JPH087730A - サーモスタット - Google Patents

サーモスタット

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Publication number
JPH087730A
JPH087730A JP6159239A JP15923994A JPH087730A JP H087730 A JPH087730 A JP H087730A JP 6159239 A JP6159239 A JP 6159239A JP 15923994 A JP15923994 A JP 15923994A JP H087730 A JPH087730 A JP H087730A
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JP
Japan
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thermostat
initial state
heat sensitive
sensitive body
state
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Pending
Application number
JP6159239A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Hayashi
敏治 晨
Akira Imoto
章 井元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wako Electronics Co Ltd
Original Assignee
Wako Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Wako Electronics Co Ltd filed Critical Wako Electronics Co Ltd
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Priority to US08/395,079 priority patent/US5596307A/en
Publication of JPH087730A publication Critical patent/JPH087730A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/02Details
    • H01H37/32Thermally-sensitive members
    • H01H37/52Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element
    • H01H37/54Thermally-sensitive members actuated due to deflection of bimetallic element wherein the bimetallic element is inherently snap acting
    • H01H37/5409Bistable switches; Resetting means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱体を最適な箇所に配置することができ、
しかも、任意の位置においてリセット操作をすることの
できるサーモスタットを提供する。 【構成】 感熱体12と開閉接点14,15を備える温
度スイッチ部1と、プランジャ19とコイル18を備え
る強制復帰部2とが連設されてなり、感熱体12と開閉
接点との間にはガイドピン11が配置されており、温度
スイッチ部1には開閉接点に当接可能なリセット軸4が
設けられており、コイル18に通電することにより、プ
ランジャ19とリセット軸4とが移動して開閉接点1
4,15がON状態に復帰される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーモスタットの開
閉接点を遠隔操作によって初期状態に強制的に復帰させ
ることのできるサーモスタットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーモスタットは、周囲温度を感知して
