JPH09113668A - ペネトレーションベローズ - Google Patents

ペネトレーションベローズ

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Publication number
JPH09113668A
JPH09113668A JP7270373A JP27037395A JPH09113668A JP H09113668 A JPH09113668 A JP H09113668A JP 7270373 A JP7270373 A JP 7270373A JP 27037395 A JP27037395 A JP 27037395A JP H09113668 A JPH09113668 A JP H09113668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
vibration
ring
penetration
absorber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7270373A
Other languages
English (en)
Inventor
Juichi Aida
重一 相田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH09113668A publication Critical patent/JPH09113668A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペネトレーションベローズの振動抑制を図
り、振動音の発生を防止するとともに、振動抑制箇所の
耐久性を向上させる。 【解決手段】 原子炉格納容器のベント管に配されるベ
ローズの外向溝に挿入される変形抑制リングと、該変形
抑制リングを支持する支持構造物となる支持リングとを
有するとともに、ベローズと支持リングとの間に、振動
吸収材が介在状態に配される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペネトレーション
ベローズに係り、特に、原子炉格納容器のベント管の貫
通部分に配されるベローズの振動抑制の好適技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】特開平03−190284号には、沸騰
水型原子炉のサプレッションチェンバにおけるベント管
の部分に配されるベローズ(ペネトレーションベロー
ズ)に関連する技術が提案されている。
【0003】図5及び図6は、ペネトレーションベロー
ズが配される箇所の構造例を示すもので、原子炉格納容
器Aの外方に取り付けられたベント管Bの先端は、サプ
レッションチェンバCを貫通するとともに、その内部に
おいて、ベントヘッダD及びダウンカマEを介してサプ
レッションチェンバCのプール水に連通させられてお
り、ベント管Bの回りには、これを環状間隙Fを空けて
囲むベントノズルGがサプレッションチェンバCの壁に
取り付けられ、ベント管BとベントノズルGとの環状間
隙Fは、サプレッションチェンバCの内部に対して連通
状態とされるとともに、その反対側にベローズHを配す
ることによって、外気から隔離されている。
【0004】該ベローズHは、図6に示すように、ベン
ト管Bに対して端板I及び取り付けスリーブJを介して
取り付けられ、中間に中間スリーブK及び取り付けフラ
ンジLを介在させており、外側に保護のためにガードパ
イプMを配した構造とされている。ベローズHの外周面
には、外向溝に挿入した状態の変形抑制リングRが配さ
れて、ベローズHの内部圧力の上昇時に、ベローズHの
変形を抑制して気密性を保持するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原子炉格納容
器Aの内外部に振動発生源となるものが存在するような
場合に、変形抑制リングRとベローズHとの間の接触箇
所に変位差に基づく摩擦が生じると、振動音が発生して
原子炉格納容器Aの内外部の可動部分の作動音と混同し
易くなる。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成するものである。 ペネトレーションベローズの振動抑制を図り、振動音
の発生を防止すること。 振動抑制箇所の耐久性を向上させること。 メンテナンス作業の省力化を図ること。
【0007】
【課題を解決するための手段】原子炉格納容器のベント
管に配されるベローズの外向溝に挿入される変形抑制リ
ングと、該変形抑制リングを支持する支持構造物となる
支持リングとを有するとともに、ベローズと支持リング
との間に、振動吸収材が介在状態に配される。振動吸収
材の介在位置は、ベローズと支持リングに固定状態の変
形抑制リングとの間や、ベローズに緊密に接触状態の変
形抑制リングと支持リングとの間に設定される。振動吸
収材としては、ベローズと同材質のものが好ましく、ベ
ローズがステンレス鋼である場合には、ステンレス鋼の
細線を丸めてウール状としたもの等が、振動路の途中に
挟持状態に配される。
【0008】ベローズに内圧が印加された場合には、ベ
ローズを囲む変形抑制リングにより変位量を許容範囲内
に抑制する作用が生じる。振動がベローズに伝達された
場合には、ベローズを囲む支持リングまでの振動路の途
中に、振動吸収材が介在していることにより、ベローズ
から支持リングに振動が伝達されにくくなり、加えて振
動吸収材の部分で振動エネルギを減衰させてベローズの
振動を抑制する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るペネトレーシ
ョンベローズの第1実施形態について、図1ないし図3
に基づき説明する。
【0010】図1ないし図3例でも、ベローズ(ペネト
レーションベローズ)Hが図5及び図6に準じて配され
るが、原子炉格納容器Aのベント管(プロセス管)Bに
配されるベローズHの外向溝Haには、図3に示すよう
に、変形抑制リング11が外向溝Haの表面に対して間
隙を空けて挿入され、該変形抑制リング11の回りに
は、変形抑制リング11を固定状態に支持する支持構造
物となる支持リング12が配され、かつベローズHの外
向溝Haと支持リング12との間に、振動吸収材13が
介在状態に配される。なお、図中符号14は、ベント管
BとベローズHとの間に配されるガードパイプである。
【0011】前記支持リング12は、ベローズHの回り
を覆って変形抑制リング11を締結した状態(クランプ
