JPH0897581A - 操作盤 - Google Patents

操作盤

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Publication number
JPH0897581A
JPH0897581A JP23538194A JP23538194A JPH0897581A JP H0897581 A JPH0897581 A JP H0897581A JP 23538194 A JP23538194 A JP 23538194A JP 23538194 A JP23538194 A JP 23538194A JP H0897581 A JPH0897581 A JP H0897581A
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JP
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plate
door
operation panel
wall surface
forming member
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Pending
Application number
JP23538194A
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English (en)
Inventor
Masaru Takahashi
勝 高橋
Isamu Sakai
勇 酒井
Shoji Nonoyama
昭治 野々山
Toshiyuki Yoshida
利之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0897581A publication Critical patent/JPH0897581A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B1/00Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
    • H02B1/56Cooling; Ventilation
    • H02B1/565Cooling; Ventilation for cabinets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 操作盤筐体の外部から溶接組立てができ、筐
体の間接空冷のための通風路が簡単な板金構成で筐体壁
面に形成でき、また、配線組立てが容易で、ヒンジピン
に差し込まれた扉が不用意にはずれることがない、操作
盤を得る。 【構成】 筐体21の側面板22の内面上下端に、左右
端縁及び後端縁に垂直部23B,23Cが一体で形成さ
れた上面板23及び左右端縁及び後端縁に垂直部24
B,24Cが一体で形成された底面板24を嵌め合うよ
うに配設し、上面板23及び底面板24を各々の垂直部
で側面板22に溶接し、前面フランジ25を形成するよ
うに上面板23及び底面板24の前端縁と前記側面板2
2の前端縁を構成し、側面板22上端に位置して上面板
23を覆う天板を配設し、通風路112内に外気を強制
貫流する冷却ファン14を配設し、上面板23下部に上
面板23に添うように内部空気を対流させる攪拌ファン
15を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放電加工機やレーザ
加工機などの工作機械の監視及び操作に使用される操作
盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電加工機は機械本体に近接して、据え
付け面積の大きい加工液供給装置を備えている。また、
レーザ加工機は一般的に加工テーブルが大きい。このよ
うな工作機械では据え付けレイアウトの面から電源及び
制御盤は機械本体の加工部より相当離れた位置に据え付
けられる。このため、CRT,シートキースイッチなど
の監視、操作部のみは分離して別個の操作盤に収納する
ことが多い。この操作盤は回動可能なアームから吊り下
げられたり、適宜な架台の上に取り付けられ機械本体の
加工部に近い部分に配置される。
【0003】図10は一部を破断面で示した従来の操作
盤筐体の一例を示す斜視図である。図において、1は扉
や電気部品などを取り除いた操作盤の筐体で、上面壁
2、左右の側面壁3、底面壁4、背面壁5を有し、前面
に開口部111が形成されている。6は前記開口部11
1の周囲に形成された前面フランジである。この前面フ
ランジ6は前記各壁面2〜4の前縁から内方に曲げられ
た部分と前方に折り返された部分を含んでいる。6Aは
前記前面フランジ6の上部に形成された断面U字形の樋
部、6Bは同じく左右に形成された側方曲げ部、6Cは
同じく下部に形成された断面U字形の下方曲げ部であ
る。この下方曲げ部6Cは断面L字形に形成してもよ
い。図示されてない扉は4辺が折り曲げられ、前記前面
