JPH089467A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH089467A
JPH089467A JP6162686A JP16268694A JPH089467A JP H089467 A JPH089467 A JP H089467A JP 6162686 A JP6162686 A JP 6162686A JP 16268694 A JP16268694 A JP 16268694A JP H089467 A JPH089467 A JP H089467A
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wireless
telephone
line
base station
call
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JP6162686A
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English (en)
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Norihiro Ikeda
宣弘 池田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発呼者の予期せぬ着信応答に対しての繊細な
サービスを提供することができる電話装置を提供する。 【構成】 装置本体に無線電話機11a,11bの外線
発信と無線電話機11a,11bへの外線着信との発着
信衝突を検出する制御部と、制御部の検出情報を無線電
話機11a,11bへ通知する制御部を設け、無線電話
機11a,11bに装置本体2から受信した前記検出情
報を通知する情報表示部30,外線表表示部31,スピ
ーカー34,スピーカー表示部36を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話機を内線に収
容する電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボタン電話装置における内線端末
は、有線で接続されるものが主であった。近年、無線電
話機の普及により、内線端末として無線電話機を用いる
ものが登場している。図20は、内線端末として無線電
話機を用いた従来のボタン電話装置のシステム構成を示
すブロック図であり、同図において、200はボタン電
話装置、201はボタン電話装置200の主装置、20
2は主装置201に収容される一般加入者回線,構内交
換機等の電話回線、203は電話回線202を主装置2
01に収容する局線インタフェース、204はボタン電
話装置200の内線、205は内線204を収容する内
線専用電話機インタフェース、206は局線インタフェ
ース203と内線専用電話機インタフェース204との
間の通話路をオン/オフ切り替えする通話路スイッチ、
207は主装置201全体を制御する制御部、208は
各種のデータを記憶する記憶領域部、209a,209
bは内線専用電話機インタフェース206に内線204
を介して接続される無線電話機である。
【0003】このようなボタン電話装置200では、主
装置201から内線端末(無線電話機209a,209
b)の状態(例えば、発信等)を知るには、一旦、無線
回線上の制御チャネルで通信を確立し、それから通話チ
ャネルへ移行し、システム内の各種の制御データ等を通
話チャネルで送信する。
【0004】ところが、このシステム内の各種の制御情
報の転送だけを行うことは、通話及び呼設定に無関係な
無線回線の確立が必要となるため、法の下では「不要電
波の輻射」ということで禁止されている。内線端末から
主装置201の状態(例えば、外線着信等)を確認する
場合も同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例より、収容局線からの外線着信と、内線端末か
らの外線発信とが同時に発生した場合、有線のシステム
と異なり、主装置201からは無線電話機209a,2
09bの状態を確認することができないため、それぞれ
の処理が同時に行われてしまう(内線端末からも同様に
主装置201の状態を確認することができない)。この
ため、主装置201と内線端末の双方で状態の不一致が
発生し易いという欠点がある。このため、場合によって
は、外線発信及び外線着信が無効呼となってしまうとい
う不具合が生じる。
【0006】また、主装置201と無線電話機209
a,209bとの間の回線として無線回線を使用するた
めに、該無線回線の確立手順等、有線回線に比べて多く
の時間を必要とする。このため発呼者は、外線発信中に
も拘らずオフフックと同時に予想外な着信外線の相手と
接続される、いわゆる発着信衝突が発生する可能性が高
くなるという欠点がある。
【0007】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、発呼者の予期せぬ着信応答に対しての繊
細なサービスを提供することができる電話装置を提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1発明(請求項1)の電話装置は、無線基
地局を内線に収容する主装置と、前記無線基地局と無線
回線を介して接続され且つ該無線回線の情報の送受信を
無線通信により行う無線電話機とからなる電話装置にお
いて、前記主装置は、前記無線電話機の外線発信と前記
無線電話機への外線着信との発着信衝突を検出する検出
手段と、該検出手段の検出情報を前記無線電話機へ通知
する通知手段とを備え、前記無線電話機は、前記主装置
から受信した前記検出情報を利用者に通知する通知手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、同じ目的を達成するために本発明の
第2発明(請求項13)の電話装置は、無線基地局を内
線に収容する主装置と、前記無線基地局と無線回線を介
して接続され且つ該無線回線の情報の送受信を無線通信
により行う無線電話機とからなる電話装置において、前
記無線基地局は、前記無線電話機との無線回線確立時に
前記無線基地局の状態を前記無線電話機に通知する通知
手段を備え、前記無線電話機は、前記通知手段により通
知された前記無線基地局の状態と前記無線電話機の状態
とが一致するか否かを検出する検出手段と、該検出手段
の検出結果に基づいて前記無線電話機における任意の処
理を中止する処理中止手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0010】また、同じ目的を達成する上で、前記第1
発明の電話装置において、前記主装置が前記無線基地局
であることが望ましい。
【0011】また、同じ目的を達成する上で、前記第1
発明の電話装置において、前記無線電話機が、任意の外
線ボタンの押下による外線発信に対して点灯する外線表
示部と、該外線表示部を点滅させる点滅手段とを備え、
前記外線表示部を前記通知手段とすることが望ましい。
【0012】また、同じ目的を達成する上で、前記通知
手段が、前記検出情報を視覚的に通知する発光素子表示
器や液晶表示器或は聴覚的に通知するスピーカーである
