JPH09115027A - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

Info

Publication number
JPH09115027A
JPH09115027A JP7292217A JP29221795A JPH09115027A JP H09115027 A JPH09115027 A JP H09115027A JP 7292217 A JP7292217 A JP 7292217A JP 29221795 A JP29221795 A JP 29221795A JP H09115027 A JPH09115027 A JP H09115027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discriminating
medium
authentification
false
discrimination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7292217A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kimura
実 木村
Norifumi Kitamura
典文 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP7292217A priority Critical patent/JPH09115027A/ja
Publication of JPH09115027A publication Critical patent/JPH09115027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、真偽判別異常が発生した場合は、
その時点で直ちに係員に報知して早期復旧が可能となる
ため、高処理能力を維持して稼動率の向上およびサービ
ス性の向上を図ることができる媒体処理装置の提供を目
的とする。 【解決手段】この発明は、投入された媒体の真偽を判別
する判別手段を備えた媒体処理装置であって、上記判別
手段が判別した媒体の真または偽の判別回数を記憶する
記憶手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば駅務に設
置される自動券売機、プリペイドカード発行機のような
媒体処理装置に関し、さらに詳しくは装置自体の性能劣
化を自動検出して早期復旧を施すことにより常に安定し
た運用性能を維持する媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、自動券売機を例にとって説明する
と、券購入時に自動券売機に紙幣や硬貨等の貨幣および
プリペイドカードが投入されると、これを受付けて有効
性を判定し、有効であれば購入指定された券を発行処理
し、無効であれば投入媒体を返却して券の発行を中止し
ている。
【0003】しかし、自動券売機自体に真偽判別異常が
発生した場合は、投入媒体を誤判定して投入媒体の受付
率が低下し、この受付率の低下情報が係員に知らされな
いため、この自動券売機は処理能力が低下したまま運用
されて、自動券売機の稼動率低下や顧客へのサービス性
が低下する問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、真
偽判別異常が発生した場合は、その時点で直ちに係員に
報知して早期復旧が可能となるため、高処理能力を維持
して稼動率の向上およびサービス性の向上を図ることが
できる媒体処理装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
投入された媒体の真偽を判別する判別手段を備えた媒体
処理装置であって、上記判別手段が判別した媒体の真ま
たは偽の判別回数を記憶する記憶手段を備えたことを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、投入された媒体の
真偽を判別する判別手段を備えた媒体処理装置であっ
て、上記判別手段が偽であると判別した偽判別割合を演
算する演算手段と、この演算手段の偽判別割合が規定の
割合を越えたとき報知する報知手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、投入された媒体の
真偽を判別する判別手段を備えた媒体処理装置であっ
て、上記判別手段が偽であると判別した判別回数と予め
設定した規定回数とを比較する比較手段と、この比較手
段の比較した結果が規定回数を越える判別回数に至った
とき報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、貨幣の種類毎に真
偽判別割合を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項5記載の発明は、貨幣の種類毎に規