フランジ6を覆うように配設される。7は扉を回動支持
するヒンジの固定穴、8は扉の止めねじ穴である。
【0004】前記のような操作盤の筐体1は一般的に複
数の板金部材を組合せ接合して製作される。前記板金部
材の組合せ方法はさまざまであるが、図10の例では、
上面壁2と左右の側面壁3を略コ字形に一体形成し、底
面壁4と背面壁5とをそれぞれ別個の板金部材で構成し
ている。前記底面壁4、背面壁5の端縁にはそれぞれ縁
曲げ部4A,5Aが形成され、側面壁3の端縁と重ね合
わされて溶接されている。前記縁曲げ部4A,5Aは筐
体1の強度を向上するためと、溶接を容易にするために
設けられている。前記溶接は筐体1の内外から断続のア
ーク溶接によって行われる。
【0005】また、操作盤には、CRTなどの電気部品
が収納され、防塵的に密閉された筐体内を間接冷却する
ためにコルゲート状伝熱板及びファンから成る熱交換器
が取り付けられる。また、特開平4−351404号公
報に開示されているように、操作箱の筐体壁面の外側全
面にカバーを配設して、前記壁面とカバーとの間に冷却
流路を形成し、前記冷却流路と連続して前記壁面に形成
した三角状の空間部に冷却ファンを配設して、前記一般
的な熱交換器を使用せずに筐体内を間接冷却できるよう
にしたものもあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の操作盤筐体
1の溶接組立ては、開口部111から奥に位置する筐体
内部を溶接する必要があるので接近しずらくて作業性が
悪く、開口部111が狭いために溶接ロボットのアーム
の動きが制約され、溶接ロボットが使用できなかった。
また、筐体の外面側の溶接部分はグラインダー仕上げを
するとともに、筐体1は薄板板金で構成しているために
断続溶接で溶接箇所を減らしても溶接歪みが発生しやす
く、縁曲げ部4A,5Aと側面壁3の端縁との密着が不
完全で隙間が生ずるので、シール材で封止する必要があ
った。
【0007】また、特開平4−351404号公報に開
示されているものも、前記と同様の問題を抱えており、
壁面に三角状の空間部を含む冷却流路を形成しているた
めに、さらに溶接組立ての複雑化を招いていた。また、
放電加工機の加工槽の上部に張り出した架台の上に設置
する操作盤は、加工槽の高さよりさらに架台の高さ分高
い位置に設置されることになるので、操作上好適な高さ
に設置できないことがあり、必要に応じて加工槽から遠
ざけることもできなかった。また、扉に取り付けられた
電気部品と筐体内部に取り付けられた電気部品との配線
組立ては、上述したように開口部111及び筐体1内の
空間が狭いために作業性がよくなかった。また、ヒンジ
ピンに差し込まれた扉が不用意に前記ヒンジピンから上
方へ抜ける恐れがあった。
【0008】この発明は前記のような課題を解決するた
めになされたもので、操作盤筐体の内部からの溶接をす
ることがなく、外部から容易に溶接組立てができ、筐体
の間接空冷のための通風路が簡単な板金構成で筐体壁面
に形成でき、また、放電加工機等の加工槽の上部に張り
出した架台の上に操作上適した高さに設置し、必要に応
じて加工槽から遠ざけることができ、配線組立てが容易
で、ヒンジピンに差し込まれた扉が不用意にはずれるこ
とがない操作盤を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる操作盤
は、前面に形成された開口部に扉を備え、左右側面壁及
び後面壁を構成する各々の側面板の内面上下端に、左右
端縁及び後端縁に各々上向きの垂直部が一体で形成され
た上面板及び左右端縁及び後端縁に各々下向きの垂直部
が一体で形成された底面板を嵌め合うように配設し、前
記上面板及び底面板を前記各々の垂直部で前記側面板に
溶接接合し、前記開口部の周囲に形成し少なくとも上部
に前記扉内面に位置する樋部を有する前面フランジを形
成するように前記上面板及び底面板の前端縁と前記側面
板の前端縁を構成し、前記側面板上端に位置して前記上
面板を覆う天板を配設したものである。
【0010】また、天板に複数の通気口を設け、前記通
気口の一つの外気側に前記天板と上面板との間に形成さ
れた通風路内に外気を強制貫流する冷却ファンを配設
し、前記上面板下部に前記上面板に添うように内部空気
を対流させる攪拌ファンを配設したものである。
【0011】また、所定の側面板の下端に所要の形状の
第1の切り欠き部と、前記側面板と同じ側の底面板の下
向きの垂直部に前記第1の切り欠き部に対応するように
第2の切り欠き部とを設け、前記底面板の下方に前記第
1及び第2の切り欠き部を貫通するように水平架台を所
定の位置に配設し、前記水平架台上に支持固定されたも
のである。
【0012】また、開口部側を除く壁面の少なくともい
ずれか一方の壁面に壁面開口部を設け、前記壁面開口部
を塞ぐように外方から熱交換器を取り付けた操作盤であ
って、前記熱交換器は、複数の通気口を設けた外壁面形
成部材と、前記外壁面形成部材の内側に通風路を形成す
るように内壁面形成部材とを設け、前記外壁面形成部材
の通気口の少なくとも一つに、多くとも一つを除いて冷
