JPH09115626A - 分岐コネクタ - Google Patents

分岐コネクタ

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JPH09115626A
JPH09115626A JP26559095A JP26559095A JPH09115626A JP H09115626 A JPH09115626 A JP H09115626A JP 26559095 A JP26559095 A JP 26559095A JP 26559095 A JP26559095 A JP 26559095A JP H09115626 A JPH09115626 A JP H09115626A
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branch connector
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意のピッチ、本数、幅寸法に形成されたタ
ブコンタクトを両側に有する平板状の分岐導体を、同一
の絶縁ハウジング内に容易に固定でき、分岐導体両側に
形成されたタブコンタクト間は密閉区画でき、配線取付
が容易にできるという課題である。 【解決手段】 分岐コネクタ1は第一のハウジング1
0、第二のハウジング20、分岐導体30から成る。第
一のハウジング10の角筒状本体11内には第一の仕切
突起15が形成され、第一の仕切突起15に対応する第
二の仕切突起25と側面突起26を有した第二のハウジ
ング20は、左右側壁21に形成されたロックアーム2
4を介して第一のハウジング10内にスナップロックさ
れる。平板の共通導体部31の両側にタブコンタクト3
2、33を形成した分岐導体30は、第一及び第二の仕
切突起15、25の間に抜け止め挟持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制御盤に実装さ
れる複数の電気機器における共通電気回路の渡り配線に
使用される分岐コネクタの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御盤においては、強制冷却に使用され
る複数のファンに給電する回路のように、共通電気回路
の渡り配線を必要とすることが多い。このような配線を
簡単にするために一つの端子から複数個の電線に分岐で
きる端子台もしくはコネクタが使用される。従来このよ
うなものとして、例えば、特開平5−343118号公
報に開示された端子台がある。この端子台は一つの端子
接続区画に複数個のコ字形の接続片をリベットでかしめ
て複数個の電線が接続できるように構成している。
【0003】又、特開平5−316622号公報の開示
内容によれば、つなぎ部分で連結された一対の帯状共通
基板の両側縁に複数のタブコンタクトを形成した両側連
鎖状分岐端子を備えた分岐接続箱が示されている。上記
分岐接続箱のケース本体は上記両側連鎖状分岐端子の厚
みより大きい幅で、内壁にリブを形成したスロットが設
けられ、両側連鎖状分岐端子は上記スロット内に圧入し
て固定されている。又、タブコンタクトが貫通できるタ
ブ貫通孔が形成された上部及び下部ケースによって上記
共通基板は両側から挟持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平5−343
118号公報に開示された従来の端子台は、任意の数の
コンタクトを得るためには形状の異なる複数個のコ字形
の接続片を必要として生産性に劣り、上記複数個の接続
片をリベットでかしめているため、接触信頼性が優れて
いるとは言えない。また、上記特開平5ー316622
号公報に開示された従来の分岐接続箱は、三種類のケー
スを必要とし、構造が簡単とは言えない。また、上部及
び下部ケースのタブ貫通孔はタブコンタクトの所定ピッ
チに対応して設ける必要があるため、タブコンタクトの
ピッチ、本数、幅寸法が異なれば、さらにケースの種類
を増大させることになる。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、任意のピッチ、本数、幅寸法
に形成されたタブコンタクトを両側に有する平板状の分
岐導体を、同一の絶縁ハウジング内に容易に固定でき、
分岐導体両側に形成されたタブコンタクト間は密閉区画
でき、配線取付が容易にできる分岐コネクタを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る分岐コ
ネクタは、リセプタクルコンタクトが差し込み接続され
るタブコンタクトを絶縁ハウジング内に備えた分岐コネ
クタにおいて、長辺と短辺から成る四角筒状であって、
四角筒状の本体の相対する長辺壁内面に本体の軸方向に
対して直交する第一の仕切突起が形成された第一のハウ
ジングと、第一のハウジングの短辺壁内面に沿って挿入
される一対の側壁と、側壁間の中央部を連結するように
形成された中間壁と、一対の側壁の一端には短辺壁の一
方の縁に係止される外向きに形成された鍔部と、一対の
