JPH09111722A - 橋梁補強工事における鋼製橋桁切断方法及びこれに用いる切断装置 - Google Patents

橋梁補強工事における鋼製橋桁切断方法及びこれに用いる切断装置

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JPH09111722A
JPH09111722A JP29587595A JP29587595A JPH09111722A JP H09111722 A JPH09111722 A JP H09111722A JP 29587595 A JP29587595 A JP 29587595A JP 29587595 A JP29587595 A JP 29587595A JP H09111722 A JPH09111722 A JP H09111722A
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bridge girder
steel bridge
steel
girder
cutting blade
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Tsugio Yoshizawa
次男 吉沢
Hiroyuki Kawai
弘幸 川合
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KURAYOSHI GIKEN KK
TAKU ENG KK
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KURAYOSHI GIKEN KK
TAKU ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート製の床版の下面に断面H字型の
鋼材よりなる鋼製橋桁が結合してある複合橋梁の前記橋
桁の補強工事における鋼製橋桁端の切断方法において、
ガス溶断法と機械的な切断法を組合せ、効率がよく、且
つ床版のコンクリートの劣化を来さず、かつ煙や悪臭に
よる環境の悪化もない画期的な工法を市場に提供する。
【解決手段】 補強すべきH字型の鋼製橋桁の両端部に
おいて、H字型の鋼製橋桁の下側フランジ部51及びウ
エブ部53をこの横断方向に、上側フランジ部52の下
側までと、かつ上側フランジ部52の下面に添ってウエ
ブ部53をこの鋼製橋桁の端部まで、ガス溶断法などの
金属溶断法で切断する。残った鋼製橋桁の残留上側リブ
の根元を丸鋸などの回転切断刃46で機械的に切断す
る。このようにして前記課題を達成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は橋梁、高架道路な
ど床版がコンクリート製であり、この下面に断面H字型
の鋼製橋桁が取り付けてあるもので、この橋梁の強度を
向上させる補強工事において、前記鋼製橋桁に更にもう
一本の鋼製橋桁を上下に重ね合わせて取付け、橋梁の強
度を向上させる工法が知られている。この発明はこの工
法を実施する為の前処理として、既設の鋼製橋桁の両端
部のみを切除し、鋼製橋桁の両端部に結合されている橋
桁結合部材たる端竪端桁部材も大きいものと交換する必
要があり、この補強工事の前処理として、既設の鋼製橋
桁の両端部を切除する工法及び此れに用いる切断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来はこの種の作業において、鋼製橋桁
を切断する手段としては、アセチレンガス溶断法が考え
られるが、コンクリートと結合していない部分の切断は
問題はないが、コンクリートと結合している鋼製橋桁の
上側フランジ部部分に於いては、このアセチレンガス溶
断法は鋼材を溶断するだけの高温を必要とするため、鋼
製橋桁と結合部分のコンクリートまで高温に加熱し、コ
ンクリート部分の強度を著しく劣化させ、補強本来の意
味を失うことになる。従って、現在までは有効な切断方
法はまだ発表されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】阪神・淡路島大震災時
に多くの橋桁が破壊乃至亀裂が入り、解体乃至修理が施
されたが、損傷のない被災害地の橋梁の補強、また自動
車の制限重量の規制緩和による橋梁の補強が急務とな
り、効率のよい切断方法の開発が待望されている。従来
発表されているアセチレンガス溶断法は前述のコンクリ
ートとの結合部分の切断においてはコンクリートを劣化
させるに止まらず、この結合部分に通常使用されている
エポキシ樹脂よりなる接着剤を燃焼させ、切断部近傍部
