JPH09109924A - 自動車車体構造 - Google Patents
自動車車体構造Info
- Publication number
- JPH09109924A JPH09109924A JP8231458A JP23145896A JPH09109924A JP H09109924 A JPH09109924 A JP H09109924A JP 8231458 A JP8231458 A JP 8231458A JP 23145896 A JP23145896 A JP 23145896A JP H09109924 A JPH09109924 A JP H09109924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- vehicle body
- compartment
- engine
- behind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K37/00—Dashboards
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/42—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects extending primarily along the sides of, or completely encircling, a vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/06—Safety nets, transparent sheets, curtains, or the like, e.g. between occupants and glass
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D39/00—Vehicle bodies not otherwise provided for, e.g. safety vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D47/00—Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、安全性を改良した自動車車体構造を
提供する。 【構成】車体(21)が前方端部に設けられた崩壊可能
な鼻部(36)を有する。この鼻部の後方に距離を開け
てエンジン室(54)が形成され、エンジン室(54)
の後方に荷物室(58)が形成されている。乗客室(6
2)は崩壊可能な鼻部、エンジン室および荷物室の後方
に配置されている。運転席(72)も車の後方近傍に配
置されている。 【効果】添乗者および運転者の安全性の向上を図ること
ができる。
提供する。 【構成】車体(21)が前方端部に設けられた崩壊可能
な鼻部(36)を有する。この鼻部の後方に距離を開け
てエンジン室(54)が形成され、エンジン室(54)
の後方に荷物室(58)が形成されている。乗客室(6
2)は崩壊可能な鼻部、エンジン室および荷物室の後方
に配置されている。運転席(72)も車の後方近傍に配
置されている。 【効果】添乗者および運転者の安全性の向上を図ること
ができる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、自動車車体構造
の改良に関する。
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体の構造において安全は第1
の関心事である。つまり、車体は衝突の際、乗客の損傷
を最小限にとどめるように作られていなければならな
い。従来の多くの車体構造は、乗客の前に設けられたエ
ンジン部を有するが正面衝突の際に乗客が怪我を負う前
に潰れるような区分は含まれていない。
の関心事である。つまり、車体は衝突の際、乗客の損傷
を最小限にとどめるように作られていなければならな
い。従来の多くの車体構造は、乗客の前に設けられたエ
ンジン部を有するが正面衝突の際に乗客が怪我を負う前
に潰れるような区分は含まれていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて創案されたものであって、従って、本発明の第1
の目的は改良された自動車車体構造を提供することであ
る。本発明の他の目的は、従来の車体構造と比較して乗
客の安全性を高めた自動車車体構造を提供することであ
る。本発明のさらに他の目的は、乗客の前方部に少なく
とも2つの崩壊可能な区分を設け、それにより正面衝突
の際でも乗客に対し保護を図ることができる自動車車体
構造を提供することである。本発明のさらに他の目的
は、従来の自動車と異なり、車の前方部でなく、後方部
に運転者を置くようにした改良された自動車車体構造を
提供することである。本発明のさらに他の目的は、崩壊
可能な先端部を設け、それにより正面衝突の際に衝撃を
吸収できるようにした改良された自動車車体構造を提供
することである。本発明のさらに他の目的は、車全周を
囲うようにして保護バンパーを設けいかなる方向からの
衝突においても乗客を保護し得るようにした改良された
自動車車体構造を提供することである。本発明のさらに
他の目的は、崩壊し得るコントロールパネルあるいはダ
ッシュボードを高さおよび角度の調整可能に設けてなる
改良された自動車車体構造を提供することである。本発
明のさらに他の目的は、安価に製造することが可能で、
耐久性に富み、操作効率が良好な改良された自動車車体
構造を提供することである。
鑑みて創案されたものであって、従って、本発明の第1
の目的は改良された自動車車体構造を提供することであ
