JPH09115401A - リセット付きのサーモスタット形スイッチ - Google Patents

リセット付きのサーモスタット形スイッチ

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JPH09115401A
JPH09115401A JP8261418A JP26141896A JPH09115401A JP H09115401 A JPH09115401 A JP H09115401A JP 8261418 A JP8261418 A JP 8261418A JP 26141896 A JP26141896 A JP 26141896A JP H09115401 A JPH09115401 A JP H09115401A
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JP
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switch
movable contact
housing
open position
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Application number
JP8261418A
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English (en)
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Stephen P Short
スティーヴン・ピー・ショート
Philip R Lichtman
フィリップ・アール・リッチマン
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Elmwood Sensors Inc
Original Assignee
Elmwood Sensors Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/02Details
    • H01H37/32Thermally-sensitive members
    • H01H37/52Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element
    • H01H37/54Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting
    • H01H37/5409Bistable switches; Resetting means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーモスタット形スイッチを開位置に施錠す
る手段を提供する。 【解決手段】 サーモスタット形スイッチのハウジング
内に固定接点部材と可動接点部材が設けられている。可
動接点部材は固定接点部材と電気的な接触をするスイッ
チ閉位置と固定接点部材から間隔をあけられるスイッチ
開位置との間を動きうるように偏倚されている。起動部
材がバイメタルディスクのたわみ動作に反応して可動接
点部材をスイッチ閉位置からスイッチ開位置に動かす。
可動接点部材のかぎ部は可動接点部材のスイッチ開位置
への動きにより可動接点部材の腕部と係合し、腕部の開
口に入り、可動接点部材をそのスイッチ開位置に維持す
る。可動接点部材と一体をなすかぎ部と腕部が施錠手段
を提供する。 【効果】 施錠手段が可動接点部材と一体的に構成され
ているので構成部品数が少なく組立時間と製造費用を減
少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は一般的にサーモス
タット形スイッチに関し、特にスイッチの起動機構中に
組み入れられた手動リセット装置を持つサーモスタット
形スイッチに関する。
【0002】本発明のサーモスタット形スイッチは写真
複写機、コンピュータ、小型電気装置その他同様物で使
用されるように設計されている。このような用途のため
に現在入手できる大抵のスイッチはリセットされること
ができ、典型的には起動部材、一方これはバイメタルデ
ィスクと係合可能である、と係合可能な手動操作プラン
ジャーを含む。バイメタルディスクはサーモスタット形
スイッチの技術では良く知られており、スイッチが置か
れた環境が予定の温度に達するとたわむかまたは動くよ
うに設計されている。先行スイッチにおいては、スイッ
チの回路のリセットはスイッチのリセット素子を押して
起動部材をディスクと係合させて回路を完成することに
よって行われていた。
【0003】これらの形式のスイッチに関係する一つの
問題は、しばしばディスクがその元の(またはスイッチ
