JPH09118294A - 船体固定装置 - Google Patents

船体固定装置

Info

Publication number
JPH09118294A
JPH09118294A JP7302194A JP30219495A JPH09118294A JP H09118294 A JPH09118294 A JP H09118294A JP 7302194 A JP7302194 A JP 7302194A JP 30219495 A JP30219495 A JP 30219495A JP H09118294 A JPH09118294 A JP H09118294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hull
cylindrical body
arm
sill
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7302194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Shirotake
俊彦 城武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGATETSU KK
Original Assignee
NAGATETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAGATETSU KK filed Critical NAGATETSU KK
Priority to JP7302194A priority Critical patent/JPH09118294A/ja
Publication of JPH09118294A publication Critical patent/JPH09118294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 船台における船体の確実な転倒防止を図るこ
とを目的とする。 【解決手段】 陸上から海中に至る傾斜路1に敷設した
レール2に案内されて移動可能であって、上部に船体4
を載置する方形等のベースフレーム9,10からなる船
台3の左右両側に、それぞれポール5を立設し、かつ、
少なくとも左右いずれか一方のポール5を船台3から側
方へ進退可能に形成し、ポール5が船台3に進入した船
体4の舷側に当接して船体を挟持することにより船体4
の転倒を防止するとともに、船台3の略中央部上面に、
起倒可能な一対のアーム45にそれぞれ揺動座49を設
け、アーム45を起立させることにより揺動座49が船
台3に載置された船体4の船底に当接して船体4の転倒
を二重に防止する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船体固定装置に関す
るもので、特には小型船舶を昇降装置により揚陸させて
補修等を行うに際して、船体を転倒することなく船台に
固定するものである。
【0002】
【従来の技術】小型船舶の補修は船舶を陸上に引き上げ
て行うことが一般的に行われており、この場合、船舶を
載置して傾斜路をコロで移動する船台が用いられる。傾
斜路は一対のレールを陸上から所定深さの海中に延長し
て敷設し、この傾斜路のレールにコロを載置して船台を
海中に移動可能となし、海中に没した船台上に船舶を移
動させて載せ、かつ、固定して陸上にウインチ等で傾斜
路に沿って引き上げるというものである。そして、船台
に船舶を載置固定するには船舶の転倒防止手段を必要と
する。すなわち、船底はキールを頂点とする三角形状を
している反面、船台の上面は平坦だから左右の船側方向
へ転倒し易い。
【0003】そこで、船台の幅方向の略中央部にキール
接触検知体を昇降可能に設けるとともに、この検知体を
挟む左右両側にスプリングで付勢した心棒の上端部に揺
動座を設け、船体のキールがキール接触検知体に接触し
て負荷し、かつ、揺動座が三角形状の船底に当接して負
荷することにより、それぞれが下降し、かつ、キール接
触検知体の動作でストッパが揺動座の心棒と係合してそ
の昇降をロックするという転倒防止装置が提供されてい
る(実公平3−23437号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
告公報記載の考案によれば、海中の船台上に船体が進行
して船台を引き上げることにより自動的に作動する構成
である、船体が傾斜している場合はそのまま傾斜した状
態で船台に載置されることとなり、船体の姿勢を修正す
ることはできない。また船底のみの支持であるから、揺
動座がなんらかの理由で破損し若しくは外れたりすれ
ば、船体は転倒するために安定性、特に確実な安全性に
欠ける。
【0005】そこで、本発明は上記事情に鑑み、船台に
