力が働かない時の同第2液槽の底部下面を支持する
    受台が、上記第1液槽の底部に設けられたことを特徴と
    する、請求項1〜3に記載の試験用回転式液槽装置。
  5. 【請求項5】 上記第2液槽の上部に上記鉛直の回転軸
    線を中心とするリング状のレールが装着されて、上記第
    1液槽の内部で起立する垂直柱の上部に、上記第2液槽
    の浮上に伴って上記レールの上面に当接しうる複数のロ
    ーラが装着され、上記回転駆動手段が、上記ローラの少
    なくとも1つを回転駆動するモータをそなえて構成され
    たことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに記
    載の試験用回転式液槽装置。
  6. 【請求項6】 上記第2液槽が円形底板付き竪形円筒状
    に形成されて、同第2液槽の上部周縁に沿って上記リン
    グ状のレールが装着され、同レールの上記第2液槽への
    取付位置を変化させることにより同レールの水平調整を
    可能とする調整ネジが設けられたことを特徴とする、請
    求項5に記載の試験用回転式液槽装置。
  7. 【請求項7】 上記第1液槽に液体を供給することによ
    り上記第2液槽を浮上させ、上記レールが上記ローラに
    接する手前で上記液体の供給を一旦停止し、バランスウ
    ェイト等により上記第2液槽の水平調整を行なった後、
    上記調整ネジを用いて上記レールの水平度を、トランス
    シフト等により粗調整してからダイヤルゲージ等により
    微調整を行なうことを特徴とする、請求項6に記載の試
    験用回転式液槽装置の調整方法。
  8. 【請求項8】 上記第1液槽に液体を供給することによ
    り上記第2液槽を浮上させ、上記レールが上記ローラに
    接したところで上記第1液槽への液体の供給を停止し、
    上記回転駆動手段により上記第2液槽を低速で回転さ
    せ、上記第1液槽への液体の供給量を調整することによ
    り、上記第2液槽がスムーズに回転するよう調整するこ
    とを特徴とする、請求項5または6に記載の試験用回転
    式液槽装置の調整方法。
JP30056595A 1995-10-25 1995-10-25 試験用回転式液槽装置およびその調整方法 Withdrawn JPH09119884A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103743541A (zh) * 2014-01-21 2014-04-23 哈尔滨工程大学 评估仿生非光滑表面减阻效果的试验装置及方法
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