JPH089620B2 - 1h―ピラゾロ〔5,1―c〕―1,2,4―トリアゾール化合物の製造方法 - Google Patents

1h―ピラゾロ〔5,1―c〕―1,2,4―トリアゾール化合物の製造方法

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JPH089620B2
JPH089620B2 JP2011765A JP1176590A JPH089620B2 JP H089620 B2 JPH089620 B2 JP H089620B2 JP 2011765 A JP2011765 A JP 2011765A JP 1176590 A JP1176590 A JP 1176590A JP H089620 B2 JPH089620 B2 JP H089620B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真用カプラーとして
有用な1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール
化合物の製造方法に関するものである (従来の技術) 1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール化合
物はハロゲン化銀カラー写真用マゼンタカプラーとして
有用な化合物である。これらの化合物の合成法として
は、従来、以下に記す様な合成法が知られている。
第一番目の合成法は、米国特許3,725,067号,英国特
許1,252,418号あるいはジャーナル・オブ・ザ・ケミカ
ル・ソサイアティー(Journal of the Chemical Societ
y)、パーキンI(1977年)2047〜2052頁に記載された
方法で合成することができる。すなわち、5−ヒドラジ
ノ−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート化合物をア
シル化し、5−アシルヒドラジノ−1H−ピラゾール−4
−カルボキシレート化合物を得た後に、オキシ塩化リン
とともに長時間加熱還流することによって1H−ピラゾロ
[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール化合物を得ることが
できる。しかしながら、この方法では、製造工程が二段
階であり、また閉環工程においてもより高い温度と、長
時間の反応時間を必要とした。さらに収率が低下する化
合物も有り、製造方法の改良が望まれた。
第二番目の方法は特開昭62−158283に記載された方法
で合成することができる。すなわち5−ヒドラジノ−1H
−ピラゾール化合物をアシル化して5−アシルヒドラジ
ノ−1H−ピラゾール系化合物を得た後に塩化チオニルと
反応させ更にアルコール類の存在下で閉環反応を行って
1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール系化合
物を得る方法である。しかしながら、この方法もまた二
段階で行われ、また5−アシルヒドラジノ−1H−ピラゾ
ール系化合物からの脱水環化反応では、その反応溶媒を
置換しなければならず、操作上繁雑であった。
さらに前記2種の合成法はいずれも強酸性条件で行う
必要があり、これらの条件下では著しく収率の低下する
化合物が有った。
第三番目の方法は、特開平1−233285号に記載の方法
で合成することができる。すなわちイミド酸エステル類
又はオルトエステル類のいずれか一方と、5−ヒドラジ
ノ−1H−ピラゾール類とを反応させることにより、一段
で1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール化合
物を合成する方法であるが、収率的にさらに向上が望ま
れていた。
(発明が解決しようとする課題) 先に述べたように5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール類
を原料にして1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリア
ゾール化合物を得る従来の方法は、製造工程数が多い、
反応時間が長い、操作性が繁雑である、収率が低いとい
った問題点を有していた。
本発明の目的は、5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール
類、及び5−アシルヒドラジノ−1H−ピラゾール類を原
料にしてより少ない工程数、より温和な条件下で短時間
に好収率で1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリアゾ
ール化合物を得ることのできる製造方法を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明の前記目的は下記に示す製造方法によって達成
された。
すなわち本発明は(1)5−ヒドラジノ−1H−ピラゾ
ール類とカルボン酸類とを環形成反応させるに当た反応
を三級ホスフィン類とハロゲン化剤とから形成されるホ
スホニウム塩もしくはホスホラン類の存在下で行うこと
を特徴とする1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリア
ゾール化合物の製造方法及び(2)5−アシルヒドラジ
ノ−1H−ピラゾール類を閉環反応させるに当り反応を三
級ホスフィン類とハロゲン化剤とから形成されるホスホ
ニウム塩もしくはホスホラン類の存在下で行うことを特
徴とする1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリアゾー
ル化合物の製造方法を提供するものである。
上記の本発明方法は下記一般式〔I〕で表わされる三
級ホスフィン類を脱水縮合工程において用いることを特
徴とする、下記一般式〔II〕で表わされる1H−ピラゾロ
[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール化合物の製造方法で
ある。
一般式〔I〕 (Y)3P (式中、Yはアルキル基、アリール基、アルコキシ
基、アリールオキシ基またはアミノ基を表わす。) 一般式〔II〕 (式中、R1は水素原子又は置換基を表わし、R2は水素
原子、アルキル基、アリール基、又はヘテロ環基を表わ
す。Xは水素原子、又は置換基を表わす。) より詳しく言えば、本発明において下記一般式〔II
I〕で表わされる5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール類
と、下記一般式〔IV〕で表わされるカルボン酸類とを、
前記一般式〔I〕で表わされる三級ホスフィン類と、下
記一般式〔V〕で表わされるハロゲン化剤から形成され
る、下記一般式〔VI〕で表わされるホスホニウム塩類、
又は下記一般式〔VII〕で表わされるホスホラン類を用
いて脱水縮合させることにより前記一般式〔II〕で表わ
される1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール
化合物を製造する。
一般式〔III〕 (式中、R1及びXと前記と同義である。Aは酸根を表
わし、nは0又は分子内の電荷を中和するに必要な正数
を表わす。) 一般式〔IV〕 R2−COOM (式中、R2は前記と同義であり、Mは水素原子又はア
ルカリ金属類を表わす。) 一般式〔V〕 Hal−Q (式中、Halはハロゲン原子を表わし、Qは置換基を
表わす。) 一般式〔VI〕 〔(Y)3P−Hal〕+Q- (式中、Y、Hal、Qはそれぞれ前記と同義であ
る。) 一般式〔VII〕 (式中、Y、Halはそれぞれ前記と同義である。) また下記一般式〔VIII〕で表わされる5−アシルヒド
ラジノ−1H−ピラゾール類に、前記一般式〔I〕で表わ
される三級ホスフィン類と、前記一般式〔V〕で表わさ
れるハロゲン化剤とから形成される、前記一般式〔VI〕
で表わされるホスホニウム塩類、又は前記一般式〔VI
I〕で表わされるホスホラン類を作用させることにより
前記一般式〔II〕で表わされる1H−ピラゾロ[5,1−
c]−1,2,4−トリアゾール化合物を製造する。
一般式〔VIII〕 (式中、R1、R2、Xはそれぞれ前記と同義である。) 本発明の製造方法において反応は以下に示すスキーム
(1)により進行すると考えられる。
スキーム(1) 本発明において出発原料に用いられる一般式〔III〕
で表わされる5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール類のR1
水素原子又は置換基を表わす。その置換基としてはアル
キル基、アリール基、ヘテロ環基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基、ア