却ファンを配設し、前記内壁面形成部材の前記通風路と
反対側に内空気を前記内壁面形成部材の面に沿って送風
対流するように攪拌ファンを前記内壁面形成部材に対し
て所定の角度で配設したものである。
【0013】また、軸受けを扉の内面隅に固定し、前記
軸受けに差し込まれるヒンジピンは前面フランジの側面
部を構成する側面板の前方曲げ部の内側に沿って固定さ
れる垂直板部材の前端部に扉を支持回動するように取り
付け、前記垂直板部材の後方部に扉に取り付ける電気部
品と配線接続される電気部品を取り付けるものである。
【0014】また、垂直板部材または前面フランジの前
方下端に、扉の下端曲げ部の内面に近接する突起部を形
成し、前記扉の下端曲げ部には扉を所定の角度に開放し
て上方に抜くとき前記突起部が貫通し、前記所定の角度
でない扉開放状態または閉鎖状態では、前記突起部が扉
の下端曲げ部に当接して扉の上方への移動を阻止する切
り欠き部を設けたものである。
【0015】
【作用】この発明における操作盤は、上面板及び底面板
の端縁に形成された垂直部が、筐体の外方側に配置して
各壁面を構成する側面板の上下端の内側に嵌合されてい
るので、前記嵌合部で行われる溶接は筐体外側から行え
る。
【0016】また、上面板とこの上面板を覆う天板との
間に形成された通風路内に外部空気を強制貫流させると
ともに、前記上面板内面に沿って筐体内部空気を強制対
流させることにより、上面板を外気により冷却し、前記
上面板からの熱放散が促進される。
【0017】また、操作盤を支持する水平架台が、側面
板及び底面板の下向きの垂直間の切り欠き部から入り込
んで底面板の下面に配設されることにより、水平架台は
操作盤下端より下方にほとんど突出することがなくな
る。
【0018】また、操作盤の壁面開口部を塞ぐ冷却ファ
ンにより二重壁内部に外部空気を強制貫流させるととも
に、前記二重壁の内壁面形成部材の盤内露出面に沿って
筐体内部空気を強制対流させることにより、熱交換器と
して作用させるとともに、前記壁面開口部は盤内組立時
に利用される。
【0019】また、操作盤前面フランジに固定され、ヒ
ンジピンが前端部に取り付けられた垂直板部材に電気部
品を配設することにより、筐体内取り付けの電気部品
と、扉取り付け電気部品との配線組み立てを操作盤筐体
の外で同時に行える。
【0020】また、垂直板部材又は前面フランジの前方
下端に、扉の下端曲げ部内面に近接する突起部によっ
て、扉がヒンジピンから抜けることが阻止され、所定角
度に開放した扉は、前記突起部を下端曲げ部に設けた切
り欠き部に貫流させることによりヒンジピンから引き抜
ける。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、図1〜図5を参照してこの発明の実施
例1を説明する。図1はこの発明の実施例1による操作
盤を示す一部破断正面図であり、図2は図1の操作盤の
A−A線断面図であり、図3は図1の操作盤の一部破断
平面図であり、図4は図1の操作盤の要部分解斜視図で
あり、図5はこの発明の実施例1による操作盤を放電加
工機に組み付けた状態を示す構成図である。図におい
て、101は操作盤全体を示し、21はその筐体であ
る。22は前記筐体21の側面板で、一枚板から成り、
左側壁部22A、右側壁部22B、後側壁部22Cを有
する。前記左側壁部22Aの前端には内方曲げ部22D
と前方曲げ部22Eが形成されている。同様に、前記右
側壁部22Bの前端には内方曲げ部22Fと前方曲げ部
22Gが形成されている。前記前方曲げ部22E,22
Gの上下は後述する前面フランジ25を形成するため切
り欠かれている。23は上面板で、その上面部23Aの
左右端縁及び後端縁にはそれぞれ上向きの垂直部たる垂
直脚23B,23Cが形成され、前端縁には上方曲げ部
23Eが形成されている。さらに前記垂直脚23Cの上
端には折り返し部23Dが形成され、前記上方曲げ部2
3Eの左右には切り欠き部23Fが設けられている。前
記上面板23は外方から側面板22の上端内側に密着嵌
合される。
【0022】24は底面板で、その底面部24Aの左右
端縁及び後端縁にはそれぞれ下向きの垂直部たる垂直脚
24B,24Cが形成され、前端縁には下方曲げ部24
Dと前方曲げ部24Eが形成されている。前記底面板2
4は外方から側面板22の下端内側に密着嵌合される。
前記上面板23の上方曲げ部23E部分と底面板24の
前方曲げ部24Eは、側面板22の左右内方曲げ部22
D,22Fの間から前方に飛び出て、側面板22の前方
曲げ部22E,22Gと組み合わされ、筐体21前面の
開口部111の周囲に前面フランジ25を形成してい
る。前記側面板22と上面板23及び底面板24は、上
面板23の垂直脚23B,23C及び底面板24の垂直
脚24B,24Cを利用して溶接接合される。前記溶接
組立てについては後に詳細に説明する。
【0023】26は天板で、側面板22の上端と面一に
配設されている。27は上面板23の上面左右に溶接さ
れた高いナットで、このナット27に螺合されるアイボ
