JPH091063A - 無機質化粧板の製造方法 - Google Patents

無機質化粧板の製造方法

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JPH091063A
JPH091063A JP15424895A JP15424895A JPH091063A JP H091063 A JPH091063 A JP H091063A JP 15424895 A JP15424895 A JP 15424895A JP 15424895 A JP15424895 A JP 15424895A JP H091063 A JPH091063 A JP H091063A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 無機質板上に設けられた、加水分解性シリル
基を含有するアクリル共重合体を主成分とする下層塗膜
表面に、(a)オルガノシランの加水分解物又はその部
分縮合物の溶剤溶液、(b)加水分解性シリル基を含有
するアクリル共重合体、及び(c)有機塩基又は有機金
属を塗装直前に混合して得た上塗塗料を塗り重ねること
からなる無機質化粧板の製造方法。 【効果】 本発明の製造方法においては、塗料の貯蔵安
定性の問題が生じることがなく、比較的低温の加熱で被
膜形成が可能であり、硬度、耐温水性、耐汚染性、耐亀
裂性及び耐候性に優れた無機質化粧板を製造することの
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料の貯蔵安定性の問
題が生じることがなく、比較的低温の加熱で被膜形成が
可能であり、硬度、耐温水性、耐汚染性、耐亀裂性及び
耐候性に優れた無機質化粧板を製造することのできる無
機質化粧板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無機質化粧板の被膜形成に関して
は、水分散型あるいは溶剤溶液のアクリル樹脂系塗
料、溶剤型のアクリルウレタン系塗料、溶剤型のア
クリルシリコーン樹脂系塗料や溶剤型の含フッ素共重合
体系塗料、オルガノシロキサン部分縮合物の溶剤溶液
塗料等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記及びの塗料が
最も多く用いられているが、無機質化粧板の生産量が拡
大すると共に、塗膜の耐久性においてより高度なものが
要求される風潮が強まりつつある。塗膜の耐久性に対す
る解決策としての塗料が登場したが、溶剤型のアクリ
ルシリコーン樹脂系塗料及び溶剤型の含フッ素共重合体
系塗料の両者共、耐候性能は優れているものの、アクリ
ルシリコーン樹脂系塗料では可撓性が不充分であるため
亀裂が入り易く、又含フッ素共重合体系塗料では汚染し
易く、更に、両者共、塗膜の乾燥に比較的長い時間を必
要とし、生産性が悪い。又の塗料は耐候性、耐汚染性
は充分であるが、塗膜の可撓性が不充分であるため亀裂
が入り易いという欠点がある。又樹脂溶液の粘度が低
く、塗料の貯蔵安定性(沈殿、凝集等)が悪いという欠
点がある。これらに対する解決策として、加水分解性シ
リル基を含有するアクリル樹脂及びオルガノシロキサン
を部分的に加水分解し、部分的に縮合させる方法等も試
みられているが、未だ貯蔵安定性等の点で解決まで至っ
ていない。
【0004】本発明の目的は、上記の様な現状に鑑み、
塗料の貯蔵安定性の問題が生じることがなく、比較的低
温の加熱で被膜形成が可能であり、硬度、耐温水性、耐
汚染性、耐亀裂性及び耐候性に優れた無機質化粧板を製
造することのできる無機質化粧板の製造方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成すべく、鋭意検討の結果、特定の組成を有する
下塗塗膜表面に、特定の塗料成分からなる上塗塗料を塗
り重ねることにより、上記目的が達成されることを見出
し、本発明を完成した。即ち、本発明の無機質化粧板の
製造方法は、無機質板上に設けられた、加水分解性シリ
ル基を含有するアクリル共重合体を主成分とする下層塗
膜表面に、(a)オルガノシランの加水分解物又はその
部分縮合物の溶剤溶液、(b)加水分解性シリル基を含
有するアクリル共重合体、及び(c)有機塩基又は有機
金属の3成分を塗装直前に混合するか、又は(a)、
(b)の2成分を事前に混合し、その2成分の混合物に
(c)成分を塗装直前に混合して得た上塗塗料を塗り重
ねることを特徴とする。
【0006】以下に本発明について詳細に説明する。本
発明で用いる(a)成分の「オルガノシランの加水分解
物又はその部分縮合物の溶剤溶液」とは、一般式(I-
A)、(I-B)又は(II) R1Si(OR2)3 (I-A) Si(OR2)4 (I-B) R1 2Si(OR2)2 (II) (式中、R1 は炭素数1〜8の有機基であり、R2 は炭
素数1〜4のアルキル基であり、夫々のR2 は同一のア
ルキル基であっても、異なったアルキル基が混在してい
てもよい)で示されるオルガノシランの加水分解物又は
その部分縮合物を固形分として好ましくは10〜80重
量%含有する溶剤溶液である。本発明においては、この
オルガノシランの加水分解物又はその部分縮合物はバイ
ンダーの働きをする一成分である。
【0007】上記一般式(I-A)、(I-B)及び(II)に
おける有機基R1 の具体例としては、例えばメチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、i−ブチ
ル基などのアルキル基、そのほかγ−クロロプロピル
基、ビニル基、3,3,3−トリフロロプロピル基、γ−
グリシドキシプロピル基、γ−メタクリルオキシプロピ