分の結合も弱め、また前記接着剤の燃焼に伴う、臭気と
煙は周辺の環境を悪化させることになる。
【0004】そこで此の発明は、従来知られている金属
溶断法と機械的な切断法を組合せ、効率がよく、且つ前
述のような床版のコンクリートの劣化を来さず、かつ煙
や悪臭による環境の悪化もない画期的な工法と、この工
法の一部に使用する装置を市場に提供し、迅速な補強工
事が出来るようにするためである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに、この出願の方法発明に於いては、コンクリート製
の床版の下面に上下にフランジ部を位置させた断面H字
型の鋼製橋桁が結合してある複合橋梁の前記鋼製橋桁の
補強工事における鋼製橋桁端を切断する鋼製橋桁の切断
方法において、前記補強すべきH字型の鋼製橋桁の両端
部において、H字型の鋼製橋桁の下側フランジ部及びウ
エブ部をこの鋼製橋桁の横断方向に、下端から上側フラ
ンジ部の下側まで、かつ上側フランジ部の下面に添って
ウエブ部をこの鋼製橋桁の端部まで、ガス溶断法、プラ
ズマ切断法、レーザー光線切断法のうちの一種よりなる
金属溶断法により、溶断する第1工程、次に溶融切断し
て分離された鋼製橋桁の分離片を、これと結合されてい
る端橋桁結合部材と分離して除去する第2工程。次に橋
梁下面に残った鋼製橋桁の残留上側フランジ部の根元を
丸鋸刃、砥石車刃、フライス刃のうちの一種の回転切断
刃によって、鋼製橋桁の横断方向に完全に切断する第3
工程。最後に分離された残留上側フランジ部端を前記床
版下面から剥離する第4工程。以上第1乃至第4工程よ
りなることを特徴とする橋梁補強工事における鋼製橋桁
切断方法とする。
【0006】また前記の課題を達成するために、前記橋
梁補強工事における鋼製橋桁切断方法の前記の第2工程
完了前に、分離された鋼製橋桁の分離片をワイヤ、鎖、
リンク、ボルトなどの撃留手段によって前記不動部の一
部に繋留することを特徴とすることが好ましい。
【0007】また前記の課題を達成するために、前記橋
梁補強工事における鋼製橋桁切断方法の前記の第3工程
完了前に、橋梁下面に残留し、第3工程で切断分離する
残留上側フランジ部をワイヤ、鎖、リンク、ボルトなど
の繋留手段で前記不動部の一部に繋留することを特徴と
することが好ましい。
【0008】また前記の課題を達成するために、装置発
明としては、切断すべき鋼製橋桁の溶断端に嵌合し、鋼
製橋桁を挟持する着脱式結合手段を備えた基礎台と、基
礎台には直接乃至適宜の部材を介して、鋼製橋桁の横断
方向で且つ水平方向の摺動案内部が形成してあり、この
摺動案内部には移動台が摺動自在に装備してあり、かつ
前記基礎台乃至前記適宜の部材には移動台を摺動案内部
に案内させて移動させる送り機構が設けてあり、前記移
動台には回転切断刃を備えた回転切断刃盤が備えてあ
り、前記回転切断刃の刃先円は切断すべき鋼製橋桁の上
面にまで達し、かつ、残留の上側フランジ部の根元に達
するものとしてあり、回転切断刃の回転面は前記移動台
の移動方向であって起立していることを特徴とする橋梁
補強工事に用いる鋼製橋桁切断装置とする。
【0009】また前記の課題を達成するために、前記橋
梁補強工事に用いる鋼製橋桁切断装置の少なくとも前記
基礎台と回転切断刃盤とは相対的に分離結合自在にして
あることを特徴とすることが好ましい。
【0010】また前記の課題を達成するために、前記橋
梁補強工事に用いる鋼製橋桁切断装置の前記回転切断刃
の回転面はかつ此の装置の使用状態において、5乃至2
0°傾斜して、下部が鋼製橋桁の端面から離反し、上部
が接近した状態になるようにしてあることを特徴とする
ことが好ましい。
【0011】また前記の課題を達成するために、前記橋
梁補強工事に用いる鋼製橋桁切断装置の鋼製橋桁を挟持
する着脱式結合手段部には、橋梁鋼材の下側フランジ部
の上面に竪方向に当接する位置決めボルトが左右一対、
それぞれ独立に調整可能に装備てあることを特徴とする
ことが好ましい。
【0012】また前記の課題を達成するために、前記橋
梁補強工事に用いる鋼製橋桁切断装置の回転切断刃は丸
鋸刃、砥石車、フライス刃のうちの一種であることを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
方法発明の実施の形態 請求項1乃至3記載の方法発明を含むものである。切断
すべき鋼製橋桁50の端部が結合してある端橋桁材60
がら設定された寸法位置のところより、前記鋼製橋桁5
0の下側フランジ部51及びウエブ部53を金属溶断法
