JPH09116875A - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JPH09116875A
JPH09116875A JP7267106A JP26710695A JPH09116875A JP H09116875 A JPH09116875 A JP H09116875A JP 7267106 A JP7267106 A JP 7267106A JP 26710695 A JP26710695 A JP 26710695A JP H09116875 A JPH09116875 A JP H09116875A
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穰 清水
Hideaki Sasaki
英昭 佐々木
Yosuke Mizutani
陽介 水谷
Seiya Ota
晴也 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力映像信号と表示映像信号の周波数の差が
大きくても、確実にフィールドメモリに対する書き込み
と読み出しのアドレス追い越しを予測する。 【解決手段】 第1及び第2のフィールドメモリ1,2
に対するリードリセット信号の立ち上がり時に、ライト
セレクト信号WEとリードセレクト信号REの一致を判
定し、判定結果に応じて読み出しと書き込みのアドレス
追い越しを予測する第1アドレス監視回路11と、入力
映像信号と表示映像信号の垂直信号の位相差A,Bとこ
の位相差の経時変化量|A−B|とを検出して両者を比
較すると共に、リードリセット信号の立ち上がり時に、
ライトセレクト信号WEとリードセレクト信号MREの
一致を判定し、比較及び判定の両結果に応じて読み出し
と書き込みのアドレス追い越しを予測する第2アドレス
監視回路12を設け、切換回路13で切換信号に応じて
第1と第2のアドレス監視回路を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールドメモリ
やフレームメモリ等のバッファメモリを用い、入力映像
信号を時間軸変換して同期信号の異なる表示映像信号を
生成する映像信号処理回路に係わり、特に、バッファメ
モリに対する書き込みアドレスと読み出しアドレス間の
アドレス追い越しを監視する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の映像信号を
通常のテレビジョン受像機に表示する場合や、通常のテ
レビジョン信号をこのテレビジョン信号と同期して動作
していないテレビジョン受像機に表示する場合、入力映
像信号をその同期信号に対応する書き込みクロックに従
って、フィールドメモリやフレームメモリ等のバッファ
メモリに一旦書き込み、表示しようとする映像信号の同
期信号に対応する読み出しクロックに従って書き込まれ
た映像信号を読み出し、表示映像信号とすることが一般
的に行われていた。
【0003】上述したバッファメモリを用いた際には、
入力映像信号と表示映像信号の同期信号周波数が異なる
ために、書き込みアドレスと読み出しアドレスの間でい
ずれか一方が他方を追い越す事態が必ず発生し、この場
合には、表示映像の1つの画面内で入力映像の2つのフ
ィールドもしくはフレームが切り替わり、画質が著しく
損なわれてしまう。
【0004】そこで、従来より、バッファメモリに対す
る書き込みアドレスと読み出しアドレスを監視し、いず
れか一方が他方を追い越すか否かを予測し、予測結果に
応じて書き込みもしくは読み出しを制御して、1画面内
での表示内容の切り替わりを防止するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、フィールドメモ
リやフレームメモリ等のバッファメモリは、アドレスカ
ウンタを内蔵し、入力されるクロックに基づいて書き込
み及び読み出しのアドレスを決定するようにしている。
このため、アドレス追い越しを予測するために、アドレ
スそのものをメモり外部で監視する構成は採用できず、
また、このような構成では、アドレスそのもののビット
数が多いために、回路が大規模にならざるを得ないとい
