JPH09103742A - 微細塵収集デバイス - Google Patents
微細塵収集デバイスInfo
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- JPH09103742A JPH09103742A JP8275304A JP27530496A JPH09103742A JP H09103742 A JPH09103742 A JP H09103742A JP 8275304 A JP8275304 A JP 8275304A JP 27530496 A JP27530496 A JP 27530496A JP H09103742 A JPH09103742 A JP H09103742A
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- dust collecting
- collecting device
- tube
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/10—Filters; Dust separators; Dust removal; Automatic exchange of filters
- A47L9/102—Dust separators
- A47L9/104—Means for intercepting small objects
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/24—Hoses or pipes; Hose or pipe couplings
- A47L9/248—Parts, details or accessories of hoses or pipes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
- G01N1/02—Devices for withdrawing samples
- G01N1/22—Devices for withdrawing samples in the gaseous state
- G01N1/2202—Devices for withdrawing samples in the gaseous state involving separation of sample components during sampling
-
- G—PHYSICS
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
- G01N1/02—Devices for withdrawing samples
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- G01N1/24—Suction devices
-
- G—PHYSICS
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- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
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- G01N1/22—Devices for withdrawing samples in the gaseous state
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- G01N2001/222—Other features
- G01N2001/2223—Other features aerosol sampling devices
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 市販の真空掃除機に特別なアダプターを用い
ることなく装着できる微細塵収集デバイスであって、適
量の微細塵を収集することができ、衛生学的に充分の方
法により微細塵の分離を行うことができる、安全で取扱
いが簡単な微細塵収集デバイスを提供する。 【解決手段】 真空掃除機用の微細塵を分離するための
微細塵収集デバイスであって、該デバイスは吸引空気流
により振動作用が得られるように、真空掃除機のパイプ
内に懸架され、また真空掃除機パイプの横断面の5〜4
0%のみを占めているものであって、かつ広口のオリフ
ィス(1a)を有する少なくとも1つの管(1)、微細
塵収集容器(2)および保持ストラップ(3)からなる
微細塵収集デバイス。
ることなく装着できる微細塵収集デバイスであって、適
量の微細塵を収集することができ、衛生学的に充分の方
法により微細塵の分離を行うことができる、安全で取扱
いが簡単な微細塵収集デバイスを提供する。 【解決手段】 真空掃除機用の微細塵を分離するための
微細塵収集デバイスであって、該デバイスは吸引空気流
により振動作用が得られるように、真空掃除機のパイプ
内に懸架され、また真空掃除機パイプの横断面の5〜4
0%のみを占めているものであって、かつ広口のオリフ
ィス(1a)を有する少なくとも1つの管(1)、微細
塵収集容器(2)および保持ストラップ(3)からなる
微細塵収集デバイス。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空掃除機用の微
細塵を分離するための微細塵収集デバイスに関する。
細塵を分離するための微細塵収集デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】塵を如何にすれば採取することができる
か、また或る場合に、そこに位置しているアレルゲンを
如何にすれば検出することができるかに関連して、各種
の解決法が提案されている。しかしながら、これらの方
法は当業者ではない人々が家事として直接に実施するこ
とはできず、そして(または)ここに記載されているよ
うなその他の欠点を有する。
