JPH09105899A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置

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JPH09105899A
JPH09105899A JP7265480A JP26548095A JPH09105899A JP H09105899 A JPH09105899 A JP H09105899A JP 7265480 A JP7265480 A JP 7265480A JP 26548095 A JP26548095 A JP 26548095A JP H09105899 A JPH09105899 A JP H09105899A
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JP7265480A
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Inventor
Hiroshi Kondo
弘 近藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明るいカラー映像を投射する。 【解決手段】 反射式表示素子11の三原色の画素R、
G、Bの反射面29R、29G、29Bを、シリンドリ
カルレンズ31の主点を通って入射した光を当該主点に
反射させる角度に設定する。それぞれ異なる方向から平
行光束となってシリンドリカルレンズ31に入射した三
原色の光は、反射面29R、29G、29Bに集光し、
その反射光はシリンドリカルレンズ31の主点を通るよ
うに反射した光と平行な光線となってシリンドリカルレ
ンズ31から出射する。このため、光の拡散を抑えて明
るいカラー映像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光の利
用効率の向上を図った投射型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の投射型カラー表示装置としては、
表示素子として例えば液晶表示素子を1枚用いる所謂単
板方式と、液晶表示素子を3枚用いる所謂3板方式等が
ある。
【0003】単板式は、単一光源から照射される白色光
を液晶表示素子内に設けられた赤、緑、青のカラーフィ
ルタにより三原色の光に分光してカラー画像を得、この
カラー画像を投射レンズを用いてスクリーン上に拡大投
射する構成のものである。
【0004】3板方式は、光源から照射される白色光を
ダイクロイックミラーにより赤、緑、青の三原色の光に
分光し、この三原色の光束を3枚の液晶表示素子に入射
することにより、三原色に対応する画像を得る。そし
て、これら3枚の液晶表示素子から出射した三原色に対
応する画像をダイクロイックミラーを用いて合成するこ
とによりカラー画像を得、このカラー画像を投射レンズ
によりスクリーン上に拡大投射するという構成のもので
ある。
【0005】上記単板式のものは、液晶表示素子を1枚
用いるだけであるから、構成が簡単であり、小形で安価
に実現できるが、光源から液晶表示素子に照射された光
の約2/3は液晶表示素子内のカラーフィルタに吸収さ
れてしまうので、残りの約1/3の光しか利用できず、
映像が暗くなるという問題がある。
【0006】これに対し、3板方式のものは、カラーフ
ィルタを用いないため、光の利用効率が向上するが、こ
の方式のものでは、構造上から装置が大型となり、また
部品点数も多いので構造が複雑となり、コストが高くな
る等の問題を有している。
【0007】この3板方式の問題を解消するものとし
て、特開平6−250177号公報、特開平6−308
492号公報に示されたものがある。前者は、平行白色
光光源から照射された光を3枚のダイクロイックミラー
からなる三原色三方向化手段により三原色の光に分け、
且つそれら三原色の光束をそれぞれ異なる方向に分離
し、それら各光束を入射側レンチキュラーレンズ手段に
よって透過型の液晶表示装置の三原色の各画素に導き、
そして画素を通過した光を出射側レンチキュラーレンズ
手段によって三原色の光束の進行方向を互いにほぼ合致
させる構成のものである。
【0008】後者は、透過型の液晶表示素子の入射側に
設けられた透明基板上に液晶表示素子の画素配列に対応
するマイクロレンズアレイを密着して設け、コンデンサ
レンズ系と液晶表示素子との間に、光源からの白色光を
赤、青、緑の光の三原色に分光する第1の光学系と、分
光した各光束を異なる所定の方向からマイクロレンズア
レイに入射させて液晶表示素子の画素配列に対応した位
置にそれぞれ集光させる第2の光学系を設け、そして液
晶表示素子の画素を通過した光を投射レンズ系により集