開閉接点をON/OFF制御する電気部品であり、感熱
体(バイメタル・ディスク)によって周囲温度の変化を
感知している。感熱体は、その温度が第1設定温度を上
回ると湾曲状態が変位し、その後、感熱体の温度が降下
して第2設定温度を下回ると元の湾曲状態に戻るので、
この性質を利用して開閉接点のON/OFF状態を推移
させている。ところで、このサーモスタットは、当該サ
ーモスタットを載置する機器の通常の動作状態(つまり
常態下)において、自動的に初期状態に復帰する自動復
帰型サーモスタットと、人為的な操作をしない限り常態
下では初期状態に復帰しない手動復帰型サーモスタット
とがある。自動復帰型サーモスタットは、感熱体の温度
が第1設定温度を越えると、開閉接点が例えばON状態
からOFF状態に変わり、その後、第2設定温度(自動
復帰温度)を下回れば、元のON状態に自動的に戻るよ
うなサーモスタットであり、典型的には、当該サーモス
タットを備える機器を所定温度範囲内に維持するような
目的で使用される。
【0003】一方、手動復帰型サーモスタットは、感熱
体の温度が第1設定温度を越えたことにより開閉接点が
例えばON状態からOFF状態に変わると、当該機器の
通常の動作状態では、人為的な操作をしない限りOFF
状態のままに維持される。開閉接点をOFF状態に維持
することは、異常状態を再現させない点などにおいて有
用であり、例えば、バイメタル・ディスクの自動復帰温
度を常温以下(例えば−30℃)に設定することによっ
て達成される。図18は、バイメタル・ディスクの自動
復帰温度を常温以下に設定した手動復帰型サーモスタッ
トを図示したものである。この手動復帰型サーモスタッ
ト70では、バイメタル・ディスク71が一旦物理的に
変位すると、常態下では元の状態に自動復帰しない。そ
こで、必要があれば、リセット・ボタン72によってガ
イドピン73を押し上げて、バイメタル・ディスク71
を元の状態(図示の状態)に復帰させるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
に示すような手動復帰型サーモスタットは、取り付け箇
所が制限されてしまうので非常に不便であるという問題
点がある。例えば、図19のような調理器74に、前述
の手動復帰型サーモスタット70を取り付ける場合を想
定する。調理器74は、ヒーター75と、ヒーター75
によって加熱される調理部76と、ヒーター75及び調
理部76を収容するケース部77とから構成されている
が、この調理器74においては、使用者がリセット・ボ
タン72を操作するのに適した場所Aと、バイメタル・
ディスク71が熱を感知するのに適した場所Bとが一致
しないので、サーモスタット70を中途半端な位置にし
か取り付けることができず非常に不便なのである。な
お、テコ機構などを利用して、リセット・ボタン72を
遠くから操作することも考えられるが、機構全体が複雑
となって機器の組み立てが困難になることより妥当な解
決策とは言えない。この発明は、この問題点に着目して
なされたものであって、感熱体を最適な箇所に配置する
ことができ、しかも、任意の位置においてリセット操作
をすることのできる遠隔操作用のサーモスタットを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成する為、請求項1に係るサーモスタットは、感熱体
の物理的変位によって開閉接点をON/OFF制御する
温度スイッチ部と、前記開閉接点を強制的に初期状態
に復帰させる強制復帰部とが連設されてなるサーモスタ
ットであって、前記感熱体と前記開閉接点との間に
は、前記感熱体が初期状態から変位したときに、この変
位を前記開閉接点にまで伝達する伝達手段が設けられて
おり、前記温度スイッチ部には、初期状態から変化し
た前記開閉接点を初期状態に復帰させるリセット軸が進
退自在に設けられており、前記強制復帰部には、前記
リセット軸に当接可能な可動部材が設けられており、
この可動部材が、電気的または機械的に遠隔操作される
ことによって、前記可動部材と前記リセット軸とが移動
して前記開閉接点が初期状態に復帰されるようにしてい
る。
【0006】また、請求項2に係るサーモスタットは、
感熱体の物理的変位によって開閉接点をON/OFF
制御する温度スイッチ部と、前記開閉接点を強制的に