ルト28で前記天板26の左右が固定されている。ま
た、天板26の後方は上面板23の折り返し部23Dを
利用してねじ止めされる。前記天板26の前方に形成さ
れた前面曲げ部26Aは側面板22の内方曲げ部22
D,22Fの間に嵌合しており、上面板23との間に空
間112が形成されている。天板26の片方には冷却フ
ァン14が配設された第1の通気口26Bが穿接され、
他方には複数個のスリット状の第2の通気孔26Cが穿
接され、前記空間112は通風路として機能する。
【0024】10は台座11を有するCRTである。台
座11は水平部11A、左右の脚部11B、その前端の
固定部11C、後部の立ち下がり部11Dを有する。3
0は底面板24に固着された固定金具で、前記固定部1
1Cがねじ部材32で締結されている。31はストッパ
金具で、その爪部31Aが前記立ち下がり部11Dの角
穴に嵌合して台座11の後部が位置決め固定されてい
る。33は上面板23の盤内側に固定されたファン取付
板である。15は攪拌ファンで、前記ファン取付板33
を介して上面板23に対して鋭角に取り付けられてい
る。34は部品取付板で、コネクタ16、端子台17、
AVR18などが取り付けられている。35は四辺を折
り曲げられた扉で、CRTエスカッション12、シート
キー13などが取り付けられている。前記シートキー1
3は図示されていないプリント基板、コネクタを含む。
前記扉35はヒンジ37によって回動自在に軸支され、
止めねじ38によって閉止されている。39は扉35の
内面周囲に張り付けられたパッキンである。
【0025】図5において、70は前記操作盤101が
装備される放電加工機の例である。前記放電加工機70
の機械本体は、ヘッド71、コラム72、加工テーブル
73、加工槽74、Z軸75、電極76などから成る。
77は加工液供給装置、78はポンプなどのカバーを兼
ねた垂直架台、79は前記垂直架台78の上端から加工
槽74の上部に張り出された水平架台で、操作盤101
はこの水平架台79に以下のように載置されている。
【0026】右側壁部22Bの下端には切り欠き部22
Jが設けられ、底面板24の右垂直脚24Bには前記切
り欠き部22Jに一致した切り欠き部24Fが設けられ
ている。前記切り欠き部22J,24Fを貫通して水平
架台79は底面板24の下面に入り込むように配設され
ている。操作盤101は底面板24の下面に溶接された
スタッドネジ40とナット部材41とによって水平架台
79に締結されている。前記水平架台79の高さは底面
板24の垂直脚24Bの高さとほぼ同一に構成されてお
り、水平架台79は筐体21の下端から下にほとんど飛
び出ることがない。
【0027】次に筐体21の溶接組立てについて説明す
る。前述したように、上面板23及び底面板24は、側
面板22上端及び下端の内側に嵌合されて組み合わされ
るので位置決めは容易にできる。位置決めをさらに容易
にするため、側面板22の後側面部22Cの内面に位置
決め用突起を形成してもよい。前記上面板23及び底面
板24と側面板22との嵌合部(各垂直脚23B,23
C,24B,24C)は筐体21の外側に位置している
ので、前記嵌合部を筐体21の外側から抵抗溶接でき
る。この抵抗溶接によって前記嵌合部が加圧密着され、
隙間の発生が防止されるのでシール材の塗布が不要にで
きる。前面フランジ25の内コーナ部と上面板23の切
り欠き部23Fは突き合わせの部分なので隅肉溶接され
る。このアーク溶接部は溶接長が短く、隅に位置してい
るので溶接歪みの発生がなく、かつ、筐体1の外面に出
ないところなのでグラインダー仕上げも必要としない。
また、前記抵抗溶接の代わりに、各垂直脚に適宜穴開け
加工を施して栓溶接することもでき、同様の効果が得ら
れる。前記いずれの溶接も電極もしくは溶接トーチを筐
体21内に挿入する必要がないので、ロボット溶接を容
易に行うことができる。
【0028】冷却ファン14の作動により、外部空気
(以下外気と言う)が通風路112内に押し込まれる。
そして、外気は上面板23に衝突して上面部23Aの盤
外側全体に広がりつつ第2の通気口26Cから外部へ排
出される。前記の強制対流が図1の矢印aで示されてい
る。また、攪拌ファン15の作動により、操作盤101
内の空気(以下内気と言う)が上面板23に向かって吐
出され、内気は上面部23Aの盤内側に沿って広がる。
CRT10が上面部23Aとの間に実質的な内気流路を
形成しているので、前記内気の流れはほぼ左側面部22
Aまで達してから、CRT10の内部及び周囲に拡散し
て再び攪拌ファン15に吸い込まれるように循環する。
前記の強制対流が図1の矢印bで示されている。
【0029】前記外気と内気の強制対流によって、上面
部23Aの盤内外側における熱伝達率が向上されるの
で、上面板23からの熱放散が促進され、操作盤101
内が良好に間接冷却される。また、攪拌ファン15によ
る強制対流によって操作盤101内の温度が均一化され
る。通風路112は前面フランジ25の上部(従来筐体
1と同様な樋部)の高さ部分を利用して形成されている