光させる構成としたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−250
177号公報、特開平6−308492号公報に示され
たものは、いずれも透過型表示素子を用いたものであ
る。反射式素子は、一般的に、表示素子の画素開口率が
透過式のそれと比較して大きくしやすいため、より明る
い投射画像を得られる可能性があるが、この技術を反射
式表示素子を用いた表示装置に適用した場合、表示素子
への光入射に関しては、図15に示すように、三原色の
各光束L1 R、L1 G、L1 Bは、表示素子1の表面に
設けられたマイクロレンズ2により各画素の反射面3
R、3G、3Bに集光される。
【0010】しかしながら、各画素の反射面3R、3
G、3Bが全てマイクロレンズ2の光軸と直交している
ため、マイクロレンズ2の光軸と平行に入射する緑色の
光線L1 Gについては、図15(a)にL2 Gで示すよ
うに、緑色の画素の反射面3Gで反射された後、マイク
ロレンズ2を通って平行光線となって出射して行くので
良いが、マイクロレンズ2の光軸に対して角度をもって
斜めに入射してくる赤色及び青色の光L1 R及びL1 B
については、図15(b)に示すように、各画素の反射
面3R及び3Bで反射された光L2 R、L2 Bは入射す
る際に通ったマイクロレンズ2とは別のマイクロレンズ
2を通って出射して拡散する現象が生じるため、出射光
の方向が一定に定まらず、明るい映像が得られなくなる
という問題を生ずる(なお、図15(b)では赤色の光
についてのみ示した)。
【0011】このような光の拡散を考慮して明るい映像
を得るには、大きな瞳径を有する投射レンズを設け、拡
散した光(以下、拡散光と称する)を投射レンズで収束
することが必要となる。しかしながら、これでは、大型
の投射レンズを必要とするため、その製造コストが高く
なってしまう。
【0012】ところで、最近、偏光板を用いずに光変調
作用を得るものとして、高分子分散型液晶表示素子等の
ような散乱型表示素子が提供されている。反射式表示素
子にこの散乱型のもの用いると、偏光板がないことか
ら、表示装置に照射された光の利用効率が高くなり、明
るい映像を得ることができるという利点がある。
【0013】しかしながら、散乱型表示素子は、光を散
乱させることによって暗い状態を得るものであるから、
明状態のときには、入射した光のほとんど全てが非散乱
光となって出射するので良いが、暗い状態を得るときに
は、上述のような理由で大きな瞳径の投射レンズを用い
ると、投射レンズは、散乱型表示素子から出射された散
乱光も通してしまうので、コントラストの高い映像を得
ることができなくなる。かといって散乱光をできるだけ
通さないないようにするために、瞳径の小さい投射レン
ズを用いると、拡散光を集束できず、映像が暗くなると
いうジレンマを生ずる。
【0014】このように、散乱型表示素子を用いた場
合、散乱光をできるだけ除去してコントラストの高い映
像を得ることは、散乱型表示素子を反射式として構成す
る場合に限らず、透過式として構成する場合にも、同様
に要求される事項である。
【0015】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、明るい映像を得ることができる
投射型表示装置を提供するにあり、第2の目的は、散乱
型表示素子を用いる場合に、散乱光を除去してコントラ
ストの高い映像を得ることができる投射型表示装置を提
供するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による
と、反射式表示素子の反射面にシリンドリカルレンズの
焦点位置が存在し、しかも反射式表示素子の各画素の反
射面がシリンドリカルレンズの主点を通って入射する光
を当該シリンドリカルレンズの主点に反射する角度に定
められているから、各画素の反射面で反射された各色の
光は、シリンドリカルレンズを通って出射する際に、ほ
ぼ平行光束となる。従って、シリンドリカルレンズを含
む反射式表示素子から出射される各色の光の方向は、そ
れぞれほぼ一定に定まるので、小さな瞳径の投射レンズ
を使用しても、明るい映像を得ることができる。
【0017】請求項2の発明によると、反射式表示素子
として、偏光板を使用することなく光変調作用を呈する
散乱型表示素子を用いるので、利用できる光量が増し、
より明るい映像を得ることができる。しかも、散乱型表
示素子から出射した散乱光は、絞りによって除去される
ので、コントラストの高い映像を得ることができる。
【0018】請求項3の発明によると、シリンドリカル
レンズを平板状に構成できるので、その表裏両面の反射
防止加工を容易に行うことができる。このため、表裏両
面でのフレネル反射を低減でき、映像のコントラストを
