JPH09105878A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

Info

Publication number
JPH09105878A
JPH09105878A JP28642695A JP28642695A JPH09105878A JP H09105878 A JPH09105878 A JP H09105878A JP 28642695 A JP28642695 A JP 28642695A JP 28642695 A JP28642695 A JP 28642695A JP H09105878 A JPH09105878 A JP H09105878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
scanning lens
optical
lens
positioning reference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28642695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Hotta
徹 堀田
Tetsuo Okamura
哲郎 岡村
Taminori Masuzawa
民範 増沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP28642695A priority Critical patent/JPH09105878A/ja
Publication of JPH09105878A publication Critical patent/JPH09105878A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査レンズの光軸が、製造工程または、周囲
の温度変化に伴う走査レンズ面の膨張若しくは収縮によ
って、レーザービームの光軸からずれることを防止す
る。さらに、複数のレンズ部材を用いた、複数枚の走査
レンズを有する光学系においては、温度変化による各々
の走査レンズ面の、長尺方向への膨張若しくは収縮の度
合いを、同程度にすることにより、光走査装置の、像面
における収差の悪化を抑制する。 【構成】 偏向走査したレーザービームを、光学ユニッ
トに固定した走査レンズによって、感光体上に結像する
光走査装置において、走査レンズの主走査方向の位置決
め基準として突起部若しくは凹部を、走査レンズの光軸
から主走査方向に等距離の位置に設けて、走査レンズの
位置決めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザービーム
プリンター等に利用される光走査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の光走査装置としては、特開平4ー
215611号公報が知られており、その装置を図6に
示して説明する。光学ユニット21内に設けられた半導
体レーザー光源22から出射されたレーザービームは、
光学ユニット21に固定されたモータ23により回転駆
動される回転多面鏡24によって偏向走査された後に、
光学ユニット21に固定された走査レンズ25を介して
光学ユニット21の外部の感光ドラム26上に結像され
る。走査レンズ25は等速度書き込み作用及び光ビーム
の集光作用を持たせる為に、一般的に光軸A’に関して
対称で偏平な形状とされている。
【0003】また、光走査装置の組立工程において、走
査レンズ25の主走査方向つまり走査されたレーザービ
ームの走査面内で光軸A’と直交する方向の位置決め
は、走査レンズ25の側面25aを基準面としてこの基
準面25aを光学ユニット21に一体成形された基準部
21aの基準面21dに当接し、さらに、光学ユニット
21に設けられた位置決めピン21b、21cに走査レ
ンズ25の回転多面鏡24側の後面25bを当接させて
走査レンズ25の位置決めを行っている。また、走査レ
ンズ25の底面の広範囲に接着剤を塗布して、光学ユニ
ット21に接着固定している。
【0004】さらに、複数のレンズ部材を用いた複数枚
の走査レンズを有する走査光学系としては、特開昭64
ー86105号等があるが、これら複数の走査レンズの
固定は、上記走査レンズが1個の場合と同じように、各
々の走査レンズの光軸に平行な側面を、光学ユニットに
一体成形された走査レンズ位置決め基準部の基準面に当
接し、走査レンズの上記側面を、光学ユニットに設けら
れた位置決め基準ピンに当接させて各々の走査レンズの
位置決め行っている。即ち、この従来例では、複数の走
査レンズ固定の際に、各々の走査レンズの位置決めを、
他の走査レンズと何ら関連性が無く行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例において