る。本発明の他の目的は、従来の車体構造と比較して乗
客の安全性を高めた自動車車体構造を提供することであ
る。本発明のさらに他の目的は、乗客の前方部に少なく
とも2つの崩壊可能な区分を設け、それにより正面衝突
の際でも乗客に対し保護を図ることができる自動車車体
構造を提供することである。本発明のさらに他の目的
は、従来の自動車と異なり、車の前方部でなく、後方部
に運転者を置くようにした改良された自動車車体構造を
提供することである。本発明のさらに他の目的は、崩壊
可能な先端部を設け、それにより正面衝突の際に衝撃を
吸収できるようにした改良された自動車車体構造を提供
することである。本発明のさらに他の目的は、車全周を
囲うようにして保護バンパーを設けいかなる方向からの
衝突においても乗客を保護し得るようにした改良された
自動車車体構造を提供することである。本発明のさらに
他の目的は、崩壊し得るコントロールパネルあるいはダ
ッシュボードを高さおよび角度の調整可能に設けてなる
改良された自動車車体構造を提供することである。本発
明のさらに他の目的は、安価に製造することが可能で、
耐久性に富み、操作効率が良好な改良された自動車車体
構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動車車体は、フレームと;このフレームに
回転自在に設けられ支持面より上にて上記フレームを支
持する複数の車輪とを有する。車体は、このフレーム上
に設けられ、長手方向軸、前方部、後方部を有する。車
体の前方端部に崩壊可能な鼻部が設けられている。第1
のパネルが上記鼻部の後方に距離を開けて設けられ、そ
の間にエンジン室を形成している。エンジンはこのエン
ジン室に配置され、車輪のいくつかと駆動可能に連結さ
れている。 さらに、第1のパネル(52)の後方に距
離を置いて第2のパネルが設けられ、第1のパネルとの
間に荷物室を形成している。乗客室は第2のパネルの後
方の車体内に設けられ、その結果、乗客室の前に崩壊可
能な鼻部、エンジン室および荷物室が配置されることに
なる。本発明の他の特徴は、運転席を車の後部近傍に配
置したことであり、これにより従来の運転席が車の前方
にあるのと比較して、運転者への安全性をより高めてい
る。
の本発明の自動車車体は、フレームと;このフレームに
回転自在に設けられ支持面より上にて上記フレームを支
持する複数の車輪とを有する。車体は、このフレーム上
に設けられ、長手方向軸、前方部、後方部を有する。車
体の前方端部に崩壊可能な鼻部が設けられている。第1
のパネルが上記鼻部の後方に距離を開けて設けられ、そ
の間にエンジン室を形成している。エンジンはこのエン
ジン室に配置され、車輪のいくつかと駆動可能に連結さ
れている。 さらに、第1のパネル(52)の後方に距
離を置いて第2のパネルが設けられ、第1のパネルとの
間に荷物室を形成している。乗客室は第2のパネルの後
方の車体内に設けられ、その結果、乗客室の前に崩壊可
能な鼻部、エンジン室および荷物室が配置されることに
なる。本発明の他の特徴は、運転席を車の後部近傍に配
置したことであり、これにより従来の運転席が車の前方
にあるのと比較して、運転者への安全性をより高めてい
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の自動車車体の
好適実施例について図面を参照しつつ説明する。図中、
10は本発明に係わる自動車を示すものであって、この
自動車10は、2つのロールバー16、18を上方に延
びた状態で固着したフレーム12(図3)を有する。こ
の2つのロールバー16、18は水平バー19により連
結されている。4個の車輪20が従来同様に回転可能に
フレーム12に設けられている。このフレーム12には
前方部と後方部とを有する車体21が取着されている。
この後方部には後部ドア22が上部縁部24にて蝶着さ
れている。この後部ドア22はハンドル26により従来
同様に開け閉めするようになっている。車体21の周り
には上方バンパー28が設けられている。この上方バン
パー28の下方には下方バンパー30が設けられてい
る。
好適実施例について図面を参照しつつ説明する。図中、
10は本発明に係わる自動車を示すものであって、この
自動車10は、2つのロールバー16、18を上方に延
びた状態で固着したフレーム12(図3)を有する。こ
の2つのロールバー16、18は水平バー19により連
結されている。4個の車輪20が従来同様に回転可能に
フレーム12に設けられている。このフレーム12には
前方部と後方部とを有する車体21が取着されている。
この後方部には後部ドア22が上部縁部24にて蝶着さ
れている。この後部ドア22はハンドル26により従来
同様に開け閉めするようになっている。車体21の周り
には上方バンパー28が設けられている。この上方バン
パー28の下方には下方バンパー30が設けられてい
る。
【0006】これらのバンパーにはそれぞれ中空コア部
32(図2)が含まれ、これに圧縮空気が満たされ、い
かなる方向からの衝突に対してもクッションを与えるよ
うになっている。図6に示すように後部ドア22には上
方バンパー28のための連続部29、下方バンパー30
のための連続部31が設けられている。下方バンパー3
0の前方部にはスチール、その他の堅い材料からなるウ
イングバンパー34が埋め込まれている。このウイング
バンパー34の直後には崩壊可能な鼻部36が設けられ
ている。この鼻部36は潰れ易い物質例えばプラスチッ
ク発泡体その他38からなる。この易潰物質38の直後
には第1プレート40が設けられ、この第1プレート4
0の後方には第1のスプリング部42が設けられてい
る。なお、この第1のスプリング部42は複数のコイル