高めることができる。
【0019】請求項4の発明によると、シリンドリカル
レンズが反射式表示素子の透明基板を兼ねるので、両者
の境界面がなく、フレネル反射を防止できる。
【0020】請求項5の発明によると、反射式表示素子
の透明基板と各画素の反射面とが平行であるため、その
間に設けられている光変調物質の厚さが均一化されると
共に、電界や電流分布のばらつきが少なくなり、各画素
の光変調特性の均一性が向上して映像の画質が向上す
る。
【0021】請求項6の発明によると、散乱型表示素子
から出射された三原色の光の散乱光は、各色に対応した
フィルタしか通過しないので、散乱型表示素子を反射式
として構成する場合、透過式として構成する場合のいず
れの場合でも、コントラストの高い映像を得ることがで
きる。
【0022】請求項7の発明によると、散乱型表示素子
として高分子分散型液晶表示素子を用いるので、各画素
を電気的に容易に制御できる。
【0023】請求項8の発明によると、三原色の各光の
波長に応じて高分子分散型液晶の厚さを変えることがで
きるので、各画素の光変調特性を一定にすることが容易
になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
〜図5に基づいて説明する。図3は投射型表示装置の全
体構成を示すもので、表示素子として反射式表示素子1
1を備える他、平行白色光発生手段12、この平行白色
光発生手段12からの白色光を赤、緑、青の三原色の光
に分ける三原色分光手段13、この三原色分光手段13
によって分けられた三原色の光を反射する照明用ミラー
14、この照明用ミラー14と反射式表示素子11との
間にあって照明用ミラー14により反射された三原色の
光を照明光L1 として前記反射式表示素子11に入射さ
せると共に当該反射式表示素子11から反射された三原
色の光を投射光L2 として集光する対物レンズ15、こ
の対物レンズ15と共に投射レンズ系として機能し、反
射式表示素子11の表示画像を拡大しスクリーン(図示
せず)上にカラー映像として写し出す投射レンズ16等
を備えている。
【0025】上記平行白色光発生手段12は、光源17
とコンデンサレンズ18とから構成されている。光源1
7としては、白色光を放射する例えばメタルハライドラ
ンプにより構成されており、これは、一対の電極間でア
ークが発生することにより発光することから、その光の
輪郭(以下、光源像)は縦横比=1:1.5〜1:5の
略楕円形となり、異方性を有している。この実施例で
は、光源像の長手方向が図3の紙面の表裏方向となるよ
うに設定されている。
【0026】上記光源17はコンデンサレンズ18の焦
点に位置されている。従って、光源17から放射された
白色光は、コンデンサレンズ18に入射し、ここで当該
コンデンサレンズ18の光軸とほぼ平行な光束となって
出射する。
【0027】前記三原色分光手段13は、コンデンサレ
ンズ18から出射された平行白色光束を赤、青、緑の三
原色の光束に分光するもので、例えば2枚のダイクロイ
ックミラー19,20と、2枚の全反射ミラー21,2
2とから構成されている。これら2枚のダイクロイック
ミラー19,20は、互いに直交するようにコンデンサ
レンズ18の光軸に対して45度傾けて配置されてい
る。
【0028】上記2枚のダイクロイックミラー19,2
0は、三原色の光のうち、赤色の光と青色の光を反射
し、他の色の光は透過させる。従って、コンデンサレン
ズ18からの平行白色光のうち、一方のダイクロイック
ミラー19により赤色の光束が反射されると共に、他方
のダイクロイックミラー20により青色の光束が反射さ
れ、残る緑色の光束は両ダイクロイックミラー19,2
0を透過する。このようにしてコンデンサレンズ2から
の平行白色光束が、2枚のダイクロイックミラー19,
20により三原色の光束に分光されるものである。
【0029】2枚の全反射ミラー21,22は、各ダイ
クロイックミラー19,20と平行に対向配置されてい
る。そして、ダイクロイックミラー19により反射され
た赤色の光束は反射ミラー21により反射され、ダイク
ロイックミラー20により反射された青色の光束は反射
ミラー22により反射される。従って、それら全反射ミ
ラー21,22により反射された赤色及び青色の光束
は、両ダイクロイックミラー19,20を透過した緑色
の光束とほぼ平行に進行してゆく。
【0030】三原色分光手段13と前記照明用ミラー1
4との間には、第1のレンズ系23を構成する第1〜第
3の集光レンズ24〜26が並列配置されている。これ
ら第1〜第3の集光レンズ24〜26は、三原色分光手
段12により分光された赤色、緑色、青色の各平行光束
を照明用ミラー14上のそれぞれ異なる位置に集光す
る。
【0031】照明用ミラー14上に集光された赤色、青