は、光学ユニット21に一体に、基準部21dが形成さ
れ、その基準面である面21aと走査レンズ25の光軸
A’とが相当に離れている為、走査レンズの製造精度が
低い場合、或いは温度変化に伴って走査レンズ25が膨
張あるいは収縮した場合には、前記光学ユニット21に
一体成形されている走査レンズの基準部21aの基準面
21dと走査レンズ25の光軸A’の両者の相対位置が
ずれ、走査レンズ25の光軸A’をレーザービームの光
軸に合致させる位置決めが不可能になる。
【0006】さらに、複数のレンズ部材を用いた複数枚
の走査レンズを有する走査光学系の場合、各々の走査レ
ンズの位置決め基準部を、走査レンズ毎に独立に設ける
ような、走査レンズの位置決め及び固定を実施すると、
各々の走査レンズ構成部材の線膨張係数が異なる為に、
温度変化による走査レンズ面の主走査方向即ち、偏向器
24により走査されたレーザービームの走査面内で、光
軸と直行する方向への走査レンズ面の膨張、あるいは収
縮の程度が異なり、線膨張係数の異なる各々の走査レン
ズ同士のレンズ面の光軸から、主走査方向へのずれ量が
同程度でない為に、感光ドラム26上における像面での
収差を悪化させる要因となる。さらにまた、走査レンズ
25の底面の広範囲に接着剤を塗布して光学ユニット2
1に接着固定しているので、走査レンズ25主走査方向
への走査レンズ面の膨張あるいは収縮が規制されて、光
学ユニット21或いは走査レンズ25の内の弱い材料を
用いた部材に、歪みあるいは割れが生ずるという欠点も
ある。
【0007】本発明の目的は、上述の従来例の欠点を解
消することである。即ち、複数のレンズ部材を用いた複
数枚の走査レンズを有する走査光学系において、製造上
あるいは、温度変化に伴う走査レンズの膨張あるいは収
縮によって生ずる、各々の走査レンズ面の光軸から主走
査方向へのずれ量を各走査レンズ毎に同程度に保つこと
である。ここでずれ量は、走査されたレーザービームの
走査面内で光軸と直行する方向へのずれ量であり、この
ずれ量を各走査レンズ毎に同程度に保ち、像面での収差
の悪化を防止することが可能な光走査装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による光走査装置
は、偏向走査したレーザービームを光学ユニットに固定
した走査レンズによって感光体上に結像する光走査装置
において、走査レンズの主走査方向の位置決め基準を、
走査レンズの光軸から上記主走査方向に等距離の位置に
設けたことにある。さらに、複数枚の走査レンズを有す
る光走査装置においては、複数の走査レンズの各々の位
置決め基準同士を関連付け、製造上あるいは、温度変化
による各々の走査レンズ面の光軸から主走査方向へのず
れ量を同程度に保つように、前記走査レンズの主走査方
向の位置決め基準を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】複数のレンズ部材を用いた、複数枚の走査レン
ズを有する走査光学系においては、走査レンズの主走査
方向の位置決めを、主走査面内において光軸から等距離
の位置決め基準に基づいて行うことにより、製造上ある
いは、温度変化に伴う膨張および収縮による各々の走査
レンズ面の光軸から主走査方向へのずれ量を同程度に保
つことができ、これにより像面での収差の悪化を防止す
ることが可能となるものである。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例であり、
光走査装置を主走査面で切った断面図を示している。光
学ユニット1は、半導体レーザー光源2と、該半導体レ
ーザーから発散されるレーザー光を略平行光束にするコ
リメーターレンズ3と、光軸を含み主走査面に垂直な面
である副走査面(図示しない)に対し、この副走査面に
のみパワーを有し、上記コリメーターレンズ3からの平
行光を回転多面鏡6の偏向面M上に線像を結ばせるシリ
ンダーレンズ4と、偏向器6によって偏向された光束を
走査面(感光体)8、上に集光するアナモフィックな走
査レンズ系とから構成されている。さらに、この上記ア
ナモフィックな走査レンズ系は、各々の走査レンズの蓋
面及び底面に後述するようにして配置した位置決め突起
部9aを有しており、この位置決め突起部9aを、走査
レンズの主走査方向の位置決め基準としている。この走
査レンズ底面の位置決め突起部9aを狭持するように、
光学ユニット1は、凹部を有している。
【0011】また、走査レンズ蓋面の位置決め突起部9
aを狭持するように、図3に示す光学ユニット上部カバ
ーは凹部を有している。この光学ユニット1及び光学ユ
ニット上部カバーによって、上記走査レンズ7を挟み込
んで固定している。さらに、本発明で用いられる走査レ
ンズ系のうち、偏向器6に最も近接する走査レンズは、
主走査面内と比較して副走査面内に強い曲率を持つと共
に負のパワーを有し、主走査面内ではメニスカス形状で
