JPH0910993A - 液圧プレス装置 - Google Patents

液圧プレス装置

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Publication number
JPH0910993A
JPH0910993A JP16342195A JP16342195A JPH0910993A JP H0910993 A JPH0910993 A JP H0910993A JP 16342195 A JP16342195 A JP 16342195A JP 16342195 A JP16342195 A JP 16342195A JP H0910993 A JPH0910993 A JP H0910993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hydraulic
pressurizing
cylinders
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP16342195A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nakagawa
政夫 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
Priority to JP16342195A priority Critical patent/JPH0910993A/ja
Publication of JPH0910993A publication Critical patent/JPH0910993A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses
    • B30B15/22Control arrangements for fluid-driven presses controlling the degree of pressure applied by the ram during the pressing stroke

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧力および送り速度を多段階に設定できる
と共に、効率が良く、安価な液圧プレス装置を提供する
こと。 【構成】 ほぼ同径の3本の液圧シリンダー2,3,4
をラム1に対して一直線上に配置する。その中央のシリ
ンダー2は複動シリンダーとし、左右のシリンダー3,
4は単動シリンダーとする。正逆切り換え用の3個のバ
ルブ10,11,12を液圧源9にそれぞれ接続して上
昇用バルブ10と第1加圧用バルブ11と第2加圧用バ
ルブ12とする。中央のシリンダー2の受圧面積の大き
い液室Aを第2加圧用バルブ12に接続すると共に、プ
レフィールバルブ5を介してサブタンク6に接続し、受
圧面積の小さい液室Bを上昇用バルブ10に接続する。
左右の単動シリンダー3,4の液室C,Dを第1加圧用
バルブ11に接続すると共に、プレフィールバルブ7を
介してサブタンク8に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絞り加工などを行う液
圧プレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液圧プレス装置の実際に加工に必
要な加圧力は、プレスの最大加圧力に対してかなり小さ
なものであることが多い。しかも、ピストンの面積は、
最大加圧力に対応しており、ボンプ流量は一定であるの
で、エネルギー的には不経済である。すなわち、必要な
加圧力が小さければ、加圧面積を小さくして、同じ流量
に対して加圧速度を上げることが効率的である。
【0003】その1つの方法として、差動回路が使われ
ている。この差動回路はシリンダーのピストンロッド側
から排出される差動流体を加圧室に導き、見かけの加圧
面積を小さくするものである。この方法では、2段階の
切り換えが出来るので、高圧と低圧加圧を使い分けるこ
とが出来る。
【0004】また別な方法としては、上述の2段階切り
換えでは実際の負荷の変動に対応しきれないので、大き
な可変容量ポンプを駆動して、必要な加圧力に対して最
適な流量に制御する方法がある。そしてこの方法では、
サーボ弁や比例弁を使うことにより、無段階の調整が可
能になるから、これによって、エネルギー効率の高いプ
レスが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可変容
量ポンプを使う方法は、早送り時の流量を流せるポンプ
を使うので、大きなポンプが必要になるから、設備費が
高くなるという問題点があった。しかしながら、可変容
量ポンプを使う方法は、早送り時の流量を流せるポンプ
を使うので、大きなポンプが必要になり、またサーボ弁
や比例弁を使用するため設備費が高くなるという問題点
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、ほぼ同径の3本の液圧シリンダ
ーをラムに対して一直線上に配置し、その中央のシリン
ダーはピストンロッド側にピストン面積のほぼ半分の加
圧面積を持つ複動シリンダーとし、左右のシリンダーは
単動シリンダーとし、正逆切り換え用の3個のバルブを
液圧源にそれぞれ接続して上昇用バルブと第1加圧用バ
ルブと第2加圧用バルブとし、前記中央のシリンダーの
受圧面積の大きい液室を前記第2加圧用バルブに接続す
ると共に、プレフィールバルブを介してサブタンクに接
続し、受圧面積の小さい液室を前記上昇用バルブに接続
し、前記左右の単動シリンダーの液室を前記第1加圧用
バルブに接続すると共に、プレフィールバルブを介して