色、緑色の光は、当該照明用ミラー14により反射され
て第2のレンズ系27を構成する前記対物レンズ15に
入射される。この対物レンズ15の焦点は、照明用ミラ
ー14の近傍に存在するように構成されている。
【0032】従って、対物レンズ15は、照明用ミラー
14から入射された赤色L1 R、緑色L1 G、青色L1
Bの各光束を、図4に示すように、互いに進行方向の異
なる平行光束にして前記反射式表示素子11に入射させ
る。なお、図4では、赤色の光を実線で示し、緑色の光
を破線で示し、青色の光を一点鎖線で示した。
【0033】ところで、前記反射式表示素子11は、図
2に示すように、表基板を構成する光の入出射側の透明
基板28と裏基板29との間に、例えば電圧の印加によ
り光変調作用を呈する光変調物質30を挟んだ構成のも
のである。この反射式表示素子11は、赤色、緑色、青
色の三原色の画素R、G、Bを無数に有するが、その画
素配列は、一方向(図1〜図4で紙面の表裏方向、図5
で上下方向)には同色の画素が一列に並び、これと直交
する他方向(図1〜図4で上下方向、図5で紙面の表裏
方向)には三原色の画素R、G、Bが同順に繰り返し現
れるように配列されている。なお、透明基板28の裏面
には透明の共通電極が設けられ、裏基板29の表面には
各画素に対応して透明の画素電極が設けられているが、
これらについては図示を省略した。
【0034】かかる反射式表示素子11の透明基板28
の表面には、シリンドリカルレンズ31が三原色の画素
R、G、Bの3列分を一組にして当該一組の三原色の画
素列に1個ずつ設けられている。この場合、シリンドリ
カルレンズ31は、長手方向(レンズ作用を呈しない方
向)が同色画素の列設方向に一致し、径方向(レンズ作
用を呈する曲面に沿う方向)が異色画素の並設方向に一
致するように配置されている。なお、シリンドリカルレ
ンズ31は多数設けられているが、それらを総称すると
きには、シリンドリカルレンズアレイと称することとす
る。
【0035】上記シリンドリカルレンズ31は、その光
軸が対物レンズ15の光軸と平行で且つ焦点位置が反射
式表示素子11の裏基板29の反射面上となるように設
定されている。従って、シリンドリカルレンズ31は、
対物レンズ15から出射される赤色、青色、緑色の各平
行光束を三原色画素R、B、Gの反射面上に集光する。
なお、反射面は裏基板29の表面(実際には裏基板29
に設けられた図示しない画素電極の表面)に設けられて
おり、その反射面のうち赤色の画素の反射面を29Rで
示し、緑色及び青色の画素の反射面をそれぞれ29G及
び29Bで示した。
【0036】そして、赤色、緑色、青色の各画素R、
G、Bの反射面29R、29G、29Bは、図1に示す
ように、シリンドリカルレンズ31の主点を通って入射
した光が当該シリンドリカルレンズ31の主点に反射さ
れるような角度に設定されている。すなわち、本実施例
では、緑色の光束は対物レンズ15の光軸とほぼ平行に
入射されるので、緑色の画素Gの反射面29Gはシリン
ドリカルレンズ31の光軸と直交する角度に定められ、
また、赤色及び青色の光束はシリンドリカルレンズ31
の光軸に対して同じ角度αだけ傾斜して入射されるの
で、赤色及び緑色の各画素R、Bの反射面29R及び2
9Gは、緑色の画素Gの反射面29Gに対してシリンド
リカルレンズ31の主点側に角度βだけ傾けて形成され
ている。ここで、βは、αやシリンドリカルレンズ31
の屈折率や透明基板28の屈折率や光変調物質30の屈
折率等によって定まる数値である。
【0037】従って、対物レンズ15から互いに進行方
向が異なるように出射された赤色、青色、緑色の平行光
束L1 R、L1 G、L1 Bは、シリンドリカルレンズ3
1により反射式表示素子11の三原色の画素R、G、B
の反射面29R、29G、29B上に集光される。そし
て、図1(a)〜図1(c)に示すように、シリンドリ
カルレンズ31を通って各画素R、G、Bに入射した赤
色、緑色、青色の光のうち、シリンドリカルレンズ31
の主点を通って入射した光は、反射面29R、29B、
29Gにより反射されてシリンドリカルレンズ31の主
点を通って出射する。また、主点を外れて入射した光
は、反射面29R、29B、29Gにより反射されてシ
リンドリカルレンズ31を通って出射し、このとき、シ
リンドリカルレンズ31のレンズ作用により、主点を通
って出射した光と平行な光線となって出射するようにな
る。
【0038】このように反射式表示素子11から出射し
た赤色、青色、緑色の光L2 R、L2 G、L2 Bは、そ
れぞれ進行方向の異なる平行光束となって再び対物レン
ズ15を通過する。このとき、図3および図4とは90
度異なる方向から見た図5に示すように、照明用ミラー
14により反射されて対物レンズ15側に照射される三
