JPH09102373A - 薄型コネクタ及びこの薄型コネクタの回路基板への接続方法 - Google Patents
薄型コネクタ及びこの薄型コネクタの回路基板への接続方法Info
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- JPH09102373A JPH09102373A JP7257831A JP25783195A JPH09102373A JP H09102373 A JPH09102373 A JP H09102373A JP 7257831 A JP7257831 A JP 7257831A JP 25783195 A JP25783195 A JP 25783195A JP H09102373 A JPH09102373 A JP H09102373A
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
を薄型化することができる薄型コネクタ及びこの薄型コ
ネクタと回路基板との接続方法を提案する。 【解決手段】 主コネクタを構成する外部ボディの厚み
方向の範囲内に側方に突出してコンタクト保持具を設
け、このコンタクト保持具に主コネクタの雌コンタクト
から延長して設けたコンタクト及びアースコンタクトを
収納し、これらコンタクトに回路基板の端子部分を接触
させ、回路基板を主コネクタと接続する。
Description
器のように小型で且つ薄型化された機器に用いて好適な
薄型コネクタソケット及びこの薄型コネクタソケットの
回路基板への接続方法に関するものである。
ケットの構造を示す。1は絶縁ボディを示す。この絶縁
ボディ1は円筒状の外部ボディ2と、その円筒状の外部
ボディ2の内側に支持された柱状部3とを具備して構成
される。外部ボディ2と柱状部3との間には環状凹溝4
が形成され、この環状凹溝4の内部にアースカバー5が
配置される。アースカバー5は導電性バネ材で筒状に形
成され、筒の一部が軸線方向に切り裂かれて直径方向に
弾性が与えられる。筒の先端部分はラッパ状にテーパが
付され、相手のコネクタプラグの筒状金属カバーが差し
込まれると、このプラグの金属カバーをアースカバー5
の内側に案内し、アースカバー5を押し拡げ、アースカ
バー5の内側に嵌入させる。従って、アースカバー5は
プラグの金属カバーを外側から締め付け、プラグが容易
に抜けないように把持力を与えている。つまり、この把
持力によってソケットを薄型化してもプラグが容易に抜
けてしまうことのないコネクタソケットを提供してい
る。
が形成され、この雌コンタクト収納孔6に雌コンタクト
が収納され、プラグに突設された雄コンタクトが雌コン
タクト収納孔6に挿入されて雌コンタクトに接触され
る。雌コンタクトから端子7が後方に突出延長され、こ
の端子7が絶縁ボディ1の背面側に突出される。なお、
5′はアースカバー5から突出させたアース端子を示
す。
トの実装状況を示す。図10において8は装置の表面パ
ネルを示す。表面パネル8に絶縁ボディ1の直径よりわ
ずかに大きい孔を形成し、この孔に絶縁ボディ1の前端
部分を挿入し、コネクタソケットの前面が表面パネル8
の面に露出した状態にして支持する。端子7及びアース
端子5′は回路基板9に形成した孔に挿入され、回路基
板9の裏側で回路パターンに半田付けされる。
背面側に端子7及びアース端子5′を導出しているか
ら、表面パネル8の表面から回路基板9の半田付部分の
突出部までの厚みTが大きくなってしまうため、装置全
体の厚みも大きくなってしまう不都合がある。この発明
の目的は、装置の表面パネル8の表面から回路基板9の
裏側までの厚みTを薄くすることができる薄型コネクタ
ソケット及びこの薄型コネクタソケットの回路基板への
接続方法を提案するものである。
クタソケットは絶縁ボディの厚みの範囲内において、雌
コンタクトから延長して形成した延長導体をプラグの挿
抜方向と直交する方向に延長させ、その延長端部に回路
基板の端子部分と接触するコンタクトを設けた構成の薄
型コネクタソケットを提案するものである。
納された複数の雌コンタクトと、この雌コンタクトから
プラグの挿抜方向と直交する方向に延長された延長導体
とを具備して構成される薄型コネクタソケットにおい
て、延長導体の延長端部にコンタクトを設け、このコン
タクトによりプラグの挿抜方向と直交する方向に回路基
板を挿抜自在に接続できるようにした回路基板への接続
方法を提案する。
ば、絶縁ボディの厚みの範囲内において、プラグの挿抜
方向と直交する方向に回路基板との接続部を設けたか
ら、コネクタソケットを回路基板に接続した状態でも、
装置の表面パネルの表面から奥行方向に最も突出した部
分は絶縁ボディの背面の部分となる。この結果、表面パ
ネルから最も奥行方向に突出した部分までの寸法は従来
のコネクタソケットの場合より薄くすることができる。
トの回路基板への接続方法によれば、絶縁ボディの側部
にプラグの挿抜方向とは直交する向きを挿抜方向とする
回路基板との接続部を設け、この接続部に回路基板を挿
抜自在に接続するから、回路基板の有無に関係なく、表
面パネルからの厚み方向の寸法をコネクタソケット自体
の厚みだけで決定することができる。つまり、回路基板
の存在は厚み方向の寸法に関与しないことになり、これ
により薄型化が達せられることになる。
