JPH09105073A - 肉厚シートの切断装置 - Google Patents
肉厚シートの切断装置Info
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- JPH09105073A JPH09105073A JP26113995A JP26113995A JPH09105073A JP H09105073 A JPH09105073 A JP H09105073A JP 26113995 A JP26113995 A JP 26113995A JP 26113995 A JP26113995 A JP 26113995A JP H09105073 A JPH09105073 A JP H09105073A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上刃の下刃に対する接圧力をシートの最大肉
厚に応じて調整可能とした肉厚シートの切断装置をうる
ことを目的とするものである。 【解決手段】 上刃と下刃の間を肉厚シート、あるいは
シートの肉厚箇所が通過するとき、シートで上刃を持ち
上げる力にバランスするアクチュエーターの推力とスプ
リングの反力で上刃の下刃に対する押圧力を調節できる
肉厚シートの切断装置である。
厚に応じて調整可能とした肉厚シートの切断装置をうる
ことを目的とするものである。 【解決手段】 上刃と下刃の間を肉厚シート、あるいは
シートの肉厚箇所が通過するとき、シートで上刃を持ち
上げる力にバランスするアクチュエーターの推力とスプ
リングの反力で上刃の下刃に対する押圧力を調節できる
肉厚シートの切断装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば肉厚の繊維製
布などのシートを切断する装置に関する。
布などのシートを切断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状の繊維製布など(以下シ
ートと称する)の耳端部を切断・処理する方法として、
超音波カッター、ヒートカッター、レーザーカッターな
どがある。超音波カッターは超音波で振動せしめた上刃
を下刃に面接して熱溶断するものであり、ヒートカッタ
ーはあらかじめヒーターなどにより加熱されたカッター
によりシートの切断およびシールをするものである。ま
たレーザーカッターは電子ビームによりシートの切断お
よびシールをするものである。そして肉厚シートの耳端
部などを切断し、処理する装置としては上記の超音波カ
ッターが一般的に使用されていた。
ートと称する)の耳端部を切断・処理する方法として、
超音波カッター、ヒートカッター、レーザーカッターな
どがある。超音波カッターは超音波で振動せしめた上刃
を下刃に面接して熱溶断するものであり、ヒートカッタ
ーはあらかじめヒーターなどにより加熱されたカッター
によりシートの切断およびシールをするものである。ま
たレーザーカッターは電子ビームによりシートの切断お
よびシールをするものである。そして肉厚シートの耳端
部などを切断し、処理する装置としては上記の超音波カ
ッターが一般的に使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来装置は、シートの肉厚がほぼ一定で、その肉厚に対
応する条件をあらかじめ設定しておいてから切断するの
が一般的なので、同一のシートでも肉厚が不均一であっ
たり、肉厚箇所が部分的に点在したり偏在するようなシ
ートを切断すると、該シートが上刃と下刃の間を通過す
る際、シートの肉厚部が上刃を押し上げ、上刃の下刃に
対する接圧力がダウンして切断不良となる。このため、
強制的に上刃の下刃に対する接圧力を高めると、上刃と
下刃の間に大きな衝撃が発生し、上刃と下刃の寿命が極
めて短くなるという問題があった。また、肉厚のシート
の耳端部を切断する場合、製品歩留りを考えて耳端部の
幅を極力狭くする必要があるが、あまり狭くするとシー
トが逃げて切断が非常に難しくなるので、どうしても切
断できるシートの肉厚に限界があった。だからといって
耳端部の幅を広くとると当然ながら製品歩留りが低下す
るといった問題があった。そこで本発明は上記した問題
点に鑑みてなされたものであって、上刃の下刃に対する
接圧力をシートの最大肉厚に応じて調整可能とした肉厚
シートの切断装置をうることを第1の目的とし、上刃を
回転する円板状の下刃に押圧してシートを超音波で切断
した後、切断した耳端部を強制的に下流側に送り出す肉
厚シートの切断装置をうることを第2の目的とするもの
である。
従来装置は、シートの肉厚がほぼ一定で、その肉厚に対
応する条件をあらかじめ設定しておいてから切断するの
が一般的なので、同一のシートでも肉厚が不均一であっ
たり、肉厚箇所が部分的に点在したり偏在するようなシ
ートを切断すると、該シートが上刃と下刃の間を通過す
る際、シートの肉厚部が上刃を押し上げ、上刃の下刃に
対する接圧力がダウンして切断不良となる。このため、
強制的に上刃の下刃に対する接圧力を高めると、上刃と
下刃の間に大きな衝撃が発生し、上刃と下刃の寿命が極
めて短くなるという問題があった。また、肉厚のシート
の耳端部を切断する場合、製品歩留りを考えて耳端部の
幅を極力狭くする必要があるが、あまり狭くするとシー
トが逃げて切断が非常に難しくなるので、どうしても切