ことが望ましい。
【0013】また、同じ目的を達成する上で、前記第1
発明の電話装置において、前記無線電話機が、無線回線
確立時に前記無線電話機の状態を前記無線基地局に通知
する第2の通知手段を備え、前記主装置が、前記無線基
地局への無線回線確立要請時に前記主装置の状態を前記
無線基地局に通知する第3の通知手段を備えることが望
ましい。
【0014】また、同じ目的を達成する上で、前記第2
発明の電話装置において、前記無線電話機が、前記検出
手段の検出結果を通知する第2の通知手段を備えること
が望ましい。
【0015】
【作用】主装置が、無線電話機の外線発信と電話回線か
らの外線着信との発着信衝突を検出した場合、また、無
線基地局が、主装置では検出できない無線電話機の外線
発信と電話回線からの外線着信との発着信衝突を検出し
た場合、更には、無線電話機が、主装置及び無線基地局
では検出できない無線電話機の外線発信と電話回線から
の外線着信との発着信衝突を検出した場合は、いずれも
通知手段により無線電話機に対して検出情報が通知さ
れ、無線電話機では、その情報により様々な通知方式で
発呼者に外線着信に応答した旨を通知する。これによ
り、発呼者の予期せぬ着信応答に対しての繊細なサービ
スを提供することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0017】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1乃至図9に基づき説明する。図1は、本発明の第
1実施例に係る電話装置のシステム構成を示すブロック
図であり、同図において、1はボタン電話装置、2はボ
タン電話装置1の主装置、3は主装置2に収容される一
般加入者回線,構内交換機等の電話回線、4は電話回線
3を主装置2に収容する局線インタフェース、5はボタ
ン電話装置1の内線、6は内線5を収容する内線専用電
話機インタフェース、7は局線インタフェース4と内線
専用電話機インタフェース6との間の通話路をオン/オ
フ切り替えする通話路スイッチ、8は主装置2全体を制
御する制御部、9は各種のデータを記憶する記憶領域
部、10a,10bは内線専用電話機インタフェース6
に内線5を介して接続される無線基地局(以下、任意の
無線基地局10a,10bを符号10で表す)、11
a,11bは無線基地局10a,10bと無線回線を介
して接続される無線電話機(以下、任意の無線電話機1
1a,11bを符号11で表す)である。
【0018】図2は、無線基地局10の構成を示すブロ
ック図であり、同図において、12はボタン電話装置1
の内線5を無線基地局10に収容する回線インタフェー
ス部、13は音声処理回路、14は無線回路部で、受信
部14aと送信部14bとを有している。15は無線基
地局10全体を制御する制御部、16はモデム、17は
各種のプログラムを記憶したROM(読み出し専用メモ
リー)、18は各種の情報等を蓄積するRAM(読み書
き可能メモリー)、19は無線信号を送受信するアンテ
ナである。
【0019】図3は、無線電話機11の構成を示すブロ
ック図であり、同図において、20は受話部、21は送
話部、22は音声処理回路、23は無線回路部で、受信
部23aと送信部23bとを有している。24は無線電
話機11全体を制御する制御部、25はモデム、26は
各種のプログラムを記憶したROM(読み出し専用メモ
リー)、27は各種の情報等を蓄積するRAM(読み書
き可能メモリー)、28は無線信号を送受信するアンテ
ナ、29は通話開始等に用いるスピーカーボタン、30
は各種の情報を表示する液晶表示器(LCD)等からな
る情報表示部、31は電話回線3の状態を表示する外線
表示部で、複数(本実施例では4個)の発光素子(LE
D)31a,31b,31c,31dを有している。3
2は機能情報入力部で、ボタン電話装置1特有の各種の
機能を使用する際に用いる複数(本実施例では6個)の
機能キー32a,32b,32c,32d,32e,3
2fを有している。33はダイヤル情報入力部で、テン
キー等の多数のキーを有している。34は音声出力部で
あるスピーカー、35は音声入力部であるマイク(マイ
クロフォン)、36はスピーカー34の状態を表示する
スピーカー表示部で、発光素子(LED)からなる。
【0020】次に、上記構成の電話装置1の動作を図4
乃至図9に基づき説明する。図4は、主装置2の動作を
示すフローチャート、図5は、無線基地局10の動作を
示すフローチャート、図6は、無線電話機11の動作を
示すフローチャート、図7は、主装置2と無線基地局1
0と無線電話機11との間の信号のやり取りを示すシー
ケンス図、図8は通話中状態から無線電話機11におい
てオンフックが行われた場合の処理のフローチャート、
図9は、通話中状態から無線電話機11においてオンフ
ックが行われた場合の主装置2と無線基地局10と無線
電話機11との間の信号のやり取りを示すシーケンス図
である。
【0021】無線電話機11において、発信要求がある
と(図6のステップS601)、無線電話機11は、発
信要求を解析する(図6のステップS602)。発信要
求が外線ボタンnの押下によるものである場合(図6の
ステップS602におけるYES分岐)、外線ボタンn
に対応する外線表示部31内の発光素子を発信点滅(例
えば、緑色の光で、0.5秒周期で点滅)させる(図6
のステップS606)次に、スピーカー表示部36の発
光素子(スピーカーLED)を点灯させ(図6のステッ
プS607)、無線電話機11の内部の音声処理回路2
2をスピーカー34とマイク35に接続し、音量調整を
行う(図6のステップS608)。
【0022】また、発信要求が外線ボタンnの押下によ
るものでない場合(図6のステップS602におけるN
O分岐)、発信要求がオフフックであるかをチェックす
る(図6のステップS603)。発信要求がオフフック
である場合(図6のステップS603におけるYES分
岐)、スピーカー表示部36の発光素子(スピーカーL
ED)を消灯させ(図6のステップS604)、無線電
話機11の内部の音声処理回路22を受話部20と送話
部21に接続し、音量調整を行う(図6のステップS6
05)。また、発信要求がスピーカーボタン29の押下
による場合(図6のステップS603におけるNO分
岐)、上記外線ボタンnの押下時と同様に図6のステッ
プS607及びステップS608の処理を行う。上記発
信処理の終了後、情報表示部30のLEDの表示をクリ
アする(図6のステップS609)。
【0023】次に、無線電話機11は、無線基地局10
に対して無線制御チャネル上で接続通知信号(図7のM
703)を送信する。接続通知信号を受信(図5のステ
ップS501)した無線基地局10は、無線通話チャネ
ルの使用をチェック(図5のステップS502)し、使
用可能な通話チャネルが存在する場合(図5のステップ
S502におけるYES分岐)、接続応答信号(図7の
M704)を無線電話機11に送信する(図5のステッ
プS503)。無線電話機11は、接続応答信号を受信
すると無線制御チャネルから無線通話チャネルに使用周
波数を切り替え、無線基地局10に対してチャネル移動
通知信号(図7のM705)を送信し、以降、通話チャ
ネル上で信号の送受信を行う。