ル基、γ−メルカプトプロピル基、フェニル基、3,4
−エポキシシクロヘキシルエチル基などが挙げられる。
またアルキル基R2 の具体例としては、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−
ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基など
が挙げられる。
【0008】上記一般式(I-A)で示されるオルガノシ
ランの具体例としては、メチルトリメトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、
エチルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシ
シラン、n−プロピルトリエトキシシラン、i−プロピ
ルトリメトキシシラン、i−プロピルトリエトキシシラ
ン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロ
ロプロピルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、3,3,3−トリフロ
ロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3−トリフロロ
プロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ
エトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリエト
キシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、フェ
ニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、3,4−エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキ
シシラン、3,4−エポキシシクロヘキシルエチルトリ
エトキシシラン、i−ブチルトリメトキシシラン、i−
ブチルトリエトキシシランなどを挙げることができる
が、好ましくはメチルトリメトキシシラン及びメチルト
リエトキシシランである。
【0009】上記一般式(I-B)で示されるオルガノシ
ラン(アルキルシリケート)の具体例としては、テトラ
メチルシリケート、テトラエチルシリケート、テトラ−
n−プロピルシリケート、テトラ−i−プロピルシリケ
ート、テトラ−n−ブチルシリケート、テトラ−i−ブ
チルシリケート、テトラ−sec−ブチルシリケート等
が挙げられる。
【0010】上記一般式(II)のオルガノシランの具体
例としては、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエ
トキシシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエチルジ
エトキシシラン、ジ−n−プロピルジメトキシシラン、
ジ−n−プロピルジエトキシシラン、ジ−i−プロピル
ジメトキシシラン、ジ−i−プロピルジエトキシシラ
ン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキ
シシランなどを挙げることができるが、好ましくはジメ
チルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシランであ
る。
【0011】これらの一般式(I-A)、(I-B)及び(I
I)のオルガノシラン類は、(I-A)対(I-B)の混合比
(重量比)がオルガノシラン換算で好ましくは100:
0〜30であり(即ち、(I-B)を含有しない場合もあ
る)、(I-A)と(I-B)との合計量対(II)の混合比
(重量比)がオルガノシラン換算で100:5〜15
0、好ましくは100:10〜120である量で用いら
れる。一般式(II)のオルガノシランの混合比が上記範
囲よりも小さい場合には、形成された塗膜に亀裂が入り
易く、又上記範囲を超える場合には、硬化性が劣り、又
塗膜硬度が低下する傾向がある。これらの一般式(I-
A)、(I-B)及び(II)のオルガノシラン類は、夫々の
群の中から単独で用いることもあるいは2種以上を併用
することもできる。
【0012】(a)成分としてオルガノシランの加水分
解物又はその部分縮合物が用いられるが、この加水分
解、縮合用として水が添加される。水の添加量は一般式
(I-A)、(I-B)及び(II)のオルガノシランのアルコ
キシ基1当量に対して通常0.1〜1.0モル、好ましく
は0.15〜0.7モルの範囲である。水の添加モル数が
上記範囲よりも小さいと貯蔵安定性が悪くなる傾向があ
り、又水の添加モル数が上記範囲よりも大きいと硬化乾
燥が遅くなる傾向がある。又この様なオルガノシランの
縮合物を生成させるに際しては、生成促進剤を使用して
もよい。
【0013】この様な促進剤としては、一般式(III) M(OR)x (III) (式中、MはTi、Al、B、Zr等の金属であり、R
は炭素数2〜5のアルキル基であり、xは2〜4の整数
である)で表わされる化合物や鉱酸等を用いることがで
きる。それらの具体例としては、一般式(III)で表わ
される化合物としてテトラ−i−プロポキシチタン、テ
トラ−n−ブトキシチタン、トリ−i−プロポキシアル
ミニウム、モノ−sec−ブトキシ−ジ−i−プロポキ
シアルミニウム、ジエトキシホウ素、ジ−n−プロポキ
シホウ素、テトラ−n−ブトキシジルコニウム等が挙げ
られ、鉱酸として塩酸、硫酸等が挙げられる。その添加
量はオルガノシラン100重量部に対して0.05〜2.
