JPH08958Y2 - シート体 - Google Patents

シート体

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JPH08958Y2
JPH08958Y2 JP1992031734U JP3173492U JPH08958Y2 JP H08958 Y2 JPH08958 Y2 JP H08958Y2 JP 1992031734 U JP1992031734 U JP 1992031734U JP 3173492 U JP3173492 U JP 3173492U JP H08958 Y2 JPH08958 Y2 JP H08958Y2
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JP
Japan
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pressure
mat
sheet
waterproof
floor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992031734U
Other languages
English (en)
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JPH0730895U (ja
Inventor
隶宏 川上
Original Assignee
タイコ−株式会社
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Publication date
Application filed by タイコ−株式会社 filed Critical タイコ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トイレ用床置きマット
等のシート体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トイレ、台所等で使用する床置きマット
において、実開平3−94198号公報等に記載される
ように、吸水シートの裏側に防水シートを装着してマッ
ト本体を構成し、その防水シート側に粘着剤等の感圧付
着部を設けたものが考えられている。これは、紙、不織
布等の吸水シートを主たる材料とし、その吸水シートに
極く薄い防水シートをラミネート加工すれば、マット本
体ができるため、厚手の織物等を用いたものに比べて、
製造コストが非常に安く、使い捨てが可能になる等の利
点があり、また感圧付着部でマット本体を床面の所定部
位に確実に固定でき、床面上で不用意に移動する等の問
題もない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種の床置きマット
を含む各種のシート体において、粘着剤等の感圧付着部
で床面等の付着部位にシート体を固定する場合、離型処
理を施した離型紙で感圧付着部を保護しておき、使用に
際してその離型紙を剥離した後、感圧付着部を床面等の
付着部位に付着させる必要がある。このため、従来で
は、使用時前に離型紙を剥離する煩わしさがあり、また
剥離後の離型紙の処分が問題となる。しかも、離型紙
は、使用前の感圧付着部を保護するだけで、使用時点で
は不要であるため、材料的にも無駄がある。
【0004】本考案は、このような従来の課題に鑑み、
感圧付着部を確実に保護できると共に、使用に際しては
容易に剥離でき、しかも離型紙等の材料の無駄、それに
伴うコストアップを防止できるシート体を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本考案
は、シート本体5に防水部8 を備え、この防水部8側
に、付着部位1側に剥離可能に付着する感圧付着部6を
設けたシート体において、防水部8とその折曲部10との
間で感圧付着部6を覆うようにシート本体5を折曲げ、
かつ防水部8を離型可能に感圧付着部6に付着させたも
のである。請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載
の考案において、シート本体5を、吸水部7とその裏側
の防水部8とを備えた床置き用マット本体としたもので
ある。
【0006】
【作用】使用前の状態では、シート本体5を感圧付着部
6側に折曲げて、その折曲部10と防水部8との間で感圧
付着部6を保護する。シート体の使用する際には、先ず
シート本体5を反折曲げ方向に延ばして、感圧付着部6
から防水部8を剥離させる。
【0007】次に、シート本体5の上から感圧付着部6
を加圧して、感圧付着部6を床面等の付着部位1に付着
させる。このため、床置きマット等の場合でも、使用中
にシート本体5が不用意に動くことはない。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図5は、本考案に係るシート体を男子用
トイレの使い捨て用の床置きマットに採用した実施例を
示す。図4及び図5において、1は男子用トイレの床
面、2は壁面、3は小便用の便器である。4は床置きマ
ットで、そのマット本体5が便器3の下端部を取り囲む
ように感圧付着部6を介して床面1に貼付けられてい
る。
【0009】マット本体5は、図5に示すように、吸水
性に優れた紙、不織布等から成る吸水シート7と、この
吸水シート7の裏面側、即ち床面1側の全面にラミネー
トされたプラスチックフイルム等から成る防水シート8
とを備えた二層構造であって、全体として矩形状でかつ
その長辺側の中央部に、便器3の下端部の形状に合うよ
うに切欠部9が設けられている。
【0010】マット本体5は、図3に示すように、その
下面となる防水シート8側の各隅部に粘着性の感圧付着
部6が設けられている。そして、マット本体5は、使用
前の状態では、図1及び図2に示すように、この各感圧
付着部6を含む各端部が、マット本体5と折曲部10との
間で感圧付着部6を完全に覆うように、折曲線11の部分
から裏面側、即ち感圧付着部6側に折曲げられており、
この感圧付着部6にマット本体5の防水シート8が離型
可能に貼付けられている。
【0011】なお、この場合、防水シート8は、各隅部
とそれ以外の部分とで表面粗度を異ならしめ、各隅部で
は感圧付着部6の接着性が良く、それ以外の部分では感
圧付着部6からの離型性を良くしている。つまり、防水
シート8の各隅部は粗度を粗くし、他の部分は細かくし
ている。
【0012】この床置きマット4は、床面1に貼付ける
前の物流段階等では、図1及び図2に示すように、マッ
ト本体5の各隅部を折曲線11に沿って折曲げて、感圧付
着部6をマット本体5の防水シート8に貼付け、マット
本体5と折曲部10との間で感圧付着部6を完全に覆い保
護している。従って、マット本体5の一部を利用して感
圧付着部6を保護できるため、材料の無駄、それに伴う
コストのアップを防止できる。
【0013】床置きマット4を床面1に付着させる際に
は、マット本体5の折曲部10の端を持って反折曲げ方向
に引っ張れば、感圧付着部6がマット本体5の防水シー
ト8から容易に離型する。しかも、マット本体5の一部
