JPH0911663A - 新聞紙 - Google Patents

新聞紙

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JPH0911663A
JPH0911663A JP18802195A JP18802195A JPH0911663A JP H0911663 A JPH0911663 A JP H0911663A JP 18802195 A JP18802195 A JP 18802195A JP 18802195 A JP18802195 A JP 18802195A JP H0911663 A JPH0911663 A JP H0911663A
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JP18802195A
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Masayuki Makita
正行 牧田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】読者からの直接的な情報発信機能を備える新聞
紙。 【構成】新聞紙の紙面1から分離した場合には、郵便物
として取り扱い可能な寸法又はそれらを含む大きさの寸
法により形成する。少なくとも新聞紙の紙面の剛性より
も大きい剛性を備え、かつ、書き込み性を有する面から
なる区画2,3を紙面に備えている新聞紙とする。 【効果】新聞が双方向情報発信機能を備えるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読者側からの情報発信
機能を備えた新聞紙に関する。
【0002】詳しくは、本発明は、紙面を直接的に利用
することによりそのような機能を備えるものにした新聞
紙に関する。
【0003】
【従来の技術】新聞紙は、その紙面を通じて読者に情報
を伝達する手段であって、古くから存在する情報伝達手
段である。
【0004】なお、情報の伝達は、情報の発信者側から
すれば情報の発信ということができ、情報の発信を強調
すれば、情報伝達手段を情報発信手段ということができ
る。
【0005】そこで、本明細書においては、情報の伝達
を必要に応じて情報の発信といい、情報伝達手段も必要
に応じて情報発信手段ということがある。
【0006】新聞は短時間内に広い地域に多量に配布さ
れるので、新聞印刷は印刷速度を最も重要視したシステ
ムに構成されている。
【0007】新聞印刷においては、編集のコンピュ−タ
−化、編集への電算写植機の導入、製版のシステム化、
輪転式印刷機の高速化及び関連機器の高速自動化が進ん
でいて、新聞印刷の編集から発送に至る一連の作業がC
TS(コンピュ−タ−ライズッド・タイプセッティング
・システム)により高速に行われている。
【0008】新聞巻取紙(新聞印刷用の原紙)は、坪量
が52±2g/m2、厚さ及び機械的強度が一定以上、
紙面の白色度及び不透明度が一定以上及び紙面の表裏の
平滑度に差がないとする旨の規格もある(JISP30
01−1976参照)。
【0009】しかし、新聞紙としては、省資源及び省エ
ネルギ−等の観点から、剛性を備えて、かつ、坪量が小
さい(例えば、46g/m2若しくは43g/m2等)の
超軽量紙が使用されるのが一般的である。
【0010】新聞紙の紙面は、原則として、その形状及
び印刷その他において任意であるが、いずれの種類の新
聞紙においても同様の寸法の紙面を用いて、情報が文
字、写真及び図形等を介して読者側に伝達されている。
【0011】しかし、従来の新聞紙においては、多種多
量の情報が一方的に読者に伝達されるだけで、少なくと
も、読者が直接的に新聞紙を利用して情報を発信する機
能が存在しなかった。
【0012】一方、雑誌には、頁と頁との間に返信用の
私製葉書を添付する等の簡便な手段により、読者が何ら
かの情報を伝達できる機能を備えているものがある。
【0013】しかし、雑誌は、新聞紙に比較して、特定
領域(例えば、技術若しくは文化の領域)の情報を特定
読者に伝達する役割のものが多いので、雑誌に添付の私
製葉書も資料を請求する等に使用されているにすぎな
い。
【0014】なお、私製葉書は、原則的には、用紙の大
きさが14〜15.4cm(長辺)×9〜10.7cm
(短辺)で、紙質及び厚さが官製葉書と同等以上で、一
枚の重さが2〜6gである場合には、第二種郵便物と同
等の料金とする扱いがされている。
【0015】雑誌に添付の私製葉書は、一般的には、こ
の条件を満たす紙片若しくはそれに近い条件を満たす紙
片になっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】新聞紙は、あるゆる種