サブタンクに接続して液圧プレス装置を構成する。
【0007】
【作用】本発明装置は上述のように構成したから、中央
のシリンダーが差動回路として働いている時の加圧力が
最小で、送り速度は最高であり、中央のシリンダーの受
圧面積の大きい液室にのみ圧液を送給した時の加圧力が
2番目に小さく、送り速度は2番目に速い状態になる。
【0008】また中央のシリンダーの受圧面積の小さい
液室と、左右のシリンダーの両液室に圧液を送給した時
の加圧力が3番目に小さく、送り速度は3番目に速くな
る。ついで左右のシリンダーの液室のみに圧液を送給し
た場合の加圧力が4番目に小さく、送り速度は4番目に
速い状態になる。
【0009】また中央のシリンダーおよび左右のシリン
ダーのすべての液室に圧液を送給した場合の加圧力が5
番目に小さく、送り速度は5番目に速い状態であり、さ
らに中央のシリンダーの受圧面積の大きい液室と、左右
のシリンダーの液室に圧液を送給した場合の加圧力が最
大で、送り速度は最低となる。
【0010】本発明装置は上述のように、加圧力が小さ
い時には、高速送りになるから、効率の良い条件でプレ
ス加工ができる。また本発明装置は、高価な比例弁や負
荷感応型可変ピストンポンプ等を使用せず、安価な圧力
スイッチやプレフィールバルブや固定容量のギヤポンプ
等で構成できるから、全体としても安価な装置になる。
【0011】また本発明装置は、ラムに対して3本の液
圧シリンダーを一直線上に配置し、大きな加圧力を出す
場合は、左右に離れたシリンダーを使って加圧するの
で、1本のシリンダーを使用するプレスと比べて、偏心
荷重に強いという利点がある。また本発明装置によれ
ば、ほぼ等分割された6段階の加圧力が得られるので、
必要加圧力に近い加圧力を簡単かつ容易に得ることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。図中1はプレス装置のラムで、2,3,4はこのラ
ム1上に一直線上に配置したほぼ同径の液圧シリンダー
である。2はその中央のシリンダーで、複動式である。
すなわち2aはピストン、2bはピストンロッド、Aは
受圧面積の大きい液室、Bは受圧面積の小さい(Aの受
圧面積のほぼ半分)液室である。3,4は中央のシリン
ダー2の左右に配置した単動シリンダーで、3a,4a
はピストン、Cはシリンダー3の液室、Dはシリンダー
4の液室である。
【0013】また5は中央のプレフィールバルブ、6は
このバルブ5と接続したサブタンク、7は左右のプレフ
ィールバルブ、8はこのバルブ7と接続したサブタンク
である。また9は液圧源で、10,11,12はこの液
圧源9にそれぞれ接続した正逆切り換え用の3個のソレ
ノイドバルブで、10は上昇用バルブ、11は第1加圧
用バルブ、12は第2加圧用バルブとして使用する。
【0014】本実施例においては、前記中央のシリンダ
ー2の受圧面積の大きい液室Aを配管13,14を介し
て前記第2加圧用バルブ12に接続すると共に、中央の
プレフィールバルブ5を介して配管15によってサブタ
ンク6に接続し、受圧面積の小さい液室Bを配管16を
介して前記上昇用バルブ10に接続し、前記左右の単動
シリンダー3,4の液室C,Dを配管16,17,18
を介して前記第1加圧用バルブ11に接続すると共に、
プレフィールバルブ7を配管19を介してサブタンク8
に接続する。なお図中20は液圧源9と各ソレノイドバ
ルブ10,11,12とを接続する配管、21は各バル
ブのドレンタンクである。
【0015】本発明装置は上述のように構成したから、
図2に示すように、中央のシリンダー2が差動回路とし
て働いている時の加圧力が最小で、送り速度は最高であ
る。すなわちこの場合、上昇用バルブ10と、第2加圧
用バルブ12の正方向のパターン10a,12aがそれ
ぞれ回路と接続し、その結果液圧源9からの圧液は、図
2の矢印a,b,cのように中央のシリンダー2の液室
Aに入ってピストン2aを押し下げる。このため液室B
内の液が押し出されて、図2の矢印d,e,fのように
流れて差動回路を構成する。なおこの場合、左右のシリ
ンダー3,4の液室C,Dには、サブタンク8内の液が
プレフィールバルブ7を介して矢印gのように流入す
る。
【0016】つぎに図2の状態から、上昇用ソレノイド
バルブ10が逆方向のパターン10bに切り換えられ
て、中央のシリンダー2の液室Aのみに圧液が送り込ま
れる時の加圧力が2番目に小さく、送り速度は2番目に
速い状態になる。
【0017】またバルブ10はパターン10aにセット
され、バルブ11はパターン11aにセットされ、バル
ブ12はパターン12bにセットされると、中央のシリ
ンダー2の受圧面積の小さい液室Bと、左右のシリンダ
ー3,4の両液室C,Dに圧液が送給されるから、この
時の加圧力は3番目に小さく、送り速度は3番目に速く
なる。
【0018】またバルブ10はパターン10bにセット
され、バルブ11はパターン11aにセットされ、バル
ブ12はパターン12bにセットされて、左右のシリン
ダー3,4の液室C,Dのみに圧液が送給された場合の
加圧力は4番目に小さく、送り速度は4番目に速い状態
になる。
【0019】またバルブ10,11,12がすべてパタ
ーン10a,11a,12aにセットされて、中央のシ
リンダー2および左右のシリンダー3,4のすべての液
室A,B,C,Dに圧液が送給された場合の加圧力は5
番目に小さく、送り速度は5番目に速い状態になる。
【0020】また図3に示すように、バルブ10はパタ
ーン10bにセットされ、バルブ11,12はパターン
11a,12aにセットされた状態で、中央のシリンダ
ー2の受圧面積の大きい液室Aと、左右のシリンダー
3,4の液室C,Dに圧液が送給された場合の加圧力は
