JPH09115426A - 冷陰極とこれを用いた陰極線管 - Google Patents

冷陰極とこれを用いた陰極線管

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JPH09115426A
JPH09115426A JP27380095A JP27380095A JPH09115426A JP H09115426 A JPH09115426 A JP H09115426A JP 27380095 A JP27380095 A JP 27380095A JP 27380095 A JP27380095 A JP 27380095A JP H09115426 A JPH09115426 A JP H09115426A
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electron
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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    • H01J3/02Electron guns
    • H01J3/021Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source
    • H01J3/022Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source with microengineered cathode, e.g. Spindt-type

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏向に伴い生じる電子ビームのスポットの歪
みを打ち消し、表示画面全面にわたって優れた分解能を
実現する。 【解決手段】 基板上に、エミッタ、ゲート電極よりな
る少なくとも単数の微小冷陰極で構成された電子放出領
域を形成し、この電子放出領域の周辺に、電子放出領域
を取り囲むように複数の集束電極を設け、電子放出領域
を中心にして相対する集束電極を互いに接続する。水
平、垂直同期信号をもとに、電子ビームが画面の周辺部
を走査しているときには水平方向の集束を強くして、陰
極の付近において縦長のスポットを持つ電子ビームを形
成する。また、この冷陰極を電子源として陰極線管を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細構造を持ち、
薄膜技術等によって製作する冷陰極、ならびにこれを用
いた電子ビーム装置、特にカラーテレビ受像機やディス
プレイ装置に使用する陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】微小な円錐状のエミッタと、エミッタの
すぐ近くに形成され、エミッタからの電流を引き出す機
能ならびに電流制御機能を持つ制御電極(ゲート電極)
で構成された微小冷陰極をアレイ状に並べた電界放射冷
陰極がC.A.Spindt等によって提案されている
(Journal of Applied Physi
cs,Vol.39,No.7,pp.3504,19
68)。図9(a)はこの電界放射冷陰極の構造を示
し、図9(b),(c)はこの冷陰極を構成する一つの微
小冷陰極107の断面図を示す。図9(a),(b)にお
いて、101はシリコンの基板、102はシリコン酸化
物の絶縁層で、絶縁層102の上に制御電極103が積
層されている。絶縁層102と制御電極103の一部は
除去されて、空洞109が形成され、空洞109中の基
板101の上に先端が尖ったエミッタ104が形成され
ている。エミッタ104、制御電極103および制御電
極103と絶縁層102に形成された空洞109で微小
冷陰極107が形成され、この微小冷陰極107をアレ
イ状に並べて平面状の電子放出領域を持つ冷陰極108
が形成される。
【0003】基板101とエミッタ104とは電気的に
接続されており、エミッタ104とゲート電極103の
間には約50Vの電圧が印加される。絶縁層102の厚
さは約1μm、ゲート電極103の開口径も約1μmと
狭く、エミッタ104の先端は10nm程度と極めて尖