状態)に支持するとともに、例えば図5に示す重量の大
きな支持構造物であるベントノズルGやサプレッション
チェンバC等に接続されて、変形抑制リング11の支持
を行なうとともに、変形抑制リング11の組立及び分解
を可能とするように、ベローズHの軸方向にずらす等に
より変形抑制リング11と切り離し可能に設定される。
また、支持リング12には、変形抑制リング11を固定
するためのボルト・ナット等の締結手段が配される。
【0012】前記振動吸収材13は、ベローズHと同材
質(外向溝Haの表面と同材質)のものが好ましい。即
ち、ベローズHがステンレス鋼で形成されている場合に
は、ステンレス鋼の細線を丸めてウール状としたもの等
が好適であり、ベローズHの各方向の振動伝達を抑制す
るように、ベローズHの軸方向及び周方向に圧縮状態で
挟持されて、振動路の途中に介在するように配される。
【0013】図4は、本発明に係るペネトレーションベ
ローズの第2実施形態を示すもので、変形抑制リング1
1がベローズHの外向溝Haに対して緊密に接触状態に
配されるとともに、振動吸収材13の介在位置が、変形
抑制リング11と支持リング12との間に設定される。
この場合にあっては、変形抑制リング11の内向面に4
弗化エチレン等の軟質材料のコーティングを施しておく
ことが好ましい。
【0014】第1実施形態及び第2実施形態の構造であ
ると、ベローズHに内圧が印加されて、ベローズHにお
ける外向溝Haが拡径させられる際には、変形抑制リン
グ11が変位量を許容範囲内に抑制する作用が生じる。
【0015】また、振動がベローズHに伝達された場合
には、ベローズHを囲む支持リング12までの振動路の
途中に介在している振動吸収材13が変位することによ
り、ベローズHから支持リング12への振動伝達がされ
にくく、衝撃を緩和することによって摩耗現象の発生や
振動音の発生を防止するとともに、加えて、振動吸収材
13が変位時に振動エネルギを吸収して減衰させること
により、ベローズHの振動抑制作用が生じる。したがっ
て、ベローズHの摩耗及び金属疲労の発生を抑制して耐
久性を向上させることになり、かつベローズHの外向溝
Ha等の点検、外観検査等のメンテナンス作業の省力化
を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るペネトレーションベローズ
によれば、以下の効果を奏する。 (1) ベローズと支持リングとの間に、振動吸収材が
介在状態に配されるため、ペネトレーションベローズの
振動抑制を図ることができる。 (2) 振動時におけるベローズの接触箇所の衝撃を緩
和して振動音の発生を防止し、周囲の設置機器の管理を
容易にすることができる。 (3) 振動抑制及び接触箇所の摩耗を低減し耐久性を
向上させることができる。 (4) 上記によりベローズの点検、外観検査等のメン
テナンス作業の省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るペネトレーションベローズの第1
実施形態を示す一部の記載を省略した正断面図である。
【図2】本発明に係るペネトレーションベローズの第1
実施形態を示す横断面図である。
【図3】図1におけるベローズ及び変形抑制リング等を
拡大した正断面図である。
【図4】本発明に係るペネトレーションベローズの第2
実施形態を示すベローズ及び変形抑制リング等を拡大し
た正断面図である。
【図5】沸騰水型原子炉のサプレッションチェンバに配
されるベローズの取り付け構造を示す一部を断面した正
面図である。
【図6】図5の鎖線VI部分の拡大図である。
【符号の説明】
A 原子炉格納容器 B ベント管(プロセス管) C サプレッションチェンバ G ベントノズル H ベローズ(ペネトレーションベローズ) Ha 外向溝 11 変形抑制リング 12 支持リング 13 振動吸収材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉格納容器(A)のベント管(B)
    に配されるベローズ(H)の外向溝(Ha)に挿入され
    る変形抑制リング(11)と、該変形抑制リングを支持
    する支持リング(12)とを有するとともに、ベローズ
    と支持リングとの間に、振動吸収材(13)が介在状態
    に配されることを特徴とするペネトレーションベロー
    ズ。
  2. 【請求項2】 振動吸収材(13)が、ベローズ(H)
    と支持リング(12)に固定状態の変形抑制リング(1
    1)との間に介在状態に配されることを特徴とする請求
    項1記載のペネトレーションベローズ。
  3. 【請求項3】 振動吸収材(13)が、ベローズ(H)
    に緊密に接触状態の変形抑制リング(11)と支持リン
    グ(12)との間に配されることを特徴とする請求項1
    記載のペネトレーションベローズ。
  4. 【請求項4】 振動吸収材(13)が、ベローズ(H)
    と同材質のものによって形成されることを特徴とする請
    求項1、2または3記載のペネトレーションベローズ。
JP7270373A 1995-10-18 1995-10-18 ペネトレーションベローズ Withdrawn JPH09113668A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8262206B2 (en) 2007-05-28 2012-09-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printer with variable size tanks
JP2014111991A (ja) * 2014-01-08 2014-06-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 配管ジョイント、およびガスタービン
CN109990141A (zh) * 2017-12-29 2019-07-09 核工业西南物理研究院 一种用于聚变堆大气侧的串联式带电水路贯穿件

Cited By (4)

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CN109990141B (zh) * 2017-12-29 2023-12-26 核工业西南物理研究院 一种用于聚变堆大气侧的串联式带电水路贯穿件

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