JPH09109529A - 回転印 - Google Patents

回転印

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JPH09109529A
JPH09109529A JP29483395A JP29483395A JPH09109529A JP H09109529 A JPH09109529 A JP H09109529A JP 29483395 A JP29483395 A JP 29483395A JP 29483395 A JP29483395 A JP 29483395A JP H09109529 A JPH09109529 A JP H09109529A
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JP29483395A
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English (en)
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Hiroshi Takagi
宏 高木
Naoki Sekiguchi
直樹 関口
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷表示の修正時に、回転印の底部を上にし
た状態で回転印を保持する必要がなく、しかも、数字等
のキャラクターが鏡に写った状態で形成されている印刷
用の無端ベルトの鏡面キャラクターではなく、通常のキ
ャラクターを判読して印刷表示の修正作業を行なうこと
ができ、更に、該修正作業の難易が前記鏡面キャラクタ
ーの大きさに左右されない回転印を提供する。 【解決手段】 印刷用の無端ベルト10と同数の表示手
段40を具備させる。各表示手段40を個別に駆動する
作動手段50を各無端ベルト10用の駆動機構30に連
動させる。この作動手段50により各表示手段40を、
対応する印刷用の無端ベルト10に同期させて駆動す
る。各表示手段40によって、印刷位置22aに位置す
る印刷用の各無端ベルト10の鏡面キャラクターに相当
する通常のキャラクターを表示部60に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷用の無端ベル
トを1本以上所用本数具備する日付印等の回転印の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転印としては、図6,図7に図
示されている手動式の回転印Aや、実開平2−1080
53号公報及び実公平6−34134号公報に記載され
ている図8,図9図示の電動式の回転印a等がある。
【0003】図6,図7図示の回転印Aは日付印であっ
て、日付を表示する印刷用の無端ベルトBを4本具備
し、各無端ベルトBの表面には、数字であるキャラクタ
ーを鏡に写した状態にした印刷用の鏡面キャラクターC
が各無端ベルトBに沿って複数形成されており、円板状
の回動板Dを介して各無端ベルトB用の送り車Eが手指
で回動させられて、各無端ベルトBが手動で個別に駆動
され、下方部材Fの底面である印刷位置Gで各無端ベル
トBの所定の鏡面キャラクターCが停止させられて、所
定表示がスタンプ印刷されるものである。
【0004】図8,図9図示の回転印aも日付印であっ
て、印刷用の無端ベルトbを4本具備し、各無端ベルト
bの表面には、各無端ベルトbに沿って複数のパッドh
が所定間隔で突設されていると共に、該パッドhに係合
する各無端ベルトb用のベルト送り車eが圧接されてお
り、各無端ベルトbのパッドhには、数字等のキャラク
ターを鏡に写した状態にした印刷用の鏡面キャラクター
cが形成されている。
【0005】そして、この回転印aは、計時回路iから
の定時信号により正時毎に間欠駆動される電池式の電動
モータjを具備し、この電動モータjには、時間印刷用
の無端ベルトb4のパッドhに係合する該ベルトb4用
のベルト送り車e4が、複数の歯車等よりなる減速機構
kを介して連結され、このベルト送り車e4には、日印
刷用の無端ベルトb3のパッドhに係合する該ベルトb
