JPH09117813A - 金属板の穴の簡易型座ぐり、面とり機 - Google Patents
金属板の穴の簡易型座ぐり、面とり機Info
- Publication number
- JPH09117813A JPH09117813A JP30043495A JP30043495A JPH09117813A JP H09117813 A JPH09117813 A JP H09117813A JP 30043495 A JP30043495 A JP 30043495A JP 30043495 A JP30043495 A JP 30043495A JP H09117813 A JPH09117813 A JP H09117813A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- air
- metal plate
- chamfering
- reamer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、作業者が作業をし易くし、先端の
面取りリ−マに力が十分かかるようにすると共に、火
花、鉄粉、グラインダ−粉が顔にかかったり、目に入っ
たりする危険性を解消した簡易型座ぐり、面取り機を提
供する。 【構成】下端に面取りリ−マ13を接続した小型ドリル
11と、該小型ドリルの上端に、接合ニップル14を介
して高さ調節可能に接続した上端にパイプ状ハンドル部
を連設したパイプ16とを具備し、前記ハンドル部の一
方のパイプ17の先端部は閉鎖し、他方のパイプ18は
エア−の導入を制御するエア−の導入制御具に接続し
た。
面取りリ−マに力が十分かかるようにすると共に、火
花、鉄粉、グラインダ−粉が顔にかかったり、目に入っ
たりする危険性を解消した簡易型座ぐり、面取り機を提
供する。 【構成】下端に面取りリ−マ13を接続した小型ドリル
11と、該小型ドリルの上端に、接合ニップル14を介
して高さ調節可能に接続した上端にパイプ状ハンドル部
を連設したパイプ16とを具備し、前記ハンドル部の一
方のパイプ17の先端部は閉鎖し、他方のパイプ18は
エア−の導入を制御するエア−の導入制御具に接続し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属板の穴の座
ぐり、面取りに使用するエア−グラインダ−に係り、詳
記すれば、金属板の穴の座ぐり、面取り作業を容易とし
たエア−で駆動する金属板の穴の簡易型座ぐり、面取り
機に関するものである。
ぐり、面取りに使用するエア−グラインダ−に係り、詳
記すれば、金属板の穴の座ぐり、面取り作業を容易とし
たエア−で駆動する金属板の穴の簡易型座ぐり、面取り
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、金属板の穴の座ぐり、面取り作
業に於いては、簡易型のものとしては、図2に示すよう
に、エア−の導入を制御する操作レバ−4を固定した筒
状ドリル本体1の下端に、チャック2によって面取りリ
−マ3を装着し、前記筒状ドリル本体1の上端からエア
−を導入して面取りリ−マ3を回転させるエア−グライ
ンダ−が使用されていた。
業に於いては、簡易型のものとしては、図2に示すよう
に、エア−の導入を制御する操作レバ−4を固定した筒
状ドリル本体1の下端に、チャック2によって面取りリ
−マ3を装着し、前記筒状ドリル本体1の上端からエア
−を導入して面取りリ−マ3を回転させるエア−グライ
ンダ−が使用されていた。
【0003】このエア−グラインダ−で金属板の穴の座
ぐり、面取り作業をするには、金属板を地面若しくは固
定台に置いて、作業者が筒状ドリル本体1を手で持っ
て、かがみ込んだ姿勢で、先端の面取りリ−マ3を金属
板の穴に当て、操作レバー4を押して面取りリ−マ3を
回転させて作業を行っていた。
ぐり、面取り作業をするには、金属板を地面若しくは固
定台に置いて、作業者が筒状ドリル本体1を手で持っ
て、かがみ込んだ姿勢で、先端の面取りリ−マ3を金属
板の穴に当て、操作レバー4を押して面取りリ−マ3を
回転させて作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、金属板を地
面に置いたままで作業者がかがみ込んで金属板の穴に直
接グラインダ−を当てて作業を行う場合は、無理な姿勢
となるので、作業者が腰痛等を起こす場合が多いほか、
顔と金属板とが近接しているため、飛散する火花、鉄
粉、グラインダ−粉が顔にかかり火傷を負ったり、目に
入る等の問題があった。そればかりか、回転するグライ
ンダ−を、手、腕だけで支えているため、力が入らず、
作業に支障をきたす場合があった。
面に置いたままで作業者がかがみ込んで金属板の穴に直
接グラインダ−を当てて作業を行う場合は、無理な姿勢
となるので、作業者が腰痛等を起こす場合が多いほか、
顔と金属板とが近接しているため、飛散する火花、鉄
粉、グラインダ−粉が顔にかかり火傷を負ったり、目に
入る等の問題があった。そればかりか、回転するグライ
ンダ−を、手、腕だけで支えているため、力が入らず、
作業に支障をきたす場合があった。
【0005】また、予め金属板を固定台の上に乗せて、
作業者が金属板にグラインダ−を直接つけて作業を行う
場合は、作業者が腰痛等を起こす不具合は解消されるも
のの、他の上記不具合は解消されない。更にこの場合
は、大きな金属板をクレーン等で所定場所にセットする
余計な工程が増えて、著しく作業効率が低下すると共
に、重量物移動に伴う危険性が増大する等新たな問題を
招来する。この発明は、上記した問題点を一挙に解決し
た主として橋梁主桁等の重量物の金属板の穴の座ぐり、
面取りに好適な簡易型座ぐり、面取り機を提供すること