か、また或る場合に、そこに位置しているアレルゲンを
如何にすれば検出することができるかに関連して、各種
の解決法が提案されている。しかしながら、これらの方
法は当業者ではない人々が家事として直接に実施するこ
とはできず、そして(または)ここに記載されているよ
うなその他の欠点を有する。
【0003】微細塵の収集に帰着しないアレルゲンの直
接検出に関する一方法がWO93/18404に記載さ
れている。この方法では、デバイスは真空掃除機のパイ
プに導入される。このデバイスは家塵ダニ(house dust
mites)から予想されるアレルゲンに対する抗体がすで
に被覆されているナイロン製ネットが、その中に液体を
含有するものである。これらの抗体は、塵が吸引された
場合に、この塵に偶然衝突するアレルゲンを保持する。
後刻、このアレルゲンの定性分析および(または)定量
分析を、実験室でいわゆる免疫検定法により行う。従っ
て、非常に微細な塵は収集されないけれども、アレルゲ
ンは検出される。この目的には、特別の実験室でだけ行
うことができる標準法が使用される。微細塵中のアレル
ゲンに関連する重要成分、例えば死亡したダニまたは生
存しているダニ、あるいはまた完全ダニ排泄物は、この
方法では見出すことができない。さらにまた、この方法
は、陽性検出が比較的高いアレルゲン濃度の場合にのみ
達成できることから、全く実用的ではない。
接検出に関する一方法がWO93/18404に記載さ
れている。この方法では、デバイスは真空掃除機のパイ
プに導入される。このデバイスは家塵ダニ(house dust
mites)から予想されるアレルゲンに対する抗体がすで
に被覆されているナイロン製ネットが、その中に液体を
含有するものである。これらの抗体は、塵が吸引された
場合に、この塵に偶然衝突するアレルゲンを保持する。
後刻、このアレルゲンの定性分析および(または)定量
分析を、実験室でいわゆる免疫検定法により行う。従っ
て、非常に微細な塵は収集されないけれども、アレルゲ
ンは検出される。この目的には、特別の実験室でだけ行
うことができる標準法が使用される。微細塵中のアレル
ゲンに関連する重要成分、例えば死亡したダニまたは生
存しているダニ、あるいはまた完全ダニ排泄物は、この
方法では見出すことができない。さらにまた、この方法
は、陽性検出が比較的高いアレルゲン濃度の場合にのみ
達成できることから、全く実用的ではない。
【0004】二つの保護権利、DE 41 28 413およびEP 0
529 394の主題が微細塵の収集にあることは確かであ
る。DE 41 28 413には、真空掃除機の本来の集塵袋の上
流部位の吸入空気流中に配置されており、特定の試料を
採集する袋が記載されている。この試料採集袋は、集塵
袋の孔サイズとは相違する孔サイズを有しており、試料
採集袋の下流で主として採取される微細塵を良好に分離
することができる。このデバイスは、従来から推奨され
ていたように、通常の集塵袋から微細塵を分離する場合
に生じる問題の一つを改良するが、この試料採集袋内に
ある塵は依然として、粗大塵と混合されており、試験の
実施に適する塵試料を入手するためには、この試料採集
袋内にある塵から粗大塵を分離しなければならないこと
から、問題を部分的に解消するのみである。感作された
ヒトに対する危険性は減少されるけれども、危険は依然
として存在する。本来の集塵袋と同様の小さい試料袋は
また、吸引パイプの横断面全体を覆っていることから、
詰め込み過ぎおよび破裂の危険がまた存在する。
529 394の主題が微細塵の収集にあることは確かであ
る。DE 41 28 413には、真空掃除機の本来の集塵袋の上
流部位の吸入空気流中に配置されており、特定の試料を
採集する袋が記載されている。この試料採集袋は、集塵
袋の孔サイズとは相違する孔サイズを有しており、試料
採集袋の下流で主として採取される微細塵を良好に分離
することができる。このデバイスは、従来から推奨され
ていたように、通常の集塵袋から微細塵を分離する場合
に生じる問題の一つを改良するが、この試料採集袋内に
ある塵は依然として、粗大塵と混合されており、試験の
実施に適する塵試料を入手するためには、この試料採集
袋内にある塵から粗大塵を分離しなければならないこと
から、問題を部分的に解消するのみである。感作された
ヒトに対する危険性は減少されるけれども、危険は依然
として存在する。本来の集塵袋と同様の小さい試料袋は
また、吸引パイプの横断面全体を覆っていることから、
詰め込み過ぎおよび破裂の危険がまた存在する。
【0005】EP 0 529 394に記載の発明では、集塵袋が
完全に省略されている。この場合には、吸引パイプの全
横断面を覆ってデバイスが挿入されており、これにより
粗大塵が所望の微細塵から分離される。この微細塵は、
当該デバイスの下側に設置されている容器によって分離
することができる。しかしながら、粗大塵、主として綿
毛はスクリーン篩により保有され、そこで採取されるこ
とから、ここに開示されているデバイスはまた、問題を
もたらす。しかも、短時間以内に、吸引パイプが遮断さ
れることになり、従ってまた塵収集を中断させる。この
デバイスを再び始動させるためには、吸引パイプを開か
ねばならない。
完全に省略されている。この場合には、吸引パイプの全
横断面を覆ってデバイスが挿入されており、これにより
粗大塵が所望の微細塵から分離される。この微細塵は、
当該デバイスの下側に設置されている容器によって分離
することができる。しかしながら、粗大塵、主として綿
毛はスクリーン篩により保有され、そこで採取されるこ
とから、ここに開示されているデバイスはまた、問題を
もたらす。しかも、短時間以内に、吸引パイプが遮断さ
れることになり、従ってまた塵収集を中断させる。この
デバイスを再び始動させるためには、吸引パイプを開か
ねばならない。
【0006】これら両解決法では、塵収集の実施に重大
な問題が引き起される。一方で、吸引パイプまたはデバ
イスが容易に遮断され、かつまた他方で、粗大塵と微細
