JPH09117091A - 発電機機内のドレン排出装置 - Google Patents

発電機機内のドレン排出装置

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JPH09117091A
JPH09117091A JP29588195A JP29588195A JPH09117091A JP H09117091 A JPH09117091 A JP H09117091A JP 29588195 A JP29588195 A JP 29588195A JP 29588195 A JP29588195 A JP 29588195A JP H09117091 A JPH09117091 A JP H09117091A
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JP
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drain
cooling water
generator
cooling
oil
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JP29588195A
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English (en)
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Nobuhiko Okushita
伸彦 奥下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏れた冷却水や冷却油を発電機機内に残すこ
となくドレン配管で排水し、排水したドレンを分離させ
専用排水口に排出することにより、発電機の連続運転を
可能にし、発電機が受ける損傷を最小限に食い止めるこ
とである。 【解決手段】 発電機機内で漏洩した冷却水及び冷却油
はドレン配管2を介して収集しドレンとしてドレンタン
ク3に溜められる。そして、ドレンタンク3からドレン
分離タンク6にドレンを移送し、移送したドレンを冷却
水と冷却油とに分離してそれぞれのドレン口17、18
に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電機を冷却する
冷却配管系統から漏洩したドレンを収集し排出するため
の発電機機内のドレン排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、タービン発電機は運転時に発生
する温度上昇を抑制するために、冷却用ガスクーラやス
テータコイルを冷却させる2〜8本の純水経路を持ち、
また、高速回転軸受として、タービン油(冷却油)を使
用したホワイトメタル方式を採用している。
【0003】発電機の運転時においては、冷却用ガスク
ーラのー次側冷却水が冷却水経路のパイプ内の腐食等で
漏洩することがあり、また、固定子コイルの冷却水が銅
付部においてコロージョン等の経年劣化で漏洩すること
がある。さらに、軸受部の機械的損傷において冷却油の
漏れ起こすことがある。
【0004】これら冷却水や冷却油が万一漏洩した場合
には、冷却水や冷却油の補給が必要となるばかりでな
く、冷却水や冷却油のドレンが発電機機内に溜り、発電
機の運転に支障を来すこと(発電機の停止)になりかね
ないので、冷却水や冷却油の発電機機内への漏洩を防ぐ
ことが要求される。
【0005】そこで、その予防策として、発電機の固定
子枠下面に、警報器が取り付けられており、冷却水や冷
却油の侵入を検知し警報を発するようになっている。す
なわち、発電機機内に漏れた冷却水や冷却油について
は、警報で確認することができ、冷却水や冷却油が溜ま
っているか否かは、日常の監視により、発電機の健全性
を確認している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、発電機はプ
ラントの特性上緊急停止は出来ないので、冷却水や冷却
油の漏洩により安易に停止させることは極力避けなけれ
ばならない。もし、発電機を緊急停止した場合におい
て、冷却水や冷却油の供給を停止することは発電機その
ものの破損に繋がる恐れがある。
【0007】このため、発電機を緊急停止した場合にお
いても冷却水や冷却油の供給は停止しないようにしてい
る。従って、冷却水や冷却油の漏洩が継続することにな
り、発電機機内に冷却水や冷却油のドレンが溜ることに
なる。発電機機内には、固定子コイルや回転子コイル
等、絶縁物で覆われているものが多いので、これら絶縁
物を冷却水や冷却油に浸水させるとその機能を低下させ
ることになる。また、その復旧においては数か月の日数
を要することになる。
【0008】本発明の目的は、漏れた冷却水や冷却油を
発電機機内に残すことなくドレン配管で排水し、排水し
たドレンを分離させ専用排水口に排出することにより、
発電機の連続運転を可能にし、発電機が受ける損傷を最
小限に食い止めることができる発電機機内のドレン排出
装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発電
機機内で漏洩した冷却水及び冷却油をドレン配管を介し
て収集しドレンとして溜めるドレンタンクと、ドレンタ
ンクから移送されたドレンを冷却水と冷却油とに分離し
てそれぞれのドレン口に排出するためのドレン分離タン
クとを備えている。
【0010】請求項1の発明では、漏洩した冷却水及び
冷却油をドレンタンクに収集し、ドレン分離タンクでド
レンを冷却水と冷却油に分離して排出する。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ドレンタンクのドレンの液面が所定値を超えたとき
は警報を発すると共に、ドレンをドレン分離タンクに移
送するようにしたものである。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、ドレンが所定量を超えたときは警報を発し、
ドレンをドレン分離タンクに移送する。
【0013】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、ドレン分離タンクの冷却油の液面が所定値を超えた
ときは冷却油を排出し、ドレン分離タンクの冷却水の液
面が所定値を超えたときは冷却水を排出するようにした
ものである。
【0014】請求項3の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、ドレン分離タンクの冷却水又は冷却油の量が
所定値を超えたときはそれぞれドレン口に排出する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態を示す構成図である。