の一種であるガス溶断法により、垂直方向、つまり前記
鋼製橋桁50の横断方向に上側フランジ部52の付け根
部分まで溶断する。
【0014】次に上側フランジ部52の下面添いに、前
記垂直方向の溶断位置から、ウエブ部53を水平方向に
前記鋼製橋桁50の端部まで、同様に溶断する(図1、
二点鎖線参照)。前述の垂直方向の溶断と水平方向の溶
断とは順序が逆であっても、この方法発明の実施の形態
に含まれる。
【0015】前述の溶断法によって分離された鋼製橋桁
50の分離片54(図2参照)を端橋桁結合部材60よ
り、これらを結合している高張力ボルト57を緩めて取
り外す。この場合最後の前記高張力ボルト57を外した
とき、分離片54が落下しないように、先に高張力ボル
ト57を外したボルト孔、若しくは別個に新しく鋼製橋
桁50、端橋桁結合部材60その他の不動部分に設けた
孔などの掛合部に、予め前記分離片54を適宜の繋留手
段を用いて繋留しておく。
【0016】次に前記分離片54を除去することによっ
て形成された鋼製橋桁50と端橋桁結合材60の間に形
成された空間Cに、丸鋸刃、回転砥石車、フライス刃な
どの回転切断刃46を装備した回転切断刃盤40を挿入
し(図4参照)、その基礎台10部分を前記鋼製橋桁5
0の溶断端55部に固定し、前記回転切断刃盤40の回
転切断刃46の刃先円が、前記溶断端55の上端に残る
残留上側フランジ部52aの付け根部分に当て、前記回
転切断刃盤40をその基礎台10上の摺動案内部に添っ
て鋼製橋桁の横断方向に水平に移動して、残留上側フラ
ンジ部52aの根元を横断方向に機械的に切断する。
【0017】この場合も予め、溶断端55より突出する
残留上側フランジ部52aを前記の分離片54と同様
に、機械的切断の前に適宜の繋留手段70によって、端
橋桁結合部材60などの不動部に繋留しておく。残留上
側フランジ部52aを繋留する為に、予め図3の鎖線で
図示する様に、上側フランジ部52の直ぐ下側にウエブ
部53の一部を残し、この部分に孔56を明け、これに
ワイヤーなどの繋留手段70を通して繋留しておくこと
が好ましい。最後に切断された残留上側フランジ部52
aとコンクリートの床版61との間にハガネ乃至はシノ
を叩き込み乃至は押し込み、残留上側フランジ部52a
を床版61から剥離する。
【0018】装置発明の実施の形態1 前述の方法発明のうち、機械的な切断方法に用いる装置
であり、請求項4乃至請求項8記載の発明を含む実施の
形態であり、図4乃至図7に示すものである。この装置
は大きく分けて図7に図示するように、3っのブロック
に分割されておる。即ち基礎台10、ベッドブロック2
0及び回転切断刃盤40よりなり、使用に際して図4乃
至図6に図示するように組立てる。
【0019】前記基礎台10には、鋼製橋桁50の溶断
端55を挟持する鋼製橋桁を挟持する着脱式結合手段の
一種として、左右一対の顎11を有し、一方の顎11に
は水平方向の軸線をもつセットスクリュウー12が数本
装備してあり、図4においては、前記顎11は基礎台1
0の上段、及び下段の2箇所に設けてあり、それぞれセ
ットスクリュウー12が2本づつ装備してある。
【0020】前記基礎台10の下部である下側顎11a
は鋼製橋桁50の溶断端55近くの下側フランジ部51
の上に載置可能な形状としてあり、その底面部に垂直方
向に軸線を持つ位置決めボルト14が下側顎11aの下
面から突出して左右2本設けてある。
【0021】前述の基礎台10は垂直方向の板形状であ
り、前記顎11を有する前面とは反対側の背面15の下
端縁より張り出した受け顎16が設けてある。この背面
15にはベッドブロック20の一部をなすベットブロッ
ク台21が数本の第1の組み付けボルト22によつて、
分離結合自在に設けてある。ベッドブロック台21に設
けた前記第1の組み付けボルト22を通すボルト通し孔
30は全て、縦方向の長孔としてある。
【0022】17は高さ調整ボルトであり、受け顎16
に垂直方向に貫通して螺合させあり、その先端乃至頭が
ベッドブロック台21の下面に当接させてある。もっと
もこの高さ調整ボルト17はベッドブロック台21の下
面から上向きに垂直方向に螺合させ、その頭を前記受け
顎17の上面に当接させても、この発明の実施の形態に
含まれる。18は板形状の基礎台10を水平方向に貫通
して螺合させてある上下二本の姿勢制御ボルトであり、
丁度上下の各一対の顎11の間の位置に対応し、姿勢制
御ボルト18の先端が溶断端55の端面に当接可能にし
てある。
【0023】前述のベッドブロツク20は前記ベッドブ
ロック台21と、摺動案内部たる一対のガイド棒23