スプリングからなっている。この場合、コイルスプリン
グに限らず、他の種類のスプリングであってもよいが、
コイルスプリングは好ましい例の一つである。この第1
のスプリング部42の背部には第2のプレート44が設
けられ、さらに続いて第2のスプリング部46、第3の
プレート48、第3のスプリング部50が設けられてい
る。第1のスプリング部42、第2のスプリング部4
6、第3のスプリング部50には次第に大きくなるスプ
リングが詰められいて、従って、最も大きいスプリング
は第3のスプリング部50に設けられている。
32(図2)が含まれ、これに圧縮空気が満たされ、い
かなる方向からの衝突に対してもクッションを与えるよ
うになっている。図6に示すように後部ドア22には上
方バンパー28のための連続部29、下方バンパー30
のための連続部31が設けられている。下方バンパー3
0の前方部にはスチール、その他の堅い材料からなるウ
イングバンパー34が埋め込まれている。このウイング
バンパー34の直後には崩壊可能な鼻部36が設けられ
ている。この鼻部36は潰れ易い物質例えばプラスチッ
ク発泡体その他38からなる。この易潰物質38の直後
には第1プレート40が設けられ、この第1プレート4
0の後方には第1のスプリング部42が設けられてい
る。なお、この第1のスプリング部42は複数のコイル
スプリングからなっている。この場合、コイルスプリン
グに限らず、他の種類のスプリングであってもよいが、
コイルスプリングは好ましい例の一つである。この第1
のスプリング部42の背部には第2のプレート44が設
けられ、さらに続いて第2のスプリング部46、第3の
プレート48、第3のスプリング部50が設けられてい
る。第1のスプリング部42、第2のスプリング部4
6、第3のスプリング部50には次第に大きくなるスプ
リングが詰められいて、従って、最も大きいスプリング
は第3のスプリング部50に設けられている。
【0007】崩壊可能な鼻部36の後方に距離を開けて
第1のパネル52が設けられ、その間にエンジン室54
が設けられている。このエンジン室54にはエンジン6
0がが配置され車の動力となっている。第2のパネル5
6が第1のパネル52の後方に距離を置いて設けられ、
その間に荷物室58を形成している。この第2のパネル
56の後方には複数の椅子64、下方床面66、上方床
面68を備えた客室が配置されている。膨脹可能クッシ
ョン67が第2のパネル56に設けられ、鼻部36が崩
壊したときに同時に膨脹し得るようになっている。さら
に、ネット69が各椅子64の前に設けられ、衝突の際
に乗客が前方に飛び出ないようになっている。後部ドア
開口部70が車体21の後部に設けられ、車の出入り口
を形成している。このドア開口部70は図6に示すよう
に閉じた状態においてドア22により覆われる。運転者
椅子72は上方床面68に設けられ、かつ、少なくとも
乗客椅子64のあるものより後方に配置されている。一
対の折畳み可能な階段74、76が上方床面68への乗
り降りに用いられる。
第1のパネル52が設けられ、その間にエンジン室54
が設けられている。このエンジン室54にはエンジン6
0がが配置され車の動力となっている。第2のパネル5
6が第1のパネル52の後方に距離を置いて設けられ、
その間に荷物室58を形成している。この第2のパネル
56の後方には複数の椅子64、下方床面66、上方床
面68を備えた客室が配置されている。膨脹可能クッシ
ョン67が第2のパネル56に設けられ、鼻部36が崩
壊したときに同時に膨脹し得るようになっている。さら
に、ネット69が各椅子64の前に設けられ、衝突の際
に乗客が前方に飛び出ないようになっている。後部ドア
開口部70が車体21の後部に設けられ、車の出入り口
を形成している。このドア開口部70は図6に示すよう
に閉じた状態においてドア22により覆われる。運転者
椅子72は上方床面68に設けられ、かつ、少なくとも
乗客椅子64のあるものより後方に配置されている。一
対の折畳み可能な階段74、76が上方床面68への乗
り降りに用いられる。
【0008】椅子64、72のそれぞれの前方にはコン
トロールパネル78、操縦機構80が配置されている。
コントロールパネル78は衝突に際し移動物体に当てら
れたときに破壊されるように作られている。また、コン
トロールパネル78は好ましくは垂直方向、角度的に調
整可能となっていて、運転席72に座っている運転者に
とって正しい位置に調和し得るようにする。そのための
方策の例が図8に示されている。すなわち、コントロー
ルパネル78は垂直バー86に枢着されていて、かつ垂
直バー86に沿って垂直に移動可能となっている。固定
ネジ88によりこの調整が可能となっている。これに限
らず、その他の構成により傾斜、垂直調整、破壊可能な
ものとすることもできる。操縦機構80は図7に示すよ
うに例えば固定ネジ92を備えた垂直バー90に枢着さ
れている。ホィール94が示されているが、他の形のハ
ンドル、例えばチラー、操縦桿でもよい。椅子64、7
2のそれぞれの前方には昇降自在な安全ネット96(図
2、4、9)が設けられている。安全ネット96には屋
根部に取着られた上部ハウジング98と、バー100が
備えられている。このバー100は引き下げられるよう
になっていて、フック102に係止されるようになって
いる。
トロールパネル78、操縦機構80が配置されている。
コントロールパネル78は衝突に際し移動物体に当てら
れたときに破壊されるように作られている。また、コン
トロールパネル78は好ましくは垂直方向、角度的に調
整可能となっていて、運転席72に座っている運転者に
とって正しい位置に調和し得るようにする。そのための
方策の例が図8に示されている。すなわち、コントロー
ルパネル78は垂直バー86に枢着されていて、かつ垂