【0024】一方、電話回線3からの外線着信(図7の
M701)を受信した(図4のステップS401)主装
置2では、無線基地局10に対して回線接続要求(図7
のM702)を送信する(図4のステップS402)。
【0025】前記チャネル移動通知信号を受信した(図
5のステップS504)無線基地局10は、通話チャネ
ルへの移行を確認し、チャネル移動応答信号(図7のM
706)を無線電話機11に送信する(図5のステップ
S505)。引き続き無線基地局10は、主装置2に対
して回線接続通知(図7のM707)を送信し(図5の
ステップS506)、以降、通話中状態に遷移する。ま
た、使用可能な通話チャネルが存在しない場合(図5の
ステップS502におけるNO分岐)、無線基地局10
は、無線電話機11に対して回線切断処理を行い(図5
のステップS507)、アイドル状態に遷移する。
【0026】無線電話機11は、上記チャネル移動応答
信号を図7の「状態:(電話71)」で受信し、無線回
線の確立を確認した場合(図6のステップS610にお
けるYES分岐)、外線発信信号(図7のM708)を
無線基地局10に送信する(図6のステップS61
1)。外線発信信号を受信した無線基地局10は、主装
置2に対して外線発信(図7のM709)を送信する。
【0027】主装置2は、外線発信を図7の「状態:
(主72)」で受信した場合、発着信の衝突発生を調
べ、発着信の衝突発生を検出した場合(図4のステップ
S405におけるYES分岐)、無線基地局10に対し
て着信表示情報も含む状態通知(図7のM712)を送
信する(図4のステップS406)。引き続き、音声接
続要求(図7のM714)を無線基地局10に送信し、
局線インタフェース4と内線専用電話機インタフェース
6とを通話路スイッチ7で接続し(図4のステップS4
08)、通常の外線着信処理を行い、以降、通話中状態
に遷移する。
【0028】一方、発着信の衝突発生を検出しない場合
(図4のステップS405におけるNO分岐)、即ち通
常着信の場合、無線電話機11からの着信応答受信待ち
に遷移する(図4のステップS407)。次に、着信応
答を受信した場合(図4のステップS407におけるY
ES分岐)、図4のステップS408の処理を行い、以
降、通話中状態に遷移する。
【0029】前記回線接続通知を図7の「状態:(主7
1)」で受信(図4のステップS403)した主装置2
は、無線基地局10に対して外線着信(図7のM71
0)を送信する(図4のステップS404)。前記外線
着信(図7のM710)を受信した無線基地局10は、
無線電話機11に対して外線着信信号(図7のM71
1)を送信する。
【0030】無線電話機11は、前記外線着信信号(図
7のM711)を図7の「状態:(電話72)」で受信
すると、外線LED状態信号であるかを調べ(図6のス
テップS612)、外線LED状態信号であれば(図6
のステップS612におけるYES分岐)、主装置2に
外線発信要求が受諾されたとして、通常の発信処理であ
る外線表示部31の所定のLEDを制御する(図6のス
テップS613)。
【0031】また、外線LED状態信号でない場合(図
6のステップS612におけるNO分岐)、無線電話機
11は、状態不一致のため、受信したコマンドを廃棄し
(図6のステップS614)、主装置2からの状態通知
信号待ち(図6のステップS615)に遷移する。この
状態通知信号(図7のM713)を図7の「状態:(電
話73)」で受信した(図6のステップS615)無線
電話機11は、発着信衝突の表示情報を調べ、外線表示
部31による表示要求であれば外線表示部31の所定の
LEDを制御(例えば、周期:0.2秒の緑色の点滅)
する(図6のステップS616)。また、音声接続要求
信号(図7のM715)を受信すると(図6のステップ
S617)、無線電話機11内部の音声処理回路22に
よって無線回路部23とスピーカー34及びマイク35
を接続する。
【0032】スピーカー34では、主装置2により局線
インタフェース4と内線専用電話機インタフェース6と
が通話路スイッチ7により接続されているため、相手発
信者の声が聴取される。この時、無線電話機11と無線
基地局10との間では、無線回線上で通話中状態(図7
のM716)となる。また、主装置2と無線基地局10
との間では、有線回線上で通話中状態(図7のM71
7)となる。
【0033】また、発呼者が外線ボタンの押下からオフ
フックした場合、スピーカー表示部36のLEDを消灯
させ、無線電話機11内部の音声処理回路22を受話部
20と送話部21とに接続し、音量調整を行う。
【0034】次に、図8及び図9を参照して、前記通話
状態から無線電話機11において終話操作であるオンフ
ックが行われた場合の動作を説明する。
【0035】無線電話機11は、音声処理回路22と受
話部20及び送話部21を切断し、音量調整を行い、情
報表示部30の表示をクリアする。次に、オンフック信
号(図9のM901)を無線基地局10に送信する。前
記オンフック信号(図9の901)を受信した無線基地
局10は、主装置2にオンフック(図9のM902)を
送信する。主装置2では、オンフックの受信を監視して
おり(図8のステップS801)、オンフック(図9の
M902)を受信した主装置2は、無線基地局10に対
して音声切断要求(図9のM903)を送信し(図8の
ステップS802)、外線LED状態(図9のM90
5)を送信し(図8のステップS803)、時刻(図9
のM907)を送信し(図8のステップS804)、ア
イドル表示(図9のM909)を送信し(図8のステッ
プS805)、回線切断要求(図9のM911)を送信
する(図8のステップS806)。
【0036】前記音声切断要求(図9のM903)、外
線LED状態(図9のM905)、時刻(図9のM90
7)、アイドル表示(図9のM909)及び回線切断要
求(図9のM911)を受信した無線基地局10は、無
線電話機11に対して音声切断要求信号(図9のM90
4)を送信し、外線LED状態信号(図9のM906)
を送信し、時刻信号(図9のM908)を送信し、アイ
ドル表示信号(図9のM910)を送信し、回線切断要
求信号(図9のM912)を送信する。
【0037】前記音声切断要求信号(図9のM90
4)、外線LED状態信号(図9のM906)、時刻信
号(図9のM908)、アイドル表示信号(図9のM9
10)及び回線切断要求信号(図9のM912)を受信
した無線電話機11は、次のような動作を行う。
【0038】即ち、音声切断要求信号(図9のM90
4)を受信すると、音声処理回路22と無線回路23と
を切断し、外線LED状態信号(図9のM906)を受
信すると、外線表示部31の表示を制御する。また、時
刻信号(図9のM908)を受信すると、RAM27内
の時計データを更新し、アイドル表示信号(図9のM9
10)を受信すると、情報表示部30に日時の表示を行
う。また、回線切断要求信号(図9のM912)を受信
すると、回線切断確認信号(図9のM913)を無線基
地局10に送信し、無線回路部23をクローズする。
【0039】回線切断確認信号(図9のM913)を受
信した(図8のステップS807)無線基地局10は、
主装置2に回線切断確認(図9のM914)を送信す