リールチオ基、ヘテロ環チオ基、アミノ基、アニリノ
基、アシルアミノ基、ウレイド基、ウレタン基、アルコ
キシカルボニル基、スルホンアミド基、スルファモイル
基、スルホニル基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル
基等を表わす。置換基についてさらに詳しく説明する
と、アルキル基とは炭素数1〜50の直鎖又は分岐鎖の置
換又は無置換のアルキル基を表わし、置換アルキル基の
置換基としては、ハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、
臭素)、シアノ基、ニトロ基、アリール基(例えばフェ
ニル、ナフチル)、ヘテロ環基(例えば1−ピラゾリ
ル、1−イミダゾリル)、アルコキシ基(例えばメトキ
シ、エトキシ、イソプロピルオキシ、ブトキシ、ドデシ
ルオキシ)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ、2,
4−ジ−t−アミルフェノキシ、3−メタンスルホンア
ミドフェノキシ)、アルキルチオ基(例えばメチルチ
オ、エチルチオ、ブチルチオ、オクチルチオ、ヘキサデ
シルチオ)、アリールチオ基(例えばフェニルチオ、ナ
フチルチオ)、アミノ基(例えばジメチルアミノ、ジエ
チルアミノ、ジフェニルアミノ、ジイソプロピルアミ
ノ)、アシルアミノ基(例えばN−メチルアセチルアミ
ノ、N−ブチルテトラデカノイルアミノ)、ウレイド基
(例えばN,N,N′−トリエチルウレイド)、ウレタン基
(例えばN−ブチル−フェニルウレタン、N−オクチル
エチルウレタン)、アルコキシカルボニル基(例えばメ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、ドデシルオキ
シカルボニル)、スルホンアミド基(例えばメタンスル
ホンアミド、エタンスルホンアミド、ヘキサデカンスル
ホンアミド、p−トルエンスルホンアミド)、スルファ
モイル基(例えばN−メチルスルファモイル、N−ブチ
ルスルファモイル、N,N−ジエチルスルファモイル、N,N
−ジオクチルスルファモイル)、スルホニル基(例えば
メチルスルホニル、エチルスルホニル、ブチルスルホニ
ル、オクチルスルホニル、ヘキサデシルスルホニル、フ
ェニルスルホニル)等を表わし、2個以上の置換基を有
していてもよい。2個以上の置換基を有す場合は、それ
らの置換基は同じであっても異なっていてもよい。アリ
ール基は置換又は無置換のアリール基を表わし、置換ア
リール基の置換基としては、前記の置換アルキル基の置
換基で説明した置換基と同義である。R1で表わされる置
換基はまた前記の置換アルキル基の置換基で説明した置
換基を有していてもよいヘテロ環基(例えば3−ピリジ
ル、4−ピリジル)、アルコキシ基(例えばメトキシ、
エトキシ、プロピルオキシ、ブチルオキシ、イソプロピ
ルオキシ、t−ブトキシ、2−フェノキシエトキシ、2
−メタンスルホニルエトキシ、2−(2,4−ジ−t−ア
ミルフェノキシエトキシ)、アリールオキシ基(例えば
フェノキシ、2−メトキシフェノキシ、2,4−ジメトキ
シフェノキシ、2,6−ジメトキシフェノキシ、2,4−ジ−
t−アミルフェノキシ、2−エトキシカルボニルフェノ
キシ)、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基(例えばメ
チルチオ、エチルチオ、ブチルチオ、ヘキサデシルチ
オ)、アリールチオ基(例えばフェニルチオ、ナフチル
チオ、2−エトキシエルボニルフェニルチオ、2−ブト
キシ−5−t−オクチルフェニルチオ)、ヘテロ環チオ
基、アミノ基(例えばジメチルアミノ、ジイソプロピル
アミノ−ジブチルアミノ)、アニリノ基(例えば、2,5
−ジクロロアニリノ、2−エトキシカルボニルアニリ
ノ)、アシルアミノ基(例えばN−メチルアセチルアミ
ノ、N−フェニルアセチルアミノ、N−ブチルピバロイ
ルアミノ)、ウレイド基(例えばN,N,N′−トリエチル
ウレイド)、ウレタン基(例えばN−メチルフェニルウ
レタン)、アルコキシカルボニル基(例えばメトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、ドデシルオキシカルボ
ニル)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミ
ド、エタンスルホンアミド、ヘキサデカンスルホンアミ
ド、N−メチルオクタンスルホンアミド、P−トルエン
スルホンアミド)、スルファモイル基(例えばN−ブチ
ルスルファモイル、メチルスルファモイル、エチルスル
ファモイル、フェニルスルファモイル)、シアノ基、ニ
トロ基、ヒドロキシル基等を表わす。
Xで表わされる基は、水素原子、又は置換基を表わ
す。その置換基としては、ハロゲン原子、又はC、N、
O、S、P及びHよりなる群より選ばれた少なくとも2
つの原子を有する1価の基である。好ましくは、Xは水
素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、アルコキ
シカルボニル基、ヘテロ原子としてO、N又はSを含有
する3ないし10員環のヘテロ環基、アリールオキシ基、
アルコキシ基、ヘテロ環オキシ基アルキルチオ基、アリ
ールチオ基、等を表わす。
さらに詳しくは、Xは水素原子、ハロゲン原子(例え
ばフッ素、塩素、臭素)、シアノ基、ニトロ基、アルコ
キシカルボニル基(例えばメトキシカルボニル、エトキ
シカルボニル)、ヘテロ環基(例えば、ピラゾリル、イ
ミダゾリル)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ、
4−メチルフェノキシ、4−シアノフェノキシ、2−エ
トキシカルボニルフェノキシ、4−メトキシカルボニル
フェノキシ)、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキ
シ)、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基(例えばメチ
ルチオ、ドデシルチオ、1−エトキシカルボニルドデシ
ルチオ)、アリールチオ基(例えばフェニルチオ、2−
ピバロイルアミドフェニルチオ、2−ブトキシ−5−t
−オクチルフェニルチオ)。
Aは無機又は有機の酸根を表わす。無機酸根としては
塩酸根、硫酸根等であり、有機酸根としては例えばメタ
ンスルホン酸根、パラトルエンスルホン酸根等である。
nは0または分子内の電荷を中和するに必要な正数を表
わし、好ましくは0又は1である。
前記一般式〔III〕で表わされる化合物の代表的具体
例を以下に示すが、本発明はこれらによって限定される
ものではない。
本発明に用いられる出発原料、すなわち一般式〔II
I〕で表わされる5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール化合
物は対応する5−アミノ−1H−ピラゾール化合物を通常
の方法でジアゾ化し次いで還元することにより得られ
る。例えばオーガニック・シンセシス・合冊(Organic
Synthses Collective Volume).I巻422頁またはジャー
ナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアティ(Jounal of
the Chemical Society)1971年167頁に記載されている
方法で合成できる。
一般式〔IV〕で表わされるカルボン酸類のR2は水素原
子、アルキル基、アリール基、またはヘテロ環基を表わ
す。R2をさらに詳しく説明すると、アルキル基としては
炭素数1〜50の直鎖又は分岐鎖の置換又は無置換のアル
キル基を表わし、置換アルキル基の置換基としては、ハ
ロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素)、アルコキシ
基(例えばメトキシ、エトキシ、ブトキシ、2−エチル
ヘキシルオキシ、ヘキサデシルオキシ)、アリールオキ
シ基(例えばフェノキシ、p−ニトロフェノキシ、o−
クロルフェノキシ、2,4−ジ−t−アミルフェノキ
シ)、アリール基(例えばフェニル、ナフチル)、アル
キルチオ基(例えばメチルチオ、エチルチオ、オクチル
チオ、ヘキサデシルチオ)、アリールチオ基(例えばフ
ェニルチオ、p−ドデシルオキシフェニルチオ、2−ブ
トキシ−5−t−オクチルフェニルチオ)、アミノ基
(例えばジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジイソプロ
ピルアミノ)、アルコキシカルボニル基(例えばメトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル、ブトキシカルボニ
ル、ドデシルオキシカルボニル)、アリールオキシカル
