JPH08997Y2 - 砕土機 - Google Patents

砕土機

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JPH08997Y2
JPH08997Y2 JP214690U JP214690U JPH08997Y2 JP H08997 Y2 JPH08997 Y2 JP H08997Y2 JP 214690 U JP214690 U JP 214690U JP 214690 U JP214690 U JP 214690U JP H08997 Y2 JPH08997 Y2 JP H08997Y2
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正三 石井
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、砕土機の改良に関する。
[従来の技術] 機枠に対して、多数の選別孔を設けた筒体を、傾斜姿
勢で回転可能に横架するとともに、上記筒体の傾斜上端
に前部保持リングを着脱自在に嵌着し、この前部保持リ
ングを、被選別物の投入ホッパーをもつ前部側枠の内面
に設けた複数個の転輪に支承させ、また、上記筒体の傾
斜下端に回転機構に接続される回転伝達構造、即ち、ギ
アをもつ後部保持リングを着脱自在に嵌着し、この後部
保持リングを、異物の放出部を形成せる後部側枠に設け
た複数個の転輪に支承せしめ、更に、上記筒体の中心軸
線にそって砕土杆を備えた回転軸を回転可能に貫通させ
るとともに、この回転軸の前端を、上記前部保持リング
に設けたアームの軸受にボルト,座金などにより着脱可
能に止着し、更に、上記筒体を含む機構全体をカバーな
にて被覆した砕土機は知られている。(例えば、実公昭
61-15959号広報) [考案が解決しようとする課題] 一般に、育苗用の床土、および、覆土は、圃場や畑な
どから採取した塊土を砕土機などにより規定の粒度に細
砕選別したものが使用されるが、塊土中に石や金属片な
どの硬質異物が混入していると、この異物が砕土杆の先
端と筒体との間に噛み込み、砕土杆を破損したり筒体を
破損することがある。砕土杆の破損は砕土効率に大きな
影響を及ぼすし、また、筒体の破損は規定粒度の選別が
できなくなるという重大な課題がある。
このような場合に、筒体を交換する必要があるが、上
述したような構造の砕土機においては、カバーを取り除
くとともに前部側枠を取り外したのち、前部保持リング
に設けたアームの軸受と回転軸前端部との止着手段を解
除してから、前部保持リングを嵌着した状態の筒体を抜
き取り、筒体を交換し、再び上記と逆の作用で組み立て
るという煩雑さがある。また、最近この種砕土機を大豆
などの粒度選別に利用することが行われており、上述の
ような煩雑な交換作業の改善が望まれていた。
また、筒体と前後の保持リングとは多数のビスによっ
て止着されているため、ビスの錆付きによって筒体と前
後の保持リングの分離に困難性があるなど幾多の課題を
かかえている。
本考案の目的は、投入ホッパーをもつ前部側枠を機枠
から取り外すことにより前部側枠と前部保持リングとの
支承関係を断ち、筒体が簡単に外部に抜き取ることがで
きるようになし、筒体の交換性の向上が図れる砕土機を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、機枠に対
して、多数の選別孔を設けた筒体を、傾斜姿勢で回転可
能に横架するとともに、上記筒体の傾斜上端に前部保持
リングを着脱自在に嵌着し、この前部保持リングを、被
選別物の投入ホッパーを備えた前部側枠に回転可能に支
承させ、また、上記筒体の傾斜下端に回転機構に接続さ
れる回転伝達構造をもつ後部保持リングを着脱自在に嵌
着し、この後部保持リングを、異物の放出部を形成した
後部側枠に回転可能に支承せしめ、更に、上記筒体の中
心軸線にそって砕土杆を有する回転軸を回転可能に貫通
させるとともに、この回転軸の前端を、上記前部保持リ
ングに設けたアームの軸受に着脱可能に止着した砕土機
において、上記投入ホッパーを備えた前部側枠を、上記
機枠に対して着脱可能に止着し、更に、上記回転軸の前
端を上記アームの軸受に抜き差し可能に支承させたこと
を特徴とするものである。
[実施例] 次に、図面につて本考案実施例の詳細を説明する。
第1図は一部切欠側面図,第2図は同上一部省略正面
図、第3図は同上縦断正面図,第4図は筒体と保持リン
グの分解斜視図である。
1は機枠であって、この機枠1を構成する長さの異な
る脚杆2a,2bによって上記機枠1は傾斜的に床面に支持
される。そして、該機枠1の傾斜上端側には、塊土など
の被選別物の投入ホッパー3を有する前部側枠4が乗載
支持されており、また、上記機枠1の傾斜下端側には、
下部に異物の放出部5aを備えた後部側枠5が乗載固定し
てある。また、上記前後の側枠4,5の上端中央部間には
固定杆6が橋架的に設けてあり、この固定杆6の後端は
上記後部側枠5に対してボルト7にて固定されるととも
に、固定杆6の前端には、上記前部側枠4を外側方から
貫通させたロックボルト8が螺合されており、前部側枠
4が固定杆6を介して後部側枠5に固定されるように構
成されている。更に、上記前部側枠4の外面下部両側
は、第1,2図から明らかなように、ボルト9によって上
記機枠1に着脱自在に固定してあり、このように上記前
部側枠4は、第1図仮想線で示すように、上記機枠1に
対して前方に向け開閉しうるように止着されている。
11は、パンチプレート、または、金網などの素材によ
って形成され、かつ、全域にわたって多数の選別孔11a
をもつ筒体で、該筒体11の中心軸線は、第1図に示すよ
うに、上記機枠1,固定杆6と平行、詳しくは、上記機枠