最大で、送り速度は最低になる。
【0021】図4は上述した本発明装置の作動状態を説
明するための図表で、この図からわかるように、本発明
によれば、加圧力を6段階にわけることができるから、
それぞれのプレス加工に適した加圧力を容易に得ること
ができる。
【0022】
【発明の効果】本発明装置は上述のように、加圧力が小
さい時には、高速送りになるから、効率の良い条件でプ
レス加工ができる。また本発明装置は、高価な比例弁や
負荷感応型可変ピストンポンプ等を使用せず、安価な圧
力スイッチやプレフィールバルブや固定容量のギヤポン
プ等で構成できるから、全体としても安価な装置になる
という効果が得られる。
【0023】また本発明装置は、ラム1に対して3本の
液圧シリンダー2,3,4を一直線上に配置し、大きな
加圧力を出す場合は、左右に離れたシリンダー3,4を
使って加圧するので、1本のシリンダーを使用するプレ
ス装置と比べて、偏心荷重に強いという利点がある。ま
た本発明装置によれば、ほぼ等分割された6段階の加圧
力が得られるので、必要加圧力に近い加圧力を簡単かつ
容易に得ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の停止状態を示す液圧回路図であ
る。
【図2】本発明装置の最小加圧状態を示す液圧回路図で
ある。
【図3】本発明装置の最大加圧状態を示す液圧回路図で
ある。
【図4】本発明装置の各ソレノイドの状態とプレスの作
動状態を示す図表である。
【符号の説明】
1 ラム 2 中央のシリンダー(液圧シリンダー) 2a ピストン 2b ピストンロット 3,4 左右のシリンダー(単動シリンダー) 3a,4a ピストン A 受圧面積の大きい液室 B 受圧面積の小さい液室 C 液室 D 液室 5 中央のプレフィールバルブ 6 サブタンク 7 左右のプレフィールバルブ 8 サブタンク 9 液圧源 10 上昇用バルブ(ソレノイドバルブ) 11 第1加圧用バルブ(ソレノイドバルブ) 12 第2加圧用バルブ(ソレノイドバルブ) 13〜20 配管 21 ドレンタンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ同径の3本の液圧シリンダーをラム
    に対して一直線上に配置し、その中央のシリンダーはピ
    ストンロッド側にピストン面積のほぼ半分の加圧面積を
    持つ複動シリンダーとし、左右のシリンダーは単動シリ
    ンダーとし、正逆切り換え用の3個のバルブを液圧源に
    それぞれ接続して上昇用バルブと第1加圧用バルブと第
    2加圧用バルブとし、前記中央のシリンダーの受圧面積
    の大きい液室を前記第2加圧用バルブに接続すると共
    に、プレフィールバルブを介してサブタンクに接続し、
    受圧面積の小さい液室を前記上昇用バルブに接続し、前
    記左右の単動シリンダーの液室を前記第1加圧用バルブ
    に接続すると共に、プレフィールバルブを介してサブタ
    ンクに接続したことを特徴とする液圧プレス装置。
JP16342195A 1995-06-29 1995-06-29 液圧プレス装置 Pending JPH0910993A (ja)

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JP16342195A JPH0910993A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 液圧プレス装置

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JP16342195A JPH0910993A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 液圧プレス装置

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JPH0910993A true JPH0910993A (ja) 1997-01-14

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ID=15773587

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JP16342195A Pending JPH0910993A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 液圧プレス装置

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JP (1) JPH0910993A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444901B1 (ko) * 2001-09-24 2004-08-18 효성산업기계 주식회사 차동 유압 밸브를 갖는 파지 압축기
KR20070105073A (ko) * 2006-04-25 2007-10-30 현대중공업 주식회사 에너지 절감형 유압실린더장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444901B1 (ko) * 2001-09-24 2004-08-18 효성산업기계 주식회사 차동 유압 밸브를 갖는 파지 압축기
KR20070105073A (ko) * 2006-04-25 2007-10-30 현대중공업 주식회사 에너지 절감형 유압실린더장치

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