−閉の)形に戻る迄は可動接点部材を閉位置に戻してス
イッチを通しての電気的連絡を確立することが望ましく
ないことである。特に、温度が予定の温度以下に下がら
ない場合には、可動接点部材が早期にスイッチ閉位置に
戻されると、ある場合にはスイッチの機能障害または他
の温度関連障害を起こす。しばしば、温度が容認水準
(すなわち予定温度以下)に戻った後であってスイッチ
が手動でリセットされる迄電気回路を開きまたは閉じて
その状態を保持することが望ましい。
【0004】
【従来の技術】この問題を指向するいくつかのスイッチ
が設計された。一つのそのようなスイッチは本出願の譲
受人に譲渡されている Bucheister の米国特許第403
9991号に開示されている。この特許はスイッチ開位
置の可動接点部材と係合可能な施錠装置を持つスイッチ
を開示している。施錠装置は接点部材の上に置かれハウ
ジングにリベットで固定されているばねレバーを含む。
切り目を形成した傾斜面を持つラッチ指がばねレバーに
接続されている。上昇した温度に応答してバイメタルデ
ィスクがたわむことによって接点部材をスイッチ開位置
に保持し維持するためにラッチ指が接点部材と係合する
ように切れ目は設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】Bucheisterのスイッチ
のリセット装置は性能の見地からは充分適しているが、
設計が比較的複雑で製造に費用が掛る。これは施錠装置
を完成するために必要な追加的構成部品、すなわちばね
レバー、リベット、およびラッチ指のためであり、そし
て追加的組立て時間のためである。
【0006】
【課題を解決するための手段】一般的に、本発明はその
中に形成された空洞を持つハウジングとハウジングの中
に設けられかつ予定の温度に反応してたわみ作用を発揮
するための温度反応バイメタルディスクを含むサーモス
タット形スイッチを指向している。固定接点部材が空洞
中に設けられ、ハウジングの外部の第一端子に電気的に
連結されている。可動接点部材がまた固定接点部材に隣
接して空洞に設けられている。可動接点部材はハウジン
グの外部の第二端子に電気的に連結されており、そして
ばね的に取り付けられて固定接点部材と電気的接触を行
うスイッチ閉位置と固定接点部材から間隔をあけられる
スイッチ開位置との間に動きうる。可動接点部材はその
中に開口を有する腕部分を持つが、その目的は以下に述
べられるであろう。起動部材またはピンがハウジング中
に設けられ、可動接点部材をスイッチ閉位置からスイッ
チ開位置に動かすためのディスクのたわみ動作に反応さ
せられる。スイッチは更に第二接点部材をスイッチ開位
置に施錠するための施錠手段を含む。施錠手段はハウジ
ングの空洞内に取り付けられたかぎ部分を含み、かぎ部
分は可動接点部材のスイッチ開位置への動きによって可
動接点部材の腕部分と係合し、そして腕部分の開口中に
入りそのスイッチの開位置に可動接点部材を保持し維持
する。その配置はかぎ部分が可動接点部材の腕部分から
解放されかつピンがスイッチ閉位置にある両方のときに
可動接点部材がそのばね作用により通常のスイッチ閉位
置に自由に戻ることができるようになっている。
【0007】スイッチは更に可動接点部材の腕部分から
かぎ部分を解放するための手段を含みそれにより可動接
点部材がそのスイッチ閉位置をとることができるように
する。特に、可動接点部材がそのスイッチ開位置にある
ときの可動接点部材のかぎ部分と腕部分の相互連結部に
隣接してハウジング中に形成された開口を含む。開口は
かぎ部分の腕部分からの係合を解くための器具をそこを
通して受け入れるための寸法をしている。解放手段はそ
れに代えてハウジングの外側から接近可能な第一端と可
動接点部材がそのスイッチ開位置にあるときの可動接点
部材のかぎ部分と腕部分の相互連結部に隣接して配置さ
れた第二対向端とを持つ長いリセット素子を含むことが
できる。その配置はリセット素子の第一端のハウジング
の空洞の方への直線的動きによって、リセット素子の第
二端がかぎ部分と係合してかぎ部分を腕部分から遠ざけ
るように動かしそれによってかぎ部分が腕部分からの係
合を解かれるようになっている。
【0008】従って、本発明のいくつかの目的の中に、
スイッチの起動機構中に組み入れられた手動リセットを
持ちそれによりスイッチ開位置にスイッチを維持するた
めの別の構成部品を準備し組立てる必要を除去するサー
モスタット形スイッチの提供、比較的少ない構成部品か
ら構成され組立ての容易なかかるスイッチの提供、温度
の容認できる水準への戻りに応答してスイッチのバイメ
タルディスクがスイッチ閉位置にたわんだ後にのみスイ
ッチ閉位置に戻るかかるスイッチの提供、構造が頑丈で
使用が永続的なかかるスイッチの提供、および製造のた
めの費用効率のよいかかるスイッチの提供がある。