る。回線切断確認(図9のM914)を受信した主装置
2は、終話処理を終了し、アイドル状態に遷移する。
【0040】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図10乃至図13に基づき説明する。なお、本実施例
に係る電話装置のシステム構成は、上述した第1実施例
と同一であるから、図1乃至図3及び図8,図9を流用
して説明する。
【0041】図10は、主装置2の動作を示すフローチ
ャート、図11は、無線基地局10の動作を示すフロー
チャート、図12は、無線電話機11の動作を示すフロ
ーチャート、図13は、主装置2と無線基地局10と無
線電話機11との間の信号のやり取りを示すシーケンス
図である。
【0042】無線電話機11では、発信要求があると
(図12のステップS1201のYES分岐)、その発
信要求を解析する(図12のステップS1202)。発
信要求が外線ボタンnの押下による場合(図12のステ
ップS1202のYES分岐)、外線表示部31の外線
ボタンnに対応するLEDを発信点滅(例えば、周期:
0.5秒の緑色の点滅)させる(図12のステップS1
206)。次にスピーカー表示部36のLEDを点灯さ
せ(図12のステップS1207)、無線電話機11内
部の音声処理回路22をスピーカー34及びマイク35
に接続し、音量調整を行う(図12のステップS120
8)。
【0043】また、発信要求が外線ボタンnの押下によ
らない場合(図12のステップS1202のNO分
岐)、発信要求がオフフックであるかをチェックする
(図12のステップS1203)。発信要求がオフフッ
クである場合(図12のステップS1203のYES分
岐)、スピーカー表示部36のLEDを消灯させ(図1
2のステップS1204)、無線電話機11内部の音声
処理回路22を受話部20と送話部21とに接続し、音
量調整を行う(図12のステップS1205)。また、
発信要求が外線ボタンnの押下による場合(図12のス
テップS1202のYES分岐)、外線ボタンnの押下
時と同様に、前記図12のステップS1207及びステ
ップS1208を行う。上記発信処理の終了後、情報表
示部31の表示をクリアする(図12のステップS12
09)。
【0044】次に、無線電話機11は、無線基地局10
に対して無線制御チャネル上で、外線発信による無線回
線の確立要求または無線電話機11の状態を含む接続通
知信号(図13のM1303)を送信する。接続通知信
号(図13のM1303)を受信(図11のステップS
1101)した無線基地局10は、該接続通知信号内に
含まれる各種の情報をRAM18内に格納する(図11
のステップS1102)。次に、使用可能な通話チャネ
ルが存在するかをチェックし(図11のステップS11
03)、使用可能な通話チャネルが存在する場合(図1
1のステップS1103のYES分岐)、接続応答信号
(図13のM1304)を無線電話機11に送信する
(図11のステップS1105)。接続応答信号(図1
3のM1304)を受信した無線電話機11は、無線制
御チャネルから無線通話チャネルに使用周波数を切り替
えて、無線基地局10に対してチャネル移動通知信号
(図13のM1305)を送信し、以降、通話チャネル
上で信号の送受信を行う。
【0045】一方、電話回線3からの外線着信(図13
のM1301)を受信した(図10のステップS100
1のYES分岐)主装置2では、無線基地局10に対し
て外線着信による無線回線の確立要求または主装置2の
状態を含む回線接続要求(図13のM1302)を送信
する(図10のステップS1002)。回線接続要求
(図13のM1302)を受信した無線基地局10は、
該回線接続要求内に含まれる各種の情報をRAM18内
に格納する(図11のステップS1102)。
【0046】前記チャネル移動通知信号(図13のM1
305)を受信した(図11のステップS1106のY
ES分岐)無線基地局10は、チャネルへの移行を確認
しチャネル移動応答信号(図13のM1306)を無線
電話機11に送信する(図11のステップS110
7)。引き続き無線基地局10は、RAM18内に格納
した情報を調べ、無線回線の確立中に無線電話機11に
外線着信要求(図13のM1302)が発生した場合
(図11のステップS1108のYES分岐)、主装置
2に対して発着信衝突を検出した旨を含む回線接続通知
(図13のM1307)を送信する(図11のステップ
S1110)。
【0047】一方、発着信衝突が検出されない場合(図
11のステップS1108のNO分岐)、通常の外線発
信処理と同様に、通常発信である旨を通知する回線接続
通知を送信する(図11のステップS1109)。ま
た、使用可能な通話チャネルが存在しない場合(図11
のステップS1103のNO分岐)、無線基地局10
は、無線電話機11に対して回線切断処理を行い(図1
1のステップS1104)、アイドル状態に遷移する。
【0048】無線電話機11は、前記チャネル移動応答
信号(図13のM1306)を受信し、無線回線の確立
を確認した場合(図12のステップS1210のYES
分岐)、外線発信信号(図13のM1308)を無線基
地局10に送信する(図12のステップS1211)。
外線発信信号(図13のM1308)を受信した無線基
地局10は、図13の「状態:(基地131)」におけ
る無線電話機11からの外線発信信号(図13のM13
08)を廃棄する。
【0049】前記発着信衝突が発生した旨を通知する情
報を含む回線接続通知(図13のM1307)を図13
の「状態:(主131)」で受信(図10のステップS
1003)した主装置2は、前記情報に従い発着信衝突
が発生していれば(図10のステップS1004のYE
S分岐)、通常の外線着信通知情報とは異なる発着信衝
突時の情報を含む外線着信(図13のM1309)を無
線基地局10に送信する(図10のステップS100
5)。引き続き主装置2は、音声接続要求(図13のM
1311)を無線基地局10に送信し、局線インタフェ
ース4と内線専用電話機インタフェース6とを通話路ス
イッチ7で接続し(図10のステップS1008)、通
話中状態に遷移する。
【0050】一方、発着信衝突が発生していない場合
(図10のステップS1004のNO分岐)、即ち、通
常着信の場合、通常の外線着信通知情報を送信し(図1
0のステップS1006)、無線電話機11からの着信
応答受信待ち(図10のステップS1007)に遷移す
る。次に、着信応答を受信した場合(図10のステップ
S1007のYES分岐)、前記図10のステップS1
008の処理を行い、通常の外線着信処理を行う。前記
外線着信(図13のM1309)を受信した無線基地局
10は、無線電話機11に対して外線着信信号(図13
のM1310)を送信する。
【0051】無線電話機11は、前記外線着信信号(図
13のM1310)を図13の「状態:(電話13
1)」で受信すると、外線発信信号(図13のM130
8)送信直後の受信信号が、外線LED状態信号である
かを調べて(図12のステップS1212)、外線LE
D状態信号であれば(図12のステップS1212のY
ES分岐)、主装置2に外線発信要求が受諾されたとし
て、通常の発信処理である外線表示部31のLEDを制