う問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1及び第2
のバッファメモリに入力映像信号を交互に書き込み、書
き込まれた映像信号を交互に読み出して表示映像信号を
得る映像信号処理回路において、前記第1及び第2のバ
ッファメモリから読み出し動作を開始するとき、書き込
みを行っているバッファメモリと読み出しを行おうとす
るバッファメモリが一致するか否かを判定し、判定結果
に応じて読み出しと書き込みにおけるアドレス追い越し
の発生を予測する第1のアドレス監視回路と、前記入力
映像信号と表示映像信号の垂直信号の位相差と該位相差
の経時変化量とを検出する検出回路、前記位相差と経時
変化量とを比較する比較回路、読み出し動作を開始する
とき、書き込みを行っているバッファメモリと読み出し
を行おうとするバッファメモリが一致するか否かを判定
する判定回路、及び、前記比較回路と判定回路の結果に
応じて読み出しと書き込みにおけるアドレス追い越しの
発生を予測する第2のアドレス監視回路と、切換信号に
応じて前記第1と第2のアドレス監視回路を切り換える
切換回路とを有することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、第1及び第2のバッファ
メモリに入力映像信号を交互に書き込み、書き込まれた
映像信号を交互に読み出して表示映像信号を得る映像信
号処理回路において、前記第1及び第2のバッファメモ
リに書き込み動作を開始するとき、読み出しを行ってい
るバッファメモリと書き込みを行おうとするバッファメ
モリが一致するか否かを判定し、判定結果に応じて読み
出しと書き込みにおけるアドレス追い越しの発生を予測
する第1のアドレス監視回路と、前記入力映像信号と表
示映像信号の垂直信号の位相差と該位相差の経時変化量
とを検出する検出回路、前記位相差と経時変化量とを比
較する比較回路、書き込み動作を開始するとき、読み出
しを行っているバッファメモリと書き込みを行おうとす
るバッファメモリが一致するか否かを判定する判定回
路、及び、前記比較回路と判定回路の結果に応じて読み
出しと書き込みにおけるアドレス追い越しの発生を予測
する第2のアドレス監視回路と、切換信号に応じて前記
第1と第2のアドレス監視回路を切り換える切換回路と
を有することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記経時変化量が所定値
より少なくなったことを検出する第2検出回路を更に備
え、該検出回路の検出出力を前記切換信号とすることを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施形態を示す
ブロック図であり、1及び2は各々1フィールド分の入
力映像信号を記憶する第1及び第2のフィールドメモリ
(M1,M2)であり、各々、書き込みアドレスを指定
するためのライトアドレスカウンタWCTR3,4と、
読み出しアドレスを指定するためのリードアドレスカウ
ンタRCTR5,6を備え、書き込み及び読み出しの制
御は、タイミング制御回路7からの各種信号により行わ
れる。
【0010】タイミング制御回路7は、書き込みを制御
するためのクロックを発生する入力映像クロックジェネ
レータ8と、読み出しを制御するためのクロックを発生
する表示映像クロックジェネレータ9と、書き込みアド
レスと読み出しアドレス間のアドレス追い越しを監視す
るアドレス監視回路10を有する。入力映像クロックジ
ェネレータ8は、入力映像信号の水平同期信号及び垂直
同期信号である入力H及び入力Vを入力し、ライトクロ
ック信号WCLK,ライトリセット信号WRST,ライ
トセレクト信号WE,ライトイネーブル信号WE1及び
WE2を出力する。
【0011】ライトクロック信号WCLKは、入力Hに
同期して、デジタルデータである入力映像信号のビット
レートに対応しており、また、ライトセレクト信号WE
は、図3イに示すように入力Vに同期して入力Vの1周
期毎に信号レベルが反転する。このライトセレクト信号
WEは、そのままANDゲート81に入力されると共
に、インバータ82により反転されてANDゲート83
に入力される。
