JPH0910276A - 赤外線サウナ室 - Google Patents

赤外線サウナ室

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JPH0910276A
JPH0910276A JP18331595A JP18331595A JPH0910276A JP H0910276 A JPH0910276 A JP H0910276A JP 18331595 A JP18331595 A JP 18331595A JP 18331595 A JP18331595 A JP 18331595A JP H0910276 A JPH0910276 A JP H0910276A
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JP
Japan
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infrared
room
sauna room
sauna
hole
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Withdrawn
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JP18331595A
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English (en)
Inventor
Susumu Kiyokawa
清川  晋
Jiyoukichi Sakaguchi
拯吉 坂口
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Misato Co Ltd
Original Assignee
Misato Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で、サウナ室内部の全域を均等に遠
赤外線照射するとともに、セラミック板の保温効果を高
めて効率のよい低温サウナを実現する。 【構成】多数の通孔(8) を有する木質の室内表面部材
(2、3 、5)の裏面に赤外線放射用のセラミック板(9) を
接合し、該セラミック板の裏面側に所定間隔をおいて断
熱材のボード(13)を設置してその間にサウナ室内に連通
する空間(10)を形成し、前記セラミック板(9) の前記通
孔(8) を通してサウナ室内に露出する位置に該通孔(8)
より充分に小さい貫通孔(14)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内へ向けて赤外線(遠
赤外線を含む)を放射する赤外線サウナ室の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】新陳代謝を促進して健康増進を図ること
を目的として遠赤外線等を身体に照射するための赤外線
サウナ室が使用されており、公衆用あるいは家庭用とし
て普及しつつある。従来の赤外線サウナ室の構造として
は、木材等の板で室内面(壁、天井、床の各面)を形成
し、ヒーター(熱源)及び赤外線放射板(セラミック板
等)を一体に組み込んでユニット化した赤外線発生装置
を天井から吊るしたり、所定位置に設置したりするもの
が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のサウナ室の構造では、室内における人の位置
により赤外線(遠赤外線を含む)の照射量や照射方向が
全く異なってしまい、室内を均一に照射することにより
効率のよい低温サウナを実現することが難しかった。
【0004】本発明はこのような技術課題に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、簡単な構造で、室内
全域を均等に赤外線照射することができ、効率のよい低
温サウナを容易に実現することができる赤外線サウナ室
の構造を提供することである。
【0005】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、多数の通
孔を有する木質の室内表面部材と該室内表面部材の裏面
に接合された赤外線放射用のセラミック板とを有する壁
部材を用いてサウナ室内面を形成することを特徴とする
赤外線サウナ室により、上記目的を達成するものであ
る。
【0006】請求項2〜請求項5の発明は、上記請求項
1の構成に加えて、前記セラミック板の前記室内表面部
材の反対側の面に板状の断熱材を接合する構成、前記室
内表面部材の裏面に前記通孔に入った水を流下させるた
めの溝を形成する構成、前記セラミック板と前記断熱材
との間に室内に連通する空間を形成する構成、あるい
は、前記セラミック板の前記通孔に対応する位置に該通
孔より充分に小さい貫通孔を形成する構成とすることに
より、一層効率よく上記目的を達成するものである。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、各図面を通して同一符号は同一または対応
部分を示すものである。図1は、本発明を適用した赤外
線サウナ室を室内から見た部分斜視図であり、図2は図