と、これと並行な送りねじ24及びこのハンドル25、
並びに前記一対のガイド棒23と摺動自在としてあっ
て、送りねじ24と一部において螺合する移動台26と
よりなる。従って、基礎台10に対して、適宜の部材の
一種たる前記ベッドブロック台21を介して、一対のガ
イド棒23とこれと並行な送りねじ24が設けられるこ
とになる。前述のベッドブロック台21には、前記の姿
勢制御ボルト18が当らず、その頭部にボックススパナ
−が容易に掛合できるよう、逃げ孔31がそれぞれ穿設
してある。
【0024】前述の基礎台10とベッドブロック20と
は組立て分解型ものを説明したが、これらは分離不可能
な構造としてあっても、この装置発明の実施の形態の範
囲である。
【0025】前述のベッドブロック台21の上面27は
平坦面としてあり、この上面27に前記鋼製橋桁50の
横断方向で水平となる前記一対のガイド棒23が固定し
てある。この一対のガイド棒23が摺動案内部材の一種
である。更にベッドブロック台21には前記送りねじ2
4が、その軸線周りに回転自在で、軸方向に移動しない
ように装備してあり、送りねじ24の一端にはハンドル
25が固着してあり、このハンドル25を送りねじ24
の軸線周りに回転し、送りねじ24を自転させる。この
ハンドルの代わりに可逆回転可能で速度変化可能なサー
ボモータ(図示してない)によって、前記送りねじ24
をその軸線周りに回転させるものもこの実施の形態1に
含むものとする。
【0026】前述の移動台26の一部であり、前記回転
切断刃盤30を支持する支持面28は基礎台10の前面
寄りが、背面側よりも低く5°乃至20°傾斜した平面
としてあり、その前縁には滑り落ち阻止顎29が設けて
ある。
【0027】前記回転切断刃盤40は側面にみて断面倒
立T字型のフレーム41の基部42が前記移動台26に
搭載可能としてあり、フレーム41の起立壁43の背面
側には適宜の減速装置を備えた回転モータ44が取り付
けてあり、この出力軸45は前記起立壁43を貫通し
て、前面側に突出し、その出力軸45の先端には回転切
断刃46が着脱自在に取り付けてある。回転切断刃46
としては金属切断用の丸鋸、回転砥石輪、フライス刃な
どを使用する。
【0028】前記フレーム41の基部42は回転切断刃
46が前面となるようにして、第2の組み付けボルト4
7によって移動台26の支持面29に固定できるように
してある。この基部42の位置も支持面28の上で若干
前後方向に調整自在に設けてある。前述の回転切断刃4
6を出力軸45に取り付ける為の押さえプレート48及
び締め付けナットなどが、一般には回転切断刃46の前
面に突出するが、前述の通りに出力軸45が傾斜してい
るから、これらプレート48及び締め付けナットなどが
突出していたとしても、これらが溶断端55に接触しな
い様にしてある。前記基礎台10の前後左右には合計4
箇めがねボルト49が捩じ込んであり、上端のめがね部
49aにはワイヤなどの繋留手段70が通せる様にして
ある。
【0029】使用方法 先ず、基礎台10、ベッドブロック20及び回転切断刃
盤40を分解状態にしておく。而して、基礎台10の顎
11を橋桁鋼材50の溶断端55に嵌合させて、下側顎
11aの位置決めボルト14を下側フランジ部51の上
面に当接させ、数本のセットスクリュウ12を軽く締め
付けて、前記基礎台10を前記溶断端55に仮固定す
る。
【0030】次に、ベッドブロック20の移動台26を
上面にし、且つ滑り落ち阻止顎29を前方側に位置させ
て、ベッドブロック台21を前記基礎台10の背面15
に当接させて、第1の組み付けボルト22によって、ベ
ッドブロック台21を基礎台10の背面15に固定す
る。
【0031】次に、各めがねボルト49の各めがね部4
9aと端橋桁結合部材60などの不動部分とワイヤーな
どの適宜の繋留手段70によって、落下しないように繋
留する。次に、ハンドル25により送りねじ24を自転
させて、これと一部で螺合する移動台26をガイド棒2
3によって案内させて移動して、そのストロークの一端
に位置させる。次に回転切断刃盤40を移動台26の支
持面28上に搭載する。この時回転切断刃46が前方に
なるようにして、第2の組み付けボルト47によって、
回転切断刃盤40の基部42を移動台26の支持面28
に固定する。回転切断刃盤40の基部42に設けてある
第2の組み付けボルト47の第2のボルト通し孔47a
も前後方向に長い長孔にしてある。
【0032】次に位置決めボルト14及び高さ調整ボル
ト17のそれぞれの捩じ込み高さを変更して、回転切断