【0012】入力映像クロックジェネレータ8は、内部
に第1クロック発生器84を有し、この発生器が入力映
像信号の有効表示期間を示す信号DISP1を出力す
る。この信号DISP1は、図3エに示すように、ライ
トセレクト信号WEの反転後所定期間tの経過後に立ち
上がる信号であって、この信号がANDゲート81,8
3に入力される。従って、ANDゲート81,83から
は、図3オ,カに示すように、信号DISP1と同一期
間、ライトセレクト信号WEの信号レベルに応じて交互
にHレベルを出力するライトイネーブル信号WE1,W
E2が出力される。また、ライトリセット信号WRST
も、DISP1の立ち上がりに同期して図3ウに示すよ
うに出力され、このため、信号WE1,WE2,WRS
Tは、いずれもライトセレクト信号WEの反転後、所定
期間tだけ経過して出力される。入力映像信号の水平同
期信号周期を1Hとしたとき、tとしては例えば20H
程度が選ばれる。
【0013】フィールドメモリ1,2内のライトアドレ
スカウンタ3,4は、ライトリセット信号WRSTによ
ってリセットされ、信号WE1,WE2がHレベルの期
間ライトクロックWCLKをカウントすることにより書
き込みアドレスをインクリメントするものであり、従っ
て、フィールドメモリ1,2には、入力映像信号が下位
アドレスから上位アドレスに向かって順に書き込まれ、
また、ライトイネーブル信号WE1,WE2によってフ
ィールド単位に交互に入力映像信号が書き込まれる。
【0014】一方、表示映像クロックジェネレータ9
は、表示映像信号の水平同期信号及び垂直同期信号であ
る表示H及び表示Vを生成して出力し、更に、リードク
ロック信号RCLK,リードリセット信号RRST,リ
ードセレクト信号RE,リードイネーブル信号RE1及
びRE2を出力する。リードクロック信号RCLKは、
表示Hに同期するように、表示映像信号のビットレート
に対応して発生され、また、リードセレクト信号RE
は、図3クに示すように表示Vに同期して表示Vの1周
期毎に信号レベルが反転するよう出力される。このリー
ドセレクト信号REは、アドレス監視回路10からの出
力信号MONを入力するエクスクルーシブOR(EX−
OR)ゲート95を介してそのままANDゲート91に
入力されると共に、インバータ92により反転されてA
NDゲート93に入力される。
【0015】表示映像クロックジェネレータ9は、内部
に第2クロック発生器94を有し、この発生器が表示映
像信号の有効表示期間を示す信号DISP2を出力す
る。この信号DISP2は、図3コに示すように、リー
ドセレクト信号REの反転後所定期間tの経過後に立ち
上がる信号であって、この信号がANDゲート91,9
3に入力される。従って、信号MONがLレベルである
ときは、信号REがEX−ORゲート95をそのまま通
過して信号MREとなり、ANDゲート91,93から
は、図3サ,シに示すように、信号DISP2と同一期
間、リードセレクト信号REの信号レベルに応じて交互
にHレベルを出力するリードイネーブル信号RE1,R
E2が出力される。また、リードリセット信号RRST
も、DISP2の立ち上がりに同期して図3ケに示すよ
うに出力され、このため、信号RE1,RE2,RRS
Tは、いずれもリードセレクト信号REの反転後、所定
期間tだけ経過して出力される。
【0016】フィールドメモリ1,2内のリードアドレ
スカウンタ5,6は、リードリセット信号RRSTによ
ってリセットされ、信号RE1,RE2がHレベルの期
間ライトクロックRCLKをカウントすることにより読
み出しアドレスをインクリメントするものであり、従っ
て、フィールドメモリ1,2からは、下位アドレスから
上位アドレスに向かって順に読み出しが行われ、また、
リードイネーブル信号RE1,RE2によってフィール
ド単位に交互に読み出しが行われる。
【0017】ところで、アドレス監視回路10が2つの
フィールドメモリ1,2のいずれかのメモリ上において
アドレスの追い越しが発生すると予測した場合には、信
号MONがHレベルになる。そして、この信号MONが
Hレベルになると、EX−ORゲート95は信号REを
反転するので、信号RE1とRE2の信号レベルが逆転