御する(図12のステップS1213)。また、外線L
ED状態信号でなければ(図12のステップS1212
のNO分岐)、無線電話機11は、前記外線着信信号
(図13のM1310)内に含まれる情報を調べて、外
線表示部31による表示要求であれば外線表示部31の
LEDを制御して(図12のステップS1214)、発
信点滅させる(例えば、点滅周期:0.25秒で緑
色)。また、音声接続要求信号(図13のM1312)
を受信すると(図12のステップS1215)、無線電
話機11内部の音声処理回路22をスピーカー34及び
マイク35に接続し、通話中状態に遷移する。
【0052】スピーカー34では、主装置2により局線
インタフェース4と内線専用電話機インタフェース6と
を通話路スイッチ7で接続されるため、相手発信者の声
が聴取される。この時、無線電話機11と無線基地局1
0との間では、無線回線上で通話状態となる(図13の
M1313)。また、主装置2と無線基地局10との間
では、有線回線上で通話状態となる(図13のM131
4)。
【0053】また、発呼者が外線ボタンの押下からオフ
フックした場合、スピーカー表示部36のLEDを消灯
させ、無線電話機11内部の音声処理回路22を受話部
20と送話部21とに接続し、音量調整を行う。
【0054】前記通話中状態から無線電話機11におい
て終話操作であるオンフックが行われた場合の動作は、
上述した第1実施例と同様である。
【0055】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を図14乃至図16に基づき説明する。なお、本実施例
に係る電話装置のシステム構成は、上述した第1実施例
と同一であるから、図1乃至図3及び図8,図9を流用
して説明する。
【0056】図14は、無線基地局10の動作を示すフ
ローチャート、図15は、無線電話機11の動作を示す
フローチャート、図16は、無線基地局10と無線電話
機11との間の信号のやり取りを示すシーケンス図であ
る。
【0057】無線電話機11では、発信要求があるかを
チェックし(図15のステッS1501)、発信要求が
あると(図15のステッS1501のYES分岐)、そ
の発信要求を解析する(図15のステッS1502)。
発信要求が外線ボタンnの押下による場合(図15のス
テッS1502のYES分岐)、外線表示部31の外線
ボタンnに対応するLEDを発信点滅(例えば、点滅周
期:0.5秒で緑色)させる(図15のステッS150
6)。次にスピーカー表示部36のLEDを点灯させ
(図15のステッS1507)、無線電話機11内部の
音声処理回路22をスピーカー34及びマイク35に接
続し、音量調整を行う(図15のステップS150
8)。
【0058】また、発信要求が外線ボタンnの押下によ
らない場合(図15のステッS1502のNO分岐)、
発信要求がオフフックであるかをチェックする(図15
のステッS1503)。発信要求がオフフックである場
合(図15のステッS1503のYES分岐)、スピー
カー表示部36のLEDを消灯させ(図15のステッS
1504)、無線電話機11内部の音声処理回路22を
受話部20と送話部21とに接続し、音量調整を行う
(図15のステッS1505)。また、発信要求がスピ
ーカーボタンの押下による場合(図15のステッS15
03のNO分岐)、外線ボタンnの押下時と同様に前記
図15のステップS1507及びステップS1508処
理を行う。上記発信処理の終了後、情報表示部30のL
EDの表示をクリアする(図15のステッS150
9)。
【0059】次に、無線電話機11は、無線基地局10
に対して無線制御チャネル上で、接続通知信号(図16
のM1602)を送信する。該接続通知信号(図16の
M1602)を受信(図14のステップ1401)した
無線基地局10は、使用可能な通話チャネルが存在する
かをチェックし(図14のステップ1402)、使用可
能な通話チャネルが存在する場合(図14のステップ1
402のYES分岐)、接続応答信号(図16のM16
03)を無線電話機11に送信する(図14のステップ
1403)。無線電話機11は、接続応答信号(図16
のM1603)を受信すると、無線制御チャネルから無
線通話チャネルに使用周波数を切り替えて、無線基地局
10に対してチャネル移動通知信号(図16のM160
4)を送信し、以降、通話チャネル上で信号の送受信を
行う。また、使用可能な通話チャネル存在しない場合
(図14のステップ1402のNO分岐)、無線基地局
10は、無線電話機11に対して回線切断処理を行い
(図14のステップS1408)、アイドル状態に遷移
する。
【0060】一方、無線回線確立中に電話回線3からの
外線着信(図16のM1601)を受信した無線基地局
10では、前記チャネル移動通知信号(図16のM16
04)を無線電話機11から受信すると(図14のステ
ップS1404)、チャネルへの移行を確認し、チャネ
ル移動応答信号(図16のM1605)を無線電話機1
1に送信する。この時、無線基地局10は、前記チャネ
ル移動応答信号(図16のM1605)に前記電話回線
3からの外線着信が発生した旨を通知する情報を付加す
る(図14のステップS1405)。引き続き無線基地
局10は、外線LED点滅情報を含む外線着信信号(図
16のM1606)を無線電話機11に送信し(図14
のステップS1406)、音声接続要求信号(図16の
M1607)を無線電話機11に送信して(図14のス
テップS1407)、通信中に遷移する。
【0061】無線電話機11は、前記チャネル移動応答
信号(図16のM1605)を受信し、無線回線の確立
を確認した場合(図15のステップS1510のYES
分岐)、引き続き前記チャネル移動応答信号(図16の
M1605)に含まれる各種情報を調べ、無線基地局1
0側の外線着信と無線電話機11の外線発信による発着
信衝突を検出した場合(図15のステップS1511の
YES分岐)、発信処理を中止し(図15のステップS
1513)、外線着信信号待ち(図15のステップS1
514)に遷移する。
【0062】また、発着信衝突が検出されない場合(図
15のステップS1511のNO分岐)、通常の外線発
信処理である外線発信信号を無線基地局10に送信する
(図15のステップS1512)。引き続き無線電話機
11が外線着信信号(図16のM1606)を受信する
(図15のステップS1514のYES分岐)と、該外
線着信信号(図16のM1606)内に含まれる表示手
段の情報を調べ、外線表示部31による表示要求であれ
ば、外線表示部31のLEDを制御(例えば、点滅周期
0.25秒で緑色)する(図15のステップS151
5)。また、音声接続要求信号(図16のM1607)
を受信する(図15のステップS1516)と、無線電
話機11内部の音声処理回路22によって無線回路部2
3とスピーカー34及びマイク35を接続する。
【0063】スピーカー34では、主装置2により局線
インタフェース4と内線専用電話機インタフェース6と
が通話路スイッチ7により接続されているため、相手発
信者の声が聴取される。この時、無線電話機11と無線
基地局10との間では、無線回線上で通話中状態(図1
6のM1608)となる。
【0064】また、発呼者が外線ボタンの押下からオフ