ある、アナモフィックな単レンズである。また、感光体
ドラム8に最も近接する走査レンズは、主走査面内及び
副走査面内共に正のパワーを有するアナモフィックな単
レンズである。
【0012】さらにまた、この走査レンズ系は、図示し
ない副走査面内において、主走査面内における焦点距離
より短い焦点距離を有し、偏向点Mの点像を物点とし、
感光体ドラム面8上の結像点を像点とする有限結像系で
あるので、偏向器6の面倒れの影響を緩和できる。
【0013】図2は、本発明における走査レンズ系を中
心に、本発明の第1の実施例を、主走査面内において模
式的に記載して説明する為の図である。図2中のL1
第1群走査レンズ、L2 は第2群走査レンズを示し、図
2中の9は、走査レンズ位置決め基準を示している。ま
た、走査レンズL1 、L2 における、光軸Aから位置決
め基準9までの距離を、それぞれl1 、l2 としてい
る。ここで、上記走査レンズ位置決め基準9は、図1中
に示した、走査レンズ位置決め突起部9aと同じ位置に
ある。この位置決め基準9は走査レンズ蓋面及び底面
に、上記光軸からの距離l1 及びl2 によって設定して
いる。
【0014】また、走査レンズ位置決め基準9の設定
は、偏向器に近接する走査レンズから感光体ドラム8に
近接する走査レンズに向かって行うものとする。さら
に、上記走査レンズL1 及びL2 のレンズ部材の線膨張
係数を、それぞれα1 、α2 とした場合、上記光軸から
位置決め基準までの距離l1 及びl2 と、上記走査レン
ズL1 及びL2 との間にl1 ×α1 =l2 ×α2 の関係
が成り立つようにして位置決め基準を設定している。上
記式l1 ×α1 =l2 ×α2 の関係が成り立つように、
走査レンズの位置決め基準9を設定することで、α1
α2 の場合にも、温度変化に伴う複数の走査レンズ面の
光軸から主走査方向への膨張或いは収縮を同程度に抑制
し、感光体ドラム8上の像面における収差の悪化を防止
することができる。
【0015】さらにまた、図2は走査レンズ2枚構成の
場合の模式図であるが、一般的には、偏向面Mから感光
体ドラム8に向かってn番目の走査レンズをLn とし、
そのレンズ構成部材の線膨張係数をαn 、その走査レン
ズ位置決め基準9と光軸Aとの距離をln とすれば、l
n ×αn =一定(nは正の整数)の関係が成立する。即
ち、l1 ×α1 =l2 ×α2 =l3 ×α3 =・・・=l
n ×αn (nは正の整数)の関係が成立する。
【0016】さらに、図1及び図2に示した第1の実施
例では、複数の走査レンズ7を有する走査光学系におけ
る、走査レンズの位置決め基準9の設定を、偏向器に近
接する走査レンズから、感光体に近接する走査レンズに
向かって、順次行ったが、全く逆に感光体に近接する走
査レンズ側から、偏向器に近接する走査レンズに向かっ
て、各々の走査レンズ位置決め基準9を設定しても良
い。
【0017】図3は、本発明の第2の実施例であり、感
光体ドラム8側の走査レンズ7、光学ユニット1、光学
ユニット上部カバー10の部分を拡大して示した図であ
る。走査レンズ位置決め突起部9aは、前記l1 ×α1
=l2 ×α2 =l3 ×α3=・・・=ln ×αn (nは
正の整数)の関係を満たすように走査レンズ上に設定さ
れた、位置決め基準となる円筒状の突起部である。この
円柱状の位置決め突起部9bは、直径数ミリ、高さ数ミ
リである。また、この位置決め突起部9bに対して走査
レンズ7の光軸に関し、上下左右対称な位置に突起部1
1が設置されている。ここで、突起部11は、直径及び
高さが、上記位置決め突起部9bと同じに形成されてい
る。
【0018】さらに、この実施例では、走査レンズ7
を、光学ユニット1に対して位置決めしており、光学ユ
ニット上部カバー10は、単なる押さえとしているた
め、走査レンズ7に形成される4個の突起の内、実際に
光学ユニット1との位置決めに用いている突起は、走査
レンズ7の底面に形成された、位置決め突起部9b、1
つである。また、この位置決め突起部9b及び突起部1
1は、その突起部が配置される走査レンズと同一の部材
から構成されるものとする。尚、この位置決め突起部9
bの先端部は走査レンズ蓋面7a及び底面7bと平行な
平面に形成する。
【0019】一方、光学ユニット1には、走査レンズ底
面7bの位置決め突起部9bと突起部11とに対応する
位置に、これらの突起部を狭持するような凹部1a及び
1bが設けられている。この内凹部1aは、直径が位置
決め突起部9bと同じ径であり、レンズの位置決めに寄
与している。また、凹部1bは、レンズが熱により膨張
若しくは収縮しても、その影響を吸収できるように主走
査方向に長い、長孔に形成されている。但し、長孔の凹
部1bの光軸方向の寸法は、突起部11と同じになって
いるので、光軸方向には、ガイドとなって、規制してい
る。
【0020】さらに、光学ユニット上部カバー10に