塵との不充分な混合物がしばしば得られる。この結果は
次いで、真空掃除機の過加重または塵−収集動作の中断
を導く。この中断を調整するためには、回避できないこ
ととして、真空掃除機の吸引パイプを開き、収集デバイ
スを洗浄し、空にしなければならない。この塵−収集動
作の難しい中断の問題を別にしても、例えば喘息の発作
またはアナフィラキシイ発作状態が生じうることから、
この操作はアレルギー被患患者に対して増大した危険を
さらにもたらすことを意味する。しかしながら、特に感
作された人々に対しては、彼等の家庭環境それら自体の
中で、折々に、その汚染を検査して、アレルゲンの供給
源を除去する適当な行動を即座に取ることが格別に要求
される。
な問題が引き起される。一方で、吸引パイプまたはデバ
イスが容易に遮断され、かつまた他方で、粗大塵と微細
塵との不充分な混合物がしばしば得られる。この結果は
次いで、真空掃除機の過加重または塵−収集動作の中断
を導く。この中断を調整するためには、回避できないこ
ととして、真空掃除機の吸引パイプを開き、収集デバイ
スを洗浄し、空にしなければならない。この塵−収集動
作の難しい中断の問題を別にしても、例えば喘息の発作
またはアナフィラキシイ発作状態が生じうることから、
この操作はアレルギー被患患者に対して増大した危険を
さらにもたらすことを意味する。しかしながら、特に感
作された人々に対しては、彼等の家庭環境それら自体の
中で、折々に、その汚染を検査して、アレルゲンの供給
源を除去する適当な行動を即座に取ることが格別に要求
される。
【0007】
【発明が解消しようとする課題】本発明の課題は、市販
の真空掃除機を用いる家事により簡単な方法で適量の微
細塵を収集することができ、前記の従来技術の問題を回
避し、かつまた前記危険を伴うことなく、衛生学的に充
分の方法により微細塵の分離を行うことができる、微細
塵収集デバイスを開発することにある。
の真空掃除機を用いる家事により簡単な方法で適量の微
細塵を収集することができ、前記の従来技術の問題を回
避し、かつまた前記危険を伴うことなく、衛生学的に充
分の方法により微細塵の分離を行うことができる、微細
塵収集デバイスを開発することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題が、本発明によ
る微細塵収集デバイスを提供することによって達成され
る。従って、本発明は真空掃除機用の微細塵を分離する
ための微細塵収集デバイスであって、該デバイスは吸引
空気流により振動作用が得られるように、真空掃除機の
パイプ内に懸架され、また真空掃除機パイプの横断面の
5〜40%のみを占めているものであって、かつ広口の
オリフィス(1a)を有する少なくとも1つの管
(1)、微細塵収集容器(2)および保持ストラップ
(3)からなる。本発明による微細塵収集デバイスは特
別のアダプターを必要とすることなく、またはその目的
のための保持ストラップ(3)以外に追加の如何なる補
助付属部品も必要とすることなく、市販の全ての家庭用
真空掃除機で使用することができる。
る微細塵収集デバイスを提供することによって達成され
る。従って、本発明は真空掃除機用の微細塵を分離する
ための微細塵収集デバイスであって、該デバイスは吸引
空気流により振動作用が得られるように、真空掃除機の
パイプ内に懸架され、また真空掃除機パイプの横断面の
5〜40%のみを占めているものであって、かつ広口の
オリフィス(1a)を有する少なくとも1つの管
(1)、微細塵収集容器(2)および保持ストラップ
(3)からなる。本発明による微細塵収集デバイスは特
別のアダプターを必要とすることなく、またはその目的
のための保持ストラップ(3)以外に追加の如何なる補
助付属部品も必要とすることなく、市販の全ての家庭用
真空掃除機で使用することができる。
【0009】家庭からの、特にベッド、張り椅子および
カーペットからの微細塵(finedust)は、かな
りの場合に、アレルギー関連疾患の病因である。過去1
0年にわたり、ヒトを感作し、後にアレルギー関連疾患
を発病させるのは細塵そのものではなく、塵内アレルゲ
ン性作用を有する細塵内の特定の成分であることが認識
されていた。この家庭内の主要アレルゲンは、家塵ダニ
の存在を反映していることがある。しかしながら、動物
毛アレルゲン、特にネコからの動物毛アレルゲンもま
た、重要な役割を演じる。家塵ダニのアレルゲンは、大
部分の場合に、これらのダニの排泄物中に存在し、それ
らの形状および寸法も既知である。これらの排泄物の一
部分は、塵粒子としてのみ塵内に存在する。しかしなが
ら、この形態でさえも、これらの排泄物は依然として、
分析により同定することができる。
カーペットからの微細塵(finedust)は、かな
りの場合に、アレルギー関連疾患の病因である。過去1
0年にわたり、ヒトを感作し、後にアレルギー関連疾患
を発病させるのは細塵そのものではなく、塵内アレルゲ
ン性作用を有する細塵内の特定の成分であることが認識
されていた。この家庭内の主要アレルゲンは、家塵ダニ
の存在を反映していることがある。しかしながら、動物
毛アレルゲン、特にネコからの動物毛アレルゲンもま
た、重要な役割を演じる。家塵ダニのアレルゲンは、大
部分の場合に、これらのダニの排泄物中に存在し、それ
らの形状および寸法も既知である。これらの排泄物の一
部分は、塵粒子としてのみ塵内に存在する。しかしなが
ら、この形態でさえも、これらの排泄物は依然として、
分析により同定することができる。
【0010】診断上の理由から、塵試料を使用して、生
存している家塵ダニが存在しているか否かを(この存在
は新しいアレルゲンを絶えず生じさせる)、あるいは死
亡したダニが存在しているか否かを同定することは格別
に重要である。この理由は、これらのアレルゲンが予測
されなければならないものであることを意味する。さら
にまた、ダニの生存条件が変化した場合、すなわち例え
ば一年間の時期に対応して空気湿度および温度が変化し
た場合には、生存しているダニはまた、以前はダニが生