側壁の他端には短辺壁の他方の縁に弾性的に係合される
ロックア−ムと、中間壁の両面には第一の仕切突起に対
向して形成された第二の仕切突起とから成る第二のハウ
ジングと、帯状の共通導体部と、この共通導体部の両側
に複数の第一および第二のタブコンタクトとから成る分
岐導体とを備え、第一の仕切突起と第二の仕切突起との
間に分岐導体の共通導体部が係止されると共に、第二の
ハウジングはロックアームおよび鍔部によって第一のハ
ウジングに係止してなることを特徴とするものである。
したがって、この発明によれば、第二のハウジングの一
対の側壁の一端にロックアームを形成したので、第一の
ハウジングの短辺壁内面に沿って挿入される第二のハウ
ジングは、第一のハウジング内に弾性的に係合されると
同時に、第一又は第二のハウジングの仕切突起に係止さ
れた分岐導体も係止固定される。
【0007】第2の発明に係る分岐コネクタは、分岐導
体の共通導体部は、第一の仕切突起と第二の仕切突起と
の間に挟持されていると共に、第一のタブコンタクトと
第二のタブコンタクトとが互いに密閉区画されているこ
とを特徴とするものである。したがって、この発明によ
れば、ハウジングの軸方向に対して直交する仕切突起が
設けられ、仕切突起の合わせ目に形成されたスリット孔
は分岐導体の共通導体部で塞がれているので、共通導体
部の両側に形成された第一のタブコンタクトと第二のタ
ブコンタクトとが互いに機械的に分離される。
【0008】第3の発明に係る分岐コネクタは、第一の
仕切突起の左右端と短辺壁との間には切欠き部が形成さ
れ、第二の仕切突起の左右端には切欠き部を塞ぐ側面突
起が形成され、側面突起の中央部には係止溝が形成さ
れ、分岐導体は平板から成ると共に、共通導体部の両端
には係止突起が形成されていて、分岐導体の係止突起が
係止溝に嵌合されると共に、分岐導体が第一の仕切突起
と第二の仕切突起との間に抜け止め挟持されていること
を特徴とするものである。したがって、この発明によれ
ば、共通導体部の両端に形成された係止突起が第二のハ
ウジングの側面突起の係止溝に嵌合して固定されている
ので、分岐導体が平板で構成でき、第一及び第二のハウ
ジングの軸方向に対して、共通導体部の両側に形成され
た第一のタブコンタクトと第二のタブコンタクトの方向
を選択して組込できる。
【0009】第4の発明に係る分岐コネクタは、第一の
ハウジングには、分岐コネクタを取付ける取付用角穴を
設けた取付板に固定すると共に、取付用角穴の周縁を塞
ぐフランジが形成され、第二のハウジングには、鍔部か
ら取付フランジに向かって延びる係止ア−ムが形成され
ていて、取付用角穴の縁に係止ア−ムが弾性的に係止し
て分岐コネクタが取付板に固定されることを特徴とする
ものである。したがって、この発明によれば、第二のハ
ウジングの外向きの鍔部から第一のハウジング外周の取
付フランジに向かって延びる係止ア−ムが形成されてい
るので、ねじ止めすること無く、取付用角穴に弾性的に
係止して取付固定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の形態を図1〜図7によ
って説明する。図1〜図5において、1は分岐コネクタ
で第一のハウジング10、第二のハウジング20、分岐
導体30から構成されている。図5には上記第一のハウ
ジング10の一部破断斜視図が示されている。11は第
一のハウジング10の主要部を形成する長辺と短辺とか
ら成る四角筒状の本体で、一対の長辺壁12及び短辺壁
13から成る。各短辺壁13の上端には低い段部13A
が形成され、下端には一対の係止切り欠き部13Bが形
成されている。14は四角筒状の本体11の外周上部寄
りに形成された取付フランジである。取付フランジ14
の左右には取付穴14Aが設けられ、背面側には肉厚を
減らすための凹部14Bが適宜設けられている。各長辺
壁12の内面中央部には、四角筒状の本体11の軸方向
に対して直交する第一の仕切突起15が形成されてい
る。この第一の仕切突起15の左右端と短辺壁13との
間には切り欠き部15Aが設けられ、背面側には肉厚を
減らすための凹部15Bが適宜設けられている。16は
各短辺壁13の内面下部に形成された一対のガイドリブ
で、一対の係止切り欠き部13Bの間に位置する。
【0011】図6には上記第二のハウジング20と分岐
導体30の斜視図が示されている。第二のハウジング2
0は第一のハウジング10の内面に密着する左右一対の
側壁21と該左右側壁21の中央部を連結する中間壁2
2とを有する。各側壁21の下部には該側壁21と中間
壁22とを分離するように一対の溝23が形成され、一
対の側壁21の他端には一対のロックアーム24が形成
されている。又、側壁21の一端である上端には外向き
の鍔部21Aが形成され、ロックアーム24の端部には
外向きの突起部24Aが形成されている。中間壁22の
両面には上記第一の仕切突起15に対応する第二の仕切
突起25が形成されている。26はこの第二の仕切突起
25と一体に形成され、上記切り欠き部15Aを塞ぐ側
面突起である。第二の仕切突起25の内部には肉厚を減