は、走査レンズ蓋面7aの突起部11をはめ込みため
に、温度による影響を考慮して、突起部11の直径より
も、直径の大きな凹部10aが設けられており、カバー
10とユニット1により、上下から走査レンズを挟み込
んで固定している。ここで、図3の実施例では、位置決
め突起部9bと突起部11が同一形状に形成されている
ため、走査レンズ7を上下に引っ繰り返しても、レンズ
の位置決めが同様にできる。さらにまた、図3における
位置決め突起部9bは、円柱形状をしているが、必ずし
も円柱形状である必要は無く、光学ユニット1及びその
上部カバー10に設けた凹部で狭持可能な形状、例えば
四角柱等の角柱形状でも良い。
【0021】図4は第3の実施例を示すものである。こ
の第3の実施例では、走査レンズの蓋面7a及び底面7
bに、図3の実施例に示した、位置決め突起部9bと突
起部11の代わりに、円筒状の位置決め凹部9cと凹部
12及び13を設置したものである。また、図4中の光
学ユニット1には、走査レンズ底面7bの位置決め凹部
9cに対応する位置に、その位置決め凹部にはめ込む突
起部1cを設け、光学ユニット1と、光学ユニット上部
カバー10との間に、走査レンズ7を挟み込んで固定す
るようにしている。
【0022】ここで、上記光学ユニット1に形成する突
起部1cは、光学ユニットを構成する部材と同一の部材
を用いている。さらにまた、走査レンズ位置決め凹部9
cの底面は、走査レンズの副走査方向での有効径内には
進入しないようにし、走査レンズ7の蓋面7a及び底面
7bと平行になるように形成する。また、図4における
走査レンズ位置決め凹部9bは円筒形状をしているが、
必ずしも円筒形状である必要は無く、光学ユニット1及
びその上部カバー10に設けた位置決め突起部で狭持可
能な形状、例えば四角柱等の角柱形状の凹部でも良い。
【0023】図5は、第4の実施例を示す図である。こ
の実施例では、複数の走査レンズ7の位置決め基準9
を、第1の実施例と同様に、上述のl1 ×α1 =l2 ×
α2 =l3 ×α3 =・・・=ln ×αn (nは正の整
数)の関係式が成立するように設定している。また、こ
の実施例では、上記複数の走査レンズ7の内、図1で示
す最も偏向器6側の走査レンズ7において、偏向点側の
レンズ面と走査レンズ系の光軸との交点をNとし、この
交点Nと、位置決め基準9との間の光軸方向の距離をd
とした時、上記交点Nに対して位置決め基準9が、偏向
器6側にある場合を正とし、位置決め基準9が、感光ド
ラム8側にある場合を負として定義する。
【0024】ここで、この実施例においては、最も偏向
器6側の走査レンズ7では、位置決め基準9が、常に正
の位置になるように走査レンズの位置決め基準9を設定
するようにしている。また、この実施例によれば、さら
に、走査レンズ面と光軸との交点と、走査レンズ位置決
め基準との間に、上述のような、位置決め基準を交点N
に対して、正の位置に配置するという、特定の関係を設
けることにより、本光走査装置の、使用環境の温度変化
等による、走査レンズ系の副走査面内における焦点距離
の増加を抑制できる。
【0025】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明の請求項1の構
成による光走査装置にあっては、各走査レンズの中で、
上下左右に対称位置に突起を設けてある為、成形時のバ
ランスが良く、走査レンズの精度の維持が可能であると
いう効果を奏する。また、請求項2の構成による光走査
装置にあっては、温度変化に伴うレンズ部材の膨張或い
は収縮に関して、基準の光軸に対して、走査レンズ系を
構成する各走査レンズのレンズ面が、主走査方向に同じ
量ずれる為、走査レンズ系内部での偏芯、即ち光軸の歪
みが発生しないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光走査装置の第一の実施例を示す
平面図である。
【図2】図1の実施例における光走査装置の走査光学系
の平面模式図である。
【図3】本発明による光走査装置の第二の実施例の要部
を示す斜視図である。
【図4】本発明による光走査装置の第三の実施例の要部
を示す斜視図である。
【図5】本発明による光走査装置の第4の実施例を示す
平面図である。
【図6】従来の光走査装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 光学ユニット 2 半導体レーザー光源 3 コリメーターレンズ 4 シリンダーレンズ 7 走査レンズ 8 感光ドラム 9,9a,9b,9c 走査レンズの位置決め基準 A 走査レンズの光軸 L1 、L2 、・・Ln 走査レンズ群(nは正の整
数) M 偏向点 d 交点Nと走査レンズ位置決め基準9との間の光軸
方向の距離 α1 、α2 、・・αn 走査レンズの線膨張係数(nは
正の整数) l1 、l2 、・・ln 光軸から位置決め基準までの主