原色の照明光L1 と、反射式表示素子11から反射され
て対物レンズ15を通過した三原色の投射光L2 とは、
対物レンズ15の光軸Cに対して対称となるように微小
角度にて分離される。そして、投射光L2 は照明用ミラ
ー14のやや側方にずれた位置で集光され、投射レンズ
16を通って図示しないスクリーン上に到達する。以上
のようにして、対物レンズ15と投射レンズ16とによ
り、反射式表示素子11の表示画像が拡大されてスクリ
ーン上にカラー画像として写し出される。
【0039】このように本実施例によれば、従来のカラ
ーフィルタを用いる単板式表示装置では、表示素子に照
射された光の約2/3は表示素子内に設けられたカラー
フィルタに吸収されてしまい、残りの約1/3の光しか
利用できなかったのに対し、そのカラーフィルタ分のロ
スがなくなり、光の利用効率が高くなる。
【0040】しかも、反射式表示素子11の各画素R、
B、Gの反射面29R、29B、29Gを、シリンドリ
カルレンズ31の主点を通って入射してきた光が同主点
に反射される角度に定めたので、反射式表示素子11
(シリンドリカルレンズ31)から出射する光(投射光
L2 )を、各色の光毎に進行方向の異なる平行光束にし
て対物レンズ15に入射させることができる。従って、
シリンドリカルレンズ31を含む反射式表示素子11か
らの出射光L2 の拡散を防止でき、瞳径の小さい投射レ
ンズ16であっても、明るいカラー映像を得ることがで
きる。
【0041】図6及び図7は本発明の第2実施例を示す
もので、図3と同一部分には同一符号を付して示し、そ
の詳細な説明を省略する(後述する本発明の第3〜第8
実施例においても同様)。
【0042】本実施例の特徴は、反射式表示素子11と
して、高分子分散型液晶表示素子等からなる散乱型表示
素子を用いると共に、投射光L2 に関して散乱光除去絞
り32を設けたところにある。この散乱光除去絞り32
は、対物レンズ15の焦点の近くに配置されている。
【0043】散乱光除去絞り32は、半円状の開口部3
2aを有し、反射式表示素子11から出射されて対物レ
ンズ15を通過した三原色の投射光は、散乱光除去絞り
32の開口部32aを通って投射レンズ16に入射され
るようになっている。このとき、三原色の投射光のう
ち、非散乱光は開口部32aを通過するが、散乱光の大
部分は開口部32aを通過し得ず、従って、非散乱光の
みが投射レンズ16に入射されるようになる。
【0044】ここで、図7において、照明用ミラー14
中に、L1 R、L1 G、L1 Bで示した部分は、第1〜
第3の集光レンズ24〜26に集光される赤、緑、青の
各光束を示し、L2 R、L2 G、L2 Bで示した部分
は、反射式表示素子11から反射されて対物レンズ15
により集光される赤、緑、青の各光束のうち非散乱光が
開口部32aを通過する位置を示す。なお、光源17の
光源像が楕円形をなしているから、図7のL1 R、L1
G、L1 B及びL2 R、L2 G、L2 Bも楕円形をなす
ものである。
【0045】ところで、散乱型表示素子は、一般に偏光
板を必要としないことから、偏光板を使用する表示素子
に比べて明るい画像を得易いという利点がある。しかし
ながら、散乱型表示素子は、光を散乱させて非散乱光の
光量を絞ることによって暗状態を得る構成であるため、
散乱光が投射レンズ16を通ると、映像のコントラスト
が低くなる。しかしながら、本実施例では、上述のよう
に散乱光の多くは、散乱光除去絞り32にて遮光される
ため、コントラストの高い映像を得ることができるもの
である。
【0046】図8は本発明の第3実施例を示すもので、
上記第2実施例の散乱光除去絞り32を波長選択透過性
絞り33に替えたところにある。この波長選択透過性絞
り33は、半円形の開口部33aを有し、この開口部3
3aを3領域に分けて各領域に赤色の光に対応した波長
の光のみを透過させるフィルタ34、緑色の光に対応し
た波長の光のみを透過させるカラーフィルタ35、青色
の光に対応した波長の光のみを透過させるカラーフィル
タ36を設けている。
【0047】このような波長選択透過性絞り33によれ
ば、各カラーフィルタ34〜36は赤色、青色、緑色の
各光しか透過させず、他の色の光は透過させないので、
上記第2実施例の単に開口部32aだけを設けた散乱光
除去絞り32とは異なり、例えば緑色の散乱光が赤色や
青色の光の領域を透過することがなくなる。
【0048】このため、散乱型表示素子からなる反射式
表示素子11が暗状態のとき、三原色の各光束のうち散
乱光は、各カラーフィルタ34〜36の面積に対応した
量しか透過しないので、図7の散乱光除去絞り32に比
べて投射レンズ16を通過する散乱光量は約1/3とな
る。一方、散乱型表示素子からなる反射式表示素子11