【0009】この発明の他の目的、特徴および利点は添
付した例示的図面に結びつけて考慮するときにその説明
が進むにつれ明らかになるであろう。
【0010】図は本発明を実行するための現在考えられ
る最良の態様を示す。各図を通して対応する参照番号は
対応する部品を示す。
【0011】
【実施例】図面、特に図1と図5を参照すれば、調理器
具、コーヒー沸かし器、写真複写機、コンピュータその
他同様物のような小さな電気器具に用いられるサーモス
タット形スイッチが一般的に10で示されている。示さ
れている如く、スイッチ10は基台部14および基台部
14と一体的に形成されている環状壁16を持つ、一般
的に12で示されている円筒状ハウジングを含む。ハウ
ジング12の基台部14および環状壁16はスイッチの
操作構成部品を受け入れる内部空洞18を形成する。ハ
ウジング12は好ましくはプラスチックまたはセラミッ
ク材料のような普通スイッチ製造に用いられる種類の適
当な絶縁または誘電体材料から作られる。
【0012】図2〜図4によれば、ハウジング12の環
状壁16の上端縁20は外向きに張り出しており、一般
的に22で示される端キャップが壁16の外向きに張り
出した下方端縁20に対してクリンプされて(crimped
)内向きに張り出した唇片24を提供しハウジング1
2の開口端を閉じる。端キャップ22は好ましくはアル
ミニウムまたは鋼のような適当な熱伝導材料から作られ
る。端キャップ22は一般的に26で示されるピン案内
をその中に固定するために、そしてピン案内26および
ハウジング12を組立てられた関係に維持するために設
けられている。ピン案内26はハウジング12の空洞1
8内に延びている小径部28と端キャップ22内に適合
する大径部30を含む。
【0013】図2〜図4に示される如く、ピン案内26
の上向きに対面する表面は一般的に34で示される温度
反応バイメタルディスクをその中に受け入れるためのく
ぼんだ領域32を持つ。ディスク34はキャップ22に
よりくぼんだ領域32内に捕獲されており、通常の操作
温度下では図2に示される如く上向きにたわんでいる。
かかるディスクはサーモスタット形スイッチの技術にお
いて良く知られており、それらが置かれた環境の温度変
化に応答して反対方向にたわむのに適している。かくし
て、図2に示されたディスク34はスイッチの置かれた
環境の温度が予定の温度に達したとき下向きにたわむの
に適している。示されている如く、ディスク34はピン
案内中に軸Aに沿って形成された軸方向の孔38中に設
けられた起動部材またはピン36と係合する。ピン36
の上端は軸方向にディスク34と係合し、温度が予定の
温度に達するか越えるとディスク34のたわみにより直
線的に下向きに動かされる。
【0014】ハウジング12の空洞18内に設けられて
いるのは、それぞれ40,42で示されている固定およ
び可動接点部材である。固定および可動接点部材40,
42は高電気負荷を扱うことのできる適当な伝導材料の
いずれからも作られる。図4および図5に最も良く示さ
れている如く、固定接点部材40はハウジング12の基
台部14に形成された狭いスロット46(図4参照)を
通して延びるL−形状の軸部44および軸部44の上端
から直角方向に延びる接点部48を持つ。図2〜図4に
示される如く、接点部48はピン案内26の小径部28
およびハウジング12の環状壁16に隣接して配置され
る。接点部48は下向きに形成された接点尖頭50を含
み、その目的は以下により詳細に述べられるであろう。
ハウジング12の外側に位置する固定接点部材40の軸
部44はハウジング12の基台部14の面に一般的に平
行な面に沿って置かれるように曲げられている。軸部4
4のこの曲り部分はハウジング12の外部にある第一端
子52を構成する(図4参照)。
【0015】可動接点部材42は固定接点部材40に隣
接してハウジング12の空洞18内に設けられる。図4
および図5に最も良く示される如く、可動接点部材42
はハウジング12の基台部14に形成された今一つの狭
いスロット56を通して延びる軸部54および軸部54
と一体的に(例えば溶接またはリベットにより)形成さ
れた一般的に58で示される実質的に閉じた環状部分を
含む。閉じた環状部分58は第一および第二足部60a
および60bを持つ相互連結部および相互連結部の第二
足部60bから延びる腕部62を含む。第二足部60b
はL−形状の第一足部60aに関して上向き方向に偏倚
されている。固定接点部材40の場合の如く、可動接点
部材42の軸部54はハウジング12の外側に位置して
おりハウジング12の基台部14の面に一般的に平行な
面に沿って置かれるように第一端子52の反対方向に曲
げられている。可動接点部材42の軸部54のこの曲り
部分はハウジング12の外部にある第二端子64を構成
する(図4参照)。第一および第二端子52,64は従