鋭に作られているので、エミッタ104の先端には強い
電界が加わる。この電界が2〜5×107 V/cm以上
になるとエミッタ105の先端から電子が放出される。
このような構造の微小冷陰極を基板101の上にアレイ
状に並べることにより大きな電流を放出する平面状の陰
極が構成される。さらに、微細加工技術を利用して微小
冷陰極を高密度に並べれば従来の熱陰極と比較して陰極
電流密度を5から10倍以上にできる。
【0004】このスピント(Spindt)型冷陰極
は、熱陰極と比較して高い陰極電流密度が得られ、放出
電子の速度分散が小さい等の利点を持つ。また、単一の
電界放射エミッタと比較して電流雑音が小さく、約10
〜100Vの低い電圧で動作し、比較的悪い真空度の環
境中でも動作する。
【0005】しかし、エミッタ104の先端から放出さ
れた電子ビームは、エミッタ先端付近に形成された電界
によって発散され、エミッタの周辺から放出された電子
は横方向速度成分を持つ。この横方向速度成分を抑圧す
るため、図9(c)に示すように制御電極の上に絶縁層
を挟んで集束電極を積層したり(SID 93 DIG
EST,pp.599−602,1993)、図10に
示すように制御電極105の周囲にリング状集束電極1
11を形成して、エミッタ104から放出された電子の
軌道を集束させている(Proceedings of
The First International
Display Workshops,pp.19−2
2,1994)。
【0006】この冷陰極を受像管、すなわち陰極線管
(以下CRTと称す)に採用すると、加熱電力が不要で
あるので低消費電力で、陰極電流密度が高いので高解像
度の表示装置を実現できる可能性がある。さらに、CR
T以外にもマイクロ波管などの電子ビーム装置におい
て、冷陰極の特徴を利用して高性能のデバイスを実現で
きる可能性がある。
【0007】カラーテレビ受像機やディスプレイ装置で
は3個の陰極を水平方向の同一平面内に並べたインライ
ン型電子銃を備えたカラーCRTが使用されている。こ
のようなCRTにおいては、水平偏向磁界分布をピンク
ッション状に、垂直偏向磁界分布をバレル状に歪ませた
偏向磁界を組み合わせることにより、画面上の任意の点
で3本の電子ビームを集中させるセルフコンバージェン
ス方式が採用されている。
【0008】しかし、このセルフコンバージェンス偏向
磁界中を電子ビームが通過すると、画面中央では円形の
ビームスポットが、画面周辺部では磁界の歪みの影響を
受けて横方向に潰れた形状になる。この結果、画面周辺
部の解像度、特に水平方向の解像度を劣化させる。
【0009】この不具合を解決するため、一部のCRT
には従来より4重極レンズが使用されている。特開昭6
3−76240には図11に示すように、CRTの電子
銃部の集束電極の間に4重極レンズを用いた構造が開示
されている。図11において、121はインライン状に
所定の間隔を置いて配置された3個の陰極である。12
2は制御電極、123は加速電極、136は集束電極
で、電子ビームの軸線に沿って前後に配置された2つの
電極、前側電極124、後側電極125から構成されて
いる。前側電極124、後側電極125には電子ビーム
の軸線の位置に縦長の開口が作られ、前側電極124、
後側電極125の間に4重極電極127が配置されて、
前側電極124、後側電極125は接続線128によっ
て同電位に保持されている。126は陽極である。
【0010】4重極電極127は一つの電子ビーム軸線
当たり4枚の電極片129,130から構成されてい
る。電子ビームは上下からは一対の電極片129で挟ま
れ、左右からは一対の電極片130で挟まれている。こ
の2対の電極片129,130には画面上のスポットの
位置に応じて変化する電圧を印加し、垂直方向に発散す
る力と水平方向に集束する力を電子ビームに加え、画面
上で横長断面になる収差を予め補正する。この結果、画
面周辺部における電子ビームの歪みを軽減し、画面全体
で均一な集束特性を実現している。
【0011】特開平7−147129には図12に示す
ように、電界放出型陰極の電子放出領域を分割し、画面
上の電子ビームスポットの位置に応じて電子放出を制御
することにより歪みを補正する技術が開示されている。