刃46の刃先円が鋼製橋桁50と床版61の境界面の高
さになるよう、基礎台10自体の高さ、及び基礎台10
に対するベッドブロック20の高さ及びベットブロツク
20の上の回転切断刃盤40の高さを調整し、かつ回転
切断刃盤40の支持面28に対する前後位置を調整し、
セットスクリュウー12、第1及び第2の組み付けボル
ト22及び47をしっかりと固定する。
【0033】最後に、前記残留上側フランジ部52aの
一部またこの下方に残したウエブ部53の一部に例えば
孔56を明け、此れに雌ねじを設けて、適宜ボルトを螺
合させ、若しくはこの孔56(図3参照)又は前記ボル
トと端橋桁結合部材60などの不動部と適宜の繋留手段
70で繋留しておく。この繋留方法は現場の都合によ
り、残留上側フランジ部52aの一部の下面から、これ
を貫通し、更にこの上部の床版61に穿孔して、埋込ナ
ット58を嵌め込み、これに繋留手段70の一種とし
て、ボルト70aを螺合させて、前記残留上側フランジ
部52aを予め床版61に固定する場合もある(図4参
照)。この繋留作業は前記の装置の取付け作業の前に行
うことが望ましい。以上で鋼製橋桁50の切断の為の段
取りは終了する。
【0034】而して、ハンドル25を操作して、回転切
断刃盤40を鋼製橋桁50の一側に接近させ、回転モー
タ44の電源を入れ、更にハンドル25を操作して、回
転切断刃46を鋼製橋桁50の残留上側フランジ部52
aの一側から圧接して、回転切断刃46によって、鋼製
橋桁50の残留上側フランジ部52aを横断方向に切断
する。この時切削液はノズル63(図5参照)から回転
切断刃46に向けて吐出し、回転切断刃46及び鋼製橋
桁50の切断部を冷却する。切削液供給装置(図示して
ない)はこの切断装置とは別個に設けることが好まし
い。前述の送りねじ24の自転操作はハンドル25を人
力による操作が好ましいが、可変速モータによって、駆
動してもよい。
【0035】切断が終了した回転切断刃盤40は作動開
始時とは鋼製橋桁50の反対側に退避させる。次に、切
断された残留上側フランジ部52aと床版61の間に、
タガネ、しのなどの楔形状のものを押し込み、或いは叩
き込み、切断された残留上側フランジ部52aを床版6
1から剥離する。剥離した切断された残留上側フランジ
部52aは繋留手段70で橋端桁部材60などの不動部
に繋留されているから、この下方に落下しない。次に切
断された残留上側フランジ部52aを繋留手段70から
外す。
【0036】後は、段取り時と逆手順で、この実施の形
態の装置を分解し、鋼製橋桁の溶断端55から全部取り
外す。
【0037】装置発明の実施の形態2 請求項4乃至請求項8記載の発明を含むものであり、図
8に示すものである。装置発明の実施の形態1と同一符
号のところは、同一の構成部分乃至構成部材であり、同
一の作用をなす。異なるところは、移動台26が摺動す
る一対のガイド棒が水平面内になく、垂直面に対し、上
部が前面寄りで下部が背面15方向に張り出して5°乃
至20°傾斜した平面にしてあり、これに支持されてい
る移動台26の支持面28もこれと並行に垂直面に対し
5°乃至20°傾斜して設けてある。
【0038】従って、回転切断刃盤40のフレーム41
を構成している基部42から起立壁33に至り、一枚の
板形状であって、その上部が起立壁43部分となり、こ
の部分は実施の形態1と同様の傾斜角となり、出力軸3
5が起立壁43部分を直角に貫通して装備してあり、下
部が基部42となって、前記移動台26の傾斜した支持
面28に第2の組み付けボルト47によって、組み付け
可能としてある。
【0039】よって、支持面28に回転切断刃盤40を
組み付けたときの、回転切断刃46の姿勢は実施の形態
1と同じである。この実施の形態2における組立て、分
解方法、使用方法は実施の形態1と同じである。
【0040】作用 この装置発明の実施の形態1及び2に於いては、請求項
4記載の発明を含むから、前述通り、前記基礎台10及
び回転切断刃盤40は鋼製橋桁50の溶断端55に着脱
自在にできる作用をなし、取付け後は、回転切断刃盤4
0を正確に水平移動する作用をなし、ガス溶断法に比
し、遥かに低温度で残留上部フランジ部52aを横断方
向に機械的に切断出来、この切断位置のコンクリート床
版61を劣化させない作用と、この床版61と鋼製橋桁
50を接着している合成樹脂製(例えばエボキシ樹脂)
の接着剤を燃焼させない作用をなす。
【0041】また請求項5記載の発明を含むから、前記
基礎台10と回転切断刃盤40とは相対的に組立て分解
自在なため、橋桁下部に臨時に設けられた、狭隘な足場
