JPH089908Y2 - 電気機器のプラグ構造 - Google Patents

電気機器のプラグ構造

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JPH089908Y2
JPH089908Y2 JP815092U JP815092U JPH089908Y2 JP H089908 Y2 JPH089908 Y2 JP H089908Y2 JP 815092 U JP815092 U JP 815092U JP 815092 U JP815092 U JP 815092U JP H089908 Y2 JPH089908 Y2 JP H089908Y2
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JP
Japan
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plug
connecting portion
storage groove
insertion hole
arc
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JP815092U
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English (en)
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JPH0562975U (ja
Inventor
憲 高山
Original Assignee
東京軽電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回動自在、すなわち、
格納及び突出自在のプラグを有する電気機器のプラグ構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交直流変換器あるいは充電式電気
カミソリ等の電気機器には壁面コンセント等に差し込む
ためのプラグが設けられている。 さらに携帯その他、
取り扱いを容易とするために前記プラグを回動自在、す
なわち、格納及び突出自在に構成したものも各種提供さ
れている(例えば、実用新案公開公報平成2年第187
8号等参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記のごときACアダ
プタ−、あるいは充電式電気カミソリ等の電気機器にお
いては、前記プラグをなるべく機器本体の端部に設ける
ことが望まれる。 すなわち、例えば機器本体の中央部
等にプラグを設けると、内部機構に犠牲を強いるなどの
構造上の問題があり、さらに近時多用されている近接さ
せて二つ以上設けられた並設コンセントの一方に、先に
他の機器、プラグ等が差し込まれているとその隣接コン
セントに前記機器を差し込むことができず、さらに前記
機器のプラグを先に差し込むと隣接コンセントに他の機
器、プラグ等を差し込んで使用することができないなど
の問題があった。
【0004】なお、前記プラグを固定式とした場合に
は、該プラグを機器本体の端部に設けることは比較的容
易であるが、プラグを回動自在とした場合にはその格納
スペ−スとの関係で端部から一定の距離をおいた地点に
設けなければならなかった。また、プラグの長さを短く
することは接続不良を生じるため許されないことであ
る。 本考案は前記事情に鑑みなされたもので、格納の
ための外部必要スペ−スを小さくし、突出時には規定の
長さのプラグとなるように構成することにより、前記諸
問題を解決しようとするものである。
【0005】
【問題を解決しようとする手段】前記諸問題を解決する
ため、本願考案は、対向プラグの基部を樹脂等で一体に
連結し、該連結部の下面に湾曲部、上面に円弧状部を構
成したプラグ本体と、前記対向プラグの挿通孔及び格納
溝を有し、該挿通孔の内部側の前記連結部が位置するそ
の両側部に前記対向プラグを突出状態に位置決めする凸
部を有し、さらに前記格納溝と反対側の凸部の上面を前
記連結部の下面の湾曲部と適合する円弧状部とした機器
本体と、蓋部等に設けられ前記連結部の上面の円弧状部
を押え、且つプラグ本体の回動を容認する押え部材から
なる構成としたものである。
【0006】
【作用】本考案では、プラグ本体3が機器本体8側にピ
ン等で止着されない。 すなわち、格納のための必要ス
ペ−スを小さくして、突出時には規定の長さのプラグと
なるように移動する。 詳細を述べると、図3の状態で
突出させられている対向プラグ1を格納溝10の方向に
倒すと、図4に示されているように連結部4の下面の湾
曲部5が機器本体8の凸部11の上面に構成された円弧
状部13に乗り上げ、同図において右方向に移動させら
れ、格納溝10に格納されるものである。したがって、
予め格納時に対向プラグ1の先端が機器本体8の端面か
ら突出しない状態としつつ、対向プラグ1を機器本体8
の端部近くに設けることができるものである。
【0007】
【実施例】以下に本考案の一実施例を図面について説明
する。 図面には一般に電源アダプタ−と言われる交直
流変換器が示されている。 該交直流変換器はその詳細
を図示しないが内部に変圧器、整流回路等がコンパクト
にセットされ、図1及び図2に示されているように、対
向プラグ1及び出力コ−ド2を有する。
【0008】本考案では、前記対向プラグ1の基部が図
5に示されているように樹脂等で一体に連結されプラグ
本体3が構成される。 さらにその構成に際しては連結