すなわち、電子ビームスポットが歪みを受けない画面の
中央部にあるときには、電子ビームを円形の主エミッタ
エリア131aから取り出す。電子ビームスポットが画
面の周辺部にあるときには、電子ビームを主エミッタエ
リア131a、副エミッタエリア131bおよび副エミ
ッタエリア131cの3つの領域から取り出し、電子放
出のパターンを縦に長い形に設定する。この結果、画面
周辺部においては、歪みを受けて円形のスポットになる
ので、画面全面にわたって円形のスポットが形成され
る。
【0012】なお、この明細書を通して、陰極がCRT
に実装されたとき、表示画面の垂直方向のスポットを形
成する方向を陰極の上下すなわち垂直方向とし、同様に
表示画面の水平方向のスポットを形成する方向を陰極の
水平方向として説明を進める。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すCRT電
子銃のように、4重極レンズを形成して電子ビームの歪
みを補正する方法は、電子銃に縦長と横長の電子ビーム
の通過孔を設けた格子電極を重ねて非対称レンズを構成
する必要があり、電子銃の構造が複雑になり、部品点数
が増加して高価につく問題があった。
【0014】図12に示す分割した陰極を用いる方法
は、画面全体で電子ビームスポットが円形になるが画面
中央部と画面周辺部とでは電子ビームスポットの大きさ
が異なり、均一な解像度を得ることができない問題があ
った。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施形態
においては、基板上に、エミッタ、ゲート電極よりなる
多数の微小冷陰極で構成された電子放出領域を形成し、
この電子放出領域の周辺に、円周上に少なくとも4分割
した集束電極を配し、上下と左右の集束電極を組にして
互いに接続する。
【0016】電子ビームの偏向位置に応じて、表示画面
の周辺部を走査しているときには左右の集束が上下の集
束よりも強くなるように電圧を印加し、表示画面の中央
部を走査しているときには、上下、左右ともほぼ等しい
集束が行われるように電圧を印加する。
【0017】本発明の第2の実施形態においては、基板
上に、エミッタ、ゲート電極よりなる多数の微小冷陰極
で構成された電子放出領域を形成し、この電子放出領域
の周辺にリング状の補助集束電極を形成し、さらにこの
補助集束電極の外側に、円周上に少なくとも4分割した
集束電極を配し、上下(垂直方向)と左右(水平方向)
の集束電極を組にして互いに接続する。
【0018】垂直および水平の集束電極には第1の実施
形態と同様な電圧を印加する。
【0019】本発明の第4の実施形態例においては、円
形の電子放出領域を縦方向に少なくとも3分割し、表示
画面の中心部を走査しているときには全面の電子放出領
域から電子を放出させ、表示画面の周辺部を走査してい
るときには、中央部の電子放出領域から電子を放出させ
るとともに、全放出電流が表示画面の全面にわたって等
しくなるように電子放出量を制御する。
【0020】(作用)この結果、インライン型電子銃に
おいて電子ビームの偏向に伴う偏向歪みが補正され、表
示画面の全面にわたって均一で高い解像度が実現され
る。さらに、基板の上に補正用の電極が形成されている
ので、4重極レンズのように複雑な形状の電極を使用せ
ずにすみ、電子銃部品点数が増加したり、組立調整に時
間を要することもない。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態例を図面を参照
して詳細に説明する。 実施形態例1 図1は本発明の第1の実施形態例を示す冷陰極の構造図
で、(a)は冷陰極の平面図、(b)は冷陰極A−A′
部の断面図である。図1において、基板1には下から順
に絶縁層3、ゲート電極4が積層され、ゲート電極4と
絶縁層3には微小な空洞5が形成されている。空洞5の
中には、電子を放出する円錐状のエミッタ6が形成され
ており、エミッタ6は基板1と電気的に接続されてい
る。エミッタ6、ゲート電極4の開口、空洞5で微小冷
陰極7が形成され、多数の微小冷陰極7で電子放出領域
8が形成される。ゲート電極4の周囲を取り囲むように
4分割された集束電極9,10が形成されている。垂直
集束電極9a,9bは、電子放出領域8を挟んで相対し