においても、分解して搬入及び搬出が出来、一つ一つの
塊の重量がそれほど重くなく、組立て分解が容易となる
作用をなす。
【0042】また請求項6記載の発明を含むから、前記
回転切断刃46の回転面はかつ此の装置の使用状態にお
いて、5乃至20°傾斜して、下部が鋼製橋桁50の端
面から離反し、上部が接近した状態になるようにしてあ
るから、切断時において、前記回転切断刃46を出力軸
35に固定する手段が、回転切断刃46の端面から突出
していたとしても、これらが鋼製橋桁50の溶断端部5
5に接触すること無く、回転切断刃36の刃先円を残留
上側フランジ部52aの根元に位置させ、所期の切断が
出来る作用をなす。
【0043】また請求項7記載の発明を含むから、鋼製
橋桁50を挟持する着脱式結合手段部には、橋梁鋼材5
0の下側フランジ部51の上面に竪方向に当接する位置
決めボルト14が左右一対、それぞれ独立に調整可能に
装備てあるから、この装置の上下の位置及び水平度を正
確に設定出来る作用をなす。
【0044】また請求項8記載の発明を含むから、回転
切断刃46は市販の丸鋸刃、砥石車、フライス刃などが
使用できる作用をなす。
【0045】
【実施例】
実施例1 装置発明の実施の形態1の実施例であり、回転モータ4
4は0.75KW、減速比1/100とし、回転切断刃
盤40の回転数は15rpm、回転切断刃46の直径3
00mm、厚みは2.6mmとし、移動台26の移動速
度つまり、切削速度を30mm/分とした。また、回転
切断盤40のストロークは350mmとした。前背方向
の寸法は320mmとし、全体の重量は約126kgと
した。またモータの出力軸45の傾斜角は水平に対し、
15°とした。
【0046】また全体として、3つのブロツクに結合分
解可能とした。従って、各分解後の基礎台10、ベッド
ブロック20及び回転切断盤40の各重量はそれぞれ4
0乃至70kgである。尤もこれらの数値は例示であっ
て、限定的な意味は無い。即ち、切断すべき鋼製橋桁5
0の大きさにより、回転切断刃盤40の前記ストローク
は更に長ものを必要とする場合もあり、基礎台10の寸
法も別の寸法になる場合あり、したがって総重量ももつ
と重い場合もある。このような時には、容易分離結合て
きる塊の数を4箇以上にすることが好ましい。
【0047】また高さ調整ボルトの上下動ストロークの
範囲は50mm、ベッドブロック台21のボルト通し孔
30の長径をそれぞれ40mmとし、高さ位置決めボル
ト14及び高さ調整ボルト18の捻じ込み寸法の変化に
よる高さ変更可能寸法をそれぞれ40mmとした。更に
第2のボルト通し孔47aの長径も30mmとし、回転
切断盤40の前後の移動可能寸法を20mmとした。ま
た上下2本の姿勢制御ボルト18の基礎台10の前面か
ら突出する寸法差は最大30mmとし、溶断端55に部
分的な凸凹があっても、回転切断刃46の刃先円が所期
の位置になるようにした。
【0048】実施例2 装置発明の実施の形態2の実施例であり、回転モータ4
4は1.KW、とし、その他の仕様は実施の形態1と同
様とした。この実施の形態の方が、前記実施の形態1よ
りモータ取付けスペースが大きく取れ、その分高出力の
回転モータ44が使用してある。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の方法発明に於いては、床
版61から離反した部分の鋼製橋桁50の下側フランジ
部51及びウエブ部53は金属溶断法を採用したから、
余り騒音を発せず、切断工具も軽量で取扱易い。また第
3工程においては、機械的な切断方法を採用したから、
コンクリートと結合している上側フランジ部52におい
ては、ガス溶断法のような高温の加熱はなく、結合して
いる床版61のコンクリートを劣化させたり、鋼製橋桁
50と床版61を接着している合成樹脂が燃焼し、煙や
悪臭を発することが無い。
【0050】また鋼製橋桁50の下側フランジ部51及
びウエブ壁53部を金属溶断法で溶断して除去した後の
残留上側フランジ部52は概ね板形状であるから、回転
切断刃46で機械的に切断する場合、この回転切断刃4
6の半径がそれ程大きくなくともよく、機械的な切断装
置が小型化できる。
【0051】請求項2記載の方法発明に於いては、前記
の第2工程完了前に、分離された鋼製橋桁端をワイヤ、
鎖、リンク、ボルトなどの繋留手段70で鋼製橋桁50
などの不動部一部に繋留するから、切断された鋼製橋桁
端54を端橋桁材50から離反するとき、最後の高張力
ボルト57を外すときに、誤って、切断された鋼製橋桁
端54を落下させるおそれなく、安全な作業ができる。