息していなかった場所で再発生することがある。この事
実は、検出試験を折々に反復して行わなければならない
ことを意味する。さらにまた、アレルゲンが塵中に見出
されるか、またはダニのその他の代表的代謝産物、例え
ばグアニン類がアレルゲンの指示体として存在するか否
かを同定することは重要である。
存している家塵ダニが存在しているか否かを(この存在
は新しいアレルゲンを絶えず生じさせる)、あるいは死
亡したダニが存在しているか否かを同定することは格別
に重要である。この理由は、これらのアレルゲンが予測
されなければならないものであることを意味する。さら
にまた、ダニの生存条件が変化した場合、すなわち例え
ば一年間の時期に対応して空気湿度および温度が変化し
た場合には、生存しているダニはまた、以前はダニが生
息していなかった場所で再発生することがある。この事
実は、検出試験を折々に反復して行わなければならない
ことを意味する。さらにまた、アレルゲンが塵中に見出
されるか、またはダニのその他の代表的代謝産物、例え
ばグアニン類がアレルゲンの指示体として存在するか否
かを同定することは重要である。
【0011】これらの成分はいずれも、主として微細塵
と称される家庭塵の微細部分に見出される。従って、目
標を定めた方法で、この部分を採取し、これを検査する
ことができることは特に重要である。この課題が本発明
を導いた。ダニ、特にアレルゲン含有家塵ダニを検出す
るために、既製の試験製品が市販されている。この試験
製品は、アカレックステスト(Acarex Tes
t)(登録商品名)と称されるものであり、試験液およ
び相当する試験棒からなる。このアカレックステストは
また、特許されている(EP 0 144 820、EP 0 152 068お
よびEP 0 174 448)。この試験を行うためには、家塵ダ
ニが必要であり、このダニは通常、真空掃除機袋から得
られる。この試験は、ヒトが家塵ダニにより、または家
塵ダニにより放出されるアレルゲンにより発病するアレ
ルギーに被患する丁度その時点で行われなければならな
いことから、試料の採取に直接真空掃除機袋を使用する
ことは受け入れられないことである。さらにまた、上記
の理由から、この試験は、試験結果を格別の程度にまで
隠蔽することがある粗大塵との混合物として通常、塵袋
内にだけ存在する微細塵を用いて行うと好ましい。
と称される家庭塵の微細部分に見出される。従って、目
標を定めた方法で、この部分を採取し、これを検査する
ことができることは特に重要である。この課題が本発明
を導いた。ダニ、特にアレルゲン含有家塵ダニを検出す
るために、既製の試験製品が市販されている。この試験
製品は、アカレックステスト(Acarex Tes
t)(登録商品名)と称されるものであり、試験液およ
び相当する試験棒からなる。このアカレックステストは
また、特許されている(EP 0 144 820、EP 0 152 068お
よびEP 0 174 448)。この試験を行うためには、家塵ダ
ニが必要であり、このダニは通常、真空掃除機袋から得
られる。この試験は、ヒトが家塵ダニにより、または家
塵ダニにより放出されるアレルゲンにより発病するアレ
ルギーに被患する丁度その時点で行われなければならな
いことから、試料の採取に直接真空掃除機袋を使用する
ことは受け入れられないことである。さらにまた、上記
の理由から、この試験は、試験結果を格別の程度にまで
隠蔽することがある粗大塵との混合物として通常、塵袋
内にだけ存在する微細塵を用いて行うと好ましい。
【0012】塵は非常に不均一な構造を有しており、主
として鉱物、繊維およびアレルゲン含有成分、例えばダ
ニ排泄物などを含有する。カーペットからの塵はベッド
または張り椅子からの塵とは相違する組成を有する、す
なわち粗大塵と微細塵との割合の大きく変化する。粗大
塵は主として、綿毛と称される粗大繊維物質からなり、
他方微細塵は鉱物およびアレルゲン含有成分を含有す
る。鉱物部分は、塵の特定重量を決定する。本発明の範
囲内において、微細塵は鉱物/アレルゲン含有部分と理
解されるべきであり、そして粗大塵は粗大繊維物質と綿
毛との集塊と理解されるべきである。本発明による微細
塵収集デバイスを用いることによる分離は、上記定義に
従い粗大塵が微細塵から分離されるような方式で行われ
る。さらにまた、この場合に、粗大塵に付着している微
細塵のアレルゲン含有成分および(または)鉱物成分が
振動作用により分離される。
として鉱物、繊維およびアレルゲン含有成分、例えばダ
ニ排泄物などを含有する。カーペットからの塵はベッド
または張り椅子からの塵とは相違する組成を有する、す
なわち粗大塵と微細塵との割合の大きく変化する。粗大
塵は主として、綿毛と称される粗大繊維物質からなり、
他方微細塵は鉱物およびアレルゲン含有成分を含有す
る。鉱物部分は、塵の特定重量を決定する。本発明の範
囲内において、微細塵は鉱物/アレルゲン含有部分と理
解されるべきであり、そして粗大塵は粗大繊維物質と綿
毛との集塊と理解されるべきである。本発明による微細
塵収集デバイスを用いることによる分離は、上記定義に
従い粗大塵が微細塵から分離されるような方式で行われ
る。さらにまた、この場合に、粗大塵に付着している微
細塵のアレルゲン含有成分および(または)鉱物成分が
振動作用により分離される。
【0013】請求の範囲に記載されているように、本発
明による微細塵収集デバイスは、吸引パイプの全横断面
を占めておらず、吸引パイプ内を自由に移動することが
できるように懸架されている。真空掃除機で微細塵を分
離するために、真空掃除機パイプの横断面の5〜40%
のみを占めていて、自由に移動することができるように
懸架されている微細塵収集デバイスは、少なくとも広口
のオリフィス(1a)を有する管(1)、微細塵収集容
器(2)および保持ストラップ(3)からなる。本発明
による微細塵収集デバイスは、真空掃除機のパイプ内を
自由に移動することができるような状態で、アダプター
を必要とすることなく、およびまた微細塵収集に有害に