し、これによって、2つのフィールドメモリ1,2のう
ち、読み出しを行ったフィールドメモリが連続して再度
読み出される。つまり、読み出しメモリが変更されるこ
とによって、同一フィールドメモリ上でのアドレス追い
越しが回避され、画質の劣化が防止される。
【0018】次に、アドレス監視回路10について、図
1を参照しながら説明する。図1に示すように、アドレ
ス監視回路10は、第1アドレス監視回路11と第2ア
ドレス監視回路12と、モード切換信号MODEに応じ
て両監視回路の出力MON1,MON2を切り換える切
換回路13から構成されている。このモード切換信号M
ODEは、マイコン等の外部から入力される信号であ
り、入力映像信号源として何を用いるか、もしくは、出
力映像機器としてによりどんな種類のものを用いるかに
より決定される信号であり、入力映像信号と表示映像信
号の同期信号周波数が近いときLレベルが出力され、近
くないときHレベルが出力される。そして、切換回路1
3では、信号MODEがLレベルであるとき第1アドレ
ス監視回路11の出力MON1を信号MONとして出力
し、Hレベルであるとき第2アドレス監視回路12の出
力MON2を信号MONとして出力する。
【0019】そこで、まず、第1アドレス監視回路11
の具体構成について説明する。図1に示すように、この
回路11は、極めて簡単な構成であって、リードセレク
ト信号REとリードリセット信号RRSTを入力するA
NDゲート101と、このANDゲート101の出力F
RSTをクロック端子に入力し、ライトイネーブル信号
WEをデータ端子に入力するDフリップフロップ102
よりなる1ビットレジスタで構成されている。ANDゲ
ート101は、図3スに示すように、信号WEが必ずH
レベルとなるフィールドのリードリセット信号RRST
を抽出するためのゲートであり、このゲート出力FRS
Tで信号WEをレジスタ102に取り込むことによって
信号WEとREの一致を検出しており、信号MON1と
して一致しているときHレベルを出力し、不一致のとき
Lレベルを出力する。
【0020】そこで、図3に示すように、入力Vと表示
Vの周波数が近く、且つ、位相差が比較的少ないとき
は、信号WEとREの周波数の差及び位相差も少なくな
る。フィールドメモリ1,2の選択は、信号WEとRE
に基づいて行われているので、位相差が少ないというこ
とは、書き込みと読み出しがほとんど同一のフィールド
メモリに対して行われることを意味し、このために同一
フィールドメモリ上で書き込みアドレスと読み出しアド
レスの一方が他方を追い越す可能性がある。この場合、
アドレス監視回路10では、図3スに示すゲート出力F
RSTの立ち上がりでHレベルのWEがレジスタ102
に取り込まれるので、信号MON1がHレベルとなり、
アドレス追い越しが発生することを予測する。このた
め、信号REが反転され、図3ソに示すようにEX−O
Rゲートの出力信号MREが反転する。これによりアド
レス追い越しが回避される。
【0021】一方、入力Vと表示Vの周波数が近くて
も、図4に示すように、その位相差が大きい場合は、信
号WEとREの位相差も大きくなるので、書き込みと読
み出しが異なるフィールドメモリに対して行われること
となり、従って、同一フィールドメモリ上で書き込みア
ドレスと読み出しアドレスの一方が他方を追い越すこと
はない。この場合、アドレス監視回路10では、ゲート
出力FRSTの立ち上がりでLレベルのWEがレジスタ
102に取り込まれるので、信号MON1がLレベルと
なり、アドレス追い越しは発生しないと予測する。よっ
て、信号REによる読み出しメモリの変更は起こらな
い。
【0022】ところで、図3における状態から位相差が
徐々に広がり、図5に示すような状態になったとする。
この状態では、アドレス監視回路10において、ゲート
出力FRSTが立ち上がったとき、Dフリップフロップ
102は信号WEとしてLレベルに落ちる直前のHレベ
ルを取り込むこととなる。このため、信号MON1がH
レベルになり、これに応じて信号REが反転されて、信
号MREは信号WEと同様Lレベルになってしまい、書
き込みと読み出しは同一のフィールドメモリ2に対して
行われることとなる。
【0023】しかしながら、フィールドメモリ2に対し