走査方向の距離(nは正の整数)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏向走査したレーザービームを光学ユニ
    ットに固定した走査レンズによって感光体上に結像する
    光走査装置において、前記走査レンズの主走査方向の位
    置決め基準を、走査レンズの光軸から上記主走査方向に
    等距離の位置に設けたことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 複数枚の走査レンズを有する光走査装置
    において、各々の走査レンズL1 、L2 、L3 ・・・L
    n (nは正の整数)の部材の線膨張係数をそれぞれ
    α1 、α2 、α3 ・・・αn (nは正の整数)とし、光
    軸から位置決め基準までの距離をそれぞれl1 、l2
    3 ・・・ln (nは正の整数)とした場合、l1 ×α
    1 =l2 ×α2 =l3 ×α3 =・・・=ln ×αn (n
    は正の整数)を満足する様に、各々の走査レンズにおけ
    る位置決め基準を配置した請求項1記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 各々の走査レンズの部材の線膨張係数α
    1 、α2 、α3 ・・・αn (nは正の整数)が全て等し
    い請求項2に記載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 走査レンズの蓋面及び底面に光軸方向と
    副走査方向とを含む面に対して面対称となる位置に各々
    2個の突起部を形成し、走査レンズの底面の2個の突起
    部の内の一方の突起部を、走査レンズの位置決め基準と
    した請求項1記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 走査レンズの底面に形成した突起部に対
    面する光学ユニットに上記突起部をはめ込む凹部を設け
    ると共に、走査レンズの蓋面に形成した突起部に対面す
    る光学ユニットカバーに上記突起部をはめ込む凹部を設
    け、上記走査レンズを上下から挟み込んで固定した請求
    項4記載の光走査装置。
  6. 【請求項6】 光学ユニットに2個の凹部を設け、この
    2個の凹部の内位置決め基準となる突起部をはめ込む凹
    部を突起部と同じ直径に形成し、他方の凹部を主走査方
    向に長い長孔に形成とすると共に、光学ユニットカバー
    に2個の凹部を設け、この2個の凹部の直径を突起部の
    直径より大きくした請求項5記載の光走査装置。
  7. 【請求項7】 走査レンズの蓋面及び底面に光軸方向と
    副走査方向とを含む面に対して面対称となる位置に各々
    2個の凹部を形成し、走査レンズの底面の2個の凹部の
    内の一方の凹部を、走査レンズの位置決め基準とした請
    求項1記載の光走査装置。
  8. 【請求項8】 走査レンズの蓋面及び底面に形成した凹
    部に対面する光学ユニットに、上記凹部にはめ込む突起
    部を形成した請求項7記載の光走査装置。
JP28642695A 1995-10-06 1995-10-06 光走査装置 Pending JPH09105878A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28642695A JPH09105878A (ja) 1995-10-06 1995-10-06 光走査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28642695A JPH09105878A (ja) 1995-10-06 1995-10-06 光走査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09105878A true JPH09105878A (ja) 1997-04-22

Family

ID=17704242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28642695A Pending JPH09105878A (ja) 1995-10-06 1995-10-06 光走査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09105878A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6411325B1 (en) 2000-02-02 2002-06-25 Fujitsu Limited Kawasaki Optical unit, and electrophotographic recording device having same