1に対して傾斜姿勢で軸架されるものである。そして、
筒体11の傾斜上端部には、剛構造からなる前部保持リン
グ12が着脱可能に嵌着されるとともに、筒体11の傾斜下
端部には、外周にギア13をもつ剛構造の後部保持リング
14が着脱可能に嵌着されている。上記筒体11と前後の保
持リング12,14との関係を第4図について詳述すると、
両保持リング12,14は筒体11の両端部に被嵌される構造
であって、両保持リング12,14の内面には、上記筒体11
の中心軸線方向にそう係合片12a,14aが設けてあり、こ
の両係合片12a,14aが筒体11の両端部に設けた切欠き11
b,11cに嵌入係合し、両保持リング12,14に対する筒体11
のスリップを防止し、後部保持リング14に伝達される回
転作用に、筒体11と前部保持リング12とが適確に追従回
転するようにしたものである。
また、上記前後の両側枠4,5の相対向する面には、上
記両保持リング12,14を各別に支持する複数個の転輪15,
16が軸支されており、両側枠4,5間に傾斜姿勢で筒体11
が回転可能に軸架されるようにしてある。17は、上記筒
体11の中心軸線にそい、かつ、後端を上記後部側枠5に
片持軸支した多角形状の回転軸で、この回転軸17には、
適当間隔毎に交互に90°づつ位相をずらせた多数の砕土
杆18が設けてあり、この各砕土杆18の中央部に上記回転
軸17に適嵌する孔(図示略)を設けることにより、砕土
杆18が回転軸17と一緒に回転させるようにする。図中19
は仕切パイプ,20は締付けナットである。また、上記回
転軸17の前端部は、上記前部保持リング12に設けたアー
ム21の軸受22に抜き差し自在に支承させる。
上記後部側枠5の上方に設けた上記転輪16の軸23を延
長し、この軸23の延長内側端にギア24を設けるととも
に、このギア24を後部保持リング14のギア13に噛脱可能
に噛合し、更に、上記軸23の延長外側端にスプロケット
25を設け、これと、上記回転軸17の外側端部に設けたス
プロケット26とをチェン27にて接続する。また、回転軸
17の外側端部に設けたプーリー28と、上記機枠1を構成
する後部の脚杆2bに取り付けたモータ29のプーリー30と
を、ベルト31にて接続し、上記回転軸17と筒体11とが各
別に回転駆動するようにしたものである。尚、図中32は
安全カバー,33は異物回収用のシュートである。
[作用の説明] 筒体11の交換に当たっては、ロックボルト8を固定杆
6から螺脱するとともに、機枠1に螺合したボルト9を
取り外すことによって前部側枠4をフリーとしたのち、
該前部側枠4を第1図の仮想線で示すように前方に向け
開く。この状態で筒体11を前後の保持リング12,14ごと
外部に引き抜き取り出す。そして、第4図で示すように
筒体11と両保持リング12,14を分解したのち、新しい、
または、選別孔11aの異なる筒体11に上記両保持リング1
2,14を嵌着してから図のようにセットし、前部側枠4を
閉成するとともに、ロックボルト8を固定杆6に螺着す
るとともに、ボルト9を機枠1に螺合することにより筒
体11の交換作業が完了する。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によりば、次のような効果
が得られる。
(a)投入ホッパーから筒体内に投入供給された塊土
は、筒体と砕土杆の回転作用により細砕され、所望粒度
の砕土、即ち、床土や覆土が選別回収でき、異物は別途
回収しうることは勿論のこと、 (b)機枠に対する前部側枠の固定手段を解除すること
により、前部側枠を第1図の仮想線で示すように開成
し、砕土機の前面を開放することができるとともに、こ
の開放された部分から前後の保持リングをもつ筒体を何
ら手をかけることなくそのまま外部に取り出し、筒体が
簡単に交換しうるばかりでなく、交換された筒体のセッ
トも容易に行え、砕土効率、および、選別効率の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠側面図,第2図は同上一部省略正面
図,第3図は同上縦断正面図,第4図は筒体と保持リン
グの分解斜視図である。 1……機枠,2a,2b……脚杆,3……投入ホッパー,4……前
部側枠,5a……放出部,5……後部側枠,6……固定杆,7…
…ボルト,8……ロックボルト,9……ボルト,11……筒体,
11a……選別孔,12……前部保持リング,13……ギア,14…
…後部保持リング,15,16……転輪,17……回転軸,18……
砕土杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠に対して、多数の選別孔を設けた筒体
    を、傾斜姿勢で回転可能に横架するとともに、上記筒体
    の傾斜上端に前部保持リングを着脱自在に嵌着し、この
    前部保持リングを、被選別物の投入ホッパーを備えた前
    部側枠に回転可能に支承させ、また、上記筒体の傾斜下
    端に回転機構に接続される回転伝達構造をもつ後部保持
    リングを着脱自在に嵌着し、この後部保持リングを、異
    物の放出部を形成した後部側枠に回転可能に支承せし
    め、更に、上記筒体の中心軸線にそって砕土杆を有する
    回転軸を回転可能に貫通させるとともに、この回転軸の
    前端を、上記前部保持リングに設けたアームの軸受に着
    脱可能に止着した砕土機において、 上記投入ホッパーを備えた前部側枠を、上記機枠に対し
    て着脱可能に止着し、更に、上記回転軸の前端を上記ア
    ームの軸受に抜き差し可能に支承させたことを特徴とす
    る砕土機。
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