JPH09114472A - カラオケ映像作成装置 - Google Patents

カラオケ映像作成装置

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JPH09114472A
JPH09114472A JP7272355A JP27235595A JPH09114472A JP H09114472 A JPH09114472 A JP H09114472A JP 7272355 A JP7272355 A JP 7272355A JP 27235595 A JP27235595 A JP 27235595A JP H09114472 A JPH09114472 A JP H09114472A
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JP
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image
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karaoke
dimensional object
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Application number
JP7272355A
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English (en)
Inventor
Akira Sasai
朗 佐々井
Tsuguhata Yoneda
亜旗 米田
Kenji Izumi
憲司 泉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ映像に必要な通信量及び記憶容量を
少なくして、かつ、曲目ごとに変化に富んだ映像を出力
する。 【解決手段】 カラオケ情報分離部101は、カラオケ
情報を楽音情報と画像生成情報とに分離する。画像生成
情報解析部106は、画像生成情報を解析し、立体物形
状情報読出部108に画像選択情報を、画像生成情報部
109に画像制御情報を、画像合成部110に歌詞情報
をそれぞれ通知する。立体物形状情報読出部108は、
記憶部107に記憶されている画像を構成する立体物形
状を読み出して画像生成部109に通知し、テクスチャ
データを読み出して画像合成部110に通知する。画像
生成部108は、立体物形状を組み合わせて画像を生成
して画像合成部110に通知する。画像合成部110
は、合成された画像にテクスチャマッピングを施し、歌
詞を表示して、画像出力部111から映像を出力させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信型カラオケの
映像作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラオケ装置の普及が目覚しく、
特に通信型カラオケは、今後も増加する傾向にある。以
下に、図10に示す従来の通信型カラオケ装置について
説明する。この通信型カラオケ装置は、カラオケ情報分
離部1と、楽音生成部2と、マイク入力部3と、楽音合
成部4と、楽音出力部5と、画像データの記憶部7と、
画像データ読込部16と、画像合成部10と、画像出力
部11とを備えている。
【0003】カラオケ情報分離部1は、通信網を介して
送信されてきたカラオケ情報に含まれる画像情報と楽音
生成情報とを分離する。楽音生成部2は、カラオケ情報
分離部1により分離された楽音生成情報により楽音を生
成する。楽音合成部4は、楽音生成部2により生成され
た楽音とマイク入力部3より入力された音声との合成を
行う。楽音出力部5は、この合成された楽音を出力す
る。また、画像データ読込部16は、カラオケ情報分離
部1により分離された画像情報を基に、記憶部7から画
像データを読み込む。画像合成部10は、画像データ読
込部16により読み込まれた画像データを、必要に応じ
て伸長などして、画像合成を行い、画像出力部11より
出力している。
【0004】なお、記憶部7や画像データ読込部16を
有さずに、カラオケ情報に画像データを含ませる方式も
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記装置で
は、曲毎にふさわしい画像を出力するようにするには、
記憶部7に大量の画像データを記憶させておく必要があ
るけれども、実際には記憶部7の記憶容量に限りがある
ため、少量の画像データを記憶しているだけであり、同
一の画像データを異なる曲にも使い回しをせざるを得
ず、臨場感が乏しくなる。
【0006】また、カラオケ情報に画像データを含ませ