おける船体の確実な転倒防止を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる船体固定
装置は、請求項1によれば、陸上から海中に至る傾斜路
に案内されて移動可能であって、上部に船体を載置する
方形等のベースフレームからなる船台の左右両側に、そ
れぞれポールを立設し、かつ、少なくとも左右いずれか
一方のポールを船台から側方へ進退可能に形成し、該ポ
ールが船台に進入した船体の舷側に当接して船体を挟持
することにより船体の転倒を防止することを特徴とす
る。
【0007】請求項2によれば、船台に固定した外筒体
に内筒体をスライド可能に嵌合し、外筒体と内筒体間を
ねじシャフトとねじ筒で連結し、内筒体の外端部にポー
ルを立設すると共にこれに平行する支柱を立設し、該支
柱の上端部付近にホイールを回転自在に軸支し、該ホイ
ールの回転を傘歯車を介して支柱内に軸支したシャフト
を回転させ、該シャフトの回転を傘歯車を介して前記ね
じシャフトを回転させることにより、内筒体を外筒体か
ら進退動作させるようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項3によれば、陸上から海中に至る傾
斜路に案内されて移動可能であって、上部に船体を載置
する方形等のベースフレームからなる船台の略中央部上
面に、起倒可能な一対のアームにそれぞれ揺動座を設
け、該アームを起立させることにより揺動座が船台に載
置された船体の船底に当接して船体の転倒を防止するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項4によれば、船台に固定した枠体の
略中央部に一対のアームをそれぞれ回動可能に一端部を
ベルクランクを介して軸支するとともに他端部に揺動座
を設け、前記ベルクランクにねじ筒を回動可能に軸支し
て該ねじ筒にねじシャフトを係合し、該ねじシャフトを
前記枠体の側部においてクランクで回転可能に設けるこ
とにより、ねじシャフトを回転させるとアームが起倒
し、アームが起きたときは揺動座が船底に当接するよう
にしたことを特徴とする。
【0010】請求項5によれば、陸上から海中に至る傾
斜路に案内されて移動可能であって、上部に船体を載置
する方形等のベースフレームからなる船台の左右両側
に、それぞれポールを立設し、かつ、少なくとも左右い
ずれか一方のポールを船台から側方へ進退可能に形成
し、該ポールが船台に進入した船体の舷側に当接して船
体を挟持することにより船体の転倒を防止する船体挟持
装置と、陸上から海中に至る傾斜路に案内されて移動可
能であって、上部に船体を載置する方形等のベースフレ
ームからなる船台の略中央部上面に、起倒可能な一対の
アームにそれぞれ揺動座を設け、該アームを起立させる
ことにより揺動座が船台に載置された船体の船底に当接
して船体の転倒を防止する船底支承装置とからなること
を特徴とする。
【0011】請求項6によれば、船台に固定した外筒体
に内筒体をスライド可能に嵌合し、外筒体と内筒体間を
ねじシャフトとねじ筒で連結し、内筒体の外端部にポー
ルを立設すると共にこれに平行する支柱を立設し、該支
柱の上端部付近にホイールを回転自在に軸支し、該ホイ
ールの回転を傘歯車を介して支柱内に軸支したシャフト
を回転させ、該シャフトの回転を傘歯車を介して前記ね
じシャフトを回転させることにより、内筒体を外筒体か
ら進退動作させるようにした船体挟持装置と、船台に固
定した枠体の略中央部に一対のアームをそれぞれ回動可
能に一端部をベルクランクを介して軸支するとともに他
端部に揺動座を設け、前記ベルクランクにねじ筒を回動
可能に軸支して該ねじ筒にねじシャフトを係合し、該ね
じシャフトを前記枠体の側部においてクランクで回転可
能に設けることにより、ねじシャフトを回転させるとア
ームが起倒し、アームが起きたときは揺動座が船底に当
接するようにした船底支承装置とからなることを特徴と
する。
【0012】そして、前記ポールには舷側に当接する防
舷材が被覆されていることを特徴とし、前記揺動座には
船底に当接する弾性体が張設されていることを特徴と
し、前記揺動座はアームとの間にスプリングを介在して
揺動を規制し船底に自動的に当接するようにしたことを
特徴とし、前記船台は二つのベースフレームを連結具で
連結して構成されることを特徴とする。
【0013】したがって、上記構成によれば、海中にお
いて船台上に船体を誘導し、ポールに船体が挟持される
ように進入させることにより、船体が船台からずれて載
置されるのを防止でき、しかも船台が揚陸すればポール
が舷側に当接して船体の転倒を防止し、かつ、揚陸した
船台の船体支承装置を操作して揺動座を船底に当接させ
ることにより、船体の転倒を二重に防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