来技術で良く知られた方式でスイッチ10が設けられて
いる装置に溶接等により電気的に連結される。端子5
2,64は示された水平延長に代え垂直的に延ばすこと
ができることも注目されるべきである。
【0016】可動接点部材42の第二足部60bは偏倚
されており、相互連結部の第二足部60bが固定接点部
材40の接点部48の接点尖頭50と電気的に接触して
いる通常のスイッチ閉位置(図2)と相互連結部の第二
足部60bが固定接点部材40の接点部48から間隔を
開けられているスイッチ開位置(図3)との間を上向き
に動きうる。その配置は予定の温度に達するとディスク
34が下向きにたわみそれによりピン36が直線的に下
向きに動くようになっている。ピン36の下端がその時
可動接点部材42の接触面66と係合し接点部材42の
相互連結部の第二足部60bを固定接点部材40の接点
部48から遠ざけるように動かす。この動作がスイッチ
10を開く。
【0017】この点に関して述べたサーモスタット形ス
イッチ10は他の先行技術のスイッチと実質的に類似し
ていることは認められるべきである。しかし、本発明の
スイッチ10は可動接点部材42の腕部分62をスイッ
チ開位置に施錠するための新規な手段を含む。特に、施
錠手段は可動接点部材42の閉じた環状部分58の第一
足部60aと一体的に形成されたかぎ部68を含む。示
される如く、かぎ部68は腕部62に隣接するように上
向きに述べている。かぎ部68は腕部62のそのスイッ
チ開位置への下向きの動作により可動接点部材42の腕
部62と係合するのに適している。腕部62はそこに形
成された四角形の開口70を持ち、それは可動接点部材
42の腕部62がピン36により下向きにそしてそのス
イッチ開位置に反時計回り運動で動かされるときにそこ
を通してかぎ部68の端部を受け入れる寸法をしてい
る。この位置では、かぎ部68は腕部62と相互連結
し、かぎ部68が腕部62から解放される迄それをこの
位置(すなわちスイッチ開位置)に維持する。この形状
は図3に示されている。かぎ部68および腕部62は弾
力があり、一旦係合を解かれるとそれらは図2に示され
たそれぞれの形状をとる。
【0018】本発明のサーモスタット形スイッチ10は
更に可動接点部材42がそのスイッチ閉位置をとること
を可能とするためにかぎ部68を可動接点部材42の腕
部62から解放するための一般的に72で示された手段
を含む。手段72は可動接点部材42がそのスイッチ開
位置にあるときのそのかぎ部分68および腕部分62の
相互連結部に隣接してハウジング12の基台部14に形
成された開口74を含む。好ましい実施例では、リセッ
ト素子76がかぎ部68の腕部62からの係合を解くた
めに開口74内に配置されている。リセット素子76は
ハウジング12の外側から接近可能である第一(下方)
端78および空洞18内に延び可動接点部材42がその
スイッチ開位置にあるときのかぎ部68と腕部62の相
互連結部の個所に隣接して配置されている第二(上方)
端80を持つ。リセット素子76はハウジングの基台部
に82において適当に固定され、ばね(図示せず)によ
り下方位置に偏倚されている。その配置はリセット素子
76の第一端78のハウジング12の空洞18に向けて
の直線的動きにより素子76の第二端80が腕部62と
係合し、かぎ部68の腕部62からの係合を解くために
腕部62をかぎ部68から遠ざけるように動かすように
なっている。これは可動接点部材42がそのスイッチ閉
位置を再びとることを可能とする。それに代えて、図に
示されたリセット手段の代りに、長い薄い部材のよう
な、開口74を通して摺動可能に受け入れられるための
寸法の器具(図示せず)がかぎ部68の腕部62からの
係合を解くためにそこを通して受け入れられる。
【0019】図6は単一操作装置として操作するスイッ
チ10の今一つの好ましい実施例を示す。示される如
く、開口74は空洞中に液状で注入されるエポキシ材料
84の層によりその場に保持されている薄いウェーファ
86により密封されている。ウェーファ86およびエポ
キシの層は好ましくは誘電体材料からなる。本発明の範
囲から外れることなく、押しプラグねじその他によるよ
うな開口を密封するいかなる他の方法も使用できる。
【0020】図5に戻ると、これは組立て前の形状のサ
ーモスタット形スイッチ10の構成部品を示し、スイッ
チ10の組立ては次の如くである。固定接点および可動
接点部材40,42はそれらをそれらのそれぞれのスロ
ット46,56を通して摺動させ、構成部品を追加しそ
してキャップ22をクリンプすることによりハウジング
12に固定される。接点部材40,42は可動接点部材
42の閉じた環状部分58の第二足部60bが固定接点
部材40の接点部48の接点尖頭50と係合するような
仕方で組立てられる。この位置は図2に示されている。