0重量部の範囲が好ましい。
【0014】本発明で用いる(b)成分の「加水分解性
シリル基を含有するアクリル共重合体」とは、主鎖がア
クリル系重合体からなり、重合体1分子あたり少なくと
も1個、好ましくは2個以上の加水分解性シリル基を好
ましくは末端あるいは側鎖に含有するものであり、該加
水分解性シリル基を含有するアクリル共重合体は、一般
式(IV) R2Si[(R1)3-n](Xn) (IV) (式中、Xはアルコキシ基、アシロキシ基、アミノキシ
基、フェノキシ基、チオアルコキシ基、アミノ基などの
加水分解性基及び/又は水酸基であり、R1 は水素原
子、炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数1〜10の
アラルキル基であり、R2 は重合性二重結合を有する有
機基であり、nは1〜3の整数である)で表わされるシ
ラン化合物と、重合性不飽和単量体との共重合により製
造されるものである。本発明においては、(b)成分で
ある加水分解性シリル基を含有するアクリル共重合体は
バインダーの働きをする一成分である。
【0015】上記一般式(IV)のシラン化合物の具体例
としては、
【化1】 などが挙げられる。
【0016】上記の重合性不飽和単量体の具体例として
は、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アク
リル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、
(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t
−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、
(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル
酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒド
ロキシプロピル等の(メタ)アクリル酸エステル類、
(メタ)アクリル酸、イタコン酸、フマル酸等のカルボ
ン酸類、及び無水マレイン酸等の酸無水物、グリシジル
(メタ)アクリレート等のエポキシ化合物、ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、アミノエチルビニル
エーテル等のアミノ化合物、(メタ)アクリルアミド、
イタコン酸ジアミド、α−エチルアクリルアミド、クロ
トンアミド、フマル酸ジアミド、N−ブトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド等のアミド化合物、アクリロニトリル、スチレン、α
−メチルスチレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル、2−ヒドロキシビニルエーテル等が挙げら
れる。
【0017】本発明では、(a)成分、(b)成分を予
め部分共縮合させることなく、唯単に混合するのみで使
用するので、混合により両成分を均一に相溶させなけれ
ばならない。このためには、上記(b)成分の加水分解
性シリル基を含有するアクリル共重合体が共重合成分と
して(メタ)アクリル酸の炭素数2〜4のアルキルエス
テルを20〜80重量%含むことが好ましい。20%未
満の場合には充分な相溶性が得られ難く、クリヤー塗膜
になり難く、又分離や光沢欠損等が起こる傾向がある。
又逆に含有量が80%を越えると、十分な塗膜硬度が得
られ難いという欠点がある。
【0018】本発明では、塗膜の着色や各種粒子の添
加、塗膜の光沢調整等、主として意匠性の発現、厚膜
化、下層塗膜への紫外線透過防止等の諸特性発現を目的
として、顔料等を必要に応じ分散させることができる。
本発明で(b)成分として用いる加水分解性シリル基含
有アクリル共重合体の溶剤溶液は固形分率40〜55重
量%の時に粘度300〜1000mPa・sec/25
℃であり、一方本発明で(a)成分として用いるオルガ
ノシランの加水分解物又はその部分縮合物の溶剤溶液は
固形分率25〜45重量%の時に粘度3〜15mPa・
sec/25℃であり、(b)成分の溶剤溶液の粘度が