作用する機能または動作を伴うことなく、保持ストラッ
プ(3)により懸架されており、またいかなる市販の真
空掃除機にも挿入することが可能である。この場合に、
この微細塵収集デバイスは、吸引パイプの二つの部分の
間に、または吸引パイプと真空掃除機外被との間に、吸
引空気流が管(1)のオリフィス(1a)に先ず衝突す
るか、またはこのオリフィス(1a)を通過するような
様相で自由に移動可能な状態で、保持ストラップ(3)
により挟まれて懸架されている。
明による微細塵収集デバイスは、吸引パイプの全横断面
を占めておらず、吸引パイプ内を自由に移動することが
できるように懸架されている。真空掃除機で微細塵を分
離するために、真空掃除機パイプの横断面の5〜40%
のみを占めていて、自由に移動することができるように
懸架されている微細塵収集デバイスは、少なくとも広口
のオリフィス(1a)を有する管(1)、微細塵収集容
器(2)および保持ストラップ(3)からなる。本発明
による微細塵収集デバイスは、真空掃除機のパイプ内を
自由に移動することができるような状態で、アダプター
を必要とすることなく、およびまた微細塵収集に有害に
作用する機能または動作を伴うことなく、保持ストラッ
プ(3)により懸架されており、またいかなる市販の真
空掃除機にも挿入することが可能である。この場合に、
この微細塵収集デバイスは、吸引パイプの二つの部分の
間に、または吸引パイプと真空掃除機外被との間に、吸
引空気流が管(1)のオリフィス(1a)に先ず衝突す
るか、またはこのオリフィス(1a)を通過するような
様相で自由に移動可能な状態で、保持ストラップ(3)
により挟まれて懸架されている。
【0014】驚くべきことに、この場合には、吸引され
る対象中に少しでも微細塵が存在するかぎり、充分に微
細な塵を採取できることが見出される。さらにまた、本
発明により配置された微細塵収集デバイスの場合には、
破裂の危険を伴うことなく、いずれの所望期間にわたっ
ても、吸引を継続することができる。パイプ横断面の面
積の主要部分を常に利用することができる。本発明によ
る微細塵収集デバイスの管(1)は60〜180mmの
長さを有し、かつまた5〜25mmの管径を有する。管
オリフィス(1a)は好ましくは、管それ自体の径より
も50〜100%大きい径を有する。本発明による微細
塵収集デバイスは好ましくは、プラスティック材料から
形成する。この材料の種類に制限はないが、軽質プラス
ティック、例えばポリエチレンを使用すると好ましい。
る対象中に少しでも微細塵が存在するかぎり、充分に微
細な塵を採取できることが見出される。さらにまた、本
発明により配置された微細塵収集デバイスの場合には、
破裂の危険を伴うことなく、いずれの所望期間にわたっ
ても、吸引を継続することができる。パイプ横断面の面
積の主要部分を常に利用することができる。本発明によ
る微細塵収集デバイスの管(1)は60〜180mmの
長さを有し、かつまた5〜25mmの管径を有する。管
オリフィス(1a)は好ましくは、管それ自体の径より
も50〜100%大きい径を有する。本発明による微細
塵収集デバイスは好ましくは、プラスティック材料から
形成する。この材料の種類に制限はないが、軽質プラス
ティック、例えばポリエチレンを使用すると好ましい。
【0015】本発明による収集デバイスは好ましくは、
この管および収集容器の領域が、試験管の横断面に相当
する径、特に8〜15mmの径を有し、特に好ましくは
管オリフィス(1a)の上部末端から微細塵収集容器
(2)の下部末端までを測定して、全長100〜120
mmを有する。本発明による微細塵収集デバイスは、簡
単な固定用ストラップ(3)を用いて吸引パイプ中に挿
入する。この保持ストラップ(3)は、このストラップ
の折り重ねられたジグザグ型領域(3a)が管(1)の
末端(1b)の上を覆うように配置されており、この末
端(1b)を微細塵収集容器(2)に配置することによ
り、当該デバイスは固定され、取り付けられる。
この管および収集容器の領域が、試験管の横断面に相当
する径、特に8〜15mmの径を有し、特に好ましくは
管オリフィス(1a)の上部末端から微細塵収集容器
(2)の下部末端までを測定して、全長100〜120
mmを有する。本発明による微細塵収集デバイスは、簡
単な固定用ストラップ(3)を用いて吸引パイプ中に挿
入する。この保持ストラップ(3)は、このストラップ
の折り重ねられたジグザグ型領域(3a)が管(1)の
末端(1b)の上を覆うように配置されており、この末
端(1b)を微細塵収集容器(2)に配置することによ
り、当該デバイスは固定され、取り付けられる。
【0016】微細塵収集デバイスを真空掃除機のパイプ
に取付けるためには、このデバイスを真空掃除機外被の
外に突き出しているパイプ部分中に、閉鎖末端(微細塵
収集容器(2))を引き込ませ、ストラップの二つの末
端(3b)が突き出ているようにすると有利である。こ
れらを次いで、吸引ノズルに連結している本来の吸引パ
イプに保持ストラップ(3)によりはめ付けることによ
って取り付ける。一緒に結合させる二本のパイプ部分は
この保持ストラップ(3)によって締付け固定される。
管オリフィス(1a)を、吸引方向に向け、これにより
微細塵が微細塵収集容器(2)に入るできるようにす
る。微細塵収集容器(2)は一般に、密閉されるように
管(1)に連結する。しかしながら、特定の態様では、
微細塵収集容器(2)に対する管(1)の結合領域に小
さい孔を付与することもでき、この孔により望ましくな
い空気の蓄積を排除することができるが、収集された微
細塵は逃げないようにすることもできる。
に取付けるためには、このデバイスを真空掃除機外被の
外に突き出しているパイプ部分中に、閉鎖末端(微細塵
収集容器(2))を引き込ませ、ストラップの二つの末
端(3b)が突き出ているようにすると有利である。こ
れらを次いで、吸引ノズルに連結している本来の吸引パ
イプに保持ストラップ(3)によりはめ付けることによ