ので、筐体21は小形に構成できる。また、前記通風路
112を形成するために追加される部材は、簡単な形状
の天板26のみなので、筐体21は安価に製作できる。
【0030】なお、第1の通気口26Bと第2の通気口
26Cの位置及び個数は適宜変更できる。例えば、冷却
ファン14が配設される第1の通気口26Bを天板26
の中央部に穿設し、天板26の左右両側あるいは全周縁
に第2の通気口26Cを穿設しても良い。さらに、冷却
ファン14の風向きは第2の通気口26Cから外気を吸
引するように配設しても良い。また、偶発的に前記第
1、第2の通気口26B,26Cから侵入した水滴は、
上面板23の左右切り欠き部23Fから排出される。
【0031】図5で示されるように、操作盤101は水
平架台79の上に乗せられ、放電加工機70のZ軸75
に接近して配置されている。こうすることによって、加
工部分を見ながら電気的操作ができ、操作性が向上でき
る。前記配置においては、操作盤101の左部分は高い
加工槽74の上部に位置し、操作盤101の底面に水平
架台79を配置すると、前記操作盤101は加工槽74
の高さよりさらに水平架台79の高さ分高い位置に設置
されることになるので、操作上好適な高さ位置に設置で
きないことになる。この発明においては、CRT10が
挿入取付される底面板24の底面部24Aと筐体21の
下端との間にできるデッドスペースを利用して前記水平
架台79を配設しているので、操作盤101を加工槽7
4上端に接近して配置でき、操作上好適な高さ位置に設
置できる。また、水平架台79に締結するためのスタッ
ドネジ40は底面板24の内面側に突出しないので、底
面板24の内面をCRT10を挿入するための摺動面と
して利用できる。
【0032】実施例2.図6はこの発明の実施例2によ
る操作盤の要部断面図である。図において、40は底面
板24の下面に溶接された複数個のスタッドネジであ
る。42はフランジ付円筒部材で、前記スタッドネジ4
0に嵌められて嵌入され水平架台79の長穴79Aに嵌
合され、ナット部材41によって底面板24に締結され
ている。前記長穴79Aは操作盤101の左右側面と直
角の方向(水平架台79の長手方向)に穿設されてい
る。43はスペーサで、前記フランジ付円筒部材42に
嵌められ底面板24と水平架台79との間に介在されて
いる。前記スペーサ43は摺動性に優れた樹脂材料で作
られているので、操作盤101は水平架台79の上を摺
動させ長穴79Aに沿って移動できる。前記移動可能距
離が図6のLで示されている。
【0033】図5で示されるように、操作性向上のた
め、操作盤101の多くの部分は加工槽74の上部に位
置している。このため大型のワークを着脱するときなど
に支障になることがある。この実施例2では操作盤10
1を簡単に移動して前記不具合を回避できる。また、操
作に好適な操作盤101の配置によっては、加工液供給
装置77の左端より飛び出ることがあり、輸送時に支障
になることがある。また、輸送振動が大きくなり好まし
くない。この実施例2では操作盤101を垂直架台78
の上部に移動して輸送できるので、輸送外形が小さくな
り、輸送振動を抑制できる。また、前記移動可能距離L
は操作盤101の左側面にも水平架台79を通す切り欠
き部を設けることにより大きくできる。また、フランジ
付き円筒部材40を用いずに、フランジ付きナット部材
41のみで締結して、操作盤101を移動させる場合に
前記フランジ付きナット部材41を僅かに緩めて移動す
るようにしても良い。
【0034】実施例3.図7はこの発明の実施例3によ
る操作盤の要部断面図である。図において、45は操作
盤の筐体である。この筐体45は図10で示された従来
と同様なものでも、また、他の一般的な盤の筐体でもよ
い。45Aは前記筐体45の一つの壁面に設けられた壁
面開口部である。この壁面開口部45Aは通常、背面ま
たは左右側面のいずれかに矩形に穿設され、大きさとし
ては前記各壁面のほぼ全面を占めるが、比較的大形の盤
では壁面の一部分を占める大きさでもよい。102は熱
交換器で、後述する内壁面形成部材46と外壁面形成部
材47とから成る薄い二重壁構成を特徴とする。
【0035】46は前記壁面開口部45Aを塞ぐ大きさ
を有する内壁面形成部材で、その内壁面部46Aの4辺
の縁に脚部46Bが折り曲げ形成されている。47は前
記内壁面形成部材46に被せられる外壁面形成部材で、
その外壁面部47Aの4辺の縁に脚部47Bが折り曲げ
形成されている。前記脚部47Bは内壁面形成部材46
の脚部46Bの外側に重ねられ、ねじなどの締結部材4
8によって固定されている。外壁面形成部材47の外壁
面部47Aの中央部には第1の通気口47Cが穿設さ
れ、両端部には一対の第2の通気口47Dが穿設され、
内壁面形成部材46との間に通風路112が形成されて
いる。
【0036】14は前記第1の通気口47Cの内面に取
り付けられた冷却ファンである。通風路112の高さ
(内壁面部46Aと外壁面部47Aとの間隔)は前記冷
却ファン14による強制対流の風速を大きくするため、
小さく形成されている。このため、内壁面部46Aには
