JPH09103910A - 電縫管の内面ビードトリマ - Google Patents

電縫管の内面ビードトリマ

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JPH09103910A
JPH09103910A JP7259698A JP25969895A JPH09103910A JP H09103910 A JPH09103910 A JP H09103910A JP 7259698 A JP7259698 A JP 7259698A JP 25969895 A JP25969895 A JP 25969895A JP H09103910 A JPH09103910 A JP H09103910A
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JP
Japan
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electric resistance
bead
resistance welded
welded pipe
cutting
Prior art date
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Application number
JP7259698A
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English (en)
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Minoru Morisono
稔 森園
Kazuji Kuwabara
和司 桑原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電縫管の内面ビードトリマにおいて、電縫管
に損傷を与えることなく確実に内面ビートを切削、分断
可能として電縫管の品質の向上を図る。 【解決手段】 搬送成形される電縫管Pの上流側から内
部に挿脱自在なトリマバー14を設け、このトリマバー
14の上部に内面ビードB2 を切削する切削バイト15
を固着すると共に切削されたビードB2 下方に誘導する
ガイド孔17を形成し、このガイド孔17の前後に固定
バイト25,26を固定する一方、トリマバー14に対
して移動自在な摺動ブロック18に移動バイト27を固
定し、切削除去された内面ビードB2 を固定バイト2
5,26と移動バイト27との間に誘導してこの移動バ
イト27を往復移動することで所定長さに切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯材を一群の成形
ロールによって円筒状に連続成形した後にその継目部を
溶接によって接合して製造される電縫管において、その
溶接時に形成される継目部の内面のビードを切削する電
縫管の内面ビードトリマに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に電縫管の一般的な製造工程を表す
概略、図6に電縫管の一般的な溶接工程を表す概略、図
7に従来の電縫管の内面ビードトリマの正面視、図8に
図7のVIII−VIII断面を示す。
【0003】図5に示すように、素材としての帯鋼Sは
アンコイラ101にコイル状に巻かれており、このアン
コイラ101を回転することで帯鋼Sは巻戻され、サイ
ドトリミングやエッジスカーファなどが施されてフォー
ミング工程に搬送される。このフォーミング工程では、
ピンチロール102によって送られた帯鋼Sを、プレフ
ォーミングロール103やブレイクダウンロール10
4、フィンパスロール105、スクイズロール106等
の一群の成形ロールによって円筒状に連続成形する。そ
して、高周波溶接機107によってエッジを突き合わせ
た状態で溶接し、この溶接によって継目部に形成された
外面及び内面のビードを切削した後、サイジングを行っ
て電縫管Pが製造される。
【0004】このような電縫管の製造工程において、図
6に示すように、電縫管Pは対向するエッジP1 ,P2
同士を突き合わせた状態で高周波溶接機107によって
溶接して接合するが、この継目部には電縫管Pの外面及
び内面突出して外面ビードB 1 及び内面ビードB2 が形
成される。そのため、電縫管Pの製造後に継目部に形成
された外面ビードB1 及び内面ビードB2 を除去する必
要がある。この場合、外面ビードB1 を切削するビード
トリマはその配設スペースの制約を受けることがないた
め、装置の配置や改修処理なども容易に行うことができ
る。一方、内面ビードB2 を切削するビードトリマはそ
の配設スペースが電縫管の内部スペースのみという制約