が明状態のときには、各カラーフィルタ34〜36での
非散乱光の吸収はごく少ないので、映像の明るさの低下
はほとんどなく、あってもごく小さい。従って、明るさ
を減ずることなく、よりコントラストの高い映像を得る
ことができるものである。
【0049】この場合において、図9に示す第4実施例
のように、各カラーフィルタ34〜36のうち、対物レ
ンズ15により集光される赤、緑、青の各光束L2 R、
L2G、L2 Bの非散乱光が通る部位を残して他を遮光
部分とすることにより、明るさをほとんど減ずることな
く、散乱光除去効果を高めるようにしても良い。
【0050】図10は本発明の第5実施例を示すもの
で、これは、シリンドリカルレンズ31を屈折率分布型
のものとしたことを特徴とするものである。この実施例
を、反射式表示素子を反射式液晶表示素子37で構成し
たものとして説明すると、まず反射式液晶表示素子37
は、表面の透明基板28と裏基板29との間に光変調物
質として液晶38を挟み込んだ構成のものである。一
方、シリンドリカルレンズ31は、例えば屈折率N0 の
透明な基板内に該屈折率N0 と異なる屈折率Nの領域を
周期性をもって形成した屈折率分布型のものとして構成
されている。
【0051】この屈折率分布型シリンドリカルレンズ3
1は、例えば周知のイオン交換法によっ形成することが
できる。このイオン交換法は平板状のガラスに所要のパ
ターンのマスク層を例えば金属によって形成し、ガラス
中に含まれるナトリュウムイオン、カリウムイオン等の
陽イオンが溶融塩中に含まれるタリウムイオン等の陽イ
オンとガラスの露出面を通して交換される。こうして交
換された領域は、元のガラスと屈折率が異なるようにな
り、光を屈折させる作用を有する屈折率分布領域が一つ
一つのシリンドリカルレンズ31となる。
【0052】このようにシリンドリカルレンズ31を屈
折率分布型とした本実施例では、シリンドリカルレンズ
アレイを平板状のものとして構成できるので、表面の反
射防止加工が容易となり、表面でのフレネル反射を低減
できて一層コントラストの高い映像を得ることができ
る。また、液晶表示素子37を用いることにより、光変
調のための電気的制御を容易に行うことができる。
【0053】図11は本発明の第6実施例を示すもの
で、これは、シリンドリカルレンズ31が反射式表示素
子11の透明基板28を兼ねる構成としたことを特徴と
するものである。なお、図11では、前記第5実施例を
示す図10と同様に反射式表示素子を反射式液晶表示素
子37で構成したものとして示した。
【0054】このようにシリンドリカルレンズ31が透
明基板28を兼ねるものとした場合には、両者間の境界
面がなくなるので、その境界面でのフレネル反射がなく
なり、よりコントラストの高い映像を得ることができ
る。
【0055】図12は本発明の第7実施例を示す。この
実施例も、前記第5および第6実施例と同様に反射式表
示素子を反射式液晶表示素子37で構成したものとして
説明する。すなわち、この実施例は、透明基板28の裏
面(液晶38側の面)を裏基板29の反射面29G、2
9B、29Rと平行となるように凹凸状に形成したこと
を特徴とするものである。
【0056】このように構成した場合には、液晶38の
厚さが均一になるので、不均一の場合とは異なり、透明
基板28の裏面に設けた共通電極39と反射面29R、
29G、29Bを設けた画素電極40R、40G、40
Bとの間に電圧が印加されたとき、液晶38中における
電界や電流分布のばらつきが少なくなり、光変調特性の
均一性が向上する。
【0057】図13は本発明の第8実施例を示す。これ
は、反射式表示素子として高分子分散型液晶(PDL
C)表示素子41を用い、反射面29B、29G、29
Rに段差を設けて画素B、G、R毎に光変調物質である
高分子分散型液晶42の厚さを変えるように構成したも
のである。
【0058】すなわち、高分子分散型液晶42中では、
光は波長が長いものほど散乱し難いことから、青色の反
射面29B、緑色の反射面29G、赤色の反射面29R
の順に共通電極39から遠去かるようにし、青色の画素
B、緑色の画素G、赤色の画素Rの順に高分子分散型液
晶42の厚さが厚くなるように設定する。これにより、
三原色の光に対する画素R、G、B間の変調特性を一様
にすることが容易となり、画質の向上を図ることができ
る。
【0059】なお、この場合、共通電極39と画素電極
40B、40G、40Rとは必ずしも平行でなくても良
い。また、光変調物質は高分子分散型液晶42であるか
ら、光変調のための電気的制御が容易であることはいう
までもない。
【0060】図14は本発明の第9実施例を示す。これ
は、表示素子として散乱型の透過式表示素子を用いると
共に、散乱光除去のために図8及び図9の前記第3及び