【0052】請求項3記載の方法発明に於いては、前記
の第3工程完了前に、橋梁下面に残留し、第3工程で切
断分離する残留上側フランジ部52aをワイヤ、鎖、リ
ンク、ボルトなどの繋留手段70で鋼製橋桁50などの
不動部一部に繋留するから、第3工程終了時に残留上側
フランジ部52aと床版61との接着力がなく、これら
が既に離反している時であっても、誤って残留上側フラ
ンジ部52aを落下させることが無い。
【0053】請求項4記載の装置発明に於いては、前記
請求項1の第3工程の方法が実施できる。
【0054】請求項5記載の装置発明に於いては、前記
基礎台10と移動台21とは相対的に分離結合自在にし
てあることを特徴とするから、この装置を床版61下の
吊り足場に搬入、搬出時に分解でき、作業時に組み立て
られ、作業段取り、跡かたずけが容易かつ安全である。
【0055】請求項6記載の装置発明に於いては、前記
回転切断刃46の回転面はこの装置の使用状態におい
て、5乃至20°傾斜して、下部が鋼製橋桁50の溶断
端55面から離反し、上部が接近した状態になるように
してあるから、回転切断刃46の刃先部分を残留上側フ
ランジ部52aの付け根に合わせられる。
【0056】請求項7記載の装置発明に於いては、鋼製
橋桁50を挟持する着脱式結合手段部には、鋼製橋桁5
0の下側フランジ部51の上面に竪方向に当接する位置
決めボルト14が左右一対、それぞれ独立に調整可能に
装備てあるから、装置全体の姿勢及び高さ位置を切断の
最適位置にセット出来る。
【0057】請求項8記載の装置発明に於いては、回転
切断刃46は丸鋸刃、砥石車、フライス刃のうちの一種
であることを特徴とするから、鋼製橋桁50の切断は確
実かつ、容易に出来る。
【0058】装置発明の実施の形態1及び2の固有の効
果 これらの装置は共に、前述の効果を合わせて奏する他、
3箇のブロックに分解でき、且つ単一の装置に組立てで
きるものであるから、搬入搬出時には小さく、個々のブ
ロツクは軽量となり取扱易い。前記の回転切断刃46の
傾斜角も15°であるから、それほどの傾斜でなく、こ
の回転切断刃46で切断した端面も15°であり、上側
フランジ部52のみであるから、鋼製橋桁50の補強に
際して何らの支障もない。
【0059】また回転切断刃盤40の位置の調整は基礎
台10を強固に溶断端55部に固定した後、ベッドブロ
ック20の上下位置及び回転切断刃盤40の前後位置が
調整でき、これら移動調整中に、装置全体が溶断端55
部から外れて、墜落するおそれがない。また前述の回転
切断盤40の調整のための鋼製橋桁50に対する移動寸
法も前述の範囲で可能であるから、鋼製橋桁50の溶断
端55の形状に多少の差があっても、これら装置は所期
の位置に、所期の姿勢で取り付けられる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】方法発明の第1工程の溶融切断位置を示す側面
図である。
【図2】方法発明の第1工程終了時の状態の側面図であ
る。
【図3】方法発明の第2工程終了時の状態の側面図であ
る。
【図4】実施の形態1の装置全体の正面図である。
【図5】図1の側面図である。
【図6】図1の平面図である。
【図7】実施の形態1の装置の分解概略側面図である。
【図8】実施の形態1の装置全体の概略側面図である。
【符号の説明】
10 基礎台 11 顎 12 セットスクリュー 14 位置決めボルト 15 背面 16 受け顎 20 ベッドブロツク 21 ベッドブロツク台 22 第1の組み付けボルト 23 ガイド棒 24 送りねじ 25 ハンドル 26 移動台 28 支持面 40 回転切断盤 41 フレーム 42 基部 43 起立壁 44 回転モータ 45 出力軸 46 回転切断刃 47 第2の組み付けボルト 50 鋼製橋桁 51 下側フランジ部 52 上側フランジ部 52a 残留上側フランジ部 55 溶断端 60 端橋桁結合部材 61 床版 70 繋留手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート製の床版の下面に上下にフラ
    ンジ部を位置させた断面H字型の鋼製橋桁が結合してあ
    る複合橋梁の前記鋼製橋桁の補強工事における鋼製橋桁
    端を切断する鋼製橋桁の切断方法において、 前記補強すべきH字型の鋼製橋桁の両端部において、H
    字型の鋼製橋桁の下側フランジ部及びウエブ部をこの鋼
    製橋桁の横断方向に、下端から上側フランジ部の下側ま
    で、かつ上側フランジ部の下面に添ってウエブ部をこの