断できるシートの肉厚に限界があった。だからといって
耳端部の幅を広くとると当然ながら製品歩留りが低下す
るといった問題があった。そこで本発明は上記した問題
点に鑑みてなされたものであって、上刃の下刃に対する
接圧力をシートの最大肉厚に応じて調整可能とした肉厚
シートの切断装置をうることを第1の目的とし、上刃を
回転する円板状の下刃に押圧してシートを超音波で切断
した後、切断した耳端部を強制的に下流側に送り出す肉
厚シートの切断装置をうることを第2の目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するために次のような肉厚シートの切断装置を提供す
るものである。すなわち、上刃と下刃の間隙にシートを
走行せしめながら該シートを切断する装置において、上
刃と下刃の間を肉厚シート、あるいはシートの肉厚箇所
が通過するとき、シートで上刃を持ち上げる力にバラン
スするアクチュエーターの推力とスプリングの反力で上
刃の下刃に対する押圧力を調節できる肉厚シートの切断
装置であり、回動する外周縁に刃部を有する円板状の下
刃に上刃を押圧して、該シートを超音波で熱溶融切断
し、更に切断したそのシートの耳端部を上下で相対峠す
る2個のニップロールに挟み込んで所定の速度で強制的
に送り出す肉厚シートの切断装置である。
成するために次のような肉厚シートの切断装置を提供す
るものである。すなわち、上刃と下刃の間隙にシートを
走行せしめながら該シートを切断する装置において、上
刃と下刃の間を肉厚シート、あるいはシートの肉厚箇所
が通過するとき、シートで上刃を持ち上げる力にバラン
スするアクチュエーターの推力とスプリングの反力で上
刃の下刃に対する押圧力を調節できる肉厚シートの切断
装置であり、回動する外周縁に刃部を有する円板状の下
刃に上刃を押圧して、該シートを超音波で熱溶融切断
し、更に切断したそのシートの耳端部を上下で相対峠す
る2個のニップロールに挟み込んで所定の速度で強制的
に送り出す肉厚シートの切断装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は上刃と下刃の間を肉厚シ
ート、あるいはシートの肉厚箇所が通過するとき、シー
トで上刃を持ち上げる力にバランスするアクチュエータ
ーの推力とスプリングの反力で上刃の下刃に対する押圧
力を調節できる肉厚シートの切断装置を第1の特徴と
し、回動する外周縁に刃部を有する円板状の下刃に上刃
を押圧して該シートを超音波で熱溶融切断し、切断した
シートの耳端部を上下で相対峠する2個のニップロール
に挟み込んで所定の速度で強制的に送り出すことのでき
る肉厚シートの切断装置を第2の特徴とするものであ
る。
ート、あるいはシートの肉厚箇所が通過するとき、シー
トで上刃を持ち上げる力にバランスするアクチュエータ
ーの推力とスプリングの反力で上刃の下刃に対する押圧
力を調節できる肉厚シートの切断装置を第1の特徴と
し、回動する外周縁に刃部を有する円板状の下刃に上刃
を押圧して該シートを超音波で熱溶融切断し、切断した
シートの耳端部を上下で相対峠する2個のニップロール
に挟み込んで所定の速度で強制的に送り出すことのでき
る肉厚シートの切断装置を第2の特徴とするものであ
る。
【0006】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図1は本発明になる肉厚シートの切断装置の側面図、図
2は正面図である。(A)はシートで、図1のシート
(A)は右から左方向に走行し、図2のシート(A)は
図面の背面から紙面と直角方向に走行している。(1)
はベース、(2)は該ベースに立設するスタンドで、
(3)は該スタンド(2)の側壁両側に垂設するスライ
ドレールである。(4)はスタンド(2)の頂部中央で
スライドレール(3)(3)の間に横設する基台で、該
基台(4)上にアクチュエーターとしてのエアシリンダ
ー(5)が配設されている。(6)はエアシリンダー
(5)に連結するシリンダー杆で、該シリンダー杆
(6)の先端はブースター(8)と一体となったコンバ
ータ(7)の上面中央部と固結している。そして、コン
バータ(7)の背面両側には凹部が穿設しており、該凹
部は上記スライドレール(3)と昇降自在に嵌合してい
るので、エアシリンダー(5)を作動するとコンバータ
(7)はスライドレール(3)に沿って自在に昇降する
ものである。(9)はスタンド(2)の頂部に立設する
支柱で、該支柱頂部にスプリング押え(10)が横設し
ている。(11)はスプリング軸で、(12)はナッ
ト、(13)はスプリング軸(11)に介装されたスプ
リングであり、(14)はスプリング受け、(15)は
微調整用ナットである。上記スプリング軸(11)の下
端は基台(4)を貫通して前記したコンバータ(7)の
上面に固結している。
図1は本発明になる肉厚シートの切断装置の側面図、図
2は正面図である。(A)はシートで、図1のシート
(A)は右から左方向に走行し、図2のシート(A)は
図面の背面から紙面と直角方向に走行している。(1)
はベース、(2)は該ベースに立設するスタンドで、
(3)は該スタンド(2)の側壁両側に垂設するスライ
ドレールである。(4)はスタンド(2)の頂部中央で
スライドレール(3)(3)の間に横設する基台で、該
基台(4)上にアクチュエーターとしてのエアシリンダ