実際に読み出しが開始されるのは、信号RRST及びR
E2がHレベルに立ち上がるときであり、このタイミン
グは信号WEがLレベルに反転する前である。これに対
し、フィールドメモリ2に対する書き込みは、信号WE
2及びWRSTが立ち上がるとき、即ち、信号WEが反
転後所定期間tだけ経過した後に開始されるので、読み
出しと書き込みには、少なくともtの時間差が生じる。
【0024】ここでは、入力Vと表示Vの周波数が近い
場合を考えているので、1フレーム以内に両信号の周期
の差がt以上縮まることはなく、従って、少なくともt
の時間差があれば、同一フィールドメモリであっても書
き込みと読み出しでアドレスの追い越しは発生しない。
よって、この場合、信号MON1がHレベルになっても
問題はない。
【0025】次に、図4の状態から位相差が徐々に狭く
なり、図6に示すような状態になったとする。この状態
では、アドレス監視回路10において、ゲート出力FR
STが立ち上がったとき、Dフリップフロップ102
は、信号WEとしてHレベルに立ち上がる直前のLレベ
ルを取り込むこととなる。このため、信号MON1がL
レベルとなり、信号REは反転せず信号MREは信号W
Eと同様Hレベルになってしまい、書き込みと読み出し
は同一のフィールドメモリ1に対して行われることとな
る。
【0026】しかしながら、フィールドメモリ1に対し
実際に読み出しが開始されるのは、信号RRST及びR
E1がHレベルに立ち上がるときであり、このタイミン
グは信号WEがHレベルに反転する前である。これに対
し、フィールドメモリ1に対する書き込みは、信号WE
1及びWRSTが立ち上がるとき、即ち、信号WEが反
転後所定期間tだけ経過した後に開始されるので、読み
出しと書き込みには、少なくともtの時間差が生じる。
そして、入力Vと表示Vの周波数が近ければ、1フレー
ム以内に両信号の周期の差がt以上縮まることはないの
で、同一フィールドメモリであっても書き込みと読み出
しでアドレスの追い越しは発生しない。よって、この場
合も信号MON1がLレベルになっても問題はない。
【0027】以上説明した第1アドレス監視回路11で
は、入力映像信号と表示映像信号の同期信号周波数が近
い場合には効果的に働くが、1フレームで位相差がt
(約20H)以上広がるほど両信号の周波数差が大きい
ときには正しく予測することができず、このため、図9
に示す第2アドレス監視回路12を設けている。第2ア
ドレス監視回路12は、入力Vによりリセットされ表示
Hをカウントするカウンタ121と、カウンタ121の
内容を表示Vの立ち下がり時に取り込むレジスタ122
と、このレジスタ122の内容を表示Vの立ち下がり時
に取り込むレジスタ123と、カウンタ122の内容を
入力Vの立ち下がり時に取り込むレジスタ124と、3
つのレジスタ122,123,124の内容A,B,L
を取り込み演算を行う演算回路125より成る。
【0028】図8は、入力Vと表示Vの関係を示すタイ
ミングチャートであり、上述したカウンタ121は入力
Vの立ち下がりから表示Vの立ち下がりまでの位相差
(水平走査線数)Aをカウントし、この値Aがレジスタ
123へ順次転送される。このときレジスタ122には
次の位相差Bが得られる。カウンタ121は最終的には
次の入力Vが入力されるまでカウントを続けるので、レ
ジスタ124には入力Vの1垂直走査期間の水平走査線
数Lが得られる。
【0029】次に、演算回路125の演算内容を図10
のフローチャートを参照して説明する。ここでは、図1
1,12に入力Vと表示Vの一例を示し、これらの例示
に基づき演算内容を説明する。図11は表示Vの方が入
力Vより周波数が低い場合を示し、図12は表示Vの方
が入力Vより周波数が高い場合を示す。
【0030】そこで、演算回路125は、まず、A,
B,Lを取り込んで、A−B<0の判定を行う(S1
2)。この判定は、入力Vに対する表示Vの遅れが拡大
する傾向にあるか否かを判定する。この判定でYであれ
ば、図11に示すように表示Vの方が入力Vより遅く、
次の表示Vのタイミングでは位相差は|A−B|だけ更
に拡大する。つまり、この|A−B|が位相差の経時的
変化量を示し、次に、この変化量を、|L−B|と比較