定回数を設定することを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、貨幣の種類毎に対
応して報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明によれば、媒体処理装置の判別手段が
判別した媒体の真または偽の判別回数を記憶手段により
記憶する。
【0012】同じく、媒体処理装置の判別手段が偽であ
ると判別した偽判別割合を演算手段により演算し、この
演算手段の偽判別割合が規定の割合を越えたとき報知手
段により報知する。
【0013】また、媒体処理装置の判別手段が偽である
と判別した判別回数と予め設定した規定回数とを比較手
段により比較し、この比較手段の比較した結果が規定回
数を越える判別回数に至ったとき報知手段により報知す
る。
【0014】さらに、判別した内容を記憶手段で記憶す
るとき、紙幣、硬貨、金種等の貨幣の種類毎に細分化し
て真偽判別割合を記憶する。
【0015】また、真偽判別される紙幣、硬貨、金種等
の貨幣の種類毎に細分化して各規定回数を設定する。
【0016】さらに、真偽判別される紙幣、硬貨、金種
等の貨幣の種類毎に対応して報知手段が報知する。
【0017】
【発明の効果】この結果、媒体処理装置は真偽判別回数
を記憶して装置自体の判別性能をチェックするチェック
機能を持たせているため、この処理装置の判別処理性能
を常に正確に把握管理することができる。したがって、
判別異常発生時や判別性能が劣化し始めた時点で直ちに
その劣化内容を係員に報知して復旧作業を施すことがで
きる。このため、媒体処理装置は常に投入媒体の受付率
を高く設定して運用効率を高めることができる。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は鉄道等の駅務に設置される自動券売機1
1を示し、この自動券売機11は同機前面の接客パネル
12に、案内表示器13と、各購入選択ボタン14…
と、硬貨投入口15と、紙幣挿入口16と、カード挿入
口17と、券放出口18と、再発行ボタン19と、受皿
20等を配設している。
【0019】図2は自動券売機11の制御回路ブロック
図を示し、CPU21はROM22に格納されたプログ
ラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データをR
AM23で読出し可能に記憶する。
【0020】接客操作部24は接客パネル12に装備さ
れる各操作部分を制御して顧客の券購入操作を許容し、
また係員操作部25は装置内部の係員パネルや係員専用
部分の操作を許容して故障発生時や保守点検等を行う。
同じく、フロッピディスク部26はフロッピディスクを
着脱許容して発券処理データを外部管理可能に設けてい
る。さらに、上位通信部27により発券処理データおよ
び異常発生信号を上位の監視装置に通信して、係員によ
る遠隔監視を許容している。
【0021】このデータ処理系に対し、媒体を直接操作
する媒体処理系に装備される券処理部28は購入指定さ
れた券を発行処理し、また紙幣処理部29は券購入時に
取引利用される紙幣を受付けて入金処理し、釣紙幣必要
時には釣紙幣を放出し、また硬貨処理部30は券購入時
に取引利用される硬貨を受付けて入金処理し、釣硬貨必
要時には釣硬貨を放出し、同じくカード処理部31は券
購入時に投入されたプリペイドカードの価値データを読
取り、購入指定された券の金額に応じて減額処理する。
【0022】ところで、CPU21は券購入時に投入さ
れたプリペイドカード、硬貨、紙幣の3種類の有価媒体
の真偽をそれぞれ種類別に判別する各真偽判別部の3種
類の処理性能をそれぞれチェックするチェック機能を有
している。これにより、判別異常発生や判別性能低下時
には直ちに復旧処理を施して、投入媒体の受付率低下を
事前に回避し、自動券売機11を常に安定して運用維持
できるようにしている。
【0023】図3は真偽判別性能をチェックするための
RAM23に記憶されている判別性能チェックテーブル
23aを示し、この判別性能チェックテーブル23aは
券購入時に投入利用される1000円〜5000円の金
銭的価値が付与されたプリペイドカードと、現在流通利
用されている10円、50円、100円、500円の硬
貨と、同じく流通利用されている千円札、五千円札、万
円札の紙幣とのそれぞれに対応して正確に真偽判別した
結果を記憶すると共に、偽判別回数を検出した際に、そ
の偽判別割合が予め設定された上限規定値を越えたか否
かを判定し、上限規定値を越えた場合は上位通信部27
を介して監視装置に報知出力する。
【0024】図4は監視装置の報知出力例を示し、これ
は監視装置の監視パネル41にプリペイドカードと、金
種別の各硬貨と、金種別の各紙幣とに対応して表示ラン
プ42…を配設し、自動券売機11からの報知信号に基
づいて、その対応する表示ランプを点灯あるいは点滅さ
せて係員に報知案内する。またこの報知出力に際しては
表示ランプ以外にアラーム音や音声案内等で報知するこ
ともできる。