を目的とする。
作業者が金属板にグラインダ−を直接つけて作業を行う
場合は、作業者が腰痛等を起こす不具合は解消されるも
のの、他の上記不具合は解消されない。更にこの場合
は、大きな金属板をクレーン等で所定場所にセットする
余計な工程が増えて、著しく作業効率が低下すると共
に、重量物移動に伴う危険性が増大する等新たな問題を
招来する。この発明は、上記した問題点を一挙に解決し
た主として橋梁主桁等の重量物の金属板の穴の座ぐり、
面取りに好適な簡易型座ぐり、面取り機を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
構成は、下端に面取りリ−マを接続した小型ドリルと、
該小型ドリルの上端に、接合ニップルを介して高さ調節
可能に接続した上端にパイプ状ハンドル部を連設したパ
イプとを具備し、前記ハンドル部の一方のパイプの先端
部は閉鎖し、他方のパイプはエア−の導入を制御するエ
ア−の導入制御具に接続し、該エア−導入制御具にエア
−を導入し、エア−圧5〜6Kg/cm2で、前記面取
りリ−マを回転させるように構成してなることを特徴と
する。
構成は、下端に面取りリ−マを接続した小型ドリルと、
該小型ドリルの上端に、接合ニップルを介して高さ調節
可能に接続した上端にパイプ状ハンドル部を連設したパ
イプとを具備し、前記ハンドル部の一方のパイプの先端
部は閉鎖し、他方のパイプはエア−の導入を制御するエ
ア−の導入制御具に接続し、該エア−導入制御具にエア
−を導入し、エア−圧5〜6Kg/cm2で、前記面取
りリ−マを回転させるように構成してなることを特徴と
する。
【0007】要するにこの発明は、小型ドリルの上端に
上下動可能にパイプを接続して高さ調節可能とし、該パ
イプの上端にハンドルを設けることにより、作業者が作
業をし易くし、先端の面取りリ−マに力が十分かかるよ
うにすると共に、火花、鉄粉、グラインダ−粉が顔にか
かったり、目に入ったりする危険性を解消したことを要
旨とするものである。しかして、従来、ハンドル部を設
け且つ作業のし易い高さに調節可能な座ぐり、面取り機
は全く市販されていないし、このような発想も全く知ら
れていない。
上下動可能にパイプを接続して高さ調節可能とし、該パ
イプの上端にハンドルを設けることにより、作業者が作
業をし易くし、先端の面取りリ−マに力が十分かかるよ
うにすると共に、火花、鉄粉、グラインダ−粉が顔にか
かったり、目に入ったりする危険性を解消したことを要
旨とするものである。しかして、従来、ハンドル部を設
け且つ作業のし易い高さに調節可能な座ぐり、面取り機
は全く市販されていないし、このような発想も全く知ら
れていない。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1に示すように、筒状小型ドリル1
1の下端には、チャック12を介して面取りリ−マ13
が装着されている。筒状小型ドリル11の上端には、接
合ニップル14を介して、パイプをT字型に連設した治
具15が螺合接続されている。T字型治具15は、小型
ドリル11を作業者に応じた操作し易い高さとして操作
するためのものである。
づいて説明する。図1に示すように、筒状小型ドリル1
1の下端には、チャック12を介して面取りリ−マ13
が装着されている。筒状小型ドリル11の上端には、接
合ニップル14を介して、パイプをT字型に連設した治
具15が螺合接続されている。T字型治具15は、小型
ドリル11を作業者に応じた操作し易い高さとして操作
するためのものである。
【0007】T字型治具15は、前記接合ニップル14
の上端に、垂直に接続したパイプ16と、該パイプ16
の上端から水平方向に接続したパイプ17及びパイプ1
8とから構成され、パイプ17とパイプ18とでハンド
ル部を形成するようになっている。パイプ18には、円
筒状のエア−導入制御具19が接続され、該エア−導入
制御具19には、ホ−スカプラ−20を介してエア−を
導入するホ−ス21が接続されている。エア−導入制御
具19には、操作レバ−22が取着され、該操作レバ−
22を押すと、筒状小型ドリル11にエア−が導入さ
れ、押圧を解くと操作レバ−22はばねの力により元の
位置に復帰し、エア−の導入が停止されるようになって
いる。
の上端に、垂直に接続したパイプ16と、該パイプ16
の上端から水平方向に接続したパイプ17及びパイプ1
8とから構成され、パイプ17とパイプ18とでハンド
ル部を形成するようになっている。パイプ18には、円
筒状のエア−導入制御具19が接続され、該エア−導入
制御具19には、ホ−スカプラ−20を介してエア−を
導入するホ−ス21が接続されている。エア−導入制御
具19には、操作レバ−22が取着され、該操作レバ−
22を押すと、筒状小型ドリル11にエア−が導入さ
れ、押圧を解くと操作レバ−22はばねの力により元の
位置に復帰し、エア−の導入が停止されるようになって
いる。
【0008】上記実施例に於いては、接合ニップル14
は、中央を接合パイプ23で接合しているが、接合ニッ
プル14だけでも勿論良い。このように、筒状小型ドリ
ル11とT字型治具15とを接合ニップル14で螺合す
ることによって、作業者の背の高さに応じて、本発明の
座ぐり、面取り機の高さを調節することができる。本発
明の座ぐり、面取り機を使用するには、まず両手でパイ
プ17とパイプ18に連設したエア−導入制御具19を
持って、立ったままの姿勢で、金属板の穴に当て、操作
レバ−22を手で押してエア−を導入し、面取りリ−マ
13を回転させて座ぐり、面取りをすれば良い。
は、中央を接合パイプ23で接合しているが、接合ニッ
プル14だけでも勿論良い。このように、筒状小型ドリ
ル11とT字型治具15とを接合ニップル14で螺合す