(a)成分の溶剤溶液の粘度よりも高く、且つ顔料等の
分散及び分散状態の安定性の面で適性粘度領域であり、
従って(b)成分の溶剤溶液は顔料等を分散させるのに
好ましい。
【0019】上記の顔料等の代表的なものとしては、酸
化チタン、カーボンブラック、酸化鉄、複合酸化物(ニ
ッケルチタン系、クロムチタン系、ビスマスバナジウム
系)などの各種無機系着色顔料や、キナクリドン、ジケ
トピロロピロール、ベンズイミダゾロン、イソインドリ
ノン、アンスラピリミジン、フタロシアニン、スレン、
ジオキサジン等の各種有機着色顔料、タルク、マイカ、
炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化珪素、酸化アルミ
ニウム、カオリン等の各種体質顔料等が代表的なものと
して挙げられる。又ポリアクリロニトリル系、ポリメタ
クリル酸メチル系、ポリウレタン系等の透明又は着色プ
ラスチックビーズ、あるいはアルミフレーク、金属コー
トガラスフレーク、カラーコートアルミ箔、金属コート
マイカ等の鱗片状顔料、あるいはチタン酸カリウムウィ
スカー等の繊維状顔料等が挙げられる。又必要に応じ、
各種顔料分散剤、沈殿防止剤、水分捕捉剤、紫外線吸収
剤等の各種改質剤を適宜混合することが可能である。
【0020】上記(b)成分の加水分解性シリル基含有
アクリル共重合体と顔料等の分散物との固形分重量比が
1:0.01〜3、好ましくは1:0.05〜2の範囲と
なる量で使用できる。顔料等の分散物の添加量が少ない
場合には、目的とする効果が出現しずらく、又添加量が
多い場合には、密着性不良や耐候性不良等の現象が発生
する傾向がある。
【0021】色や光沢の高度な再現性を実現しようとす
る場合や、分散粒子の比重が大きい場合や、或いは分散
粒子濃度が高い場合等には、(a)成分、(b)成分及
び(c)成分の3成分を塗装直前に混合することが好ま
しい。しかしながら、本発明はこの様な混合方式に限定
されるものではない。例えば、(b)成分中の分散粒子
の濃度が低い場合、(b)成分が分散粒子を全く含まな
いクリヤー塗膜の場合、或いは(b)成分が分散安定性
に優れた分散粒子等を含有している場合には、(a)成
分、(b)成分の2成分を事前に混合し、その2成分の
混合物に(c)成分を塗装直前に混合して使用すること
が可能である。
【0022】本発明で用いる(c)成分の有機塩基又は
有機金属は(a)成分、(b)成分の両成分の硬化、乾
燥を促進する働きをなすものであり、これらの有機塩基
又は有機金属の代表的なものとして、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルアミン、ジエタノールアミン等のア
ミノ類、金属がスズ、アルミニウム、ホウ素、チタニ
ウム、珪素、ジルコニウム、リンであるカルボン酸塩、
アルキル金属カルボン酸、アルキル金属酸化物、金属酸
アルキルエステル、金属アルコキシド等が挙げられ、具
体的には、オクチル酸スズ、ジブチルスズジラウレー
ト、ジブチルスズマレエート、ジブチルスズジアセテー
ト、ジブチルスズメルカプトラウレート、モノブトキア
ルミニウムジイソプロピレート、エチルアセトアセテー
トアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムトリ
ス(エチルアセトアセテート)、アルミニウムトリス
(アセチルアセトネート)、トリエトキシホウ素、トリ
ブトキシホウ素、テトラ−i−プロポキシチタン、テト
ラ−n−ブトキシチタン、ジ−i−プロポキシビス(ア
セチルアセトン)チタン、オクチルリン酸チタン−アミ
ン付加物、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、N−β−(アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、テトラ−n−ブトキシジルコニ
ウム、ジ−n−ブトキシビス(アセチルアセトン)ジル
コニウム等が挙げられる。これらの硬化促進剤は1種単
独であるいは2種以上を混合して使用することができ
る。
【0023】本発明においては上記(a)、(b)及び
(c)の各成分を固形分重量比で(a):(b):(c)=1