3用のベルト送り車eが桁上げ車mを介して連結されて
おり、時間印刷用の無端ベルトb4が該ベルトb4用の
ベルト送り車e4によって正時毎に1パッドづつ電動で
駒送りされ、日印刷用の無端ベルトb3が該ベルトb3
用のベルト送り車eによって24時間毎に1パッドづつ
電動で駒送りされるものである。
【0006】なお、年印刷用の無端ベルトb1と月印刷
用の無端ベルトb2とは、上下方向へ摺動自在のカバー
nが開けられた後、回動板dを介して各ベルトb1,b
2用のベルト送り車eが手指で回動させられて、手動で
個別に駆動される。
【0007】ところで、以上説明した従来の回転印A,
aでは、印刷表示の修正時には何れも、回転印A,aの
底部を上にした状態で回転印A,aを保持し、修正すべ
き印刷用の無端ベルトB,bを、その無端ベルトB,b
の鏡面キャラクターC,cを判読しながら手動又は電動
で移動させて、所定の鏡面キャラクターC,cを下方部
材F,fの底面である印刷位置G,gで停止させてい
る。
【0008】従って、従来の回転印A,aは何れも、印
刷表示の修正時には、回転印A,aの底部を上にした状
態で回転印を保持する必要があり、このため、修正すべ
き印刷用の無端ベルトB,bを手動又は電動で移動させ
る修正作業がやり難い、という問題点を有している。
【0009】しかも、印刷表示の修正時に判読すべき印
刷用の無端ベルトB,bの鏡面キャラクターC,cは、
数字等のキャラクターを鏡に写した状態にして形成され
ているので判読が煩わしく、「9」と「6」のように互
いに似かよったキャラクター同士の場合は特に判読が煩
わしく、従って、従来の回転印はA,a何れも、印刷表
示の修正時における無端ベルトB,bの鏡面キャラクタ
ーC,cの判読が煩わしい、という問題点も有してい
る。
【0010】更に、従来の回転印A,aは何れも、印刷
用の無端ベルトB,bの鏡面キャラクターC,cを小さ
くすればする程、印刷表示の修正時における無端ベルト
B,bの鏡面キャラクターC,cの判読が難しくなる、
という問題点も有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の前記問題点
に鑑み、本発明では、印刷表示の修正時に、回転印の底
部を上にした状態で回転印を保持する必要がなく、しか
も、印刷表示の修正時におけるキャラクター判読の煩わ
しさを従来の回転印より軽減することができ、更に、印
刷表示の修正時におけるキャラクター判読の難易が印刷
用の無端ベルトの鏡面キャラクターの大きさに左右され
ない回転印を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明では、印刷用の無端ベルトを1本
以上所用本数具備し、各無端ベルトの表面には、数字,
文字,記号,模様等のキャラクターを鏡に写した状態に
した印刷用の鏡面キャラクターが各無端ベルトに沿って
複数形成されており、各無端ベルトは各無端ベルト用の
駆動機構によって個別に駆動され、各無端ベルトの所定
の鏡面キャラクターが印刷位置で停止させられて、所定
表示がスタンプ印刷される回転印において、前記無端ベ
ルトと同数の表示手段を具備し、前記駆動機構に連動す
る作動手段によって各表示手段は対応する前記無端ベル
トに同期して駆動され、各表示手段によって、前記印刷
位置に位置する各無端ベルトの印刷用の鏡面キャラクタ
ーに相当する通常のキャラクターが表示部に表示され
る、という構成を採用している。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3に図示されているよう
に、本発明は印刷用の無端ベルト10と同数の表示手段
40を具備し、各無端ベルト10用の駆動機構30に連
動する作動手段50によって各表示手段40は、対応す
る印刷用の無端ベルト10に同期して駆動される。
【0014】このため、本発明では、例えば、表示用の
無端ベルト等の表示手段40に、対応する印刷用の無端
ベルト10が有する鏡面キャラクター15に相当する全
ての通常のキャラクター45を、所定間隔で、かつ対応
する印刷用の無端ベルト10の鏡面キャラクター15と
同じ配列で形成しておき、この各表示手段40を、作動