基づき説明する。図1に示すように、海中に突き出た傾
斜路1に敷設されたレール2上に船台3が移動可能に載
置され、船台3の上に船体4が載置固定され、船体4は
船台3に2カ所で設けられたポール5からなる船体挟持
装置6に船腹を挟持されて転倒防止され、かつ、船尾付
近の船底に当接する船底支承装置7により支持されてい
る。船台3は適宜のワイヤロープ8により図示しないウ
インチで巻き上げられてレール2を移動する。
【0015】船台3は、図2,3に示すように、正方形
のフレーム状に形成したベースフレーム9と矩形のベー
スフレーム10が連結杆11と連結具12を介して一体
に結合され、それぞれのベースフレーム9,10にはコ
ロ13が回転可能に軸支されている。ベースフレーム9
の略中央部とベースフレーム10の長手方向の両端部付
近には船底のキール部を載置する枕木14が固定されて
いる。さらに、ベースフレーム9,10には船体挟持装
置6が取り付けられ、またベースフレーム10には船底
支承装置7が取り付けられている。
【0016】船体挟持装置6は、図4に示すように、ベ
ースフレーム9,10に固定した支持部21に角パイプ
状の外筒部15が固定され、外筒部15の一端部側にス
ライドして伸縮可能な角パイプ状の内筒部16と、他端
部側には突出固定された内筒部16aとからなり、内筒
部16,16aの先端部にはそれぞれポール5が垂直に
立ち上げて立設されている。このポール5に隣接かつ平
行してパイプ状の支持柱17が内筒部16の先端部に立
設されている。ポール5にはゴム等の弾性体からなる防
舷材18を被覆してある。
【0017】このポール5と支持柱17は、船台3がレ
ール2上に載置されているとき、ベースフレーム9,1
0から鉛直となるように傾斜して立設されている。スラ
イド可能な内筒部16に立設された支持柱17の上端部
にはチェーンホイール19が回転可能に軸支され、この
チェーンホイール19にチェーン20が巻回され、その
チェーン20は環状にループして垂下し、チェーン20
を船上から引くことによりチェーンホイール19が回転
する。
【0018】図5に示すように、チェーンホイール19
のシャフト22には傘歯車23が軸着され、この傘歯車
23と噛合する傘歯車24を上端部に軸着したシャフト
25が支持柱17の内部に回転自在に挿入されている。
シャフト25は前記内筒部16内に延伸してその下端部
に傘歯車26を軸着してある。傘歯車26に噛合する傘
歯車27を有するねじシャフト28が内筒部16から外
筒部15内に延伸し、外筒部15内に固定したねじ筒2
9に嵌合している。
【0019】ねじシャフト28は外周面にねじ山30を
形成してあり、ねじ筒29はこのねじ30と係合するね
じ31を内周面に形成してある。したがって、ねじシャ
フト28が回転すると、ねじ筒29とのねじ30,31
を介しねじシャフト28がねじ筒29から進退できるか
ら、内筒部16は外筒部15に対して伸縮できる。な
お、内筒部16aにも上記構成を実施して左右の内筒部
16,16aが共に伸縮できるようにしても良い。
【0020】船底支承装置7は、図6〜8に示すよう
に、ベースフレーム10に固定する枠体32の両端部か
ら略中央部にかけてそれぞれねじシャフト33を回転可
能に軸支し、枠体32から突出させたねじシャフト33
の一端部にスプロケット34を軸着し、このスプロケッ
ト34とチェーン35を介して連動可能なスプロケット
36を支持部材37で回転可能に軸支し、かつ、そのス
プロケット36の軸38にはクランクハンドル39を装
着してある。クランクハンドル39は取り外し可能に装
着するのがよい。
【0021】一方、ねじシャフト33の他端部に形成さ
れたねじ40にはねじ筒41が嵌合し、このねじ筒41
にピン42を介してベルクランク43が回動可能に軸支
され、ベルクランク43の略中央部は軸44でブラケッ
ト51に回動可能に軸支され、ブラケット51は枠体3
2に固定されている。ベルクランク43にはアーム45
の一端部が連結され、アーム45の他端部には直交する
支持部46とそれに固定したブラケット47とコイルス
プリング48を介して揺動座49がピン50で揺動可能
に軸支されている。揺動座49はゴムなどの弾性体が張
設されている。支持部46はアーム45にスライド可能
に嵌合し、アーム45に所定間隔で穿設された透孔52
に適宜のピンを介して位置変更をすることができる。揺
動座49の一部の船底が当接すれば、コイルスプリング
48の力でその平坦面が船底に張り付くように揺動でき
る。
【0022】次に上記実施の形態における作用について
説明すると、レール2に沿って船台3を水中に移動し、
船体4をその上に移動させてポール5,5間に進入さ
せ、船上の作業員がそのポール5,5を引いて船体4の
適宜箇所に移動させてポール5,5を舷側に配置する。