する(S13)。そして、この比較においてYであれ
ば、次の表示Vの発生までに入力Vと表示Vの関係が入
れ替わる。このため、同一メモリに書き込みと読み出し
が実行された場合アドレスの追い越しが発生する。
【0031】そこで、信号RRSTが立ち上がって読み
出しが開始される時点で、信号WEと信号MREを比較
することにより、書き込みメモリ(Wメモリ)と読み出
しメモり(Rメモリ)が一致するか否かを判定する(S
14)。これは、図11において、斜線で示した部分の
先頭で、書き込みメモリがM1、読み出しメモリがM2
であることに該当する。この場合、読み出しメモりM2
の読み出し中に書き込みメモりがM2になり、アドレス
の追い越しが発生する。つまり、一致していなければ、
次の表示までに追い越しが発生するため、信号MON2
に1を加算し、そのときの値が「0」であれば「1」
に、「1」であれば「0」にセットする(S15)。
【0032】一方、S12において、A−Bが負でなか
った場合には、図12に示すように、表示Vの方が入力
Vより早く、次の表示Vのタイミングでは、その位相差
はA−Bだけ更に小さくなる。そこで、この位相差の経
時変化量A−BをがBより小さいか判定する(S1
6)。そして、S16においてYであれば、次のフィー
ルドの読み出し中に入力Vと表示Vの関係が入れ替わ
る。このため、信号RRSTの立ち上がり時に信号WE
と信号MREを比較することにより、書き込みメモリ
(Wメモリ)と読み出しメモリ(Rメモリ)とが一致し
ているか否かを判定する(S17)。そして、一致して
いれば、次の表示Vまでに読み出しアドレスが書き込み
アドレスを追い越す。このため、S15に移り信号MO
N2の値を変更する。これは、図12において、斜線で
示した部分の先頭で、書き込みメモリがM2、読み出し
メモリがM2であることに該当する。この場合、書き込
みメモりM2の書き込み中に読み出しアドレスが書き込
みアドレスを追い越す。
【0033】また、S14においてY、S17において
Nであれば、問題となる同一メモリにおけるアドレス追
い越しは生じないため、信号MON2を変更する必要は
ない。S15においてMON2に「1」を加算した場合
及びS14においてY、S17においてNであった場合
には、3フィールドを経過するまで待ち(S18)、S
11に戻る。そして、次のA,Bを取り込み、次のフィ
ールドについての処理を行う。尚、S13及びS16に
おいて、Nの場合も次の表示Vのタイミングまでに書き
込みアドレスが読み出しアドレスを追い越すことはない
ため、次の表示Vのタイミングで新しいA,Bを取り込
んで処理を繰り返す。
【0034】ここで、アドレス追い越しが発生すること
を検出した場合に、S18で3フィールド待つのは、追
い越しが起こった直後における演算は正しい値が出ず、
また3フィールド以内で追い越しが起こるような同期の
タイミングがかけ離れた映像信号同士の変換は実際的で
ないからである。以上のようにして、信号MON2が
「1」になったときは、第1アドレス監視回路において
説明したと同様、EX−ORゲート95により信号RE
が反転されてMREとなり、これによって読み出しメモ
リの変更が行われる。
【0035】図11においては、メモリM1からfn−
3を読み出した後、次に、メモリM2からfn−2を読
み出していると、その最中にメモりM2へのfnの書き
込みアドレスが読み出しアドレスを追い越してしまう。
従って、MON2を「1」にすることによって、読み出
しメモリをM2からM1に変更し、メモリM1を2度連
続して読み出しfn−2のフィールドを省略する。その
後は、次の追い越しが発生するまでメモリM2,M1か
ら交互に読み出しを行う。
【0036】図12においては、MON2を「1」にす
ることによって、メモリM1からのfn−1の読み出し
の後に、続けてメモりM1からfn−1の読み出しを行
う。これによって、メモリM2のfnの書き込み中に読
み出しアドレスが書き込みアドレスを追い越し、fn−
2の読み出しになってしまうことを防止できる。このよ
うに、第2アドレス監視回路12は、入力映像信号と表
示映像信号の同期信号周波数の差がある程度大きいとき