手段60により対応する印刷用の無端ベルト10に同期
させて駆動して、対応する印刷用の無端ベルト10が印
刷位置22aで1鏡面キャラクター15移動される毎に
前記所定間隔づつ機械的に移動させてやれば、印刷位置
22aに位置する印刷用の各無端ベルト10の鏡面キャ
ラクター15に相当する各表示手段40の通常のキャラ
クター45は、常に一定の位置で停止する。
【0015】従って、本発明では、前記一定の位置が表
示に適切な位置となるように各表示手段40を配設する
と共に、この表示に適切な位置に表示部60を配設して
やれば、各表示手段40によって、印刷位置22aに位
置する印刷用の各無端ベルト10の鏡面キャラクター1
5に相当する通常のキャラクター45が表示部60に表
示される。
【0016】なお、本発明において、印刷用の各無端ベ
ルト10の鏡面キャラクター15に相当する通常のキャ
ラクター45を表示部60に表示する各表示手段40
は、以上説明した表示用の無端ベルト等の機械的なもの
に限定されず、電気的なものであっても良く、各表示手
段40を対応する印刷用の無端ベルト10に同期させて
駆動する作動手段50も、機械的なものに限定されず、
電気的なものであっても良い。
【0017】すなわち、例えば図5に模式的に図示され
ているように、各表示手段240は、液晶表示板等の表
示部260における表示用の各セグメント等の電気的な
ものであっても良く、この各表示手段240を、対応す
る印刷用の無端ベルト210に同期させて駆動する作動
手段250は、フォトカプラ等のセンサ251を介して
各無端ベルト210用の駆動機構230に連動する電気
回路であっても良い。
【0018】そして、この場合には、印刷用の各無端ベ
ルト210が印刷位置222aで1鏡面キャラクター移
動される毎に、その移動をセンサ251で検知し、その
検知信号を受けて作動手段250が、移動した印刷用の
無端ベルト210に対応する表示手段240を駆動し
て、印刷位置222aに位置する印刷用の各無端ベルト
210の鏡面キャラクターに相当する通常のキャラクタ
ーを表示部260に表示するようにしてやれば良いので
ある。
【0019】ところで、本発明は、図1〜図3に図示さ
れているように、印刷用の無端ベルト10と同数の表示
手段40を具備し、各無端ベルト10用の駆動機構30
に連動する作動手段40によって各表示手段40は対応
する印刷用の無端ベルト10に同期して駆動され、各表
示手段40によって、印刷位置22aに位置する印刷用
の各無端ベルト10の鏡面キャラクター15に相当する
通常のキャラクター45が表示部60に表示されるの
で、印刷表示の修正時には、印刷位置22aに位置する
印刷用の各無端ベルト10の鏡面キャラクター15では
なく、表示部60に表示される通常のキャラクター45
を判読しながら、修正すべき印刷用の無端ベルト10
を、その無端ベルト10用の駆動機構30で駆動して、
印刷表示の修正を行なうことができる。
【0020】そして、本発明では、表示部60に表示さ
れる通常のキャラクター45を判読しながら印刷表示の
修正を行なうことができるので、ケース2の正面等の見
やすい位置に表示部60を配置することにより、印刷表
示の修正時に、回転印1の底部を上にした状態で回転印
1を保持する必要がなくなる。
【0021】また、本発明は、印刷用の無端ベルト10
とは別に表示手段40を具備しており、この表示手段4
0によって、印刷位置22aに位置する印刷用の各無端
ベルト10の鏡面キャラクター15に相当する通常のキ
ャラクター45が表示部60に表示されるので、本発明
では、印刷用の各無端ベルト10の鏡面キャラクター1
5の大きさとは無関係に、表示部60に表示される通常
のキャラクター45の大きさを決定することができ、更
に、凸レンズ等の拡大手段を表示部60に付設すること
によって、表示部60に表示される通常のキャラクター
45を拡大することもできる。
【0022】なお、本発明は日付印や金銭用回転印や英
欧文回転印等の回転印一般に関するものであって、日付
印に限定されるものではなく、本発明において、印刷用
の各無端ベルト10を個別に駆動する各無端ベルト10
用の駆動機構30は、例えば、本発明の実施の一例であ