冷却ファン14との間の空間を確保する必要がある場
合、凹部46Cを形成した方がよい。33は内壁面部4
6Aの盤内側露出面の一方に固定されたファン取付板で
ある。15は攪拌ファンで、前記ファン取付板33を介
して内壁面部46Aに対して鋭角に取り付けられてい
る。前記冷却ファン14、攪拌ファン15は図示されて
ないコネクタなどを介して筐体45内と配線接続され
る。また、盤内実装の都合により、前記攪拌ファン15
は盤内側の構成部材に取り付けてもよい。
【0037】49は外壁面部47Aと内壁面部46Aと
の縁部を貫通する取付ネジ部材で、通風路112内に位
置する抜け止めリング49Aで脱落が防止されている。
以上のように構成された熱交換器102は別工程で組立
てられ、筐体45にねじ止めして組み付けられる。50
は壁面開口部45Aの周囲に張り付けられたパッキン
で、壁面開口部45Aは熱交換器102によって気密に
閉塞される。
【0038】冷却ファン14の作動により、外気が通風
路112内に押し込まれる。そして、外気は凹部46C
に衝突して内壁面部46A全体に広がりつつ第2の通気
口47Dからそれぞれ外部へ排出される。前記の強制対
流が矢印aで示されている。また、攪拌ファン15の作
動により、筐体45内の内気が内壁面部46Aに向かっ
て吐出され、内気は矢印bで示されるように、内壁面部
46Aの盤内側露出面に沿って広がる。
【0039】前記外気と内気の強制対流によって、内壁
面部46Aの盤内外面における熱伝達率が向上されるの
で、内壁面部46Aからの熱放散が促進され、筐体45
内が良好に間接冷却される。また、攪拌ファン15によ
る強制対流によって筐体45内の温度が均一化される。
前記熱交換器102は全体が筐体45の壁面を構成する
ように薄く構成されているので、筐体45全体を小型に
できる。また、筐体45は壁面開口部45Aと操作扉側
の前面開口部とを有することになり、前記両方の開口部
から内部に接近でき、溶接組立て、配線組立てを容易に
できる。また、前面開口部から接近が容易でない部分の
保守点検をするときにも、熱交換器102を簡単に取り
外して壁面開口部45Aから行うことができる。即ち、
熱交換器102は保守点検のための開口部をふさぐ蓋
(カバー)として兼用できる。しかも、安価であり、発
熱量の少なく小形な操作盤などに適用して効果が大き
い。
【0040】実施例4.図8はこの発明の実施例4によ
る操作盤の要部破断斜視図であり、図9は図8のB−B
線断面図である。図において、図1〜図4と同一又は相
当部分には同一符号を付して説明を省略する。55は垂
直板部材で前記筐体21の前方曲げ部22Gに締結部材
48によって固定されている。前記垂直板部材55の前
端部には外向きに曲げられたフランジ部55Aが形成さ
れている。このフランジ部55Aは前方曲げ部22Gに
設けられた切り欠き部22G1に嵌まり込み、筐体21
の前面フランジ25の一部を形成している。56は前記
フランジ部55Aの上下に溶接されたヒンジピンで、扉
35の軸受36に嵌入されるピン部56Aを有する。
【0041】17は前記垂直板部材55に取り付けられ
た端子台、18は同じくAVRである。垂直板部材55
の後方には曲げ段部55Eが形成され、コネクタ16が
取り付けられている。55Fは前記コネクタへの配線を
通すための開口部である。前記コネクタ16、端子台1
7、AVR18は扉35に取り付けられたシートキー1
3(図3)などの電気部品と配線接続される。さらに前
記コネクタ16へは筐体壁面を貫通して引きこまれる外
線ケーブルのコネクタ(図示せず)が差し込まれる。
【0042】前記上側のヒンジピン56は突起部55B
で位置決めして溶接され、下側のヒンジピン56は突起
部55Cで位置決めして溶接されている。55Dは切り
欠き段部で、軸受け36の回動を妨げないためと、ピン
部56Aに軸受け36を差し込みやすくするため設けら
れている。前記突起部55Cは下方に延長され、扉35
の下端曲げ部の内面に近接している。35Aは前記下端
曲げ部に設けられた切り欠き部で、扉35を所定角度
(例えば約90°)開いた状態で、前記突起部55Cが
貫通できる形状にされている。前記状態で、扉35は上
方に引き抜いて取りはずしでき、また、差し込んで装着
できる。また、図9で示すように、扉35を閉めた状
態、又は前記所定角度以外の開き角度では、突起部55
Cの下端が扉下端曲げ部に当設して扉35は上方に引き
抜くことができない。また、前記突起部55Cは前面フ
ランジ25の一部(例えば前方曲げ部22Gの下端)又
は追加部材で形成することができる。
【0043】以上のように構成された操作盤101によ
れば、コネクタ16、端子台17、AVR18など筐体
内部に取り付けられた電気部品と扉35に取り付けられ
た電気部品との配線組立てを、筐体外部で水平に置いた
状態で同時に行うことができるので、組立作業性が向上
できる。また、筐体21を薄板で製作した場合、扉35
の重量によって前面フランジ25のヒンジ側がたわんで
扉35が垂れ下がり、止めネジ38(図2)が締め付け