ており、冷陰極11の外部で互いに接続され、同じ電圧
が印加される。同様に、水平集束電極10a,10bも
電子放出領域8を挟んで相対しており、冷陰極11の外
部で互いに接続され、同じ電圧が印加される。基板1か
ら水平集束電極10までの構成要素で冷陰極11が構成
される。
【0022】図1において、水平および垂直の集束電極
の幅は集束電圧感度に影響し、幅を大きくすると集束電
極電圧は電子ビームに比較的強く影響を及ぼすので電圧
変化は小さくてよい。また、図11に示す従来の電子銃
と比較して、電子ビーム速度が低い時に集束の電界が加
わるため、集束電極の幅が数100μm程度確保されて
いれば、平面上に形成した電極からの電界によって容易
に集束効果を得ることができる。
【0023】周辺部すなわち集束電極9,10が形成さ
れている領域から冷陰極11端までの部分は中央の電子
放出領域8よりも絶縁層3が厚く形成されている。これ
は、電子放出領域8以外は絶縁層3の厚さは電子放出
特性に影響を与えないため、厚くして静電容量の増加を
抑え、駆動回路の負担を削減する.ゲート電極4と集
束電極9,10との距離を確保して絶縁特性を改善す
る.集束電極9,10の電位が電子ビームの軌道に与
える影響を強くして、集束電極の制御性を高める.等の
効果がある。
【0024】エミッタ6はタングステンあるいはモリブ
デンのような耐熱金属で作られ、ゲート電極4はタング
ステン、モリブデン、ニオブ、タングステンシリサイド
等の金属あるいは金属化合物で作られ、絶縁層3には例
えばシリコンの酸化物あるいはシリコンの窒化物を単独
あるいは多層形式で使用する。ゲート電極4の開口の直
径は約1μm、エミッタ6の高さは約1μm、電子放出
領域8における絶縁層3の厚さは約0.8μm、電子放
出領域8を除く領域の絶縁層3の厚さは約2μm、ゲー
ト電極4の厚さは約0.2μmである。
【0025】この陰極を製作するには、基本的には文献
(Journal of Applied Physi
cs,Vol.39,No.7,pp.3504,19
68)等に開示されているように、ゲート電極4と絶縁
層3に空洞5を形成したのちウエハを回転させながら斜
め方向から犠牲層を堆積し、次にエミッタ材料をウエハ
の真上から堆積すればよい。
【0026】図2には第1の実施形態例である冷陰極1
1を納めたCRTの表示画面(a)とその画面の各部の
水平走査期間の垂直集束電極と水平集束電極電圧との相
対関係(b),(c),(d)を示し、(b)は画面中央部
A−A′、(c)はB−B′、(d)は画面周辺部C−
C′の集束電極電圧である。垂直集束電極9a,9bに
は常に同一で一定の電圧を印加する。水平集束電極10
a,10bには、同一であるが、水平走査期間並びに画
面の水平走査位置に応じて電圧を変化させ、水平方向の
集束レンズのレンズ強度を画面周辺部では画面中央部よ
りも強くする。
【0027】図3には図1のA−A′における断面の電
子ビームの軌道を示し、(a)は画面中央の水平方向の
断面、(b)は画面周辺部の水平方向断面を示してい
る。画面中央においては、水平方向断面、垂直方向断面
のいずれについても、エミッタ6、ゲート電極4、集束
電極9,10および図には示していないが、外部の電子
銃電極で形成される電位分布に従って、エミッタ6から
放出される電子ビーム14は冷陰極11に対して垂直に
放出される。画面周辺部においては、垂直方向の断面の
電子ビーム14は冷陰極11に対し垂直に放出される
が、水平方向の断面の電子ビーム14は図3(b)のよ
うに中央に集中するように軌道をとって冷陰極11を離
れる。これは、水平集束電極10a,10bに中心部を
走査していたときよりも低い電圧を印加して電子ビーム
を中心部に向かわせているためである。
【0028】このように、図2(a)の表示画面に示す
実線の内側である画面中央部12では水平・垂直とも同
様な集束が行われ、画面周辺部13では水平方向に強い
集束が行われる。
【0029】なお、特開平6−139918には集束電
極上に絶縁膜を介して4個の偏向電極を設けた電子放出
素子構造が開示されている。ここでは、個々のエミッタ
を取り巻く開口の周囲に4個の偏向電極条片が形成され
ている。この偏向電極は一個のエミッタから放出される