らすための凹部25Aが設けられ、この凹部25Aと連
続する形で側面突起26の内部には係止溝26Aが形成
されている。
【0012】平板の分岐導体30は帯状の共通導体部3
1の片側に複数個の幅の広い第一のタブコンタクト32
が形成され、反対側に複数個の幅の狭い第二のタブコン
タクト33が形成されている。共通導体部31の横幅は
左右側面突起26の間に入る寸法に構成され、この両端
には係止溝26Aに対応する係止突起31Aが形成され
ている。
【0013】次に分岐コネクタ1の組立方法を説明す
る。先ず、図6に示すように分岐導体30の係止突起3
1Aを係止溝26A内に嵌合させ、共通導体部31を第
二の仕切突起25の側面に密着するまで押し込む。同様
に中間壁22の反対側にも分岐導体30を嵌合係止させ
る。二個の分岐導体30を上記の位置に保持した状態の
第二のハウジング20を、このロックアーム24先端の
突起部24Aを低い段部13Aにあてがって図5に示す
ように第一のハウジング10内に押し込む。内方にたわ
んだロックアーム24は最終位置で弾性的に復帰して突
起部24Aが係止切り欠き部13B内に嵌合する。同時
に鍔部21Aが低い段部13A内に嵌合し、溝23内に
ガイドリブ16が嵌合する。第二のハウジング20の挿
入に伴って、分岐導体30の第二のタブコンタクト33
は第一の及び第二の仕切突起15、25の間に形成され
たスリット孔2を貫通して共通導体部31が第一及び第
二の仕切突起15、25の間に挟持される。以上によ
り、第二のハウジング20及び分岐導体30は第一のハ
ウジング10内に固定される。
【0014】図1および図3、図4に示すように組立て
られた分岐コネクタ1の上面側には二つの第一のキャビ
ティ3が形成され、図2および図3、図4に示すように
底面側には二つの第二のキャビティ4が形成されてい
る。隣り合う分岐導体30、30は電気的に絶縁されて
おり、第一のキャビティ3内には第一のタブコンタクト
32が配置され、第二のキャビティ4内には第二のタブ
コンタクト33が配置されている。第一のキャビテイ3
と第二のキャビティ4との間は、第一の仕切突起15と
第二の仕切突起25及び側面突起26が設けられ、且
つ、スリット孔2が分岐導体30の共通導体部31で塞
がれて密閉区画されている。
【0015】図7には分岐コネクタ1を使用した電気回
路図の一例が示されている。通常、幅の広い第一のタブ
コンタクト32は電流容量が大きく取れることから入力
側として使用される。5は電源入力電線で、この端末に
圧着された第一のリセプタクルコンタクト6が第一のタ
ブコンタクト32に差込接続されている。7は複数個の
ファンなどの電気部品で、このリード線7Aの端末に圧
着された第二のリセプタクルコンタクト8が第二のタブ
コンタクト33に差込接続されている。又、図7では使
用されていない第一のタブコンタクト32から他の分岐
コネクタ、電気部品に配線接続できる。このように分岐
コネクタ1を使用することによって、共通電気回路の渡
り配線を簡単に行うことができる。
【0016】分岐コネクタ1の組立は、前述したよう
に、予め側面突起26内に分岐導体30を係止させた第
二のハウジング20を第一のハウジング10内に挿入し
てスナップロックさせるのみで完了するので、極めて簡
単である。また、分岐導体30も導電性平板から打ち抜
くのみで製作でき、生産性に優れている。加えて、複数
個のタブコンタクト32、33は一枚の平板で一体に構
成されているから、相互の電気的接触信頼性を損なうこ
とがない。共通導体部31の上下端縁は、第一のキャビ
ティ3、第二のキャビティ4内に露出されているので、
第一及び第二のハウジング10、20は分岐導体30の
タブコンタクトの構成に影響されない。即ち、同一の第
一及び第二のハウジング10、20に共通導体部31の
幅寸法の範囲内で、タブコンタクトのピッチ、本数、幅
寸法を任意に形成した多種の分岐導体30を組み付ける
ことができる。
【0017】実施の形態2.この発明の他の実施の形態
を図8によって説明する。図8において、1Aは分岐コ
ネクタで、構成部品である第一のハウジング10、第二
のハウジング20、分岐導体30は、実施の形態1の分
岐コネクタ1のものと全く同一品である。異なる点は、
分岐導体30の第一のタブコンタクト32と第二のタブ
コンタクト33との方向が上下逆に組み込まれているこ
とのみである。共通導体部31の上下端縁は第一のキャ
ビティ3、第二のキャビティ4内に露出され、且つ、係
止突起31Aに対して上下対称に形成されているから図
8のように上下逆に組み付けできる。
【0018】防塵的に密閉された制御盤は、間接空冷を
行うため熱交換用のコルゲートフィンを備えることが多
く、このコルゲートフィンを強制空冷するための複数個
の外気ファンも備えている。この外気ファンは制御盤の
外側に取り付けられているから、盤内側から盤隔壁を貫
通して給電配線することになる。このような場合、取付
フランジ14側に分岐側である第二のタブコンタクト3
3を有している分岐コネクタ1Aの使用が便利である。