初期状態に復帰させる強制復帰部とが連設されてなるサ
ーモスタットであって、前記感熱体と前記開閉接点と
の間には、前記感熱体が初期状態から変位したときに、
この変位を前記開閉接点にまで伝達する伝達手段が設け
られており、前記強制復帰部には、電気的または機械
的な遠隔操作によって移動する可動部材が設けられてお
り、この可動部材の先端は、前記温度スイッチ部に挿
入されており、前記可動部材の移動によって、前記開
閉接点が初期状態に復帰されるようにしている。
【0007】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳
細に説明する。図1は、この発明の一実施例である遠隔
操作用のサーモスタットを断面図(a)と斜視図(b)
とで図示したものである。このサーモスタットは、感熱
体の物理的変位によって開閉接点をON/OFF制御す
る温度スイッチ部1と、開閉接点や感熱体を強制的に元
の状態に復帰させる強制復帰部2とが連設されて構成さ
れている。なお、説明の都合上、このサーモスタットは
手動復帰型サーモスタットであるとするが、自動復帰型
サーモスタットであっても全く同じ構成となる。
【0008】図1、図2に示すように、温度スイッチ部
1は、有底円筒状に構成された基体部3と、基体部3の
底穴3aに挿入されるリセット軸4と、基体部3の外側
底面3bに固着される接続端子5,6と、基体部3の底
部を貫通して接続端子5にハンダ付けされる第1金具7
と、基体部3の底部を貫通して接続端子6にハンダ付け
される第2金具8と、第1金具7に固着されている接点
バネ9と、接点バネ9などを上から覆う円板状の中蓋1
0と、中蓋10の中央穴10aに貫挿されるガイドピン
11と、中蓋10の周縁段部10bによって保持される
円板状の感熱体12と、感熱体12を上から覆って中蓋
10と基体部3とを固定するキャップ13とで構成され
ている。そして、接点バネ9の先端に設けられた可動接
点14と、第2金具8に設けられた固定接点15とで開
閉接点を形成している。
【0009】リセット軸4は、その本体部4aが基体部
3の底穴3aよりやや小径に形成されており、頭部4b
が基体部3の底穴3aより大径に形成されている。従っ
て、リセット軸4は、基体部3の底穴3aから抜け落ち
ることがなく、底穴3aを進退自在に移動することが可
能となる。感熱体12は、周辺温度に対応して物理的に
変位し、周辺温度が所定温度に達すると下向き凸状に湾
曲するようになっている。なお、この実施例では、感熱
体12の自動復帰温度を常温以下に設定しているので、
一旦、下向き凸状に湾曲した感熱体は、常態下では元の
状態に自動復帰されることはない。ガイドピン11の軸
方向の長さは、上向き凸状に湾曲した感熱体12と接点
バネ9との間隔より、やや短く形成されている。従っ
て、感熱体12が上向き凸状に湾曲している状態では、
開閉接点14,15は、接点バネ9の付勢力によってO
N状態となっているが、一方、感熱体12が下向き凸状
に湾曲すると、その変位がガイドピン11によって接点
バネ9に伝えられて、開閉接点14,15がOFF状態
に変わることになる。なお、開閉接点14,15は、そ
の後の温度降下に拘わらず、常態下ではOFF状態に維
持される。
【0010】図1、図3に示すように、強制復帰部2
は、断面コ字状のヨーク16と、ヨーク16の中に収容
されるボビン17と、ボビン17の回りに巻着されるコ
イル18と、ボビン17の中央穴17aに挿入されるプ
ランジャ19と、プランジャ19の上端面を覆うフィル
ム20と、ヨーク16の上面に被せられるヨーク蓋21
と、各部材16〜21を収容するケース体22とで構成
されている。そして、強制復帰部2と温度スイッチ部1
とは、ケース体22上面の嵌合部22aにおいて樹脂な
どで接着されて一体化されている。なお、温度スイッチ
部1と強制復帰部2とが一体化された状態では、温度ス
イッチ部1のリセット軸4は、ケース体22の開口穴2
2bに挿入されて、フィルム20を介してプランジャ1
9と接触している。
【0011】続いて、以上の構成からなるサーモスタッ
トについて、図1と図4とを参照しつつ動作内容を説明
する。初期状態では、感熱体12は上向き凸状に湾曲し
ており、開閉接点14,15はON状態にあり、コイル
18は通電されていない(図1(a))。その後、周囲
温度が上昇して感熱体12の温度が第1設定温度を越え