電子ビームの方向を変える機能を持ち、そのためには開
口を挟んで相対する独立した条片には異なった電圧が印
加され得るように構成されている。しかし、本発明に開
示しているような電子ビームの断面形状を中心軸に対し
て非対称になるように制御することは示されていない。 実施形態例2 図4は本発明の第2の実施形態例を示す冷陰極の構造図
で、(a)は冷陰極の平面図、(b)はA−A′部の断
面図である。図4に示す第2の実施形態例において、
ゲート電極4と水平集束電極10、垂直集束電極9の間
に集束電極15を形成していること.ゲート電極4、
水平集束電極10、垂直集束電極9、集束電極15と基
板1との間の絶縁層3の厚さが等しく、各電極の間の絶
縁層3の表面には溝16が形成されていること.が図1
に示す第1の実施形態例とは異なる。
【0030】集束電極15は複数の微小冷陰極7で構成
された電子放出領域8から放出される電子ビームの軌道
すなわち集束条件を調節するための電極で、図1に示す
第1の実施形態例と比較して調節の自由度を向上させて
いる。
【0031】電極間の溝16は電極と電極の間の絶縁体
3の表面距離を引き延ばすためのもので、これによって
電極間の耐圧が向上する。
【0032】なお、第1の実施形態例の絶縁層の段差構
造、第2の実施形態例の絶縁層の溝は各実施形態例の表
面電極構造とは関連がないのでいずれの実施形態例にも
運用できるとともに、たとえば、図10に示すような、
単一エミッタの周辺に形成された集束電極とゲート電極
の間にも適用できる。
【0033】水平集束電極10、垂直集束電極9に印加
する電圧波形ならびに電子ビーム断面形状は第1の実施
形態例と変わらない。 実施形態例3 図5は本発明の第3の実施形態例を示す冷陰極の平面図
である。図5に示す第3の実施形態例においては、図4
に示す第2の実施形態例の集束電極15と垂直集束電極
9a,9bを共通の電極パターンとして垂直集束電極9
と名付けている。第2の実施形態例とほぼ同じ電位分布
による集束が実現できるが、外部に引き出す配線数を減
らすことができる。画面中央部においては、水平集束電
極10と垂直集束電極9の電圧をほぼ等しくし、画面周
辺部においては水平集束電極10の電圧を下げて水平方
向の集束を強化する。
【0034】画面各部の電圧波形および電子ビーム軌道
は図2、図3とほぼ等しい。 実施形態例4 図6は本発明の第4の実施形態例を示す冷陰極の平面図
である。図6において、円形の電子放出領域は、ゲート
電極4を3分割することによって、主電子放出領域21
aとその両側の副電子放出領域21b,21cの3つに
分割されている。
【0035】図7には第4の実施形態例である冷陰極1
1を納めたCRTの表示画面(a)とその画面の各部に
対する水平走査期間の陰極電流密度(b),(c),(d)
を示し、(b)は画面中央の水平走査線A−A′、
(c)はB−B′、(d)は画面周辺の水平走査線C−
C′における陰極電流密度である。画面中央部12にお
いては、主電子放出領域21a,副電子放出領域21
b,21cから放出される電流の電流密度(陰極電波密
度)はほぼ等しく、画面周辺部13においては、副電子
放出領域21b,21cから放出される電流密度はほぼ
ゼロになるのに対し、主電子放出領域21aから放出さ
れる電流密度は増加し、陰極から放出される全電流は水
平走査期間を通してほぼ一定に保たれ、水平走査期間中
の画面の輝度変化はない。画面中央部12と画面周辺部
13の間の過渡領域においては、画面中央部12から周
辺部13に向かって、副電子放出領域21b,21cか
ら放出される電流が減少し、全電流がほぼ一定になるよ
うに主電子放出領域21aから放出される電流が増加し
てゆく。
【0036】図7に示すような陰極放出電流の電流密度
を変えるには、水平および垂直同期信号をもとにゲート
電極電圧を変えればよい。ゲート電極電圧と陰極電流密
度には直接関係はないが一義的な関係があるので、近似
的なゲート電極制御電圧波形は図7の電流密度波形とほ
ぼ同様である。
【0037】なお、実施形態例4ではゲート電極4を分
割して制御する例を示したが、エミッタが形成されてい
る電極(陰極)を分割しても同様の効果が得られる。 実施形態例5 図8は本発明の第5の実施形態例で、3個の冷陰極11