る方式では、通信回線を介して大量の画像データを送信
しなければならないので、時間的、経済的な不利を伴
う。本発明は、上記課題に鑑み、記憶部の記憶容量を少
なくし、かつ、曲毎に変化に富み、臨場感のある映像を
出力できるカラオケ映像作成装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、カラオケ情報を受信して、画像生成情報と
楽音生成情報とを分離するカラオケ情報分離手段と、画
像の構成要素となる複数の立体物の立体物形状情報を記
憶している記憶手段と、前記カラオケ情報分離手段で分
離された画像生成情報に基づいて、前記立体物形状情報
を組み合わせて画像を生成する画像生成手段と、前記画
像生成手段で生成された画像を映像として出力する映像
出力手段とを備えるカラオケ映像作成装置としている。
これにより、記憶手段の記憶容量を少なくし、かつ、曲
毎に変化に富み、臨場感のある映像を出力できるカラオ
ケ映像作成装置が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、通信網を介して楽音生成情報と画像生成情報とから
なるカラオケ情報の送信を受けて、楽音生成情報によっ
て楽音を出力するとともに、それに同期して映像を出力
するカラオケ映像作成装置であって、カラオケ情報を受
信して、画像生成情報と楽音生成情報とを分離するカラ
オケ情報分離手段と、画像の構成要素となる複数の立体
物の立体物形状情報を記憶している記憶手段と、前記カ
ラオケ情報分離手段で分離された画像生成情報に基づい
て、前記立体物形状情報を組み合わせて画像を生成する
画像生成手段と、前記画像生成手段で生成された画像を
映像として出力する映像出力手段とを備えることを特徴
とするカラオケ映像作成装置としたものであり、カラオ
ケ情報分離手段は、カラオケ情報を受信して、カラオケ
映像の作成のための画像生成情報を分離する。画像生成
手段は、前記カラオケ情報分離手段で分離された画像生
成情報に基づいて、記憶手段に記憶されている画像の構
成要素となる複数の立体物の立体物形状情報を組み合わ
せて画像を生成する。映像出力手段は、前記画像生成手
段で生成された画像を映像として出力する。これによっ
て少ない記憶容量で、変化に富んだ映像を出力すること
ができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記記憶手段
は、立体物ごとにその形状を表すローカル座標系の3次
元データと、その識別子と、テクスチャデータとを含む
立体物形状情報を予め記憶していることを特徴としたも
のであり、画像生成手段は、画像生成情報に基づいて、
記憶手段に記憶されている複数の立体物の形状を表すロ
ーカル座標系の3次元データを組み合わせて画像を生成
する。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記画像生成手
段は、上記画像生成情報を立体物形状の識別子である画
像選択情報と画像を生成するための画像制御情報とに分
離し、更に画像制御情報を上記立体物形状の仮想空間上
での配置位置を定める配置位置情報と前記出力手段での
画面上での画像の大きさ、視点位置を定めるカメラ情報
とを分離する情報分離部と、画像選択情報に基づいて、
前記記憶手段から立体物形状情報を読み出す立体物形状
情報読出部と、読み出した各立体物のローカル座標を配
置情報に基づいてグローバル座標に変換し、更にカメラ
情報に基づいて前記出力手段での画面上に各立体物を投
射したスクリーン座標を計算する座標変換計算部と、上
記画像上のスクリーン座標値で特定される各立体物にテ
クスチャデータを張り込み、フレーム画像を生成するフ
レーム画像生成部とを備えることを特徴としたものであ
り、前記画像生成手段の情報分離部は、上記画像生成情
報を立体物形状の識別子である画像選択情報と画像を生
成するための画像制御情報とに分離し、更に画像制御情
報を上記立体物形状の仮想空間上での配置位置を定める
配置位置情報と前記出力手段での画面上での画像の大き
さ、視点位置を定めるカメラ情報とを分離する。立体物
形状情報読出部は、画像選択情報に基づいて、前記記憶
手段から立体物形状情報を読み出す。座標変換計算部
は、読み出した各立体物のローカル座標を配置情報に基
づいてグローバル座標に変換し、更にカメラ情報に基づ
いて前記出力手段での画面上に各立体物を投射したスク
リーン座標を計算する。フレーム画像生成部は、上記画
面上のスクリーン座標値で特定される各立体物にテクス
チャデータを張り込み、フレーム画像を生成する。これ
によって、カラオケの曲目にふさわしい映像を出力する
ことができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記情報分離部