類の情報を多量に伝達し、最も多くの読者を有している
等の特徴を備えた情報伝達手段ではあるが、情報化社会
における情報伝達手段としては、(イ)〜(ハ)等の問
題点を有している。 (イ)情報化社会において発信される情報には、情報を
受けとる側からの応答を必要とするものが著しく増大し
ていて、将来的にも増大するとされている。
【0017】従って、新聞は読者からの情報発信機能を
備えていないので、新聞に掲載できない情報も著しく増
大していく可能性があるという問題点がある。 (ロ)新聞紙を読者からの情報発信機能を備えている手
段にする(すなわち、新聞紙を双方向情報伝達可能な手
段にする)、という発想が従来においては存在していな
いという問題点がある。
【0018】従って、読者からの情報発信機能の新聞紙
への付与については、従来においては、何らの検討及び
提案も存在しないという問題点がある。 (ハ)現在の商業上若しくは工業上のシステムには、情
報の双方向発信機能を備えていないと機能しないと機能
しないものが著しく増大している。代表例が通信販売シ
ステムである。
【0019】一方、論説及び重大ニュ−ス等の記事につ
いての評価若しく意見をできるだけ早くキャッチする機
能を新聞が備えることの必要性が著しく増大している。
【0020】例えば、新聞がアンケ−トシステムのよう
な簡単な情報応答システムを備えることにつての必要性
さえも著しく増大している。
【0021】しかし、新聞は読者からの情報発信機能を
備えていないので、他の双方向情報発信機能を有する商
業上若しくは工業上のシステムと関連させて運用するに
は、新聞とそれらのシステムを連結させる別のシステム
を莫大といってもいい程の費用と時間とをかけて開発す
る必要があるとされているので、それら両方を連結させ
て運用することは実際にはできないという問題点があ
る。 (ニ)新聞記事の電子メ−ル送信により読者からの情報
発信機能を付加した新聞の運用も試験的に行われてい
る。
【0022】しかし、その方法は、単に新聞記事を安い
コストで不特定の読者に通信したに過ぎず、新聞記事の
送り手側の経済システムが不安定になる可能性がある。
【0023】従って、現行の新聞の発行システムを維持
して、新聞が読者からの情報発信機能をも備えることが
できることが望まれるれが、かかる点については何らの
検討及び提案も行われていないという問題点がある。
【0024】そこで、第一の本発明は、それらの問題点
を解決して、読者からの直接的な情報発信機能を備えて
いる新聞紙を提供することを目的とする。
【0025】より具体的には、新聞紙を簡便な手段によ
り双方向情報発信機能を備えたものになっている情報伝
達手段としての新聞紙を提供することを目的とする。第
二の本発明は、読者からの直接的な情報発信機能を備え
ていて、しかも、古紙のリサイクルシテムに適合する
(すなわち、環境及び資源の保存に適合する)特徴を備
えている新聞紙を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に記載の発明)による新聞紙は、紙面が下記(1)及び
(2)に定義される特徴を備えた区画を有するものに構
成されていること、を特徴とする。 (1)区画は、それが新聞紙の紙面から分離される場合
には、郵便物として取り扱われるものの寸法若しくは郵
便物として取り扱われるものの寸法を含む大きさの寸法
により形成され、(2)区画が、少なくとも新聞紙の紙
面の剛性よりも大きい剛性を備えていて、書き込み性を
有する面に形成されている。
【0027】第二の本発明(請求項2に記載の発明)に
よる新聞紙は、紙面が下記(a)及び(b)に定義され
る特徴を備えた区画を有するものに構成されているこ
と、を特徴とする。 (a)区画は、それが新聞紙の紙面から分離される場合
には、郵便物として取り扱われるものの寸法若しくは郵
便物として取り扱われるものの寸法を含む大きさの寸法
により形成されて、(b)区画が、書き込み性を有する
プラスティックフィルムを水溶性接着材料を介して新聞
紙の紙面に積層したもの、若しくは紙を接着材料を介し
て新聞紙の紙面に積層されているものからなる。
【0028】
【作用】第一の本発明による新聞紙においては、新聞紙
の紙面から分離される場合には、郵便物として取り扱わ
れるものの寸法若しくは郵便物として取り扱われるもの
の寸法を含む大きさの寸法により形成の区画が設けられ
ている。
【0029】従って、読者は、新聞紙の紙面からその区
画を分離する操作だけで、形状的には自己の情報を発信
できる郵便物(代表的には、私製葉書)と形状的に同等
の紙片を新聞紙から直接に得ることができることにな
る。
【0030】しかも、本発明の新聞紙の紙面の区画は、
少なくとも新聞紙の紙面の剛性よりも大きい剛性を備え