フックした場合、スピーカー表示部36のLEDを消灯
させ、無線電話機11内部の音声処理回路22を受話部
20と送話部21とに接続し、音量調整を行う。
【0065】次に、図8及び図9を参照して、前記通話
中状態から無線電話機11において終話操作であるオン
フックが行われた場合の動作を説明する。
【0066】無線電話機11は、音声処理回路22と受
話部20及び送話部21を切断し、音量調整を行い、情
報表示部30の表示をクリアする。次に、オンフック信
号を無線基地局10に送信する。前記オンフック信号を
受信した(図8のステップS801)無線基地局10
は、無線電話機11に対して音声切断要求信号を送信
(図8のステップS802)し、外線LED状態信号を
送信し(図8のステップS803)、時刻信号を送信し
(図8のステップS804)、アイドル表示信号を送信
し(図8のステップS805)、回線切断要求信号を送
信する(図8のステップS806)。
【0067】前記図8のステップS802乃至ステップ
S806に示す各種の信号を無線基地局10から受信し
た無線電話機11は、次のような動作を行う。
【0068】即ち、音声切断要求信号(図9のM90
4)を受信すると、音声処理回路22と無線回路23と
を切断し、外線LED状態信号(図9のM906)を受
信すると、外線表示部31の表示を制御する。また、時
刻信号(図9のM908)を受信すると、RAM27内
の時計データを更新し、アイドル表示信号(図9のM9
10)を受信すると、情報表示部30に日時の表示を行
う。また、回線切断要求信号(図9のM912)を受信
すると、回線切断確認信号(図9のM913)を無線基
地局10に送信し、無線回路部23をクローズする。
【0069】回線切断確認信号(図9のM913)を受
信した無線基地局10は、主装置2に回線切断確認(図
9のM914)を送信する。回線切断確認(図9のM9
14)を受信した(図8のステップS807)主装置2
は、終話処理を終了し、アイドル状態に遷移する。
【0070】(第4実施例)次に、本発明の第4実施例
を図17乃至図19に基づき説明する。なお、本実施例
に係る電話装置のシステム構成は、上述した第1実施例
と同一であるから、図1乃至図6を流用して説明する。
【0071】図17及び図18は、本発明の第4実施例
に係る電話装置のシステムにおける主装置2と無線基地
局10と無線電話機11との間の信号のやり取りを示す
シーケンス図、図19は、同電話装置のシステムにおけ
る無線電話機11の動作を示すフローチャートである。
【0072】まず、第1例を図17及び図19に基づき
説明する。無線電話機11による発信操作(図6のステ
ップS601〜ステップS609)と、無線回線確立処
理(図6のステップS610)と、外線発信信号送出
(図6のステップS611)については、上述した第1
実施例と同一である。また、無線基地局10による発信
処理(無線回線確立処理;図5のステップS501〜ス
テップS506)については、上述した第1実施例と同
一である。
【0073】主装置2では、回線接続通知(図17のM
1701)を図17の「状態:(主81)」で受信(図
4のステップS403)した場合、無線基地局10に対
して外線着信(図17のM1702)を送信する(図4
のステップS404)。該外線着信(図17のM170
2)を受信した無線基地局10は、無線電話機11に対
して外線着信信号(図17のM1703)を送信する。
【0074】無線電話機11は、前記外線着信信号(図
17のM1703)を図17の「状態:(電話81)」
で受信すると、外線発信信号送信直後の受信信号が、外
線LED状態信号であるかを調べ(図19のステップS
1901)、外線LED状態信号であれば(図19のス
テップS1901のYES分岐)、主装置2に外線発信
要求が受諾されたとして、通常の発信処理である外線表
示部31のLEDを制御し(図19のステップS190
2)、本処理動作を終了する。また、外線LED状態信
号でなければ(図19のステップS1901のNO分
岐)、無線電話機11は、状態不一致のため、受信した
コマンドを廃棄し(図19のステップS1903)、主
装置2からの状態通知コマンド待ち状態(図19のステ
ップS1904)に遷移する。
【0075】一方、外線発信要求を受信した主装置2で
は、発着信衝突の発生を調べ(図4のステップS40
5)、発着信衝突の発生を検出した場合(図4のステッ
プS405のYES分岐)、無線基地局10に対して着
信表示情報を含む状態通知(図17のM1704)を送
信する(図4のステップS406)。この時、送信する
着信表示情報の決定は、記憶領域部9に格納されている
無線電話機11の電話機種別に従う。これは、情報表示
部30の有無等により表示情報が無効になることを防ぐ
ためである。引き続き主装置2は、音声接続要求(図7
のM714)を無線基地局10に送信し、局線インタフ
ェース4と内線専用電話機インタフェース6とを通話路
スイッチ7で接続する(図4のステップS408)。
【0076】一方、発着信衝突の発生を検出しない場合
(図4のステップS405のNO分岐)、即ち、通常着
信の場合、無線電話機11からの着信応答受信待ち状態
に遷移する。次に、着信応答を受信した場合(図4のス
テップS407のYES分岐)、通常の外線着信処理を
行う。
【0077】前記状態通知(図17のM1704)を受
信した無線基地局10は、無線電話機11に対して状態
通知信号(図17のM1705)を図17の「状態:
(電話82)」で受信した(図19のステップS190
4)無線電話機11は、発着信衝突の表示情報を調べ
(図19のステップS1905)、外線表示部31によ
る表示要求であれば(図19のステップS1905のY
ES分岐)、外線表示部31のLEDを制御(例えば、
点滅周期0.25秒で緑色)する(図19のステップS
1909)。この後、本処理動作を終了する。また、情
報表示部30への表示情報であれば(図19のステップ
S1906のYES分岐)、情報表示部30に例えば、
「チャクシンシマシタ」または「チャクシンチュウ」等
の文字を表示する(図19のステップS1908)。こ
の後、本処理動作を終了する。
【0078】以降、音声接続要求信号を受信した際の処
理については、上述した第1実施例と同様である。
【0079】上述した第1実施例では、外線表示部31
のLEDの点灯パターンを通常の発信処理から発着信衝
突時の点灯パターンに切り替えることにより、発信者に
対して発信操作が取り消され、外線からの着信に応答し
たことを通知していたが、第4実施例の第1例のように
無線電話機11に設けられている情報表示部30にメッ
セージを表示することにより通知するようにしてもよ
い。
【0080】次に、第4実施例における第2例を図18
及び図19に基づき説明する。主装置2では、前記回線
接続通知(図18のM1801)を図18の「状態:
(主91)」で受信(図4のステップS403)する
と、無線電話機11に対して外線着信(図18のM18
02)を送信する(図4のステップS404)。該外線
着信(図18のM1802)を受信した無線基地局10
は、無線電話機11に対して外線着信信号(図18のM
1803)を送信する。