1の赤外線サウナ室の壁部の縦断面図である。図1及び
図2において、天井面1、周囲の壁面2及び床面などの
室内表面部材は木材等の木質材の板で形成されており、
天井面1には、ヒーター(熱源)及び赤外線放射板(セ
ラミック板等)を一体に組み込んでユニット化した赤外
線発生装置4が吊り下げ状態で設置されている。
【0008】前記赤外線発生装置4は、ヒーター(電熱
器等)6でアルミナや酸化チタン等のセラミックから成
る赤外線放射板7を加熱することにより、該赤外線放射
板から室内へ向けて遠赤外線を照射するように構成され
ている。この場合の前記赤外線発生装置4によって加熱
される室内の温度は例えば約50℃〜65℃程度と比較
的低い温度であり、いわゆる低温サウナが構成されてい
る。また、室内の壁面2に沿った位置には、サウナを使
用する人が腰掛けるための腰掛け5が設けられている。
【0009】図1及び図2において、前記壁面2、前記
床面3、前記腰掛け表面5などを形成する室内表面部材
(板材)には、一定の配列を成して多数の通孔(開口)
8が形成されている。この通孔8の形状は自由に選定す
ることができ、図示の円形の他、三角形、四角、長円
形、多角形など任意に形状を採用することができる。こ
のような有孔板の裏面には、所定厚さのアルミナや酸化
チタン等の板状の赤外線放射性のセラミック9が接合さ
れている。
【0010】セラミック板9は、室内表面部材(板材)
2、3、5の各通孔8を通して室内に露出している。こ
の場合、各通孔8の大きさ(開口面積)は、使用者が板
材2、3、5に寄りかかった時に前記セラミック板9に
直接触れることがないような寸法(例えば円形孔の場
合、直径が約1cm〜約5cm程度)のものにに選定さ
れる。
【0011】前記セラミック板9の裏面(室内とは反対
側)には所定幅(例えば約1cm〜約10cm程度)の
空間10が形成されている。この空間10は、上下に形
成された開口11、12を通して室内と連通している。
つまり、前記空間10と室内とでは空気が自由に行き来
することができ、したがって、両者の温度は実質上同じ
温度になっている。
【0012】なお、セラミック板9の上下では、図2に
示すように、セラミック板9のみがむき出しになってい
る方が効率が良い。前記セラミック板9の裏面(室内と
は反対側の面)から前記空間10をおいた位置には、所
定厚さの断熱材のボード13が壁面の全体に設けられて
いる。この断熱材13としては、ウレタンフォーム等の
樹脂発泡体の他、モルタルや石膏など、断熱効果に優れ
たものであれば、種々の材質を使用することができる。
【0013】図1及び図2において、前記セラミック板
9には、前記各表面部材(木材板)2、3、5に形成さ
れた各通孔8に対応する位置(通常各通孔8の中心近傍
の位置)に、小さい径の貫通孔(連通孔)14が形成さ
れている。この貫通孔14の通路面積は対応する通孔8
の開口面積より充分に小さい値に選定されており、例え
ば、約1mm〜約10mm程度に選定される。
【0014】図3は図2中の線3−3に沿った部分水平
断面図である。図3において、前記壁面部材(木質部
材)2の前記セラミック板9との接合面には、略水平方
向及び略鉛直方向〜所定角度(例えば約45度)傾斜方
向に延びる溝15、16が形成されている。この溝1
5、16は、天井1やセラミック接合の周囲壁2の通孔
8内に水や水滴が付着した場合、この水を下方へ流下さ
せ、その排出を容易にするためのものである。図示の例
では、これらの溝15、16は、略垂直方向の溝15と
各通孔8の下端部から隣接する垂直溝15へ通じる溝1
6とを組合せて構成されている。
【0015】以上の構成において、赤外線発生装置4を
作動させるとサウナ室内の空気が約40℃から約65℃
程度に加熱され、この空気によって各表面部材2、3、
5の裏面に接合したセラミック板9が略同じ温度まで加
熱される。これによって、セラミック板9の表面から遠
赤外線が放射される。この遠赤外線は各表面部材2、
3、5に形成された多数の通孔8を通してサウナ室内へ
放射され、該サウナ室内の空間にこの遠赤外線が均一に
照射されることになる。
【0016】以上説明した実施例によれば、先ず、多数
の通孔8を有する木質の室内表面部材2、3、5と該室
内表面部材の裏面に接合された赤外線放射用のセラミッ
ク板9とを有する板状構造を用いてサウナ室内面を形成
する構成としたので、簡単な構造で、室内全域を均等に
遠赤外線照射することができ、効率のよい低温サウナを
容易に提供することができる赤外線サウナ室が提供され
る。
【0017】また、前記セラミック板9の裏面にサウナ
室内に連通する空間10を形成するので、該サラミック
板9を表面をできるだけ広い面積でサウナ室内と同じ雰
囲気に露出させることができ、該サラミック板9からの
無駄な放熱を抑制することができ、効率のよい遠赤外線
サウナを構成することができる。これに加えて、前記セ
ラミック板9の前記通孔8に対応する位置に該通孔より
充分に小さい貫通孔14を形成し、さらに、前記空間1
0のサラミック板9と反対側の面を断熱材13で形成す
るので、該サラミック板9の保温効果をさらに高めるこ
とができ、一層効率のよい低温サウナが提供される。