ることによって、作業者の背の高さに応じて、本発明の
座ぐり、面取り機の高さを調節することができる。本発
明の座ぐり、面取り機を使用するには、まず両手でパイ
プ17とパイプ18に連設したエア−導入制御具19を
持って、立ったままの姿勢で、金属板の穴に当て、操作
レバ−22を手で押してエア−を導入し、面取りリ−マ
13を回転させて座ぐり、面取りをすれば良い。
【0009】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、作
業者の作業のし易さに高さを調節することができるの
で、金属板は地面に置いたまま作業可能となるから、重
量のある金属板を移動する手間が不要となるほか、作業
者が金属板から離れて作業できるので、作業時に火花、
鉄粉、グラインダー粉等が飛散し、作業者の顔にかかっ
て火傷を負うとか、目に入る等の問題点が解消されると
共に、作業者に応じてT字型治具が腰から腹近辺になる
ように調節することができるので、作業者が楽な姿勢で
作業を行うことができ、先端の面取りリ−マに力が十分
にかかり安定した作業が行える等、従来のこの種簡易型
座ぐり、面取り機には全く見られない顕著な効果を奏す
る。
業者の作業のし易さに高さを調節することができるの
で、金属板は地面に置いたまま作業可能となるから、重
量のある金属板を移動する手間が不要となるほか、作業
者が金属板から離れて作業できるので、作業時に火花、
鉄粉、グラインダー粉等が飛散し、作業者の顔にかかっ
て火傷を負うとか、目に入る等の問題点が解消されると
共に、作業者に応じてT字型治具が腰から腹近辺になる
ように調節することができるので、作業者が楽な姿勢で
作業を行うことができ、先端の面取りリ−マに力が十分
にかかり安定した作業が行える等、従来のこの種簡易型
座ぐり、面取り機には全く見られない顕著な効果を奏す
る。
【0010】
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】従来のグラインダ−を示す正面図である。
11 筒状小型ドリル 12 チャック 13 面取りリ−マ 14 接合ニップル 15 T字型治具 19 エア−導入制御部
Claims (1)
- 【請求項1】下端に面取りリ−マを接続した小型ドリル
と、該小型ドリルの上端に、接合ニップルを介して高さ
調節可能に接続した上端にパイプ状ハンドル部を連設し
たパイプとを具備し、前記ハンドル部の一方のパイプの
先端部は閉鎖し、他方のパイプはエア−の導入を制御す
るエア−の導入制御具に接続し、該エア−導入制御具に
エア−を導入し、エア−圧5〜6Kg/cm2で、前記
面取りリ−マを回転させるように構成してなることを特
徴とする金属板の簡易型穴の座ぐり、面取り機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30043495A JPH09117813A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 金属板の穴の簡易型座ぐり、面とり機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30043495A JPH09117813A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 金属板の穴の簡易型座ぐり、面とり機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09117813A true JPH09117813A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17884764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30043495A Pending JPH09117813A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 金属板の穴の簡易型座ぐり、面とり機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09117813A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006231478A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 皿取り加工装置 |
CN106944640A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-07-14 | 叶宝义 | 一种五金件钻孔设备 |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP30043495A patent/JPH09117813A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006231478A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 皿取り加工装置 |
JP4672393B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2011-04-20 | 三菱重工業株式会社 | 皿取り加工装置 |
CN106944640A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-07-14 | 叶宝义 | 一种五金件钻孔设备 |
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