また、第一のキャビテイ3と第二のキャビティ4との間
は密閉区画されているので、分岐コネクタ1A部分から
盤内に塵埃等が侵入することがない。
【0019】実施の形態3.次に、この発明の他の実施
の形態を図9によって説明する。図9において、30A
は分岐導体である。31は共通導体部で、31Bはこの
共通導体部31に形成された一対の切り起こし突起であ
る。32と33はそれぞれ第一のタブコンタクトと第二
のタブコンタクトである。上記分岐導体30Aは、図6
に示した第二のハウジング20の第二の仕切突起凹部2
5A内に、切り起こし突起31Bを嵌合させることによ
って第二のハウジング20に係止させることができ、前
記分岐導体30と同様に第一のハウジング10内に組み
付けることができる。
【0020】分岐導体30Aは切り起こし突起31Bを
形成するための行程を余分に必要とするが、実施の形態
1、2と同様の効果が得られる。また、切り起こし突起
31Bの根本部を凹部25Aの開口より若干大きくし
て、凹部25A内に圧入して嵌合固着するようにすれ
ば、分岐導体30Aを第二のハウジング20とともに第
一のハウジング10内に挿入組立するときに、分岐導体
30Aの脱落が防止できる。
【0021】実施の形態4.次に、この発明の他の実施
の形態を図10〜図12によって説明する。図10〜図
12において、1Bは取付固定を簡単にした分岐コネク
タで、第一のハウジング10、第二のハウジング20、
分岐導体30から構成されている。短辺壁13の上端に
は一対の係止切り欠き部13Bが形成され、下端には低
い段部13Aが形成されている。これは実施の形態1の
ものとは上下逆に形成されていることになる。14は四
角筒状の本体11の外周上部寄りに形成された取付フラ
ンジで、左右方向は広く形成されているが、取付穴は設
けられていない。第二のハウジング20の外向きの鍔部
21Aからはロックアーム24側に向かって係止アーム
27が形成されている。この他の部分は実施の形態1と
同様に構成されているので、この説明は省略する。この
第二のハウジング20には実施の形態1と同様に分岐導
体30が嵌合係止され、低い段部13A側から第一のハ
ウジング10内に挿入組立される。
【0022】上記分岐コネクタ1Bは、取付板28など
に設けられた取付用角穴28A内に取付フランジ14に
向かって延びる係止アーム27の付け根側から挿入され
る。係止アーム27は内側に撓んで取付用角穴28Aを
貫通できる。取付フランジ14の下面が取付板28外面
に当接すると同時に、係止アーム27は弾性復帰し取付
板28内面に係止され、分岐コネクタ1Bは取付板28
に固定される。
【0023】この実施の形態によれば、ねじ止めするこ
となく取付固定できるので、制御盤などへの組み付けが
容易となる。また、係止アーム27は第二のハウジング
20に設けられ、取付用角穴28Aは第一のハウジング
10の取付フランジ14で塞がれているので、実施の形
態1と同様分岐コネクタ1B部分から盤内に塵埃等が侵
入することがない。なお、第一のハウジング10はこの
四角筒状の本体11の軸方向に2分割する金型で射出成
形される。係止アームを第一のハウジング10に設ける
と、取付フランジ14に上記係止アーム成形用の開口を
設ける必要があるため、密閉が損なわれ金型が複雑高価
になる問題がある。
【0024】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、両
側に複数のタブコンタクトを一体形成した分岐導体を嵌
合係止した第二のハウジングを第一のハウジング内にス
ナップロックさせることで組立したので、信頼性が高
く、安価な分岐コネクタが得られ、共通電気回路の配線
が容易にできるという効果がある。
【0025】また、第2の発明によれば、分岐導体の共
通導体部は、第一の仕切突起と第二の仕切突起との間に
挟持されていると共に、第一のタブコンタクトと第二の
タブコンタクトとが互いに密閉区画されてたので、制御
盤などの防塵性を損なわない分岐コネクタが得られると
いう効果がある。
【0026】また、第3の発明によれば、共通導体部の
両端に形成された突起が第二のハウジングの側面突起の
係止溝に嵌合して固定されているので、分岐導体が平板
で構成でき、第一及び第二のハウジングの軸方向に対し
て、共通導体部の両側に形成された第一のタブコンタク
トと第二のタブコンタクトとの方向を選択して組込みし
たので、安価で融通性が高い分岐コネクタが得られると
いう効果がある。
【0027】また、第4の発明によれば、第二のハウジ
ングの外向きの鍔部から第一のハウジング外周の取付フ
ランジに向かって延びる係止ア−ムが形成されているの
で、ねじ止めすること無く、組立が容易な分岐コネクタ
が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による分岐コネクタの
上面図である。
【図2】 この発明の実施の形態による分岐コネクタの
底面図である。
【図3】 図1に示したA−A線部分の断面図である。