って取り付ける。一緒に結合させる二本のパイプ部分は
この保持ストラップ(3)によって締付け固定される。
管オリフィス(1a)を、吸引方向に向け、これにより
微細塵が微細塵収集容器(2)に入るできるようにす
る。微細塵収集容器(2)は一般に、密閉されるように
管(1)に連結する。しかしながら、特定の態様では、
微細塵収集容器(2)に対する管(1)の結合領域に小
さい孔を付与することもでき、この孔により望ましくな
い空気の蓄積を排除することができるが、収集された微
細塵は逃げないようにすることもできる。
【0017】この場合には、このデバイスは格別の自由
移動性を保有しており、真空掃除機内の吸引空気流によ
り格別に振動される。この振動作用は、微細塵が当該デ
バイスの最下端に設置された収集容器(2)中に運ばれ
るという現象を導き、微細塵は次いで、引続く試験、例
えばアカレックス テスト(登録商品名)が要求される
時点で、取出すことができる。本発明において、振動は
さらにまた、粗大塵が実際に採取しようとする微細塵か
らより容易に分離されるという現象を導く。真空掃除機
パイプの横断面と比較して、このデバイスの横断面が減
少されていることは、微細塵と粗大塵との分離にとって
特に好適である。
移動性を保有しており、真空掃除機内の吸引空気流によ
り格別に振動される。この振動作用は、微細塵が当該デ
バイスの最下端に設置された収集容器(2)中に運ばれ
るという現象を導き、微細塵は次いで、引続く試験、例
えばアカレックス テスト(登録商品名)が要求される
時点で、取出すことができる。本発明において、振動は
さらにまた、粗大塵が実際に採取しようとする微細塵か
らより容易に分離されるという現象を導く。真空掃除機
パイプの横断面と比較して、このデバイスの横断面が減
少されていることは、微細塵と粗大塵との分離にとって
特に好適である。
【0018】さらにまた、この振動作用の結果として、
綿毛含有粗大塵はボール状に凝集する。これにより次い
で、微細塵の良好な通過が可能になる。本発明による微
細塵収集デバイスでは、粗大塵を保有して、分離するス
クリーン篩または格子篩(4)を管オリフィス(1a)
にゆるく挿入するか、または固定して組込むことができ
る。これは、本発明の特別の態様であって、充分な結果
を得るために絶対的に必須ではない。しかしながら、ス
クリーン篩(4)または格子篩(4)の使用は、特別の
型式の真空掃除機で使用する場合に、特に有利であるこ
とが証明されている。この場合には、粗大塵はスクリー
ン篩または格子篩に保有され、そこで凝集し、そこから
如何なる塵も巻き上げることなく、ほとんどを除去する
ことができる。いずれの場合にも、振動によって巻き上
げられることがある微細塵は、振動によってすでに分離
される。
綿毛含有粗大塵はボール状に凝集する。これにより次い
で、微細塵の良好な通過が可能になる。本発明による微
細塵収集デバイスでは、粗大塵を保有して、分離するス
クリーン篩または格子篩(4)を管オリフィス(1a)
にゆるく挿入するか、または固定して組込むことができ
る。これは、本発明の特別の態様であって、充分な結果
を得るために絶対的に必須ではない。しかしながら、ス
クリーン篩(4)または格子篩(4)の使用は、特別の
型式の真空掃除機で使用する場合に、特に有利であるこ
とが証明されている。この場合には、粗大塵はスクリー
ン篩または格子篩に保有され、そこで凝集し、そこから
如何なる塵も巻き上げることなく、ほとんどを除去する
ことができる。いずれの場合にも、振動によって巻き上
げられることがある微細塵は、振動によってすでに分離
される。
【0019】微細塵収集デバイスの周囲には、吸引空気
流のための充分の空間を存在させて、吸引空気流を流動
させることができる。管(1)中に落ちてきた塵粒子の
みが採取される。微細塵粒子は微細塵収集容器(2)中
に落ち、この容器では、如何なる吸引空気流も存在して
いないことから、沈降する。粗大塵の非常に小さい部分
は一般に、管(1)で凝集するか、またはスクリーン篩
(4)または格子篩(4)が使用されている場合には、
これらのスクリーン篩または格子篩上で凝集する。粗大
塵のこれらの部分は通常、吸引中に生じる騒乱空気流に
より、管(1)から、あるいはスクリーン篩(4)また
は格子篩(4)から再び分離され、真空掃除機の本来の
塵袋中に運ばれる。採取された微細塵は、引続く試験に
対して完全に充分である特定の充填量で微細塵収集容器
(2)内に保持され、該微細塵収集容器から分離され
る。
流のための充分の空間を存在させて、吸引空気流を流動
させることができる。管(1)中に落ちてきた塵粒子の
みが採取される。微細塵粒子は微細塵収集容器(2)中
に落ち、この容器では、如何なる吸引空気流も存在して
いないことから、沈降する。粗大塵の非常に小さい部分
は一般に、管(1)で凝集するか、またはスクリーン篩
(4)または格子篩(4)が使用されている場合には、
これらのスクリーン篩または格子篩上で凝集する。粗大
塵のこれらの部分は通常、吸引中に生じる騒乱空気流に
より、管(1)から、あるいはスクリーン篩(4)また
は格子篩(4)から再び分離され、真空掃除機の本来の
塵袋中に運ばれる。採取された微細塵は、引続く試験に
対して完全に充分である特定の充填量で微細塵収集容器
(2)内に保持され、該微細塵収集容器から分離され
る。
【0020】2〜10分間の吸引操作持続期間は一般
に、例えばアカレックス テスト(登録商品名)用に充
分な量の塵を採取するのに充分である。さらにまた、微
細塵収集容器は小型の蓋を備えていることができ、かつ
また真空掃除機パイプから試料の一部を取出す場合に、
この蓋を使用することによって試料またはデバイスに蓋
をすることができる。使用後に、本発明による微細塵収
集デバイスは、水で洗浄することができ、従って反復使
用することができる。
に、例えばアカレックス テスト(登録商品名)用に充
分な量の塵を採取するのに充分である。さらにまた、微
細塵収集容器は小型の蓋を備えていることができ、かつ