ボニル基(例えばフェノキシカルボニル、p−ニトロフ
ェノキシカルボニル)、スルホンアミド基(例えばメタ
ンスルホンアミド、ブタンスルホンアミド、p−トルエ
ンスルホンアミド、p−エトキシカルボニルベンゼンス
ルホンアミド)、スルホニル基(例えばメチルスルホニ
ル、エチルスルホニル、ヘキサデシルスルホニル、フェ
ニルスルホニル)、シアノ基、ニトロ基、等を表わす。
又これらの置換基を2個以上有していてもよく、その場
合、それぞれの置換基は同一であっても異なっていても
よい。アリール基としては、置換又は無置換のアリール
基を表わし、無置換アリール基(例えばフェニル、ナフ
チル)、置換アリール基の置換基としては、前記置換ア
ルキル基の置換基と同義である。ヘテロ環基(例えば、
3−ピリジル、4−ピリジル)表わす。
R2としてはアリールオキシ基で置換されたアルキル基
が本発明における収率の効果が大きく好ましく、そのア
ルキル基が分岐アルキル基であるものがさらに好まし
い。
Mは水素原子、又はアルカリ金属類(例えば、Na、
K、Ca)を表わす。
一般式〔IV〕で表わされる、カルボン酸類の代表的な
具体例を示すが、本発明はこれらによって限定されるも
のではない。
IV−1 CH3COOH IV−2 C4H9COOH IV−3 t−C4H9COOH IV−5 C13H27COOH IV−6 C6H13OCH2CH2COOH IV−36 n−C7H15COOH 一般式〔I〕で表わされる三級ホスフィン類のYはア
ルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、またはアミノ基を表わし、更に詳しく説明すると、
アルキル基は炭素数1ないし10の直鎖又は分岐鎖の置換
又は無置換のアルキル基を表わし、置換アルキル基の置
換基としては、前記一般式〔III〕で表わされるアミド
オキシム体のR1で示した置換アルキル基の置換基と同義
であり、それらの置換基は2個以上有してもよい。2個
以上の置換基を有す場合は同一であっても異なっていて
もよい。アリール基は、置換又は無置換のアリール基を
表わし、置換アリール基の置換基としては、前記置換ア
ルキル基の置換基と同義である。アルコキシ基は(例え
ばメトキシ、エトキシ、プロピルオキシ、ブチルオキ
シ、イソプロピルオキシ)、アリールオキシ基(例えば
フェノキシ、ナフチルオキシ)、アミノ基(例えばジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブ
チルアミノ、ジイソプロピルアミノ)を表わす。好まし
くはYはアリール基又はアミノ基であり、特に好ましく
はフェニル基である。
I−3 (CH3 3P I−4 (C2H5 3P I−5 (CH3O3P I−6 (C2H5O3P I−7 (C4H9O3 I−9 (C4H9 3P 一般式〔V〕で表わされるハロゲン化剤のHalはハロ
ゲン原子(例えば塩素、臭素)を表わし、Qは置換基を
表わす。その置換基としては、ハロゲン原子(例えば塩
素、臭素)、イミド基(例えばコハク酸イミド、フタル
酸イミド)、ハロゲン化アルキル基(例えばトリクロロ
メチル、トリブロモメチル、ペンタクロロエチル、ペン
タブロモエチル)を表わす。
以下に一般式〔V〕で表わされるハロゲン化剤の好ま
しい具体例を示すが、本発明はこれらによって限定され
るものではない。
V−1 Cl2 V−2 Br2 V−3 CCl4 V−4 CBr4 一般式「VI〕で表わされるホスホニウム塩類及び、一
般式〔VII〕で表わされるホスホラン類のY、Hal、Qは
それぞれ前記一般式〔I〕及び前記一般式〔V〕で述べ
たと同義である。
一般式〔VIII〕で表わされる5−アシルヒドラジノ−
1H−ピラゾール類のR1、X、及びR2は、前記一般式〔II
I〕、及び前記一般式〔IV〕で述べたと同義である。こ
の5−アシルヒドラジノ−1H−ピラゾール類の合成法
は、本発明の脱水縮合剤を用いても容易に合成できる
が、前記一般式〔IV〕で表わされるカルボン酸類から導
かれる酸ハライド類と、前記一般式〔III〕で表わされ
る5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール類とからも合成でき
る。
前記一般式〔VIII〕で表わされる5−アシルヒドラジ
ノ−1H−ピラゾール類の代表的具体例は、前記一般式