【0025】このように、CPU21は真偽判別回数や
真偽判別割合をRAM23に記憶させて装置内部の判別
性能をチェックする機能を有しているため、この判別処
理性能を常に正確に管理することができる。それゆえ、
判別異常発生時や判別性能が劣化し始めた時点で直ちに
係員に報知して係員復旧作業を施すことができ、自動券
売機11の運用効率を高めることができる。
【0026】このように構成された自動券売機11の真
偽判別チェック動作を図5のフローチャートを参照して
説明する。今、顧客が自動券売機11の硬貨投入口1
5、紙幣挿入口16、カード挿入口17のいずれかに現
金あるいはプリペイドカードを投入すると、この投入さ
れた媒体は内部の真偽判別部に導かれ、ここで真偽判別
および金種判別される(ステップn1 )。
【0027】このとき、真と判定して投入媒体の有効性
を確認すると、適正な投入媒体に基づいて発券許容し、
顧客の購入指定した乗車券を発行処理する(ステップn
2 〜n3 )。
【0028】これに対し、偽と判定した場合は、自動券
売機自体の判別機能が損なわれていないかをチェックす
るためにCPU21は投入媒体の利用種類に応じたチェ
ック確認を行う(ステップn4 )。
【0029】例えば、偽紙幣と判別した場合は、これを
加算して現在までに紙幣判別部で判別した真紙幣と偽紙
幣との累計判別回数から判別割合をチェックし、このう
ち偽判別割合が予め設定された上限規定値を越えたか否
かを判定し、上限規定値を越えた場合は紙幣判別部を復
旧処理する旨を上位の監視装置に報知出力する(ステッ
プn5 〜n7 )。
【0030】また、偽プリペイドカードと判別した場合
は、これを加算して現在までにプリペイドカード判別部
で判別した真カードと偽カードとの累計判別回数から判
別割合をチェックし、このうち偽判別割合が予め設定さ
れた上限規定値を越えたか否かを判定し、上限規定値を
越えた場合はプリペイドカード判別部を復旧処理する旨
を上位の監視装置に報知出力する(ステップn8 〜n1
0)。
【0031】さらに、偽硬貨と判別した場合は、これを
加算して現在までに硬貨判別部で判別した真硬貨と偽硬
貨との累計判別回数から判別割合をチェックし、このう
ち偽判別割合が予め設定された上限規定値を越えたか否
かを判定し、上限規定値を越えた場合は硬貨判別部を復
旧処理する旨を上位の監視装置に報知出力する(ステッ
プn11〜n13)。
【0032】上述のように、自動券売機は投入媒体の真
偽判別回数を記憶して自動券売機自体の判別性能をチェ
ックするチェック機能を持たせているため、この自動券
売機の媒体判別処理性能を常に正確に把握管理すること
ができる。したがって、判別異常発生時や判別性能が劣
化し始めた時点で直ちに係員に報知して係員復旧作業を
施すことができるため、自動券売機は常に投入媒体の受
付率を高く設定して運用効率を高めることができると共
に、顧客へのサービス性を高めることができ、取引信頼
性の高い自動券売機として利用することができる。ま
た、券売利用する現金にあっては紙幣と硬貨との区別お
よびその金種毎に真偽判別割合を記憶して、利用現金の
種類に応じた判別性能を正確にチェックすることができ
る。
【0033】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の媒体処理装置は、実施例の自動
券売機11に対応し、以下同様に、媒体は、紙幣、硬貨
およびプリペイドカードに対応し、判別手段は、紙幣処
理部29、硬貨処理部30、カード処理部31の各内部
に構成される真偽判別部およびCPU21に対応し、記
憶手段は、RAM23に対応し、演算手段、比較手段
は、CPU21に対応し、報知手段は、上位通信部27
を介した監視装置の表示ランプ42に対応するも、この
発明は上述の一実施例の構成のみに限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動券売機の外観斜視図。
【図2】この発明の自動券売機の制御回路ブロック図。
【図3】この発明のRAMで記憶する判別性能チェック
テーブルを示す図表。
【図4】この発明の監視パネルの報知出力状態を示す正
面図。
【図5】この発明の自動券売機の真偽判別チェック動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…自動券売機 21…CPU 23…RAM 27…上位通信部 29…紙幣処理部 30…硬貨処理部 31…カード処理部 23a…判別性能チェックテーブル 42…表示ランプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入された媒体の真偽を判別する判別手段
    を備えた媒体処理装置であって、上記判別手段が判別し
    た媒体の真または偽の数を記憶する記憶手段を備えた媒
    体処理装置。
  2. 【請求項2】投入された媒体の真偽を判別する判別手段
    を備えた媒体処理装置であって、上記判別手段が偽であ
    ると判別した偽判別割合を演算する演算手段と、上記演