ー(5)が配設されている。(6)はエアシリンダー
(5)に連結するシリンダー杆で、該シリンダー杆
(6)の先端はブースター(8)と一体となったコンバ
ータ(7)の上面中央部と固結している。そして、コン
バータ(7)の背面両側には凹部が穿設しており、該凹
部は上記スライドレール(3)と昇降自在に嵌合してい
るので、エアシリンダー(5)を作動するとコンバータ
(7)はスライドレール(3)に沿って自在に昇降する
ものである。(9)はスタンド(2)の頂部に立設する
支柱で、該支柱頂部にスプリング押え(10)が横設し
ている。(11)はスプリング軸で、(12)はナッ
ト、(13)はスプリング軸(11)に介装されたスプ
リングであり、(14)はスプリング受け、(15)は
微調整用ナットである。上記スプリング軸(11)の下
端は基台(4)を貫通して前記したコンバータ(7)の
上面に固結している。
【0007】したがってナット(12)を締め込んでス
プリング(13)に所定の反発力が生じるまで該スプリ
ングを圧縮せしめ、微調整用ナット(15)で高さを微
調整すると、後記するように一体となったコンバータ
(7)・ブースター(8)の下面から垂設するホーン
(17)は走行するシートを常時押圧し、シートの肉厚
箇所が通過した場合でもスプリング(13)の反発力に
よりホーンの浮上を抑止するものである。(16)は基
台(4)の底面から垂設してブースター(8)の下部に
固結する自重キャンセル用スプリングで、該スプリング
(16)の反力はコンバータ(7)とブースター(8)
の重量とバランスさせてその重量をキャンセルしている
ので、ブースター(8)に垂設するホーン(17)の上
昇・浮上は上記したスプリング(13)の反発力と後記
するエアシリンダー(5)の作動によってコントロール
することができ、シート通過時のホーン(17)の上昇
・浮上はシリンダー(5)を作動することにより抑止さ
れ、シート肉厚箇所通過時のホーン(17)の上昇・浮
上はスプリング(13)により吸収される。ここでコン
バータ(7)とブースター(8)について説明すると、
コンバータ(7)は電気的なエネルギーを機械的な振動
エネルギーへ変換するものであり、ブースター(8)は
コンバータ(7)で変換された振動エネルギーを同周波
数で共振する機能を有しているものであって、超音波発
振器(図示せず)からコンバータ端子台(25)を経て
入力された高周波電気エネルギーはコンバータに伝わっ
て同周波数の機械的振動に変換され、更にこの機械的な
振動がブースターで増幅され、その振動がホーン(1
7)に伝導されるものである。ホーン(17)はブース
ター(8)の底面に固設して垂設する円柱状で先細状と
なった上刃であって、その先端には円柱状の超硬のチッ
プが貼設している。(18)は円板状でその外周縁が刃
部となったアンビルで、耐摩耗性を考慮して刃部は例え
ば合金工具鋼などで加工されている。ホーン(17)と
アンビル(18)との間隙は約0〜6μm程度に近接し
ており(超音波振動により間隙は変化する)、この間隙
をシート(A)が走行するものである。
プリング(13)に所定の反発力が生じるまで該スプリ
ングを圧縮せしめ、微調整用ナット(15)で高さを微
調整すると、後記するように一体となったコンバータ
(7)・ブースター(8)の下面から垂設するホーン
(17)は走行するシートを常時押圧し、シートの肉厚
箇所が通過した場合でもスプリング(13)の反発力に
よりホーンの浮上を抑止するものである。(16)は基
台(4)の底面から垂設してブースター(8)の下部に
固結する自重キャンセル用スプリングで、該スプリング
(16)の反力はコンバータ(7)とブースター(8)
の重量とバランスさせてその重量をキャンセルしている
ので、ブースター(8)に垂設するホーン(17)の上
昇・浮上は上記したスプリング(13)の反発力と後記
するエアシリンダー(5)の作動によってコントロール
することができ、シート通過時のホーン(17)の上昇
・浮上はシリンダー(5)を作動することにより抑止さ
れ、シート肉厚箇所通過時のホーン(17)の上昇・浮
上はスプリング(13)により吸収される。ここでコン
バータ(7)とブースター(8)について説明すると、
コンバータ(7)は電気的なエネルギーを機械的な振動
エネルギーへ変換するものであり、ブースター(8)は
コンバータ(7)で変換された振動エネルギーを同周波
数で共振する機能を有しているものであって、超音波発
振器(図示せず)からコンバータ端子台(25)を経て
入力された高周波電気エネルギーはコンバータに伝わっ
て同周波数の機械的振動に変換され、更にこの機械的な
振動がブースターで増幅され、その振動がホーン(1
7)に伝導されるものである。ホーン(17)はブース
ター(8)の底面に固設して垂設する円柱状で先細状と
なった上刃であって、その先端には円柱状の超硬のチッ
プが貼設している。(18)は円板状でその外周縁が刃
部となったアンビルで、耐摩耗性を考慮して刃部は例え
ば合金工具鋼などで加工されている。ホーン(17)と
アンビル(18)との間隙は約0〜6μm程度に近接し
ており(超音波振動により間隙は変化する)、この間隙
をシート(A)が走行するものである。
【0008】図3は図2のI−I’矢視図である。図に
おいて(19)は駆動モータであり、(20)は該モー
タ(19)の駆動軸とアンビル(18)の回動軸とを懸