は、更に立体物の動きを定める動き情報を画像生成情報
から分離する動き情報分離部を有し、前記座標変換計算
部は、更に動き情報に基づいて立体物のグローバル座標
を計算する計算部を有することを特徴としたものであ
り、前記情報分離部の動き情報分離部は、立体物の動き
を定める動き情報を画像生成情報から分離する。前記座
標変換計算部の計算部は、動き情報に基づいて立体物の
グローバル座標を計算する。これによって、臨場感のあ
る変化に富んだ映像を出力することができる。
【0012】請求項5に係る発明においては、前記画像
生成手段は、更に、前記出力手段の画面上に出力されて
いる映像のカメラ情報に含まれる視点位置の変更情報を
受け付ける変更情報入力受付部と、受け付けた変更情報
に基づいてカメラ情報の視点位置を変更する視点位置変
更部と、視点位置の変更があったとき、カメラ情報を変
更した視点位置として各立体物のスクリーン座標を計算
する変更計算部とを備えることを特徴としたものであ
り、前記画像生成手段の変更情報入力受付部は、カラオ
ケの歌い手から前記出力手段の画面上に出力されている
映像のカメラ情報に含まれる視点位置の変更情報を受け
付ける。視点位置変更部は、受け付けた変更情報に基づ
いてカメラ情報の視点位置を変更する。変更計算部は、
視点位置の変更があったとき、カメラ情報を変更した視
点位置として各立体物のスクリーン座標を計算する。こ
れによって歌い手の好みのカメラ方向の映像を出力する
ことができる。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係るカラオケ映像作
成装置の実施の形態1の構成図である。このカラオケ映
像作成装置は、カラオケ情報分離部101と、楽音生成
部102と、マイク入力部103と、楽音合成部104
と、楽音出力部105と、画像生成情報解析部106
と、記憶部107と、立体物形状情報読出部108と、
画像生成部109と、画像合成部110と、画像出力部
111とを備えている。
【0014】カラオケ情報分離部101は、カラオケ情
報の提供者からISDN(Integrated Services Digita
l Network)等の通信回線を介してカラオケ情報を受信
すると、カラオケ情報に含まれる楽音生成情報と画像生
成情報とを分離する。分離した楽音生成情報を楽音生成
部102に通知し、画像生成情報を画像生成情報解析部
106に通知する。
【0015】図2は、カラオケ情報の内容の説明図であ
る。カラオケ情報201は、曲目「あなたのブルース」
に関するものであり、MIDI(Musical Instrument D
igital Interface)規格の楽音生成情報202と、画像
生成情報203とからなる。画像生成情報203は、記
憶部107に記憶されている立体物形状情報の立体物を
選択するための識別子である画像選択情報204と、立
体物の画像を合成するための配置情報205とカメラ情
報206等からなる画像制御情報207と、カラオケ歌
詞208とを有する。
【0016】配置情報205は、立体物を識別するため
の識別子と、その立体物を配置する仮想空間上の位置座
標とを有する。この位置座標は、立体物を外接する直方
体の最長の対角線をつくる2つの頂点の座標のグローバ
ル座標として表される。これによって、立体物のグロー
バル座標系での配置と、その立体物の大きさとが決定さ
れる。
【0017】カメラ情報206は、グローバル座標系に
配置された複数の立体物を何れの位置から何れの方向に
向けた画像を生成するかの視点位置情報と、カメラの画
角(ズームであるかワイドであるか、即ちレンズのミリ
数に相当する)情報とからなる。このカメラ情報206
は、曲の進行に合わせて、カラオケ歌詞とともに、例え
ば「カメラ情報1」、「カメラ情報2」のように変化す
る。
【0018】カラオケ情報209の曲目「ハイティーン
ブギ」では、画像制御情報207には、動き情報210
を更に有し、図示しない光源情報を有することもある。
動き情報210は、立体物を識別するための識別子とそ
の立体物の動きとからなる。例えば、動き情報210に
は、後述する画像405の「男」が画面の左方へ一フレ
ームごとにグローバル座標である値だけ移動する動きが
記述されている。
【0019】光源情報は、光源がグローバル座標の或る
座標位置にあることを示す情報である。なお、後述する
立体物の画像である「太陽」は、光源ともなる。楽音生
成部102は、楽音生成情報解析部と音源ICとからな
る。楽音生成情報解析部は、カラオケ情報分離部101
から通知された楽音生成情報202を解析し、楽音生成
情報に従い音源ICを駆動して楽音を生成する。生成さ
れた楽音を楽音合成部に通知する。この際、楽音の出力