これにより船体4は船台3上にずれることなく正しく位
置することができる。そして、船体4上でチェーン20
を引いてチェーンホイール19を回転駆動させると、シ
ャフト25及びねじシャフト28が回転し、内筒部16
が外筒部15内に引き込まれ、左右両側のポール5が舷
側に移動して防舷材18が当接する。これにより、船体
4はポール5で挟持されるために転倒することが第1次
的に防止される。
【0023】そして船底のキール部をベースフレーム
9,10の枕木14に載り上げて固定するとともに、ベ
ースフレーム9,10をコロ13を介しレール2に沿っ
て陸上に引き上げる。ベースフレーム10が陸上に上が
ると、クランクハンドル39でスプロケット36を回転
駆動してスプロケット34を回転させることにより、図
8において、ねじシャフト33が回転してねじ筒41が
左方向へ移動し、これによりベルクランク43が軸44
を中心として時計方向へ回動し、アーム45が枠体32
から起立し、図9に示すように、揺動座49がキールを
中心とする左右両側の船底に圧接する。これにより、船
体4は揺動座49に支承されるために転倒することが第
2次的に防止される。
【0024】かくして、船体4は舷側に当接する4本の
ポール5で転倒するのが防止され、また、船底に当接す
る船底支承装置7により船台3に固定されるから、船体
4は船台3に対して二重の転倒防止手段が施されること
となり、万一、その一方が破損しても他方が有効に作用
するために危険をもたらすことはない。
【0025】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、船体挟持
装置は海中において船台上に正しく船体を誘導するため
の手段として作用するとともに、揚陸後は船体を転倒か
ら防止することができる。また、船底支承装置は船体挟
持装置の破損等の場合にこれを補填することができる。
【0026】かくして、船台における船体の転倒を、船
体挟持装置と船底支承装置とにより、二重に防止できる
ようにしたので、いずれか一方が破損等をしても他方が
これを補い得るために、船体の転倒が阻止されて危険を
生じない船台を得ることができた。したがって、船体の
安全な修理作業を保障することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図。
【図2】船台の側面図。
【図3】船台の平面図。
【図4】船体挟持装置の断面正面図。
【図5】船体挟持装置の要部説明図。
【図6】船底支承装置の平面図。
【図7】船底支承装置の正面図。
【図8】船底支承装置の要部説明図。
【図9】船底支承装置の作用説明図。
【符号の説明】
1…傾斜路 2…レール 3…船台 4…船体 5…ポール 6…船体挟持装置 7…船底支承装置 9,10…ベースフレーム 15…外筒部 16,16a…内筒部 17…支持柱 18…防舷材 19…チェーンホイール 22,25…シャフト 23,24,26…傘歯車 28…ねじシャフト 29…ねじ筒 32…枠体 33…ねじシャフト 39…ハンドル 43…ベルクランク 45…アーム 48…コイルスプリング 49…揺動座

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陸上から海中に至る傾斜路に案内されて
    移動可能であって、上部に船体を載置する方形等のベー
    スフレームからなる船台の左右両側に、それぞれポール
    を立設し、かつ、少なくとも左右いずれか一方のポール
    を船台から側方へ進退可能に形成し、該ポールが船台に
    進入した船体の舷側に当接して船体を挟持することによ
    り船体の転倒を防止することを特徴とする船体固定装
    置。
  2. 【請求項2】 船台に固定した外筒体に内筒体をスライ
    ド可能に嵌合し、外筒体と内筒体間をねじシャフトとね
    じ筒で連結し、内筒体の外端部にポールを立設すると共
    にこれに平行する支柱を立設し、該支柱の上端部付近に
    ホイールを回転自在に軸支し、該ホイールの回転を傘歯
    車を介して支柱内に軸支したシャフトを回転させ、該シ
    ャフトの回転を傘歯車を介して前記ねじシャフトを回転
    させることにより、内筒体を外筒体から進退動作させる
    ようにしたことを特徴とする船体固定装置。
  3. 【請求項3】 陸上から海中に至る傾斜路に案内されて
    移動可能であって、上部に船体を載置する方形等のベー
    スフレームからなる船台の略中央部上面に、起倒可能な
    一対のアームにそれぞれ揺動座を設け、該アームを起立
    させることにより揺動座が船台に載置された船体の船底
    に当接して船体の転倒を防止することを特徴とする船体
    固定装置。
  4. 【請求項4】 船台に固定した枠体の略中央部に一対の