できない不具合が起きやすい。この発明によれば、垂直
板部材55によってヒンジ側である前方曲げ部22Gが
補強されるので、扉35の垂れ下がりが防止できる。
【0044】また、操作盤101を運搬したり、水平架
台79に載置するときなどに、扉35の下に手をかけて
持ち上げることがある。従来の差し込みヒンジ構造の扉
ではヒンジ側が抜けて危険であり、扉の止めネジ38の
締付けが不完全であると、扉の傾きによる曲げモーメン
トで、止めネジ38が損傷することがある。この発明に
よれば、突起部55Cと扉35下端曲げ部との当接によ
り、前記不具合は回避される。また、前記実施例4の変
形例として、底面板24の底面部24Aの上に乗せら
れ、かつ、垂直板部材55と連結された水平板部材にC
RT10を取り付けて、CRT10の配線を含めて筐体
の外でサブ組立てしてもよい。底面部24Aは前面フラ
ンジ25の下部である前方曲げ部24Eより上に位置し
ているから、前記サブ組立て品は摺動させて筐体内へ入
れることができる。この変形例は筐体21と図5の垂直
架台78とを一体に構成する場合に適用するとよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、左右
側面板および後面板と溶接される上面板および底面板の
端縁に形成された垂直部が、筐体の外方側に配置して前
記側面板および後面板の内側に嵌合されているので、溶
接作業は筐体外部から効率よく行え、全ての溶接部を監
視しながら行えるので、溶接品質を向上させることがで
きるとともに、溶接ロボット等を使用するスペースがあ
るので、溶接作業を自動化する効果がある。
【0046】また、上面板とこの上面板を覆う天板との
間に通風路が形成でき、前記通風路内に外気を強制貫流
させるとともに、上面板内面に沿って内気を強制対流さ
せることにより、前記上面板からの熱放散を促進させ、
操作盤内を盤内の温度分布を同一に保ちながら間接冷却
することができ、筐体の上面板と天板との間に形成され
る空間を通風路として盤内の冷却に利用できるので空間
の有効利用が計れ、操作盤を小型化することができる。
【0047】また、底面板の垂直部の高さ分だけこの底
面板の下面と筐体下端との間に生ずる空間内に水平架台
が配設できるので、前記水平架台と他の装置との干渉が
防止でき、操作盤を操作に好適な高さに設置できる。
【0048】また、盤の壁面開口部を塞ぐ二重壁内部に
形成された通風路内に外気を強制貫流させるとともに、
前記二重壁の内壁面形成部材の盤内露出面に沿って内気
を強制対流させる熱交換器としたので、前面開口部に加
えて壁面開口部を利用して盤筐体の溶接組立て、配線組
立て及び保守点検が容易にでき、前記熱交換器を通風路
内に配設することで空間の有効利用が計れ、盤を小型化
できる。また、熱交換器を操作盤の開口部を塞ぐカバー
として兼用でき安価な操作盤を得ることができる。
【0049】また、操作盤前面フランジに固定され、ヒ
ンジピンが前端部に溶接された垂直板部材に電気部品を
取り付けることにより、筐体内取付部品と、扉取付電気
部品との配線組立てが筐体の外で同時にでき、操作盤の
組立生産性を向上させることができ、取付配線作業を安
定して行え、操作盤の品質を確保することができる。
【0050】また、垂直板部材又は前面フランジの前方
下端に、扉下端曲げ部内面に近接する突起部を設けたの
で、扉がヒンジピンから不用意に抜けることが阻止さ
れ、据付時などの危険を防止できる。また、所定開き角
度で、前記突起部が貫通する切り欠き部を扉下端曲げ部
に設けたので、必要に応じて扉を外すことができる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による操作盤を示す一部
破断正面図である。
【図2】 図1の操作盤のA−A線断面図である。
【図3】 図1の操作盤の一部破断平面図である。
【図4】 この発明の実施例1による操作盤の要部分解
斜視図である。
【図5】 この発明の実施例1による操作盤を使用する
放電加工機を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施例2による操作盤を示す要部
断面図である。
【図7】 この発明の実施例3による操作盤を示す要部
断面図である。
【図8】 この発明の実施例4による操作盤を示す要部
分解斜視図である。
【図9】 図8の操作盤のB−B線断面図である。
【図10】 従来の操作盤の筐体を示す一部破断斜視図
である。
【符号の説明】
14 冷却ファン、15 攪拌ファン、16 コネクタ
(電気部品)、17端子台(電気部品)、18 AVR
(電気部品)、21 筐体、22 側面板、22G 側
面板の前方曲げ部、23 上面板、23B,23C 上
向きの垂直脚(垂直部)、23E 上方曲げ部、24
底面板、24B,24C 下向きの垂直脚(垂直部)、
25 前面フランジ、26 天板、26B,47C 第
1の通気口、26C,47D 第2の通気口、35
扉、35A 切り欠き部、36軸受け、45A 壁面開