また真空掃除機パイプから試料の一部を取出す場合に、
この蓋を使用することによって試料またはデバイスに蓋
をすることができる。使用後に、本発明による微細塵収
集デバイスは、水で洗浄することができ、従って反復使
用することができる。
【0021】本発明を、好適態様を示す図面を引用して
さらに以下で説明するが、本発明はこれらに制限される
ものではない。図面において、図1は、保持ストラップ
を備えていない微細塵収集デバイスを示している。この
デバイスは、広口オリフィス(1a)、微細塵収集容器
(2)およびスクリーン篩(4)(これは必須ではな
い)からなる。微細塵収集容器(2)は管(1)の末端
(1b)上に固定されている。この場合に、図2に示さ
れているような保持ストラップ(3)を、前記で説明し
たように、使用期間中取付けることができる。図2は、
ジグザグ形ウェブ(3a)および上部末端(3b)を有
する保持ストラップ(3)を示しており、この保持スト
ラップ(3)は取り付けに重要である。
さらに以下で説明するが、本発明はこれらに制限される
ものではない。図面において、図1は、保持ストラップ
を備えていない微細塵収集デバイスを示している。この
デバイスは、広口オリフィス(1a)、微細塵収集容器
(2)およびスクリーン篩(4)(これは必須ではな
い)からなる。微細塵収集容器(2)は管(1)の末端
(1b)上に固定されている。この場合に、図2に示さ
れているような保持ストラップ(3)を、前記で説明し
たように、使用期間中取付けることができる。図2は、
ジグザグ形ウェブ(3a)および上部末端(3b)を有
する保持ストラップ(3)を示しており、この保持スト
ラップ(3)は取り付けに重要である。
【図1】 本発明による保持ストラップを備えていない
微細塵収集デバイスの略図。
微細塵収集デバイスの略図。
【図2】 本発明による微細塵収集デバイスに使用され
る保持ストラップの略図。
る保持ストラップの略図。
1 :微細塵収集デバイス管 1a:微細塵収集デバイス管のオリフィス 1b:微細塵収集デバイス管のもう一方の末端 2 :微細塵収集容器 3 :保持ストラップ 3a:保持ストラップのジグザク形領域 3b:保持ストラップの突き出した方の末端 4 :スクリーン篩または格子篩
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 フランス・エム.クニーシュト ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 カイ−ウーヴェ・ブランク ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250
Claims (8)
- 【請求項1】 真空掃除機用の微細塵を分離するための
微細塵収集デバイスであって、該デバイスは吸引空気流
により振動作用が得られるように、真空掃除機のパイプ
内に懸架され、また真空掃除機パイプの横断面の5〜4
0%のみを占めているものであって、かつ広口のオリフ
ィス(1a)を有する少なくとも1つの管(1)、微細
塵収集容器(2)および保持ストラップ(3)からなる
微細塵収集デバイス。 - 【請求項2】 微細塵収集容器(2)を備えた管(1)
が60〜180mmの長さを有し、管オリフィス(1
a)が管それ自体よりも50〜100%大きい径を有
し、かつまた管径が5〜25mmであることを特徴とす
る、請求項1に記載の微細塵収集デバイス。 - 【請求項3】 管(1)が保持ストラップ(3)によっ
て微細塵収集容器(2)とともに真空掃除機に取付けら
れており、この保持ストラップ(3)が管(1)と微細
塵収集容器(2)との間を締付け固定していることを特
徴とする、請求項1に記載の微細塵収集デバイス。 - 【請求項4】 スクリーン篩または格子篩(4)が管オ
リフィス(1a)にゆるく挿入されているか、または固
定して組み込まれており、これにより粗大塵が保有さ
れ、分離されることを特徴とする、請求項1〜3のいず
れか1項に記載の微細塵収集デバイス。 - 【請求項5】 保持ストラップ(3)がジグザグ形ウェ
ブ(3a)を備えた形状を有し、これにより挿入されて
おり、格子篩(4)の代わりにウェブ(3a)が使用さ
れることを特徴とする、請求項4に記載の微細塵収集デ
バイス。 - 【請求項6】 再使用可能であることを特徴とする、請
求項1〜5のいずれか1項に記載の微細塵収集デバイ
ス。 - 【請求項7】 プラスティック材料から製造されている
ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載
の微細塵収集デバイス。 - 【請求項8】 小さい孔を有し、これにより空気の流動
が促進され、かつまた管(1)内の空気の蓄積が排除さ
れていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1
項に記載の微細塵収集デバイス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19536163A DE19536163C1 (de) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | Feinstaubsammelvorrichtung |
DE19536163.6 | 1995-09-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09103742A true JPH09103742A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=7773474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8275304A Pending JPH09103742A (ja) | 1995-09-28 | 1996-09-27 | 微細塵収集デバイス |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0765627B1 (ja) |