を受け、装置の配置や改修処理などが困難であった。
【0005】図7に示すように、従来の電縫管の内面ビ
ードトリマ201において、装置本体のフレーム202
にはブラケット203を介してトリマバー204の基端
部が支持軸205によって回動自在に取付けられてお
り、このトリマバー204の先端部には電縫管Pの内面
ビードB2 を切削除去する切削バイト206が固着され
ると共に、この切削バイト206によって除去された内
面ビードB2 を下方に案内するガイド孔207が形成さ
れている。
【0006】また、トリマバー204の中間部にはサポ
ートアーム208の一端部が枢着され、このサポートア
ーム208の他端部は下方に延設されて電縫管P内面を
転動するサポートロール209が装着されている。そし
て、トリマバー204に装着された油圧シリンダ210
の駆動ロッド211がこのサポートアーム208に連結
されている。更に、トリマバー204には電縫管Pの内
面ビードB2 に対する切削バイト206の位置を設定す
る前後一対の位置決めロール212が枢着されており、
この各位置決めロール212には内面ビードB2 にニッ
キング、即ち、刻み目を形成する刃物213が取付けら
れている。なお、214は電縫管Pの外面ビードB1
切削するバイトである。
【0007】従って、帯鋼Sは一群の成形ロールによっ
て円筒状に連続成形され、スクイズロール107によっ
てエッジを突き合わせた状態で高周波溶接機107によ
って溶接されて電縫管Pが製造される。このとき、電縫
管P内に挿入された内面ビードトリマ201において、
油圧シリンダ210を伸長することでサポートアーム2
08を回動してサポートロール209が電縫管Pの下面
に押圧することで、トリマバー204は上方に押し上げ
られる。そのため、一対の位置決めロール212は内面
ビードB2 に対する切削バイト206の位置を設定しな
がら、切削バイト206は電縫管Pの上面に接触して内
面ビードB2 を切削除去する。そして、切削剥離された
内面ビードB2 はガイド孔207に案内されながら下方
に落下する。なお、内面ビードB2 は刃物213によっ
てニッキング加工が施されており、分断されて所定長さ
の小片として落下する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電縫管
の内面ビードトリマ201にあっては、油圧シリンダ2
10によってサポートロール209を電縫管Pの下面に
押圧してトリマバー204を上方に押し上げることで、
位置決めロール212が切削バイト206の位置を設定
しながら切削バイト206が電縫管Pの上面に押圧して
内面ビードB2 を切削除去している。そのため、製造す
る電縫管Pの肉厚が薄い場合、電縫管Pの内面に対する
サポートロール209の押圧やトリマバー204を介し
て位置決めロール212や切削バイト206の押付によ
って電縫管Pが変形してしまう虞がある。また、溶接直
後の電縫管Pは高温状態となって剛性不足であり、電縫
管Pの肉厚が厚い場合であっても。この電縫管Pが変形
してしまう虞がある。そして、電縫管Pの変形を抑止す
るために、電縫管Pの内面に対するサポートロール20
9の押圧力を弱くすると、内面ビードB2 に対する位置
決めロール212や切削バイト206の押付が不十分と
なり、切削バイト206による切削位置がずれたり、切
込み深さが浅くなったりして内面ビードB2 を確実に除
去することができないという問題があった。
【0009】また、位置決めロール212が切削バイト
206の位置を設定するとき、刃物213が内面ビード
2 にニッキング加工を施すことで分断し、所定長さの
小片となった内面ビードB2 をガイド孔207から下方
に落下するようにしている。ところで、内面ビードB2
の大きさは加工する電縫管の外径や肉厚によって種々の
ものがあり、刃物213のニッキング加工によって分断
することができないものもある。そのため、電縫管Pか
ら切削除去した内面ビードB2 が連続したものとなっ
て、電縫管Pの下流側に送り出され、電縫管を所定長さ
に切断後、横方向に搬送することができず、後処理工程
に支障をきたしてしまうという問題があった。
【0010】更に、前述したように、電縫管Pの肉厚が
薄かったり、溶接直後の高温状態によって電縫管Pが剛
性不足であ留場合、刃物213によるニッキング加工時
に電縫管に振動が発生し、電縫管Pが変形してしまった
り、確実な内面ビードB2 の切削除去が行われなかった
りして、電縫管の品質が低下してしまうという問題があ
った。
【0011】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、電縫管に損傷を与えることなく確実に内面ビー
トを切削、分断可能として電縫管の品質の向上を図った