【図4】 図1に示したB−B線部分の断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態による分岐コネクタの
第一のハウジングの一部破断斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態による分岐コネクタの
第二のハウジングと分岐導体の斜視図である。
【図7】 この発明による分岐コネクタを使用した電気
回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による分岐コネクタ
の図3に相当する断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による分岐コネクタ
の分岐導体の斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による分岐コネク
タの上面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による分岐コネク
タの底面図である。
【図12】 図10に示したC−C線部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 分岐コネクタ、2 スリット孔、10 第一のハウ
ジング、11 四角筒状の本体、12 長辺壁、13
短辺壁、14 取付フランジ、15 第一の仕切突起、
15A 切り欠き部、20 第二のハウジング、21
側壁、21A鍔部、22 中間壁、24 ロックアー
ム、25 第二の仕切突起、26 側面突起、26A
係止溝、27 係止アーム、30 分岐導体、31 共
通導体部、31A 係止突起、32 第一のタブコンタ
クト、33 第二のタブコンタクト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リセプタクルコンタクトが差し込み接続
    されるタブコンタクトを絶縁ハウジング内に備えた分岐
    コネクタにおいて、 長辺と短辺から成る四角筒状であって、上記四角筒状の
    本体の相対する長辺壁内面に上記本体の軸方向に対して
    直交する第一の仕切突起が形成された第一のハウジング
    と、 上記第一のハウジングの短辺壁内面に沿って挿入される
    一対の側壁と、上記側壁間の中央部を連結するように形
    成された中間壁と、上記一対の側壁の一端には上記短辺
    壁の一方の縁に係止される外向きに形成された鍔部と、
    上記一対の側壁の他端には上記短辺壁の他方の縁に弾性
    的に係合されるロックア−ムと、上記中間壁の両面に上
    記第一の仕切突起に対向して形成された第二の仕切突起
    とから成る第二のハウジングと、 帯状の共通導体部と、この共通導体部の両側に複数の第
    一および第二のタブコンタクトとから成る分岐導体とを
    備え、 上記第一の仕切突起と上記第二の仕切突起との間に上記
    分岐導体の共通導体部が係止されると共に、上記第二の
    ハウジングは上記ロックアームおよび上記鍔部によって
    上記第一のハウジングに係止してなることを特徴とする
    分岐コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記分岐導体の共通導体部は、上記第一
    の仕切突起と上記第二の仕切突起との間に挟持されてい
    ると共に、上記第一のタブコンタクトと第二のタブコン
    タクトとが互いに密閉区画されていることを特徴とする
    請求項1記載の分岐コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記第一の仕切突起の左右端と短辺壁と
    の間には切欠き部が形成され、上記第二の仕切突起の左
    右端には上記切欠き部を塞ぐ側面突起が形成され、上記
    側面突起の中央部には係止溝が形成され、上記分岐導体
    は平板から成ると共に、上記共通導体部の両端には係止
    突起が形成されていて、 上記分岐導体の係止突起が上記係止溝に嵌合されると共
    に、上記分岐導体が上記第一の仕切突起と上記第二の仕
    切突起との間に抜け止め挟持されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の分岐コネクタ。
  4. 【請求項4】 上記第一のハウジングには、分岐コネク
    タを取付ける取付用角穴を設けた取付板に固定すると共
    に、上記取付用角穴の周縁を塞ぐフランジが形成され、 上記第二のハウジングには、上記鍔部から上記取付フラ
    ンジに向かって延びる係止ア−ムが形成されていて、 上記取付用角穴の縁に上記係止ア−ムが弾性的に係止し
    て分岐コネクタが上記取付板に固定されることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいづれかに記載の分岐コネク
    タ。
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