第4の各実施例で示した波長選択透過性絞り33を用い
たものである。
【0061】すなわち、図14において、平行白色光発
生手段12から照射される平行白色光は、三原色分光手
段13を構成する3枚のダイクロイックミラー43〜4
5により三原色の光に分光され、それら赤色、緑色、青
色の平行光束は、それぞれ進行方向を異ならせて散乱型
の透過式表示素子46に入射される。
【0062】この場合、散乱型の透過式表示素子46
は、高分子分散型液晶表示素子により構成することがで
きる。このようにすれば、前述したと同様に、光変調の
ための電気的制御が行い易く、しかも偏光板を用いない
ので明るい映像を得ることができる。
【0063】そして、透過式表示素子46に入射された
三原色の光束は、三原色の各画素を透過して当該透過式
表示素子46から出射する。この場合、透過式表示素子
46の入射側に、一組の三原色の画素に対応してフライ
アイレンズを設け、三原色の光を各画素に入射する構成
としている。そして透過式表示素子46から出射した三
原色の光は、波長選択透過性絞り33により散乱光を除
去されて投射レンズ16に入射し、スクリーン上に投射
される。
【0064】このように構成した本実施例では、透過式
表示素子46として散乱型のものを用いる関係上、透過
式表示素子46から出射した三原色の光は、散乱光成分
を含むが、その散乱光は上述したと同様にして波長選択
透過性絞り33により除去されるので、コントラストの
高い映像を得ることができる。
【0065】従って、前記第3及び第4の各4実施例で
示した波長選択透過性絞り33は、散乱型の反射式表示
素子11を用いたものばかりでなく、散乱型の透過式表
示素子46を用いたものに対しても効果的であることが
理解される。
【0066】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張または
変更が可能である。各画素R、G、Bの反射面29R、
29G、29Bは、シリンドリカルレンズ31の主点を
中心とし焦点距離を半径とした円弧面で形成しても良
い。
【0067】反射式表示素子11は、液晶表示素子とし
ても良く、その液晶表示素子は、高分子分散型のもので
あっても良い。なお、本発明は反射式表示素子から出射
する三原色の各光の進行方向を揃えることにより、明る
い映像を得ようとするものであるから、偏光板を有する
液晶表示素子の使用を排除するものではない。
【0068】透過式表示素子46として高分子分散型液
晶表示素子を用いた場合、その表裏両基板間の間隔を三
原色の各画素毎に異ならせることにより、三原色の各光
の波長に応じて高分子分散型液晶の厚さを変えるように
構成しても良い。散乱型表示素子としては、高分子分散
型液晶表示素子の他、光の回析、干渉、散乱の原理、変
形を応用した表示素子を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の断面図
【図2】反射式表示素子の断面図
【図3】投射型表示装置の全体の構成図
【図4】対物レンズで照明用の三原色の光束が異なる方
向の平行光束にされる状態を示す図
【図5】照明光と投射光とがずれる状態を示すために図
4と直交する方向から見た図
【図6】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図7】散乱光除去絞りを対物レンズ側から見た図
【図8】本発明の第3実施例を示す図7相当図
【図9】本発明の第4実施例を示す図7相当図
【図10】本発明の第5実施例を示す反射式表示装置の
図2相当図
【図11】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図12】本発明の第7実施例を示す図2相当図
【図13】本発明の第8実施例を示す図2相当図
【図14】本発明の第9実施例を示す図3相当図
【図15】従来技術の問題点を説明するための図1相当
【符号の説明】
図中、11は反射式表示素子、12は平行白色光発生手
段、13は三原色分光手段、14は照明用ミラー(ミラ
ー)、15は対物レンズ、16は投射レンズ、17は光
源、18はコンデンサレンズ,19,20はダイクロイ
ックミラー、21,22は全反射ミラー、23は第1の
レンズ系、24〜26は第1〜第3の集光レンズ、27
は第2のレンズ系、28は透明基板、29は反射板、3
0は光変調物質、31はシリンドリカルレンズ、32は
散乱光除去絞り、33は波長選択透過性絞り、34〜3
6はカラーフィルタ(フィルタ)、37は液晶表示素
子、38は液晶、39は共通電極、40R,40G,4
0Bは画素電極、41は高分子分散型液晶表示素子、4
2は高分子分散型液晶、46は透過式の散乱型表示素子
である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三原色の画素を、一方向に同色の画素が