口部、46 内壁面形成部材、47 外壁面形成部材、
47C,47D 通気口、55 垂直板部材、55A
フランジ部、55C 突起部、56 ヒンジピン、79
水平架台、101 操作盤、102 熱交換器、11
1 開口部、112 通風路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々山 昭治 名古屋市北区東大曽根町上五丁目1071番地 三菱電機エンジニアリング株式会社名古 屋事業所内 (72)発明者 吉田 利之 名古屋市北区東大曽根町上五丁目1071番地 三菱電機エンジニアリング株式会社名古 屋事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に形成された開口部に扉を備え、左
    右側面壁及び後面壁を構成する各々の側面板の内面上下
    端に、左右端縁及び後端縁に各々上向きの垂直部が一体
    で形成された上面板及び左右端縁及び後端縁に各々下向
    きの垂直部が一体で形成された底面板を嵌め合うように
    配設し、前記上面板及び底面板を前記各々の垂直部で前
    記側面板に溶接接合し、前記開口部の周囲に形成し少な
    くとも上部に前記扉内面に位置する樋部を有する前面フ
    ランジを形成するように前記上面板及び底面板の前端縁
    と前記側面板の前端縁を構成し、前記側面板上端に位置
    して前記上面板を覆う天板を配設したことを特徴とする
    操作盤。
  2. 【請求項2】 天板に複数の通気口を設け、前記通気口
    の一つの外気側に前記天板と上面板との間に形成された
    通風路内に外気を強制貫流する冷却ファンを配設し、前
    記上面板下部に前記上面板に添うように内部空気を対流
    させる攪拌ファンを配設したことを特徴とする請求項1
    に記載の操作盤。
  3. 【請求項3】 所定の側面板の下端に所要の形状の第1
    の切り欠き部と、前記側面板と同じ側の底面板の下向き
    の垂直部に前記第1の切り欠き部に対応するように第2
    の切り欠き部とを設け、前記底面板の下方に前記第1及
    び第2の切り欠き部を貫通するように水平架台を所定の
    位置に配設し、前記水平架台上に支持固定されたことを
    特徴とする請求項1に記載の操作盤。
  4. 【請求項4】 開口部側を除く壁面の少なくともいずれ
    か一方の壁面に壁面開口部を設け、前記壁面開口部を塞
    ぐように外方から熱交換器を取り付けた操作盤であっ
    て、前記熱交換器は、複数の通気口を設けた外壁面形成
    部材と、前記外壁面形成部材の内側に通風路を形成する
    ように内壁面形成部材とを設け、前記外壁面形成部材の
    通気口の少なくとも一つに、多くとも一つを除いて冷却
    ファンを配設し、前記内壁面形成部材の前記通風路と反
    対側に内空気を前記内壁面形成部材の面に沿って送風対
    流するように攪拌ファンを前記内壁面形成部材に対して
    所定の角度で配設したことを特徴とする操作盤。
  5. 【請求項5】 軸受けを扉の内面隅に固定し、前記軸受
    けに差し込まれるヒンジピンは前面フランジの側面部を
    構成する側面板の前方曲げ部の内側に沿って固定される
    垂直板部材の前端部に扉を支持回動するように取り付
    け、前記垂直板部材の後方部に扉に取り付ける電気部品
    と配線接続される電気部品を取り付けることを特徴とす
    る請求項1または請求項4に記載の操作盤。
  6. 【請求項6】 垂直板部材または前面フランジの前方下
    端に、扉の下端曲げ部の内面に近接する突起部を形成
    し、前記扉の下端曲げ部には扉を所定の角度に開放して
    上方に抜くとき前記突起部が貫通し、前記所定の角度で
    ない扉開放状態または閉鎖状態では、前記突起部が扉の
    下端曲げ部に当接して扉の上方への移動を阻止する切り
    欠き部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の操作
    盤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113424383A (zh) * 2018-12-21 2021-09-21 里塔尔有限责任两合公司 用于对布置在装配平台上的电气开关设备的电气部件进行机器人辅助布线的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113424383A (zh) * 2018-12-21 2021-09-21 里塔尔有限责任两合公司 用于对布置在装配平台上的电气开关设备的电气部件进行机器人辅助布线的方法
CN113424383B (zh) * 2018-12-21 2023-09-05 里塔尔有限责任两合公司 用于对布置在装配平台上的电气开关设备的电气部件进行机器人辅助布线的方法

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