と映像の出力とを同期させるための同期信号も同時に楽
音合成部104に出力する。
【0020】マイク入力部103は、歌い手の歌声の入
力を受けると、それを楽音合成部104に通知する。楽
音合成部104は、楽音生成部102から通知された楽
音と、マイク入力部103から通知された歌声とを合成
する。合成した楽音と歌声とを音声出力部105に通知
するとともに、楽音生成部102から通知された同期信
号を画像合成部110に通知する。
【0021】楽音出力部105は、スピーカ等からな
り、楽音合成部104から通知された楽音と歌声とを出
力する。画像生成情報解析部106は、カラオケ情報分
離部101から通知された画像生成情報203を画像選
択情報204と画像制御情報207とカラオケ歌詞20
8とに分離する。分離した画像選択情報204を立体物
形状情報読出部108に通知する。画像制御情報207
を画像生成部109に、カラオケ歌詞208を画像合成
部110にそれぞれ通知する。
【0022】記憶部107は、画像の構成要素となる複
数の立体物の立体物形状のローカル座標系の位置を表す
3次元データと、その立体物を識別する識別子と、立体
物に色彩等を付加するためのテクスチャデータとを記憶
している。立体物形状の3次元データは、図3に示すよ
うに、その立体物例えば「太陽」301を構成する複数
のポリゴン(多角形)302等の各頂点303、30
4、305、306のローカル座標系の3次元の位置座
標からなる。
【0023】なお、出力される映像は、曲目にふさわし
く対応する必要があるけれども、それは画像を構成する
素材である立体物の組み合わせによって可能であり、用
いられる立体物は多くの曲で共通する。したがって、記
憶部107は、立体物形状の3次元データを、それ程多
く記憶しておく必要はない。図4は、この立体物形状の
の3次元データによって生成される画像例を示したもの
である。画像401は、立体物の名称である識別子
「海」で識別される立体物形状の3次元データに基づい
て、画像生成部109によって生成される。画像402
〜407についても同様である。なお、この画像401
〜407は、前述した配置情報206等の画像制御情報
207を考慮したものではない。
【0024】なお、全ての立体物形状を3次元データと
して記憶する必要はなく、例えば「海」を表す画像40
1では、平面を表すポリゴンに波を表現する凹凸をテク
スチャデータでマッピングするようにしてもよい。ま
た、「雨」を表す画像407では、画像を構成する全て
の立体物の手前に、雨が降る画像をテクスチャデータと
して持ち、半透明のポリゴンをおくことで表現する。
【0025】立体物形状情報読出部108は、画像生成
情報解析部106から画像選択情報204の通知を受け
ると、記憶部107に記憶されているその識別子で識別
される立体物形状の3次元データを読み出し、その識別
子とともに画像生成部109に通知する。また、記憶部
107に記憶されている立体物形状情報に含まれるテク
スチャデータを画像合成部110に通知する。画像選択
情報204には、具体的には識別子「海」、「港 岸
壁」、「船」、「女(和服)」、「雨」が含まれている
ので、図4に示した画像401、402、403、40
4、407を生成するための3次元データとその識別子
とが画像生成部109に通知される。
【0026】画像生成部109は、画像生成情報解析部
106から通知された画像制御情報207を配置情報2
05とカメラ情報206とに分離する。また、立体物形
状情報読出部108から通知された3次元データとその
識別子との通知を受けると、その識別子によって、配置
情報205に含まれる位置座標に従い、各立体物のロー
カル位置座標をグローバル座標系の位置座標に変換す
る。これによって、仮想空間上に組み合わされた各立体
物が配置される。この変換した各立体物のグローバル座
標系の位置座標をカメラ情報206の視点位置情報に従
い、視点座標系に変換し、更にカメラの画角情報に基づ
いて、投射変換を行い、スクリーン座標系の位置座標に
変換する。なお、このスクリーン座標系の位置座標への
変換は、公知の技術であり、JAMES D. FOLEY 等著の
「Fundamentals of Interactive Computer Graphics 」
Addison-Wesley Publishing Company pp.255〜25
8に記載されている。
【0027】更に、画像制御情報207に動き情報21
0が含まれているときは、動き情報210の識別子で識
別される立体物をその動き情報210に従い、グローバ
ル座標系の位置座標を計算し、カメラ情報206に従
い、視点座標系に変換した後、スクリーン座標系に変換
する。画像生成部109は、記憶部107に記憶されて