電縫管の内面ビードトリマを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の電縫管の内面ビードトリマは、帯材を一群
の成形ロールによって円筒状に連続成形した後にその継
目部を溶接によって接合して製造される電縫管における
前記継目部内面のビードを切削する電縫管の内面ビード
トリマにおいて、搬送成形される前記電縫管の上流側か
ら該電縫管の内部に挿脱自在なトリマバーを設け、該ト
リマバーの上部に前記電縫管の継目部内面のビードを切
削する切削バイトを固着すると共に、該切削バイトによ
って切削されたビードを該トリマバーの下方に誘導する
誘導部を形成し、該誘導部に誘導された切削ビードを所
定長さにて切断する切断機構を設けたことを特徴とする
ものである。
【0013】従って、帯材が一群の成形ロールによって
円筒状に連続成形され、その継目部が溶接によって接合
して電縫管が製造されると、この電縫管の上流側から内
部に挿入されたトリマバーは電縫管の内径に合わせて予
め高さが設定されており、このトリマバーの上部に固着
された切削バイトがこの電縫管の継目部に接触して内面
ビードを切削し、この切削バイトによって切削されたビ
ードは誘導部によってトリマバーの下方に誘導され、切
断機構によってこの切削ビードが所定長さに切断される
こととなる。
【0014】また、本発明の電縫管の内面ビードトリマ
は、前記切断機構は、前記誘導部に固定された固定バイ
トと前記電縫管の搬送方向に沿って往復移動自在に取付
けられた移動バイトとを有し、切削誘導された切削ビー
ドは前記固定バイトと移動バイトとの間に誘導されて該
移動バイトを往復移動することで所定長さにて切断され
ることを特徴とすものである。
【0015】従って、固定バイトによって切削されて切
削ビードは、誘導部の固定バイトと移動バイトとの間に
誘導され、移動バイトを往復移動することで所定長さに
切断されることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき、実施例を挙げて詳細に説明する。
【0017】図1に本発明の一実施例に係る電縫管の内
面ビードトリマの正面視、図2に図1のII−II断面、図
3に本実施例の電縫管の内面ビードトリマによる内面ビ
ード切削作業を表す概略を示す。
【0018】図1及び図2に示すように、本実施例の電
縫管の内面ビードトリマ11において、図示しない装置
本体のフレーム12には可動ブラケット13を介してト
リマバー14の基端部が上下に移動自在に取付けられて
おり、図示しない昇降装置を作動することでこのトリマ
バー14を昇降し、搬送される電縫管Pの内径のサイズ
に合わせてその高さ位置を設定することができる。この
トリマバー14の上部には電縫管Pの内面ビードB2
切削除去する切削バイト15が固着されると共に、この
切削バイト15の下方には除去された内面ビードB2
下方に案内する傾斜面16を有するガイド孔17が形成
されている。
【0019】また、このトリマバー14には切削除去さ
れた内面ビードB2 を所定長さにて切断する切断機構が
設けられている。即ち、トリマバー14の下部には摺動
ブロック18が左右一対のガイド19によって電縫管P
の搬送方向に沿って移動自在に装着されると共に、この
摺動ブロック18に隣接して流体シリンダ20がブラケ
ット21によって揺動自在に装着されており、この流体
シリンダ20の駆動ロッド22の先端部が摺動ブロック
18に連結されている。そして、摺動ブロック18には
除去された内面ビードB2 を下方に案内するトリマバー
14のガイド孔17と可能な前後のガイド孔23,24
が形成されており、このトリマバー14におけるガイド
孔17の前後には固定バイト25,26が固定される一
方、摺動ブロック18におけるガイド孔23と24の間
には移動バイト27が固定されている。
【0020】従って、図示しない一群の成形ロールによ
って円筒状に連続成形されて溶接機によって溶接されて
製造された電縫管Pには、その継目部に外面ビードB1
及び内面ビードB2 が形成される。本実施例の内面ビー
ドトリマ11において、トリマバー14は昇降装置によ
って電縫管Pの内径のサイズに合わせてその高さ位置が
設定されている。そのため、トリマバー14に固定され
た切削バイト15が搬送される電縫管Pの上面に接触し
て内面ビードB2 を切削除去する。この切削剥離された
内面ビードB2 はガイド孔17の傾斜面16に案内され
ながら、摺動ブロック18のガイド孔24を通って下方
に落下する。
【0021】このようにして切削バイト15によって電
縫管Pの内面ビードB2 が切削されて所定長さになる
と、切断機構によってこの内面ビードB2 を切断する。
即ち、図3(a)に示すように、トリマバー14の切削バ