    アームをそれぞれ回動可能に一端部をベルクランクを介
    して軸支するとともに他端部に揺動座を設け、前記ベル
    クランクにねじ筒を回動可能に軸支して該ねじ筒にねじ
    シャフトを係合し、該ねじシャフトを前記枠体の側部に
    おいてクランクで回転可能に設けることにより、ねじシ
    ャフトを回転させるとアームが起倒し、アームが起きた
    ときは揺動座が船底に当接するようにしたことを特徴と
    する船体固定装置。
  5. 【請求項5】 陸上から海中に至る傾斜路に案内されて
    移動可能であって、上部に船体を載置する方形等のベー
    スフレームからなる船台の左右両側に、それぞれポール
    を立設し、かつ、少なくとも左右いずれか一方のポール
    を船台から側方へ進退可能に形成し、該ポールが船台に
    進入した船体の舷側に当接して船体を挟持することによ
    り船体の転倒を防止する船体挟持装置と、陸上から海中
    に至る傾斜路に案内されて移動可能であって、上部に船
    体を載置する方形等のベースフレームからなる船台の略
    中央部上面に、起倒可能な一対のアームにそれぞれ揺動
    座を設け、該アームを起立させることにより揺動座が船
    台に載置された船体の船底に当接して船体の転倒を防止
    する船底支承装置とからなることを特徴とする船体固定
    装置。
  6. 【請求項6】 船台に固定した外筒体に内筒体をスライ
    ド可能に嵌合し、外筒体と内筒体間をねじシャフトとね
    じ筒で連結し、内筒体の外端部にポールを立設すると共
    にこれに平行する支柱を立設し、該支柱の上端部付近に
    ホイールを回転自在に軸支し、該ホイールの回転を傘歯
    車を介して支柱内に軸支したシャフトを回転させ、該シ
    ャフトの回転を傘歯車を介して前記ねじシャフトを回転
    させることにより、内筒体を外筒体から進退動作させる
    ようにした船体挟持装置と、船台に固定した枠体の略中
    央部に一対のアームをそれぞれ回動可能に一端部をベル
    クランクを介して軸支するとともに他端部に揺動座を設
    け、前記ベルクランクにねじ筒を回動可能に軸支して該
    ねじ筒にねじシャフトを係合し、該ねじシャフトを前記
    枠体の側部においてクランクで回転可能に設けることに
    より、ねじシャフトを回転させるとアームが起倒し、ア
    ームが起きたときは揺動座が船底に当接するようにした
    船底支承装置とからなることを特徴とする船体固定装
    置。
  7. 【請求項7】 ポールには舷側に当接する防舷材が被覆
    されていることを特徴とする請求項1,2,5又は6記
    載の船体固定装置。
  8. 【請求項8】 揺動座には船底に当接する弾性体が張設
    されていることを特徴とする請求項3,4,5又は6記
    載の船体固定装置。
  9. 【請求項9】 揺動座はアームとの間にスプリングを介
    在して揺動を規制し船底に自動的に当接するようにした
    ことを特徴とする請求項3,4,5又は6記載の船体固
    定装置。
  10. 【請求項10】 船台は二つのベースフレームを連結具
    で連結して構成されることを特徴とする請求項1から9
    のいずれか記載の船体固定装置。
JP7302194A 1995-10-25 1995-10-25 船体固定装置 Pending JPH09118294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7302194A JPH09118294A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 船体固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7302194A JPH09118294A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 船体固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09118294A true JPH09118294A (ja) 1997-05-06

Family

ID=17906076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7302194A Pending JPH09118294A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 船体固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09118294A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000043787A (ja) * 1998-07-27 2000-02-15 Okishin Senpaku Kogyo:Kk 上架用台車の船体誘導案内固定装置