    鋼製橋桁の端部まで、ガス溶断法、プラズマ切断法、レ
    ーザー光線切断法のうちの一種よりなる金属溶断法によ
    り、溶断する第1工程、 次に溶融切断して分離された鋼製橋桁の分離片を、これ
    と結合されている端橋桁結合部材と分離して除去する第
    2工程。次に橋梁下面に残った鋼製橋桁の残留上側フラ
    ンジ部の根元を丸鋸刃、砥石車刃、フライス刃のうちの
    一種の回転切断刃によって、鋼製橋桁の横断方向に完全
    に切断する第3工程。最後に分離された残留上側フラン
    ジ部端を前記床版下面から剥離する第4工程。以上第1
    乃至第4工程よりなることを特徴とする橋梁補強工事に
    おける鋼製橋桁切断方法。
  2. 【請求項2】前記の第2工程完了前に、分離された鋼製
    橋桁の分離片をワイヤ、鎖、リンク、ボルトなどの繋留
    手段で橋梁などの不動部の一部に繋留することを特徴と
    する請求項1記載の発明の橋梁補強工事における鋼製橋
    桁切断方法。
  3. 【請求項3】前記の第3工程完了前に、床版下面に残留
    し、第3工程で切断分離する残留上側フランジ部をワイ
    ヤ、鎖、リンク、ボルトなどの前記繋留手段で前記不動
    部の一部に繋留することを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の発明の橋梁補強工事における鋼製橋桁切断方
    法。
  4. 【請求項4】切断すべき鋼製橋桁の溶断端に嵌合し、鋼
    製橋桁を挟持する着脱式結合手段を備えた基礎台と、基
    礎台には直接乃至適宜の部材を介して、鋼製橋桁の横断
    方向で且つ水平方向の摺動案内部が形成してあり、この
    摺動案内部には移動台が摺動自在に装備してあり、かつ
    前記基礎台乃至前記適宜の部材には移動台を摺動案内部
    に案内させて移動させる送り機構が設けてあり、前記移
    動台には回転切断刃を備えた回転切断刃盤が備えてあ
    り、前記回転切断刃の刃先円は切断すべき鋼製橋桁の上
    面にまで達し、かつ、残留の上側フランジ部の根元に達
    するものとしてあリ、回転切断刃の回転面は前記移動台
    の移動方向であって、起立していることを特徴とする橋
    梁補強工事に用いる鋼製橋桁切断装置。
  5. 【請求項5】少なくとも前記基礎台と回転切断刃盤とは
    相対的に分離結合自在にしてあることを特徴といる請求
    項4記載の橋梁補強工事に用いる鋼製橋桁切断装置。
  6. 【請求項6】前記回転切断刃の回転面はこの装置の使用
    状態において、5乃至20°傾斜して、下部が鋼製橋桁
    の溶断端面から離反し、上部が接近した状態になるよう
    にしてあることを特徴とする請求項4又は5記載の橋梁
    補強工事に用いる鋼製橋桁切断装置。
  7. 【請求項7】鋼製橋桁を挟持する着脱式結合手段部に
    は、橋梁鋼材の下側フランジ部の上面に竪方向に当接す
    る位置決めボルトが左右一対、それぞれ独立に調整可能
    に装備てあることを特徴とする請求項4、請求項5又は
    請求項6記載の橋梁補強工事に用いる鋼製橋桁切断装
    置。
  8. 【請求項8】回転切断刃は丸鋸刃、砥石車、フライス刃
    のうちの一種であることを特徴とする請求項4、請求項
    5、請求項6又は7記載の橋梁補強工事に用いる鋼製橋
    桁切断装置。
JP29587595A 1995-10-20 1995-10-20 橋梁補強工事における鋼製橋桁切断方法及びこれに用いる切断装置 Pending JPH09111722A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196380A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Ihi Infrastructure Systems Co Ltd 主桁端部の補強方法及び該方法に用いる主桁端部補強材
JP2015121072A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 株式会社ニチワ ベースプレートの切断装置
JP2017213606A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 日本橋梁株式会社 既設金属板の切断装置

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