00:10〜200:0.2〜15となるように混合す
ることが好ましい。(b)成分の添加量が上記の範囲よ
りも少ない場合には(a)成分と(b)成分との相溶性
が悪くなる傾向にあり、(b)成分の添加量が上記の範
囲よりも多い場合には耐候性能、耐汚染性能が低下する
傾向がある。(c)成分の添加量が上記の範囲よりも少
ない場合には、硬化乾燥に長時間を要し、逆に(c)成
分の添加量が上記の範囲よりも多い場合には、混合後の
可使時間が短かくなるという欠点を生ずる。
【0024】本発明で用いる(a)成分、(b)成分、
(c)成分を溶剤溶液とする場合の溶剤としては、それ
らの成分を均一に溶解分散できるものであれば、特には
限定されないが、アルコール類、芳香族炭化水素類、エ
ーテル類、ケトン類、エステル類が好適に使用できる。
これらの溶剤の具体例としては、メタノール、エタノー
ル、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
i−ブチルアルコール、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ト
ルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチルなどが挙げられ
る。又(a)成分の貯蔵安定性や、(a)成分、(b)
成分、(c)成分の混合後の可使時間の延長の点からア
セト酢酸エチルやアセチルアセトン等の使用も可能であ
る。
【0025】本発明における下層塗膜は、塗料が窒業系
基材に直接塗装されている場合もあるが、一般的には窒
業系基材の基材補強や透水性防止あるいは隠蔽性附与の
目的でプライマーが予め塗装された上に塗装されている
ことが多い。これらプライマー上に直接上塗塗料が塗ら
れると密着不良が起る可能性が大であるので、該下層塗
膜は両者の中間に位置し、塗装系全体の密着性を確保す
る機能を持つものである。この下層塗膜は加水分解性シ
リル基含有アクリル共重合体を結合剤とし、顔料を含む
溶剤溶液を用いて形成される。該下層塗膜は、一層の場
合もあるが、凹凸模様のある基材では、凹部一層、凸部
二層のような構成の場合もある。
【0026】上記の下層塗膜を形成するのに用いられる
加水分解性シリル基含有アクリル共重合体は、上記上塗
塗料の(a)成分、(b)成分に近似のものである。上
記(b)成分の場合には(a)成分との相溶性の確保の
点から、上記(b)成分の加水分解性シリル基含有アク
リル共重合体が共重合成分として(メタ)アクリル酸の
炭素数2〜4のアルキルエステルを20〜80重量%含
むことが好ましいが、該下層塗膜用ではこのような条件
を不要であり、(b)成分に関連して前記した何れの重
合性不飽和単量体も使用できる。
【0027】又顔料類等としては、前記上塗塗料の
(b)成分に関連して前記した何れのものも好適に使用
できる。下層塗膜を硬化させるのに使用する硬化促進剤
としては、前記上塗塗料の(c)成分に関連して前記し
た何れのものも好適に使用される。これらの加水分解性
シリル基含有アクリル共重合体と顔料類との混合比は固
形分重量比で好ましくは100:10〜250であり、
又顔料を含む塗膜成分と硬化促進剤との混合比は固形分
重量比で好ましくは100:1〜5である。
【0028】加水分解性シリル基含有アクリル共重合体
に対する顔料の添加量が上記の範囲よりも少ないと、顔
料を入れる目的(例えば、隠蔽性等)が達成され難く、
又顔料の添加量が上記の範囲よりも多いと密着性、耐候
性が低下する傾向がある。又塗膜成分に対する硬化促進
剤の添加量が上記の範囲よりも少ないと、硬化乾燥に長
時間を要し、又硬化促進剤の添加量が上記の範囲よりも
多いと可使時間が短くなるという欠陥が生ずる。又該下
層塗膜にあっては、必要に応じ各種顔料分散剤、沈殿防
止剤、水分捕捉剤、紫外線吸収剤等の各種改質剤等を適
宜混合することが可能である。又溶剤としては、上塗塗
料に関連して前記した何れの溶剤も好適に用いられる。
【0029】本発明で基材として用いる無機質板とは、
フレキシブルボード、珪酸カルシウム板、石膏スラグパ
ーライト板、木片セメント板、プレキャストコンクリー
ト板、ALC板、石膏ボードなどの、通常建築用に使用
されている各種の無機質板であり、その用途に制限なく