る図3図示の回転印1や、図6図示の従来の回転印A等
のように手動であっても良いし、図8図示の従来の回転
印a等のように電動であっても良い。
【0023】
【実施例】図1〜図3には本発明の第1の実施例である
回転印1が図示されており、この回転印1は日付印であ
って、印刷用の無端ベルト10を3本、すなわち年印刷
用の無端ベルト11,月印刷用の無端ベルト12,日印
刷用の無端ベルト13を具備し、印刷用の各無端ベルト
10が、ケース2内上方で上下動自在に配設されたテン
ションローラ21と、ケース2下端に固定された断面倒
コ字形の下方部材22との間に懸装されており、テンシ
ョンローラ21が、第1コイルバネ23により上方へ弾
撥支持されて、印刷用の各無端ベルト10に張力を付与
している。
【0024】印刷用の各無端ベルト10の表面には、複
数のパッド14が無端ベルト10に沿って所定間隔で突
設されていると共に、そのパッド14に係合する各無端
ベルト10用のベルト送り車31が圧接されており、印
刷用の無端ベルト10の各パッド14には、数字等の所
定のキャラクターを鏡に写した状態にした印刷用の鏡面
キャラクター15がそれぞれ形成されている。
【0025】また、回転印1は、表示用の無端ベルトで
ある表示手段40も3本、すなわち年表示用の無端ベル
トである第1の表示手段41,月表示用の無端ベルトで
ある第2の表示手段42,日表示用の無端ベルトである
第3の表示手段43も具備している。
【0026】そして、第1の表示手段41の表面には、
年印刷用の無端ベルト11の鏡面キャラクター15に相
当する通常のキャラクター45が、第1の表示手段41
に沿って所定間隔で、かつ年印刷用の無端ベルト11の
鏡面キャラクター15と同じ配列で形成され、第2の表
示手段42の表面には、月印刷用の無端ベルト12の鏡
面キャラクター15に相当する通常のキャラクター45
が、第2の表示手段42に沿って所定間隔で、かつ月印
刷用の無端ベルト12の鏡面キャラクター15と同じ配
列で形成され、第3の表示手段43の表面には、日印刷
用の無端ベルト13の鏡面キャラクター15に相当する
通常のキャラクター45が、第3の表示手段43に沿っ
て所定間隔で、かつ日印刷用の無端ベルト13の鏡面キ
ャラクター15と同じ配列で形成されている。
【0027】各表示手段40の裏面には、表示手段40
の幅方向へ伸びる複数の凸条44が表示手段40に沿っ
て、表示手段40の表面における通常のキャラクター4
5の間隔と同じ間隔で形成されており、各表示手段40
は、前記凸条44に係合する各表示手段40用の従動送
り車51と、同じく前記凸条44に係合する各表示手段
40用の主動送り車52との間に懸装されている。
【0028】各従動送り車51は、テンションローラ2
1の近くで上下動自在かつ回転自在に配設され、第1コ
イルバネ23によって上方へ弾撥支持されて、各表示手
段40に張力を付与しており、各主動送り車52は従動
送り車51より下方で回転自在に配設され、各主動送り
車52には逆転防止用の第1板バネ53がそれぞれ付設
され、各主動送り車51の一側面には表示用の爪車54
がそれぞれ同心に固着されている。
【0029】印刷用の無端ベルト10のパッド14に係
合する無端ベルト10用の各ベルト送り車31には、逆
転防止用の第2板バネ32が付設され、各ベルト送り車
31の一側面には、印刷用の爪車33が同心に固着され
ており、印刷用の各爪車33の上方には、ノック片34
が双矢印X方向へ往復動可能にそれぞれ配設されてい
る。
【0030】各ノック片34は一方の端部がケース2か
ら突出させられて突出部34aとされ、各ノック片34
の他端には、ノック片34の往動に対してノック片34
を自動的に復動させる第3板バネ35が付設されてお
り、各ノック片34には、印刷用の爪車33に係合して
ノック片34の1往復動で印刷用の爪車33を1ピッチ
齣送りする第1鈎部34bと、表示用の爪車54に係合
してノック片34の1往復動で表示用の爪車54を1ピ
ッチ齣送りする第2鈎部34cとが、それぞれ形成され
ている。
【0031】印刷用の各爪車33のピッチは、ベルト送
り車31を介して印刷用の無端ベルト10を1パッドだ