て、かつ、書き込み性を有する面に形成されている。従
って、区画は、剛性等の点においても、郵便物(代表的
には、私製葉書)に要求される条件を満足するようにな
り、かつ、書き込み性を有しているので、読者の情報発
信手段となりうる。
【0031】又、第二の本発明による新聞紙において
は、区画が、書き込み可能なプラスティックフィルムを
水溶性接着材料を介して新聞紙の紙面に積層したもの、
若しくは紙を接着材料を介して新聞紙の紙面に積層ある
いは部分接着されている。
【0032】従って、区画がプラスティックフィルムの
新聞紙の紙面への積層からなる場合には、区画が郵便物
として使用される場合若しくは区画が新聞紙に残存して
いる場合であっても、古紙回収工程でプラスティックフ
ィルムを紙面から容易に分離させることができる。又、
古紙再生工程での紙強化剤として使用することもでき
る。
【0033】
【実施例】本発明による新聞紙を実施例に基づいて具体
的に説明する。
【0034】図1は本発明による新聞紙の一実施例の平
面図であって、図2は図1の部分斜視図及び図3は図1
の側断面図である。なお、図1〜図3に図示する新聞紙
は、本発明の好適な実施例ではあるが、本発明に包含さ
れる多くの実施例の一例示である。
【0035】図1において、新聞紙の紙面1中には、葉
書と同じ寸法であって、宛名その他が記載され、厚さ、
剛性及び重さ等を新聞紙面のそれらよりも大きくし、し
かも、表面又は裏面あるいはその両面を書き込み可能な
面に形成の区画2、3が設けられている。
【0036】区画2、3は、それらを紙面1から切り離
して葉書として利用し、必要事項を記載して投函すれ
ば、郵送されるようになっている。
【0037】区画2は、紙面1中の掲載記事に近い箇所
に配設されていて、読者が記事に直接的に対応する応答
を直ちに発信できるようになっている。
【0038】区画3は、紙面1の下方の広告欄に設けら
れていて、それを葉書として利用することにより、読者
が広告に直ちに反応できるようになっている。
【0039】区画2、3は、例えば、その区画の寸法に
相当するプラスティックフィルム片2a、2bを紙面1
の表裏に積層することによって形成可能である。
【0040】プラスティックフィルム片2a、2bの紙
面1表裏への積層は、区画2、3の面積に比較して、新
聞紙面1の寸法が大きいので、紙面1の表面のみへの積
層では、新聞紙紙面1がカ−ル(捲く)する状態になる
からである。
【0041】プラスティックフィルム片2a、2bは、
区画2、3を私製葉書に要求される重さ(2〜6g程
度)若しくはそれに近い重さになる厚みで紙面1に積層
されている。
【0042】又、プラスティックフィルム片2a、2b
は、区画2、3を新聞紙面1よりも大きい剛性にして、
書き込み可能性を有する面を形成可能なプラスティック
材料からフィルム化して形成されている。
【0043】合成高分子の製膜によるフィルムの物性
は、大きくは、合成高分子の物性と製膜法の種類及び操
作条件等に影響を受ける。従って、プラスティックフィ
ルム片2a、2b用の合成高分子は、剛性及び書き込み
可能性等の点から選択される。そして、例えば、プラス
ティックフィルム片2a、2bを積層プラスティックフ
ィルムから形成することにより、区画2、3を新聞紙面
1よりも大きい剛性にして、書き込み可能な面にしうる
ことが見いだされている。
【0044】なお、プラスティックの膜状体を表現する
用語としては、「フィルム」及び「シ−ト」の用語が使
用されている。そして、「フィルム」及び「シ−ト」に
は厚さの限界があって、厚さ200μm以下を「フィル
ム」とし、厚さ200μm以上を「シ−ト」として区分
するとの考え方もある。
【0045】「フィルム」及び「シ−ト」を、単に、
「膜状体」を表現する用語としても、すなわち、厚さに
は無関係の用語としても、一般的に使用されている。
【0046】そこで、本明細書では、「プラスティック
フィルム」の用語をプラスティックの膜状体と同じ語義
で使用している。
【0047】従って、プラスティックフィルム片2a、
2bが、積層プラスティックフィルムより形成される場
合としては、その表面は書き込み可能なプラスティック
フィルムが配置される。プラスティックフィルムは、一
般的には鉛筆等では書き込み不能である。そこで、充填
材混入によりプラスティックフィルムに書き込み性を付
与することができる。
【0048】積層プラスティックフィルムの表面に配置
するプラスティックフィルム(すなわち、充填材混入に
より書き込み性を付与する層)は、熱可塑性プラスティ
ックで、充填材混入状態で剛性が生成するものを選択し
てフィルム化するのが適している。
【0049】充填材の種類の選択によりプラスティック