イト15が切削した電縫管Pの内面ビードB2 はガイド
孔17,24を通って下方に落下している。そして、こ
の切削された内面ビードB2 が所定長さになると、図3
(b)に示すように、流体シリンダ20を収縮動作し、駆
動ロッド22を介して摺動ブロック18を同図右方に移
動する。すると、摺動ブロック18の移動バイト27が
同方向に移動し、この移動バイト27と固定バイト26
によって内面ビードB2 が分断され、この内面ビードB
2 は所定長さの小片となって落下する。
【0022】そして、図3(c)に示すように、流体シリ
ンダ20を収縮動作して摺動ブロック18及び移動バイ
ト27を同図右方に移動した状態で停止させておく。す
ると、トリマバー14の切削バイト15が切削した内面
ビードB2 は、再び、ガイド孔17,24を通って下方
に落下し、この切削された内面ビードB2 が所定長さに
なると、図3(d)に示すように、流体シリンダ20を伸
長動作し、摺動ブロック18を同図左方に移動する。こ
の摺動ブロック18の移動バイト27は同方向に移動
し、この移動バイト27と固定バイト25によって内面
ビードB2 が分断され、この内面ビードB2 は所定長さ
の小片となって落下する。
【0023】このように本実施例の内面ビードトリマ1
1にあっては、切削バイト15によって切削された内面
ビードB2 に対して流体シリンダ20を収縮動作及び伸
長動作することで、摺動ブロック18と共に移動バイト
27を移動し、この移動バイト27と各固定バイト2
5,26によって内面ビードB2 を分断し、この内面ビ
ードB2 を所定長さの小片として落下させることがで
き、従来から使用されているサポートロールや位置決め
ロールなどの切削バイトの位置決め機構を不要とし、簡
単な構造で内面ビードB2 を確実に切削して電縫管Pの
変形等も抑止できる。また、複数のバイト25,26,
27を用いて内面ビードB2 を分断しており、バイトの
寿命を延長して交換作業や研磨作業などを作業頻度を減
少して稼働率、即ち、生産性を向上できる。
【0024】図4に本発明の他の実施例に係る電縫管の
内面ビードトリマを表す正面視を示す。図4に示すよう
に、本実施例の電縫管の内面ビードトリマ31におい
て、図示しない装置本体のフレーム32には可動ブラケ
ット33を介してトリマバー34が上下に移動自在に取
付けられており、図示しない昇降装置によって昇降して
搬送される電縫管Pの内径のサイズに合わせてその高さ
位置を設定することができる。このトリマバー34の上
部には電縫管Pの内面ビードB2 を切削除去する切削バ
イト35が固着されると共に、この切削バイト35の下
方には除去された内面ビードB2 を下方に案内する傾斜
面36を有するガイド孔37が形成されている。また、
トリマバー34の下部には摺動ブロック38が移動自在
に装着されると共に、流体シリンダ39がブラケット4
0によって揺動自在に装着されており、この流体シリン
ダ39の駆動ロッド41の先端部が摺動ブロック38に
連結されている。そして、トリマバー34のガイド孔1
7に隣接して固定バイト42が固定される一方、摺動ブ
ロック38には移動バイト43が固定されている。な
お、51はスクイズロール、52の高周波溶接機であ
る。
【0025】従って、溶接機52によって溶接されてス
クイズロール51エッジが突き合わされて製造された電
縫管Pの内面ビードB2 に対して、本実施例の内面ビー
ドトリマ31において、電縫管Pの内径のサイズに合わ
せて高さが設定されたトリマバー34の切削バイト35
が接触してこの内面ビードB2 を切削除去する。この切
削剥離された内面ビードB2 はガイド孔37を通って落
下する。そして、この切削された内面ビードB2 が所定
長さになると、流体シリンダ38を伸長収縮動作し、駆
動ロッド41を介して摺動ブロック38を往復移動する
と、摺動ブロック38の移動バイト43が同方向に移動
し、この移動バイト43と固定バイト42によって内面
ビードB2 が分断され、この内面ビードB2 は所定長さ
の小片となって落下する。
【0026】このように本実施例の内面ビードトリマ3
1にあっては、切削バイト35によって切削された内面
ビードB2 に対して流体シリンダ39を往復動作するこ
とで、摺動ブロック38と共に移動バイト43を移動
し、この移動バイト43と固定バイト42によって内面
ビードB2 を分断し、この内面ビードB2 を所定長さの
小片として落下させることができ、簡単な構造で内面ビ
ードB2 を確実に切削して電縫管Pの変形等も抑止でき
る。
【0027】なお、上述の実施例において、トリマバー
14,34を昇降装置によって電縫管P内を昇降自在と
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、従来
のように、トリマバーをフレームに回動自在としてサポ
ートロールや位置決めロールなどのによって切削バイト
の位置決めを行うようにしてもよいものである。
【0028】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の電縫管の内面ビードトリマによれば、搬送
成形される電縫管の上流側から内部に挿脱自在なトリマ
バーを設け、このトリマバーの上部に電縫管の継目部内
面のビードを切削する切削バイトを固着すると共に切削
バイトによって切削されたビードをトリマバーの下方に
誘導する誘導部を形成し、この誘導部に誘導された切削
ビードを所定長さにて切断する切断機構を設けたので、
簡単な構造で電縫管に損傷や変形等を与えることなく電
縫管の内面ビードを確実に切削することができると共
に、切削除去された内面ビートを確実に分断すること
で、電縫管切断後の横搬送などの後処理工程に支障をき
たすことなく、電縫管の製造作業の効率の向上並びに製
品品質の向上を図ることができる。
【0029】また、本発明の電縫管の内面ビードトリマ
によれば、切断機構が誘導部に固定された固定バイトと
電縫管の搬送方向に沿って往復移動自在に取付けられた
移動バイトとを有し、切削誘導された切削ビードを固定
バイトと移動バイトとの間に誘導してこの移動バイトを
往復移動することで所定長さに切断するようにしたの
で、簡単な構造で切削除去された電縫管の内面ビートを
確実に分断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電縫管の内面ビードト
リマの正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本実施例の電縫管の内面ビードトリマによる内
面ビード切削作業を表す概略図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る電縫管の内面ビード
トリマを表す正面図である。
【図5】電縫管の一般的な製造工程を表す概略図であ
る。
【図6】電縫管の一般的な溶接工程を表す概略図であ
る。
【図7】従来の電縫管の内面ビードトリマの正面図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【符号の説明】
11,31 内面ビードトリマ 14,34 トリマバー 15,35 切削バイト 17,23,24,37 ガイド孔 18,38 摺動ブロック 20,39 流体シリンダ 25,26,42 固定バイト 27,43 移動バイト P 電縫管 B1 外面ビード B2 内面ビード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯材を一群の成形ロールによって円筒状
    に連続成形した後にその継目部を溶接によって接合して
    製造される電縫管における前記継目部内面のビードを切
    削する電縫管の内面ビードトリマにおいて、搬送成形さ
    れる前記電縫管の上流側から該電縫管の内部に挿脱自在
    なトリマバーを設け、該トリマバーの上部に前記電縫管
    の継目部内面のビードを切削する切削バイトを固着する
    と共に、該切削バイトによって切削されたビードを該ト
    リマバーの下方に誘導する誘導部を形成し、該誘導部に
    誘導された切削ビードを所定長さにて切断する切断機構
    を設けたことを特徴とする電縫管の内面ビードトリマ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電縫管の内面ビードトリ
    マにおいて、前記切断機構は、前記誘導部に固定された
    固定バイトと前記電縫管の搬送方向に沿って往復移動自
    在に取付けられた移動バイトとを有し、切削誘導された
    切削ビードは前記固定バイトと移動バイトとの間に誘導
    されて該移動バイトを往復移動することで所定長さにて
    切断されることを特徴とする電縫管の内面ビードトリ
    マ。
JP7259698A 1995-10-06 1995-10-06 電縫管の内面ビードトリマ Withdrawn JPH09103910A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7695224B2 (en) * 2008-01-31 2010-04-13 Lumco Manufacturing Company Deburring welded pipe
JP7174140B1 (ja) * 2021-12-27 2022-11-17 株式会社中田製作所 内面ビード処理装置

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