【0081】無線電話機11は、前記外線着信信号(図
18のM1803)を図18の「状態:(電話91)」
で受信すると、外線発信信号送信直後の受信信号が外線
LED状態信号であるかを調べ(図19のステップS1
901)、外線LED状態信号であれば(図19のステ
ップS1901のYES分岐)、主装置2に外線発信要
求が受諾されたとして、通常の発信処理である外線表示
部31のLEDを制御する(図19のステップS190
2)。また、外線LED状態信号でなければ(図19の
ステップS1901のNO分岐)、無線電話機11は、
状態不一致のため、受信したコマンドを廃棄し(図19
のステップS1903)、主装置2からの状態通知コマ
ンド待ち状態(図19のステップS1904)に遷移す
る。
【0082】一方、外線発信要求を受信した主装置2
は、発着信衝突の発生を調べ(図4のステップS40
5)、発着信衝突の発生を検出した場合(図4のステッ
プS405のYES分岐)、無線基地局10に対して着
信表示情報を含む状態通知(図18のM1804)を送
信する(図4のステップS406)。この時、送信する
着信表示情報の決定は、記憶領域部9に格納されている
無線電話機11の電話機種別に従う。これは、情報表示
部30の有無等により表示情報が無効になることを防ぐ
ためである。引き続き主装置2は、音声接続要求(図7
のM714)を無線基地局10に送信し、局線インタフ
ェース4と内線専用電話機インタフェース6とを通話路
スイッチ7で接続する(図4のステップS408)。一
方、発着信衝突の発生を検出しない場合(図4のステッ
プS405のNO分岐)、即ち、通常着信の場合、無線
電話機11からの着信応答受信待ち状態に遷移する。次
に、着信応答を受信した場合(図4のステップS407
のYES分岐)、通常の外線着信処理を行う。
【0083】前記状態通知(図18のM1805)を図
18の「状態:(電話92)」で受信した(図19のス
テップS1904のYES分岐)無線電話機11は、発
着信衝突の表示情報を調べ(図19のステップS190
5)、外線表示部31による表示要求であれば(図19
のステップS1905のYES分岐)、外線表示部31
のLEDを制御(例えば、点滅周期0.25秒で緑色)
する(図19のステップS1909)。この後、本処理
動作を終了する。また、着信通知音の鳴動が指示されて
いたならば(図19のステップS1906のNO分
岐)、スピーカー34のような音源出力装置で通常の着
信音とは異なる特殊な着信音を鳴動する(図19のステ
ップS1907)。その後、本処理動作を終了する。
【0084】以降、音声接続要求信号を受信した際の処
理については、上述した第1実施例と同一である。
【0085】上述した第1実施例では、外線表示部31
のLEDの点灯パターンを通常の発信処理から発着信衝
突時の点灯パターンに切り替えることにより、発信者に
対して発信操作が取り消され、外線からの着信に応答し
たことを通知していたが、第4実施例の第2例のように
無線電話機11に設けられているスピーカー34のよう
な音源出力装置により通常とは異なる特殊な着信音を鳴
動するようにしてもよい。
【0086】(その他の実施例)上述した第1実施例で
は、外線表示部31のLEDの点灯パターンを通常の発
信処理から発着信衝突時の点灯パターンに切り替えるこ
とにより、発信者に対して発信操作が取り消され、外線
からの着信に応答したことを通知していたが、このよう
な通知手段と、上述した第4実施例における第1例のよ
うに、無線電話機11に設けられている情報表示部30
にメッセージを表示することにより通知する手段と、上
述した第4実施例における第2例のように、無線電話機
11に設けられているスピーカー34のような音源出力
装置により通常とは異なる特殊な着信音を鳴動する手段
の3つを全て設けてもよい。
【0087】また、上述した各実施例においては、無線
基地局10と無線電話機11とを無線回線で接続し、該
回線の情報の送受信を制御チャネルと通話チャネルとを
備えたマルチチャネルアクセス方式の無線電話機11
と、無線基地局10を内線に収容する主装置2とで構成
されたボタン電話装置2に関して説明したが、これに限
られるものではなく、図20に示すような従来の有線方
式のボタン電話装置に対しても本発明は適用可能であ
る。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の電話装置に
よれば、主装置が無線電話機の外線発信と電話回線から
の外線着信との発着信衝突を検出した場合、無線電話機
に対して検出情報を通知することにより、無線電話機で
は、その情報により様々な表示方式で発呼者に外線着信
に応答した旨を通知することが可能になり、発呼者の予
期せぬ着信応答に対しての繊細なサービスを提供するこ
とができるという効果を奏する。
【0089】また、無線基地局が、主装置では検出でき
ない無線電話機の外線発信と電話回線からの外線着信と
の発着信衝突を検出した場合、無線電話機に対して検出
情報を通知することにより、無線電話機では、その情報
により様々な表示方式で発呼者に外線着信に応答した旨
を通知することが可能になり、発呼者の予期せぬ着信応
答に対しての、より一層繊細なサービスを提供すること
ができるという効果を奏する。
【0090】また、無線電話機が、主装置及び無線基地
局では検出できない無線電話機の外線発信と電話回線か
らの外線着信との発着信衝突を検出した場合、無線電話
機に対して検出情報を通知することにより、無線電話機
では、その情報により様々な表示方式で発呼者に外線着
信に応答した旨を通知することが可能になり、発呼者の
予期せぬ着信応答に対しての、更により一層繊細なサー
ビスを提供することができるという効果を奏する。
【0091】更に、通知手段(発光素子表示部、液晶表
示部、音源部等)の異なる無線電話機に対して、また、
一部通知手段の欠落している無線電話機に対しても、柔
軟に対応することができ、発着信衝突の発生を利用者
(発信者)に通知するサービスが様々な交換システムに
おいて提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電話装置のシステム
構成を示すブロック図である。
【図2】同システムにおける無線基地局の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同システムにおける無線電話機の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】同システムにおける主装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】同システムにおける無線基地局の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】同システムにおける無線電話機の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】同システムにおける主装置と無線基地局と無線
電話機との間の信号のやり取りを示すシーケンス図であ
る。
【図8】同システムにおける通話中状態から無線電話機