【0016】発電機の固定子枠1の下面にはドレン配管
2が施工され、冷却水や冷却油が漏洩した場合には、冷
却水や冷却油のドレンはドレン配管2を通してドレンタ
ンク3に収集される。ドレンタンク3内にはドレン液面
11の位置を計測するためのドレンレベル検出装置4が
設けられており、ドレン液面が所定値を超えると警報を
発すると共に開閉バルブ5を開き、ドレン分離タンク6
にドレンを移送する。
【0017】ドレン分離タンク6は、比重差により冷却
水と冷却油とを分離させるものである。分離した冷却油
液面13は油レベル検出装置7で検出され、一方、分離
した冷却水液面12は水レベル検出装置8で検出され
る。そして、冷却油液面13が所定値を超えると開閉バ
ルブ9が開き、冷却油は密封油装置ドレン口17に排出
される。その際には排出された冷却油の流量が流量計1
5で測定される。同様に、冷却水液面12が所定値を超
えると開閉バルブ10が開き、冷却水は冷却水装置ドレ
ン口18に排出される。その際には排出された冷却水の
流量が流量計16で測定される。
【0018】すなわち、発電機機内の固定子枠1には、
漏洩した冷却水及び冷却油をドレンとして取出すため
に、ドレン配管2が溶接で取り付けられている。ドレン
配管2の先端にはドレンレベル検出装置4が設けられて
おり、漏洩したドレンが溜まるとそのドレン液面11が
上昇し、ドレン液面11がドレンレベル検出装置4に接
触すると開閉バルブ5を開くと共に警報ブザー14を鳴
らす。
【0019】開閉バルブ5の下方にはドレン分離タンク
6が専用配管で接続されており、開閉バルブ5を通過し
た漏洩したドレンは、ドレン分離タンク6に流れ込む。
ドレン分離タンク6は予めある基準までドレンが入って
おり、まず漏洩した冷却油が入ってくると、冷却油液面
13が上昇して油レベル検出装置7に接触して、開閉バ
ルブ9を開く。そうすると、冷却油は流量計15が設け
られた専用配管を通じて、密封油装置ドレン口17に排
出される。
【0020】同様にドレン分離タンク6に漏洩した冷却
水が入ってくると、冷却水液面12が上昇し水レベル検
出装置8に接触して開閉バルブを開く。そうすると、冷
却水は流量計16が設けられた専用配管を通じて、冷却
水装置ドレン口18に排出される。
【0021】このように本発明の実施の形態では、発電
機機内に漏れた冷却水や冷却油のドレンがドレン配管を
通じて、警報装置付きのドレンタンクに一度集め、発電
機機内のドレン高を検知し、警報を発すると同時に開閉
バルブを開き下方に位置する冷却水と冷却油との分離機
能をもったドレン分離タンクに再び集める。そして、ド
レン分離タンク内で冷却水と冷却油とを比重差で分離さ
せ、開閉バルブを適時に開き専用配管を通じ専用排水口
に流し、連続運転を可能にしている。
【0022】したがって、冷却水と冷却油とを分離させ
自動的に排水及び排油することが可能となり、また、分
離した冷却水や冷却油を自動的に排出するにあたり、漏
洩量を計測するので、自動的に漏洩量計算することも可
能となる。また、警報を発生するので、それぞれ排出し
た冷却水や冷却油を別々の専用配管を使って別々の専用
排水口に排出することができる。
【0023】すなわち、本発明の実施の形態では、ドレ
ンの連続排水(油)を可能にしたことで、発電機の連続
運転が可能になる。これにより、発電機が受ける損傷を
最小限に食い止めることができる。また、冷却水と冷却
油とを分離して排出することができるので、排水された
漏洩量も冷却水と冷却油とを分けて確認ができ、発電機
が受けた損傷の具合もある程度予想をつけることも可能
となり、環境にも優しい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、発
電機機内のドレン量を検知し、警報を発すると同時に開
閉バルブを開き、比重差により冷却水と冷却油とを分離
させ専用配管を通じ専用排水口に流すので、連続してド
レンを排出することができ、発電機の連続運転が可能に
なる。このことにより、発電機が受ける損傷を最小限に
食い止めることができる。
【0025】また、自動により連続してドレンの排水を
行うことができるので、監視レス化され、また、冷却水
と冷却油とを分離して排出することができるので、排水
された漏洩量も冷却水と冷却油とを分けて確認ができ、
発電機が受けた損傷の具合もある程度予想をつけること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図。
【符号の説明】
1 固定子枠 2 ドレン配管 3 ドレンタンク 4 ドレンレベル検出装置 5 開閉バルブ 6 ドレン分離タンク 7 油レベル検出装置 8 水レベル検出装置 9 開閉バルブ 10 開閉バルブ 11 ドレン液面 12 冷却水液面 13 冷却油液面 14 警報ブザー 15 流量計 16 流量計 17 密封油装置ドレン口 18 冷却水装置ドレン口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機機内で漏洩した冷却水及び冷却油
    をドレン配管を介して収集しドレンとして溜めるドレン
    タンクと、前記ドレンタンクから移送された前記ドレン
    を前記冷却水と前記冷却油とに分離してそれぞれのドレ
    ン口に排出するためのドレン分離タンクとを備えたこと
    を特徴とする発電機機内のドレン排出装置。
  2. 【請求項2】 前記ドレンタンクの前記ドレンの液面が
    所定値を超えたときは警報を発すると共に、前記ドレン
    を前記ドレン分離タンクに移送するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の発電機機内のドレン排出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ドレン分離タンクの前記冷却油の液
    面が所定値を超えたときは前記冷却油を排出し、前記ド
    レン分離タンクの前記冷却水の液面が所定値を超えたと
    きは前記冷却水を排出するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の発電機機内のドレン排出装置。
JP29588195A 1995-10-20 1995-10-20 発電機機内のドレン排出装置 Pending JPH09117091A (ja)

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Cited By (5)

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