JP2002002589A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Marine Hydrotec Co Ltd 船体センタリング装置
KR100819546B1 (ko) * 2006-07-18 2008-04-08 이상철 선박이송용 대차
CN106956755A (zh) * 2016-01-08 2017-07-18 上海船厂船舶有限公司 滑板组

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622198U (ja) * 1992-08-28 1994-03-22 株式会社▲高▼澤製作所 小型船舶の上架装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622198U (ja) * 1992-08-28 1994-03-22 株式会社▲高▼澤製作所 小型船舶の上架装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000043787A (ja) * 1998-07-27 2000-02-15 Okishin Senpaku Kogyo:Kk 上架用台車の船体誘導案内固定装置
JP2002002589A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Marine Hydrotec Co Ltd 船体センタリング装置
KR100819546B1 (ko) * 2006-07-18 2008-04-08 이상철 선박이송용 대차
CN106956755A (zh) * 2016-01-08 2017-07-18 上海船厂船舶有限公司 滑板组

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5067428A (en) Portable boat dock
US3426719A (en) Marine transfer device
US3204417A (en) Underwater pipe laying apparatus
US3753355A (en) Lifting dry dock
US4505619A (en) Combined boat trailer and portable dock apparatus
US6273016B1 (en) Portable support assembly for watercraft
AU2008288209B2 (en) Pipe laying apparatus and method
US4224005A (en) Truss rig
SU1466645A3 (ru) Прибрежна система обработки груза
US3978993A (en) Vertically adjustable pipe racking apparatus
US20120152163A1 (en) Dock-side cradle
MX2008011160A (es) Sistema de almacenamiento de embarcacion individual de gran escala.
US4595313A (en) Boat hoist
JPH09118294A (ja) 船体固定装置
US4714375A (en) Seaplane and dock lift
US3106826A (en) Portable dock
US5240347A (en) Collapsible boat lift
US9334021B1 (en) Pontoon boat having extendable underwater platform
US2888152A (en) Pivoting davit
US6502525B2 (en) Marine carrier
FR2580305A1 (fr) Procede pour la pose de nappes textiles sur des zones immergees et dispositif pour sa mise en oeuvre
US3353363A (en) Portable boat ramp
KR200493443Y1 (ko) 지지 장치
JPS5836632Y2 (ja) 小型船の昇降装置
US3593530A (en) Marine platform with removal column clamps