〔III〕で表わされる5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール
類と前記一般式〔IV〕で表わされるカルボン酸類とから
任意の組み合わせによって得られるが本発明はこれらに
よって限定されるものではない。
本発明の方法によって得られる1H−ピラゾロ[5,1−
c]−1,2,4−トリアゾール化合物は下記一般式〔II〕
で表わされる。
一般式〔II〕 (R1、X及びR2は前記一般式〔III〕及び一般式〔I
V〕で述べた置換基と同義である。) 一般式〔II〕で表わされる化合物の代表的具体例を以
下に示すが、本発明はこれらによって限定されるもので
はない。
次に、本発明の実施態様についてさらに説明する。
前記一般式〔III〕で表わされる5−ヒドラジノ−1H
−ピラゾール類と前記一般式〔IV〕で表わされるカルボ
ン酸類との、前記一般式〔I〕で表わされる三級ホスフ
ィン類と前記一般式〔V〕で表わされるハロゲン化剤を
用いる脱水縮合反応においては、無溶媒で行なってもよ
いし、適当な溶媒に溶解又は分散して行ってもよい。本
発明に用いることのできる代表的な溶媒としては、アセ
トニトリル、ジメチルスルホキサイド、スルホラン、ジ
メチルアセトアミド、ジメチルイミダゾリドン、テトラ
ヒドロフラン、酢酸エチルエステル、1,2−ジメトキシ
エタンベンゼン、トルエン等の溶媒が挙げられ、アセト
ニトリル等の極性溶媒が好ましい。これらの溶媒は単一
で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよ
い。
溶媒の使用量は、一般式〔III〕で表わされる化合物
の1重量部当り、1〜1000重量部、好ましくは1〜30重
量部の割合で使用される。
一般式〔VIII〕又は一般式〔II〕で表される化合物を
調製するに当り一般式〔III〕で表わされる化合物と、
一般式〔IV〕で表わされるカルボン酸類は1:1〜1:20の
モル比で用いられ、無溶媒で反応する場合には好ましく
は1:1〜1:20のモル比で、また先に述べた様な溶媒を用
いて反応する場合には、好ましくは1:1〜1:3のモル比で
使用される。
一般式〔III〕で表わされる化合物はスキーム(1)
に示すように酸塩で反応を行ってもよいが、予め反応系
に例えばトリエチルアミン又はピリジン等の有機塩基を
加えてフリー体として反応を行ってもよい。これらの塩
基の使用量は一般式〔III〕で表わされる化合物に対し
1〜20倍モルで使用され、1〜5倍モルが好ましい。
一般式〔III〕で表わされる化合物と、一般式〔I〕
で表わされる化合物は1:1〜1:10のモル比で用いられ、
好ましくは1:2〜1:10のモル比で使用される。一般式〔V
III〕で表わされる化合物と一般式〔I〕で表わされる
化合物は1:1〜1:10のモル比で用いられ、好ましくは1:1
〜1:5のモル比で使用される。
一般式〔I〕で表わされる化合物と、一般式〔V〕で
表わされる化合物は1:1〜1:100のモル比で用いられ、好
ましくは1:1〜1:5のモル比で使用される。
反応温度は、−10℃〜150℃で行えるが、−10〜100°
が好ましく−10℃〜80℃が特に好ましい。
反応時間は反応温度が−10℃〜150℃の場合には30分
間〜20時間で反応が終結する。
上記は一般式〔III〕で表わされる化合物から出発す
る場合に従って主に説明したが、一般式〔VIII〕で表わ
される化合物を脱水縮合する場合も溶媒、ホスフィン
類、反応温度、反応時間等の条件は実質的に同様であ
る。
(実施例) 以下に、本発明の具体的実施例の一部を示すが本発明
はこれらによって限定されるものではない。
実施例1(例示化合物II−3) 5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール体〔III−1〕22.0g
(0.1モル)にアセトニトリル350mlを加え5℃〜10℃に
冷却し撹拌した。これにトリエチルアミン20.2g(0.2モ
ル)を滴下した後、4−(p−ニトロフェニル)ブタン
酸〔IV−10〕20.9g(0.1モル)とトリフェニルホスフィ
ン78.7g(0.3モル)を添加した。この溶液を0℃〜5℃
で撹拌しながらN−クロロコハク酸イミド40.0g(0.3モ
ル)を数回に分けて添加した。添加終了後、0〜5℃で
2時間撹拌を続け、更に室温で5時間撹拌を続けた。反
応終了後反応液に水を加えるとガム状物が析出した。こ