適用できるものである。上記無機質板は、平滑な表面を
有するものでも良いが、エンボス加工などの手段により
その表面に凹凸部を形成したものがより好適である。
【0030】上記無機質板にプライマー処理する塗料と
しては、アクリル樹脂系、アクリルウレタン樹脂系、エ
ポキシ樹脂系、アクリルエポキシ樹脂系、塩素化ポリプ
ロピレン樹脂系、加水分解性シリル基含有アクリル樹脂
系、アルカリシリケート系、アルキルシリケート系など
の結合剤を使用した有機溶剤型、水性型など、従来から
公知の各種の無機質化粧板用プライマー塗料が使用でき
る。
【0031】本発明においては下層下塗塗料、上塗塗料
は、上述の予めプライマー処理した上に、あるいは、無
機質板に直接塗装することが可能である。塗装方法とし
ては常法のエアースプレー、エアレススプレー、ロール
コーター、フローコーター、静電塗装法等を有用に使用
して塗装することができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明を更
に詳細に説明する。 実施例1〜5及び比較例1〜2 表1〜表2に記載の基材を用い、プライマー塗装、下塗
塗装及び上塗塗装を表1〜表2に記載の塗料、塗装条
件、乾燥条件を用いて実施した。なお、実施例及び比較
例で用いた塗料組成物は下記の通りであり、又各塗料組
成物に用いたオルガノシランの加水分解物又はその部分
縮合物の溶剤溶液、加水分解性シリル基を含有するアク
リル共重合体ワニス、及びスチレン・アクリル共重合体
ワニスは次の通りであった。なお、実施例及び比較例中
の「部」及び「%」は重量を基準として示す。
【0033】<オルガノシランの加水分解物又はその部
分縮合物> <オルガノポリシロキサン溶液A>還流冷却器及び攪拌
機を備えた反応容器に、メチルトリメトキシシラン10
0部、ジメチルジメトキシシラン20部、イオン交換水
25部及び0.1規定の塩酸水0.01部を加えて混合し
た後、攪拌しながら60℃に加温し、同温度で3時間反
応させて、重量平均分子量800のオルガノポリシロキ
サン溶液を得た。この溶液を以下オルガノポリシロキサ
ン溶液Aと記載する。
【0034】<オルガノポリシロキサン溶液B>還流冷
却器及び攪拌機を備えた反応容器に、テトラメトキシシ
ラン10部、メチルトリメトキシシラン90部、ジメチ
ルジメトキシシラン35部、イオン交換水28部及び
0.1規定の塩酸水0.01部を加えて混合した後、攪拌
しながら60℃に加温し、同温度で3時間反応させて、
重量平均分子量900のオルガノポリシロキサン溶液を
得た。この溶液を以下オルガノポリシロキサン溶液Bと
記載する。
【0035】<加水分解性シリル基を含有するアクリル
共重合体ワニス> <アクリル共重合体ワニスA>還流冷却器及び攪拌機を
備えた反応容器に、キシレン72部及びイソプロパノー
ル9部を仕込み、80℃に昇温し、これにメタクリル酸
メチル20部、メタクリル酸イソブチル47部、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル10部、γ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシラン23部及びアゾビスイソバレ
ロニトリル1.5部の混合物を2時間かけて滴下し、更
にアゾビスイソバレロニトリル0.5部を加え、85℃
に昇温し、4時間攪拌反応させて、不揮発分55.3
%、重量平均分子量27000のアクリル共重合体ワニ
スを得た。このワニスを以下アクリル共重合体ワニスA
と記載する。
【0036】<アクリル共重合体ワニスB>還流冷却器
及び攪拌機を備えた反応容器に、キシレン72部及びイ
ソプロパノール9部を仕込み、80℃に昇温し、これに
メタクリル酸メチル23部、メタクリル酸イソブチル5
4部、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシラン2
3部及びアゾビスイソバレロニトリル1.5部の混合物
を2時間かけて滴下し、更にアゾビスイソバレロニトリ
ル0.5部を加え、85℃に昇温し、4時間攪拌反応さ
せて、不揮発分55.1%、重量平均分子量27000
のアクリル共重合体ワニスを得た。このワニスを以下ア