直バー86に沿って垂直に移動可能となっている。固定
ネジ88によりこの調整が可能となっている。これに限
らず、その他の構成により傾斜、垂直調整、破壊可能な
ものとすることもできる。操縦機構80は図7に示すよ
うに例えば固定ネジ92を備えた垂直バー90に枢着さ
れている。ホィール94が示されているが、他の形のハ
ンドル、例えばチラー、操縦桿でもよい。椅子64、7
2のそれぞれの前方には昇降自在な安全ネット96(図
2、4、9)が設けられている。安全ネット96には屋
根部に取着られた上部ハウジング98と、バー100が
備えられている。このバー100は引き下げられるよう
になっていて、フック102に係止されるようになって
いる。
【0009】乗客室の前方部には横方ガルウイング形ド
ア82(図3)が両側に設けられている。これらのガル
ウイング形ドア82は上縁に蝶着されていて、上に向け
て外側へ開閉自在となっていて、同時に緊急の場合、こ
こから外へ出ることができるようになっている。図2、
4に示すように、エンジン室54にはパネル56の前方
にラジエータ104が配置されている。ルーバー106
は冷却空気をエンジン室54に導入し、ラジエータ10
4を冷却し得るようにしている。運転席を車の後部近傍
に配置することにより、運転者への安全性をより高めて
いる。多くの運転状況において車に運転者のみがいるこ
とが多く、そのため運転席を車の後部近傍に配置するこ
とにより、正面衝突の際に崩壊可能な車体前方部から運
転者を遠ざけることができる。
ア82(図3)が両側に設けられている。これらのガル
ウイング形ドア82は上縁に蝶着されていて、上に向け
て外側へ開閉自在となっていて、同時に緊急の場合、こ
こから外へ出ることができるようになっている。図2、
4に示すように、エンジン室54にはパネル56の前方
にラジエータ104が配置されている。ルーバー106
は冷却空気をエンジン室54に導入し、ラジエータ10
4を冷却し得るようにしている。運転席を車の後部近傍
に配置することにより、運転者への安全性をより高めて
いる。多くの運転状況において車に運転者のみがいるこ
とが多く、そのため運転席を車の後部近傍に配置するこ
とにより、正面衝突の際に崩壊可能な車体前方部から運
転者を遠ざけることができる。
【0010】本発明の他の重要な利点は、乗客室の前に
3つの崩壊可能な区域、すなわち崩壊可能な鼻部36、
エンジン室54および荷物室58が設けられているとい
う事実である。すなわち、正面衝突の場合、乗客室に損
傷が生じる前に、これらの前方の3つの部分が崩壊され
ることになる。これにより、従来の車と比較して、乗客
に対し、より大きい安全性が保たれることになる。外周
バンパー28、30は全ての角度からの衝突に対する保
護となり、車の安全性がさらに高められる。ロールバー
14、16、18は、事故の際の車のロールオーバーの
場合の車の崩壊を防止する。本明細書は本発明の好まし
い例について述べたもので、特定の用語も発明を限定す
ることを意図したものでなく、例示に過ぎない。従っ
て、本発明の趣旨の範囲内において種々変更することも
当然可能である。
3つの崩壊可能な区域、すなわち崩壊可能な鼻部36、
エンジン室54および荷物室58が設けられているとい
う事実である。すなわち、正面衝突の場合、乗客室に損
傷が生じる前に、これらの前方の3つの部分が崩壊され
ることになる。これにより、従来の車と比較して、乗客
に対し、より大きい安全性が保たれることになる。外周
バンパー28、30は全ての角度からの衝突に対する保
護となり、車の安全性がさらに高められる。ロールバー
14、16、18は、事故の際の車のロールオーバーの
場合の車の崩壊を防止する。本明細書は本発明の好まし
い例について述べたもので、特定の用語も発明を限定す
ることを意図したものでなく、例示に過ぎない。従っ
て、本発明の趣旨の範囲内において種々変更することも
当然可能である。
【0011】図10は本発明の変形例の車108を示す
もので、車108はパネル56の前方に延びた前方部1
12を有するバンパー110を設けた以外は、車10と
同じである。
もので、車108はパネル56の前方に延びた前方部1
12を有するバンパー110を設けた以外は、車10と
同じである。
【図1】この発明に係わる自動車車体構造の斜視図。
【図2】図1に示す自動車車体構造の2−2線に沿う断
面図。
面図。
【図3】図1に示す自動車車体構造の側面図。
【図4】図2に示す自動車車体構造の4−4線に沿う断
面図。
面図。
【図5】図1に示す自動車車体構造の後部の操作方法を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図6】図1に示す自動車車体構造の背面図。
【図7】図1に示す自動車車体構造の操縦機構を取出し
て示す側面図。
て示す側面図。
【図8】図1に示す自動車車体構造のコントロールパネ
ルを取出して示す側面図。
ルを取出して示す側面図。
【図9】図1に示す自動車車体構造の乗客席の前方に配
置された安全ネットを取出して示す側面図。
置された安全ネットを取出して示す側面図。
【図10】本発明の他の実施例に係わる自動車車体構造
の断面図。
の断面図。
10…車体 12…フレーム 20…車輪 21…車体 36…崩壊可能な鼻部 52…第1のパネル 54…エンジン室 56…第2のパネル 58…荷物室 62…乗客室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動車車体構造の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す自動車車体構造の2−2線に沿う断
面図である。
面図である。
【図3】図1に示す自動車車体構造の側面図である。
【図4】図2に示す自動車車体構造の4−4線に沿う断
面図である。
面図である。
【図5】図1に示す自動車車体構造の後部の一部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】図2の線6−6から見た背面図である。
【図7】図2の線7−7から見た断面図である。
【図8】図2の線8−8から見た断面図である。
【図9】図2の線9−9から見た断面図である。
【図10】本発明の他の実施例に係る図2と同様の図法
で示した断面図である。
で示した断面図である。
【符号の説明】 10…車体 12…フレーム 20…車輪 21…車体 36…崩壊可能な鼻部 52…第1のパネル 54…エンジン室 56…第2のパネル 58…荷物室 62…乗客室
Claims (2)
- 【請求項1】 車(10)が、フレーム(12)と;こ
のフレーム(12)に回転自在に設けられ支持面より上
にて該フレームを支持する複数の車輪(20)と;該フ
レーム上に設けられ、長手方向軸、前方部、後方部を有
する車体(21)と;車体の前方端部に設けられた崩壊
可能な鼻部(36)と;該鼻部の後方に距離を開けて設
けられ、該鼻部との間にエンジン室(54)を形成して
なる第1のパネル(52)と;該エンジン室(54)に
配置され、該車輪のいくつかと駆動可能に連結されたエ
ンジン(60)と;第1のパネル(52)の後方に距離
を置いて設けられ、第1のパネル(52)との間に荷物
室(58)を形成してなる第2のパネル(56)と;第
2のパネル(56)の後方の車体内に設けられた乗客室
(62)とからなり;これにより乗客室の前に崩壊可能
な鼻部、エンジン室および荷物室を配置したことを特徴
とする自動車車体構造。 - 【請求項2】 車(10)が、フレーム(12)と;こ
のフレーム(12)に回転自在に設けられ支持面より上
にて該フレームを支持する複数の車輪(20)と;該フ
レーム上に設けられ、長手方向軸、前方部、後方部を有
する車体(21)と;該車体の前方部の後方に距離を開
けて設けられ、その間にエンジン室(54)を形成して
なる第1のパネル(52)と;該エンジン室(54)に
配置され、該車輪のいくつかと駆動可能に連結されたエ
ンジン(60)と;第1のパネル(52)の後方に距離
を置いて設けられ、第1のパネル(52)との間に荷物
室(58)を形成してなる第2のパネル(56)と;該
第2のパネル(56)と車体の後方部との間に設けられ
た乗客室(62)と;車体の後方部に設けられ乗客室へ
の出入り口を形成する開口部(70)と;該乗客室に設
けられた乗客席(64)と;該乗客室に設けられ、少な
くとも乗客席の幾つかより後方に配置された運転者席
(72)とからなることを特徴とする自動車車体構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/517,560 US5678885A (en) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | Vehicle body construction |
US08/517,560 | 1995-08-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09109924A true JPH09109924A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=24060300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8231458A Pending JPH09109924A (ja) | 1995-08-21 | 1996-08-13 | 自動車車体構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5678885A (ja) |
JP (1) | JPH09109924A (ja) |
DE (1) | DE19632488A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2066107A1 (en) | 1998-09-04 | 2009-06-03 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Method and apparatus for digital watermarking |
JP2018095208A (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 日産自動車株式会社 | 自動車用運転操作装置及び自動車用運転操作方法 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19816034A1 (de) * | 1998-04-09 | 1999-10-14 | Volkswagen Ag | Spindelförmige Karosseriestruktur |
US20080256686A1 (en) | 2005-02-16 | 2008-10-23 | Xenith, Llc. | Air Venting, Impact-Absorbing Compressible Members |
US20060059606A1 (en) * | 2004-09-22 | 2006-03-23 | Xenith Athletics, Inc. | Multilayer air-cushion shell with energy-absorbing layer for use in the construction of protective headgear |
DE102004029594B4 (de) * | 2004-06-18 | 2007-09-27 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Kraftfahrzeug |
US20060059605A1 (en) * | 2004-09-22 | 2006-03-23 | Xenith Athletics, Inc. | Layered construction of protective headgear with one or more compressible layers of thermoplastic elastomer material |
GB2435245B (en) * | 2006-02-15 | 2010-11-03 | Michael Smith & Associates Ltd | Vehicle safety cell |
US7895681B2 (en) * | 2006-02-16 | 2011-03-01 | Xenith, Llc | Protective structure and method of making same |
US7774866B2 (en) * | 2006-02-16 | 2010-08-17 | Xenith, Llc | Impact energy management method and system |
US20110047685A1 (en) * | 2006-02-16 | 2011-03-03 | Ferrara Vincent R | Impact energy management method and system |
US20070257514A1 (en) * | 2006-05-03 | 2007-11-08 | Vladimir Smagin | Windshield glass and seats arrangement for vehicle |
US7578533B2 (en) * | 2006-09-15 | 2009-08-25 | The Boeing Company | Retractable and extendable enclosure member for a compartment of a transportation device |
US8950735B2 (en) | 2011-12-14 | 2015-02-10 | Xenith, Llc | Shock absorbers for protective body gear |
US8814150B2 (en) | 2011-12-14 | 2014-08-26 | Xenith, Llc | Shock absorbers for protective body gear |
ITFI20130069A1 (it) * | 2013-03-27 | 2014-09-28 | Leonardo Bacchi | Sistema di sospensione e ammortizzazione per autovetture |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1490657A (en) * | 1922-03-08 | 1924-04-15 | Botella Jacques | Manufacture of carriage bodies for motor vehicles |
US2091057A (en) * | 1935-04-01 | 1937-08-24 | Claire L Straith | Safety device for automobiles |
DE854016C (de) * | 1950-08-02 | 1952-10-30 | Karola Lange | Sitzanordnung fuer Kraftfahrzeuge |
FR1272962A (fr) * | 1960-08-12 | 1961-10-06 | Voiture automobile, à usage de taxi, dont le conducteur est placé à l'arrière et les passagers, dans une cabine insonore | |
US3782768A (en) * | 1969-02-04 | 1974-01-01 | A Moore | Tubular, shock-absorbing bumpers |
US3975006A (en) * | 1973-05-01 | 1976-08-17 | Peterson Gerald H | Impact kinetic energy absorber |
US4392546A (en) * | 1980-12-24 | 1983-07-12 | Deere & Company | Suspended operator station |
US4592580A (en) * | 1984-03-06 | 1986-06-03 | Dominick Stanganelli | Bumper cushion |
GB2265117B (en) * | 1992-03-16 | 1995-07-26 | Gerald Arthur Dowden | Vehicle impact absorbing arrangement |
JPH05278631A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-26 | Kotani Kogyo Kk | 乗用自動車 |
FR2689478A1 (fr) * | 1992-04-02 | 1993-10-08 | Baboulin Rene | Aménagement de véhicules de transport d'handicapés assis sur leur fauteuil roulant, motorisé ou non. |
US5341895A (en) * | 1993-03-18 | 1994-08-30 | Ingersoll-Rand Company | Movable control console |
US5431463A (en) * | 1994-01-28 | 1995-07-11 | Chou; Tong-Jih | Air cell bumper device |
-
1995
- 1995-08-21 US US08/517,560 patent/US5678885A/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-08-12 DE DE19632488A patent/DE19632488A1/de not_active Withdrawn
- 1996-08-13 JP JP8231458A patent/JPH09109924A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2066107A1 (en) | 1998-09-04 | 2009-06-03 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Method and apparatus for digital watermarking |
EP2066108A1 (en) | 1998-09-04 | 2009-06-03 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Method and apparatus for digital watermarking |
EP2066109A1 (en) | 1998-09-04 | 2009-06-03 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Method and apparatus for digital watermarking |
JP2018095208A (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 日産自動車株式会社 | 自動車用運転操作装置及び自動車用運転操作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19632488A1 (de) | 1997-02-27 |
US5678885A (en) | 1997-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7255389B2 (en) | Easy ejector seat with skeletal crash safety beam | |
JPH09109924A (ja) | 自動車車体構造 | |
US6299208B1 (en) | Occupant protection structure | |
US8136835B2 (en) | Easy ejector seat with skeletal crash safety beam | |
US8138908B2 (en) | Easy ejector seat with skeletal crash safety beam | |
US6059354A (en) | Easy ejector seat with skeletal crash safety beam | |
US7380853B2 (en) | Crash appropriate vehicle partition | |
EP1720735A1 (en) | External protection system for a vehicle | |
US5588692A (en) | Push-out vehicle side door | |
JP2012517373A (ja) | 車両本体、特に陸上車両本体 | |
US7585023B2 (en) | Support structure for roof reinforcement | |
US9669739B1 (en) | Vehicle occupant support | |
GB2254055A (en) | Vehicle | |
JPH08156668A (ja) | 車両用シート | |
US7156416B2 (en) | Easy ejector seat with skeletal crash safety beam | |
US11046215B1 (en) | Vehicle occupant support | |
US10780857B1 (en) | Vehicle occupant support | |
EP1099607B1 (en) | Easy ejector with skeletal crash safety beam | |
EP1325836A2 (en) | Easy ejector seat with skeletal crash safety beam | |
US9902298B1 (en) | Vehicle occupant support | |
Davis et al. | CRASH CONSIDERATIONS IN THE DESIGN OF THE NEW YORK STATE SAFETY SEDAN | |
JPH05270445A (ja) | 自動車の車体構造 |