架する駆動ベルトである。(21)(22)はそれぞれ
一対となる上側・下側のニップロールで、アンビル(1
8)の近傍でシート(A)の走行方向下流側に位置し、
互いに面接しながら回動している。(23)は駆動モー
タ(19)の軸とニップロール(22)の軸とを懸架す
る駆動ベルトである。尚、耳端部(C)が弛まないよう
にニップロール(22)はその周速をシート(A)の走
行速度より早く調整することができるような機構を有し
ており、ニップロール(21)はニップロール(22)
に面接して従動している。したがって、図3において矢
印方向に走行するシート(A)はホーン(17)とアン
ビル(18)で切断され、製品である原反(B)はロー
ル(図示せず)に巻き取られ、切断された一方の耳端部
(C)はニップロール(21)とニップロール(22)
の間に挟まれて強制的に下流側へ送り出され、そのうえ
シートの走行速度よりニップロール(22)の周速はや
や早いので、耳端部(C)と原反(B)との間に布だま
りなどが発生しない。(24)はニップロール(21)
のニップロール(22)に対する面圧力を調整する調整
スプリングである。
おいて(19)は駆動モータであり、(20)は該モー
タ(19)の駆動軸とアンビル(18)の回動軸とを懸
架する駆動ベルトである。(21)(22)はそれぞれ
一対となる上側・下側のニップロールで、アンビル(1
8)の近傍でシート(A)の走行方向下流側に位置し、
互いに面接しながら回動している。(23)は駆動モー
タ(19)の軸とニップロール(22)の軸とを懸架す
る駆動ベルトである。尚、耳端部(C)が弛まないよう
にニップロール(22)はその周速をシート(A)の走
行速度より早く調整することができるような機構を有し
ており、ニップロール(21)はニップロール(22)
に面接して従動している。したがって、図3において矢
印方向に走行するシート(A)はホーン(17)とアン
ビル(18)で切断され、製品である原反(B)はロー
ル(図示せず)に巻き取られ、切断された一方の耳端部
(C)はニップロール(21)とニップロール(22)
の間に挟まれて強制的に下流側へ送り出され、そのうえ
シートの走行速度よりニップロール(22)の周速はや
や早いので、耳端部(C)と原反(B)との間に布だま
りなどが発生しない。(24)はニップロール(21)
のニップロール(22)に対する面圧力を調整する調整
スプリングである。
【0009】本発明は以上の構成になっているので、以
下その動作について説明する。本実施例でのロール巻き
されたシート(A)の肉厚は約0.5〜1.2mmであ
るが、ロール巻きされたシート終端と次のロール巻きシ
ートの始端とを自動繋ぎ装置で繋ぐと、その繋いだ部分
はシートの2倍程度の肉厚となる。このようなシートを
従来装置で切断しようとすると、ホーン(17)のアン
ビル(18)に対する接圧力を上記のシート繋ぎ部分が
ホーン(17)とアンビル(18)の間を通過する際、
ホーン(17)を持ち上げる力にバランスさせておく必
要がある。その結果、繋ぎ部分以外のシート(A)に対
するホーン(17)のアンビル(18)に対する接圧力
は大きくなって余分の力がかかり、該シート(A)の切
断面は焦げついたりする。また前記したようにホーン
(17)とアンビル(18)の寿命を著しく縮めること
になる。そこで、本発明では上刃であるホーン(17)
と下刃であるアンビル(18)との間を肉厚シートある
いはシートの肉厚箇所が通過するとき、シート(A)で
上刃であるホーン(17)を持ち上げる力にバランスす
るアクチュエーターとしてのエアシリンダー(5)の推
力とスプリング(13)の反力で上刃の下刃に対する押
圧力を調節できるようにしたものである。そして前記し
たコンバータ(7)とブースター(8)の重量はスプリ
ング(16)でキャンセルされているので、上刃である
ホール(17)の浮上には何らの影響もない。
下その動作について説明する。本実施例でのロール巻き
されたシート(A)の肉厚は約0.5〜1.2mmであ
るが、ロール巻きされたシート終端と次のロール巻きシ
ートの始端とを自動繋ぎ装置で繋ぐと、その繋いだ部分
はシートの2倍程度の肉厚となる。このようなシートを
従来装置で切断しようとすると、ホーン(17)のアン
ビル(18)に対する接圧力を上記のシート繋ぎ部分が
ホーン(17)とアンビル(18)の間を通過する際、
ホーン(17)を持ち上げる力にバランスさせておく必
要がある。その結果、繋ぎ部分以外のシート(A)に対
するホーン(17)のアンビル(18)に対する接圧力
は大きくなって余分の力がかかり、該シート(A)の切
断面は焦げついたりする。また前記したようにホーン
(17)とアンビル(18)の寿命を著しく縮めること
になる。そこで、本発明では上刃であるホーン(17)
と下刃であるアンビル(18)との間を肉厚シートある
いはシートの肉厚箇所が通過するとき、シート(A)で
上刃であるホーン(17)を持ち上げる力にバランスす
るアクチュエーターとしてのエアシリンダー(5)の推
力とスプリング(13)の反力で上刃の下刃に対する押
圧力を調節できるようにしたものである。そして前記し
たコンバータ(7)とブースター(8)の重量はスプリ
ング(16)でキャンセルされているので、上刃である
ホール(17)の浮上には何らの影響もない。
【0010】また、超音波発振器からコンバータ端子台