いる各立体物形状を組み合わせてスクリーン座標系に変
換された各ポリゴンの2次元の位置座標と識別子とを画
像合成部109に通知する。
【0028】画像合成部110は、画像生成部109か
ら通知された各ポリゴンの2次元の位置座標から各ポリ
ゴン面に立体物形状情報読出部108から通知されたテ
クスチャデータを張り込む。光源情報があるときには、
その光源情報に従い、ないときには、デフォルトの位置
からテクスチャデータを張り込まれた画像に影つけ(シ
ェーディング)をして、画像を合成する。合成した画像
に画像生成情報解析部106から通知されたカラオケ歌
詞208を追加して一フレーム分の画像を合成し、楽音
合成部104から通知された同期信号に従い、画像出力
部111に通知する。 画像出力部111は、CRT等
からなり、画像合成部110から通知された合成された
画像を順次映像として出力する。
【0029】次に本実施の形態の動作を図6、図7のフ
ローチャートを用いて説明する。先ず、カラオケ映像作
成装置の図示しない入力操作部からカラオケの歌い手が
カラオケ情報の提供者に曲目のリクエストを送信し、カ
ラオケ情報分離部101は、カラオケ情報の受信を待つ
(S602)。次に、入力操作部から終了指示があるか
否かを図示しない制御部が判断し(S604)、指示が
あるときは処理を終了する。
【0030】カラオケ情報を受信したカラオケ情報分離
部101は、画像生成情報と楽音生成情報とに分離する
(S606)。分離した情報が画像生成情報であるか否
かを判断し(S608)、画像生成情報でないとき、即
ち楽音生成情報であるときは楽音生成部102に通知す
る。楽音生成部102は、楽音生成情報を解析して、楽
音を生成する(S612)。
【0031】楽音合成部104は、生成された楽音と、
マイク入力部103から入力された歌い手の音声とを合
成し、楽音出力部105に通知し、併せて同期信号を画
像合成部110に出力する(S614)。楽音出力部1
05は、合成された楽音と音声とを出力して(S61
6)、S604に戻る。カラオケ情報分離部101は、
画像生成情報を画像生成情報解析部106に通知する
(S618)。
【0032】画像生成情報解析部106は、画像生成情
報を画像選択情報とそれ以外の情報とに分離し(S62
0)、画像選択情報であるときは(S622)、立体物
形状情報読出部108に通知する(S624)。立体物
形状情報読出部108は、画像選択情報の通知を受ける
と、その識別子に一致する記憶部107に記憶されてい
る立体物形状の3次元データを読み出してその識別子と
ともに画像生成部109に通知し、また記憶部107か
らテクスチャデータを読み出して画像合成部110に通
知する(S626)。
【0033】画像生成情報解析部106は、S622に
おいて、画像選択情報以外の情報であるときには、画像
制御情報か否かを判断し(S628)、画像制御情報で
あるときは画像生成部109に通知し(S630)、画
像制御情報でないとき、即ちカラオケ歌詞のときには、
画像合成部110に通知して(S632)、S716に
移る。
【0034】画像生成部109は、画像生成情報解析部
106から通知された画像制御情報に含まれる配置情報
に基づいて、ローカル座標系の立体物形状を構成するポ
リゴンの位置座標を仮想空間上のグローバル座標系の位
置座標に変換する(S634)。次に、画像生成部10
9は、画像制御情報に動き情報が含まれるか否かを判断
し(S702)、動き情報が含まれていないときはS7
06に移り、動き情報が含まれているときは動き情報に
基づいて立体物形状を構成する各ポリゴンのグローバル
座標の座標値を計算する(S704)。各ポリゴンのグ
ローバル座標の座標値を画像制御情報に含まれるカメラ
情報(視点位置と方向)に基づいて視点座標の座標値を
計算する(S706)。更に、各ポリゴンの視点座標の
座標値を投射変換して、スクリーン座標系に変換し、画
像合成部110に通知する(S708)。動き情報が有
るときは、S704からS708を繰り返す(S71
0)。
【0035】画像合成部110は、画像生成部109か
ら通知されたスクリーン座標系のポリゴンにテクスチャ
データをマッピングし(S712)、光源情報に基づい
てジェーディングをして(S714)、1フレーム分の
画像を合成する。S716において、画像合成部110
は、楽音合成部104から通知される同期信号に従い、
合成した画像にカラオケ歌詞の表示を加えて画像出力部
111に通知する(S716)。
【0036】画像出力部111は、通知された画像を映
像として出力し(S718)、S604に戻る。 (実施の形態2)図8は、本発明に係るカラオケ映像作
成装置の実施の形態2の構成図である。このカラオケ映
像作成装置は、カラオケ情報分離部101と、楽音生成