を利用して感圧付着部6を保護しているので、感圧付着
部6を極力マット本体5の外隅側に寄せておいても、そ
の折曲部10に容易に指先を掛けることができる。従っ
て、感圧付着部6からの離型作業を容易にできる。
【0014】この離型後、図4に示す如く、切欠部9が
便器3の下端部に一致し、かつ防水シート8が下側とな
るように、マット本体5を床面1に置き、その各隅部を
下方に押圧して感圧付着部6を介して床面1に貼付け
る。このようにしておけば、用便時に液滴が便器3の手
前から床面1側に落ちても、それを吸水シート7で受け
て吸い取ることができ、便器3近傍の床面1の汚れを防
止できる。なお、この床置きマット4は使い捨て用であ
り、一定期間だけ使用すれば、床面1から剥がして新し
いものと交換する。
【0015】図6及び図7は、本考案に係るシート体の
他の実施例を示し、マット本体5の相対向する両端部
に、その端縁に沿って所定間隔を置いて複数個の感圧付
着部6を設けたものである。従って、この場合には、端
縁に略平行な折曲線11に沿ってマット本体5の両端部を
折曲げておけば良い。またマット本体5の両端部の感圧
付着部6で床面に貼付ける場合でも、図8に示すよう
に、感圧付着部6 の位置を左右にずらせておけば、シー
ト本体5を中央で二つ折りにすることもできる。
【0016】なお、実施例では、男子用トイレで使用す
る床置きマットについて例示したが、男子用トイレで使
用するものに限らず、台所用、玄関用、湯上がり用の床
置きマットでも同様に実施できる。また実施例では、吸
水部を吸水シート7 とし、防水部を防水シート8 として
説明したが、これらは必ずしもシート状に限定されるも
のではない。例えば、防水部は、ラミネートの他、防水
性の塗料を塗布しても良い。また折曲線11は単に折曲げ
位置を示すだけであるが、吸水シート7側に折曲げ易く
なるように予め加工を施して置いても良い。
【0017】
【考案の効果】請求項1に記載の本考案によれば、シー
ト本体5に防水部8を備え、この防水部8側に、付着部
位1側に剥離可能に付着する感圧付着部6を設けたシー
ト体において、防水部8とその折曲部10との間で感圧付
着部6を覆うようにシート本体5を折曲げ、かつ防水部
8を離型可能に感圧付着部6に付着させているので、シ
ート本体5の一部を利用して感圧付着部6を確実に保護
できると共に、使用に際しての剥離が非常に容易であ
り、剥離時の作業も極く容易にできる利点がある。しか
も、シート本体5の一部を利用して感圧付着部6を保護
するので、剥離の離型紙等を処分する煩わしさがなくな
ると同時に、離型紙等の材料の無駄、それに伴うコスト
アップを防止できる。請求項2に記載の本考案によれ
ば、請求項1に記載の考案において、シート本体5を、
吸水部7とその裏側の防水部8とを備えた床置き用マッ
ト本体としているので、床置き用マット本体に吸水部7
があるにも拘わらず、そのマット本体の一部を利用して
感圧付着部6を保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す床置きマットの折曲げ
状態の正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す床置きマットの折曲げ
状態の断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す床置きマットの展開状
態の正面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す床置きマットの使用状
態の斜視図である。
【図5】図4のA−A線矢視図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す床置きマットの平面
図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す床置きマットの折曲
げ状態の斜視図である。
【図8】本考案の更に他の実施例を示す床置きマットの
正面図である。
【符号の説明】
1 床面 4 床置きマット 5 マット本体 6 感圧付着部 7 吸水シート(吸水部) 8 防水シート(防水部) 10 折曲部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート本体(5) に防水部(8) を備え、こ
    の防水部(8) 側に、付着部位(1) 側に剥離可能に付着す
    る感圧付着部(6) を設けたシート体において、防水部
    (8) とその折曲部(10)との間で感圧付着部(6) を覆うよ
    うにシート本体(5) を折曲げ、かつ防水部(8) を離型可
    能に感圧付着部(6) に付着させたことを特徴とするシー
    ト体。
  2. 【請求項2】 シート本体(5) を、吸水部(7) とその裏
    側の防水部(8) とを備えた床置き用マット本体としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシート体。
JP1992031734U 1992-04-14 1992-04-14 シート体 Expired - Lifetime JPH08958Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992031734U JPH08958Y2 (ja) 1992-04-14 1992-04-14 シート体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992031734U JPH08958Y2 (ja) 1992-04-14 1992-04-14 シート体

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Publication Number Publication Date
JPH0730895U JPH0730895U (ja) 1995-06-13
JPH08958Y2 true JPH08958Y2 (ja) 1996-01-17

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ID=12339272

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JP1992031734U Expired - Lifetime JPH08958Y2 (ja) 1992-04-14 1992-04-14 シート体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5517920U (ja) * 1978-07-20 1980-02-05
JP3094198U (ja) * 2002-11-21 2003-06-06 弘進電子股▲ふん▼有限公司 無線リモートコントロール定時コンセント装置

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JPH0730895U (ja) 1995-06-13

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