(25)を経て電気エネルギーはコンバータ(7)、ブ
ースター(8)に伝わり、ブースター(8)に固結する
ホーン(17)は超音波振動してホーン(17)とアン
ビル(18)の間を通過するシート(A)を切断する。
その際アンビル(18)は駆動モータ(19)から駆動
ベルト(20)によって駆動されて、アンビル(18)
は回動しており、ホーンとの間でシート(A)を切断す
るものである。
(25)を経て電気エネルギーはコンバータ(7)、ブ
ースター(8)に伝わり、ブースター(8)に固結する
ホーン(17)は超音波振動してホーン(17)とアン
ビル(18)の間を通過するシート(A)を切断する。
その際アンビル(18)は駆動モータ(19)から駆動
ベルト(20)によって駆動されて、アンビル(18)
は回動しており、ホーンとの間でシート(A)を切断す
るものである。
【0011】一方ニップロール(22)は駆動モータ
(19)から駆動ベルト(23)でシート(A)の走行
速度より早く回転しているので、これに面接するニップ
ロール(21)と共にホーン(17)とアンビル(1
8)で切断されたシートの一方の耳端部(C)は強制的
に下流側へ送り出される。
(19)から駆動ベルト(23)でシート(A)の走行
速度より早く回転しているので、これに面接するニップ
ロール(21)と共にホーン(17)とアンビル(1
8)で切断されたシートの一方の耳端部(C)は強制的
に下流側へ送り出される。
【0012】このように駆動モータ(19)で駆動ベル
ト(23)を介してニップロール(22)を駆動すると
共に、駆動ベルト(20)を介してアンビル(18)を
駆動するものであるから、1台の駆動源でニップロール
(22)とアンビル(18)すなわち下刃の回動をそれ
ぞれ独立的に調整して駆動できる。
ト(23)を介してニップロール(22)を駆動すると
共に、駆動ベルト(20)を介してアンビル(18)を
駆動するものであるから、1台の駆動源でニップロール
(22)とアンビル(18)すなわち下刃の回動をそれ
ぞれ独立的に調整して駆動できる。
【0013】
【実施例】例えば、肉厚が約0.7mm、幅が1350
mmのシート(A)の両耳端部(C)をそれぞれ幅25
mm宛切断して、幅1300mmのシート原反(B)を
得るために、シートの走行方向両側に本装置を配設して
シート(A)を5〜10M/秒の速度で走行せしめて両
耳端部(C)をそれぞれ切断した。シートとシートを繋
いだ箇所の肉厚が約1.3〜1.4mm程度になると、
該シートがホーン(17)とアンビル(18)の間隙を
通過する際、約3.5Kgの力でホーン(17)を持ち
上げ、シートの肉厚が約0.7mmの場合は約15Kg
の力でホーン(17)を持ち上げることが確認されてい
る。そして前記したようにコンバータ(7)とブースタ
ー(8)の重量はスプリング(16)でキャンセルされ
ているので、ホーン(17)の浮上には何らの影響もな
い。したがって、シートの肉厚が0.7mm程度ならば
シリンダー(5)の推力を1. 5Kgとすることによっ
てホーン(17)は常時シートを押圧し、該シートはホ
ーン(17)とアンビル(18)で切断されていく。一
方、シートの肉厚が1.3〜1.4mm程度になると、
該肉厚箇所がホーン(17)とアンビル(18)の間隙
を通過する際、該ホーン(17)を約3.5Kgの力で
持ち上げるので、これに対処するためにスプリング(1
3)の反力を2Kgに設定することによって、エアシリ
ンダー(5)の推力1.5Kgと合わせて、ホーン(1
7)の浮上力とバランスさせてホーン(17)の浮上は
抑止され、シートの肉厚に係わりなくホーン(17)は
常時シートを押圧し、ホーン(17)とアンビル(1
8)でシートは切断されていくものである。
mmのシート(A)の両耳端部(C)をそれぞれ幅25
mm宛切断して、幅1300mmのシート原反(B)を
得るために、シートの走行方向両側に本装置を配設して
シート(A)を5〜10M/秒の速度で走行せしめて両
耳端部(C)をそれぞれ切断した。シートとシートを繋
いだ箇所の肉厚が約1.3〜1.4mm程度になると、
該シートがホーン(17)とアンビル(18)の間隙を
通過する際、約3.5Kgの力でホーン(17)を持ち
上げ、シートの肉厚が約0.7mmの場合は約15Kg
の力でホーン(17)を持ち上げることが確認されてい
る。そして前記したようにコンバータ(7)とブースタ
ー(8)の重量はスプリング(16)でキャンセルされ
ているので、ホーン(17)の浮上には何らの影響もな
い。したがって、シートの肉厚が0.7mm程度ならば
シリンダー(5)の推力を1. 5Kgとすることによっ
てホーン(17)は常時シートを押圧し、該シートはホ
ーン(17)とアンビル(18)で切断されていく。一
方、シートの肉厚が1.3〜1.4mm程度になると、
該肉厚箇所がホーン(17)とアンビル(18)の間隙
を通過する際、該ホーン(17)を約3.5Kgの力で
持ち上げるので、これに対処するためにスプリング(1
3)の反力を2Kgに設定することによって、エアシリ
ンダー(5)の推力1.5Kgと合わせて、ホーン(1
7)の浮上力とバランスさせてホーン(17)の浮上は
抑止され、シートの肉厚に係わりなくホーン(17)は
常時シートを押圧し、ホーン(17)とアンビル(1
8)でシートは切断されていくものである。