    一列に並び、他方向に三原色の画素が所定の順序で並ぶ
    ように配列して有する反射式表示素子と、 白色光を発する光源と、 この光源からの白色光を三原色の光に分ける三原色分光
    手段と、 この三原色分光手段により分光された三原色の光をミラ
    ー上の異なる位置に集光する第1のレンズ系と、 前記ミラーで反射された三原色の光を、それぞれ異なる
    方向から前記反射式表示素子に入射させると共に、前記
    反射式表示素子で反射された三原色の光を前記ミラーか
    ら外れた位置に集光する第2のレンズ系とを備え、 前記反射式表示素子の表面側に、焦点位置が前記反射式
    表示素子の反射面となるように設定されたシリンドリカ
    ルレンズを前記反射式表示素子の一組の三原色の画素列
    に1個ずつ対応して設け、 前記反射式表示素子の三原色の各画素の反射面を、前記
    シリンドリカルレンズの主点を通って入射する光が当該
    シリンドリカルレンズの主点に反射される角度に定めた
    ことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 【請求項2】 前記反射式表示素子は散乱型表示素子か
    らなり、この散乱型表示素子で反射され、前記第2のレ
    ンズ系を通過した三原色の光の散乱光を除去する絞り
    を、前記第2のレンズ系の焦点付近に設けたことを特徴
    とする請求項1記載の投射型表示装置。
  3. 【請求項3】 前記シリンドリカルレンズは、平板状の
    基板に該基板とは屈折率が異なる領域を設けることによ
    り形成された屈折率分布型のものであることを特徴とす
    る請求項1または2記載の投射型表示装置。
  4. 【請求項4】 前記シリンドリカルレンズは、前記反射
    式表示素子の表面の透明基板を兼ねることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の投射型表示装置。
  5. 【請求項5】 前記反射式表示素子の表面の透明基板
    は、その裏面が三原色の各画素の反射面と平行となるよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の投射型表示装置。
  6. 【請求項6】 三原色の画素を配列した散乱型表示素子
    を備え、 光源が発する白色光を三原色分光手段により三原色に分
    光し、この分光された三原色の光を前記散乱型表示素子
    に入射し、当該散乱型表示素子から出射する三原色の光
    をレンズ系により集光するようにした投射型表示装置に
    おいて、 前記レンズ系の焦点近くに当該レンズ系を通過した三原
    色の光の散乱光を除去する絞りを設け、 この絞りの三原色の各光が通る部分に各色の光に対応し
    た波長の光を透過させるフィルタを設けたことを特徴と
    する投射型表示装置。
  7. 【請求項7】 前記散乱型表示素子は、高分子分散型液
    晶表示素子であることを特徴とする請求項2または6記
    載の投射型表示装置。
  8. 【請求項8】 前記高分子分散型液晶表示素子の表裏両
    基板間の間隔は、三原色の各画素毎に異なるように構成
    されていることを特徴とする請求項7記載の投射型表示
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024852A1 (fr) * 1997-10-16 1999-05-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de separation de la polarisation d'elements d'hologramme, dispositif d'eclairage par polarisation et affichage d'image
EP0953865A3 (en) * 1998-04-27 2000-08-30 Sony Corporation Optical modulator and image projection display apparatus
US6193376B1 (en) 1998-02-27 2001-02-27 Minolta Co., Ltd. Display apparatus
JP2005345905A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Ricoh Co Ltd 反射型液晶空間光変調素子及び画像表示装置

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