のガム状物を水洗し、水を除いた後アセトニトリルを加
え室温で撹拌すると結晶が析出した。この結晶をろ取
し、乾燥し、例示化合物II−3を22.7g(63.5%)で得
た。融点は122〜128℃であった。
実施例2(例示化合物II−15) アシルヒドラジン体(VIII−1〕79.5g、四塩化炭素4
6mlにアセトニトリル800mlを加え、0℃に氷冷し撹拌し
た。この溶液にトリフェニルホスフィン47.2gを添加し
て10℃以下で3時間撹拌を行なった後、更に12gのトリ
フェニルホスフィンを添加した。次いで2,4,6−トリメ
チルピリジン16mlを滴下した。更に12gのトリフェニル
ホスフィンを添加した後、2時間撹拌を行なった。反応
終了後反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。酢酸エ
チル層を水洗した後、減圧下で酢酸エチルで留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液
n−ヘキサン/酢酸エチル)により精製した。アセトニ
トリルで再結晶を行ない37.2g(48.1g)の例示化合物II
−15を得た。融点128〜129℃であった。この結果を第1
表に示した。
実施例3及び4 ピラゾール類として化合物III−5をカルボン酸類と
して化合物IV−36を用いた以外は実施例1とまったく同
様にして例示化合物II−2を合成した。この結果を実施
例3として第1表に示した。またカルボン酸類として化
合物IV−14を用いた以外は実施例1と全く同様にして例
示化合物II−6を合成した。この結果を実施例4として
第1表に示した。
実施例5、6及び7 一般式〔VIII〕の化合物を変えた以外は実施例2と全
く同様にして対応の例示化合物II−3、II−10及びII−
12を得た。この結果をそれぞれ実施例5、6、7として
第1表に示した。
(比較例)例示化合物II−15の合成 米国特許第3,725,067号記載の合成法に従って合成を
行なった。すなわち化合物〔VIII−1〕3.31gにトルエ
ン10mlを加えて加熱撹拌する。これにオキシ塩化リン1.
8mlを滴下した。滴下終了後、加熱撹拌を20時間行なっ
た後、反応液を氷水中に注ぎ、更に酢酸エチルで抽出し
た。この酢酸エチル溶液を水洗し乾燥した後、酢酸エチ
ルを減圧下で留却した。残留物をカラムクロマトグラフ
ィーで精製した後、アセトニトリルで再結晶を行なっ
た。0.13g(収率4.2%)の例示化合物II−15を得た。融
点は実施例−2と同じ128〜129℃であった。
更に特開昭62−158283に記載の合成法に従って合成し
たが前記と同様に低収率であった。
(発明の効果) 本発明の製造方法によれば、5−ヒドラジノ−1Hピラ
ゾール類とカルボン酸類から1工程で目的とする1H−ピ
ラゾロ−[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール化合物の効
率的な製造が可能となり製造工程の簡略化が可能となっ
た。さらに、5−アシルヒドラジノ−1H−ピラゾール類
から出発して従来の製造方法において低収率であった化
合物の製造においても収率の大幅な向上が達成される。
さらに本発明方法によれば高温、あるいは強酸性下では
なく、温和な条件下で短時間に好収率で1H−ピラゾロ−
[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール化合物を製造するこ
とができるという優れた効果を奏する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール類とカル
    ボン酸類とを環形成反応させるに当り反応を三級ホスフ
    ィン類とハロゲン化剤とから形成されるホスホニウム塩
    もしくはホスホラン類の存在下で行うことを特徴とする
    1H−ピラゾロ[5,1−c]−1,2,4−トリアゾール化合物
    の製造方法。
  2. 【請求項2】5−アシルヒドラジノ−1H−ピラゾール類
    を閉環反応させるに当り反応を三級ホスフィン類とハロ
    ゲン化剤とから形成されるホスホニウム塩もしくはホス
    ホラン類の存在下で行うことを特徴とする1H−ピラゾロ
    [5,1−c]−1,2,4−トリアゾール化合物の製造方法。
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