【0014】そして40KHZ 、700Wの電気エネル
ギーを入力すると、超音波発振器からコンバータ端子台
(18)を経てコンバータ(7)・ブースター(8)に
伝わり、ブースター(8)に固結するホーン(17)の
超音波振動は約4万回/秒となった。一方、駆動モータ
(19)を作動してアンビル(18)の回転速度を10
〜20rpm、ニップロール(22)の回転速度を30
〜60rpm、と設定し、幅1350mmのシートを5
〜10M/分の速度で走行させた。その結果、シートの
耳端部は鮮やかに熱溶断され、耳端部に糸のほつれなど
も一切発生せず、シート(A)両側に配設されたそれぞ
れ2基のニップロール(21)(22)で耳端部(C)
は強制的に下流側へ送り出され、両サイドをきれいに切
断された幅1300mmの原反(B)は製品としてロー
ルに巻き取られた。尚、超音波による振動で衝撃荷重を
うけるため、下刃の軸受は剛性の大きい材質で製作・加
工するのが好ましい。
ギーを入力すると、超音波発振器からコンバータ端子台
(18)を経てコンバータ(7)・ブースター(8)に
伝わり、ブースター(8)に固結するホーン(17)の
超音波振動は約4万回/秒となった。一方、駆動モータ
(19)を作動してアンビル(18)の回転速度を10
〜20rpm、ニップロール(22)の回転速度を30
〜60rpm、と設定し、幅1350mmのシートを5
〜10M/分の速度で走行させた。その結果、シートの
耳端部は鮮やかに熱溶断され、耳端部に糸のほつれなど
も一切発生せず、シート(A)両側に配設されたそれぞ
れ2基のニップロール(21)(22)で耳端部(C)
は強制的に下流側へ送り出され、両サイドをきれいに切
断された幅1300mmの原反(B)は製品としてロー
ルに巻き取られた。尚、超音波による振動で衝撃荷重を
うけるため、下刃の軸受は剛性の大きい材質で製作・加
工するのが好ましい。
【0015】本実施例では厚手の不織布を切断したが、
シートの材質を限定するものではなく、合成樹脂製シー
トなどでも切断可能であり、当然ながらシート耳端部の
切断のみに限定するものではない。また、肉厚箇所が偏
在するようなシートや肉厚が1.4mm程度のシートを
従来装置で切断すると、ほとんどの場合、切断不能とな
ったり、あるいは切断できても上刃の下の固定刃に対し
てかなりの力で押圧しなければならないので、上刃と下
刃の寿命は10〜20HR程度というように極めて短か
かったが、本装置になる下刃であるアンビル(18)は
回動しており、上刃であるホーン(17)には余分な押
圧力がかからないので、従来装置に比して刃の寿命は2
〜5倍と永く維持することができるものである。本発明
の1つの特徴とする上刃と下刃の間を肉厚シート、ある
いはシートの肉厚箇所が通過するときシートで上刃を持
ち上げる力にバランスするアクチュエーターの推力とス
プリングの反力で上刃の下刃に対する押圧力を調節でき
る肉厚シートの切断装置において好ましい実施態様は、
基台上のアクチュエーターに垂設したコンバータとブー
スターの重量をキャンセルするスプリングを基台の底面
からブースターに垂設してなる肉厚シートの切断装置で
あり、これによってコンバータとブースターの重量がホ
ーンの浮上に何等の影響も与えない。
シートの材質を限定するものではなく、合成樹脂製シー
トなどでも切断可能であり、当然ながらシート耳端部の
切断のみに限定するものではない。また、肉厚箇所が偏
在するようなシートや肉厚が1.4mm程度のシートを
従来装置で切断すると、ほとんどの場合、切断不能とな
ったり、あるいは切断できても上刃の下の固定刃に対し
てかなりの力で押圧しなければならないので、上刃と下
刃の寿命は10〜20HR程度というように極めて短か
かったが、本装置になる下刃であるアンビル(18)は
回動しており、上刃であるホーン(17)には余分な押
圧力がかからないので、従来装置に比して刃の寿命は2
〜5倍と永く維持することができるものである。本発明
の1つの特徴とする上刃と下刃の間を肉厚シート、ある
いはシートの肉厚箇所が通過するときシートで上刃を持
ち上げる力にバランスするアクチュエーターの推力とス
プリングの反力で上刃の下刃に対する押圧力を調節でき
る肉厚シートの切断装置において好ましい実施態様は、
基台上のアクチュエーターに垂設したコンバータとブー
スターの重量をキャンセルするスプリングを基台の底面
からブースターに垂設してなる肉厚シートの切断装置で
あり、これによってコンバータとブースターの重量がホ
ーンの浮上に何等の影響も与えない。
【0016】本発明の他の特徴とする、回動する外周縁
に刃部を有する円板状の下刃に上刃を押圧してシートを
超音波で熱溶融切断した、そのシートの耳端部を上下で
相対峠する2個のニップロールに挟み込んで所定の速度
で強制的に送り出す肉厚シートの切断装置は、1台の駆
動源でニップロールと下刃の回転をそれぞれ独立的に調
整できるようにした肉厚シートの切断装置を好ましい実
施態様とするものである。これによって、シートの耳端
部は鮮やかに熱溶断され、耳端部のほつれなども一切発
生せず、耳端部は強制的に下流側へ送り出すことを可能
とし、耳端部と原反との間に布だまりが発生しないし、
シートの性状に順応して切断できる。なお、アクチュエ
ーターはエアシリンダーの他、油圧シリンダーでもよい
ものであり、本発明の精神の範囲内で任意に設計変更し