クリル共重合体ワニスBと記載する。
【0037】<アクリル共重合体ワニスC>還流冷却器
及び攪拌機を備えた反応容器に、キシレン90部及びイ
ソプロパノール10部を仕込み、80℃に昇温し、これ
にメタクリル酸メチル50部、アクリル酸ブチル27部
及びアゾビスイソバレロニトリル1.5部の混合物を2
時間かけて滴下し、更にアゾビスイソバレロニトリル
1.5部を加え、85℃に昇温し、4時間攪拌反応させ
て、不揮発分50.8%、重量平均分子量29000の
アクリル共重合体ワニスを得た。このワニスを以下アク
リル共重合体ワニスCと記載する。
【0038】<スチレン・アクリル共重合体ワニス>還
流冷却器及び攪拌機を備えた反応容器に、キシレン60
部及び酢酸ブチル40部を仕込み、80℃に昇温し、こ
れにメタクリル酸メチル42部、スチレン32部、メタ
クリル酸ブチル4部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル20部、メタクリル酸2部及びアゾビスイソバレロニ
トリル1.5部の混合物を2時間かけて滴下し、更にア
ゾビスイソバレロニトリル0.5部を加え、85℃に昇
温し、4時間攪拌反応させて、不揮発分50.4%、重
量平均分子量27000のスチレン・アクリル共重合体
ワニスを得た。このワニスを以下スチレン・アクリル共
重合体ワニスと記載する。
【0039】<下塗塗料a>酢酸ブチル/キシレン=1
/1からなる混合溶剤中のクルードジフェニルメタンジ
イソシアネート化合物の溶液(固形分15.0%) <下層塗料b> アクリル共重合体ワニスA 30部 オルトギ酸トリメチル 2部 チタン白 20部 酸化鉄黄 3.3部 酸化鉄錆 0.5部 カーボンブラック 0.2部 沈降性硫酸バリウム 13部 タルク 5部 酢酸ブチル 9部 トルエン 15部 ジ−n−ブチル錫ジアセテート 2部
【0040】<下塗塗料c> スチレン・アクリル共重合体ワニス 30部 チタン白 20部 酸化鉄黄 3.3部 酸化鉄錆 0.5部 カーボンブラック 0.2部 沈降性硫酸バリウム 13部 タルク 5部 酢酸ブチル 11部 トルエン 15部 コロネートHX(NCO含量20.5〜22.0%) 3.5部 [日本ポリウレタン社製商品名]
【0041】<上塗塗料1> (a)成分:オルガノポリシロキサン溶液A 70部 (b)成分:アクリル共重合体ワニスA 30部 (c)成分:ジブチルスズジアセテート 1部
【0042】<上塗塗料2> (a)成分:オルガノポリシロキサン溶液A 60部 (b)成分:アクリル共重合体ワニスA 30部 無水珪酸 2部 ポリアクリロニトリルビーズ 3部 (粒径23±5μmの透明ビーズ) ポリメチルメタクリレートビーズ 5部 (粒径100±10μmの透明ビーズ) (c)成分:ジブチルスズジアセテート 1部
【0043】<上塗塗料3> (a)成分:オルガノポリシロキサン溶液A 55部 (b)成分:アクリル共重合体ワニスA 22部 チタン白 17部 酸化鉄黄 2部 酸化鉄錆 0.2部 カーボンブラック 0.3部 オルトギ酸トリメチル 1.5部 トルエン 2.0部 (c)成分:ジブチルスズジアセテート 1部
【0044】<上塗塗料4> (a)成分:オルガノポリシロキサン溶液B 60部 (b)成分:アクリル共重合体ワニスB 23部 無水珪酸 2部 ポリメチルメタクリレートビーズ シロ 6部 (粒径100±10μmのチタン白着色ビーズ) ポリメチルメタクリレートビーズ クロ 9部 (粒径100±10μmのカーボンブラック着色ビー
ズ) (c)成分:ジブチルスズジアセテート 2部
【0045】<上塗塗料5> (a)成分:オルガノポリシロキサン溶液B 55部 (b)成分:アクリル共重合体ワニスB 22部 無水珪酸 1部 チタン白 16部 酸化鉄黄 2部 酸化鉄錆 0.2部 カーボンブラック 0.3部 オルトギ酸トリメチル 1.5部 トルエン 2部 (c)成分:ジブチルスズジアセテート 2部
【0046】<上塗塗料6> オルガノポリシロキサン溶液A 90部 アセチルアセトン 10部 ジブチルスズジアセテート 2部
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】実施例1〜5及び比較例1〜2について上