JP2008257194A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Toshiba Corp 光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置
JP2012230396A (ja) * 2012-06-21 2012-11-22 Canon Inc 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2015219447A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 キヤノン株式会社 結像光学素子、光走査装置及びそれを用いた画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6411325B1 (en) 2000-02-02 2002-06-25 Fujitsu Limited Kawasaki Optical unit, and electrophotographic recording device having same
JP2008257194A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Toshiba Corp 光走査装置およびこの光走査装置を備える画像形成装置
JP2012230396A (ja) * 2012-06-21 2012-11-22 Canon Inc 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2015219447A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 キヤノン株式会社 結像光学素子、光走査装置及びそれを用いた画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4962983A (en) Laser optical apparatus
US6928100B2 (en) Laser device and lens position adjustment method in the laser device
KR0136840B1 (ko) 광주사장치
US5557446A (en) Optical scanning apparatus having tilted scanning lens system
US6347003B1 (en) Multi-beam laser exposer unit
US7245411B2 (en) Collimating lens with temperature compensation and an optical scanning apparatus using the same
JP2002166598A (ja) マルチビーム光源装置及び光走査装置
JP3513373B2 (ja) シリンドリカルレンズ及び該シリンドリカルレンズを使用する光走査装置、画像形成装置
US7295225B2 (en) Light source and light beam scanning unit
JP2008262186A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
US8451522B2 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus using the same
US7253936B2 (en) Laser scanning unit
US20070081218A1 (en) Light scanning device and scanning optical system
JPH10333070A (ja) 光走査光学系及びそれを用いた画像形成装置
US8085455B2 (en) Optical scanning device, method of adjusting the same, and image forming apparatus
JPH0519202A (ja) 光ビ−ム走査光学装置
JPH09105878A (ja) 光走査装置
US5966232A (en) Scanning optical system
JP4693438B2 (ja) 走査光学装置および画像形成装置
US7443559B2 (en) Optical scanning unit
US20030174374A1 (en) Scanning optical system
JP4579260B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP2003182153A (ja) 光源装置
JPH10293261A (ja) 光走査装置
JP2005099819A (ja) 光走査装置