JP (1) | JPH09103742A (ja) |
AT (1) | ATE198029T1 (ja) |
DE (2) | DE19536163C1 (ja) |
ES (1) | ES2154372T3 (ja) |
GR (1) | GR3035406T3 (ja) |
PT (1) | PT765627E (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6771690B1 (ja) * | 2019-07-29 | 2020-10-21 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機およびダスト採取スティック |
WO2021019668A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 三菱電機株式会社 | 診断システム、ダスト採取体、家電製品および診断方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9110367U1 (de) * | 1991-08-22 | 1992-12-24 | Siemens AG, 8000 München | Testfilter für einen Staubsauger |
DE4128413C2 (de) * | 1991-08-27 | 1994-06-16 | Horst K Veith | Vorrichtung zur Durchführung eines Verfahrens zum Nachweis von allergenhaltigem Hausstaub |
NZ249579A (en) * | 1992-03-05 | 1997-01-29 | Edmund Bruce Mitchell | Apparatus for collecting and detecting antigens such as microorganisms and allergenic disease causing agents from an environment such as a household environment |
IT1264461B1 (it) * | 1993-05-14 | 1996-09-23 | Dar Spa | Filtro antibatterico monouso applicabile particolarmente su linee di collegamento ad apparecchi spirometrici |
-
1995
- 1995-09-28 DE DE19536163A patent/DE19536163C1/de not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-09-19 EP EP96115053A patent/EP0765627B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-19 DE DE59606208T patent/DE59606208D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-19 ES ES96115053T patent/ES2154372T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-19 PT PT96115053T patent/PT765627E/pt unknown
- 1996-09-19 AT AT96115053T patent/ATE198029T1/de active
- 1996-09-27 JP JP8275304A patent/JPH09103742A/ja active Pending
-
2001
- 2001-02-14 GR GR20010400235T patent/GR3035406T3/el unknown
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6771690B1 (ja) * | 2019-07-29 | 2020-10-21 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機およびダスト採取スティック |
WO2021019646A1 (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | 三菱電機株式会社 | 家電製品およびダスト採取体 |
WO2021019668A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 三菱電機株式会社 | 診断システム、ダスト採取体、家電製品および診断方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2154372T3 (es) | 2001-04-01 |
EP0765627B1 (de) | 2000-12-13 |
GR3035406T3 (en) | 2001-05-31 |
PT765627E (pt) | 2001-05-31 |
ATE198029T1 (de) | 2000-12-15 |
DE19536163C1 (de) | 1997-03-06 |
EP0765627A2 (de) | 1997-04-02 |
EP0765627A3 (de) | 1998-06-03 |
DE59606208D1 (de) | 2001-01-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061114 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070417 |