フィルムの剛性を大きくしたものにすることもできる。
又、フィルム生成法を選択によってもプラスティックフ
ィルムの剛性を大きくしたものにすることもできる。
【0050】充填材混入するプラスティックとしては、
フィルム化可能な熱可塑性プラスティックの使用が代表
的である。
【0051】例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリエチレンテレフタレ−ト等である。
【0052】以下において、積層プラスティックフィル
ム表面の書き込み面をポリエチレンテレフタレ−トフィ
ルムにした場合を例にとって説明する。
【0053】積層プラスティックフィルムは、ポリエチ
レンテレフタレ−トフィルム(以下、必要に応じて、P
ETフィルムと略称することがある)にサ−マルラミネ
−ション可能なポリオレフィン系プラスティックフィル
ムを積層したものがある。
【0054】さらに、例えば、充填材混入PETフィル
ムを延伸処理して充填材混入延伸PETフィルムにすれ
ば、フィルムの剛性及び引張り強さが大きくなって、破
断伸びが適度のフィルムにすることが可能となる。
【0055】PETフィルムの延伸処理には、フラット
法延伸が適していて、本発明においては、一軸延伸及び
二軸延伸のいずれのフラット法延伸処理フィルムでも使
用可能である。PETフィルムに充填材を混入すること
により、PETフィルムの表面性状を書き込み可能な面
にすることができ、区画2、3の面積を2〜6g程度の
重さ若しくはそれに近い重さにすることができる。
【0056】又、プラスティックフィルムに混入する充
填材は、フィルム表面を白色にして、書き込み性を向上
させるもの選択する。
【0057】充填材は、代表的には、例えば、炭酸カル
シウム及び炭酸マグネシウムが挙げられる。
【0058】積層プラスティックフィルムは、サ−マル
ラミネ−ション法により新聞紙面1に部分的にラミネ−
トされる。部分的なサ−マルラミネ−ション法として
は、例えば、枚葉ラミネ−ション法が挙げられる。
【0059】なお、新聞印刷は、前述のように、CTS
により編集から発送まで自動的に行われているので、現
行の新聞印刷のシステム外において、部分的ラミネ−シ
ョン法を行うことになる。
【0060】以上の説明した区画2、3の形成方法は、
プラスティックフィルムを使用する点で便宜性がある
が、新聞紙の古紙が回収再使用が困難になるという環境
上の不都合が発生する。
【0061】そこで、区画2、3が、剛性及び書き込み
性を備えたプラスティックフィルム(例えば、充填材混
入のPETフィルム)を水溶性接着材料により紙面1に
積層して形成されると、新聞紙の古紙回収工程において
も充填材混入のプラスティックフィルム片を紙面1から
容易に分離することができる。
【0062】水溶性接着材料によりプラスティックフィ
ルムを紙面1に積層するには、例えば、ウエットラミネ
−ション法等により行うことが可能である。水溶性接着
材料による積層では、プラスティックフィルムの収縮
(サ−マルラミネ−ション法では生じ易い)等を防止で
きるので、プラスティックフィルムの積層は紙面1の片
面のみの場合でもよいことがある。
【0063】水溶性接着材料としては、例えば、公知の
合成系及び天然物系の水溶性接着材料を用いることがで
きる。それらには、例えば、酢酸ビニル系エマルジョン
あるいはポリアクリル酸エステル系エマルジョン等の公
知の合成系水溶性接着材料、及び澱粉糊、ゼラチン糊あ
るいはカゼイン糊等の天然物系水溶性接着材料等があ
る。
【0064】なお、CTSにより編集から発送まで自動
的に行われている現行の新聞印刷システムにウエットラ
ミネ−ション法による新聞紙のラミネ−トを適用するこ
とも可能ではあるが、ラミネ−ト処理した新聞用紙を新
聞印刷システムにかける等するのが産業的には実際的で
ある。
【0065】図4は、図1及び2に図示する区画2、3
と同様の区画40、…40が、紙面1の下方において横
方向に列状に設けられている新聞紙を表している。
【0066】図4の紙面1は、新聞紙の広告欄に相当す
る箇所にまとめて区画40、…40が配列して、それに
よって、新聞紙の広告を読者との直接対話型にしたもの
である。
【0067】図5は、図1及び2に図示する区画2、3
と同様の区画50、…50が、紙面1の両端側に縦方向
に列状に設けられている新聞紙を表している。
【0068】図5の紙面1は、記事掲載欄の両端にまと
めて区画50、…50が配列して、それによって、記事
の内容と様々な状態で読者との直接対話型にしたもので
ある。
【0069】図5の紙面1は、区画50、…50が新聞
紙の縦方向に列状に配列されているので、サ−マルラミ
ネ−ション法若しくはウエットラミネ−ション法による
通常のラミネ−トが可能である。