うるものである。
に刃部を有する円板状の下刃に上刃を押圧してシートを
超音波で熱溶融切断した、そのシートの耳端部を上下で
相対峠する2個のニップロールに挟み込んで所定の速度
で強制的に送り出す肉厚シートの切断装置は、1台の駆
動源でニップロールと下刃の回転をそれぞれ独立的に調
整できるようにした肉厚シートの切断装置を好ましい実
施態様とするものである。これによって、シートの耳端
部は鮮やかに熱溶断され、耳端部のほつれなども一切発
生せず、耳端部は強制的に下流側へ送り出すことを可能
とし、耳端部と原反との間に布だまりが発生しないし、
シートの性状に順応して切断できる。なお、アクチュエ
ーターはエアシリンダーの他、油圧シリンダーでもよい
ものであり、本発明の精神の範囲内で任意に設計変更し
うるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明によれば上刃と
下刃との間隙を肉厚シート、あるいはシートの肉厚箇所
が通過する際、上刃を持ち上げる力と同等の力をアクチ
ュエーターの推力とスプリングの反力によって上刃を下
方に押圧せしめることによりバランスさせることができ
るから上刃の下刃に対する押圧力を高めることなくシー
トを切断できるので、上刃と下刃の間に大きな衝撃が発
生することなく、したがって上刃と下刃の寿命が従来装
置に比して永くなり、これによって生産性も著しく向上
し、当業界に及ぼす効果は著しく大きい。とりわけシー
トの肉厚が一定でなく、シートとシートを繋いだ箇所の
ように肉厚部が部分的に点在したり偏在するようなシー
トの切断処理に最適な装置がえられる。請求項2、3、
4の発明によれば、超音波で肉厚シートを溶断でき、円
板状でその外周縁が刃部となる下刃は回動し、切断され
たシートの耳端部は上下のニップロールに挟持されて送
り出されていくので、肉厚のシートでもシート走行方向
に沿って鮮やかに切断され、その切断面は糸のほつれも
ない。又、切断した耳端部は強制的に下流側へ送り出す
ことができるので、耳端部と原反との間に布だまりなど
が発生しない。
下刃との間隙を肉厚シート、あるいはシートの肉厚箇所
が通過する際、上刃を持ち上げる力と同等の力をアクチ
ュエーターの推力とスプリングの反力によって上刃を下
方に押圧せしめることによりバランスさせることができ
るから上刃の下刃に対する押圧力を高めることなくシー
トを切断できるので、上刃と下刃の間に大きな衝撃が発
生することなく、したがって上刃と下刃の寿命が従来装
置に比して永くなり、これによって生産性も著しく向上
し、当業界に及ぼす効果は著しく大きい。とりわけシー
トの肉厚が一定でなく、シートとシートを繋いだ箇所の
ように肉厚部が部分的に点在したり偏在するようなシー
トの切断処理に最適な装置がえられる。請求項2、3、
4の発明によれば、超音波で肉厚シートを溶断でき、円
板状でその外周縁が刃部となる下刃は回動し、切断され
たシートの耳端部は上下のニップロールに挟持されて送
り出されていくので、肉厚のシートでもシート走行方向
に沿って鮮やかに切断され、その切断面は糸のほつれも
ない。又、切断した耳端部は強制的に下流側へ送り出す
ことができるので、耳端部と原反との間に布だまりなど
が発生しない。
【図1】本発明装置の切断面図
【図2】同上の正面図
【図3】図2のI−I’矢視図
1 ベース 2 スタンド 3 スライドレール 4 基台 5 エアシリンダー 6 シリンダー杆 7 コンバータ 8 ブースター 9 支柱 10 スプリング押え 11 軸 12 ナット 13 スプリング 14 スプリング受け 15 微調整ナット 16 自動キャンセル用スプリング 17 ホーン 18 アンビル 19 駆動モータ 20 アンビル駆動ベルト 21 ニップロール 22 ニップロール 23 ニップロール駆動ベルト 24 ニップ力調整スプリング 25 コンバータ端子台
Claims (4)
- 【請求項1】 上刃と下刃の間隙にシートを走行せしめ
ながら該シートを切断する装置において、上刃と下刃の
間を肉厚シート、あるいはシートの肉厚箇所が通過する
とき、シートで上刃を持ち上げる力にバランスするアク
チュエーターの推力とスプリングの反力で上刃の下刃に
対する押圧力を調節できる肉厚シートの切断装置。 - 【請求項2】 上刃に対する下刃が外周縁に刃部を有す
る円板状のもので回動するものからなることを特徴とす
る請求項1記載の肉厚シートの切断装置。 - 【請求項3】 相対峠する、上下2個のニップロールで
切断したシートを挟み、所定の速度で強制的にシート走
行の下流側に誘導するものからなる請求項1又は2記載
の肉厚シートの切断装置。 - 【請求項4】 上刃が超音波で振動せしめるものからな
る請求項1、2、3の何れかに記載の肉厚シートの切断