ると、感熱体12は下向き凸状に湾曲して、ガンドピン
11を下向きに移動させる。すると、ガンドピン11が
接点バネ9を押すことによって、開閉接点14,15
は、ON状態からOFF状態に変化する(図4
(a))。なお、この後、感熱体12の周囲温度が降下
しても、常態下では感熱体12の湾曲状態が変化するこ
とがないので、開閉接点14,15はOFF状態のまま
に維持される。
【0012】図4(a)の状態にあるサーモスタットを
初期状態に復帰させたい場合には、強制復帰部2のコイ
ル18に通電すれば良い。すると、ボビン17の中央穴
17aに生じる磁界によって、プランジャ19が上向き
に移動され、これに応じてリセット軸4も上向きに移動
される。上向きに移動したリセット軸4は、接点バネ9
に当接されることによってガイドピン11を押し上げ、
開閉接点14,15がON状態となるとともに、感熱体
12の湾曲状態が上向き凸状に復帰される(図4
(b))。その後、コイル18への通電を停止すると、
リセット軸4とプランジャ19が下側に移動して図1
(a)の状態に戻る。なお、リセット軸4とプランジャ
19の間には、フィルム20が設けられているので、残
留磁気などの影響でヨーク蓋21などが磁化されていた
としても、ヨーク蓋21とプランジャ19とが磁着され
る恐れがない。コイル18への通電停止後、プランジャ
19がヨーク蓋21に磁着されていると、その磁着力に
よって感熱体12の動作温度がずれてしまう恐れがある
が、かかる問題が生じないのである。以上、手動復帰型
サーモスタットを例にして動作内容を説明したが、自動
復帰型サーモスタットにおいて、感熱体の変位が自動復
帰される前に、強制復帰部を動作させて開閉接点及び感
熱体を初期状態に強制復帰させることも可能である。
【0013】また、図1ではリセット軸4とプランジャ
19とが別体であるとして説明したが、図5のように、
プランジャ19とリセット軸4とを一体化させても良
い。この場合、プランジャ19の先端部19aは、温度
スイッチ部1に挿入されており、コイル18への通電に
よって接点バネ9に当接される。従って、動作内容につ
いては図1のサーモスタットの場合と同様である。以
上、図1と図5の説明においては、常態下で自動復帰し
ない感熱体を利用して開閉接点のOFF状態を保持する
例を示したが、これに限定される必要はなく、常態下で
自動復帰する感熱体を用い、感熱体の以外の機構によっ
て開閉接点のOFF状態を保持することも可能である
(図6〜図9参照)。
【0014】図6は、マイクロスイッチバネ23を利用
して開閉接点14,15のOFF状態を維持するように
したものである。マイクロスイッチバネ23は、図6
(a)の(イ)に示すように、引っかけ部23aと本体
部23bとを備えており、引っかけ部23aは、湾曲さ
れてその先端が第1金具7の係止部7aに係止されてい
る。その為、図6(b)の初期状態ではマイクロスイッ
チバネ23が上向きに付勢されるが、図6(c)の状態
まで降下するとマイクロスイッチバネ23が下向きに付
勢されることになる。なお、マイクロスイッチバネ23
は、引っかけ部23aの回りに切欠23cを備えるタイ
プのものでも良く(図6(a)の(ロ))、この場合に
も、引っかけ部23aを第1金具7の係止部7aに係止
させる。
【0015】この実施例の場合には、感熱体24は常態
下で自動復帰するように設定されているので、図6
(b)の初期状態から感熱体24が下向き凸状に湾曲し
た後、周囲温度が自動復帰温度まで降下すると感熱体2
4は上向き凸状に自動復帰することになる。しかしなが
ら、マイクロスイッチバネ23は下向きに付勢されてい
るので、リセット軸4を強制的に押し上げることによっ
てマイクロスイッチバネ23を元の状態に変位させない
限り、開閉接点14,15のOFF状態は維持される。
開閉接点14,15をON状態に戻すにはリセット軸4
を上向きに移動させる必要があるが、マイクロスイッチ
バネ23を変位されるだけの力で足りるので、感熱体の
湾曲状態を復帰させなくても良い分だけ、リセット軸4
に加える力は弱くて足りる。
【0016】図7は、ディスク重ね合せ方式を採用した
サーモスタットの実施例を図示したものである。このサ
ーモスタットは、常態下で自動復帰する感熱体25と、
比較的弱い力でも任意に上下凸状に湾曲変形する円板2
6とが2枚重ねられて構成されている。周囲温度が増加
すると、感熱体25は、図7(a)の初期状態から変位
して下向き凸状に湾曲する。すると、感熱体25の湾曲
に合わせて、円板26も下向き凸状に湾曲されて開閉接
点14,15をOFF状態に変化させる。その後、周囲
温度が降下して自動復帰温度に達すると感熱体25が上
向き凸状に復帰するが、円板26が下向き凸状に湾曲し
たままであるので、開閉接点14,15のOFF状態は
維持される(図7(b)参照)。リセット軸4を押し上
げることによって円板26を上向き凸状に復帰させれ
ば、開閉接点14,15がON状態に復帰するが、円板
26は容易に上向き凸状に復帰するので、リセット軸4
に加える力は、あまり強くなくても足りる。
【0017】図8は、板バネ材27の先端部に係止部2
7aを設けておき、この係止部27aを基体部3の係止
段部3cに引っかけて、開閉接点14,15のOFF状
態を維持する実施例を図示したものである。なお、図8
は動作内容を説明する模式図であるのでキャップ13な
どは省略されている。係止部27aは、図8の右向きに
広がるように付勢されているので、周囲温度が上昇して
感熱体24が下向き凸状に湾曲されて板バネ材27が下
方に移動すると、係止部27aが係止段部3cに引っ掛
かる。その為、周囲温度が降下して感熱体24が上向き
凸状に復帰したとしても、係止部27aと係止段部3c
の係合によって開閉接点14,15のOFF状態が維持
される(図8(b))。そして、リセット軸4が左向き
に移動されると、係止部27aと係止段部3cの係合が
解けて、開閉接点14,15がON状態となる初期状態
(図8(a))に復帰する。
【0018】図9は、更に別の実施例について動作内容
を説明する模式図であり、基体部3に係止段部3cを設
けないで、リセット軸4にストッパの役目をさせた例を
示している。この実施例の場合には、板バネ材28の先
端部にフック部28aが設けてあるので、感熱体24が
下向き凸状に湾曲されてガイドピン11が移動すると、
フック部28aがリセット軸4に引っ掛かることになる
(図9(b))。その為、その後、周囲温度が降下して
感熱体24が上向き凸状に復帰したとしても開閉接点1
4,15のOFF状態が維持される(図9(c))。そ
して、リセット軸4を右向きに移動させると、フック部
28aとリセット軸4との係合が解けて、開閉接点1
4,15がON状態に復帰される(図9(d))。な
お、以上の図6〜図9において、温度スイッチ部1のリ
セット軸4は、図1や図5に示す強制復帰部2によって
進退されるが、これに限定される必要はなく、後述する
他の強制復帰部2によって進退するように構成しても良
い(図10〜図13)。
【0019】図10に示すサーモスタットの強制復帰部
2は、ボビンに巻着されるコイル18と、ボビンの中央
穴に挿入されるプランジャ19と、プランジャ19を右
方向に付勢するスプリング30などで構成されている。
そして、コイル18は、リセットスイッチ31を介して
直流電源32に接続されている。この実施例において
は、プランジャ19が右方向に付勢されているので、コ
イル18が通電されていない状態では、温度スイッチ部
1のリセット軸4と強制復帰部2のプランジャ19とが
必ず分離される。従って、プランジャ19の重さなどに
係わらず、温度スイッチ部1と強制復帰部2の配置関係
には何の制約も生じない。
【0020】図11は、カメラのレリーズなどに用いら
れる遠隔操作機構によって強制復帰部2を構成した実施
例を示している。この強制復帰部2は、変形可能なフレ
キシブル・チューブ33と、フレキシブル・チューブ3
3の中を自在に進退するフレキシブル・コア34と、フ
レキシブル・コア34の動きを温度スイッチ部1に伝え
る第1伝達片34aと、人為的に操作される第2伝達片
34bと、フレキシブル・チューブ33と第2伝達片3
4bとの間に配置されるスプリング35とで構成されて
いる。図11のサーモスタットの場合には、第2伝達片
34bを左向きに押すことにより、第1伝達片34aが
温度スイッチ部1のリセット軸4に当接されて、感熱体
の湾曲状態を初期状態に復帰させるようにしている。な
お、フレキシブル・コア34とリセット軸4とが一直線
上にない場合には、図11(b)に示すような方向変換
機構36を設ければ良い。
【0021】図12に示す強制復帰部2は、フレキシブ
ル・チューブ37と、フレキシブル・チューブ37の両
端に取り付けられるシリンダ38a,38bと、シリン
ダ38aの中を移動するピストン39aと、シリンダ3
8bの中を移動する操作側のピストン39bと、ピスト
ン39bとシリンダ38bの間に配置されるスプリング
40などで構成されている。なお、フレキシブル・チュ
ーブ37の中には空気や油が充填されている。図12に
示す強制復帰部2の場合には、ピストン39bを左向き
に押すと、ピストン39aが左向きに移動して温度スイ
ッチ部1のリセット軸4が左向きに押され、感熱体の湾
曲状態が初期状態に復帰されるようになっている。な
お、シリンダに変えて、ピストン39bの移動に応じて
図12の(b)と(c)のように変形するゴム製ベロー
ズ40を用いても良い。
【0022】図13は、圧電アクチュエータ46によっ
て強制復帰部2を構成した実施例を示している。この強
制復帰部2は、圧電アクチュエータ46への通電によっ
て、温度スイッチ部1のリセット軸4を左向きに移動さ
せるが、圧電アクチュエータとしては図示するバイモル
フ形のものの他、積層形のものを採用しても良い。な
お、圧電アクチュエータ46は、リセットスイッチ47
を介して直流電源48により駆動される。
【0023】続いて、本発明に係る遠隔操作用サーモス
タットを用いた加熱装置について説明する。図14は、
図1に示すサーモスタットTHを加熱装置に適用した場
合を図示しており、サーモスタットTHは、リセット用
スイッチ51の操作によって初期状態に強制的にリセッ
トされるようになっている。なお、サーモスタットTH
とリセット用スイッチ51とはリード線18aによって
接続されている。この加熱装置は、ヒーター部52と、
ヒーター部52によって加熱される調理部53と、ヒー
ター部52及び調理部53を収容するケース部54とか
ら構成されている。ここで、サーモスタットTHは、ヒ
ータ部52に隣接して熱感知に最も適した位置に取り付
けられており、一方、リセット用スイッチ51は、使用
者が操作するのに最も適した場所に取り付けられてい
る。
【0024】図15は、図14の加熱装置の回路ブロッ
ク図を図示したものである。図示する通り、サーモスタ
ットTHの開閉接点14,15は、制御部55とヒータ
ー部52との接続をON/OFF制御するように設けら
れており、交流電源ACは、リセット用スイッチ51を
介して強制復帰部2のコイル18に供給されている。こ
の加熱装置においては、制御部55によって制御されつ
つ調理部53が加熱されるが、何らかの事情によって
は、調理部53の温度が異常な高温に達する恐れもあ
る。かかる場合には、温度スイッチ部1の感熱体が湾曲
変位されて、開閉スイッチ14,15をOFF状態に変
化させてヒーター部52の駆動が停止される。その後、
温度が降下しても開閉スイッチ14,15のOFF状態
は維持されるが、異常事態の原因が除去されてリセット
用スイッチ51が操作されると、強制復帰部2が動作し
て開閉スイッチ14,15がON状態となりヒーター5
2への駆動が再開される。なお、以上の説明において
は、図1に示すサーモスタットを例に挙げたが、これに
限定される必要はなく、図5〜図9の温度スイッチ部1
と、図10〜図13の強制復帰部2とを適宜に組み合わ
せたものでも良い。
【0025】図16、図17は、図1に示す遠隔操作用
サーモスタットTH1を沸騰式ジャーポットに適用した
場合を図示したものである。この沸騰式ジャーポット
は、ポット60に収容した水を加熱するヒーター部61
と、遠隔操作用サーモスタットTH1と、温度制御用の
サーモスタットTH2と、過熱防止用のサーモスタット
TH3と、遠隔操作用サーモスタットTH1の強制復帰
部2への通電を制御するリセットボタン62と、交流電
源ACなどで構成されている。なお、遠隔操作用のサー
モスタットTH1は、感熱体の第1設定温度が80℃、
第2設定温度が50℃に設定されているとする。また、
温度制御用のサーモスタットTH2は、感熱体の第1設
定温度が85℃、第2設定温度が70℃に設定されてお
り、過熱防止用のサーモスタットTH3は、感熱体の第
1設定温度が120℃、第2設定温度が−30℃に設定
されているとする。
【0026】初期状態では、サーモスタットTH1,T
H2,TH3の開閉接点は全てON状態であり、リセッ
トボタン62はOFF状態である。かかる状態で、ポッ
ト60に水を満たして電源スイッチ(図示せず)を投入
すると、交流電源ACがヒーター部61に供給されてポ
ット60の水が加熱される。そして、ポット60内の水
温は上昇してゆき、やがてサーモスタットTH2の第1
設定温度である85℃に達した段階でサーモスタットT
H2の開閉接点がON状態からOFF状態に変化する。
サーモスタットTH1の第1設定温度は80℃である
が、サーモスタットTH1は、図16のようにポット内
の水蒸気温度で動作するように配置されているので、サ
ーモスタットTH2の開閉接点がOFF状態に変化した
状態でも、サーモスタットTH1の開閉接点14,15
はON状態のままであり、その為、ポット60の水は更
に加熱されて沸騰状態に達する。
【0027】ポットの水が沸騰した状態では、サーモス
タットTH1の感熱体の温度は80℃程度に達するの
で、温度スイッチ部1の感熱体は湾曲されて開閉接点1
4,15をOFF状態に変化させる(図4(a)参
照)。この状態においてはサーモスタットTH2の開閉
接点が既にOFF状態になっているので、開閉接点1
4,15がOFF状態となるのに合わせてヒーター部6
1への通電が停止されることになり、ポット内の温度は
その後低下してゆく。その後、ポット内の水温が70℃
程度まで降下すると、サーモスタットTH2の開閉接点
がON状態に変化して、ヒーター部61への通電が再開
される。そして、ポット内の水温が85℃程度まで上昇
すれば、サーモスタットTH2の開閉接点が再びOFF
状態に変化し、その後も同じ動作の繰り返しによってポ
ット内の水温が70℃から85℃程度に維持される。こ
のように、一旦沸騰したポット内の水は70℃〜85℃
の範囲に維持されるが、例えば電源を切ったり、或いは
水を追加したりすると、ポット内の温度が降下してサー
モスタットTH1の感熱体の湾曲状態が上向き凸状に復
帰することになる(図4(b))。すると、開閉接点1
4,15がON状態に戻ることによって、ポット60内
の水が再沸騰されることになる。
【0028】以上の通り、サーモスタットTH1の感熱
体の温度が自動復帰温度たる50℃より降下した場合に
は、ポット内の水は再沸騰されるのであるが、70℃〜
85℃程度の水温に維持されている自動制御状態におい
てもポットの水を再び沸騰させたい場合がある。かかる
場合には、リセットボタン62をON状態に操作すれば
良く、そうすれば、強制復帰部2のコイルが通電される
ことによって感熱体12が強制的に初期状態に復帰さ
れ、開閉接点14,15がON状態となることによって
交流電源ACがヒーター部60に供給されてポット60
の水は再び沸騰状態まで加熱される。なお、過熱防止用
のサーモスタットTH3が備えられているので、ポット
60の空焚きやサーモスタットTH1,TH2などの故
障が生じたとしても、ポット内の温度が120℃程度に
達するとサーモスタットTH3の作用によって加熱が停
止される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るサ
ーモスタットは、感熱体の物理的変位によって開閉接点
をON/OFF制御する温度スイッチ部と、開閉接点を
強制的に初期状態に復帰させる強制復帰部とが連設され
て構成されており、強制復帰部に設けられた可動部材が
遠隔操作されることにより、開閉接点が初期状態に復帰
されるようになっている。従って、このサーモスタット
は、最適な場所に配置することができ、且つ、最適な場
所において遠隔操作をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である遠隔操作用のサーモ
スタットを図示したものである。
【図2】図1の温度スイッチ部を展開斜視図で示したも
のである。
【図3】図1の強制復帰部をを展開斜視図で示したもの
である。
【図4】図1の開閉接点のON/OFF状態を、それぞ
れ図示したものである。
【図5】図1の一部を変更した別の実施例を図示したも
のである。
【図6】遠隔操作用サーモスタットの温度スイッチ部に
ついて、別の実施例を図示したものである。
【図7】遠隔操作用サーモスタットの温度スイッチ部に
ついて、別の実施例を図示したものである。
【図8】遠隔操作用サーモスタットの温度スイッチ部に
ついて、別の実施例を図示したものである。
【図9】遠隔操作用サーモスタットの温度スイッチ部に
ついて、別の実施例を図示したものである。
【図10】遠隔操作用サーモスタットの強制復帰部につ
いて、別の実施例を図示したものである。
【図11】遠隔操作用サーモスタットの強制復帰部につ
いて、別の実施例を図示したものである。
【図12】遠隔操作用サーモスタットの強制復帰部につ
いて、別の実施例を図示したものである。
【図13】遠隔操作用サーモスタットの強制復帰部につ
いて、別の実施例を図示したものである。
【図14】本発明のサーモスタットを用いた加熱装置を
図示したものである。
【図15】図14の加熱装置をブロック図で図示したも
のである。
【図16】本発明のサーモスタットを用いた別の加熱装
置を図示したものである。
【図17】本発明のサーモスタットを用いた別の加熱装
置をブロック図で示したものである。
【図18】従来の手動復帰型のサーモスタットを図示し
たものである。
【図19】図18のサーモスタットを用いた加熱装置を
図示したものである。
【符号の説明】
1 温度スイッチ部 2 強制復帰部 4 リセット軸 11 伝達手段(ガイドピン) 12 感熱体 14 開閉接点 15 開閉接点 16 ヨーク 17 ボビン 18 コイル 19 可動部体(プランジャ) 21 ヨーク蓋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱体の物理的変位によって開閉接点を
    ON/OFF制御する温度スイッチ部と、前記開閉接点
    を強制的に初期状態に復帰させる強制復帰部とが連設さ
    れてなるサーモスタットであって、 前記感熱体と前記開閉接点との間には、前記感熱体が初
    期状態から変位したときに、この変位を前記開閉接点に
    まで伝達する伝達手段が設けられており、 前記温度スイッチ部には、初期状態から変化した前記開
    閉接点を初期状態に復帰させるリセット軸が進退自在に
    設けられており、 前記強制復帰部には、前記リセット軸に当接可能な可動
    部材が設けられており、この可動部材が、電気的または
    機械的に遠隔操作されることによって、前記可動部材と
    前記リセット軸とが移動して前記開閉接点が初期状態に
    復帰されるようにしたことを特徴とするサーモスタッ
    ト。
  2. 【請求項2】 感熱体の物理的変位によって開閉接点を
    ON/OFF制御する温度スイッチ部と、前記開閉接点
    を強制的に初期状態に復帰させる強制復帰部とが連設さ
    れてなるサーモスタットであって、 前記感熱体と前記開閉接点との間には、前記感熱体が初
    期状態から変位したときに、この変位を前記開閉接点に
    まで伝達する伝達手段が設けられており、 前記強制復帰部には、電気的または機械的な遠隔操作に
    よって移動する可動部材が設けられており、この可動部
    材の先端は、前記温度スイッチ部に挿入されており、 前記可動部材の移動によって、前記開閉接点が初期状態
    に復帰されるようにしたことを特徴とするサーモスタッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記感熱体が初期状態から変位した状態
    において、前記強制復帰部の動作によって、前記感熱体
    と前記開閉接点とが同時に初期状態に復帰される請求項
    1または請求項2に記載のサーモスタット。
  4. 【請求項4】 前記感熱体が初期状態から変位した後、
    自動復帰した状態において、前記強制復帰部の動作によ
    って、前記開閉接点のみが初期状態に復帰される請求項
    1または請求項2に記載のサーモスタット。
  5. 【請求項5】 前記強制復帰部は、中央貫通穴を有する
    ボビンと、このボビンに巻着されるコイルと、前記中央
    貫通穴に挿入される磁性体たる可動部材と、この可動部
    材と前記リセット軸との当接部に設けられる非磁性体
    と、前記可動部材とともに磁気閉回路を形成するヨーク
    部とを備えており、 前記コイルに通電することによって前記可動部材を移動
    させ、これにより前記開閉接点を初期状態に復帰される
    ようにした請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のサ
    ーモスタット。
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