    算手段の偽判別割合が規定の割合を越えたとき報知する
    報知手段とを備えた媒体処理装置。
  3. 【請求項3】投入された媒体の真偽を判別する判別手段
    を備えた媒体処理装置であって、上記判別手段が偽であ
    ると判別した判別回数と、予め設定した規定回数とを比
    較する比較手段と、上記比較手段の比較した結果が規定
    回数を越える判別回数に至ったとき報知する報知手段と
    を備えた媒体処理装置。
  4. 【請求項4】記憶手段は、貨幣の種類毎に真偽判別割合
    を記憶することを特徴とする請求項1記載の媒体処理装
    置。
  5. 【請求項5】規定回数は、真偽判別される貨幣の種類毎
    に設定することを特徴とする請求項3記載の媒体処理装
    置。
  6. 【請求項6】報知手段は、真偽判別される貨幣の種類毎
    に対応して報知することを特徴とする請求項2または3
    記載の媒体処理装置。
JP7292217A 1995-10-14 1995-10-14 媒体処理装置 Pending JPH09115027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7292217A JPH09115027A (ja) 1995-10-14 1995-10-14 媒体処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7292217A JPH09115027A (ja) 1995-10-14 1995-10-14 媒体処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09115027A true JPH09115027A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17779034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7292217A Pending JPH09115027A (ja) 1995-10-14 1995-10-14 媒体処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09115027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100812254B1 (ko) * 2006-05-02 2008-03-13 주식회사 프러스상사 지폐 감별기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100812254B1 (ko) * 2006-05-02 2008-03-13 주식회사 프러스상사 지폐 감별기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4909034B2 (ja) 現金自動取引装置
US7036722B2 (en) Automatic transaction machine
RU2361279C2 (ru) Способ подтверждения источника получения банкнот
US6994202B1 (en) Money acceptance method and apparatus
JP2002536771A (ja) 貨幣類受入器
US6601686B1 (en) Vending machine
JPH09115027A (ja) 媒体処理装置
EP0993661A1 (en) Method of operating a coin mechanism
JPH1166374A (ja) 逆両替機
JP3584699B2 (ja) 紙幣処理機の精査方法
JP2016018546A (ja) 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び貨幣処理方法
JP7437852B2 (ja) 自動取引装置および自動取引装置における現金補充方法
JPH11306416A (ja) 紙幣処理機およびその制御方法
JP4845864B2 (ja) 入出金管理システム
JP2017021701A (ja) 貨幣処理装置及び貨幣処理方法
JP2023142795A (ja) 自動取引装置、貨幣管理方法、およびプログラム
JP6584160B2 (ja) 貨幣処理装置及び貨幣処理方法
JP2021117604A (ja) 自動取引装置、払出方法およびプログラム
JP2023056960A (ja) 現金払出機能付の自動販売機
JP2001043421A (ja) 硬貨入出金装置
JPH0844912A (ja) 自動販売機
JP2020086537A (ja) 自動取引装置及び自動取引システム
JP2002163701A (ja) 自動取引装置
JPH09115024A (ja) 媒体鑑別装置
JP2009301103A (ja) 自動取引装置