け齣送りする値に選定され、ノック片34の1往復動に
よって1ピッチ齣送りされた際の印刷用の各爪車33の
停止位置は、印刷用の無端ベルト10のパッド14が、
下部部材22の底面である印刷位置22aで停止する位
置に設定されており、表示用の各爪車54のピッチは、
主動送り車52を介して表示手段40を1凸条だけ齣送
りする値に選定されている。
【0032】ところで、前述したように回転印1では、
各表示手段40は、その裏面の凸条44が、その表面に
おける通常のキャラクター45の間隔と同じ間隔で形成
され、その表面の通常のキャラクター45が、対応する
印刷用の無端ベルト10の鏡面キャラクター15と同じ
配列で形成されているので、ノック片34の往復動によ
って各表示手段40を1凸条づつ齣送りすると共に、印
刷用の無端ベルト10を1パッドづつ齣送りすると、印
刷位置22aに位置する印刷用の各無端ベルト10の鏡
面キャラクター15に相当する各表示手段40の通常の
キャラクター45は、常に一定の位置で停止する。
【0033】そこで回転印1では、前記一定の位置がケ
ース2の正面中央部となるように各表示手段40は配設
されており、ケース2の正面中央部には、表示窓61が
開設され、この表示窓61にアクリル板等の透明な平板
が嵌着されて、表示部60が形成されている。なお、回
転印1ではケース2の表示窓61に透明な平板が取り付
けられているが、この平板に代えて凸レンズを表示窓6
1に取り付けて、各表示手段40の通常のキャラクター
45を凸レンズで拡大しても良い。
【0034】以上説明した回転印1では、ノック片34
の突出部34aを手指で押して、ノック片34を双矢印
X方向へ1往復動させると、印刷用の爪車33を介して
Y方向へ回動するベルト送り車31により、印刷用の無
端ベルト10が印刷位置22aにおいて1パッド齣送り
され、同時に、表示用の爪車54を介してZ方向へ回動
する主動送り車52により表示手段40が1凸条齣送り
されて、表示部60に表示される表示手段40の通常の
キャラクター45が、印刷位置22aに位置する印刷用
の無端ベルト10の鏡面キャラクター15に相当する通
常のキャラクター45に変更される。
【0035】従って、この回転印1では、ノック片34
と印刷用の爪車33とベルト送り車31によって、印刷
用の各無端ベルト10を個別に駆動する駆動機構30が
形成され、ノック片34と表示用の爪車54と主動送り
車52によって、各表示手段40を個別に駆動する作動
手段50が形成されており、該作動手段50はノック片
34を介して前記駆動機構30に連動され、該作動手段
50により各表示手段40は、対応する印刷用の無端ベ
ルト10に同期して駆動されている。
【0036】ケース2の下端部には、印判71を底面に
固着された印判ホルダー72が上下方向へ摺動自在に取
り付けられ、第2コイルバネ73によって下方へ付勢さ
れており、この印判ホルダー72は、中央部の係止片7
2aがケース2の係止片2aに係止されて、通常は捺印
位置に停止させられているが、ケース2下端部の可動片
2bを手指で内方へ押動させることにより中央部の係止
片72aとケース2の係止片2aとの係合が外される
と、下方へ移動し、上端の係合突部72bがケース2の
係合段部2cに係止されて、下方位置に停止する。
【0037】そして、この下方位置から印判ホルダー7
2を押し上げることにより、印伴ホルダー72は前記捺
印位置に復帰するので、この回転印1では、印伴ホルダ
ー72における前記捺印位置と前記下方位置の2位置で
の停止をワンタッチで行なうことができ、ノック片によ
る印刷用の無端ベルトの齣送りを行なって印刷表示を修
正する際には、印伴ホルダーを前記下方位置で停止さ
せ、所定表示を印刷する際には、印伴ホルダーを前記捺
印位置で停止させる。なお、図3において、符号74
は、ケース2の下端部に着脱自在に取り付けられた印刷
面保護及びインク汚れ防止用のキャップを示している。
【0038】図4には本発明の第2の実施例である回転
印100が図示されており、この回転印100と、第1
実施例である図1〜図3図示の回転印1とは、第1実施
例の回転印1では表示手段40が表示用の無端ベルトで