次にピン案内26がハウジング12の開放端中に小径お
よび大径部28,30の接合点に形成された肩がハウジ
ング12の環状壁16の開放端と係合する点まで挿入さ
れる。ピン36がそれからピン案内26の孔38中に挿
入される。ピン案内26へのピン36の挿入後に、バイ
メタルディスク34がその凹形面が図2に示された如く
下向きに対面するような配置でピン案内26のくぼんだ
領域32中へ挿入される。端キャップ22が次に端キャ
ップ22の内向きに張り出した唇片24がハウジング1
2の壁16の上方端縁20とクリンプ的に(crimpingl
y)係合してハウジング12の開放端を閉じるようにハ
ウジング12の開放端を覆って配置される。端キャップ
22はディスク34、ピン案内26およびピン36を組
立てられた関係に固定する。
【0021】サーモスタット形スイッチ10の操作時
に、スイッチ10が置かれている環境の温度が予定の水
準以下である通常の操作条件下では、例えばスイッチ1
0は図2に示されたスイッチ閉の形状をとる。スイッチ
はもし望むならスイッチ開位置に偏倚される形状をとる
ことができることは注目されるべきである。示される如
く、固定接点部材40は可動接点部材42と接触してお
りそれにより回路を完成するために第一および第二端子
52,64間の電気的連絡を提供する。環境の温度が予
定の温度に達するか越えると、バイメタルディスク34
は図2の形状から図3に示された形状にたわむ。この位
置では、ディスク34の凹状面は上方を向く。バイメタ
ルディスク34のたわみ作用はピン36を直線的に下向
きに動かす。ピン36の下端は可動接点部材42の相互
連結部の第二足部60bの接触面66と係合し、その足
部60bを固定接点部材40の接点部48のボタン50
から強制的に遠ざける。この固定接点部材40から可動
接点部材42を遠ざける動きが回路を開き、第一および
第二端子52,64間の電気的連絡を妨げる。
【0022】可動接点部材42は可動接点部材42と一
体的に形成されているかぎ部68によりそのスイッチ開
位置に維持される。更に特別には、相互連結部の第二足
部60bが固定接点部材40からピン36により遠ざけ
るように動かされるとき、腕部62は下向きに動きかつ
反時計回りに回転し、そのためそれはかぎ部68の方へ
動く。この位置では、かぎ部68は腕部62の開口70
に入り、可動接点部材42をそのスイッチ開位置に維持
するために腕部と係合する。可動接点部材42がそのス
イッチ閉位置に戻ることができる最良の方法は、かぎ部
68が腕部62からの係合を解かれ、それによって相互
連結部の第二足部60bのばね作用が腕部62を上向き
にかつかぎ部68から遠ざかる時計回りに動かすことと
なるように、リセット素子76を押すことによってであ
る。それに代えて、かぎ部68を解放するために適当な
如何なる器具も使用できる。しかし、もしバイメタルデ
ィスク34がまだ下向きにたわんでいるならリセット素
子76は可動接点部材42をそのスイッチ閉位置にリセ
ットする機能をしないであろうことは注目されるべきで
ある。温度が容認温度に戻った後でのみ、リセット素子
76は可動接点部材42をそれが固定接点部材40と係
合するそのスイッチ閉位置に戻す機能をする。
【0023】
【発明の効果】本発明のリセット付きサーモスタット形
スイッチ10は、施錠手段が直接可動接点部材42中に
合体されているので最少数の構成部品を含むということ
は認められるべきである。これはより少ない数の構成部
品であるのでこのスイッチの応答時間を先行技術のそれ
を越えて早くすることに加えて、スイッチの製造費用を
減少する。
【0024】ここではこの発明を具体化するある特定の
構造を示しかつ述べているが、種々の改変および部品の
再配置が以下の発明概念の精神および範囲から逸脱する
ことなくなされうること、そして、添付請求の範囲によ
って指摘されている限りのほかはここに示されかつ述べ
られた特別の形式に限定されないことは当業者にとって
明白なことであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーモスタット形スイッチの見取り図
である。
【図2】スイッチ閉位置のスイッチを示す図1の線2−
2に沿った断面図である。
【図3】スイッチ開位置のスイッチを示す図2に類似の
図である。
【図4】図2の断面の面と直角に配置された面に沿った
断面図である。
【図5】図1に示されたサーモスタット形スイッチの展
開見取り図である。
【図6】この発明の今一つの好ましい実施例の拡大詳細
図である。
【符号の説明】