は、確実にアドレス追い越しを予測できる。しかしなが
ら、第2アドレス監視回路12内のカウンタ121は、
表示Hをカウントするので、入力映像信号と表示映像信
号の同期信号周波数が近くなり、位相差が表示映像信号
の水平走査期間1H以下になるとその位相差を検出する
ことができなくなる。
【0037】そこで、この実施形態では、外部からのモ
ード信号MODEにより第1と第2のアドレス監視回路
を切り換えることにより、広範な周波数範囲の入力映像
信号及び表示映像信号に対応できるようにしている。こ
こで、上述したように、|A−B|は位相差の経時的変
化量を示しているので、この値が小さいということは入
力映像信号と表示映像信号の同期信号周波数が近いこと
を意味する。よって、図9の点線で示すように、A,B
を入力する第2演算回路126を設け、ここで、|A−
B|<C(C:所定値)を判定し、この判定でYのとき
Hレベルとなり、NのときLレベルとなる信号MDを出
力するようにし、この信号をモード切換信号MODEと
して用いれば、自動的に切換を行うことができるように
なる。尚、Cとしては3H,4H等の小さな値を用いれ
ばよい。
【0038】ところで、上述の第1アドレス監視回路1
1においては、1フレーム毎にアドレスの追い越しを予
測するようにしたが、1フィールド毎に行うようにして
も良い。例えば、図7に示すように、信号REとWEを
入力するEX−NORゲート103と、このNORゲー
ト出力をデータ端子Dに入力し、クロック端子CLに信
号RRSTを入力するDフリップフロップ104で、第
1アドレス監視回路11を構成すればよい。
【0039】また、第1アドレス監視回路11では、信
号RRSTに基づき読み出し動作の開始時点でアドレス
追い越しを予測するようにしたが、図1及び図7におい
て、信号RRST,RE,WEの代わりに、各々、信号
WRST,WE,REを用いることにより、同一構成で
書き込み動作の開始時点でアドレス追い越しを予測する
こともできる。第2アドレス監視回路12においても、
表示Vを基準として信号MON2を生成する代わりに、
入力Vを基準にして信号MON2を生成して書き込み動
作の開始時点でアドレス追い越しを予測することもでき
る。そして、この場合、図2に示した信号MONを入力
するEX−ORゲート95を取り除き、信号MREの代
わりに信号REを用いると共に、このEX−ORゲート
を書き込み側に設けて信号MONとWEを入力し、その
出力及びその反転出力をANDゲート81,83に入力
する。このようにすれば、アドレス追い越しが予測され
たときに、同一フィールドメモリに対して読み出しを連
続して行う代わりに、同一メモリに対して書き込みを連
続して行うことができ、この構成によっても、アドレス
の追い越しを回避することができる。
【0040】尚、本発明は、フィールドメモリだけでは
なくフレームメモリを用いるシステムにも当然適用可能
である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、入力映像信号と表示映
像信号の周波数の差が広い範囲にわたっても、簡単な回
路構成によって確実に、バッファメモリに対する書き込
みと読み出しのアドレス追い越しを予測できるようにな
る。特に、入力クロックに従って内部で書き込み及び読
み出しのアドレスを決定するバッファメモリを採用する
場合には最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1アドレス監視回路を示す回路図である。
【図2】映像信号処理回路を示すブロック図である。
【図3】アドレス追い越しが発生することを予測した場
合のタイミングチャートである。
【図4】アドレス追い越しが発生しないことを予測した
場合のタイミングチャートである。
【図5】アドレス追い越しが発生することを予測した場
合の他のタイミングチャートである。
【図6】アドレス追い越しが発生しないことを予測した
場合の他のタイミングチャートである。
【図7】第1アドレス監視回路の他の例を示す回路図で
ある。
【図8】入力映像信号と表示映像信号の位相差を説明す
る説明図である。
【図9】第2アドレス監視回路を示す回路図である。
【図10】第2アドレス監視回路内の演算回路の処理内