あるのに対し、第2実施例の回転印100では表示手段
140が歯車状の表示輪である点で相違している。以下
には、この相違点を中心に、本発明の第2の実施例であ
る回転印100について説明する。
【0039】本発明の第2の実施例である図4図示の回
転印100は、図3図示の回転印1と同様、印刷用の無
端ベルト110が、テンションローラ121と下方部材
122との間に懸装されて、テンションローラ121に
より張力を付与されており、印刷用の無端ベルト110
の表面には、複数のパッド114が所定間隔で突設され
ていると共に、そのパッド114に係合する無端ベルト
110用のベルト送り車131が圧接されており、印刷
用の無端ベルト110のパッドには、数字等の所定のキ
ャラクターを鏡に写した状態にした印刷用の鏡面キャラ
クターが形成されている。
【0040】そして、ベルト送り車131には逆転防止
用の第1板バネ(図示省略)が付設され、ベルト送り車
131の一側面には爪車133が同心に固着され、この
爪車133の上方には、ノック片134が双矢印S方向
へ往復動可能に配設されており、このノック片134は
一方の端部がケース102から突出させられて突出部1
34aとされ、ノック片134の他端には、ノック片1
34の往動に対してノック片134を自動的に復動させ
る第2板バネ(図示省略)が付設されている。
【0041】ノック片134には、爪車133に係合し
てノック片134の1往復動で爪車133を1ピッチ齣
送りする鈎部134bが形成され、ベルト送り車131
の上方には、該送り車131の歯と係合して回動する歯
車状の回転輪151が回転自在に配設されており、この
回転輪151の一側面には歯車状の駆動輪152が同心
に固着され、この駆動輪152の上方には、駆動輪15
2の歯と係合して回動する歯車状の表示輪である表示手
段140が回転自在に配設されている。
【0042】この表示手段140の外周面である表示手
段140の各歯先面140aには、印刷用の無端ベルト
110の鏡面キャラクターに相当する通常のキャラクタ
ーが、印刷用の無端ベルト110の鏡面キャラクターと
同じ配列で形成されており、表示手段140の各歯先面
140aがケース102に最も接近する近接位置を臨む
ケース102の部位には、表示窓161が開設され、こ
の表示窓に凸レンズ162が取り付けられて、表示部1
60が形成されている。
【0043】なお、この回転印100では、ノック片1
34の1往復動によって1ピッチ齣送りされる爪車13
3のピッチは、ベルト送り車131を介して印刷用の無
端ベルト110が1パッド齣送りされる値であって、ベ
ルト送り車131,回転輪151及び駆動輪152を介
して歯車状の表示手段140が1ピッチ齣送りされる値
に選定されており、ノック片134の1往復動によって
1ピッチ齣送りされた際の爪車133の停止位置は、印
刷用の無端ベルト110のパッド114が、下部部材1
22の底面である印刷位置122aで停止する位置であ
って、表示手段140の歯先面140aが前記近接位置
で停止する位置に設定されている。
【0044】しかも、表示手段140は、前記印刷位置
122aに位置する印刷用の無端ベルト110の鏡面キ
ャラクターに相当する通常のキャラクターが、前記近接
位置に位置するように配設されているので、回転印10
0では、ノック片134の突出部134aを手指で押し
て、ノック片134を双矢印S方向へ1往復動させる
と、爪車133を介してT方向へ回動するベルト送り車
131により印刷用の無端ベルト110が1パッド齣送
りされて、印刷位置に位置する印刷用の無端ベルト11
0のパッド114が1パッドだけ移動すると共に、ベル
ト送り車131を介して回転輪151が駆動輪152と
共にU方向へ回動し、この駆動輪152の回動によって
歯車状の表示手段140がV方向へ1ピッチ齣送りさ
れ、近接位置に位置する表示手段140の歯先面140
aが1歯だけ移動して、印刷位置122aに位置する印
刷用の無端ベルト110の鏡面キャラクターに相当する
通常のキャラクターが表示部160に表示される。
【0045】従って、この回転印100では、ノック片
134と爪車133とベルト送り車131によって印刷