10 サーモスタット形スイッチ 12 ハウジング 14 基台部 18 空洞 34 バイメタルディスク 36 起動部材またはピン 40 固定接点部材 42 可動接点部材 48 接点部 50 接点尖頭または接点ボタン 52 第一端子 62 腕部 64 第二端子 68 かぎ部 70 開口 76 リセット素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ・アール・リッチマン アメリカ合衆国マサチューセッツ州02158、 ニュートン、ヴァリー、スプリング、ロー ド、3

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その中に形成された空洞を持つハウジン
    グと;前記ハウジングの中に設けられかつ予定の温度に
    反応してたわみ作用を発揮するための温度反応バイメタ
    ルディスクと;前記空洞の中に設けられかつ前記ハウジ
    ングの外部の第一端子に電気的に連結されている固定接
    点部材と;前記固定接点部材に隣接して前記空洞中に設
    けられた可動接点部材と、前記可動接点部材は前記ハウ
    ジングの外部の第二端子に電気的に連結され、かつ前記
    固定接点部材と電気的な接触を行うスイッチ閉位置と前
    記固定接点部材から間隔をあけられるスイッチ開位置と
    の間に偏倚されて動くことができ、前記可動接点部材は
    そこに開口が形成された腕部分を持つ;前記ハウジング
    の中に設けられかつ前記可動接点部材を前記スイッチ閉
    位置から前記スイッチ開位置に動かすための前記ディス
    クのたわみ動作に反応する起動部材と;そして前記可動
    接点部材をスイッチ開位置に自動的に係合させ施錠する
    ための施錠手段と、その配置はそのかぎ部分が可動接点
    部材の腕部分から解放されかつ前記起動部材がスイッチ
    閉位置にある両方のときに可動接点部材がそのばね作用
    により通常のスイッチ閉位置に自由に戻ることができる
    ようになっている、を含むサーモスタット形スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記施錠手段がハウジングの空洞内に取
    り付けられたかぎ部分を含み、前記かぎ部分は可動接点
    部材のそのスイッチ開位置への動きによって可動接点部
    材の前記腕部分と係合して可動接点部材をそのスイッチ
    開位置に保持し維持するために腕部分の前記開口に入
    る、請求項1に記載のサーモスタット形スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記かぎ部分が前記可動接点部材と一個
    物として一体的に形成されている、請求項2に記載のサ
    ーモスタット形スイッチ。
  4. 【請求項4】 更に可動接点部材の腕部分からかぎ部分
    を解放するための手段を含みそれにより可動接点部材が
    そのスイッチ閉位置をとることができるようにする、請
    求項2に記載のサーモスタット形スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記解放手段が可動接点部材がそのスイ
    ッチ開位置にあるときの可動接点部材のかぎ部分と腕部
    分の相互連結部に隣接してハウジング中に形成された開
    口を含み、前記開口はかぎ部分の腕部分からの係合を解
    くための器具をそこを通して受け入れるための寸法をし
    ている、請求項4に記載のサーモスタット形スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記解放手段がハウジングの外側から接
    近可能な第一端と可動接点部材がそのスイッチ開位置に
    あるときの可動接点部材のかぎ部分と腕部分の相互連結
    部に隣接して配置される可動対向第二端とを持つリセッ
    ト素子を含み、その配置はリセット素子の第一端の直線
    的動きによってリセット素子の第二端が腕部分をかぎ部
    分から遠ざけるように動かすための前記腕部分と係合し
    それによってかぎ部分が腕部分からの係合を解かれるよ
    うになっている、請求項4に記載のサーモスタット形ス
    イッチ。
  7. 【請求項7】 前記起動部材が前記ハウジング内に設け
    られたピンを含み、前記ピンが前記バイメタルディスク
    と軸的に係合する一端と前記可動接点部材と軸的に係合
    する対向端を持ち、ディスクの前記たわみ動作が前記可
    動接点部材を固定接点部材との係合から外してそのスイ
    ッチ閉位置に強制するために前記ピンを縦方向に動か
    す、請求項1に記載のサーモスタット形スイッチ。
JP8261418A 1995-09-11 1996-09-09 リセット付きのサーモスタット形スイッチ Pending JPH09115401A (ja)

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