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26113995A JPH09105073A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 肉厚シートの切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26113995A JPH09105073A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 肉厚シートの切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09105073A true JPH09105073A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17357641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26113995A Withdrawn JPH09105073A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 肉厚シートの切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09105073A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224483A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-13 | Juki Corp | ミシンの糸切り装置 |
CN104975485A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-10-14 | 苏州东茂纺织实业有限公司 | 一种纺织品裁切装置 |
CN107254771A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-10-17 | 合肥特丽洁卫生材料有限公司 | 一种网格状线筋加工分切装置用切割刀具 |
CN107641953A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-01-30 | 苏州印丝特纺织数码科技有限公司 | 一种布匹剪裁装置 |
CN108480354A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-09-04 | 郑序 | 一种自动清洗镜片装置 |
CN108589254A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-09-28 | 安徽鸿狮环保科技有限公司 | 一种带有裁切设备的无纺布生产线的制造方法 |
CN108589238A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-09-28 | 陈伟琳 | 一种服装自动裁剪装置 |
CN108754902A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-11-06 | 厦门驭波超声技术有限公司 | 一种缝纫机超声剪线装置、系统及方法 |
CN112609445A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-04-06 | 海宁君润针织有限公司 | 针织面料的切边装置 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP26113995A patent/JPH09105073A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224483A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-13 | Juki Corp | ミシンの糸切り装置 |
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CN107641953A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-01-30 | 苏州印丝特纺织数码科技有限公司 | 一种布匹剪裁装置 |
CN107641953B (zh) * | 2017-11-01 | 2019-07-23 | 苏州印丝特纺织数码科技有限公司 | 一种布匹剪裁装置 |
CN108480354A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-09-04 | 郑序 | 一种自动清洗镜片装置 |
CN108589238A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-09-28 | 陈伟琳 | 一种服装自动裁剪装置 |
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CN108754902A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-11-06 | 厦门驭波超声技术有限公司 | 一种缝纫机超声剪线装置、系统及方法 |
CN112609445A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-04-06 | 海宁君润针织有限公司 | 针织面料的切边装置 |
CN112609445B (zh) * | 2020-11-13 | 2022-05-24 | 海宁君润针织有限公司 | 针织面料的切边装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |