JPH09103764A - 蒸留水器 - Google Patents

蒸留水器

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Publication number
JPH09103764A
JPH09103764A JP29044895A JP29044895A JPH09103764A JP H09103764 A JPH09103764 A JP H09103764A JP 29044895 A JP29044895 A JP 29044895A JP 29044895 A JP29044895 A JP 29044895A JP H09103764 A JPH09103764 A JP H09103764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
tank
steam
distilled water
Prior art date
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Pending
Application number
JP29044895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Muto
洋 武藤
Hidehiko Tanahashi
英彦 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MUTOO ENG KK
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
MUTOO ENG KK
Mutoh Industries Ltd
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Publication date
Application filed by MUTOO ENG KK, Mutoh Industries Ltd filed Critical MUTOO ENG KK
Priority to JP29044895A priority Critical patent/JPH09103764A/ja
Publication of JPH09103764A publication Critical patent/JPH09103764A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラタンクの蒸気口に水滴が混入するのを
防止する。 【解決手段】 ボイラタンク20内に水道水が供給さ
れ、この水は、ヒータ26によって加熱沸騰させられ
る。ボイラタンク20内の水蒸気は、蓋板21に設けた
蒸気口36aからラジエータ28に送られ、ここで冷却
され、蒸留水となって貯水タンク2に溜る。給水スイッ
チを投入すると、給水ポンプ8によって貯水タンク2内
の蒸留水が汲み上げられ、給水口62aから外部に排出
される。蒸気口36aの先端は蓋板21の裏面から下向
き垂直方向に所定長さ突出し、該蒸気口36aの下方に
適宜の間隔を存して遮蔽板37が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水を加熱沸騰させて
水蒸気とし、この水蒸気から蒸留水を得るようにした家
庭用又はオフィス用に使用される蒸留水器に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラータンク内に水を入れ、この水を
ボイラータンク内で加熱沸騰させて水蒸気とし、この水
蒸気を冷却させて蒸留水を生成する蒸留水器は種々の構
造のものが従来知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ボイラータンク内の水
が沸騰すると、水泡と共に不純物を含んだ水滴が飛び散
り、蒸気の流れの勢いで、この水滴が蒸気口に混入す
る。本発明は、この水滴の蒸気口への混入を防止するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、水をボイラタンク(20)に供給し、ボ
イラタンク(20)内で水を加熱沸騰させて水蒸気を生
成し、この水蒸気を、ボイラタンク(20)の蓋板(2
1)に連結されボイラタンク(20)の上部に開口する
パイプ(36)に導き、このパイプ(36)内の水蒸気
をラジエータ(28)に通過させて蒸留水とし、該蒸留
水を貯水タンク(2)内に溜め、該貯水タンク(2)内
の蒸留水を給水ポンプ(8)によって給水口(62a)
に供給するようにした蒸留水器において、前記パイプ
(36)先端の蒸気口(36a)を前記蓋板(21)の
裏面から下向き垂直方向に所定長さ突出し、該蒸気口
(36a)の下方に適宜の間隔を存して遮蔽板(37)
を配設したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。2は貯水タンクであ
り、これにケーシング4が脱着可能に嵌合載置されてい
る。前記ケーシング4の底板には電磁弁6、給水ポンプ
8及び計量部センサ10が固定配置されている。前記電
磁弁6の一方側は、ケーシング4に固設されたコネクタ
12にパイプを介して連結し、電磁弁6の他方側は、パ
イプ14,ホース16及びパイプ18を介してボイラタ
ンク20の蓋板21の穴に連結している。前記コネクタ
12はホース或いはパイプ22を介して水道の蛇口に連
結している。
【0006】前記ボイラタンク20は、計量部センサ1
0に連結する計量板24上に支持され、該タンク20の
内部にはヒータ26が配設されている。28はコイル状
に屈曲されたパイプから成るラジエータであり、その一
方側はパイプを介して臭気除去用のフィルタ30の一方
側に連結し、該フィルタ30の他方側は、パイプ32を
介して貯水タンク2内に連通している。前記ラジエータ
28の他方側は、ホース34及び蒸気搬送パイプ36を
介してボイラ20に連通している。
【0007】前記蒸気搬送パイプ36の一端は、前記ラ
ジエータ28の他端に連結するホース34の一端に連結
し、該パイプ36の他方は、前記蓋板21の穴に連結し
ている。前記パイプ36の他端即ち蒸気口36aは、前
記蓋板21の裏面から所定長さ蓋板21に対して垂直に
突出し、蒸気遮蔽板37の、蒸気口36aの径より幅広
な下位水平部37aと所定の間隔を存して対向してい
る。前記遮蔽板37は前記蓋板21に固定されている。
前記蒸気搬送パイプ36は、合成樹脂から成るフレキシ
ブルなチューブ或いは、ステンレスなどの金属パイプか
ら構成されている。
【0008】前記給水ポンプ8の給水口はホース38を
介して貯水タンク2の下部に連通している。40は殺菌
ユニットであり、そのケース42が取付具(図示省略)
によってケーシング4内に支持されている。ケース42
は円筒状部材により構成され、内面に反射鏡が形成され
ている。前記ケース42内の中央にはUVランプ(紫外
線殺菌灯)46が配置され、このUVランプ46の周囲
に3本の無色透明な石英管から成るジグザグ状の蒸留水
搬送経路48が構成されている。この蒸留水搬送経路4
8の一方はホース54を介して給水ポンプ8の吐出口に
連結している。
【0009】前記搬送経路48の他方は、ホース60を
介して、ケーシング4の上板部に固設された接続体64
の一方側に連結している。前記接続体64の他方側に
は、給水パイプ62の一方が連結している。66はケー
シング4に配設された冷却ファンであり、前記ラジエー
タ28に対向している。68はフロートから成る水位セ
ンサである。前記ケーシング4にはパネルスイッチによ
って操作される電子制御部(図示省略)が内蔵され、該
制御部によって前記冷却ファン66、電磁弁6、ヒータ
26、UVランプ46、給水ポンプ8がオンオフ制御さ
れるように構成されている。前記水位センサ68、計量
部センサ10は前記電子制御部の入力部に電気的に接続
している。
【0010】次に本発明の実施の形態の作用について説
明する。水道の蛇口からパイプ22、電磁弁6、パイプ
14、ホース16及びパイプ18を経て水道水がボイラ
タンク20内に供給される。ボイラタンク20内に所定
量(略50%)水が溜り、ボイラタンク20が所定の重
量に達すると、計量部センサ10からの信号に基づいて
電子制御部は電磁弁6を駆動し、電磁弁6を閉じる。計
量部センサ10の出力から電子制御部は、ボイラタンク
20内の水量を監視し、該水量が略30%までに減少す
るとすると電磁弁6を開いて水道水をボイラタンク20
内に供給する。
【0011】ボイラタンク20内の水道水は、ヒータ2
6によって加熱される。ボイラタンク20内の水が沸騰
して水蒸気となると、この水蒸気はパイプ36,ホース
34を経てラジエータ28に供給され、ここで冷却され
て蒸留水となる。該蒸留水は、フィルタ30、及びパイ
プ32を介して貯水タンク2に落下する。貯水タンク2
内の蒸留水の水位は水位センサ68によって検出され、
満水状態に達すると、水位センサ68は出力信号を電子
制御部に出力する。電子制御部はこの信号を受けて、ヒ
ータ26及び冷却ファン66をオフとし、蒸留水生成動
作を停止する。
【0012】電子制御部は、貯水タンク2内の水位が半
減したとき或いは、所定の水位に達したときは、ヒータ
26及び冷却ファン66をオンとし、蒸留水生成動作を
再開する。ケーシング4に設けたパネルの給水スタート
スイッチ(図示省略)を投入すると、UVランプ46が
点灯するとともに、給水ポンプ8が駆動する。給水ポン
プ8が駆動すると、貯水タンク2内の蒸留水はホース3
8、給水ポンプ8、ホース54、ジグザク状搬送経路4
8、ホース60、接続体64を経て、給水パイプ62に
供給され、給水口62aから外部に排出される。
【0013】給水スイッチをオフとすると、給水ポンプ
8が停止するとともに、UVランプ46も消灯する。給
水時、蒸留水は、UVランプ46の周囲をジグザグ状に
循環し、UVランプ46によって殺菌される。この殺菌
は、図1から明らかなように給水口62aへの給水直前
に行われる。従って、万一、空気中の雑菌が貯水タンク
2内の蒸留水に入っても、飲む直前に殺菌されることに
なる。
【0014】また、ボイラタンク(20)内の水が沸騰
すると、水泡と共に不純物を含んだ水滴70が飛び散
り、蒸気の流れの勢いで、水滴が蒸気口36aに向かう
ことになるが、この水滴70は図2に示すように遮蔽板
37の下位水平部37aによってカットされ、蒸気口3
6aに混入することがない。また、蓋板21の下面に付
着した水滴70は、蓋板21の下面に突出するパイプ3
6の管面によってカットされ、蒸気口36aに混入する
ことがない。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述の如く、遮蔽板とボイラタ
ンクの蓋板の下面から突出した蒸気口との相互作用によ
って蒸気口に水滴が混入するのを防止することができる
効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である蒸留水器の全体の内部構造を示す
説明図である。
【図2】本発明の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
2 貯水タンク 4 ケーシング 6 電磁弁 8 給水ポンプ 10 計量部センサ 12 コネクタ 14 パイプ 16 ホース 18 パイプ 20 ボイラタンク 21 蓋板 24 計量板 26 ヒータ 28 ラジエータ 30 フィルタ 32 パイプ 34 ホース 36 パイプ 37 遮蔽板 38 ホース 40 殺菌ユニット 42 ケース 46 UVランプ(殺菌灯) 48 ジグザグ状蒸留水搬送経路 54 ホース 60 ホース 62 給水パイプ 64 接続体 66 冷却ファン 68 水位センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水をボイラタンク(20)に供給し、ボ
    イラタンク(20)内で水を加熱沸騰させて水蒸気を生
    成し、この水蒸気を、ボイラタンク(20)の蓋板(2
    1)に連結されボイラタンク(20)の上部に開口する
    パイプ(36)に導き、このパイプ(36)内の水蒸気
    をラジエータ(28)に通過させて蒸留水とし、該蒸留
    水を貯水タンク(2)内に溜め、該貯水タンク(2)内
    の蒸留水を給水ポンプ(8)によって給水口(62a)
    に供給するようにした蒸留水器において、前記パイプ
    (36)先端の蒸気口(36a)を前記蓋板(21)の
    裏面から下向き垂直方向に所定長さ突出し、該蒸気口
    (36a)の下方に適宜の間隔を存して遮蔽板(37)
    を配設したことを特徴とする蒸留水器。
JP29044895A 1995-10-12 1995-10-12 蒸留水器 Pending JPH09103764A (ja)

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JP29044895A JPH09103764A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 蒸留水器

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JP29044895A JPH09103764A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 蒸留水器

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JPH09103764A true JPH09103764A (ja) 1997-04-22

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JP29044895A Pending JPH09103764A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 蒸留水器

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