用の無端ベルト110を駆動する駆動機構130が形成
され、回転輪151と駆動輪152によって表示手段1
40を駆動する作動手段150が形成されており、該作
動手段150は前記駆動機構130に連動されている。
【0046】
【発明の効果】本発明では、印刷位置に位置する印刷用
の各無端ベルトの鏡面キャラクターではなく、表示部に
表示される通常のキャラクターを判読しながら、修正す
べき印刷用の無端ベルトをその無端ベルト用の駆動機構
で駆動して、印刷表示の修正を行なうことができるの
で、印刷表示の修正時には、印刷位置に位置する印刷用
の各無端ベルトの鏡面キャラクターを判読しなければな
らない従来の回転印と比べて、キャラクター判読の煩わ
しさが軽減される。
【0047】また、本発明では、ケースの正面等の見や
すい位置に表示部を配置することにより、印刷表示の修
正時に、回転印の底部を上にした状態で回転印を保持す
る必要がなくなる。このため、印刷表示の修正時には、
従来の回転印と比べて、修正すべき印刷用の無端ベルト
を手動又は電動で移動させる修正作業がやり易くなる。
【0048】更に、本発明では、印刷用の各無端ベルト
の鏡面キャラクターとは無関係に、表示部に表示される
通常のキャラクターの大きさを決定することができ、凸
レンズ等の拡大手段を表示部に付設することによって、
表示部に表示される通常のキャラクターを拡大すること
もできるので、無端ベルトの鏡面キャラクターを小さく
しても、表示部で視認される通常のキャラクターの大き
さを鏡面キャラクターの大きさより大きくすることがで
き、従って、印刷表示の修正時におけるキャラクター判
読の難易が印刷用の各無端ベルトの鏡面キャラクターの
大きさに左右されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示すものの下面図である。
【図3】図1に示すものの縦断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施の一例を示す模式図である。
【図6】第1の従来例を示す縦断面図である。
【図7】図6に示すものの下面図である。
【図8】第2の従来例を示す切欠縦断面図である。
【図9】図8に示すものの下面図である。
【符号の説明】
1,100 回転印 10,110,210 印刷用の無端ベルト 15 鏡面キャラクター 22a,122a,222a 印刷位置 30,130,230 駆動機構 40,140,240 表示手段 45 通常のキャラクター 50,150,250 作動手段 60,160,260 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用の無端ベルトを1本以上所用本数
    具備し、各無端ベルトの表面には、数字,文字,記号,
    模様等のキャラクターを鏡に写した状態にした印刷用の
    鏡面キャラクターが各無端ベルトに沿って複数形成され
    ており、各無端ベルトは各無端ベルト用の駆動機構によ
    って個別に駆動され、各無端ベルトの所定の鏡面キャラ
    クターが印刷位置で停止させられて、所定表示がスタン
    プ印刷される回転印において、前記無端ベルトと同数の
    表示手段を具備し、前記駆動機構に連動する作動手段に
    よって各表示手段は対応する前記無端ベルトに同期して
    駆動され、各表示手段によって、前記印刷位置に位置す
    る各無端ベルトの印刷用の鏡面キャラクターに相当する
    通常のキャラクターが表示部に表示されることを特徴と
    する回転印。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005042260A1 (ja) * 2003-10-31 2005-05-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 印判
WO2006035546A1 (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 印判

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