【0070】区画2、3、40、50は、接着剤含浸紙
を積層する等の方法によっても形成可能である。又、区
画2、3、40、50は、それが読者の情報発信手段に
なりうるならば、寸法その他の形態において任意であっ
て、区画2、3、40、50をFAX用紙に形成させて
もよく、郵便用紙とFAX用紙とを混在させてもよい。
【0071】さらに、プラスティックフィルム若しくは
紙の紙面1への積層により区画2、3、40、50を形
成する場合においても、前述した積層手段(サ−マルラ
ミネ−ション法若しくはウエットラミネ−ション法)以
外の手段により形成してもよい。
【0072】なお、本発明においては、本発明の目的に
合致し、本発明の効果を特に害さない限りにおいては、
改変あるいは部分的な変更及び付加は任意であって、い
ずれも本発明の範囲である。
【0073】
【発明の効果】第一の本発明によれば、下記(1)〜
(3)等の効果が得られる。 (1)読者が新聞紙の紙面から区画を分離するだけで自
己の情報を直ちに発信することが可能となる新聞紙(す
なわち、双方向情報発信機能を備えている新聞紙)が提
供される。 (2)情報化社会において増大している読者からの応答
を必要とする情報をも記事化して紙面に掲載することが
可能となる新聞紙が提供される。 (3)新聞の双方向情報発信機能を利用して、新聞と他
の双方向情報発信機能を備えているシステムとを関連さ
せて運用することが可能となる。 (4)新聞紙の読者(すなわち、著しく多くの読者)
が、新聞紙から直接的に情報発信手段を得ることができ
るので、社会における情報の伝達量が著しく増大する。
【0074】又、第二の本発明によれば、下記(a)〜
(c)等の効果が得られる。 (a)第一の本発明による効果に加えて、区画が郵便物
として利用されてから古紙となる場合及び区画を残した
ままの新聞紙が古紙となる場合のいずれであっても、古
紙のリサイクルが容易となり、環境と資源の保存にも有
益となる等の効果が得られる。 (b)新聞紙の読者が、新聞紙から得られた情報発信手
段を行使しても、既存の古紙リサイクルのシステムにか
かる余分の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1の部分的拡大の斜視図である。
【図3】図1の側断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の平面図である。
【図5】本発明の他の実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 新聞紙の紙面 2 区画 2a プラスティックフィルム片 2b プラスティックフィルム片 3 区画 40 区画 50 区画

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙面が下記(1)及び(2)に定義される
    特徴を備えた区画を有するものに構成されていること、
    を特徴とする新聞紙。 (1)区画は、それが新聞紙の紙面から分離される場合
    には、郵便物として取り扱われるものの寸法若しくは郵
    便物として取り扱われるものの寸法を含む大きさの寸法
    により形成され、(2)区画が、少なくとも新聞紙の紙
    面の剛性よりも大きい剛性を備えて、かつ、書き込み性
    を有する面に形成されている。
  2. 【請求項2】紙面が下記(a)及び(b)に定義される
    特徴を備えた区画を有するものに構成されていること、
    を特徴とする新聞紙。 (a)区画は、それが新聞紙の紙面から分離される場合
    には、郵便物として取り扱われるものの寸法若しくは郵
    便物として取り扱われるものの寸法を含む大きさの寸法
    により形成され、(b)区画が、書き込み性を有するプ
    ラスティックフィルムを水溶性接着材料を介して新聞紙
    の紙面に積層したもの、若しくは紙を接着材料を介して
    新聞紙の紙面に積層されているものからなる。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459777B1 (en) 1998-12-31 2002-10-01 Keytouch Corporation Directionally-mapped, keyed alpha-numeric data input/output system
US7657251B2 (en) 2004-03-31 2010-02-02 Nec Corporation Call interruption compensation system

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