タソケットの実施例を示す。図1において10はこの発
明による薄型コネクタソケットの全体を示す。この発明
による薄型コネクタソケット10はコネクタプラグとの
接続を行う主コネクタ11と、この主コネクタ11の側
部に突出して形成された回路基板用のコンタクト保持具
12とを一体化して構成される。主コネクタ11に対す
るプラグ(特に図示しない)の挿抜方向を矢印Yで示す
方向とすると、コンタクト保持具12に接続される回路
基板の挿抜方向は矢印Yと直交する矢印Xで表す方向と
なる。
ネクタソケットと略々同等の構造とされる。つまり、主
コネクタ11は絶縁ボディ1と、この絶縁ボディ1に収
納した雌コンタクト13(図5)とアースカバー5とに
よって構成される。絶縁ボディ1は筒状の外部ボディ2
と、この外部ボディ2の軸芯位置に配置した柱状部3と
を具備して構成される。外部ボディ2と柱状部3との間
に環状凹溝4を形成し、更に外部ボディ2の外周面にコ
ンタクト保持具12を一方向に突出して形成する。コン
タクト保持具12は矢印X方向に孔12Aを形成した偏
平な箱型とされる。外部ボディ2とコンタクト保持具1
2の表側の面には後で説明するアースカバー5A及び5
Bから突出形成されたアースコンクトを挿入するための
スリット14A,14Bを形成する。コンタクト保持具
12の裏側の面には図2に示すように、雌コンタクトの
数に対応した数のスリット15を形成する。図の例では
雌コンタクトが4個の場合を示す。従って、スリット1
5を4本形成する。外部ボディ2の外周面には表面パネ
ル8に係合させるための爪16と、突起17を突出して
形成する。図3にこの発明による薄型コネクタソケット
10を表面パネル8に取付けた状況を示す。図示するよ
うに、爪16と突起17とによって表面パネル8に形成
した係合部8Aを挟み付け、表面パネル8に固定する。
す。アースカバー5Aと5Bは半円形に形成され、図1
に示すように環状凹溝4内に収納される。各アースカバ
ー5A及び5Bから延長導体5C,5Dが突出して形成
され、この延長導体5Cと5Dの延長端部にアースコン
タクト5E及び5Fが形成される。これら延長導体5C
と5D及びアースコンタクト5E,5Fは図1に示した
スリット14Aと14Bを通じてコンタクト保持具12
に収納される。
コンタクト13の後端から延長導体13Aを延長形成す
る。この延長導体13Aの長さが、雌コンタクト収納孔
6の位置に応じて適当長に選定される。延長導体13A
が各雌コンタクト収納孔6の後端から導出され、主コネ
クタ11の背面に沿ってコンタクト保持具12に向かっ
て延長される。コンタクト保持具12の背面に達した位
置で雌コンタクト13の突出方向に折り曲げられ、図2
に示したスリット15に挿入され、スリット15を通じ
てコンタクト保持具12の内部に挿入される。コンタク
ト保持具12の内部で更に延長導体13Aと同一方向に
折り曲げられ、この部分がコンタクト13Bを構成する
ことになる。13Cは抜け止め用の爪を示し、コンタク
ト保持具12の内壁面に喰い込んでコンタクト13Bを
抜け止めする。
るアースコンタクト5E,5F及びコンタクト13B
と、回路基板9との接続状況を示す。図6Aは雌コンタ
クト13を回路基板9に接続するためのコンタクト13
Bの部分を断面として示す。図6Bはアースカバー5
A,5Bを回路基板9に接続するアースコンタクト5
E,5Fの部分の断面を示す。
実施例を示す。この実施例ではアースコンタクト5E,
5Fのそれぞれに、上向きの接点部5E1 (5F1 )
と、下向きの接点部5E2 (5F2 )を形成し、上向き
の接点部5E1 (5F1 )にそれぞれ装置のシャーシ板
18を圧接させ、下向きの接点部5E2 (5F2 )には
回路基板9のアース回路を接触させる構造とした場合を
示す。
凹溝4を持たない構造のコネクタにこの発明を適用した
場合を示す。この場合には、環状凹溝4が存在しないの
で雌コンタクト13の後端側からではなく、中間部分か
ら延長導体13Aを延長させてコンタクト保持具12に
収納させることができる。
主コネクタ11と回路基板9との接続部を絶縁ボディ1
のプラグ挿脱方向Yとは直交する向きに配置したから、
絶縁ボディ1の背面側に接続部を配置する構造と比較し
て少なくとも回路基板9の厚み分は薄型化することがで
きる。
厚み部分の範囲内に回路基板9と接続する部分を設けた
から、回路基板9の厚みが絶縁ボディ1の厚みにプラス
されることはない。従って、回路基板9と表面パネル8
との間の間隔を小さくすることができ、装置の薄型化を
実現することができる。また、この発明では回路基板9
との接続をコンタクト5E,5F及び13Bで行う構造
としたから、半田付けによる接続と比較して接続の手間
を大幅に簡素化することができる。また装置のケースと
回路基板9との切り離し及び合体を簡単に行うことがで
きるから、組立の手間は元より保守、点検も容易に行う
ことができる利点もある。
と5Bに2分割したから、プラグを挿入した状態では、
これらアースカバー5Aと5Bが電気的にショート状態
となる。よって、この接触状態と非接触状態によりプラ
グの挿入状態と非挿入状態を電気的に検出することがで
きるコネクタソケットを提供することができる。
斜視図。
面図。
面図。
ーの構造を説明するための斜視図。
トと延長導体及びコンタクトの構造を説明するための斜