塗塗料の相溶性、上塗塗膜の硬度、密着性、耐温水性、
耐汚染性、耐候性及び耐凍害性を下記の方法に従って評
価した。その結果は表3に示す通りであった。 <試験方法> <相溶性> a、b、cの3成分を混合した時の混合性 ○:均一に混合できる。 △:増粘又は分離、白濁(クリヤー)傾向が若干有る ×:均一に混合不可
【0050】<硬度>JIS−K−5400により測定
した鉛筆硬度 <密着性>塗面上に2mmピッチのゴバン目状の切削傷
を作り、セロテープを貼り付け、急速に引き剥がす: ○:ゴバン目の残存数/切削ゴバン目数 ≧48/50 △: 〃 ≧30/50 ×: 〃 <30/50
【0051】<耐温水性> 試験片を60℃の温水中に5日間浸漬して塗膜の異常を
目視で測定した: ○:変化なし △:白化等の軽微な変化あり ×:白化等の変化大 尚、上記のようにして外観を観察した後、試験片を60
℃で4時間加熱乾燥し、前記密着性試験と同様の操作で
2次密着性を評価した:
【0052】<耐汚染性>カーボンブラック2部を水9
8部に強制分散させたカーボンブラック分散液で塗面を
軽くこすり、40℃で30分間加熱乾燥し、その後水洗
し、汚染状態を観察する: ○:変化なし △:軽微な汚染が認められる ×:著しい汚染あり
【0053】<耐候性> サンシャインウェザオメーター(試験時間は2000時
間) ○:塗膜外観に変化はない、光沢保持率90%以上 △:塗膜外観の変化が軽微にある、光沢保持率70%以
上 ×:塗膜変化が著しい、光沢保持率50%以上
【0054】<耐凍害性> ASTM−C−666A法によって測定(サイクル数8
0) ○:クラックの発生なし △:軽微なクラック発生又は塗膜の部分剥離 ×:著しいクラック、塗膜剥離
【0055】
【表3】
【0056】表3から明らかな様に、比較例1の場合に
は、下塗塗膜に加水分解シリル基を含まない為、密着性
が不十分であり、又比較例2では、塗膜がオルガノポリ
シロキサンを主成分とする為、可撓性に欠点がある。
【0057】
【発明の効果】本発明の製造方法においては、塗料の貯
蔵安定性の問題が生じることがなく、比較的低温の加熱
で被膜形成が可能であり、硬度、耐温水性、耐汚染性、
耐亀裂性及び耐候性に優れた無機質化粧板を製造するこ
とのできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/00 B05D 7/00 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質板上に設けられた、加水分解性シ
    リル基を含有するアクリル共重合体を主成分とする下層
    塗膜表面に、(a)オルガノシランの加水分解物又はそ
    の部分縮合物の溶剤溶液、(b)加水分解性シリル基を
    含有するアクリル共重合体、及び(c)有機塩基又は有
    機金属の3成分を塗装直前に混合するか、又は(a)、
    (b)の2成分を事前に混合し、その2成分の混合物に
    (c)成分を塗装直前に混合して得た上塗塗料を塗り重
    ねることを特徴とする無機質化粧板の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記(a)、(b)及び(c)の各成分
    を固形分重量比で(a):(b):(c)=100:10〜2
    00:0.2〜15となるように混合することを特徴と
    する請求項1記載の無機質化粧板の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記(b)成分の加水分解性シリル基を
    含有するアクリル共重合体が共重合成分として(メタ)
    アクリル酸の炭素数2〜4のアルキルエステルを20〜
    80重量%含むことを特徴とする請求項1記載の無機質
    化粧板の製造方法。
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JP2010229383A (ja) * 2009-03-03 2010-10-14 Kansai Paint Co Ltd 落書き防止塗料組成物

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