を電子源として使用した電子ビーム装置としてCRT
(受像管)の断面図を示す。ガラス外囲器51の中に、
冷陰極11、第1集束電極52、第2集束電極53、第
3集束電極54で構成された電子銃55が収められてい
る。59から63は直流定電圧電源で、それぞれ基板
1、第1集束電極52、第2集束電極53、第3集束電
極54および陽極に電流電圧を供給する。電子ビーム電
流を変調するビデオ信号などの信号は増幅器64から結
合コンデンサ18を通って、基板1に印加される。
【0038】水平同期信号(H)ならびに垂直同期信号
(V)は制御回路65に入力し、水平集束電極10(図
1、図4、図5)あるいは主電子放出領域21aと副電
子放出領域21b,21cのゲート電極4a,4b,4
c(図6)を制御する信号を合成する。冷陰極11から
放出された電子は集束・加速され電子ビーム56が形成
される。電子ビーム56は偏向ヨーク57に加えられた
電波波形に応じて偏向され、蛍光体58を衝撃する。
【0039】なお、一般のCRTでは陰極の直前に電子
ビームのクロスオーバーを形成し、このクロスオーバー
のイメージを第1から第3集束電極52,53,54で
構成した電子レンズによって蛍光体58に結ばせてい
る。しかし、本発明の効果をより明確に反映させるため
には、陰極あるいは陰極付近のイメージを蛍光体58に
結ばせるような電子光学系とするのがよい。
【0040】本実施形態例に示すCRTは、解像度が良
好で、スクリーンに表示できる画素数が多く、安定性が
優れ、消費電力が小さい等の利点を持つ。
【0041】集束電極の分割数、ならびに電子放出領域
の分割数は実施形態例に示す数に限らず、分割数を増し
ても同様な効果を実現することができる。
【0042】これまでの実施形態例においては、導電性
基板上にエミッタを形成するスピント型構造について示
したが、これに限らず、エッチング法によってエミッタ
を形成する電界放射冷陰極や、絶縁基板上に電極を形成
しその上にエミッタを形成する電界放射冷陰極にも適用
できることは明らかである。
【0043】さらに、電界放射冷陰極に限らず、接合タ
イプやMIN(MOS)タイプ、薄膜タイプの冷陰極に
適用しても同様の効果が得られることは明らかである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、インライン電子銃から作られる電子ビームの偏向に
伴う電子ビームスポットの歪みが補正されるので、表示
画面全面にわたって均一で高い解像度が、簡単な電子銃
構造で実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例を示す冷陰極の構造
図で、(a)は冷陰極の平面図、(b)は冷陰極の断面
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態例を示す冷陰極を納め
たCRTの画面(a)とその画面の各部に対する水平走
査期間の集束電極電圧(b),(c),(d)である。
【図3】本発明の第1の実施形態例を示す電子銃から放
出される電子軌道の模式図を示し、(a)は垂直方向な
らびに画面中央の水平方向の断面、(b)は画面周辺部
の水平方向断面を示す。
【図4】本発明の第2の実施形態例を示す冷陰極の構造
図で、(a)は冷陰極の平面図、(b)は冷陰極の断面
図である。
【図5】本発明の第3の実施形態例を示す冷陰極の平面
図である。
【図6】本発明の第4の実施形態例を示す冷陰極の平面
図である。
【図7】本発明の第4の実施形態例を示す冷陰極を納め
たCRTの画面(a)とその画面の各部に対する水平走
査期間の陰極電流密度(b),(c),(d)である。
【図8】本発明の第5の実施形態例であるCRTの構造
を示す。
【図9】従来技術のスピントタイプを示し、(a)は冷
陰極の構造図、(b),(c)は微小冷陰極の断面図であ
る。
【図10】従来技術の集束電極付き微小冷陰極の構造図
を示す。
【図11】特開昭63−76240に開示された従来技
術であるCRT電子銃の電極構造図である。
【図12】特開平7−147129に開示された従来技
術である冷陰極の構造図である。
【符号の説明】