部4の下面に湾曲部5が構成され、上面に円弧状部6が
構成される。 もっとも、該湾曲部5、円弧状部6の構
成位置は前記狭義の連結部4に限らず、対向プラグ1の
両側に構成された突出部7であってもよい。
【0009】つぎに前記プラグ本体3が取り付けられる
機器本体8について説明する。該機器本体8には前記プ
ラグ本体3の対向プラグ1の挿通孔9及び格納溝10が
設けられる。 該挿通孔9及び格納溝10は当然のこと
ながら前記対向プラグ1に対応する間隔位置にそれぞれ
設けられ、さらに格納溝10は機器本体8の端部に開口
させられる。
【0010】さらに、前記挿通孔9の内部側の前記プラ
グ本体3の連結部4が位置するその両側部に、前記対向
プラグ1を突出状態に位置決めする凸部11及び12が
設けられる。 すなわち、該凸部11と12間を前記プ
ラグ本体3の連結部4の幅と同じに構成して前記対向プ
ラグ1の突出状態が安定するように構成される。
【0011】さらに、前記格納溝10と反対側の凸部1
1の上面に前記連結部4の下面に構成した湾曲部5と適
合する円弧状部13が構成される。 そしてさらに、前
記連結部4の上面の円弧状部6を蓋部等14に構成した
押え部材15で押えることにより本考案は完成する。
【0012】なお、該押え部材15による前記連結部4
の押えは前記プラグ本体3の回動を容認するように行わ
れる。 図面実施例では、押え部材15の押え面に前記
円弧状部6と適合する湾曲部16を構成することにより
行っている。 なお、該前記押え部材15は蓋部を有し
ない機器の場合には例えば機器本体8側等から設けられ
る。
【0013】本考案では、さらに必要に応じて前記プラ
グ本体3を回動定位置、すなわち、突出位置及び格納位
置を仮保持する凹凸係合等の位置決め保持部等(図示せ
ず)が構成される。
【0014】前記構成の本考案は、従来と異なりプラグ
本体3が機器本体8にピン等により止着されず、可動自
在になっている。 すなわち、機器本体8を使用するた
め対向プラグ1を突出させた場合には、図3に示されて
いるようにプラグ本体3の連結部4が機器本体8の凸部
11と12間に位置決めされ、さらに連結部4の上面の
円弧状部6が押え部材15によって押えられて安定して
いる。 もっとも、その状態をさらに確実に安定させる
ために必要に応じて前記位置決め保持部が作用する。
【0015】つぎに、前記対向プラグ1を格納する場合
には、プラグ本体3を格納溝10側に倒せば、図4に示
されているように連結部4の下面の湾曲部5が機器本体
8の凸部11の上面に構成された円弧状部13に乗り上
げ、同図において右方向に移動されつつ格納溝10内に
格納され、機器本体8の端部から先端を突出させること
なく格納することができるものである。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、格納のための外部必要
スペ−スを小さくし、突出時には規定の長さとなる回動
自在のプラグを機器本体の端部に寄せた状態で設けるこ
とができ、並設コンセント等での使用に支障をきたすこ
とがない効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した電気機器の使用状態を示す斜
視図である。
【図2】本考案を適用した電気機器のプラグ動作を示す
斜視図である。
【図3】プラグの突出状態を示す要部の断面図である。
【図4】プラグの格納状態を示す要部の断面図である。
【図5】本考案の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 対向プラグ 3 プラグ本体 4 連結部 5 湾曲部 6 円弧状部 8 機器本体 9 挿入孔 10 格納溝 11 凸部 12 凸部 15 押え部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向プラグの基部が樹脂等で一体に連結
    され、該連結部の下面に湾曲部、上面に円弧状部が構成
    されたプラグ本体と、前記対向プラグの挿通孔及び格納
    溝を有し、該挿通孔の内部側の前記連結部が位置するそ
    の両側部に前記対向プラグを突出状態に位置決めする凸
    部を有し、さらに前記格納溝と反対側の凸部の上面を前
    記連結部の下面の湾曲部と適合する円弧状部とした機器
    本体と、蓋部等に設けられ前記連結部の上面の円弧状部
    を押え、且つプラグ本体の回動を容認する押え部材とか
    らなることを特徴とする電気機器のプラグ構造。
JP815092U 1992-01-28 1992-01-28 電気機器のプラグ構造 Expired - Lifetime JPH089908Y2 (ja)

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JP815092U JPH089908Y2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電気機器のプラグ構造

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Publication Number Publication Date
JPH0562975U JPH0562975U (ja) 1993-08-20
JPH089908Y2 true JPH089908Y2 (ja) 1996-03-21

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