【0018】図4は本発明を適用した赤外線サウナ室の
他の実施例の壁部材の部分縦断面図である。本実施例
は、図2の実施例中の空間10を形成することなく、断
熱材13をセラミック板(赤外線放射部材)9の裏面に
直接接合したものであり、その他の構成は図1〜図3で
説明したものと実質上同じ構成をしている。本実施例に
よっても、前述の実施例の場合と同様、簡単な構造で、
室内全域を均等に遠赤外線照射することができ、効率の
よい低温サウナを容易に提供することができる赤外線サ
ウナ室が提供される。
【0019】図5は本発明を適用した赤外線サウナ室の
さらに他の実施例の壁部材の部分縦断面図である。本実
施例は、図4の実施例からさらに断熱材13を省略した
ものであり、その他の構成は図4のものと実質上同じ構
成をしている。本実施例によっても、簡単な構造で、室
内全域を均等に遠赤外線照射することができ、効率のよ
い低温サウナを容易に提供することができる赤外線サウ
ナ室が提供される。
【0020】なお、前述の実施例では、図2〜図5で示
すような遠赤外線照射構造をサウナ室の壁部材2、床部
材3、腰掛け部材5に設ける場合を例示したが、これら
と同様の構造は天井部材1に設けることもでき、あるい
は、壁部材2のみで実施してもよく、必要に応じて室内
表面部材の適当な範囲で同様に実施することができ、同
様の効果を奏することができるものであり、本発明はこ
のような構成もその範囲に含むものである。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の赤外線サウナ室によれば、多数の通孔を有する木質
の室内表面部材と該室内表面部材の裏面に接合された赤
外線放射用のセラミック板とを有する壁部材を用いてサ
ウナ室内面を形成する構成としたので、簡単な構造で、
室内全域を均等に赤外線照射することができ、効率のよ
い低温サウナを容易に実現することができる赤外線サウ
ナ室が提供される。
【0022】請求項2〜請求項5の発明によれば、上記
請求項1の構成に加えて、前記セラミック板の前記室内
表面部材の反対側の面に板状の断熱材を接合する構成、
前記室内表面部材の裏面に前記通孔に入った水を流下さ
せるための溝を形成する構成、前記セラミック板と前記
断熱材との間に室内に連通する空間を形成する構成、あ
るいは、前記セラミック板の前記通孔に対応する位置に
該通孔より充分に小さい貫通孔を形成する構成としたの
で、簡単な構造で、一層効率よく、室内全域を均等に赤
外線照射することができ、効率のよい低温サウナを容易
に実現することができる赤外線サウナ室が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した赤外線サウナ室の一実施例を
室内から見た部分斜視図である。
【図2】図1の赤外線サウナ室の壁部材の構造を示す縦
断面図である。
【図3】図2中の線3−3に沿って見た壁部材の部分水
平断面図である。
【図4】本発明を適用した赤外線サウナ室の他の実施例
の壁部材の部分縦断面図である。
【図5】本発明を適用した赤外線サウナ室のさらに他の
実施例の壁部材の部分縦断面図である。
【符号の説明】 1 天井面(部材) 2 壁面(部材) 3 床面(部材) 4 赤外線発生装置 8 通孔(壁面部材) 9 セラミック板(赤外線放射部材) 10 空間 11 開口 12 開口 13 断熱材 14 貫通孔(連通孔) 15 溝 16 溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の通孔を有する木質の室内表面部
    材と該室内表面部材の裏面に接合された赤外線放射用の
    セラミック板とを有する壁部材を用いてサウナ室内面を
    形成することを特徴とする赤外線サウナ室。
  2. 【請求項2】 前記セラミック板の前記室内表面部材
    の反対側の面に板状の断熱材を接合することを特徴とす
    る請求項1の赤外線サウナ室。
  3. 【請求項3】 前記室内表面部材の裏面に前記通孔に
    入った水を流下させるための溝を形成することを特徴と
    する請求項1の赤外線サウナ室。
  4. 【請求項4】 前記セラミック板と前記断熱材との間
    に室内に連通する空間を形成することを特徴とする請求
    項2の赤外線サウナ室。
  5. 【請求項5】 前記セラミック板の前記通孔に対応す
    る位置に該通孔より充分に小さい貫通孔を形成すること
    を特徴とする請求項4の赤外線サウナ室。
JP18331595A 1995-06-28 1995-06-28 赤外線サウナ室 Withdrawn JPH0910276A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100293838B1 (ko) * 1999-05-11 2001-06-15 홍순걸 옥 한증 사우나의 시공방법 및 그 구조
KR200452843Y1 (ko) * 2008-12-16 2011-03-25 신지호 원적외선 판넬을 이용한 사우나 부스

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Effective date: 20020903