部102と、マイク入力部103と、楽音合成部104
と、楽音出力部105と、画像生成情報解析部106
と、記憶部107と、立体物形状情報読出部108と、
画像合成部110と、画像出力部111と、視点変更情
報入力部801と、視点情報変更部802と、画像生成
部803とを備える。
【0037】なお、上記実施の形態1で述べたカラオケ
映像作成装置と同一の構成部分については同一の符号を
付して説明を省略し、本実施の形態2に固有の構成部分
について説明する。視点変更情報入力部801は、ジョ
イスティック等からなり、カラオケを歌う歌い手から例
えばジョイスティックの変位によって、画像出力部11
1の画面上に出力されている映像の視点位置の変更の指
示を受け付けると、視点情報変更部802にその指示を
通知する。
【0038】視点情報変更部802は、視点変更情報入
力部801から視点位置の変更の指示の通知を受ける
と、視点変更情報入力部801で入力されたジョイステ
ィックの変位方向と変位量とを検出し、視点変更情報と
して画像生成部803に通知する。画像生成部803
は、上記実施の形態1の画像生成部109の構成に加え
て、以下の構成を有する。視点情報変更部802から視
点変更情報の通知を受けると、変位量と変位方向とに従
い、画像生成情報解析部106から通知されたカメラ情
報206の視点位置情報を変更する。変更した視点位置
情報に基づいて、各立体物を構成するポリゴンのグロー
バル座標系の位置座標を視点座標系の位置座標に変換す
る。
【0039】次に本実施の形態の動作を図9のフローチ
ャートを用いて説明する。なお、上記実施の形態1の動
作と同様の部分についてはその説明を省略し、本実施の
形態の固有の部分について説明する。第7図に示したS
706に続いて、画像生成部803は、視点情報変更部
802から視点変更情報の通知があるか否かを判断し
(S902)、視点変更情報の通知があるときは、視点
変更情報に従い、画像生成情報解析部106から通知さ
れたカメラ情報206の視点位置情報を変更する(S9
04)。
【0040】次に、変更した視点位置情報に基づいて各
立体物を構成するポリゴンのグローバル座標系の位置座
標を視点座標系の位置座標に変換し(S906)、S7
08に移る。視点変更情報の通知がないときは、S70
8に移る。これによって、歌い手は、画像出力部111
から出力される映像を自分の好みのカメラ位置からの映
像に変更することができ、カラオケをより楽しむことが
できる。
【0041】なお、本実施の形態では、視点位置情報の
変更を可能としたけれども、本発明の他の実施の形態と
して、画像生成情報203に含まれる他の画像制御情報
207、例えば光源情報等を変更できるようにしてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、記憶手段に画像を構成する複数の立体物形状情報
を予め記憶しておくことにより、カラオケ情報に含まれ
る画像生成情報に基づいて立体物形状情報を組み合わせ
て、記憶手段の記憶容量を小容量とし、かつ、曲毎に変
化に富んだ映像を出力することができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、記憶手段の
記憶容量を小容量とすることが、更に可能となる。請求
項3記載の発明によれば、通信されるカラオケ情報に情
報量がわずかな画像生成情報を含ませることによって、
曲目ごとに、曲の進行にふさわしい映像を出力すること
ができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、画像を構成
する立体物の動きを定める動き情報を画像生成情報に含
めているので、曲の進行にあわせた動きを持った映像を
出力することができ、ダイナミックな印象をカラオケ利
用者に与えることができる。請求項5記載の発明によれ
ば、歌い手の好みのカメラ方向の映像を出力することが
できるので、カラオケ映像をより楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラオケ映像作成装置の実施の形
態1の構成図である。
【図2】上記実施の形態のカラオケ情報の構成の説明で
ある。
【図3】上記実施の形態の記憶部に記憶されている3次
元データの説明図である。
【図4】上記実施の形態の記憶部の記憶内容の説明図で
ある。
【図5】上記実施の形態の画像合成部で合成された画像
例を示す図である。
【図6】上記実施の形態の動作を説明するフローチャー
トの1/2である。
【図7】上記実施の形態の動作を説明するフローチャー
トの2/2である。
【図8】本発明に係るカラオケ映像作成装置の実施の形
態2の構成図である。