視図。
ト、延長導体、コンタクトの収納状況を説明するための
断面図、Bはアースカバーとアースコンタクトの収納状
況を説明するための断面図。
図。
の断面図。
ための断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 A.プラグの挿抜方向に軸線を有する複
数の雌コンタクト収納孔が形成された絶縁ボディと、 B.上記雌コンタクト収納孔に収納された複数の雌コン
タクトのそれぞれと一体成形され、上記軸線と直交する
方向に折り曲げられて上記絶縁ボディの厚みの範囲内で
上記絶縁ボディの外周に互いに平行して導出された複数
の延長導体と、 C.この延長導体の各延長端部に形成されたコンタクト
と、 D.このコンタクトを支持し、回路基板の端子部を上記
コンタクトに接触させるコンタクト保持具と、 によって構成したことを特徴とする薄型コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の薄型コネクタにおいて、
上記雌コンタクト収納孔が形成されている部分を取り囲
んで環状凹溝を形成し、この環状凹溝内に金属バネ材で
形成されたアースカバーを装着し、この金属カバーが相
手となるプラグの筒状金属カバーと嵌合して電気的に接
触すると共に、アースカバーのバネ力によってプラグに
対する挿抜抵抗力を持たせ、更にアースカバーから上記
軸線と直交する方向に延長導体を延長させ、この延長端
部に他の回路に接続するためのコンタクトを設けたこと
を特徴とする薄型コネクタ。 - 【請求項3】 プラグの挿抜方向に収納された複数の雌
コンタクトと、この雌コンタクトからプラグの挿抜方向
と直交する方向に延長された延長導体とを具備して構成
される薄型コネクタソケットにおいて、上記延長導体の
延長端部にコンタクトを設け、このコンタクトにより上
記プラグの挿抜方向と直交する方向に回路基板を挿抜自
在に接続できるように構成したことを特徴とする薄型コ
ネクタの回路基板への接続方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25783195A JP3279149B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 薄型コネクタ及びこの薄型コネクタの回路基板への接続方法 |
TW84110525A TW291613B (en) | 1995-10-04 | 1995-10-06 | Thin plug of connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25783195A JP3279149B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 薄型コネクタ及びこの薄型コネクタの回路基板への接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09102373A true JPH09102373A (ja) | 1997-04-15 |
JP3279149B2 JP3279149B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=17311747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25783195A Expired - Fee Related JP3279149B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 薄型コネクタ及びこの薄型コネクタの回路基板への接続方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3279149B2 (ja) |
TW (1) | TW291613B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013016326A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Jst Mfg Co Ltd | 電気コネクタ |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP25783195A patent/JP3279149B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-06 TW TW84110525A patent/TW291613B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013016326A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Jst Mfg Co Ltd | 電気コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3279149B2 (ja) | 2002-04-30 |
TW291613B (en) | 1996-11-21 |
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