1 基板 3 絶縁層 4,4a,4b,4c ゲート電極 41 ゲート電極端子 5 空洞 6 エミッタ 7 微小冷陰極 8 電子放出領域 9a,9b 垂直集束電極 10a,10b 水平集束電極 11 冷陰極 12 画面中央部 13 画面周辺部 14 電子ビーム 15 集束電極 16 溝 21a 主電子放出領域 21b,21c 副電子放出領域 51 ガラス外囲器 52 第1集束電極 53 第2集束電極 54 第3集束電極 55 電子銃 56 電子ビーム 57 偏向ヨーク 58 蛍光体 59〜63 直流電源 64 増幅器 65 制御回路 101 基板 102 絶縁層 103 制御電極(ゲート電極) 104 エミッタ 105 絶縁層 106 集束電極 107 微小冷陰極 108 冷陰極 109 空洞 111 リング状集束電極 121 陰極 122 制御電極 123 加速電極 124 前側電極 125 後側電極 126 陽極 127 四重電極 128 接続線 129 電極片 130 電極片 131 エミッタエリア 131a 主エミッタエリア 131b,131c 副エミッタエリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板1と、前記基板1の上に形成した複
    数の電子放出電極6と、前記電子放出電極6とその付近
    を除いて前記基板1の上に形成した絶縁層3と、前記絶
    縁層3の上に積層し、前記電子放出電極6を取り囲む開
    口を持つゲート電極4と、前記ゲート電極4を取り囲む
    集束電極9,10で構成された冷陰極11において、 前記集束電極が少なくとも4分割され、前記ゲート電極
    4を挟んで互いに対面する位置にある集束電極9,10
    を同時に制御することを特徴とする冷陰極。
  2. 【請求項2】 基板1と、前記基板1の上に形成した複
    数の電子放出電極6と、前記電子放出電極6とその付近
    を除いて前記基板1の上に形成した絶縁層3と、前記絶
    縁層3の上に積層し、前記電子放出電極6を取り囲む開
    口を持つゲート電極4と、前記ゲート電極4を取り囲む
    第1の集束電極と、前記第1の集束電極を取り囲む第2
    の集束電極で構成された冷陰極11において、前記第1
    または第2の集束電極が少なくとも4分割され、前記ゲ
    ート電極4を挟んで互いに対面する位置にある集束電極
    を同時に制御することを特徴とする冷陰極。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極4と前記集束電極の間の
    絶縁層3、前記第1の集束電極と前記第2の集束電極の
    間の絶縁層3の少なくとも一方に周辺部が高くなるよう
    な段差を設けたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の冷陰極。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極4と前記集束電極の間の
    絶縁層3、前記集束電極の間の絶縁層3の少なくとも一
    方に溝を設けたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の冷陰極。
  5. 【請求項5】 基板1と、前記基板1の上に形成した複
    数の電子放出電極6と、前記電子放出電極6とその付近
    を除いて前記基板1の上に形成した絶縁層3と、前記絶
    縁層3の上に積層し、前記電子放出電極6を取り囲む開
    口を持つゲート電極4で構成され、円形の電子放出電極
    を持つ冷陰極を備え、 前記電子放出領域を少なくとも3分割し、表示画面の中
    央部を走査しているときには円形の電子放出領域から電
    子を放出し、表示画面の周辺部を走査しているときには
    中央の縦長の電子放出領域のみから電子を放出し、表示
    画面の走査位置に関わらず全放出電流をほぼ一定に保つ
    ことを特徴とする陰極線管。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4までの冷陰極のう
    ち少なくとも一つの冷陰極を使用した陰極線管。
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