容を示すフローチャートである。
【図11】読み出しメモリの変更を示す説明図である。
【図12】読み出しメモリの他の変更例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1,2 フィールドメモリ 3,4 ライトアドレスカウンタ 5,6 リードアドレスカウンタ 7 タイミング制御回路 8 入力映像クロックジェネレータ 9 表示映像クロックジェネレータ 10 アドレス監視回路 11 第1アドレス監視回路 12 第2アドレス監視回路 13 切換回路 81,83,91,93,101 ANDゲート 95,103 EX−ORゲート 102,104 Dフリップフロップ 121 カウンタ 122,123,124 レジスタ 125 演算回路 126 第2演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 晴也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のバッファメモリに入力映
    像信号を交互に書き込み、書き込まれた映像信号を交互
    に読み出して表示映像信号を得る映像信号処理回路にお
    いて、前記第1及び第2のバッファメモリから読み出し
    動作を開始するとき、書き込みを行っているバッファメ
    モリと読み出しを行おうとするバッファメモリが一致す
    るか否かを判定し、判定結果に応じて読み出しと書き込
    みにおけるアドレス追い越しの発生を予測する第1のア
    ドレス監視回路と、前記入力映像信号と表示映像信号の
    垂直信号の位相差と該位相差の経時変化量とを検出する
    検出回路、前記位相差と経時変化量とを比較する比較回
    路、読み出し動作を開始するとき、書き込みを行ってい
    るバッファメモリと読み出しを行おうとするバッファメ
    モリが一致するか否かを判定する判定回路、及び、前記
    比較回路と判定回路の結果に応じて読み出しと書き込み
    におけるアドレス追い越しの発生を予測する第2のアド
    レス監視回路と、切換信号に応じて前記第1と第2のア
    ドレス監視回路を切り換える切換回路とを有することを
    特徴とする映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のバッファメモリに入力映
    像信号を交互に書き込み、書き込まれた映像信号を交互
    に読み出して表示映像信号を得る映像信号処理回路にお
    いて、前記第1及び第2のバッファメモリに書き込み動
    作を開始するとき、読み出しを行っているバッファメモ
    リと書き込みを行おうとするバッファメモリが一致する
    か否かを判定し、判定結果に応じて読み出しと書き込み
    におけるアドレス追い越しの発生を予測する第1のアド
    レス監視回路と、前記入力映像信号と表示映像信号の垂
    直信号の位相差と該位相差の経時変化量とを検出する検
    出回路、前記位相差と経時変化量とを比較する比較回
    路、書き込み動作を開始するとき、読み出しを行ってい
    るバッファメモリと書き込みを行おうとするバッファメ
    モリが一致するか否かを判定する判定回路、及び、前記
    比較回路と判定回路の結果に応じて読み出しと書き込み
    におけるアドレス追い越しの発生を予測する第2のアド
    レス監視回路と、切換信号に応じて前記第1と第2のア
    ドレス監視回路を切り換える切換回路とを有することを
    特徴とする映像信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記経時変化量が所定値より少なくなっ
    たことを検出する第2検出回路を更に備え、該検出回路
    の検出出力を前記切換信号とすることを特徴とする請求
    項1又は2記載の映像信号処理回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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