においてオンフックが行われた場合の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】同システムにおける通話中状態から無線電話機
においてオンフックが行われた場合の主装置と無線基地
局と無線電話機との間の信号のやり取りを示すシーケン
ス図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る電話装置のシステ
ムにおける主装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施例に係る電話装置のシステ
ムにおける無線基地局の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の第2実施例に係る電話装置のシステ
ムにおける無線電話機の動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】同システムにおける主装置と無線基地局と無
線電話機との間の信号のやり取りを示すシーケンス図で
ある。
【図14】本発明の第3実施例に係る電話装置のシステ
ムにおける無線基地局の動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】同システムにおける無線電話機の動作を示す
フローチャートである。
【図16】同システムにおける無線基地局と無線電話機
との間の信号のやり取りを示すシーケンス図である。
【図17】本発明の第4実施例に係る電話装置のシステ
ムにおける主装置と無線基地局と無線電話機との間の信
号のやり取りの第1例を示すシーケンス図である。
【図18】同システムにおける主装置と無線基地局と無
線電話機との間の信号のやり取りの第2例を示すシーケ
ンス図である。
【図19】同システムにおける無線電話機の動作を示す
フローチャートである。
【図20】従来の電話装置のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 電話装置 2 装置本体 3 電話回線 5 内線 8 制御部(検出手段) 9 記憶領域部(記憶手段) 10 無線基地局 10a無線基地局 10b無線基地局 11 無線電話機 11a無線電話機 11b無線電話機 24 制御部(処理中止手段) 30 情報表示部(通知手段) 31 外線表示部(通知手段) 34 スピーカー(通知手段) 36 スピーカー表示部(通知手段)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局を内線に収容する主装置と、
    前記無線基地局と無線回線を介して接続され且つ該無線
    回線の情報の送受信を無線通信により行う無線電話機と
    からなる電話装置において、前記主装置は、前記無線電
    話機の外線発信と前記無線電話機への外線着信との発着
    信衝突を検出する検出手段と、該検出手段の検出情報を
    前記無線電話機へ通知する通知手段とを備え、前記無線
    電話機は、前記主装置から受信した前記検出情報を利用
    者に通知する通知手段を備えたことを特徴とする電話装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話装置において、前記
    主装置が前記無線基地局であることを特徴とする電話装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電話装置において、前記
    無線電話機は、任意の外線ボタンの押下による外線発信
    に対して点灯する外線表示部と、該外線表示部を点滅さ
    せる点滅手段とを備え、前記外線表示部を前記通知手段
    としたことを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電話装置において、前記
    通知手段は、前記検出情報を視覚的に通知するものであ
    ることを特徴とする電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電話装置において、前記
    通知手段は、前記検出情報を聴覚的に通知するものであ
    ることを特徴とする電話装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の電話装置において、前記
    主装置は、前記無線電話機の種別を記憶する記憶手段
    と、前記検出手段が発着信衝突を検出した時に前記無線
    電話機の種別に対応した検出情報を前記無線電話機に通
    知する第2の通知手段とを備えたことを特徴とする電話
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の電話装置において、前記
    外線表示部は、発光素子表示器であることを特徴とする
    電話装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の電話装置において、前記
    外線表示部は、液晶表示器であることを特徴とする電話
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の電話装置において、前記
    通知手段は、発光素子表示器であることを特徴とする電
    話装置。
  10. 【請求項10】 請求項4記載の電話装置において、前
    記通知手段は、液晶表示器であることを特徴とする電話
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項5記載の電話装置において、前
    記通知手段は、前記無線電話機のスピーカーであること
    を特徴とする電話装置。
  12. 【請求項12】 請求項2記載の電話装置において、前
    記無線電話機は、無線回線確立時に前記無線電話機の状
    態を前記無線基地局に通知する第2の通知手段を備え、
    前記主装置は、前記無線基地局への無線回線確立要請時
    に前記主装置の状態を前記無線基地局に通知する第3の
    通知手段を備えたことを特徴とする電話装置。
  13. 【請求項13】 無線基地局を内線に収容する主装置
    と、前記無線基地局と無線回線を介して接続され且つ該
    無線回線の情報の送受信を無線通信により行う無線電話
    機とからなる電話装置において、前記無線基地局は、前
    記無線電話機との無線回線確立時に前記無線基地局の状
    態を前記無線電話機に通知する通知手段を備え、前記無
    線電話機は、前記通知手段により通知された前記無線基
    地局の状態と前記無線電話機の状態とが一致するか否か
    を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づい
    て前記無線電話機における任意の処理を中止する処理中
    止手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の電話装置において、
    前記無線電話機は、前記検出手段の検出結果を通知する
    第2の通知手段を備えたことを特徴とする電話装置。
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