【図9】上記実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図10】従来の通信型カラオケ装置の構成図である。
【符号の説明】
101 カラオケ情報分離部 102 楽音生成部 103 マイク入力部 104 楽音合成部 105 楽音出力部 106 画像生成情報解析部 107 記憶部 108 立体物形状情報読込部 109 画像生成部 110 画像合成部 111 画像出力部 801 視点変更情報入力部 802 視点情報変更部 803 画像生成部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して楽音生成情報と画像生成
    情報とからなるカラオケ情報の送信を受けて、楽音生成
    情報によって楽音を出力するとともに、それに同期して
    映像を出力するカラオケ映像作成装置であって、 カラオケ情報を受信して、画像生成情報を分離するカラ
    オケ情報分離手段と、 画像の構成要素となる複数の立体物の立体物形状情報を
    記憶している記憶手段と、 前記カラオケ情報分離手段で分離された画像生成情報に
    基づいて、前記立体物形状情報を組み合わせて画像を生
    成する画像生成手段と、 前記画像生成手段で生成された画像を映像として出力す
    る映像出力手段とを備えることを特徴とするカラオケ映
    像作成装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、立体物ごとにその形状
    を表すローカル座標系の3次元データと、その識別子
    と、テクスチャデータとを含む立体物形状情報を記憶し
    ていることを特徴とする請求項1記載のカラオケ映像作
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像生成手段は、 上記画像生成情報を立体物の識別子である画像選択情報
    と画像を生成するための画像制御情報とに分離し、更に
    画像制御情報を上記立体物形状の仮想空間上での配置位
    置を定める配置位置情報と前記出力手段での画面上での
    画像の大きさ、視点位置を定めるカメラ情報とに分離す
    る情報分離部と、 画像選択情報に基づいて、前記記憶手段から立体物形状
    情報を読み出す立体物形状情報読出部と、 読み出した各立体物のローカル座標を配置情報に基づい
    て仮想空間上に設定されたグローバル座標に変換し、更
    にカメラ情報に基づいて前記出力手段での画面上に各立
    体物を投射したスクリーン座標を計算する座標変換計算
    部と、 上記画面上のスクリーン座標値で特定される各立体物に
    テクスチャデータを張り込み、フレーム画像を生成する
    フレーム画像生成部とを備えることを特徴とする請求項
    2記載のカラオケ映像作成装置。
  4. 【請求項4】 前記情報分離部は、更に立体物の動きを
    定める動き情報を画像生成情報から分離する動き情報分
    離部を有し、 前記座標変換計算部は、更に動き情報に基づいて立体物
    のグローバル座標を計算する計算部を有することを特徴
    とする請求項3記載のカラオケ映像作成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像生成手段は、更に、 前記出力手段の画面上に出力されている映像のカメラ情
    報に含まれる視点位置の変更情報を受け付ける変更情報
    入力受付部と、 受け付けた変更情報に基づいてカメラ情報の視点位置を
    変更する視点位置変更部と、 視点位置の変更があったとき、それに応じてカメラ情報
    を変更して各立体物のスクリーン座標を計算する変更計
    算部とを備えることを特徴とする請求項3又は4記載の
    カラオケ映像作成装置。
JP7272355A 1995-10-20 1995-10-20 カラオケ映像作成装置 Pending JPH09114472A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016161662A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社エクシング カラオケ装置及びカラオケ用プログラム

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JP2016161662A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社エクシング カラオケ装置及びカラオケ用プログラム

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